説明

歩行器兼用車椅子

少なくとも2つの車輪が設けられたフレームと、フレームに取り付けられた第1の椅子セクションと、フレームに取り付けられた第2の椅子セクションとを備える歩行器兼用車椅子であって、第1の椅子セクションが後部支持部および第1のシート部を備え、第2の椅子セクションが第2のシート部を備え、第1および第2の椅子セクションが着座装置を提供し、第1の椅子セクションが分離可能であり、そして第1の椅子セクションが分離されるときに、自由な歩行空間が少なくとも2つの車輪の間に存在するように、第2の椅子が配置される歩行器兼用車椅子が提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、歩行器・車椅子の組み合わせに関する。
【背景技術】
【0002】
歩行器は一般に知られており、例えば身体障害により歩行の困難を経験している人々によって使用されている。このような装置は、障害者の単独歩行を可能にし、一方の位置から他方の位置に移動することを可能にする。通常、このような歩行器には、障害者が、しばらくの間、座って休憩することを可能にする小さなボードが設けられる。長時間または長距離の歩行時に、障害者は疲れる可能性があり、長時間休憩したいかもしれず、または車椅子で押して欲しいかもしれない。
【0003】
付き添いの人を伴う歩行時に、歩行器・車椅子の組み合わせは、その歩行器位置で障害者がしばらくの間歩行する可能性を提供し、例えば疲れすぎたとき、歩行器・車椅子の組み合わせをその車椅子位置に変更することができる。次に、人は歩行器・車椅子の組み合わせのシートで休憩することができ、一方、付き添いの人は歩行器・車椅子の組み合わせを押して、彼らがさらに共に移動することを可能にする。
【0004】
しかし、このような歩行器・車椅子の組み合わせは、通常、フットレスト、およびシートと後部支持部とを有する椅子等の歩行器および車椅子の両方の全ての特徴を永続的に備え、これらの歩行器および車椅子は歩行器・車椅子の組み合わせを比較的重くする可能性がある。また、歩行器として使用されるときに人が寄り掛かることに、ならびに車椅子として使用されるときに人が押すことに対応することができるハンドルが必要である。さらに、歩行器として使用されるときに装置に寄り掛かる人は歩行器の車輪の間の位置をとり、これに対して、車椅子として使用されるときに装置を押す人は装置の背後の位置をとる。したがって、歩行器・車椅子の組み合わせは、そのいずれかの機能を妨げることなく、両方の位置を提供することが必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、歩行器の機能を実行するための状態と、車椅子の機能を実行するための状態との間で容易に変換することができる歩行器・車椅子の組み合わせを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によれば、この目的は、請求項1に記載の歩行器兼用車椅子を提供することによって達成される。
【0007】
少なくとも2つの車輪が設けられたフレームと、フレームに取り付けられた第1の椅子セクションと、フレームに取り付けられた第2の椅子セクションとを備える歩行器兼用車椅子であって、第1の椅子セクションが後部支持部および第1のシート部を備え、第2の椅子セクションが第2のシート部を備え、第1および第2の椅子セクションが着座装置を提供し、第1の椅子セクションが分離可能であり、そして第1の椅子セクションが分離されるときに、自由な歩行空間が少なくとも2つの車輪の間に存在するように、第2の椅子が配置される歩行器兼用車椅子を提供することによって、2つの動作モードの間における変換が可能になる。歩行器としての第1の動作モードでは、人は、少なくとも2つの車輪の間に立って、歩行器・車椅子の組み合わせに寄り掛かることができる。車椅子としての第2の動作モードでは、人は座ることができ、一方、他の人が歩行器・車椅子の組み合わせを押す。
【0008】
本発明の特定の実施形態は従属請求項に記載される。
【0009】
