説明

機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム、および記憶媒体

【課題】ネットワークに接続されている機器を効率的に管理することができる機器管理システムを提供する。
【解決手段】1又は複数の機器に、ネットワークを介して応答を要求し、機器それぞれから応答を受信するポーリング制御部247と、機器識別情報に、応答の受信の有無を表すステータスと、応答が受信された日時を対応付けた機器情報テーブルを記憶するHDD108と、応答を受信した場合は、応答有りと、日時を、応答を受信した機器識別情報に対応するレコードに記録し、応答を受信しなかった場合は、応答無しを、応答を受信しなかった機器識別情報に対応するレコードに記録する機器情報更新部245と、対応するステータスが応答無しを示し、かつ、対応する日時からの経過時間が所定の期間を超えている機器識別情報をHDD108から読み出して出力する表示制御部232と、を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ネットワークに接続された機器を管理する機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム、および記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、同一ネットワークに接続して使用される機器の大量化に伴い、ネットワークに接続された機器を管理する機器管理システムが普及している。機器が大量にネットワークに接続されている場合、機器の入れ替え等で、古い機器が既にネットワーク上から存在していない状態が続くが、機器管理システムがその検出を自動的に行うことは困難である。その理由として、機器管理システムとしては、機器と通信ができるかどうかの判断はできるが、機器が電源オフのため通信できないのか、既にネットワークに接続されていないために通信できないのかを特定することが遠隔からは非常に難しいという実態がある。
【0003】
そこで、機器が電源オンにされている状態で、機器の動作をチェックし、応答の有無により機器の接続状態を把握する方法が提供されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、機器が電源オンの状態にされている期間であるスケジュール情報を予め記憶部に記憶しておき、このスケジュール情報に基づいて、監視対象の機器が動作状態にあるか否かを判定し、動作状態にないと判定された場合にエラー報告を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の方法では、管理対象の機器の一覧は、応答ありの機器も、応答なしの機器もともに表示されるため、管理者は、応答なしの機器を容易に把握することができない。従って、管理者は、管理対象の機器の一覧から、応答なしの機器を個別にフィルタする作業が必要となり、機器を効率的に管理することができず機器管理が煩雑である。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークに接続されている機器を効率的に管理することができる機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム、および記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置であって、前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力制御部と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置であって、前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、1又は複数の機器に、ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力ステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、1又は複数の機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除ステップと、を含むことを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置とを備えた機器管理システムであって、前記機器管理装置は、前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力制御部と、を備え、前記機器は、前記機器管理装置から前記応答の要求を受信した場合に、前記ネットワークを介して前記機器管理装置に応答を送信する送信部、を備えることを特徴とする。
【0011】
また、本発明は、1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置とを備えた機器管理システムであって、前記機器管理装置は、前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除部と、を備え、前記機器は、前記機器管理装置から前記応答の要求を受信した場合に、前記ネットワークを介して前記機器管理装置に応答を送信する送信部、を備えることを特徴とする。
【0012】
また、本発明は、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、1又は複数の機器に、ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力ステップ、として実行させることを特徴とする。
【0013】
また、本発明は、コンピュータに実行させるためのプログラムであって、1又は複数の機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除ステップ、として実行させることを特徴とする。
【0014】
また、本発明は、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータに、1又は複数の機器に、ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力ステップ、として実行させることを特徴とする。
【0015】
また、本発明は、プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピュータに、1又は複数の機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除ステップ、として実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明によれば、ネットワークに接続されている機器を効率的に管理することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】図1は、本発明の実施の形態1および2にかかる機器管理システム1の概要図である。
