説明

歩数計

【課題】消費電力を削減することができる歩数計を提供する。
【解決手段】使用者の歩行を検出して対応する歩行信号を出力する歩行信号出力部と、前記歩行信号に基づいて前記使用者が歩行中か否かを判定する歩行判定部と、前記歩行信号を計数する計数部と、前記計数部が計数した歩数を表示するための表示部108と、前記表示部を制御する制御部101と、を備えた歩数計100において、前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行中と判定したとき、前記表示部に表示される歩数の表示を所定期間ごと更新するように制御する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
使用者の歩行を検出して対応する歩行信号を出力する歩行信号出力部と、
前記歩行信号に基づいて前記使用者が歩行中か否かを判定する歩行判定部と、
前記歩行信号を計数する計数部と、
前記計数部が計数した歩数を表示するための表示部と、
前記表示部を制御する制御部と、を備えた歩数計において、
前記制御部は、歩数計の状態に応じて前記表示部に表示される歩行判定後の歩数の表示を所定期間ごとに更新するように制御することを特徴とする歩数計。
【請求項2】
前記歩数計の状態が、前記歩数計に保存された使用者の歩行状況であり、
前記使用者の歩行状況に応じて前記表示部に表示される歩行判定後の歩数の表示を所定期間ごとに更新するように制御することを特徴とする請求項1に記載の歩数計。
【請求項3】
前記歩数計の状態が、前記歩数計のシステムの動作状態であり、
前記システムの動作状態に応じて前記表示部に表示される歩行判定後の歩数の表示を所定期間ごとに更新するように制御することを特徴とする請求項1に記載の歩数計。
【請求項4】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行中と判定したとき、前記表示部に表示される歩数の表示を所定期間ごと更新するように制御することを特徴とする請求項2に記載の歩数計。
【請求項5】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行を開始したと判定したとき、前記使用者の歩数が所定歩数を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項4に記載の歩数計。
【請求項6】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行停止したと判定したとき、前記表示部の表示を更新するように制御することを特徴とする請求項4または5に記載の歩数計。
【請求項7】
前記所定期間は、前記使用者の総歩数に応じて可変可能に構成されていることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項8】
前記使用者が操作可能な操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部により操作がされたとき、所定期間を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項9】
前記制御部は、前記表示部が1歩ずつ表示を更新している場合と、前記所定期間ごとに表示を更新している場合と、で異なる表示方法で表示するように制御することを特徴とする請求項4〜8のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項10】
前記制御部は、複数の加速度センサを含む前記歩行信号出力部(加速度検出部)が検出する複数軸方向毎の加速度に基づいて前記歩数計の向きを判定し、所定期間当該歩数計の向きが同一の向きである場合、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間毎に更新するように制御することを特徴とする請求項2に記載の歩数計。
【請求項11】
前記制御部は、前記複数軸方向毎の加速度に基づいて、使用者の歩数を計数する主たる歩行信号の向きを、前記歩行信号出力部(加速度検出部)が検出可能な方向を所定の区分に分割して歩数計の向きを判定することを特徴とする請求項10に記載の歩数計。
【請求項12】
前記制御部は、使用者の歩数を計数する主たる歩行信号を検出する前記加速度センサを前記歩行信号出力部(加速度検出部)から選択することで、前記歩数計の向きを決定することを特徴とする請求項10に記載の歩数計。
【請求項13】
前記所定期間は時間に基づいていることを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項14】
前記所定期間は使用者の歩数に基づいていることを特徴とする請求項10〜12いずれか1項に記載の歩数計。
【請求項15】
前記制御部は、歩数計の向きが変化した場合、前記表示部が表示する歩数の表示を1歩毎に更新するように制御することを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項16】
前記使用者が装着しているか否かを判定する装着判定部を備え、
前記制御部は、前記装着判定部の結果に対応して前記表示部に表示される歩数の表示更新頻度を変更するように制御することを特徴とする請求項2に記載の歩数計。
【請求項17】
前記装着判定部が温度センサ、明るさセンサおよび皮膚抵抗値測定センサの少なくともいずれかで構成されていることを特徴とする請求項16に記載の歩数計。
【請求項18】
前記制御部は、前記計数部で検出された総歩数が多くなるにつれて、前記表示部の表示更新頻度を少なくするように制御することを特徴とする請求項16または17に記載の歩数計。
【請求項19】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行停止したと判定したとき、前記表示部の表示を更新するように制御することを特徴とする請求項16〜18のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項20】
前記使用者が操作可能な操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部により操作がされたとき、所定期間を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項16〜19のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項21】
前記使用者の行動パターンを記憶する行動パターン記憶部をさらに有し、
