説明

殺菌水噴霧装置

【課題】 噴霧機構が発する音や振動を消失せしめ、殺菌水噴霧装置の駆動音,作動音,それらによる振動をほぼ完璧に消失乃至抑制することのできるようにした噴霧機構を備えた殺菌水の噴霧装置を、簡単な構造で、それゆえ低コストに作製でき、しかも構造簡潔ゆえに故障もない殺菌水噴霧装置として提供すること。
【解決手段】 殺菌水噴霧装置のケーシング1内に設置されるエアコンプレッサ5を含む噴霧機構における少なくとも当該コンプレッサ5を、前記ケーシング1内に配置する防振遮音ボックス6内にバネ7〜によって空中に吊下支持することにより、前記コンプレッサ5の作動時における作動音乃至駆動音、或は、それらに基づく振動を、前記ケーシング1に伝達できないレベルに前記防振遮音ボックス6内で減衰させるようにしたこと。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、建物内やその様々な備品、或は、建物内に出入りする人や流通する空気等を除菌清浄したり消臭するための殺菌水噴霧装置に関し、より具体的には噴霧機構の作動時の音,振動を消失させる機構を備えた殺菌水噴霧装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、人が居住する住宅(個建て住宅や集合住宅を含む)、不特定の複数の人が出入するデパート、ホテル、催物会場、パチンコ・ゲームセンタなどの遊技施設などのほか、食品工場や医療施設などにおいて、主として空中浮遊菌を殺菌,除去したり、異臭を除去するために殺菌水の噴霧装置が使用されている。
【0003】
上記噴霧装置に使用される薬液(殺菌水)には、人体にとっては勿論、家畜等の動物や植物に対しても安全な次亜塩素酸ナトリウム溶液などの塩素系消毒剤、乃至はハロゲン系消毒剤などの有用無害な殺菌水が用いられている。従来、この殺菌水を噴霧するには、超音波振動を利用した霧化機構や、いわゆる霧吹き原理に基づく霧化機構を利用しているが、殺菌水の噴霧時に、前記霧化機構が発生する音や振動は、なかなか抑制乃至消失させることができず、殺菌水噴霧装置の解決すべき問題点の一つであった。ここで、霧化機構とは、タンクから供給される殺菌水をコンプレッサや発振器の駆動により霧化して噴霧ノズル(又は吹出ノズル)に送り込む機構(以下、噴霧機構という)をいうものとする。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
そこで本発明では殺菌水噴霧装置の問題点であった噴霧機構が発する音や振動を消失せしめ、殺菌水噴霧装置の駆動音,作動音,それらによる振動をほぼ完璧に消失乃至抑制することのできるようにした噴霧機構を備えた殺菌水の噴霧装置を、簡単な構造で、それゆえ低コストに作製でき、しかも構造簡潔ゆえに故障もない殺菌水噴霧装置として提供することを、その課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決することを目的としてなされた本発明殺菌水装置の構成は、殺菌水噴霧装置のケーシング内に設置されるエアコンプレッサを含む噴霧機構における少なくとも当該コンプレッサを、前記ケーシング内に配置する防振遮音ボックス内にバネによって空中に吊下支持することにより、前記コンプレッサの作動時における作動音乃至駆動音、或は、それらに基づく振動を、前記ケーシングに伝達できないレベルに前記防振遮音ボックス内で減衰させるようにしたことを特徴とするものである。
【0006】
本発明においては、噴霧機構のエアコンプレッサを防振遮音ボックス内に収容し、しかもその噴霧機構又はエアコンプレッサを前記遮音ボックス内にバネを介して空中に吊下支持する構造とすることが望ましい。吊下形態としては、第1に噴霧機構又はエアコンプレッサを吊るバネを、当該噴霧機構の水平姿勢に関して90度未満〜0度より大きい角度で張架、好ましくは45度前後で張架して吊下支持することが望ましく、第2にバネの両端をゴム系乃至プラスチックを含む軟質弾性体を介して噴霧機構又はエアコンプレッサと前記ボックスとに結合させる構成が望ましい。
【0007】
上記構成によって噴霧機構又はエアコンプレッサの作動音を前記遮音材で遮断すると共に振動を前記バネで一次減衰させ、当該バネの両端の軟質弾性体によって二次減衰させることができるので、前記作動音や振動がケーシングに伝播して共振鳴奏することが無くなる。なお、エアコンプレッサが縦長の姿勢(タテ向き)で配置される場合には、前記遮音ボックス内に垂直向きのバネ(1本又は複数本)で吊下支持することがある。この場合において、エアコンプレッサの下面と前記ボックスの間にもバネを介在させるかどうかは、選択事項とする。
【0008】