【図2】図2は、本実施形態にかかる機器管理装置100のハードウェア構成図である。
【図3】図3は、機器管理装置100のソフトウェア構成例を示す図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態1にかかる機器管理装置100および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。
【図5】図5は、HDD108に記憶されている機器情報テーブルの一例を示す図である。
【図6】図6は、機器一覧の表示処理の手順を示すシーケンス図である。
【図7】図7は、応答なしフィルタが付加されていない通常の表示画面の一例を示す図である。
【図8】図8は、応答なしフィルタが付加された場合の表示画面の一例を示す図である。
【図9】図9は、本発明の実施の形態2にかかる機器管理装置400および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。
【図10】図10は、機器情報の削除処理の手順を示すシーケンス図である。
【図11】図11は、本発明の実施の形態3にかかる機器管理システム2の概要図である。
【図12】図12は、本発明の実施の形態3にかかる機器管理装置500および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。
【図13】図13は、実施の形態3にかかるメール送信処理の手順を示すシーケンス図である。
【図14】図14は、本発明の実施の形態4にかかる機器管理装置600および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。
【図15】図15は、実施の形態4にかかるメール送信処理の手順を示すシーケンス図である。
【図16】図16は、実施の形態1〜4にかかる管理対象機器200としての複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる機器管理装置、機器管理システム、機器管理方法、機器管理プログラム、および記憶媒体の最良な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1にかかる機器管理システム1の概要図である。図1に示すように、機器管理システム1は、MFP(Multifunction Peripheral)やLP(Laser Printer)等の1又は複数の管理対象機器200と、1又は複数のクラインアントPC(Personal Computer)300と、機器管理装置100が、ネットワーク90に接続されている。
【0020】
このようなシステム構成により、機器管理装置100は、当該装置において動作する機器管理機能により管理対象機器200の状態を監視し、管理している。また、機器管理装置100は、PC300に対して、管理対象機器200の状態に関する各種情報を提供している。
【0021】
次に、機器管理装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、本実施形態にかかる機器管理装置100のハードウェア構成図である。図2に示すように、機器管理装置100は、入力装置101と、表示装置102と、ドライブ装置103と、RAM(Random Access Memory)104と、ROM(Read Only Memory)105と、CPU106と、インタフェース装置107と、HDD(Hard Disk Drive)108を主に備え、それぞれがバスで相互に接続されている。
【0022】
入力装置101は、キーボード及びマウス等であり、ユーザによる機器管理装置100への操作信号の入力を受け付ける。表示装置102は、ディスプレイ等であり、機器管理装置100による処理結果等を表示する。
【0023】
インタフェース装置107は、機器管理装置100及び管理対象機器200をネットワーク90に接続するインタフェースである。これにより、機器管理装置100は、インタフェース装置107を介して、管理対象機器200とデータ通信が可能となる。
【0024】
HDD108は、各種プログラム及びデータを記憶する。記憶されるプログラム及びデータには、たとえば、機器管理装置100全体を制御する情報処理プログラム、及び情報処理システム上において各種機能を提供するアプリケーション等がある。また、HDD108は、記憶している上記プログラム及びデータを、所定のファイルシステム及び/又はDB(Data Base)により管理している。
【0025】
ドライブ装置103は、着脱可能な記録媒体103aとのインタフェースである。これにより、機器管理装置100は、ドライブ装置103を介して、記録媒体103aの読み取り、及び書き込みが可能となる。
【0026】
ROM105は、電源を切っても内部データを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM105には、機器管理装置100が起動されるときに実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、機器管理装置100のシステム設定、及びネットワーク関連設定などのデータが格納されている。
【0027】
RAM104は、各種記憶装置から読み出されたプログラム及びデータを一時保持する揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。CPU106は、RAM104上に読み出したプログラムを実行することにより、機器管理装置100の全体制御及び各種搭載機能の動作を実現する。
【0028】
このようなハードウェア構成により、機器管理装置100は、例えば、HDD108からRAM104上に読み出したプログラム(機器管理プログラム)をCPU106により実行し、機器管理機能を実現することができる。
【0029】
次に、機器管理装置100におけるソフトウェア構成について説明する。図3は、機器管理装置100のソフトウェア構成例を示す図である。図3に示すように、機器管理装置100は、httpd(Hyper Text Transfer Protocol Daemon)21と、WebPage生成部22と、FrontEnd部23と、機器管理部24を主に含むソフトウェア部品郡がインストールされている。
【0030】
httpd21は、情報処理システムに常駐するWebサーバ上のプログラムであり、ブラウザからの動作要求を受け付け、その要求に応じてサーバ内に蓄積されたコンテンツを送信する。
【0031】
WebPage生成部22は、httpd21で受け付けた要求を基にブラウザ上に表示させるWebページを生成する。
【0032】
FrontEnd部23は、WebPage生成部22でWebページの生成に必要なデータを後述する機器管理部24から取得し、取得したデータを基にWebページ生成用のデータに加工する。
