説明

洗濯乾燥機

【課題】洗濯乾燥機において、乾燥工程時に温風の流れに工夫を加えることによって、乾燥対象物である洗濯物と温風の接触性を向上し、その乾燥効率を高めたものである。
【解決手段】乾燥工程時に温風発生手段16から送給された温風は内槽3→内、外槽3、4間の空間→温風発生手段16と流れ、主空気循環流を構成する。一部温風は、流路18を介して再度内槽3に還流する副空気循環流を形成する。したがって、温風のもつ熱が洗濯物の乾燥に充分に活用され、その乾燥効率を高めることができることとなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯から乾燥までの一連の工程を自動的に行なうことが可能な洗濯乾燥機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種洗濯乾燥機にあっては、洗濯工程完了後、内槽に温風を供給してその中に収納されているを乾燥させるようにしていた(例えば、特許文献1参照)。その具体例を図9を参照して説明する。洗濯工程時には外槽51に収納された内槽52が静止状態にあり、この内槽52の内底部に配置した回転翼53が駆動される。洗濯工程が完了すると一連のすすぎがなされ、次いで、内槽52を高速回転して脱水を行なう。この脱水のために内槽52の周壁には多数の透孔54が形成してある。
【0003】
脱水完了後、洗濯物を攪拌する目的をもって、少なくとも回転翼53を回転させた状態でヒータ55および送風機56からなる温風発生手段57を駆動し、内槽52内の洗濯物に温風を供給する。洗濯物の水分はこの温風で蒸発されるもので、その後、高湿度空気は透孔54を介して内、外槽52、51間の隙間に流動し、再度温風発生手段57に還流する。
【0004】
つまり、乾燥のためのが空気循環路58形成されており、温風発生手段57への復路には冷却機能があって、高湿度空気がここで結露除湿されるようにしてある。したがって、温風発生手段57には低湿度の空気が還流することとなる。また、空気循環路58の復路からは排水弁59を途中に接続した排水路60が分岐されている。
【0005】
上記洗濯、乾燥要素は上方が外蓋61で開閉される外装体62に収納され、また外槽51の上方は開閉自在な内蓋63で密閉されるようにしてある。
【特許文献1】特開2003−24679号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来の構成にあっては、内槽52に供給された温風のすべてが洗濯物の乾燥に供されるとは限らず、一部温風は内槽52から透孔54を介して内、外槽52、51間の隙間に直接的に流動し、空気循環路58の復路へ流出するものがあった。そのため、温風の利用率が悪く、効率的な乾燥が期待できなかった。
【0007】
本発明は上記従来の課題を解決したもので、温風の循環に工夫を加えることによって温風の利用度を高め、これによって、高効率な乾燥を行なうことを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の選択乾燥機は、回転翼を内底部に有し、周壁には多数の透孔を形成した内槽と、この内槽を内設した外槽と、工程に応じてこれら回転翼、および内槽を選択的に回転駆動する回転機構部と、除湿手段および温風発生手段をもち、かつ上記内、外槽の内部空間を含む主空気循環路と、この主空気循環路より分岐されるとともに、内槽から外槽に流出した循環空気を再度内槽へ還流させる副空気循環路とを具備し、前記副空気循環路には還流用のファンを配置したもので、洗濯物存在空間にあっては温風が再循環することとなり、洗濯物の乾燥に充分活用できる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の洗濯乾燥機によれば、乾燥対象となる洗濯物への温風供給が確実となるところから、高効率な乾燥を実現できるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
第1の発明は、回転翼を内底部に有し、周壁には多数の透孔を形成した内槽と、この内槽を内設した外槽と、工程に応じてこれら回転翼、および内槽を選択的に回転駆動する回転機構部と、除湿手段および温風発生手段をもち、かつ上記内、外槽の内部空間を含む主空気循環路と、この主空気循環路より分岐されるとともに、内槽から外槽に流出した循環空気を再度内槽へ還流させる副空気循環路とを具備し、前記副空気循環路には還流用のファンを配置したもので、洗濯物存在空間にあっては温風が再循環することとなり、乾燥に供されない温風を少なくできるものである。