本発明において、使用するバネは、バネの典型例である金属製コイルバネやリーフバネのほか、帯状のゴムバネ(合成ゴム,プラスチックを含む)や金属と合成ゴム系材を複合したバネ、或は、バネ作用のあるネット状帯バネなどであってもよい。また、噴霧機構の作動音を遮断するには、比重や密度が大きい金属材やプラスチック材、或は、振動音吸収性の高い材料で噴霧機構を覆ってしまうことにより、前記バネによる音,振動の抑制効果を一層強力に得ることができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の殺菌水噴霧装置では、ケーシング内に収設された噴霧機構、とりわけエアコンプレッサの作動音や振動が、防振遮音ボックスとバネ又はそのバネと両端の弾性体により減衰,遮断されてしまうので、従来の殺菌水噴霧装置のような殺菌水噴霧時におけるコンプレッサの音,振動が全くといってよいレベルで無くなる。これにより夜間や就寝中などにおいて殺菌水噴霧装置を作動させても、エアコンプレッサの作動が睡眠の妨げになったり、駆音問題を生じることはない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、本発明の実施の形態例を図により説明する。図1は本発明殺菌水噴霧装置において噴霧機構を防振遮音ボックス内に収設する場合の支持構造を模式的に例示した正断面図、図2は図1の支持構造を側面から見た側断面図、図3はエアコンプレッサを防振遮音ボックス内に収容して支持する場合の構造を模式的に示した正断面図である。
【0011】
本発明を適用する殺菌水噴霧装置は、一例として次の構成を備えたものである。
すなわち、合成樹脂等の適宜硬質材により台座と化粧カバーを備えて箱型に形成したケーシングと、該ケーシングの内部に配設された殺菌水の薬液タンクと、前記タンクから供給される殺菌水を噴霧する吹出口と、該吹出口に前記タンクから殺菌水(以下、「薬液」ということもある)を供給するための送りポンプと、圧搾空気を生成して吹出口近傍に供給するエアコンプレッサとを備えて構成されている。なお、殺菌水が重力でタンクから吹出口まで供給される薬液の送給構造では送りポンプは不要である。ここで、上記噴霧装置における噴霧機構は、エアコンプレッサ,送りポンプ,吹出口、並びに、これらを繋ぐパイプ(配管)により構成される。前記噴霧機構において騒音,振動の大きな要因はエアコンプレッサと送りポンプであるが、ポンプを有しない噴霧機構ではエアコンプレッサの音が問題となる。なお、超音波を利用した噴霧機構では、発振体,超音波振動子,発振器を具備している。
【0012】
また、本発明を適用する殺菌水噴霧装置には、インターネットなどの通信ネットワークを介して当該噴霧装置のメーカや販売店,代理店、或は、タンクの殺菌水(薬液)をユーザーへ補充販売する販売店や代理店など(これらの販売店,代理店などの端末に接続されたサーバーを経由して)にアクセスするための通信機能を有する小型コンピュータ、或は、コンピュータに比べ機能を簡素化した通信機能を内蔵するICチップなどを備えたものがある。
【0013】
この場合の通信内容としては、装置の不具合の通知やメンテナンスの依頼、或は、殺菌水の補充注文などがある。また、前記ケーシングの表面には、有機ELパネルなどによる面状ディスプレイを設け、当該ディスプレイに、装置の運転状況(タンクの空満を含む)を表示したり、企業の広告などを表示するようにしたディスプレイ機構を備えたものもある。
【0014】
図1,図2は送りポンプとエアコンプレッサを有する噴霧機構を備えた本発明噴霧装置の一例であり、1は当該噴霧装置のケーシング、1aはそのケーシング1の台座、1bは四周の側壁、1cは天壁である。台座1aは浅い皿状で、その上に天壁1cと側壁1bを備えた伏せた箱状をなすケーシング1の本体が載架結合されている。天壁1cには、殺菌水タンク2のインサート穴1dが形成され、その吐出口が後述するポンプ付液槽4に結合されている。また、天板1cと側壁1bの境界部位には、霧化された殺菌水のミストを放出する噴出ノズル3が、噴出口3aの吹出し向きを可変にして架装されている。
【0015】
上記ケーシング1の内部には、前記タンク2における弁付吐出口2aが差込まれる開弁機構(図示せず)を備えた液注入口4aを上部に備えると共に、収容される殺菌水を吹出しパイプ4bを通して噴出ノズル3に送給するポンプ(図に表われず)を備えたポンプ付液槽4が配設されている。この液槽4は筒状容器を横倒した態様のものであるが、この液槽4の側部にはエアコンプレッサ5が配置されている。このコンプレッサ5は空気取入口(図に表われず)を備えていると共に、圧搾した空気を前記の噴出しノズル5bに送り込む圧搾空気パイプ5aを備えている。
【0016】
噴出ノズル3からは薬液が霧吹き原理で噴出口3aから噴霧される。
