氷菓子保持具
【課題】 氷菓子を食する際に興趣を持たせることが可能な氷菓子保持具を提供する。
【解決手段】 氷菓子20を保持する受皿1の中央部から把持棒3を垂下させると共に、前記受皿中央部からストロー部材10を起立させ、かつ該ストロー部材に、前記氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口12を設けた。
【解決手段】 氷菓子20を保持する受皿1の中央部から把持棒3を垂下させると共に、前記受皿中央部からストロー部材10を起立させ、かつ該ストロー部材に、前記氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口12を設けた。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はアイスクリーム等の氷菓子を保持可能な氷菓子保持具に関する。
【背景技術】
【0002】
アイスキャンデーのステックが差し込み可能な把持棒に受け皿を装着したアイスキャンデー用保持具が従来技術して知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−129849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術は受け皿に溜まったアイスキャンデーの溶け汁をすするためには受け皿を傾ける以外に他に方法がなく、アイスキャンデーの食し方としては興趣に欠けるものとなっていた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、氷菓子を食する際に興趣を持たせることが可能な氷菓子保持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、氷菓子20を保持する受皿1の中央部から把持棒3を垂下させると共に、前記受皿中央部からストロー部材10を起立させ、かつ該ストロー部材に、前記氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口12を設けたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、前記受皿1中央部に透孔2を形成すると共に、前記把持棒3の上端部に嵌合孔4を形成して、該嵌合孔4を前記透孔2へ連通させ、かつ該透孔2を介して前記ストロー部材10を前記嵌合孔4へ嵌合させたことを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明は、前記吸引口12下端を前記受皿1上面より下方へ位置させたことを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明は、前記受皿1の周縁部から嵌合筒5を垂下して、該嵌合筒5へ前記氷菓子を覆うカバー筒下部が嵌合可能に設けたことを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明は、前記受皿1の周縁部から第1破断部30を介して氷菓子を収納可能な周壁31を起立させ、かつ該周壁31に第2破断部32を形成して、該第2破断部32下端を前記第1破断部30へ連結させると共に、前記第2破断部32上端を前記周壁31上端へ到達させ、前記第1破断部30と前記第2破断部32とを破断させることで前記周壁31を前記受皿1から除去可能に設けたことを特徴とする。
【0011】
さらに、本発明は、氷菓子が充填されるカップ40の底壁40a周縁に破断線40bを形成すると共に、底壁より下方の周壁部分に切欠部40cを設け、かつ周壁41に破断部42を形成して、該破断部上端を前記カップ周壁41上端へ、かつ前記破断部下端を前記切欠部40c下端へ、それぞれ到達させ、前記カップ周壁41上端部へ請求項4記載の氷菓子保持具の受皿嵌合筒5を嵌合接着させることで請求項1記載の氷菓子保持具を前記カップ40へ装着可能に設け、前記切欠部40cを介して破断部42を破断させることで前記カップ周壁41が前記受皿1から離脱可能に設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、氷菓子を保持する受皿を備えているので、氷菓子の溶け汁は受皿に溜まって滴下することがないため、溶け汁によって衣服等を汚すことがない。
【0013】
また、本発明は、受皿中央部からストロー部材を起立させ、かつ該ストロー部材に、氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口を設けたので、受皿に溜まった溶け汁をストロー部材で吸引することができ、したがって、氷菓子を食する際の興趣が増すと共に、多量に溜まった溶け汁を無駄にすることがない。
【0014】
さらに、本発明は、受皿の周縁部から氷菓子を収納可能な周壁を起立させたので、氷菓子の充填が容易である。
【0015】
さらに、本発明は、カップ周壁上端部へ氷菓子保持具の受皿嵌合筒を嵌合接着させるため、カップと氷菓子保持具とを別体に成形することができ、したがって、成形が容易である。