【0011】
第2の発明は、特に、を外槽の外周部に形成したもので、副空気循環路を介して確実に温風が再循環するようにした。
【0012】
第3の発明は、特に、第2の発明の副空気循環路における流路の下方を内、外槽間の空間上下中間部に、流路の上方を内槽の上方空間にそれぞれ接続させ、内、外槽間の空間上部に直接的に流動する温風を主体に再循環するようにした。
【0013】
第4の発明は、特に、第3の発明の副空気循環路における流路の下方を外槽の接線方向に接続して内、外槽間の空間に開口させたものである。こうすることで、内、外槽間の空間に温風が旋回流状態で流動してきた場合、確実に流路に温風が再循環することとなる。
【0014】
第5の発明は、特に、第3の発明の副空気循環路の空気を内槽の上方へ案内する空気ガイドを流路の上方に連設したもので、洗濯物の方向に温風が案内され、その洗濯物との接触が確実となる。
【0015】
第6の発明は、特に、第5の発明の空気ガイドの先方を斜め下方へ曲げ、副空気循環路の空気が内槽の内部へ流動するようにしたもので、より一層洗濯物との接触が良好となる。
【0016】
第7の発明は、特に、第1の発明において、内槽に対する主空気循環路および副空気循環路からの循環空気流動部を180度の間隔をおいて配置し、それら主空気循環路よりの温風と副空気循環路よりの温風とを可及的に混合しないようにしたものである。
【0017】
第8の発明は、特に、第1の発明において、内槽を回転させる第1乾燥工程と回転翼を回転させる第2乾燥工程とに乾燥工程を分割するとともに、ファンを内槽と一体的に形成し、このファンを第1乾燥工程時に内槽と一体的に回転させるように設定したものである。
【0018】
第9の発明は、特に、第8の発明において、ファンを内槽の外底面に一体的に形成するとともに、このファンからの空気を副空気循環路の流路に導き、かつ下流側方向に断面積を拡大させたケーシングを外槽の底部に設け、ファンの送風効率を高めたものである。
【0019】
第10の発明は、特に、第8、9の発明において、ファンの下方を中央に吸気口をもつ円板状の整流板で覆ったもので、さらにファンの送風効率を高めたものである。
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
【0021】
(実施の形態1)
図1において、上方を外蓋1で開閉するようにした外装体2の内部には内槽3を内設した外槽4が配置してある。具体的には、上記外槽4はサスペンション5などを介して外装体2に懸架され、振動などが極力外装体2に伝播されないようにしている。上部開口縁にバランスリング6を固定した内槽3は周壁に多数の透孔7を有し、またその内底部には回転翼8が配置されている。
【0022】
外槽4の外底部に設けた回転機構部9は、モータ、減速機、クラッチ、および二重軸状の二つの出力軸を具備し、一方の出力軸は上記回転翼8に、他方の出力軸は外槽4にそれぞれ連結してある。外槽4の上方は、内蓋10で開閉される投入口をもつカバー11で覆われており、内部を略密閉空間に保持できるようにしてある。
【0023】
上記外槽4の底部と上方のカバー11との間はダクト12で接続され、内、外槽3、4の内部空間を含む主空気循環路13が形成してあり、その途中には送風機14、および電気ヒータ15から構成した温風発生手段16が配設してある。そして、ダクト12の温風発生手段16に至る流路系は良熱伝導材料で形成され、除湿手段17としてある。また外槽4の外周高さ方向には流路18が形成され、その上下端を外槽4の上、下部周壁に開口して内、外槽3、4の内部空間を含む副空気循環路19が設定してある。
【0024】
内槽3の外底部には遠心型のファン20が一体的に形成してあり、さらに外槽4の底部からは末端に排水弁21を接続した排水路22が導出されている。この排水路22の上流側は主空気循環路13におけるダクト12の一部を兼用している。勿論、この排水路22は主空気循環路13のダクト12と別個に形成することも考えられ、この場合、ダクト12の最下端にはドレン排出部を設ける必要がある。
【0025】
なお、上記主空気循環路13において、外槽4との接続部位は蛇腹で構成されていて、同外槽4の振動、動揺に対応できるようにしてある。
