説明

注出装置

【課題】液体を抽出する注出装置において、容器から排出不能な液体の量を減らす。
【解決手段】注出装置100は、第1容器10と、第1容器10の内部に配置された第2容器20と、第1容器10の外部に配置された注出部30と、第2容器20と注出部30とを連通させる管路40と、第2容器20の容積が縮小するように第1容器10と第2容器20との間の空間25に圧力を加える加圧部50とを備える。第2容器20は、第1端21a及び第2端21bを有するベローズ部21と、ベローズ部21の第1端21a側を閉塞する第1端部22と、ベローズ部21の第2端21b側を閉塞する第2端部24とを有する。第1端部22の中央部分22aは、第2端部24の方向に向かって窪んでいる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を注出する注出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ビールは、周知のとおり、空気に触れると変質する。ビールが充填さされた容器を開栓した後のビールの変質を抑える方法としては、容器内に炭酸ガスを送り込んで、この炭酸ガスによってビールを押し出す方法が一般的である。この方法では、ビールの注出によってビール容器内に生じる空間は炭酸ガスで満たされるので、ビールと空気との接触が防止される。
【0003】
開栓後のビールの変質を抑える方法として、その他に、ビールを収容している容器の容積を縮小しながら容器からビール等の飲料を押し出す方法がある。特許文献1には、飲料が充填された変形自在のバッグを外容器内に収容し、外容器とバッグとの間に圧力流体を供給することによって飲料を注出する飲料注出装置が記載されている。
【特許文献1】特開平10−81397号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
容積が可変の容器を利用してその容積を縮小しながらビール等の飲料を押し出す構成では、容器から排出不能な液体の量を減らすためには、その容器の最小容積を如何に小さくすることができるかが重要である。特許文献1では、バッグの最小容積を如何に小さくするかについては言及されていない。
【0005】
本発明は、例えば、液体を抽出する注出装置において、容器から排出不能な液体の量を減らすことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、液体を抽出する注出装置に係り、該注出装置は、第1容器と、前記第1容器の内部に配置された第2容器と、前記第1容器の外部に配置された注出部と、前記第2容器と前記注出部とを連通させる管路とを備える。前記注出装置は、前記第1容器と前記第2容器との間の空間の圧力によって第2容器の液体が前記管路に押し出されて前記注出部に供給されるように構成される。前記第2容器は、第1端及び第2端を有するベローズ部と、前記ベローズ部の前記第1端側を閉塞する第1端部と、前記ベローズ部の前記第2端側を閉塞する第2端部とを有する。前記第1端部は、その中央部分が前記第2端部の方向に向かって窪んでいる。
【0007】
本発明の好適な実施形態によれば、前記ベローズ部が最も縮んだ状態で前記第1端部の内面と前記第2端部の内面とが接触することが好ましい。
【0008】
本発明の好適な実施形態によれば、前記注出装置は、前記第2容器の内部に液体を注入する注入部を更に備えることが好ましい。
【0009】
本発明の好適な実施形態によれば、前記第2容器の少なくとも一部がステンレス鋼で構成されていることが好ましい。
【0010】
本発明の好適な実施形態によれば、前記第2容器は、前記第1端部が上側になり前記第2端部が下側になるように前記第1容器内に配置されていることが好ましい。
【0011】
本発明の好適な実施形態によれば、前記第2容器は、前記第2端部に口部を有することが好ましく、前記口部と前記注出部とが前記管路で連結されていることが好ましい。
【0012】
本発明の好適な実施形態によれば、前記第1容器は、前記第1端部の前記中央部分に対応する位置が前記中央部分側に向かって突出した突出部を有することが好ましい。
【0013】
本発明の好適な実施形態によれば、前記注出装置は、前記第1容器と前記第2容器との間の空間に圧力を加える加圧部を更に備えることが好ましい。ここで、前記加圧部の少なくとも一部が前記突出部の内側の空間に配置されていることが好ましい。
【0014】
本発明の好適な実施形態によれば、前記注出装置は、前記第1容器と前記第2容器との間の空間に圧力を加えるためのバルブを更に備えてもよい。
【0015】
本発明の好適な実施形態によれば、前記注出装置は、前記第1容器と前記第2容器との間の空間の圧力を表示する表示ユニットを更に備えることが好ましく、前記表示ユニットの少なくとも一部が前記突出部の内側の空間に配置されていることが好ましい。
【0016】
本発明の好適な実施形態によれば、前記第1容器のすくなくとも一部が透明であることが好ましい。
【0017】
本発明の好適な実施形態によれば、前記注出装置は、識別子を示す情報を保持した無線ICチップを更に備えることが好ましい。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、液体を抽出する注出装置において、容器から排出不能な液体の量を減らすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明に係る注出装置は、例えば、ビール、発泡酒、ワイン等の飲料、薬液の注出、保管、運搬等に好適であるが、これに限らず、あらゆる液体の注出、保管、運搬等に好適である。
