説明

残液量比率表示装置並びにその装置付き噴霧機

【課題】薬液等の液量がタンクの満タン量と一致しない任意の場合にも、その任意の液量に対する残液量の比率を表示によって認識し、散布しようとする面積に対して適切な散布を行えるようにする。
【解決手段】残液量比率表示装置に、タンク内の液量を検出する液量検出手段と、その検出したタンク内にある任意の液量を100%と設定するスパン設定手段と、そのスパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として設定した残液量比率に対応する残液量を算出する残液量算出手段と、そのタンク内の残液量が設定した残液量比率に達したことを判定する残液量比率判定手段と、その設定した残液量比率に達したことを表示する残液量比率表示手段とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タンク内にある薬液等の液体の残量を散布時に表示する残液量表示装置並びにその装置付き噴霧機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、農作物、その他へ薬液、水等の液体散布をする際に手動噴霧機又は動力噴霧機を使用し、その噴霧機に備えられている液圧送ホースに噴霧ノズルを接続して用いると、霧状にして液体散布を良好に行なえる。しかし、背負式噴霧機では散布作業時にタンクを背負い、定置式噴霧機ではタンクの場所からホースを長く引いて遠く離れることがあるため、その作業者がタンク内にある薬液等の液体残量を簡単に知ることができない。すると、薬液等が予定した面積に散布をする前に終わってしまい、或いは予定した面積への散布が終わっても残ってしまう等して、適切な液体散布を行えない。
【0003】
そこで、タンク内の液面位置(水位)をバーコードによって、作業者が遠くからでも見えるように点灯表示し、或いは手元でも見えるように表示することにより、作業者が常にタンク内の残液量を知ることができる定置式噴霧機が提示された。
【特許文献1】特開平7―116572
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような定置式噴霧機では薬液等の液体がタンクにいっぱいに満たされた満タン状態を基準にしてバーコードが定められており、散布によるタンク内の液量の液面位置をバーコードにより知りえても、適切な液体散布を行い難い場合がある。何故なら、予定した面積に適合する薬液等の液量がタンクの満タン量と一致しない場合、液体散布開始時及び作業中に液面位置をバーコードにより確認しながら適切な散布を行なおうとしても、残液量と散布未了の面積との関係が分かり難く、負担が大きいからである。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、薬液等の液量が満タン量と一致しない任意の場合にも、その任意の液量に対する残液量の比率を表示によって認識し、散布しようとする面積に対して適切な液体散布を行える残液量比率表示装置並びにその装置付き噴霧機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明による残液量比率表示装置には、図1に示すようにタンク内の液量を検出する液量検出手段と、その検出したタンク内にある任意の液量を100%と設定するスパン設定手段と、そのスパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として設定した残液量比率に対応する残液量を算出する残液量算出手段と、そのタンク内の残液量が設定した残液量比率に達したことを判定する残液量比率判定手段と、その設定した残液量比率に達したことを表示する残液量比率表示手段とを備える。
【0007】
又、上記残液量算出手段における液量の表示用として、スパン設定時の液量を3分割以上に分ける複数の残液量比率を設定すると好ましくなる。
又、上記残液量算出手段における液量の表示用として、更に最小の残液量比率より一段と小さな残液量比率を設定するとよい。
又、上記残液量比率表示装置を噴霧機に備え付けるとよい。
【発明の効果】
【0008】
本発明の残液量比率表示装置は、液量検出手段、スパン設定手段を備えることにより、タンクを必ずしも満タンにするが必要なく、タンク内に任意の液量を入れても、その液量を検出して100%と設定することができる。そして、残液量算出手段、残液量比率判定手段、残液量比率表示手段を備えることにより、スパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として設定した残液量比率に対応する残液量を算出し、タンク内の残液量が設定した残液量比率に達したことを判定し、設定した残液量比率に達したことを表示することができる。それ故、タンク内に散布しようとする面積に相当する任意の液量を入れ、その散布しようとする面積に対し、設定した残液量比率に対応させて目印を付け、又は見当をつけておけば、その残液量比率の表示を認識して散布状態を調整することにより、タンク内に入れた液量を過度に余らせることなく、不足させることなく、均等散布を容易に行うことができる。
【0009】