すなわち、前記2つのパイプ4bと5aは、それらの先端が噴出ノズル3の内部に位置するように配設され、噴出ノズル3に送られて来る殺菌水をコンプレッサ5の圧搾空気によって霧化し、噴出口3aから霧化された殺菌水のミストを吹出すようになっている。
【0017】
上記噴霧機構におけるポンプ付液槽4とコンプレッサ5は、本発明においてはこれらを外側から被覆してしまう防振遮音ボックス6の中にバネ7〜10により空中吊下された態様で収容されている。
【0018】
図1,図2に示した例では、まず、エアコンプレッサ5の前後部の四隅に、後述するバネ7〜10の一端を引掛けるためのバネ受けブラケット11が設けられている。一方、防振遮音ボックス6の内部において、前記コンプレッサ5における上位の4つのブラケット11に個々にほぼ対角線上で対応する部位に、バネ受けブラケット12が4個設けられている。
【0019】
対応する上位4組のバネ受けブラケット11と同12には、図1,図2に例示する態様で、それぞれコイルバネ7〜10が順に張架されており、これによってポンプ付液槽4を付帯したエアコンプレッサ5を主体とする噴霧機構が、前記4本のバネ7〜10によって防振遮音ボックス6内の空中に吊下保持され、当該ボッックス6がケーシング1における台座1aに受座13を介して載置固定されることとなる。なお、11´と12´は下位のバネ受けブラケットで、図の例では、これらのブラケット11´,12´間にも、バネ7´〜10´が張架されている。なお、本発明では、バネ7´〜10´を設けるか否かは任意である。
【0020】
以上の実施形態は、ポンプ付液槽4を付帯したコンプレッサ5を、防振遮音ボックス6に収容しバネ7〜10により吊下支持することにより、作動音と振動を当該ボックス6の内部で減衰させるようにしたものであるが、本発明ではエアコンプレッサ5のみを防振遮音ボックス6に収容し、先の実施例と同様にバネ7〜10などにより支持するようにした構成もあるので、この点について図3により説明する。
【0021】
すなわち、図3においては、ケーシング1の内部に、前記タンク2の吐出口2aに取入口4aにおいて接続された薬液パイプ4bの先端側が噴出ノズル3に接続されている。一方、噴出ノズル3にはエアパイプ5aを介してエアコンプレッサ5の吐出口が接続されている。このコンプレッサ5は空気取入口(図に表われず)を備えていると共に、圧搾した空気を前記の噴出ノズル3に圧送する。
【0022】
パイプ4bに送られる薬液が、前記コンプレッサ5からパイプ5aを通して噴出ノズル3に圧送される圧搾空気によって、霧吹き原理で当該ノズル3の噴出口3aから噴霧される点は、図1,図2により説明した例と同じである。
すなわち、前記2つのパイプ4bと5aは、それらの先端が噴出ノズル3の内部に位置するように配設され、噴出ノズル3に来る殺菌水をコンプレッサ5の圧搾空気によって霧化し、噴出口3aから霧化された殺菌水のミストを吹出す。
【0023】
上記コンプレッサ5は、図3に例示するように防振遮音ボックス6の中にバネ7〜10により空中吊下された態様で収容されている。なお、図3において、図1,図2と同一部材,同一部位は同じ符号を使用している。
【0024】
図3に示した例では、エアコンプレッサ5の前後部の四隅に、後述するバネ7〜10の一端を引掛けるためのバネ受けブラケット11が設けられている。一方、防振遮音ボックス6の内部において、前記液槽4における上位の4つのブラケット11に個々にほぼ対角線上で対応する部位に、バネ受けブラケット12が4個設けられている。
【0025】
本発明では、上記の防振遮音ボックス6を鉄板や鉛板などのように比重の大きな金属板で形成するほか、ガラス板,陶板,セラミックス板などで形成したものを使用することもできる。防振遮音ボックス6を形成するための材料は、比重や密度が大きいものが望ましいが、それに限られるものではない。なお、比重や密度が大きい材料は、防振や遮音の面で比重や密度が小さい材料より有利である。さらに、防振遮音ボックス6は熱伝導性の良好な材料を用いることが冷却や放熱のうえで望ましい。
【0026】
また、本発明では、噴霧機構又はエアコンプレッサ5が4本のバネ7〜10によって防振遮音ボックス6の内部の中空に吊下支持されていることにより、前記液槽4のポンプ、及び/又は、やエアコンプレッサ5が駆動されたとき生じる音や振動が各バネ7〜10に吸収,減衰されるので、前記ボックス6内での作動音や振動がケーシング1に伝播することがなくなる。これによって前記ポンプやコンプレッサ5の作動音や振動が前記ボックス6やケーシング1を伝達媒体として外に漏れることはなく、従ってきわめて静寂な作動状態を実現することができる。
【0027】