【0020】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
【0021】
図1〜図3は、本発明の好適な第1実施形態の注出装置の構成を模式的に示す図である。なお、図1〜図3では、一部が断面で示されている。本発明の好適な実施形態の注出装置100は、内容物(液体)の量に応じて容積を変更することができる容器(容量可変容器)20を備えている。
【0022】
注出装置100は、典型的には、容器20から液体が排出される度に容器20に液体が再充填されて再利用される。例えば、注出装置100は、容器20に液体が充填された状態で市場に提供され、液体が注出され終わった後に市場から回収されて、その後、容器20に液体が再充填されて、再び市場に提供されうる。
【0023】
注出装置100は、RFタグ(無線タグ)のような無線ICチップ95を備えることが好ましい。無線ICチップ95は、例えば、識別子(ID)を示す情報を保持していて、外部の読取装置との間で無線通信することによって読取装置に対して自己の識別子を取得させうる。無線ICチップ95は、例えば、アンテナを使って非接触で読取装置側から電力を受電して動作することが好ましい。読取装置側では、注出装置100の無線ICチップ95から取得した識別子に基づいてその注出装置100を管理することができる。
【0024】
注出装置100は、液体の注出のみならず、液体の保管、運搬等にも好適である。そのような観点では、注出装置100は、注出機構を有する容器として考えることもできる。
【0025】
注出装置100は、第1容器(外容器)10と、第1容器10の内部に配置された第2容器(内容器)20と、第1容器10の外部に配置された注出部30と、第2容器20と注出部30とを連通させる管路40と、第2容器20の容積が縮小するように第1容器10と第2容器20との間の空間25に圧力を加える加圧部50とを備える。
【0026】
加圧部50は、手動又は電動のポンプ52と、第1容器10と第2容器20との間の空間25とポンプ52とを接続する接続管54とを含みうる。空間25の加圧は、図1に矢印Aで示すように、ポンプ52によって空間25内に空気を送り込むことによってなされる。空間25が加圧された状態で、注出部30のバルブ操作用ハンドル32を操作して注出部30に内蔵されたバルブ(不図示)を開くと、第2容器20が圧力によって収縮して、第2容器20から液体28が管路40及び注出部30を通して注出(排出)される。注出装置100をビール等の発泡性飲料のための容器に適用した場合、発泡性飲料の抽出のために炭酸ガスを第2容器20内に注入する必要がないため、炭酸ガスボンベが不要である。
【0027】
注出装置100は、第1容器10と第2容器20との間の空間25の圧力を表示する表示ユニット70を備えていることが好ましい。表示ユニット70は、例えば、圧力値を検知及び表示する圧力計72と、第1容器10と第2容器20との間の空間25と圧力計72とを接続する接続管74とを含みうる。例えば、注出装置100でビール等の発泡性飲料を保管する場合、第2容器20の内部の発泡性飲料に適度な圧力がかかっていないと発泡性飲料から炭酸ガスが遊離してしまう。そこで、表示ユニット70の表示にしたがって第2容器20(第1容器10と第2容器20との間の空間25)に適度な圧力を印加した状態で発泡性飲料を保管することが好ましい。
【0028】
注出装置100は、排気バルブ80を備えることが好ましく、第1容器10と第2容器20との間の空間25の圧力が過剰な場合には、図1に矢印Bで示すように、排気バルブ80を開いて排気ポート82から空気を排気することによって第1容器10と第2容器20との間の空間25が減圧すればよい。排気バルブ80は、第2容器20に液体を充填する際にも利用される。
【0029】
注出装置100は、第2容器28内に液体28を充填するための注入部60を備えている。注入部60は、典型的には、バルブを内蔵した継手を含みうる。注入部60を通して供給される液体28は、継手44及び第2容器20に設けられた口部24aを通して第2容器20内に送り込まれる。
【0030】
第2容器20に液体28を充填する際は、排気バルブ80を開いた状態で、注入部60を通して外部から液体28を第2容器28内に送り込む。これに伴って、第2容器20の容積が拡大し、第1容器10と第2容器20との間の空間25の空気が排気バルブ80を通して排気ポート82から外部に排気される。注出装置100は、管路40の途中、好ましくは、継手44(口部24a)に近い位置に充填用遮断バルブ42を備えていることが好ましく、充填用遮断バルブ42を閉じた状態で充填がなされることが好ましい。
【0031】
注出装置100は、図1〜図3に口部24aとして例示的に示すように、液体28の排出用の口部と液体28の充填用の口部とを共用する構成であってもよいし、それらが別個に設けられた構成であってもよい。
【0032】
液体28を抽出する際は、排気バルブ80を閉じて、ポンプ50によって第1容器10と第2容器20との間の空間25を適度に加圧した後に、図2に示すように、注出部30のハンドル32を操作して注出部30に内蔵されたバルブを開けばよい。空間25の圧力によって第2容器20が圧縮方向の力を受けているので、注出部30に内蔵されたバルブが開かれることによって、第2容器20が収縮し、第2容器20の液体28が管路40に押し出され、管路40を通って注出部30から注出される。
【0033】