【0026】
上記の構成の洗濯乾燥機は、洗濯―すすぎー脱水―乾燥の一連動作が自動的に行なわれる。先ず洗濯工程では排水弁21を閉じて内、外槽3、4に給水し、回転翼8を回転させる。これによって、内槽3に収容されている洗濯物の洗浄が行なわれるものである。このとき、回転機構部9は回転翼8を回転状態、内槽3を停止状態としている。
【0027】
洗濯工程が終了するとすすぎ工程へ移行する。このすすぎ工程において、場合によっては洗濯物に浸潤している洗濯水を強制的に除去するためにすすぎ脱水を行なう。さらに述べると、洗濯工程が終了したら排水弁21を開いて洗濯水の排水を行ない、次いで内槽3を回転する。しかるに、洗濯物に浸潤している洗濯水は遠心力で分離され、内槽3の透孔7を通って外槽4に流出し、最後に排水弁21から排水される。
【0028】
すすぎ脱水の後は、一旦、排水弁21を閉じて内、外槽3、4に給水を行ない、回転翼8を回転させてすすぎを行なう。すすぎ動作は排水弁21を開いてすすぎ水を排水することで完了するが、必要であれば複数回上記すすぎ動作を繰り返すことも考えられるであろう。
【0029】
その後脱水工程へ移行するが、この場合は上記すすぎ脱水と同様、内槽3を高速回転させて遠心力で洗濯物に含まれている水を分離する。
【0030】
その後、乾燥工程へ入ることとなるが、本実施の形態ではこの乾燥工程がと第2乾燥工程に分れて設定されている。しかし、いずれの乾燥工程でも温風発生手段16は動作し続けている。
【0031】
先ず、第1乾燥工程では内槽3を高速回転させる。温風発生手段16からの温風は主空気循環路13の往路を介して内槽3に供給される。洗濯物は遠心力によって図示のように内槽3の内壁方向に移動していて中心部が空洞状となっているため、供給された温風は同空洞部位に流動し、その後洗濯物を透過し、内槽3の透孔7から外槽4との間の空間に流出する。
【0032】
しかしながら、洗濯物を温風が透過する際には抵抗があるので、実際は一部温風が洗濯物を透過せずに内槽3の上部の透孔7から直接的に外槽4との間の空間に流出し、乾燥に供さないものがある。
【0033】
本実施の形態では、内槽3と同期して回転するファン20の作用によって外槽4との間の空間に流出した温風の一部が副空気循環路19の流路18に分流し、再度内槽3の上部空間に還流されることとなる。上記流路18に温風が分流する理由としては、一つはファン20の作用、他の一つは内槽3の回転でその外周、つまり内、外槽3、4間の空間で温風が旋回しているためである。
【0034】
上記のように、内槽3内には乾燥用温風の主循環流と副循環流が生起されることとなって洗濯物と温風の接触機会が増えるところから、高効率の乾燥がなされる。乾燥に供された後の温度低下した温風は外槽4から主空気循環路13の復路へ流動し、途中、そのダクト12で形成されている除湿手段17で冷却されて除湿され、乾燥空気となって温風発生手段16に再度吸引される。
【0035】
第2乾燥工程では内槽3を低速で回転させたり、回転翼8を正逆回転させて洗濯物を内槽3内で攪拌し、その乾燥が促進されるようにする。この場合、温風は主空気循環路13のみを流動する。
【0036】
このように本実施の形態では、乾燥第一段では副副空気循環路19を介して温風を再循環させて効率的な乾燥を行ない、第2段では洗濯物を攪拌させむらのない乾燥を促進するようにしているものである。
【0037】
なお、除湿手段17の除湿動作によって発生したドレンは排水弁21を介して排水路22から外部へ廃棄されるものである。
【0038】
(実施の形態2)
図2は副空気循環路19における流路18の下端を内、外槽3、4の間の高さ方向中間空間に開口させたものである。その他の構成は実施の形態1と同じである。
【0039】
流路18の下端を内、外槽3、4の間の高さ方向中間空間に開口させると、内槽3の上部の透孔7から直接的に外槽4との間の空間に流出し、乾燥に供されない温風が合理的に流路18に還流することとなり、効率のさらなる向上が期待できるものである。
【0040】
(実施の形態3)
図3は副空気循環路19における流路18の下端を外槽4の接線方向に開口させて内槽との間の空間に接続した例である。
【0041】