又、上記残液量算出手段における液量の表示用として、スパン設定時の液量を3分割以上に分ける複数の残液量比率を設定しておくと、散布しようとする面積に対し、各残液量比率に対応させて目印を付け又は見当を付けておけば、各残液量比率毎に表示方法を異ならせることにより、各残液量比率の表示毎に散布未了の面積を認識して散布状態を調整しながら散布作業を継続できる。それ故、大面積に対しても散布し易くなり、均等散布を一層容易に行うことができる。
【0010】
又、上記残液量算出手段における液量の表示用として、最小の残液量比率より一段と小さな残液量比率を設定しておくと、液量がなくなる少し前に残液量比率を表示できるため、液量がまもなくなくなることを認識できて、最終の散布作業を行い易くなる。
又、上記残液量比率表示装置を噴霧機に備え付けることにより噴霧による散布作業を良好に行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、添付の図2〜7に基づいて、本発明の実施の最良形態を説明する。
図2は本発明を適用した残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機の外観とその要部構造を示す部分縦断面図、図3はその残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機の構成を示すブロック図である。この残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機1は薬液、水等の液体を入れる円筒状タンク2を本体として用い、その上開口を開閉自在な上蓋3で閉じ、正面側に背負ベルト4と背当部5とを備え付ける。そして、タンク2の正面側下部寄り右側箇所の壁部を後退させて大きな凹所を形成し、そこに開閉可能な蓋部付きの機器収納室6を設置する。
【0012】
又、その機器収納室6内の所定箇所に、電源となるバッテリ7、タンク2内の液体8を外部に送り出すポンプ9、液体噴霧に必要な演算制御を実施する中心装置として、マイクロコンピュータ10を搭載したコントロール基板11等を夫々設置する。このマイクロコンピュータ10はCPU(中央処理装置)12、ROM(読出し専用メモリ)13、RAM(読出し書込み可能メモリ)14、入出力ポート15、バスライン16等からなる。そして、CPU12はマイクロコンピュータの頭脳部に相当し、プログラムの命令に従って全体に対する制御を実行すると共に算術、論理演算を行ない、その結果も一時的に記憶する。又、周辺装置に対しても適宜制御を行なう。ROM13には残液量比率表示処理プログラム等を格納する。
【0013】
又、RAM14は検出した液圧データ、CPU12で演算した液圧データ等を記憶する。入出力ポート15は電源7、ポンプ9、操作部17、圧力センサ18、噴霧スイッチ19、表示部20等と接続する。又、バスライン16はそれ等を接続するためのアドレスバスライン、データバスライン、制御バスライン等を含み、周辺装置と適宜結合する。
【0014】
そして、操作部17には機器収納室6の外部に臨ませてメイン電源スイッチ21、スパン設定用のリロードスイッチ(例えばプッシュスイッチ)22を備える。又、ポンプ9の吸込部23と圧力センサ18の液体検出部24とを離して、タンク2の底壁上に夫々設置する。なお、圧力センサ18により検出した液圧はA/D変換して取り込む。
【0015】
又、噴霧スイッチ19はポンプ9から外部に伸びる液圧送用ホース25と、先端に噴霧ノズル26を備えた竿27とを連結する操作用握り部28に設ける。又、表示部20にはブザーを用い、機器収納室6の外部に臨ませて備える。なお、表示用として音以外の光、電波、振動等を採用することもできる。
【0016】
次に、散布時における残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機1の動作を説明する。図4、5は作業者と残液量比率表示処理プログラム等による動作を示すP1〜P24のステップからなるフローチャートである。散布時には、先ずP1で作業者が噴霧機1のメインの電源スイッチ21をオンにする。すると、圧力センサ18の液量(液圧)検出部24の電源が自動的にオンとなり、液圧の検出が可能になる。そして、タンク2内の最底部で液圧を検出すると、タンク2内にある液量を検出できる。次に、P2でタンク2に必要な薬液等の液体が入っていない場合には、作業者が液体を入れる。その際、タンク2を必ずしも満タンにする必要なく、散布しようとする面積に相当する任意の液量を入れる。
【0017】
次に、P3で作業者がリロードスイッチ22をオンにし、タンク2内にある液量を検出し、その液量を100%と設定するスパン設定を行なう。その際、リロードスイッチ22をブザー20の音が止まるまで長く例えば3秒以上押し続け、液圧を0.3秒毎にサンプリングし、3秒間の液圧平均値を出して液量を検出し、その液量を100%と設定する。なお、液圧と液量とは正比例するので、タンク2の容量が既知のものを満タンにして使用し、液圧を検出すると、液圧と液量との関係が明らかとなる。そこで、散布により減少する液量の表示用として例えばスパン設定時の液量を4等分して残液量比率を75%、50%、25%と設定し、更にその最小残液量比率25%より一段と小さな残液量比率を10%と設定する場合、その設定した各残液量比率に対応する残液量を算出するため、スパン設定時の液圧を100%として、75%、50%、25%、10%の液圧を夫々算出する。