第2容器20は、例えば、その少なくとも一部、好ましくは、少なくとも液体28に接触し得る部分がステンレス鋼で構成されることが好ましい。第2容器20は、第1端21a及び第2端21bを有するベローズ部21と、ベローズ部21の第1端21a側を閉塞する第1端部22と、ベローズ部21の第2端21b側を閉塞する第2端部24とを有する。ベローズ部21は、その軸方向(図1〜3では、上下方向)に伸縮することができる。第1端部22の中央部分22aは、第2端部24の方向に向かって窪んでいる。
【0034】
ベローズ部21は、それが最も縮んだ状態において、第1端21aと第2端21bとの間に間隙を有する。そこで、第2容器20の最小容積を小さくして、第2容器20から排出されずに残る液体28の量を少なくするには、第1端部22の中央部分22aは、第2端部24の方向に向かって窪んでいることが好ましい。ここで、ベローズ部21が最も縮んだ状態において、第1端部22の内面と第2端部24の内面とが接触することが更に好ましい。
【0035】
第2容器20は、中央部分22aに窪み部を有する第1端部22が上側になり、第2端部24が下側になるように第1容器10内に配置されていることが好ましい。これとは逆に、第1端部22が下側になり、第2端部24が上側になるように第2容器20を配置することもできるが、この場合には、第1端部22の周辺部分(窪みの外側)の液体が排出されずに残りうる。
【0036】
更に、第2容器20の口部24は、第2端部24に設けられることが好ましい。この場合、第2容器20内の液体28は、自重によっても、第2容器20から排出されうる。
【0037】
第2容器20を収容している容器である第1容器10は、第2容器20の第1端部22の中央部分(窪み部分)22aに対応する位置が中央部分22a側に向かって(或いは、第1容器10の内側に向かって)突出した突出部10aを有することが好ましい。このような突出部10aを設けることによって突出部10aの内側の空間(第1容器10の外部空間であって突出部10aの側面と底面とによって囲まれる空間)10bに機構、構造体、或いは装置を配置することができるので、第2容器20の中央部分(窪み部分)22aの存在によって生じる空間を有効に利用することができる。空間10bには、例えば、加圧部50の少なくとも一部、及び/又は、表示ユニット70の少なくとも一部、及び/又は、無線ICチップ95の少なくとも一部が配置されることが好ましい。
【0038】
第1容器10は、少なくとも一部が透明な材料で構成されていることが好ましい。これにより、第2容器20の長さ(容積)、すなわち、液体28の残り量を外部から容易に確認することができる。
【0039】
図4は、本発明の好適な第2実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。図4に例示的に示すように、第2容器20の底部等の適所に口部としてのバルブ(バルブ内蔵継手)45を取り付けて、バルブ45を使って第2容器20に液体28を充填したり、第2容器20から液体28を排出したりしてもよい。バルブ45は、第2容器20の内部を洗浄する際にも有用である。洗浄の際には、バルブ45を通して第2容器20の内部に洗浄液を供給し、同時にバルブ45を通して洗浄液を排出することができる。このようなバルブは、例えば、ビール樽等の口部に使用されている。洗浄及び液体28の充填が完了したら、管路40の端に設けられた連結ヘッド46をバルブ45に連結すればよい。
【0040】
図5、図6は、本発明の好適な第3実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図、上面図である。この実施形態では、第1容器10の上面に天板15が配置されていて、天板15と突出部10aの側面及び底面とによって囲まれる空間10b内に加圧部50、及び/又は、表示ユニット70、及び/又は、無線ICチップ95が配置されている。
【0041】
図7は、本発明の好適な第4実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。この実施形態の注出装置100は、第1容器10と第2容器20との間の空間25に空気等の気体を充填して圧力を加えるための加圧用バルブ47を第1容器10の適所(例えば、上部)等に備えている。空間25には、加圧用バルブ47に圧力ラインを接続することによって空気等の気体が充填されうる。空間25には、例えば、第2容器20内に飲料が充填された後に、相応の圧力になるまで気体が充填されうる。なお、第2容器20内に飲料を充填する際には、加圧用バルブ47又は他に任意に設けられうる排出用バルブを通して第2容器20内の気体を排出して第2容器20内を減圧しておき、充填後に第2容器20内を加圧してもよい。
【0042】
この実施形態では、加圧部50、表示ユニット70及び排気バルブ80は、省略されうる。この場合は、注出装置100の構造が簡単化される。ただし、例えば、市場において第2空間20を加圧したり減圧したりすることを可能にするため、或いは、任意のタイミングで第2空間20を加圧したり減圧したりすることを可能にするためには、加圧部50、表示ユニット70及び排気バルブ80を備えるべきである。この場合は、加圧部50の少なくとも一部、及び/又は、表示ユニット70の少なくとも一部は、前述のように、第1容器10に突出部10aを設けて、その突出部10aの内側の空間10bに配置されることが好ましい。
【0043】
