説明

水田作業機

【課題】簡単な操作で泥除けカバーの着脱を実施できるようにする。
【解決手段】走行機体の後部に水田作業装置が昇降自在に連結してあり、水田作業装置の装置フレームFの前面部に、走行機体の後輪によって後方に飛散された泥を受け止める泥除けカバー55が取り付けてあり、装置フレームFと泥除けカバー55との取付部60は、泥除けカバー55の下縁部55aを差し込み可能な上方に開口した凹部61bを備えた第1取付部60Aと、第1取付部60Aに下縁部55aを差し込んだ状態で泥除けカバー55の上端側を装置フレームF側に当接させて連結具62によって取付可能な第2取付部60Bとを設けて構成してある。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行機体の後部に水田作業装置が昇降自在に連結してあり、水田作業装置の装置フレームの前面部に、走行機体の後輪によって後方に飛散された泥を受け止める泥除けカバーが取り付けてある水田作業機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の水田作業機としては、装置フレームと泥除けカバーとの取付部は、ボルト連結部で構成してあるものがあった(例えば、特許文献1参照)。
即ち、泥除けカバーの上下それぞれの縁部とそれら縁部が対応する装置フレーム部分とに、予め、ボルト挿通孔を設けておき、そのボルト挿通孔に挿通させて装置フレームと泥除けカバーとを挟持するボルト部品を使用して、泥除けカバーを装置フレームに取り付けるように構成されている。
また、別の例として、泥除けカバーの下縁部側のボルト挿通孔をダルマ穴で形成し、ダルマ穴の大径部に合わせて溝付きピンを挿通させて、小径部側に泥除けカバーをスライドさせて、溝付きピンの溝部に係合させるものもある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−199910号公報(図5〜9)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の水田作業機によれば、装置フレームに対して泥除けカバーを取り付けるときには、装置フレームのボルト挿通孔の位置に泥除けカバーのボルト挿通孔が合うように泥除けカバーを配置してその位置を保持しながら、ボルト部品を各ボルト挿通孔に挿通させてネジをそれぞれ締める必要があり、取付作業が繁雑になり、手間が掛かる虞があった。
また、ボルト挿通孔をダルマ穴で構成するものの場合は、ダルマ穴に溝付きピンが挿通できるように泥除けカバーを位置合わせした後、小径部側にスライドさせる手間が掛かる。
【0005】
従って、本発明の目的は、上記問題点を解消し、簡単な操作で泥除けカバーの着脱を実施できる水田作業機を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の特徴構成は、走行機体の後部に水田作業装置が昇降自在に連結してあり、前記水田作業装置の装置フレームの前面部に、前記走行機体の後輪によって後方に飛散された泥を受け止める泥除けカバーが取り付けてあり、前記装置フレームと前記泥除けカバーとの取付部は、前記泥除けカバーの下縁部を差し込み可能な上方に開口した凹部を備えた第1取付部と、前記第1取付部に下縁部を差し込んだ状態で前記泥除けカバーの上端側を前記装置フレーム側に当接させて連結具によって取付可能な第2取付部とを設けて構成してあるところにある。
【0007】
本発明の第1の特徴構成によれば、取付部は、前記泥除けカバーの下縁部を差し込み可能な上方に開口した凹部を備えた第1取付部と、前記第1取付部に下縁部を差し込んだ状態で前記泥除けカバーの上端側を前記装置フレーム側に当接させて連結具によって取付可能な第2取付部とを設けて構成してあるから、第1取付部の凹部に、上から泥除けカバーの下縁部を差し込むだけで所定の位置に保持でき、引き続いて第2取付部によるカバー取付動作にうつることができるようになる。
従って、従来のように、泥除けカバーを手で持って位置保持を行いながらボルト連結を行ったり、ダルマ穴に溝付きピンが挿通するように泥除けカバーを位置合わせして更にスライド移動させることが必要なくなり、第1取付部での取付作業を簡単に行うことができる。また、引き続き行う第2取付部での取り付けにおいては、連結具による連結作業のみを行うだけで簡単に泥除けカバーの取り付けを行うことができる。
また、泥除けカバーの取り外しに関しても、連結具を取り外した後、泥除けカバーを凹部から抜くだけの簡単な操作によって実施できる。
よって、手間を掛けずに効率よく泥除けカバーの着脱を実施することができる。
【0008】
本発明の第2の特徴構成は、前記第1取付部は、前記凹部を形成する支持本体部と、前記支持本体部の上端から後方に張り出した掛止部とを設けて構成してあり、前記第1取付部は、前記支持本体部を前記装置フレームの前面に当接させると共に、前記掛止部を前記装置フレームの上面に沿わせて取り付けてあるところにある。
【0009】