【0016】
さらに、本発明は、破断部を破断させることで周壁またカップを受皿から除去または離脱可能に設けたので、氷菓子を食するのが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る氷菓子保持具の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の氷菓子保持具にカバーを嵌合させた状態を示す半断面側面図である。
【図4】使用状態を示す説明図である。
【図5】第2実施形態を示す半断面側面図である。
【図6】図5の一部を示す拡大図である。
【図7】図5の斜視図である。
【図8】第3実施形態を示す半断面側面図である。
【図9】図8の断面図である。
【図10】図8の斜視図である。
【図11】破断状態を示す作用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1ないし図4は第1実施形態を示す。1は下方へ凸の比較的浅い受皿で、中央部に透孔2を形成すると共に、中央部下面から把持棒3を垂下させ、かつ把持棒3上端部に嵌合孔4を形成して、該嵌合孔4の上面を透孔2へ開口させると共に、周縁部から後記カバー筒21嵌合用の嵌合筒5を垂下させている。嵌合孔4の上部は、後述ストロー部材の嵌合容易さの観点から上方大径のテーパ状部に形成するのが好ましい。なお、材質としては合成樹脂を使用する。
【0020】
10はストロー部材で、下端部を上向き段部を介して小外径部11に形成して、小外径部11を透孔2を介して把持棒3の嵌合孔4へ嵌合させると共に、小外径部11より上方のストロー部材10部分に吸引口12を形成する。
【0021】
吸引口12下端は、氷菓子の溶け汁吸引の観点から受皿1上面より下方へ位置させる。吸引口12の形状、数には特に限定はないが、本実施形態では矩形状にして周方向へ所定間隔をおいて複数個設ける。材質としては合成樹脂を使用する。
【0022】
上記では、把持棒3と受皿1は一体に形成されているが、別体に形成することも可能である。また、ストロー部材10は把持棒3へ嵌合させることなく、受皿1からこれと一体に起立させることも可能である。把持棒3の形状には特に限定はないが、通常は丸棒ないし平板を使用する。
【0023】
次に本実施形態の作用について説明する。
まず、ストロー部材10を受皿1の把持棒3へ嵌合させた後、受皿1上へアイスクリーム、ソフトクリームないし氷の小片等からなる氷菓子20を盛り付け、次いで氷菓子20を覆うカバー筒21を受皿1の嵌合筒5へ嵌合させる。
【0024】
氷菓子20の溶け汁は受皿1へ溜まるため、氷菓子を食しつつ同時にストロー部材10を利用して氷菓子の溶け汁を吸引することも可能であり、あるいは氷菓子がすべて溶けて溶け汁だけになった場合にもストロー部材を利用すれば容易に吸引可能であるから、氷菓子を食する際の興趣が増すことになる。
【0025】
図5ないし図7は第2実施形態を示す。本実施形態では、受皿1の周縁部から周方向への第1破断部30を介して氷菓子を収納可能な上方大外径の周壁31(上面広口)を起立させ、かつ該周壁31に第2破断部32を螺旋的に形成して、該第2破断部下端を第1破断部30へ連結させると共に、第2破断部32上端を周壁31上端へ到達させ、かつ周壁31上端に摘み部33を突設する。第1および第2破断部30、32は図6に示すように薄肉によって構成する。
【0026】
使用するには、周壁31内へ氷菓子を充填した後、周壁上面を摘み付きの蓋板35でシールする。食するには、摘み部33をもって第2破断部32を破断させた後、第1破断部30を破断させて周壁31を受皿1から除去する。ストロー部材10の使用については第1実施形態と同一であるから説明を省略する。
【0027】
図8ないし図11は第3実施形態を示す。本実施形態では、カップ40(上面広口)の底壁40a周縁に薄肉からなる破断線40bを形成すると共に、底壁より下方の周壁部分に切欠部40cを設け、さらに周壁41に破断部42を螺旋的に形成して、該破断部上端をカップ周壁41上端へ、かつ破断部42下端を切欠部40cの一端へ、それぞれ到達させ、かつカップ周壁上端部へ氷菓子保持具の受皿嵌合筒5を嵌合接着させることで上記氷菓子保持具をカップへ装着させている。破断部42は薄肉によって構成する。また、カップ周壁上端部への受皿嵌合筒5の嵌合接着手段には特に限定はないが、食する上で安全かつ衛生的な手段を用いる。
【0028】
使用するには、カップ40内へ氷菓子を充填した後、上記氷菓子保持具の受皿嵌合筒5をカップ40上端部内面へ嵌合接着させる。その際ストロー部材10がカップ40内へ挿入されるようにする。氷菓子を食するには、図面に示すようにカップ40を倒立させて、切欠部40cから破断部42を破断させることでカップを受皿から離脱させればよい。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、アイスクリームないしソフトクリーム等の氷菓子を保持するのに使用される氷菓子保持具の分野に利用することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 受皿