無線ICチップ95を搭載する場合には、無線ICチップ95は、例えば、第1容器10の外側又は内側(例えば、空間10b)に配置されうる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の好適な第1実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図2】本発明の好適な第1実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図3】本発明の好適な第1実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図4】本発明の好適な第2実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図5】本発明の好適な第3実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【図6】本発明の好適な第3実施形態の注出装置の構成を模式的に示す上面図である。
【図7】本発明の好適な第4実施形態の注出装置の構成を模式的に示す側面図である。
【符号の説明】
【0045】
10 第1容器(外容器)
10a 突出部
10b 突出部の内側の空間
15 天板
20 第2容器(内容器)
21 ベローズ部
21a 第1端
21b 第2端
22 第1端部
22a 中央部分(窪み部分)
24 第2端部
24a 口部
25 空間
28 液体
30 注出部
32 バルブ操作用ハンドル
40 管路
42 充填用遮断バルブ
44 継手
45 バルブ
46 連結ヘッド
47 加圧用バルブ
50 加圧部
52 ポンプ
54 接続管
60 注入部
70 表示ユニット
72 圧力計
74 接続管
80 排気バルブ
82 排気ポート
90 支持脚
95 無線ICチップ
100 注出装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を抽出する注出装置であって、
第1容器と、
前記第1容器の内部に配置された第2容器と、
前記第1容器の外部に配置された注出部と、
前記第2容器と前記注出部とを連通させる管路とを備え、前記第1容器と前記第2容器との間の空間の圧力によって第2容器の液体が前記管路に押し出されて前記注出部に供給されるように構成され、
前記第2容器が、第1端及び第2端を有するベローズ部と、前記ベローズ部の前記第1端側を閉塞する第1端部と、前記ベローズ部の前記第2端側を閉塞する第2端部とを有し、前記第1端部の中央部分が前記第2端部の方向に向かって窪んでいる、
ことを特徴とする注出装置。
【請求項2】
前記ベローズ部が最も縮んだ状態で前記第1端部の内面と前記第2端部の内面とが接触することを特徴とする請求項1に記載の注出装置。
【請求項3】
前記第2容器の内部に液体を注入する注入部を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の注出装置。
【請求項4】
前記第2容器の少なくとも一部がステンレス鋼で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項5】
前記第2容器は、前記第1端部が上側になり前記第2端部が下側になるように前記第1容器内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項6】
前記第2容器は、前記第2端部に口部を有し、前記口部と前記注出部とが前記管路で連結されていることを特徴とする請求項5に記載の注出装置。
【請求項7】
前記第1容器は、前記第1端部の前記中央部分に対応する位置が前記中央部分側に向かって突出した突出部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項8】
前記第1容器と前記第2容器との間の空間に圧力を加える加圧部を更に備え、
前記加圧部の少なくとも一部が前記突出部の内側の空間に配置されていることを特徴とする請求項7に記載の注出装置。
【請求項9】
前記第1容器と前記第2容器との間の空間に圧力を加える加圧部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項10】
前記第1容器と前記第2容器との間の空間に圧力を加えるためのバルブを更に備えることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項11】
前記第1容器と前記第2容器との間の空間の圧力を表示する表示ユニットを更に備え、前記表示ユニットの少なくとも一部が前記突出部の内側の空間に配置されていることを特徴とする請求項7又は8に記載の注出装置。
【請求項12】
前記第1容器と前記第2容器との間の空間の圧力を表示する表示ユニットを更に備えることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項13】
前記第1容器のすくなくとも一部が透明であることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の注出装置。
【請求項14】
識別子を示す情報を保持した無線ICチップを更に備えることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の注出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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