【0033】
機器管理部24は、機器管理機能を実現するために、管理対象機器200の監視、機器情報の取得、及び取得情報の管理などの各種データ管理、ならびに、要求に応じた検索及び更新などの各種データ操作を行う。
【0034】
つまり、機器管理部24が、機器管理装置100で動作する機器管理機能を実現するソフトウェア部品に相当する。httpd21、WebPage生成部22、及びFrontEnd部23等は、PC300に対する情報提供機能を実現するためのソフトウェア部品に相当する。
【0035】
次に、機器管理装置100および管理対象機器200の機能構成について説明する。図4は、本発明の実施の形態1にかかる機器管理装置100および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。図4では、機器管理装置100については、FrontEnd部23と、機器管理部24の機能構成、および管理対象機器200の機能構成を示している。
【0036】
図4に示すように、機器管理装置100の機器管理部24は、機器一覧取得部241と、監視タイマ部246と、ポーリング制御部247と、通信制御部248と、HDD108を主に備え、FrontEnd部23は、機器一覧表示情報取得部231と、表示制御部232と、表示部233を主に備える。
【0037】
HDD108は、システム情報や、機器情報テーブルを記憶する。ここで、システム情報とは、システム全体で使用する値の情報であり、使用する値としては、例えば、ポーリングを実行する間隔を定める一定期間の値がある。一定期間の値として、所定の日数が定められる。また、機器情報テーブルとは、機器のIPアドレスに、機器のモデル名称と、ステータスと、最終更新日時が対応付けられたテーブルのことである。なお、機器情報とは、これらのうち、機器のIPアドレスと、モデル名称と、ステータスのことである。
【0038】
図5は、HDD108に記憶されている機器情報テーブルの一例を示す図である。図5に示すように、機器情報テーブルには、例えば、1番目のレコードでは、IPアドレス「192.168.1.101」に、モデル名称「Model A」と、ステータス「注意」と、最終更新日時「2009/05/01 15:0000:00」が対応付けられている。ここで、ステータスとしては、故障のおそれありを示す「注意」のほか、「応答なし」、「使用可」、「トナー残りわずか」、「紙詰まり」、「カバーオープン」等の機器の状態が種類別に示されている。
【0039】
機器一覧取得部241は、機器応答判断部242と、機器情報取得部243と、フィルタリング部244と、機器情報更新部245を備え、機器一覧表示情報取得部231からの機器一覧取得依頼の受信に従って、これら各部により機器一覧を取得する。ここで、機器一覧とは、表示部233や、クライアントPC300の表示装置に表示される機器情報の一覧のことである。また、機器一覧取得依頼とは、機器一覧を取得する依頼要求のことである。
【0040】
機器情報取得部243は、機器一覧取得部241からの取得要求により、通信制御部248を介して、機器からMIB(Management Information Base)情報を取得し、取得したMIB情報から機器情報を取得する。ここで、MIB情報とは、SNMP(Simple Network Management Protocol)で管理されるネットワーク機器が、機器状態を外部に知らせるために公開する情報であり、機器情報を含む。機器情報取得部243は、取得したMIB情報をHDD108に保存する。
【0041】
機器応答判断部242は、ポーリング制御部247によるポーリングに基づいて、機器からの応答の有無を判断する。
【0042】
機器情報更新部245は、機器応答判断部242により判断された応答結果、および機器情報取得部243により取得された機器情報に基づいて、HDD108に記憶されている機器情報テーブルを更新する。なお、機器応答判断部242と、機器情報更新部245は、本発明の記録部に相当する。
【0043】
具体的には、機器応答判断部242により応答ありと判断された機器については、機器情報取得部243により取得された機器情報から、機器情報テーブルの当該機器のIPアドレスに対応付けられているステータスを、取得された機器情報に含まれるステータスに書き換える。また、機器情報テーブルの当該機器のIPアドレスに対応付けられている最終更新日時を、機器情報取得部243が機器から機器情報を取得した日時に書き換える。
【0044】
一方、機器応答判断部242により応答なしと判断された機器については、機器情報テーブルの当該機器のIPアドレスに対応付けられているステータスを、応答なしに書き換える。ここで、応答なしと判断された機器については、対応する最終更新日時の書き換えは行わないことにより、応答ありの最終更新日時を保存する。
【0045】
フィルタリング部244は、機器情報テーブルを参照し、登録されている機器の機器IDのうち、ステータスが、「応答無し」を示し、最終更新日時からの経過時間が所定の期間を超えている機器を選別し、選別した機器の機器情報と最終更新日時を、機器一覧として、HDD108に保存する。
【0046】
ここで、所定の期間の設定については、機器毎またはグループ毎に設定することができる。例えば、拠点や、部署といった、機器の使用頻度が異なるグループ毎に所定の期間を変更することができる。
【0047】
また、各機器の過去の稼動期間に応じて設定することが可能である。例えば、過去の1週間のポーリングによる応答なしの履歴を保有する。1時間毎にポーリングするのであれば、過去24(時間)×7(日)=168回のうち、応答なしは何回だったかの履歴を保有しておく。そして、その値によって期間を変更することができる。すなわち、応答なしの回数が少ない機器は期間を短めに設定し、応答なしの回数が多い機器は長く設定することとする。
【0048】
このように、最終更新日時からの所定の期間を機動的に変更する構成とすることにより、より正確に、かつ効率的に機器を管理することができる。
【0049】
ポーリング制御部247は、ポーリング処理に関するスレッド処理の制御を行う。ポーリング制御部247は、処理スレッドを起動して、機器情報取得部243や機器情報更新部245の呼び出しを実施する。
【0050】
ここで、スレッドについて簡単に説明する。スレッドとは、マルチスレッドに対応したOS(Operating System)上でのソフトウェアの実行単位である。1つのプログラムは、最低1つのスレッドを有する。同じプログラムに属するスレッドは、RAM104上のワークエリアなどのリソースを共有する。また、起動された複数のスレッドは、並列処理、すなわち、CPU106を交互に占有することによって見かけ上の同時実行が可能となる。
【0051】
