説明

水時計機能付き容器

【課題】浴室内で使用される花びん容器、及び装飾容器などに水時計の機能を有する水時計機能付き容器を提供する。
【解決手段】花びん容器及び装飾容器である透明細長状の容器1の底面又は周壁面に出水孔2を、周壁面には時間を計る目盛り線7設ける。容器1の内部には花木、造花5を取り付けた浮き素材板3を設けることにより、目盛り線7と浮き素材板3との位置で時間を計る水時計機能付き容器となる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴室内に使用される細長状の花びん容器、及び単に物品や小物装飾品を入れて室内に飾る装飾容器。
(以下、容器と総称する。但し、説明上、必要により花びん容器をA装飾容器をBとして使い分けする)に水時計の機能を有する水時計機能付き容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、容器Aは花木、造花を挿し、飾り置くための容器であった。
容器Bも物品や装飾品などを入れ、飾り置くためだけの容器であつた。
また、浴室内は高温多湿のために風呂の時計は、高価な防水時計で無ければ飾り置くことができなかつた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
そのために、次のような問題点があった。
(イ)花木、造花や装飾品などを飾るためだけの容器ではなく、他の用途も求められていた。
(ロ)花木、造花や装飾品などを飾っても、そのままの形状体で動くことがなく、変化しないために余り、心の安らぎ、憩いを感じる容器は無かった。
(ハ)入浴全体の時間又は湯船に浸かる入浴時間も浴室内に時計がなために計れず、健康入浴法も実践できず大変難儀で不便であつた。
特に、冬季は子供、幼児に風邪を引かさないように体を温めさせるのに親は大変苦労していた。
(ニ)マスコット人形などを装着した子供、幼児が喜ぶ水時計の機能を有する容器又は安価な風呂時計はなかった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は出水孔を設け、浮き素材板に花木、造花及び装飾品などを設けたことを特徴とする水時計の機能を有する容器である。
【発明の効果】
【0005】
本発明の容器を浴室内に置くことで浴室内の環境が良くなるし明るくなる。
湯船のお湯に浸かりながら花木、造花やマスコット人形などが動き、下がるのを眺めていると心が和むし、癒し、安らぎをより多く感じ心身ともに疲れがとれる。
また、入浴全体の時間を計れ、湯船のお湯に浸かる時間も計れるので親は子供幼児に体を温めさせる入浴時間の指示ができるので大変便利で楽になる。
子供、幼児も好きなマスコット人形などが動き、下がるのを眺め見ることで楽しく入浴できる。
大人及び高齢者も湯船のお湯に浸かる時間も計れるので健康入浴法も実践でき、癒し、安らぎを感じながら楽しく入浴できるので心身ともに疲れがとれる。
安価な風呂時計であり、また、大変便利な健康グッズの容器にもなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
透明細長状容器の花びん容器及び装飾容器(1)(以下、容器と称す)に水、お湯(8)が漏れるように容器の底面又は周壁面に小さい出水孔(2)を設け、時間を計る目盛り線(7)を周壁面に設ける。
容器(1)の内周面に、ほぼ、密着する浮き素材板(3)に花木、造花(5)マスコット人形(9)などを取り付ける差込孔(4)を設ける。
容器A(1)は花木、造花(5)の茎を浮き素材板(3)の差込孔(4)に挿着する。
また、容器B(1)は浮き素材板(3)の差込孔(4)にマスコット人形(9)などを装着する。
本発明は以上のような構成よりなっている。
本発明を使用するときは、
花木、造花(5)やマスコット人形(9)などを差込孔(4)に装着した浮き素材板(3)を容器(1)内に入れ、浴槽の淵の足元や見える窓辺などに飾り置く。
その後、容器(1)内にお湯、水(8)を容器の開口部(6)から注入すると水の浮力で浮き素材板(3)に固着した花木、造花(5)マスコット人形(9)などが共に浮き上がる。
水、お湯(8)が容器(1)の出水孔(2)から少しづつ、漏れると浮き素材板(3)に固着した花木、造花(5)やマスコット人形(9)などがゆっくり動き、下がることで時間の目盛り線(7)と浮き素材板の位置で時間を計る構造の水時計機能付き容器(1)となるのである。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明の容器Aの使用状態を示す斜視図
【図2】 本発明、容器A、Bの構造の断面図
【図3】 本発明の容器Bの使用前の状態を示す斜視図
【符号の説明】
【0008】
1 容器
2 出水孔
3 浮き素材板
4 差込孔
5 花木、造花
6 開口部
7 時間の目盛り線
8 水、お湯
9 マスコット人形

【特許請求の範囲】
【請求項1】
出水孔を設け、浮き素材板に花木、造花及び装飾品などを設けたことを特徴とする水時計の機能を有する水時計機能付き容器。
【請求項2】
出水孔の開口部に着脱自在の栓に孔を設けてなる請求項1の水時計の機能を有する水時計機能付き容器。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate


【公開番号】特開2007−232705(P2007−232705A)
【公開日】平成19年9月13日(2007.9.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−95698(P2006−95698)
【出願日】平成18年3月1日(2006.3.1)
【出願人】(506108000)
【Fターム(参考)】