前記制御部は、前記行動パターン記憶部の結果に基づいて前記表示部に表示される歩数の表示更新頻度を変更するように制御することを特徴とする請求項2に記載の歩数計。
【請求項22】
前記使用者の行動パターンを時刻別に記憶できるようにするための時刻計測部を有し、
前記制御部は、前記時刻計測部によって時刻別に前記使用者の歩数を前記行動パターン記憶部に記憶するように制御するとともに、前記時刻別の歩数が少なくなるにつれて前記表示部の表示更新頻度を少なくするように制御することを特徴とする請求項21に記載の歩数計。
【請求項23】
前記制御部は、前記行動パターン記憶部に前日の行動パターンを記憶するように制御することを特徴とする請求項22に記載の歩数計。
【請求項24】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行停止したと判定したとき、前記表示部の表示を更新するように制御することを特徴とする請求項21〜23のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項25】
前記使用者が操作可能な操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部により操作がされたとき、所定期間を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項21〜24のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項26】
前記歩行信号に基づいて前記使用者の歩行ピッチを算出する歩行ピッチ算出部を備え、
前記制御部は、前記歩行ピッチに基づいて、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間ごと更新するように制御することを特徴とする請求項2に記載の歩数計。
【請求項27】
基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記基準値未満である場合、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間ごとに更新することを特徴とする請求項26に記載の歩数計。
【請求項28】
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記基準値以上から前記基準値未満となり一定の期間が経過した後、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間ごとに更新することを特徴とする請求項27に記載の歩数計。
【請求項29】
基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記基準値以上である場合、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間ごとに更新することを特徴とする請求項26に記載の歩数計。
【請求項30】
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記基準値未満から前記基準値以上となり一定の期間が経過した後、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間ごとに更新することを特徴とする請求項29に記載の歩数計。
【請求項31】
基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記基準値以上から前記基準値未満となりまたは前記歩行ピッチが前記基準値未満から前記基準値以上となり一定の期間が経過した後、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間ごとに更新することを特徴とする請求項26に記載の歩数計。
【請求項32】
第1基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準下限記憶部と、
前記第1基準値より大きい第2基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準上限記憶部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記第1基準値未満または前記第2基準値以上である場合、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間毎に更新することを特徴とする請求項26に記載の歩数計。
【請求項33】
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記第1基準値以上から前記第1基準値未満となり一定の期間が経過した後、または、前記歩行ピッチが前記第2基準値未満から前記第2基準値以上となり一定の期間が経過した後、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間毎に更新することを特徴とする請求項32に記載の歩数計。
【請求項34】
第1基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準下限記憶部と、前記第1基準値より大きい第2基準値を記憶する歩行ピッチ判定基準上限記憶部と、をさらに備え、
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記第1基準値以上かつ前記第2基準値未満である場合、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間毎に更新することを特徴とする請求項26に記載の歩数計。
【請求項35】
前記制御部は、前記歩行ピッチが前記第1基準値未満から前記第1基準値以上前記第基準値未満となりまたは前記歩行ピッチが前記第2基準値以上から前記第1基準値以上前記第2基準値未満となり一定の期間が経過した後、前記表示部が表示する歩数の表示を所定期間毎に更新することを特徴とする請求項34に記載の歩数計。
【請求項36】
前記所定期間毎は、時間または歩数によるものであることを特徴とする請求項26〜35のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項37】
前記一定の期間は、時間または歩数によるものであることを特徴とする請求項28、30、31、33、35のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項38】