3 把持棒
4 嵌合孔
5 嵌合筒
10 ストロー部材
11 小外径部
12 吸引口
20 氷菓子
30 第1破断部
32 第2破断部
40 カップ
41 周壁
42 破断部
【技術分野】
【0001】
本発明はアイスクリーム等の氷菓子を保持可能な氷菓子保持具に関する。
【背景技術】
【0002】
アイスキャンデーのステックが差し込み可能な把持棒に受け皿を装着したアイスキャンデー用保持具が従来技術して知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2006−129849号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術は受け皿に溜まったアイスキャンデーの溶け汁をすするためには受け皿を傾ける以外に他に方法がなく、アイスキャンデーの食し方としては興趣に欠けるものとなっていた。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、氷菓子を食する際に興趣を持たせることが可能な氷菓子保持具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、氷菓子20を保持する受皿1の中央部から把持棒3を垂下させると共に、前記受皿中央部からストロー部材10を起立させ、かつ該ストロー部材に、前記氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口12を設けたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、前記受皿1中央部に透孔2を形成すると共に、前記把持棒3の上端部に嵌合孔4を形成して、該嵌合孔4を前記透孔2へ連通させ、かつ該透孔2を介して前記ストロー部材10を前記嵌合孔4へ嵌合させたことを特徴とする。
【0008】
さらに、本発明は、前記吸引口12下端を前記受皿1上面より下方へ位置させたことを特徴とする。
【0009】
さらに、本発明は、前記受皿1の周縁部から嵌合筒5を垂下して、該嵌合筒5へ前記氷菓子を覆うカバー筒下部が嵌合可能に設けたことを特徴とする。
【0010】
さらに、本発明は、前記受皿1の周縁部から第1破断部30を介して氷菓子を収納可能な周壁31を起立させ、かつ該周壁31に第2破断部32を形成して、該第2破断部32下端を前記第1破断部30へ連結させると共に、前記第2破断部32上端を前記周壁31上端へ到達させ、前記第1破断部30と前記第2破断部32とを破断させることで前記周壁31を前記受皿1から除去可能に設けたことを特徴とする。
【0011】
さらに、本発明は、氷菓子が充填されるカップ40の底壁40a周縁に破断線40bを形成すると共に、底壁より下方の周壁部分に切欠部40cを設け、かつ周壁41に破断部42を形成して、該破断部上端を前記カップ周壁41上端へ、かつ前記破断部下端を前記切欠部40c下端へ、それぞれ到達させ、前記カップ周壁41上端部へ請求項4記載の氷菓子保持具の受皿嵌合筒5を嵌合接着させることで請求項1記載の氷菓子保持具を前記カップ40へ装着可能に設け、前記切欠部40cを介して破断部42を破断させることで前記カップ周壁41が前記受皿1から離脱可能に設けたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明は、氷菓子を保持する受皿を備えているので、氷菓子の溶け汁は受皿に溜まって滴下することがないため、溶け汁によって衣服等を汚すことがない。
【0013】
また、本発明は、受皿中央部からストロー部材を起立させ、かつ該ストロー部材に、氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口を設けたので、受皿に溜まった溶け汁をストロー部材で吸引することができ、したがって、氷菓子を食する際の興趣が増すと共に、多量に溜まった溶け汁を無駄にすることがない。
【0014】
さらに、本発明は、受皿の周縁部から氷菓子を収納可能な周壁を起立させたので、氷菓子の充填が容易である。
【0015】
さらに、本発明は、カップ周壁上端部へ氷菓子保持具の受皿嵌合筒を嵌合接着させるため、カップと氷菓子保持具とを別体に成形することができ、したがって、成形が容易である。
【0016】
さらに、本発明は、破断部を破断させることで周壁またカップを受皿から除去または離脱可能に設けたので、氷菓子を食するのが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明に係る氷菓子保持具の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の要部断面図である。
【図3】図1の氷菓子保持具にカバーを嵌合させた状態を示す半断面側面図である。
【図4】使用状態を示す説明図である。
【図5】第2実施形態を示す半断面側面図である。
【図6】図5の一部を示す拡大図である。
【図7】図5の斜視図である。
【図8】第3実施形態を示す半断面側面図である。