また、歩行器・車椅子の組み合わせの折り畳みおよび展開を可能にするヒンジ構造を本発明として理解することができる。これに対して、2つの同様の形状のプロファイルセクションの間に交差して設けられる2つの旋回アームが提供され、この場合、プロファイルセクションにはヒンジおよび把持ストッパが設けられ、一端の各旋回アームは一方のプロファイルセクションのヒンジと結合され、他端で他方のプロファイルセクションの把持ストッパと結合され、そして旋回アームは、2つのプロファイルセクションを互いに折り畳みおよびプロファイルセクションを互いにある距離で展開するために、結合ヒンジによって中央で互いに結合される。このようにして、歩行器・車椅子の組み合わせを容易かつ確実に折り畳みおよび展開することができる。好ましくは、歩行器・車椅子の組み合わせが使用モード、例えば歩行器モードまたは車椅子モードにあるときに、旋回アームがほぼ水平に配向される。
【0010】
さらに、歩行器・車椅子の組み合わせのフレームへのフットレストの結合を本発明として理解することができる。これに対して、取り付け要素と、ボードを有するアームとを備えるフットレストが提供され、この場合、取り付け要素は2つのジョー部材を備え、これらのジョー部材は、プレス機構によって展開位置に動作可能であり、プレス機構を解除位置に動作させることによって互いに向かって移動可能であり、ジョー部材の内側は歩行器・車椅子の組み合わせのフレームのプロファイルセクションの寸法に適合され、各ジョー部材には、ピンを受け入れるための2つの凹部が設けられる。このようにして、フットレストを歩行器・車椅子の組み合わせのフレームのプロファイルセクションに結合しおよびそれらから容易かつ確実に分離することができる。
【0011】
さらに、歩行器・車椅子の組み合わせのフレームのプロファイルを本発明として理解することができる。これに対して、プロファイルセクションの長手方向に沿って延びる少なくとも1つの中空部を備えるプロファイルセクションが提供され、前記中空部には、ナットが取り付け溝に密に嵌合することを可能にするように形成される少なくとも1つのストッパ隆起部が設けられる。このようにして、ボルトおよび/またはナットをプロファイルセクションに容易に取り付けることができる。
【0012】
本発明の別の目的、特徴、効果および詳細について以下に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明による歩行器兼用車椅子の一例の斜視図である。
【図2】図1の歩行器兼用車椅子の底面図である。
【図3】フットレストを有する図1の歩行器兼用車椅子のプロファイルセクションの側面図である。
【図4】図1の歩行器兼用車椅子の正面図である。
【図5】部分的に折り畳まれた図1の歩行器兼用車椅子の斜視図および正面図を示している。
【図6】完全に折り畳まれた図1の歩行器兼用車椅子の斜視図および正面図を示している。
【図7】図3のプロファイルセクションの断面図である。
【図8】図3のプロファイルセクションの断面図である。
【図9】図3のフットレストの取り付け要素の斜視図である。
【図10】図9の取り付け要素の切り取り側面図である。
【図11】歩行器位置のハンドルの斜視図である。
【図12】車椅子位置の図11のハンドルの斜視図である。
【図13】クランプリングの斜視図である。
【図14】異なる動作モードにおける図1の歩行器兼用車椅子の側面図である。
【図15】異なる動作モードにおける図1の歩行器兼用車椅子の側面図である。
【図16】異なる動作モードにおける図1の歩行器兼用車椅子の側面図である。
【図17】後輪およびプロファイルセクションの切り取り側面図である。
【図18】ブレーキケーブルホルダの斜視図である。
【図19】図18のブレーキケーブルホルダの側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1に示した歩行器兼用車椅子は、一組の前輪2、3、一組の後輪4、5および一組のハンドル34、35が設けられたフレーム1を有する。着座装置6は第1の椅子セクション7と第2の椅子セクション8とによって構成される。第1の椅子セクション7は、第1のシート部9を支承するシートフレーム12にヒンジ結合される後部支持部11を支承する後部フレーム10を有する。第2の椅子セクション8は、折り畳み可能な第2のシート部13を有する。
【0015】