ポーリング制御部247は、現在起動中のスレッドの数(以下、起動スレッド数という。)を管理し、最大スレッド数に基づいて新規スレッドを起動する。このようにして、機器情報取得部243や機器情報更新部245は、複数のスレッドにより並列実行される。ポーリング制御部247により起動されたスレッドは、管理対象機器200へ情報取得要求を行う前に、機器応答判断部242に対して機器応答の確認要求を行う。
【0052】
機器応答判断部242は、ポーリング制御部247からの確認要求に対する管理対象機器200からの応答の有無を判定する。例えば、機器応答判断部242は、情報取得要求を行う前段階で、応答確認のための要求(ダミー要求)を行い、管理対象機器200からの応答の有無を判定し、判定した応答の有無の結果をスレッドに応答する。
【0053】
監視タイマ部246は、ポーリング制御部247に対し、一定の時間間隔に従ってポーリング処理の開始を指示することで、機器情報を取得するタイミングを制御する。
【0054】
通信制御部248は、ネットワーク90を介して、管理対象機器200との通信を制御する。なお、通信には、機器のIPアドレスが使用される。
【0055】
機器一覧表示情報取得部231は、WebPage生成部22から機器一覧の情報(以下、機器一覧情報という。)を取得する依頼(以下、機器一覧情報取得依頼という。)を受信すると、機器一覧取得部241から機器一覧表示情報を取得し、取得した機器一覧情報を表示する表示部233、またはクライアントPC300の表示装置に応じて表示用の情報に変換する。機器一覧情報取得部231は、変換した機器一覧情報を表示制御部232、またはクライアントPC300に送信する。
【0056】
表示制御部232は、機器一覧表示情報取得部231により変換された機器一覧情報の表示画面を、表示部233に表示する。
【0057】
次に、管理対象機器200については、図4に示すように、通信制御部201と、HDD202とを主に備える。
【0058】
HDD202は、MIB情報を記憶する。通信制御部201は、ネットワーク90を介して、機器管理装置100との通信を制御する。なお、通信には、機器のIPアドレスが使用される。
【0059】
次に、機器一覧の表示処理の手順を説明する。図6は、機器一覧の表示処理の手順を示すシーケンス図である。
【0060】
クライアントPC300は、機器一覧の表示画面として、httpd21に応答なしフィルタの選択を送信する(ステップS1)。ここで、応答なしフィルタとは、機器一覧取得部241によりフィルタされる条件を、ポーリングによる応答結果が、応答なしであって、最終更新日時から一定の日数が経過していることとするものである。
【0061】
httpd21は、応答なしフィルタが選択された機器一覧画面生成依頼をWebPage生成部22に送信する(ステップS2)。WebPage生成部22は、機器一覧表示情報取得部231に、応答なしフィルタが選択された機器一覧情報取得依頼を送信する(ステップS3)。
【0062】
機器一覧表示情報取得部231は、WebPage生成部22から、応答なしフィルタが選択された機器一覧画面生成依頼を受信すると、機器一覧取得部241にフィルタ条件が付加された機器一覧情報の取得を依頼する(ステップS4)。
【0063】
機器一覧取得部241は、ポーリング制御部247に一定期間のポーリング開始の指示を送信する(ステップS5)。ポーリング制御部247は、機器情報テーブルに登録されている管理対象機器200に対して、一定期間ポーリングし、ポーリング結果を機器一覧取得部241に送信する(ステップS6)。
【0064】
機器一覧取得部241は、ポーリング制御部247からポーリング結果を受信すると、管理対象機器200に機器情報の要求を送信する(ステップS7)。機器情報の要求を受信した管理対象機器200は、HDD202から自機の機器情報を取得し、機器一覧取得部241に送信する(ステップS8)。なお、ステップS7およびステップS8の処理は、HDD108の機器情報テーブルに登録されている機器数だけループされる。
【0065】
機器一覧取得部241は、管理対象機器200からの応答の有無および最終更新日時に基づき、フィルタ条件を満たすか否かを確認する(ステップS9)。機器一覧取得部241は、フィルタ条件を満たす管理対象機器200の機器情報テーブルのレコードを機器一覧としてHDD108に格納する(ステップS10)。具体的には、機器一覧取得部241は、応答結果が応答なしであって、最終更新日時から一定の日数が経過していることをフィルタ条件とする。なお、応答なしを示した機器については、機器情報更新部245は、当該機器に対応するレコードの最終更新日時を書き換えないため、実質的には、応答なしを示す機器に対応するレコードの最終更新日時は、最終通信日時を示すこととなる。
【0066】
機器一覧取得部241は、機器一覧を機器一覧表示情報取得部231に送信する(ステップS11)。機器一覧表示情報取得部231は、受信した機器一覧を表示用情報に変換する(ステップS12)。機器一覧表示情報取得部231は、表示部233に表示用情報を表示画面として表示する(ステップS13)。
【0067】
機器一覧表示情報取得部231は、また、表示用情報に変換された機器一覧を、WebPage生成部22に送信する(ステップS14)。WebPage生成部22は、受信した機器一覧の表示画面(以下、機器一覧画面という。)を生成する(ステップS15)。
【0068】
WebPage生成部22は、生成した機器一覧画面の情報(以下、機器一覧画面情報という。)をhttpd21に送信する(ステップS16)。httpd21は、受信した機器一覧画面情報を、クライアントPC300に送信する(ステップS17)。クライアントPC300は、受信した機器一覧画面情報に基づいて、応答なしフィルタが付加された機器一覧画面を表示装置に表示する(ステップS18)。
【0069】
ここで、応答なしフィルタが付加されていない通常の機器一覧画面と、応答なしフィルタが付加された機器一覧画面について説明する。図7は、応答なしフィルタが付加されていない通常の機器一覧画面の一例を示す図である。図7に示すように、表示制御部232、またはクライアントPC300は、機器からの応答の有無にかかわらず、HDD108の機器情報テーブルに登録されている機器の機器情報をすべて表示している。一方、図8は、応答なしフィルタが付加された場合の機器一覧画面の一例を示す図である。図8に示すように、表示制御部232、またはクライアントPC300は、機器一覧取得部241により、ステータスが「応答なし」を示し、最終更新日時から一定の日数が経過しているレコードだけが取得された機器一覧を表示している。
【0070】
このように、応答なしの機器であって、最終通信日時から一定期間経過している機器の機器情報を抽出することにより、ネットワークに接続されている機器を効率的に管理することができる。
【0071】
(実施の形態2)
実施の形態1では、すでにネットワークに接続されていない機器を検出し、検出した機器の識別情報を表示した。これに対し、本実施の形態では、機器管理装置は、すでにネットワークに接続されていない機器を検出し、検出した機器の識別情報を機器情報テーブルから削除することにより、機器を管理する。