【図9】図8の断面図である。
【図10】図8の斜視図である。
【図11】破断状態を示す作用説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0019】
図1ないし図4は第1実施形態を示す。1は下方へ凸の比較的浅い受皿で、中央部に透孔2を形成すると共に、中央部下面から把持棒3を垂下させ、かつ把持棒3上端部に嵌合孔4を形成して、該嵌合孔4の上面を透孔2へ開口させると共に、周縁部から後記カバー筒21嵌合用の嵌合筒5を垂下させている。嵌合孔4の上部は、後述ストロー部材の嵌合容易さの観点から上方大径のテーパ状部に形成するのが好ましい。なお、材質としては合成樹脂を使用する。
【0020】
10はストロー部材で、下端部を上向き段部を介して小外径部11に形成して、小外径部11を透孔2を介して把持棒3の嵌合孔4へ嵌合させると共に、小外径部11より上方のストロー部材10部分に吸引口12を形成する。
【0021】
吸引口12下端は、氷菓子の溶け汁吸引の観点から受皿1上面より下方へ位置させる。吸引口12の形状、数には特に限定はないが、本実施形態では矩形状にして周方向へ所定間隔をおいて複数個設ける。材質としては合成樹脂を使用する。
【0022】
上記では、把持棒3と受皿1は一体に形成されているが、別体に形成することも可能である。また、ストロー部材10は把持棒3へ嵌合させることなく、受皿1からこれと一体に起立させることも可能である。把持棒3の形状には特に限定はないが、通常は丸棒ないし平板を使用する。
【0023】
次に本実施形態の作用について説明する。
まず、ストロー部材10を受皿1の把持棒3へ嵌合させた後、受皿1上へアイスクリーム、ソフトクリームないし氷の小片等からなる氷菓子20を盛り付け、次いで氷菓子20を覆うカバー筒21を受皿1の嵌合筒5へ嵌合させる。
【0024】
氷菓子20の溶け汁は受皿1へ溜まるため、氷菓子を食しつつ同時にストロー部材10を利用して氷菓子の溶け汁を吸引することも可能であり、あるいは氷菓子がすべて溶けて溶け汁だけになった場合にもストロー部材を利用すれば容易に吸引可能であるから、氷菓子を食する際の興趣が増すことになる。
【0025】
図5ないし図7は第2実施形態を示す。本実施形態では、受皿1の周縁部から周方向への第1破断部30を介して氷菓子を収納可能な上方大外径の周壁31(上面広口)を起立させ、かつ該周壁31に第2破断部32を螺旋的に形成して、該第2破断部下端を第1破断部30へ連結させると共に、第2破断部32上端を周壁31上端へ到達させ、かつ周壁31上端に摘み部33を突設する。第1および第2破断部30、32は図6に示すように薄肉によって構成する。
【0026】
使用するには、周壁31内へ氷菓子を充填した後、周壁上面を摘み付きの蓋板35でシールする。食するには、摘み部33をもって第2破断部32を破断させた後、第1破断部30を破断させて周壁31を受皿1から除去する。ストロー部材10の使用については第1実施形態と同一であるから説明を省略する。
【0027】
図8ないし図11は第3実施形態を示す。本実施形態では、カップ40(上面広口)の底壁40a周縁に薄肉からなる破断線40bを形成すると共に、底壁より下方の周壁部分に切欠部40cを設け、さらに周壁41に破断部42を螺旋的に形成して、該破断部上端をカップ周壁41上端へ、かつ破断部42下端を切欠部40cの一端へ、それぞれ到達させ、かつカップ周壁上端部へ氷菓子保持具の受皿嵌合筒5を嵌合接着させることで上記氷菓子保持具をカップへ装着させている。破断部42は薄肉によって構成する。また、カップ周壁上端部への受皿嵌合筒5の嵌合接着手段には特に限定はないが、食する上で安全かつ衛生的な手段を用いる。
【0028】
使用するには、カップ40内へ氷菓子を充填した後、上記氷菓子保持具の受皿嵌合筒5をカップ40上端部内面へ嵌合接着させる。その際ストロー部材10がカップ40内へ挿入されるようにする。氷菓子を食するには、図面に示すようにカップ40を倒立させて、切欠部40cから破断部42を破断させることでカップを受皿から離脱させればよい。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明は、アイスクリームないしソフトクリーム等の氷菓子を保持するのに使用される氷菓子保持具の分野に利用することができる。
【符号の説明】
【0030】
1 受皿
3 把持棒
4 嵌合孔
5 嵌合筒
10 ストロー部材
11 小外径部
12 吸引口
20 氷菓子
30 第1破断部
32 第2破断部
40 カップ
41 周壁
42 破断部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
氷菓子20を保持する受皿1の中央部から把持棒3を垂下させると共に、前記受皿中央部からストロー部材10を起立させ、かつ該ストロー部材に、前記氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口12を設けたことを特徴とする氷菓子保持具。
【請求項2】