本発明の第2の特徴構成によれば、泥除けカバーの位置保持を、支持本体部と掛止部との両者で実現することができる。即ち、掛止部は装置フレームの上面に沿って取り付けられると共に、支持本体部は、装置フレームの前面に当接することで支持され、掛止部と支持本体部との両部分を使用して装置フレームに無理なく応力伝達を行うことができる。
その結果、第1取付部として、局部的な応力集中が生じ難く、泥除けカバーに対して安定した支持状態を維持することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】田植機の左側面図
【図2】苗植付け装置の正面図
【図3】苗植付け装置の左側面図
【図4】泥除けカバーの取付状況を示す左側面視断面図
【図5】別実施形態の苗植付け装置の正面図
【図6】別実施形態の整地ロータのクラッチを示す要部断面図
【図7】別実施形態の泥除けカバーの取付状況を示す左側面視断面図
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】
図1、図2に、本発明に係る水田作業機の一例である田植機が示されている。この田植機は、前輪1および後輪2を備えて四輪駆動式に構成された走行機体3の後部に、油圧シリンダ4で駆動される平行四連リンク構造の昇降リンク機構5が装備され、この昇降リンク機構5の後端下部に水田作業装置としての苗植付け装置6が前後向き支点p周りにローリング自在に連結支持されるとともに、走行機体3の後部に施肥装置7が搭載された構造となっている。
【0013】
図2〜図3に示すように、前記苗植付け装置6は、マット状苗を載置して一定ストロークで往復横移動される苗のせ台8、この苗のせ台8の下端から1株分づつ苗を切り出して田面Tに植え付けてゆく回転式の植付け機構9、田面Tの植付け箇所を均平化するよう並列配備された整地フロート10、次行程の走行基準線を田面Tに形成する左右一対のマーカー11、等が備えられている。
【0014】
並列配備された3つの整地フロート10はそれぞれ後部支点bを中心に上下揺動自在に支持されており、中央の整地フロート10は左右の整地フロート10より前方に延出されて、田面Tに対する苗植付け装置6の高さを検知するセンサフロートSFとして利用されている。このセンサフロートSFの前部と、苗植付け装置6の適所に位置固定に配備された図示されていない回転式ポテンショメータとがリンク連係され、センサフロートSFの後部支点b周りの揺動角度が電気的に検知され、この検出値が設定された基準範囲にあるように油圧シリンダ4が作動制御されることで、走行機体3の浮沈や前後傾斜にかかわらず苗植付け装置6を田面Tに対して所定高さに維持して、植付け深さを安定化する自動昇降制御(自動植付け深さ制御)が行われるようになっている。
【0015】
苗植付け装置6における前側下部にはアルミ材を押し出し成型してなる左右に長い角筒状の植付けフレーム12が装備され、この植付けフレーム12が前記昇降リンク機構5の後端下部に前記前後向き支点p周りにローリング自在に連結支持されている。植付けフレーム12の左右中央付近に、走行機体3からの動力を受けるフィードケース13が連結されるとともに、植付けフレーム12の後面の左右3箇所に植付けケース14が後向き片持ち状に連結され、各植付けケース14の後端部に貫通横架された植付け駆動軸15の左右両端に、植付け機構9が装着されている。
【0016】
植付け機構9には、前記植付け駆動軸15の端部に連結固定されて植付け駆動軸15と一体回転する回転ケース16と、この回転ケース16における両端部の横外側に横軸心回りに自転可能に軸支された爪ケース17とが備えられており、各爪ケース17に植付け爪18と苗押し出し具19が装備されている。
【0017】
回転ケース16が植付け駆動軸15によって前進回転方向(図3において反時計方向)に定速で1回転されるのに連動して、爪ケース17が回転ケース16に内装された不等速ギヤ伝動機構(図示せず)によって逆方向に不等速で1回転自転され、これによって、植付け爪18が、苗のせ台8の下端の苗取出し口と田面Tとに亘る縦長の先端回動軌跡Sを描いて循環移動するようになっている。植付け爪18が苗のせ台8の下端から切り出し保持した苗を田面Tに持ち込む時点で苗押し出し具19が爪先側に突出作動して、保持した苗を植付け爪18から分離して地中に押込むように構成されている。
【0018】
前記フィードケース13には走行機体3から取り出された作業用動力が伸縮伝動軸30を介して伝達され、このフィードケース13に伝達された動力で苗のせ台8が横送り駆動されるとともに、そのストロークエンドごとに苗のせ台8に備えた苗送りベルト37が一定ピッチづつ送り駆動される。フィードケース13に伝達された動力の一部が横向きの伝動軸31から取出されて、並列された植付けケース14の基端部に伝達されるようになっている。
【0019】
図3に示すように、植付けフレーム14の左右からは支柱32が立設され、その支柱32に亘って架設固定された横フレーム33の左右複数箇所にガイドローラ34が備えられ、これらガイドローラ34が苗のせ台8の上部背面に横架連結された案内フレーム35に係合され、前倒れ姿勢に維持された苗のせ台8の上部が左右移動可能、上下移動可能に受け止め支持されている。