【0018】
次に、P4で噴霧作業の開始に際し、図6、7に示すように容量が例えば18リットルのタンク2に薬液等の液体を多量に入れて満タンにした場合、又は少量にして10リットル入れた場合、残液量比率100%―75%、75%―50%、50%―25%、25%―0%と、畑地等の散布しようとする広い又は狭い面積29(29a、29b)の各部分との関係を、矢印で夫々示すように対応させて目印を付け又は見当を付ける。そして、作業者が噴霧スイッチ19を入れ、ポンプ駆動用モータ9aを始動する。すると、モータ9aが回転し、ポンプ9から液体がノズル26に送出されるので、噴霧作業を行なえる。
【0019】
そこで、P5によりモータ9の回転を確認し、P6へ行く。P6でタンク2内の液圧が75%>残液量≧50%を示す液圧範囲であるか判定する。なお、残液量は液圧を0.3秒毎にサンプリングし、3秒毎の平均値を算出し続けることにより判定する。残液量が75%以上ある場合にはブザー20から音を発生させず無音にするが、残液量が75%未満になったらブザー20から案内音を発生させて知らせる。それ故、ブザー20が鳴り始めたら、残液量が75%未満になったことを作業者が認識でき、散布未了の面積が75%未満となっているか、目印を付け又は見当を付けておいた面積比率と対比して、噴霧状態を調整することにより均等散布を行い易い。P6でYESと判定されたらP7へ行き、ブザー20により例えば3秒間隔でピッ、ピッ、ピッと音を発生し続ける。
【0020】
残液量が50%未満になったらP8へ行き、薬液等が補充されたか判定する。NOの場合P9へ行く。P9でタンク2内の液圧が50%>残液量≧25%を示す液圧範囲であるか判定する。P9でYESと判定されたらP10へ行き、ブザー20により例えば3秒間隔でピピッ、ピピッ、ピピッと音を発生し続ける。なお、薬液等の液体補充については、作業者がその必要性を判断し、補充をする。
【0021】
残液量が25%未満になったらP11へ行き、薬液等が補充されたか判定する。NOの場合P12へ行く。P12でタンク2内の液圧が25%>残液量≧10%を示す液圧範囲であるか判定する。P12でYESと判定されたらP13へ行き、ブザー20により例えば3秒間隔でピピピッ、ピピピッ、ピピピッと音を発生し続ける。
【0022】
残液量が10%未満になったらP14へ行き、薬液等が補充されたか判定する。NOの場合P15へ行く。P15でタンク2内の液圧が10%>残液量を示す液圧範囲であるか判定する。P15でYESと判定されたらP16へ行き、ブザー20により例えば連続的にピピピピピピピと音を発生し続ける。液体が噴霧ノズルから放出されなくなり、残液量が0になったらP17へ行き、作業者が噴霧スイッチ19をオフにする。
【0023】
このようにして、スパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として、スパン設定時の液量を4等分するように設定した各残液量比率に対応する残液量を示す液圧を夫々算出し、散布しようとする面積に対し、各残液量比率に対応させて目印を付け又は見当を付けておけば、噴霧作業を続けていると、ブザー20から各残液量比率75%、50%、25%毎に順次無音からピッ、ピッからピピッ、ピピッからピピピッへと異なる案内音が発生する。その案内音に従って、作業者が各残液量比率の表示毎に順次散布未了の面積を確認しながら噴霧状態を調整すると、適切な散布作業を継続できる。それ故、大面積に対しても散布し易くなり、タンク2内に入れた液量を過度に余らせることなく、不足させることなく、均等散布を容易に行える。
【0024】
そして、液量の表示用として、最小の残液量比率25%より一段と小さな残液量比率10%を設定しておくと、液量がなくなる少し前に残液量比率10%をピピピッからピピピピと案内音を変えて表示できる。それ故、液量がまもなくなくなることを認識できて、最終の散布作業を行ない易くなる。
【0025】
タンク2に入れた1杯目の噴霧作業を終了後、P18へ行き、薬液等が補充されたか判定する。そして、P8、P11、P14、P18の各判定時に、先に作業者によって薬液等の補充が行われていると、いずれもYESと判定されてP19へ行く。なお、作業者が2杯目も1杯目と同量の薬液等を入れるのであれば、同量をタンク2に入れる。P19では、薬液等の液量が前回のスパン設定時と同じか、作業者が判断する。YESの場合はP4へ戻り、再び同様の噴霧作業を開始する。その際、YESの場合でもNOの場合と同じようにP3へ行き、スパン設定をやり直した後に噴霧作業を開始することもできる。
【0026】
このような噴霧作業を途中で中断する場合、噴霧スイッチ19をオフにすると、モータ9aの回転が止まるので、P5で判定できる。そして、モータ9aの回転停止を判定すると、P20へ行き、10分以上経過したか判定する。YESの場合P21へ行き、液量検出部24のオート電源をオフにする。それ故、メイン電源スイッチ21がオンになっていても、作業者が噴霧スイッチ19をオフにしてモータ9aを止めると、モータ9aの回転停止後10分以上経過することにより、液量検出部24の電源が自動的にオフになり、バッテリ電源7の電力を浪費せずに有効利用できる。