後部フレーム10には2つのローラ14、15が設けられ、これらのローラは、フレーム1の右側および左側にそれぞれ取り付けられたガイドレール16、17内にスライドする。シートフレーム12は前部20でフレーム1によって支持される。第1の椅子セクション7は、ローラ14、15をレール16、17からスライドさせて出し、第1の椅子セクション7をフレーム1から持ち上げることによって、フレーム1から分離可能である。図2に示したように、第1の椅子セクション7が分離されるときに、自由な歩行空間23がなくなるように、第2の椅子セクション8が配置される。この自由な歩行空間23がなくなっているとき、歩行器兼用車椅子は歩行器としての第1の動作モードにあり、この場合、人は、後輪4、5の間に立つことができ、ハンドル34、35に寄り掛かることができ、そして歩行器・車椅子の組み合わせから支持を受けることができる。
【0016】
第1の椅子セクション7が所定位置に取り付けられるとき、歩行器兼用車椅子は車椅子としての第2の動作モードにある。フレーム1は、図3から最良に理解できるように、2つの同一形状のプロファイルセクション26、27と、図2に示したように、2つの旋回アーム18、19とから構成される。プロファイルセクション26、27は、互いに離間しており、中心平面28に対して対称に配置され、左側のプロファイルセクション27と右側のプロファイルセクション26とを形成する。
【0017】
各プロファイルセクション26、27は、ハンドル34、35、前輪2、3および後輪4、5のそれぞれのための取り付け箇所を提供する3つのアーム31、32、33を有する。さらに、この場合、アーム32にはフットレスト36が設けられる。旋回アーム18は、ヒンジ21によって右側のプロファイルセクション26に結合され、左側のプロファイルセクション27の把持ストッパ25に延びる。旋回アーム19は、ヒンジ22によって左側のプロファイルセクション27に結合され、右側のプロファイルセクション26の把持ストッパ24に延びる。旋回アーム18、19は、中心平面28において、旋回アーム18、19が接合ヒンジ30によって結合される交点29で交差する。図4に示したように、旋回アーム18、19およびシート部13が配置される高さは、自由なレッグルーム37を残し、座っている人が地面に接触することなく足を自由にぶらぶらさせるのに十分な空間を可能にする。
【0018】
プロファイルセクション26、27はアルミニウムから押出成形され、中空部38〜40は、図7および図8に示したようにプロファイルセクション26、27の長手方向に沿って延びる。中空部39は、2つのストッパ隆起部41、42を備え、ナット43が、このように形成された取り付け溝44に密に嵌合するように形成される。好ましくは、取り付け溝44のサイズは、ナットおよびボルトの組み合わせのM8ナットに対応するようなサイズである。相応して押出成形されたプロファイルセクションに孔を穿孔することによって、取り付け溝44内に存在するナット43にボルトを結合することができる。
【0019】
旋回アーム18、19を把持ストッパ24、25から解除することによって、図5、図6に示したように、プロファイルセクション26、27を互いに向かって押すことができ、折り畳み可能な第2のシート部13が折り畳まれる。図6の折り畳み位置において、旋回アーム18、19は中心平面28に沿ってほぼ平行に延びる。この折り畳み位置では、歩行器兼用車椅子は、空間をそれほど取らず、容易な収納を可能にする。
【0020】
車椅子として完全に機能するために、歩行器兼用車椅子にはフットレスト36が設けられる。フットレスト36の取り付けはそれ自体発明である(図9、図10)。取り付け要素45とアーム46とを備えるフットレスト36にはボード47が設けられ、この場合、取り付け要素45は2つのジョー部材46、47を備え、これらのジョー部材は、展開位置でプレス機構50によってプレスされ、プレス機構50を解除位置に動作させることによって互いに向かって移動可能であり、この場合、各ジョー部材48、49には、ピン53、54を受け入れるための少なくとも1つの凹部51、52が設けられる。さらに、ジョー部材48、49の内側はプロファイルセクション26、27に対応するように適合される。この実施例において、ジョー部材48、49の各々には、ピン53、54を受け入れるための第2の凹部52がさらに設けられる。プロファイルセクション26、27はピン53、54によって貫通される。フットレスト36の取り付けは、プレス機構50を押し、ジョー部材48の凹部51、52をピン53の周囲に配置し、下部ジョー部材49の凹部51、52がピン54の背後に位置決めされるまでフットレスト36のアーム46を図10の矢印55の方向に回転させ、そしてプレス機構50を解除することによって達成される。このようにして、フットレスト36が簡単かつ直接的に取り付けられて固定される。