【0020】
前記昇降リンク機構5の後端上方には、図2に示すように、ローリング駆動装置40が設けられている。このローリング駆動装置40から左右横外方に導出された操作ワイヤ41と、横フレーム33の左右箇所とに亘って緩衝バネ42が架設され、電動モータ43によって左右の操作ワイヤ41を背反的に出し入れ操作することで、苗植付け装置6の全体が前後向き支点p周りに駆動揺動されるようになっている。ローリング駆動装置40は、苗植付け装置6の左右傾斜を検知する図示されていない傾斜センサに連係されており、走行機体3が耕盤の起伏や凹凸によって左右傾斜して苗植付け装置6が追従傾斜すると、これが傾斜センサで検知されて電動モータ43が作動制御され、苗植付け装置6が左右水平姿勢まで復帰制御されるようになっている。ローリング駆動装置40と苗植付け装置6との間には緩衝バネ42が架設されており、ローリング駆動装置40が作動休止状態でも苗植付け装置6は緩衝バネ42を変形させながら自由ローリング作動することが可能であり、走行機体3が多少の左右傾斜しても苗植付け装置6は田面Tに接地追従する。
【0021】
昇降リンク機構5の後端上部と苗のせ台背部の案内フレーム35の左右箇所に亘って、バランスバネ36が張設されている。苗のせ台8が横移動すると、その移動方向と反対側のバランスバネ36が伸ばされて、バネ張力によるローリング力が苗植付け装置6に付加され、苗のせ台8の横移動による重量バランスの変化で苗植付け装置6が傾斜することが自動的に防止されるようになっている。
【0022】
前記施肥装置7の主部が、図1に示すように、走行機体3の後部に配備された運転座席20と前記苗植付け装置6との間において走行機体3に搭載されており、粉粒状の肥料を貯留する肥料ホッパ46、この肥料ホッパ46内の肥料を繰り出す回転式の送出し機構47、繰り出された肥料を供給ホース48を介して苗植付け装置6の各整地フロート10に備えた作溝器49に風力搬送する電動ブロワ50、電動ブロワ50からの搬送風を2条単位で並列配備された3個の送出し機構47に分配供給する送風ダクト51、などを備えている。
【0023】
マーカー11は、図3に示すように、起伏揺動可能に植付けフレーム12の左右端部に装着されており、横外方に張出した作用姿勢と起立された格納姿勢とに切換え揺動可能に支持されるとともに、電動モータ44の正逆作動によって前記両姿勢の切換えがなされるように構成されている。
【0024】
上記のように構成された苗植付け装置6の前部には、図2、図3に示すように、後輪2から後方に跳ね上げられた泥を受け止める左右一対の泥除けカバー55が前倒れ傾斜姿勢で装着されている。この泥除けカバー55は樹脂材をブロー成形して板状に形成されており、上縁部55bと下縁部55aとにおける左右箇所をそれぞれ取付部60を介して装置フレームFに取り付けられている。
【0025】
泥除けカバー55の下縁部55aに対応する取付部60である第1取付部60Aは、図4(b)に示すように、泥除けカバー55の下縁部55aを上から差し込み可能な取付金具61によって構成してある。
【0026】
取付金具61は、断面形状「U」字形状の支持本体部61Aと、支持本体部61Aの上端から後方に張り出した偏平な掛止部61Bとを設けて構成してあり、植付けフレーム (装置フレームFの一例)12の上面部に、掛止部61Bを沿わせてボルト61aによって構成してある。
また、支持本体部61Aは、その断面形状を「U」字形状に構成してあることで、上方に開口した凹部61bが形成され、この凹部61bは、泥除けカバー55の下縁部55aを差し込んで支持できるように構成されている。
また、支持本体部61Aの後面部は、植付けフレーム12の前面に当接させてある。
従って、取付金具61は、植付けフレーム12の上面と前面との2面に接触しており、安定した取付姿勢を維持でき、凹部61bに差し込んだ泥除けカバー55を安定した状態に支持することができる。
【0027】
泥除けカバー55の上縁部55bに対応する取付部60である第2取付部60Bは、図4(a)に示すように、前記横フレーム33に取り付けられたステー(装置フレームFの一例)52と、取付部各泥除けカバー55の上端部の左右箇所とを接合するボルト(連結具の一例)62を備えて構成されている。
【0028】
従って、苗植付け装置6への泥除けカバー55の取り付けは、泥除けカバー55の下縁部55aを、取付金具61の凹部61bに上から差し込んだ状態で、上縁部55bをステー52に合わせて、ボルト62で固定するだけの簡単な手順で実施することができる。
【0029】
〔別実施形態〕
以下に他の実施の形態を説明する。
【0030】
〈1〉 前記第2取付部60Bは、先の実施形態で説明したボルト62を備えた構成に限るものではなく、例えば、図7に示すように、泥除けカバー55の上端部に装着したバックル式のクランプ金具63(連結具の一例)をステー52に設けた掛け金具64に係止連結する構造を採用するものであってもよく、この場合は、泥除けカバー55を工具無しに簡易に脱着することができる。