【0027】
噴霧作業を再開するかP22へ行き、作業者が判断する。YESの場合はP4へ戻る。NOの場合はP23へ行き、メインの電源スイッチ21をオフにする。又、P18で薬液等が補充されたか判定し、NOの場合P24へ行き、電源スイッチ21がオフか判定する。そして、YESの場合、電源スイッチ21がオフになっているので、P23へ行く。NOの場合P21へ行く。なお、噴霧作業を途中で中断し、電源スイッチ21をオフにしても、その作業状態を記憶しておき、再開のため噴霧スイッチ19をオンにした時に、そのスイッチ19と連動させて残液量比率表示の機能を継続させる。
【0028】
上記の実施形態では散布により減少する液量の表示用としてスパン設定時の液量を案内音の有無で2分割して4等分し、残液量比率を夫々設定する場合について説明したが、スパン設定時の液量を3分割以上に分けて残液量比率を夫々設定することもできる。
【0029】
又、上記の実施形態では残液量比率表示装置を背負式バッテリ動力噴霧機1に備え付ける場合を説明したが、その残液量比率表示装置を定置式動力噴霧機に備え付け、その表示を散布作業者の手元で認識可能にすること等もできる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明による残液量比率表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機の外観とその要部構造を示す部分縦断面図である。
【図3】同残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機の構成を示すブロック図である。
【図4】同残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機の作業者と残液量比率表示処理プログラム等による動作の一部を示すフローチャートである。
【0031】
【図5】同残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機の作業者と残液量比率表示処理プログラム等による動作の残部を示すフローチャートである。
【図6】同残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機のタンクに薬液等を多量に入れて満タンにし、各残液量比率と散布しようとする広い面積の各部分との関係を、矢印で夫々示すように対応させて目印を付け又は見当を付けた状態を示す図である。
【図7】同残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機のタンクに薬液等を少量入れ、各残液量比率と散布しようとする狭い面積の各部分との関係を、矢印で夫々示すように対応させて目印を付け又は見当を付けた状態を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
1…残液量比率表示装置付き背負式バッテリ動力噴霧機 2…タンク 4…背負ベルト 6…機器収納室 7…バッテリ 8…液体 9…ポンプ 9a…ポンプ駆動用モータ 10…マイクロコンピュータ 11…コントロール基板 18…圧力センサ 19…噴霧スイッチ 20…ブザー 21…メイン電源スイッチ 22…リロードスイッチ 24…液量(液圧)検出部 26…噴霧ノズル 28…操作用握り部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
タンク内の液量を検出する液量検出手段と、その検出したタンク内にある任意の液量を100%と設定するスパン設定手段と、そのスパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として設定した残液量比率に対応する残液量を算出する残液量算出手段と、そのタンク内の残液量が設定した残液量比率に達したことを判定する残液量比率判定手段と、その設定した残液量比率に達したことを表示する残液量比率表示手段とを備えることを特徴とする残液量比率表示装置。
【請求項2】
スパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として、スパン設定時の液量を3分割以上に分けて設定した各残液量比率に対応する残液量を
夫々算出する残液量算出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の残液量比率表示装置。
【請求項3】
スパン設定時の液量に対し、散布により減少する液量の表示用として、スパン設定時の液量を3分割以上に分けて設定した各残液量比率の最小残液量比率より一段と小さく設定した残液量比率に対応する残液量を算出する残液量算出手段を備えることを特徴とする請求項2記載の残液量比率表示装置。
【請求項4】
請求項1、2又は3記載の残液量比率表示装置を備えることを特徴とする残液量比率表示装置付き噴霧機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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