【0072】
機器管理装置400および管理対象機器200の機能構成について説明する。なお、機器管理システム、および機器管理装置400のハードウェア構成については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0073】
図9は、本発明の実施の形態2にかかる機器管理装置400および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。図9では、機器管理装置400については、FrontEnd部23と、機器管理部24の機能構成、および管理対象機器200の機能構成を示している。
【0074】
図9に示すように、機器管理装置400の機器管理部24は、機器情報取得部243と、機器情報更新部245と、削除機器検出部401と、機器情報削除部402と、監視タイマ部246と、ポーリング制御部247と、通信制御部248と、HDD108を主に備え、FrontEnd部23は、機器一覧表示情報取得部231を主に備える。
【0075】
削除機器検出部401と、機器情報削除部402の機能および構成について説明する。なお、削除機器検出部401と、機器情報削除部402以外の各部の機能および構成については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0076】
削除機器検出部401は、フィルタリング部244を備え、フィルタリング部244によりフィルタした機器情報から、削除対象となる機器(以下、削除対象機器という。)を検出する。なお、削除機器検出部401は、本発明の機器管理部に相当する。
【0077】
機器情報削除部402は、削除機器検出部401により検出された削除対象機器の機器情報を、機器情報テーブルから削除する。なお、機器情報削除部402は、本発明の機器管理部に相当する。
【0078】
次に、機器情報テーブルから削除対象機器の機器情報を削除する削除処理の手順について説明する。図10は、機器情報の削除処理の手順を示すシーケンス図である。
【0079】
監視タイマ部246は、一定時間待機し(ステップS21)、ポーリング制御部247に一定期間のポーリング開始の指示を送信する(ステップS22)。ポーリング制御部247は、機器情報テーブルに登録されている管理対象機器200に対して、一定期間ポーリングし、ポーリング結果を機器応答判断部242に送信する(ステップS23)。
【0080】
機器応答判断部242は、ポーリング制御部247によるポーリングにより応答の有無を判断し、応答ありと判断した場合は、機器情報更新部245に応答ありを送信する(ステップS24)。機器情報更新部245は、機器情報取得部243に機器情報の取得依頼を送信し(ステップS25)、機器情報取得部243は、管理対象機器200から機器情報を取得する(ステップS26)。
【0081】
管理対象機器200は、HDD202から自機の機器情報を取得し、機器情報取得部243に送信する(ステップS27)。機器情報取得部243は、受信した機器情報を機器情報更新部245に送信し(ステップS28)、機器情報更新部245は、HDD108に記憶されている機器情報テーブルを更新する(ステップS29)。具体的には、機器応答判断部242により応答ありと判断された管理対象機器200から取得した機器情報に基づいて、当該機器情報に含まれる機器のステータスと、当該機器情報の取得日時を最終更新日時として書き換える。
【0082】
一方、機器応答判断部242は、応答なしと判断した場合は、機器情報更新部245に応答なしを送信し(ステップS30)、機器情報更新部245は、HDD108に記憶されている機器情報テーブルを応答なしに更新する(ステップS31)。
【0083】
機器応答判断部242は、応答なしと判断した場合は、また、削除機器検出部401にも応答なしを送信する(ステップS32)。削除機器検出部401は、応答なしを受信した管理対象機器200が機器削除要件を満たすか否かを確認する(ステップS33)。ここで、機器削除要件とは、機器を削除するための要件であって、フィルタリング部244によるフィルタ条件を満たすことである。具体的には、機器情報テーブルのステータスが、応答なしであって、最終更新日時から一定の期間が経過していることである。
【0084】
機器削除要件を満たす場合は、削除機器検出部401は、機器情報削除部402に機器情報テーブルから、削除対象機器を削除する依頼を送信し(ステップS34)、機器情報削除部402は、機器情報テーブルから削除対象機器のレコードを削除する(ステップS35)。
【0085】
このように、機器情報テーブルから、応答なしと判断された機器であって、最終更新日時から一定期間が経過している機器の機器情報を削除することにより、効率的に機器を管理することができる。
【0086】
(実施の形態3)
実施の形態1では、すでにネットワークに接続されていない機器を検出し、検出した機器の識別情報を表示した。これに対し、本実施の形態では、すでにネットワークに接続されていない機器を検出した場合に、クライアントPC300にメールを送信する。
【0087】
図11は、本発明の実施の形態3にかかる機器管理システム2の概要図である。図11に示すように、機器管理システム2は、機器やLP等の1又は複数の管理対象機器200と、1又は複数のクラインアントPC300と、機器管理装置500と、メールを送受信するSMTPサーバ800が、ネットワーク90に接続されている。なお、機器管理装置500のハードウェア構成、および機能構成については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0088】
次に、機器管理装置500および管理対象機器200の機能構成について説明する。図12は、本発明の実施の形態3にかかる機器管理装置500および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。図12では、機器管理装置500については、FrontEnd部23と、機器管理部24の機能構成、および管理対象機器200の機能構成を示している。
【0089】
図12に示すように、機器管理装置500の機器管理部24は、メール送信情報取得部501と、監視タイマ部246と、ポーリング制御部247と、通信制御部248と、メール送信部502と、HDD108を主に備え、FrontEnd部23は、機器一覧表示情報取得部231を主に備える。
【0090】
メール送信情報取得部501と、メール送信部502について説明する。なお、メール送信情報取得部501と、メール送信部502以外の各部の機能および構成については、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0091】
メール送信情報取得部501は、フィルタリング部242と、機器情報取得部243を備え、機器情報更新部245により更新された機器情報テーブルから、フィルタされた機器情報を取得する。