【0031】
〈2〉 前記水田作業機は、先の実施形態で説明したものに限るものではなく、例えば、図5に示すように、水田作業装置6の下方前方に、植付け箇所前方の田面Tに砕土処理を施す整地ロータ70を配備したものであってもよい。
この整地ロータ70は、横長の籠形に構成されており、植付けケース14の基端に挿通される伝動軸31の軸心dを中心に上下揺動可能に配備されたチェーンケース71と、支持アーム72の前端部とに亘って横架軸支されている。
【0032】
前記伝動軸31から取り出された動力がチェーンケース71に伝達されて、整地ロータ70がダウンカット方向(左側面視で反時計方向)に回転駆動されるようになっている。チェーンケース71と支持アーム72が左右のバランスバネ73によって軽く引き上げ付勢されるとともに、整地ロータ70の左右中間箇所が、電動モータ74で正逆駆動されるギヤ付きの操作アーム75にロッド76を介して吊り下げ支持されている。
この場合、泥除けカバー55の下部は、整地ロータ70との干渉を避けるために、上記実施例のものより短く形成されるのが好ましい。
【0033】
また、図6に示すように、伝動軸31のチェーンケース71側の端部にはクラッチ80が設けてあり、伝動軸31から整地ロータ70側への回転駆動力を、クラッチ操作レバー81の揺動操作によって入切りできるように構成してある。
クラッチ80は、伝動軸31を、基端側部31Aと、先端側部31Bとに分離し、基端側部31Aの端部に外嵌状態で固着された第1係合部材82と、先端側部31Bの端部に軸心d方向に移動可能なスプライン結合で外嵌させた第2係合部材83との係合の切り替えによって入切り操作できるように構成してある。
【0034】
前記第1係合部材82と、第2係合部材83との対向面には、係合爪84が夫々形成してあり、第2係合部材83を軸心d方向に沿って第1係合部材82側に移動させて互いの係合爪84どうしを係合させることによってクラッチ80を入り状態にすることができる。
また、クラッチ80を切り状態にするには、第2係合部材83を第1係合部材82から離間させることで、互いの係合爪84どうしが非係合となって回転駆動力の伝達が断たれる。
因みに、クラッチ操作レバー81は、回転軸部分の外周部にカム部81aを形成してあり、クラッチ操作レバー81の揺動操作に伴って、このカム部81aが第2係合部材83の外周部に備えた鍔状部83aに当接し、その結果、第2係合部材83を軸心d方向に移動操作することができ、クラッチ80の入切り操作を叶えている。
【0035】
尚、上述のように、図面との対照を便利にするために符号を記したが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。また、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
【産業上の利用可能性】
【0036】
当該水田作業機は、苗植付け装置に替えて他の水田作業装置を搭載したものにも利用することができる。
【符号の説明】
【0037】
2 後輪
3 走行機体
6 苗植付け装置(水田作業装置に相当)
55 泥除けカバー
55a 下縁部
60 取付部
60A 第1取付部
60B 第2取付部
61A 支持本体部
61b 凹部
61B 掛止部
62 ボルト(連結具の一例)
63 クランプ金具(連結具の一例)
F 装置フレーム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
走行機体の後部に水田作業装置が昇降自在に連結してあり、
前記水田作業装置の装置フレームの前面部に、前記走行機体の後輪によって後方に飛散された泥を受け止める泥除けカバーが取り付けてあり、
前記装置フレームと前記泥除けカバーとの取付部は、前記泥除けカバーの下縁部を差し込み可能な上方に開口した凹部を備えた第1取付部と、前記第1取付部に下縁部を差し込んだ状態で前記泥除けカバーの上端側を前記装置フレーム側に当接させて連結具によって取付可能な第2取付部とを設けて構成してある水田作業機。
【請求項2】
前記第1取付部は、前記凹部を形成する支持本体部と、前記支持本体部の上端から後方に張り出した掛止部とを設けて構成してあり、
前記第1取付部は、前記支持本体部を前記装置フレームの前面に当接させると共に、前記掛止部を前記装置フレームの上面に沿わせて取り付けてある請求項1に記載の水田作業機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2013−70627(P2013−70627A)
【公開日】平成25年4月22日(2013.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−209651(P2011−209651)
【出願日】平成23年9月26日(2011.9.26)
【出願人】(000001052)株式会社クボタ (4,415)
【Fターム(参考)】