上記の静寂な運転状態は、次の構成を付加することにより、更に増強される。すなわち、少なくともポンプ付液槽4に設けるバネ受けブラケット11をゴム系乃至プラスチックを含み軟らか目の合成ゴム系材料により形成すると、このブラケット11によっても作動音や振動が減衰するので、さらに消音,振動減衰効果は高まる。この意味で、防振・遮音ボックス6の内部側に設けるバネ受けブラケット12も、前記と同様のゴム系で形成するとよい。本発明では、対をなす4組のバネ受けブラケット11,12において、少なくともいずれか一方のブラケット11又は12がゴム系等の弾性材で形成されていれば足りる。
【0028】
なお、図2において、14は四周の側壁1bにおける少なくとも一箇所、必要に応じて2〜3箇所に設けたメンテナンス用の着脱式壁面である。本発明では、メンテナンス用壁面の一箇所に液晶などによる平面状ディスプレイ15を設置したものもある。また、上記例は、殺菌水を霧吹き原理で霧化する噴霧機構を有する噴霧装置についての説明したものであるが、本発明は、超音波式の噴霧機構を備えた噴霧装置についても適用できる。因みに、超音波式の噴霧機構では、面状の振動体,超音波振動子,発振器が一体となった部品が噴霧機構となる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は以上の通りであって、殺菌,消臭効果があってその利用が拡張しつつある現行の殺菌水噴霧装置の難点であった駆動音や振動を、その元凶であった噴霧機構のケーシング内での設置態様,支持態様に工夫を凝らすことによって消失させたので、夜間や就寝中などのように、運転音が気になる時間帯や場所などにおいても、気兼ねすることなく、殺菌水噴霧装置を使用することができ至便である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明殺菌水噴霧装置において噴霧機構を防振遮音ボックス内に収設する場合の支持構造を模式的に例示した正断面図。
【図2】図1の支持構造を側面から見た側断面図。
【図3】エアコンプレッサを防振遮音ボックス内に収容して支持する場合の構造を模式的に示した正断面図。
【符号の説明】
【0031】
1 ケーシング
2 殺菌水タンク
3 ミスト噴霧ノズル
4 ポンプ付液槽
5 エアコンプレッサ
6 防振遮音ボックス
7〜10 バネ
11,12 バネ受けブラケット
13 受座
14 メンテナンス用着脱式壁面
15 平面状ディスプレイ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
殺菌水噴霧装置のケーシング内に設置される噴霧機構であって、当該噴霧機構の少なくともエアコンプレッサを、前記ケーシング内に配置される防振遮音ボックスの内部にバネによって空中に吊下支持することにより、前記噴霧機構の作動時における作動音乃至駆動音、或は、それらに基づく振動を、減衰させるようにしたことを特徴とする殺菌水噴霧装置。
【請求項2】
噴霧機構は、殺菌水を噴霧ノズルに送る送給手段と前記ノズルで霧化するための圧縮空気を作るエアコンプレッサを備えた請求項1の殺菌水噴霧装置。
【請求項3】
殺菌水の送給手段は、殺菌水タンクと送りポンプを介するか又は介さずに前記タンクとノズルを接続する送給パイプを備えた請求項2の殺菌水噴霧装置。
【請求項4】
噴霧機構、又は、エアコンプレッサは、その外面と防振遮音ボックスの内面との間にバネを張架して吊下支持した請求項1〜3のいずれかの殺菌水噴霧装置。
【請求項5】
噴霧機構、又は、エアコンプレッサを吊下支持するバネは、当該噴霧機構又はエアコンプレッサの水平姿勢に関して90度未満の角度から0度より大きい傾き角度を以て噴霧機構又は前記コンプレッサと防振遮音ボックスの間に張架した請求項1〜4のいずれかの殺菌水噴霧装置。
【請求項6】
噴霧機構又はエアコンプレッサを縦長姿勢で防振遮音ボックス内に設ける場合にも、吊下バネは前記角度と同じ傾斜角で配設した請求項5の殺菌水噴霧装置。
【請求項7】
噴霧機構又はエアコンプレッサをバネを介して空中に吊下支持する構造は、バネの一端又は両端が、ゴム系乃至プラスチックを含む軟質弾性体を介して当該噴霧機構又はコンプレッサと防振遮音ボックスとに結合された請求項1〜6のいずれかの殺菌水噴霧装置。
【請求項8】
使用するバネは、金属製コイルバネやリーフバネのほか帯状のゴムバネやリーフバネ(合成ゴム,プラスチックを含む)や金属と合成ゴム系材を複合したバネ、或は、バネ作用のあるネット状帯バネなどであり、これらのバネを単独で若しくは混成して使用した請求項1〜7のいずれかの殺菌水噴霧装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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