【0021】
歩行器の機能を実行するための状態と、車椅子の機能を実行するための状態との間の完全な変換を目的とする別の発明は、ハンドル34、35の実施形態である。互いに直角な2つの方向に曲げられたハンドル34、35にはクランプリング56が設けられる。図16のハンドル34、35は、図14および図15に示したように、車椅子の機能のための位置にあり、歩行器のための位置に回転させることができる。図12には、ハンドル34が拡大して示されている。ハンドル34はプロファイルセクション26のアーム31のハンドルホルダ57に取り付けられる。クランプリング56は、図11および図12から理解できるように、歩行器位置でハンドル34が、歩行器を使用する人にとって快適な高さにあるように位置決めされる。この高さは、通常、車椅子を押す人に好まれる高さよりも低い。クランプリング56は、ハンドル34が実際に車椅子の機能のための位置にあるときに、歩行器の機能のためのハンドル34の好ましい高さを記憶することを可能にする。図13には、ハンドル34、35を受け入れるための開口部59と、ナットおよびボルトの組み合わせのナットを受け入れるための凹部60とを有するクランプリング56がより詳細に示されている。ナットおよびボルトの組み合わせにより、クランプリング56がハンドル34、35に締め付けられる。
【0022】
図14、図15および図16は、異なる動作モードの歩行器・車椅子の組み合わせを示している。図14は、例えば購入物品を収納するためのバッグ61が設けられる歩行器の動作モードを示している。図15は、着座装置6が収納位置にある歩行器の動作モードを示している。そして、図16は、着座装置6が取り付け位置にある車椅子の動作モードを示しており、この場合、歩行器・車椅子の組み合わせに座り、移動方向に向いている人は付き添いの人によって前方に押されることができる。
【0023】
図17、図18および図19は、ブレーキケーブル63用のホルダ62を示している。ホルダ62は後輪5の近傍のプロファイルセクション27のアーム33に取り付けられる。細長いホルダ62には、ホルダの長手方向軸線に対して直角方向に突出するクリックフィンガー64、65が設けられる。アーム33に取り付けるために、アーム33には、クリックフィンガー64、65を受け入れるための孔が設けられる。クリックフィンガー64、65のサイズは、閉じ込め空間がホルダとアーム33との間でなくなるようなサイズである。ブレーキケーブル63のブレーキ制御部(図示せず)を支承するハンドルの高さが適合されるときに、例えば、ハンドルが1つの位置から他の位置に回転されるときに、ブレーキケーブル63は閉じ込め空間内で自由に移動することができる。
【0024】
図面および上記説明で本発明について詳細に図示かつ説明してきたが、このような図示および説明は例示的または模範的であって、制限的でないと考えられるべきであり、すなわち、本発明は、開示される実施形態に限定されない。
【0025】
当業者は、請求される本発明を実施する際に、図面、開示、および添付の特許請求の範囲の検討から、開示される実施形態に対する他の変形例を理解および実施することができる。
【符号の説明】
【0026】
1 フレーム
2 前輪
3 前輪
4 後輪
5 後輪
6 着座装置
7 第1の椅子セクション
8 第2の椅子セクション
9 第1のシート部
10 後部フレーム
11 後部支持部
12 シートフレーム
13 折り畳み可能な第2のシート部
14 ローラ
15 ローラ
16 ガイドレール
17 ガイドレール
18 旋回アーム
19 旋回アーム
20 前部
21 ヒンジ
22 ヒンジ
23 自由な歩行空間
24 右側のプロファイルセクション26の把持ストッパ
25 左側のプロファイルセクション27の把持ストッパ
26 右側の同一形状のプロファイルセクション
27 左側の同一形状のプロファイルセクション
28 中心平面
29 交点
30 接合ヒンジ
31 アーム
32 アーム
33 アーム
34 ハンドル
35 ハンドル
36 フットレスト
37 自由なレッグルーム
38 中空部
39 中空部
40 中空部
41 ストッパ隆起部
42 ストッパ隆起部
43 ナット
44 取り付け溝
45 取り付け要素
46 フットレスト36のアーム
47 ボード
48 ジョー部材
49 下部ジョー部材