【0092】
メール送信部502は、メール送信情報取得部501により取得された機器情報を、管理者のメールアドレスあてにメール送信する。なお、メール送信は、通信制御部248を介して、SMTPサーバ800に送信された後、メールアドレスの宛先に送信される。
【0093】
次に、応答なしフィルタにより取得された機器情報をメール送信するメール送信処理の手順について説明する。図13は、実施の形態3にかかるメール送信処理の手順を示すシーケンス図である。
【0094】
クライアントPC300は、応答なしフィルタの選択をメール送信情報取得部501に送信し(ステップS41)、メール送信情報取得部501は、機器情報取得部243に、機器情報の取得依頼を送信する(ステップS42)。機器情報取得部243は、ポーリング制御部247に一定期間のポーリング開始の指示を送信し(ステップS43)、ポーリング制御部247は、機器情報テーブルに登録されている管理対象機器200に対して、一定期間ポーリングし、ポーリング結果を機器情報取得部243に送信する(ステップS44)。
【0095】
機器情報取得部243は、管理対象機器200に機器情報の取得を要求し(ステップS45)、管理対象機器200から機器情報を取得すると(ステップS46)、取得した機器情報をメール送信情報取得部501に送信する(ステップS47)。
【0096】
メール送信情報取得部501は、受信した機器情報がフィルタ条件を満たすか否かを確認する(ステップS48)。具体的には、受信した機器情報が、応答なしで、最終更新日時から一定期間が経過しているか否かを確認する。フィルタ条件を満たす場合は、条件を満たす機器情報をHDD108に格納し(ステップS49)、メール送信部502にメール送信を依頼する(ステップS50)。メール送信部502は、クライアントPC300のメールアドレスに機器情報を送信する。
【0097】
これにより、メールを受信したクライアントPC300は、メールに記載されている機器情報のネットワークの接続状況を確認した上で、実際にネットワークに接続されていないことを確認した場合に機器情報テーブルから削除するか否かを判断することができる。
【0098】
(実施の形態4)
実施の形態2では、すでにネットワークに接続されていない機器を検出し、検出した機器の識別情報を機器情報テーブルから削除した。これに対して、本実施の形態では、削除すると同時に、クライアントPC300に削除した機器情報をメール送信する。
【0099】
機器管理装置600および管理対象機器200の機能構成について説明する。なお、機器管理システムは、実施の形態3と同様であり、機器管理装置600のハードウェア構成、および機能構成については実施の形態1と同様であるため説明を省略する。
【0100】
図14は、本発明の実施の形態4にかかる機器管理装置600および管理対象機器200の機能構成ブロック図である。図14では、機器管理装置600については、FrontEnd部23と、機器管理部24の機能構成、および管理対象機器200の機能構成を示している。
【0101】
図14に示すように、機器管理装置600の機器管理部24は、機器情報取得部243と、機器情報更新部245と、削除機器検出部601と、監視タイマ部246と、ポーリング制御部247と、機器応答判断部242と、機器情報削除部402と、通信制御部248と、メール送信部502と、HDD108を主に備え、FrontEnd部23は、機器一覧表示情報取得部231を主に備える。
【0102】
削除機器検出部601の機能および構成を説明する。なお、削除機器検出部601以外の各部の機能および構成は、実施の形態1から3の同一の符号を付した各部と同様であるため説明を省略する。
【0103】
削除機器検出部601は、フィルタリング部244により削除対象機器がフィルタされると、フィルタされた削除対象機器の機器情報をメール送信部502に送信し、メール送信を要求する。
【0104】
次に、応答なしフィルタにより取得され、機器情報削除部402により削除された機器情報をメール送信するメール送信処理の手順について説明する。図15は、実施の形態4にかかるメール送信処理の手順を示すシーケンス図である。
【0105】
ステップS61からステップS75までの処理は、実施の形態2で説明した図10のフローチャートのステップS21からステップS35までの処理と同様であるので、説明を省略する。
【0106】
ステップS76において、機器情報削除部402は、フィルタリング部244によりフィルタリングされた削除対象機器の機器情報が削除された旨のメールの送信要求を、メール送信部502に送信する(ステップS76)。
【0107】
メール送信部601は、クライアントPC300に機器情報テーブルから削除された機器の機器情報と削除された旨を送信する(ステップS77)。
【0108】
このように、本実施の形態では、機器情報テーブルから削除された機器の機器情報、および削除された旨をクライアントPC300に送信するため、ユーザは機器情報テーブルから削除された機器を把握することができる。
【0109】
また、この結果、実際には、機器がネットワークに接続されているが、長期間電源がオフされていることにより応答なしであったような場合に、ユーザは機器情報テーブルに削除された機器を再登録することができるので、より一層実際の接続状況に応じた機器管理が可能となる。
【0110】
本実施形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供される。
【0111】
また、本実施形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0112】
また、本実施形態の機器管理プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
【0113】
本実施の形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムは、上述した各部(機器一覧取得部、監視タイマ部、ポーリング制御部、通信制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体から機器管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、機器一覧取得部、監視タイマ部、ポーリング制御部、通信制御部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【0114】