過去の歩行ピッチの平均値を算出する平均歩行ピッチ算出部と、
前記過去の歩行ピッチの平均値に基づいて、前記基準値を算出する基準値算出部と、をさらに備えたことを特徴とする請求項27〜37のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項39】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行中と判定したときの連続歩行時間を検出する連続歩行時間検出部を備え、検出された連続歩行時間に対応して前記表示部に表示される歩数の表示を所定期間ごと更新するように制御することを特徴とする請求項2に記載の歩数計。
【請求項40】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行を開始したと判定したとき、前記使用者の歩数が所定歩数を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項39に記載の歩数計。
【請求項41】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行停止したと判定したとき、前記表示部の表示を更新するように制御することを特徴とする請求項39または40に記載の歩数計。
【請求項42】
前記所定期間は、前記使用者の連続歩行時間に応じて可変可能に構成されていることを特徴とする請求項39〜41のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項43】
前記使用者が操作可能な操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部により操作がされたとき、所定期間を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項39〜42のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項44】
前記制御部は、前記表示部が1歩ずつ表示を更新している場合と、前記所定期間ごとに表示を更新している場合と、で異なる表示方法で表示するように制御することを特徴とする請求項39〜43のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項45】
電源電圧を監視する電源電圧監視部を備え、
前記制御部は、前記電源電圧監視部において検出された電源電圧値に応じて前記表示部に表示される歩数の表示更新頻度を変更するように制御することを特徴とする請求項3に記載の歩数計。
【請求項46】
前記制御部は、前記電源電圧値が小さくなるにつれて、前記表示部の表示更新頻度を少なくするように制御することを特徴とする請求項45に記載の歩数計。
【請求項47】
前記制御部は、前記計数部で検出された総歩数が多くなるにつれて、前記表示部の表示更新頻度を少なくするように制御することを特徴とする請求項46に記載の歩数計。
【請求項48】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行停止したと判定したとき、前記表示部の表示を更新するように制御することを特徴とする請求項45〜47のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項49】
前記使用者が操作可能な操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部により操作がされたとき、所定期間を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項45〜48のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項50】
電源を構成する電池を備え、
前記表示部に表示される歩数表示の更新頻度と、前記電池の残量とが対応付けられており、
前記電池の残量が少なくなるにつれて、前記表示部に表示される歩数表示の更新頻度が少なくなるように構成されていることを特徴とする請求項45〜49のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項51】
歩数計の駆動電力を発電可能な太陽電池パネルと、
該太陽電池パネルの発電電圧を監視する太陽電池発電電圧監視部と、を備え、
前記制御部は、前記太陽電池発電電圧監視部において検出された発電電圧値に応じて前記表示部に表示される歩数の表示更新頻度を変更するように制御することを特徴とする請求項3に記載の歩数計。
【請求項52】
前記制御部は、前記発電電圧値が小さくなるにつれて、前記表示部の表示更新頻度を少なくするように制御することを特徴とする請求項51に記載の歩数計。
【請求項53】
前記制御部は、前記計数部で検出された総歩数が多くなるにつれて、前記表示部の表示更新頻度を少なくするように制御することを特徴とする請求項52に記載の歩数計。
【請求項54】
前記制御部は、前記歩行判定部において前記使用者が歩行停止したと判定したとき、前記表示部の表示を更新するように制御することを特徴とする請求項51〜53のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項55】
前記使用者が操作可能な操作部を備え、
前記制御部は、前記操作部により操作がされたとき、所定期間を超えるまでは前記表示部に表示される歩数を1歩ずつ更新するように制御することを特徴とする請求項51〜54のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項56】
前記表示部に、メモリ性液晶が用いられていることを特徴とする請求項4〜55のいずれか1項に記載の歩数計。
【請求項57】
前記制御部は、前記表示部への駆動電力供給を制御する電力供給部を備え、該電力供給部は、前記表示部の表示更新時のみ駆動電力を供給し、それ以外は駆動電力を供給しないように制御することを特徴とする請求項56に記載の歩数計。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【公開番号】特開2011−44135(P2011−44135A)
【公開日】平成23年3月3日(2011.3.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−155296(P2010−155296)
【出願日】平成22年7月7日(2010.7.7)
【出願人】(000002325)セイコーインスツル株式会社 (3,629)
【Fターム(参考)】