50 プレス機構
51 ジョー部材48の凹部
51 下部ジョー部材49の凹部
52 ジョー部材48の第2の凹部
52 下部ジョー部材49の第2の凹部
53 ピン
54 ピン
55 矢印
56 クランプリング
57 アーム31のハンドルホルダ
59 開口部
60 凹部
61 バッグ
62 細長いホルダ
63 ブレーキケーブル
64 クリックフィンガー
65 クリックフィンガー

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2つの車輪が設けられたフレームと、前記フレームに設けられた第1の椅子セクションと、前記フレームに設けられた第2の椅子セクションとを備える歩行器兼用車椅子であって、前記第1の椅子セクションが後部支持部と第1のシート部とを備え、
前記第2の椅子セクションが第2のシート部を備え、前記第1の椅子セクションおよび前記第2の椅子セクションが共に着座位置を提供し、
前記第1の椅子セクションが前記フレームから分離可能であり、
分離された第1の椅子セクションによって、自由な歩行空間が前記少なくとも2つの車輪の間に存在するように、前記第2の椅子セクションが前記フレームに設けられる歩行器兼用車椅子。
【請求項2】
前記フレームが、さらに、中心平面に対して対称的に相互の距離で離間する2つの同様の形状のプロファイルセクションを備え、前記プロファイルセクションの間には、2つの旋回アームが交差して配置され、
前記プロファイルセクションの各々が3つのアームを備え、前記アームが前輪、後輪およびハンドルのための取り付け位置にそれぞれ設けられ、
前記プロファイルセクションの各々にはヒンジおよび把持ストッパが設けられ、
一端の各旋回アームが、前記2つのプロファイルセクションの一方のヒンジによってそれぞれ連結され、前記2つのプロファイルセクションの他方の把持箇所の他端に位置し、
これにより、前記中心平面の前記旋回アームが結合ヒンジによって互いに結合され、
前記第2の椅子セクションが折り畳み可能である請求項1に記載の歩行器兼用車椅子。
【請求項3】
前記フレームの前記プロファイルセクションが中空であり、前記中空部において、閉じられた少なくとも1つの取り付け溝と少なくとも1つのストッパ隆起部とが結合される請求項1または2に記載の歩行器兼用車椅子。
【請求項4】
前記歩行器兼用車椅子が、取り付け要素と、ボードが設けられたアームとを備える少なくとも1つのフットレストをさらに備え、
前記取り付け要素が2つのジョー部材を備え、前記ジョー部材が、展開位置でプレス機構によって動作可能であり、前記プレス機構を解除位置に動作させることによって互いに向かってプレスされ、
前記ジョー部材の内側が前記プロファイルセクションの外周に適合され、
各ジョー部材には、ピンを受け入れるための2つの凹部が設けられる請求項1〜3のいずれか1項に記載の歩行器兼用車椅子。
【請求項5】
前記歩行器兼用車椅子が2つのハンドルをさらに備え、各ハンドルが、前記ハンドルの高さを調整するためのクランプリングを備えたロッドに設けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載の歩行器兼用車椅子。
【請求項6】
前記歩行器兼用車椅子が、前記2つのプロファイルセクションの一方で離間して結合するための2つのクリックフィンガーを備えた細長いブレーキケーブルをさらに備える請求項1〜5のいずれか1項に記載の歩行器兼用車椅子。

【図3】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図1】
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【図2】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【公表番号】特表2013−505054(P2013−505054A)
【公表日】平成25年2月14日(2013.2.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−529702(P2012−529702)
【出願日】平成22年9月17日(2010.9.17)
【国際出願番号】PCT/NL2010/050602
【国際公開番号】WO2011/034427
【国際公開日】平成23年3月24日(2011.3.24)
【出願人】(512067676)