図16は、実施の形態1〜4にかかる管理対象機器200としての複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。本図に示すように、この複合機は、コントローラ710とエンジン部(Engine)760とをPCI(Peripheral Component Interface)バスで接続した構成となる。コントローラ710は、複合機全体の制御と描画、通信、図示しない操作部からの入力を制御するコントローラである。エンジン部760は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジンなどであり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニットなどである。なお、このエンジン部760には、プロッタなどのいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれる。
【0115】
コントローラ710は、CPU711と、ノースブリッジ(NB)713と、システムメモリ(MEM−P)712と、サウスブリッジ(SB)714と、ローカルメモリ(MEM−C)717と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)716と、ハードディスクドライブ(HDD)202とを有し、ノースブリッジ(NB)713とASIC716との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス715で接続した構成となる。また、MEM−P712は、ROM(Read Only Memory)712aと、RAM(Random Access Memory)712bと、をさらに有する。
【0116】
CPU711は、複合機の全体制御をおこなうものであり、NB713、MEM−P712およびSB714からなるチップセットを有し、このチップセットを介して他の機器と接続される。
【0117】
NB713は、CPU711とMEM−P712、SB714、AGP715とを接続するためのブリッジであり、MEM−P712に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCIマスタおよびAGPターゲットとを有する。
【0118】
MEM−P712は、プログラムやデータの格納用メモリ、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いるシステムメモリであり、ROM712aとRAM712bとからなる。ROM712aは、プログラムやデータの格納用メモリとして用いる読み出し専用のメモリであり、RAM712bは、プログラムやデータの展開用メモリ、プリンタの描画用メモリなどとして用いる書き込みおよび読み出し可能なメモリである。
【0119】
SB714は、NB713とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。このSB714は、PCIバスを介してNB713と接続されており、このPCIバスには、ネットワークインターフェース(I/F)部なども接続される。
【0120】
ASIC716は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGP715、PCIバス、HDD202およびMEM−C717をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC716は、PCIターゲットおよびAGPマスタと、ASIC716の中核をなすアービタ(ARB)と、MEM−C717を制御するメモリコントローラと、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などをおこなう複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)と、エンジン部760との間でPCIバスを介したデータ転送をおこなうPCIユニットとからなる。このASIC716には、PCIバスを介してFCU(Facsimile Control Unit)730、USB(Universal Serial Bus)740、IEEE1394(the Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)インタフェース750が接続される。操作表示部720はASIC716に直接接続されている。
【0121】
MEM−C717は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるローカルメモリであり、HDD202は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。
【0122】
AGP715は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレーターカード用のバスインターフェースであり、MEM−P712に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレーターカードを高速にするものである。
【0123】
なお、本実施の形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
【0124】
本実施の形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に記録して提供するように構成してもよい。
【0125】
さらに、本実施の形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
【0126】
本実施の形態の機器管理装置で実行される機器管理プログラムは、上述した各部(機器一覧取得部、監視タイマ部、ポーリング制御部、通信制御部)を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記ROMから機器管理プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、機器一覧取得部、監視タイマ部、ポーリング制御部、通信制御部が主記憶装置上に生成されるようになっている。
【符号の説明】
【0127】
1、2 機器管理システム
21 httpd
22 WebPage生成部
23 FrontEnd部
24 機器管理部
90 ネットワーク
100、400、500、600 機器管理装置
101 入力装置
102 表示装置
103 ドライブ装置
104 RAM
105 ROM
106 CPU
107 インタフェース装置
108 HDD
200 管理対象機器
231 機器一覧表示情報取得部
232 表示制御部
233 表示部
241 機器一覧取得部
242 機器応答判断部
243 機器情報取得部
244 フィルタリング部
245 機器情報更新部
246 監視タイマ部
247 ポーリング制御部
248 通信制御部
300 クライアントPC
401、601 削除機器検出部
402 機器情報削除部
501 メール送信情報取得部
502 メール送信部
【先行技術文献】
【特許文献】
【0128】
【特許文献1】特開平8−307431号公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置であって、