前記受皿1中央部に透孔2を形成すると共に、前記把持棒3の上端部に嵌合孔4を形成して、該嵌合孔4を前記透孔2へ連通させ、かつ該透孔2を介して前記ストロー部材10を前記嵌合孔4へ嵌合させたことを特徴とする請求項1記載の氷菓子保持具。
【請求項3】
前記吸引口12下端を前記受皿1上面より下方へ位置させたことを特徴とする請求項1又は2記載の氷菓子保持具。
【請求項4】
前記受皿1の周縁部から嵌合筒5を垂下して、該嵌合筒5へ前記氷菓子を覆うカバー筒下部が嵌合可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の氷菓子保持具。
【請求項5】
前記受皿1の周縁部から第1破断部30を介して氷菓子を収納可能な周壁31を起立させ、かつ該周壁31に第2破断部32を形成して、該第2破断部32下端を前記第1破断部30へ連結させると共に、前記第2破断部32上端を前記周壁31上端へ到達させ、前記第1破断部30と前記第2破断部32とを破断させることで前記周壁31を前記受皿1から除去可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の氷菓子保持具。
【請求項6】
氷菓子が充填されるカップ40の底壁40a周縁に破断線40bを形成すると共に、底壁より下方の周壁部分に切欠部40cを設け、かつ周壁41に破断部42を形成して、該破断部上端を前記カップ周壁41上端へ、かつ前記破断部下端を前記切欠部40c下端へ、それぞれ到達させ、前記カップ周壁41上端部へ請求項4記載の氷菓子保持具の受皿嵌合筒5を嵌合接着させることで請求項1記載の氷菓子保持具を前記カップ40へ装着可能に設け、前記切欠部40cを介して破断部42を破断させることで前記カップ周壁41が前記受皿1から離脱可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の氷菓子保持具。
【請求項1】
氷菓子20を保持する受皿1の中央部から把持棒3を垂下させると共に、前記受皿中央部からストロー部材10を起立させ、かつ該ストロー部材に、前記氷菓子の溶け汁を吸引可能な吸引口12を設けたことを特徴とする氷菓子保持具。
【請求項2】
前記受皿1中央部に透孔2を形成すると共に、前記把持棒3の上端部に嵌合孔4を形成して、該嵌合孔4を前記透孔2へ連通させ、かつ該透孔2を介して前記ストロー部材10を前記嵌合孔4へ嵌合させたことを特徴とする請求項1記載の氷菓子保持具。
【請求項3】
前記吸引口12下端を前記受皿1上面より下方へ位置させたことを特徴とする請求項1又は2記載の氷菓子保持具。
【請求項4】
前記受皿1の周縁部から嵌合筒5を垂下して、該嵌合筒5へ前記氷菓子を覆うカバー筒下部が嵌合可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の氷菓子保持具。
【請求項5】
前記受皿1の周縁部から第1破断部30を介して氷菓子を収納可能な周壁31を起立させ、かつ該周壁31に第2破断部32を形成して、該第2破断部32下端を前記第1破断部30へ連結させると共に、前記第2破断部32上端を前記周壁31上端へ到達させ、前記第1破断部30と前記第2破断部32とを破断させることで前記周壁31を前記受皿1から除去可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の氷菓子保持具。
【請求項6】
氷菓子が充填されるカップ40の底壁40a周縁に破断線40bを形成すると共に、底壁より下方の周壁部分に切欠部40cを設け、かつ周壁41に破断部42を形成して、該破断部上端を前記カップ周壁41上端へ、かつ前記破断部下端を前記切欠部40c下端へ、それぞれ到達させ、前記カップ周壁41上端部へ請求項4記載の氷菓子保持具の受皿嵌合筒5を嵌合接着させることで請求項1記載の氷菓子保持具を前記カップ40へ装着可能に設け、前記切欠部40cを介して破断部42を破断させることで前記カップ周壁41が前記受皿1から離脱可能に設けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の氷菓子保持具。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【公開番号】特開2011−115051(P2011−115051A)
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−272997(P2009−272997)
【出願日】平成21年12月1日(2009.12.1)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年6月16日(2011.6.16)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年12月1日(2009.12.1)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】
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