前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、
前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、
前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力制御部と、
を備える機器管理装置。
【請求項2】
前記機器管理装置は、
表示部、
をさらに備え、
前記機器管理部は、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が前記所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して前記表示部に表示すること、
を特徴とする請求項1に記載の機器管理装置。
【請求項3】
前記機器管理部は、対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が前記所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出し、読み出した前記機器識別情報を前記所定の宛先に通知するメールを送信すること、
を特徴とする請求項1に記載の機器管理装置。
【請求項4】
前記所定の期間を、前記機器の種類ごとに異なる値に設定する条件設定部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の機器管理装置。
【請求項5】
1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置であって、
前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、
前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、
前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除部と、
を備えることを特徴とする機器管理装置。
【請求項6】
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除された場合に、当該機器識別情報が前記記憶部から削除された旨を外部の情報処理装置にメール送信するメール送信部、
をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の機器管理装置。
【請求項7】
前記所定の期間を、前記機器の所定の種類ごとに異なる値に設定する条件設定部、
をさらに備えることを特徴とする請求項5または6に記載の機器管理装置。
【請求項8】
1又は複数の機器に、ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする機器管理方法。
【請求項9】
1又は複数の機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除ステップと、
を含むことを特徴とする機器管理方法。
【請求項10】
1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置とを備えた機器管理システムであって、
前記機器管理装置は、
前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、
前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、
前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力制御部と、
を備え、
前記機器は、
前記機器管理装置から前記応答の要求を受信した場合に、前記ネットワークを介して前記機器管理装置に応答を送信する送信部、
を備えることを特徴とする機器管理システム。
【請求項11】
1又は複数の機器と、ネットワークを介して接続された機器管理装置とを備えた機器管理システムであって、
前記機器管理装置は、
前記機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求部と、
前記ネットワークに接続されている前記機器それぞれから応答を受信する受信部と、
前記機器を識別する機器識別情報に、前記応答の受信の有無を表す応答情報と、前記応答が受信された日時を対応付けたレコードを記憶する記憶部と、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時を、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報を、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報に対応する前記レコードに記録する記録部と、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除部と、
を備え、
前記機器は、
前記機器管理装置から前記応答の要求を受信した場合に、前記ネットワークを介して前記機器管理装置に応答を送信する送信部、
を備えることを特徴とする機器管理システム。
【請求項12】
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
1又は複数の機器に、ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から読み出して出力する出力ステップ、
として実行させることを特徴とする機器管理プログラム。
【請求項13】
コンピュータに実行させるためのプログラムであって、
1又は複数の機器に、前記ネットワークを介して応答を要求する応答要求ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記機器それぞれから応答を受信する受信ステップと、
前記応答を受信した場合は、応答有りを表す前記応答情報と、前記日時と、前記応答を受信した機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを記憶部に記録し、前記応答を受信しなかった場合は、応答無しを表す前記応答情報と、前記応答を受信しなかった機器の前記機器識別情報とを対応付けたレコードを前記記憶部に記録する記録ステップと、
対応する前記応答情報が応答無しを表し、かつ、対応する前記日時からの経過時間が所定の期間を超えている前記機器識別情報を前記記憶部から削除する削除ステップ、
として実行させることを特徴とする機器管理プログラム。
【請求項14】
請求項12に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項15】
請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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