上記したように、第1乾燥工程では内3が高速回転している関係から外槽4との間の空間には温風が旋回状態で存在するものである。しかるに、流路18の下端を外槽4の接線方向に開口させておけば、この流路18への温風還流が確実となり、その結果、副循環流量を充分に確保することができ、温風のもつ熱を乾燥に有効に活用できることとなる。
【0042】
(実施の形態4)
図4は副空気循環路19における流路18の出口側に空気ダクト23を接続し、還流温風を内槽3の上方中心部に案内するようにしたものである。
【0043】
このような構成により還流温風、すなわち、副循環温風を内槽3の内部に確実に送給することができ、これにより、洗濯物の乾燥効率がより一層高まる。
【0044】
(実施の形態5)
図5、6は空気ダクト23の先方を斜め下方に曲げて還流温風の内槽3への還流を確実とするとともに、中心点を間に主空気循環路13における外槽4の接続部位と反対側に位置するように上記ダクト23を配置したものである。
【0045】
この構成によれば、主循環温風と副循環温風とが混合しにくくなり、特に主循環温風の温度が不用意に低下しないため、副空気循環路19を併設した不都合を解消することができるものである。
【0046】
(実施の形態6)
図7はファン20の外周に位置して外槽4に環状のケーシング24を一体的に形成したものである。上記ケーシング24の基端側は解放状に設定され、また末端は副空気循環路19における流路18の下端に接続されており、さらに基端側から末端方向に断面積が次第に大きくなるように構成してある。
【0047】
したがって、旋回流およびにファン20を介した還流温風はケーシング24で整流され、円滑に流路18に流動する。その結果、を確実に、かつ効率的に確保でき、乾燥効率向上につなげることができるものである。
【0048】
(実施の形態7)
図8はファン20の下方を中央に吸気口をもつ円板状の整流板25で覆ったものである。この構成でもファン20の送風効率、つまりは温風の還流効率が高められ、副温風(空気)循環流を確保できる。
【0049】
なお、上記した各実施の形態では、内槽にファンを一体形成したものを述べたが、必ずしもその構成に拘る必要はなく、独立したファンを配置することも考えられる。この場合は、乾燥工程において、内槽を高速回転させる第1乾燥工程と内槽を低速回転させる第2乾燥工程に分割する必要がなく、自由な乾燥工程の設定が可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0050】
以上のように本発明にかかる洗濯乾燥機は、乾燥対象となる洗濯物への温風供給が確実となるところから、高効率な乾燥を実現できるもので、一般家庭用として非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】本発明の実施の形態1を示す洗濯乾燥機の断面図
【図2】本発明の実施の形態2を示す洗濯乾燥機の断面図
【図3】本発明の実施の形態3における外槽の斜視図
【図4】本発明の実施の形態4を示す洗濯乾燥機の断面図
【図5】本発明の実施の形態5を示す洗濯乾燥機の断面図
【図6】本発明の実施の形態5を示す外槽の上面図
【図7】本発明の実施の形態6における外槽の斜視図
【図8】本発明の実施の形態7を示す洗濯乾燥機の断面図
【図9】従来の洗濯乾燥機を示す断面図
【符号の説明】
【0052】
3 内槽
4 外槽
7 透孔
8 回転翼
9 回転機構部
13 主空気循環路
16 温風発生手段
17 除湿手段
18 流路
19 副空気循環路
20 ファン
23 空気ガイド
24 ケーシング
25 整流板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転翼を内底部に有し、周壁には多数の透孔を形成した内槽と、この内槽を内設した外槽と、工程に応じてこれら回転翼、および内槽を選択的に回転駆動する回転機構部と、除湿手段および温風発生手段をもち、かつ上記内、外槽の内部空間を含む主空気循環路と、この主空気循環路より分岐されるとともに、内槽から外槽に流出した循環空気を再度内槽へ還流させる副空気循環路とを具備し、前記副空気循環路には還流用のファンを配置した洗濯乾燥機。
【請求項2】
外槽の外周部に副空気循環路の流路を形成した請求項1記載の洗濯乾燥機。
【請求項3】
流路の下方を内、外槽間の空間上下方向中間に、流路の上方を内槽の上方空間にそれぞれ接続させた請求項2記載の洗濯乾燥機。
【請求項4】
流路の下方を外槽の接線方向に接続して内、外槽間の空間に開口させた請求項3記載の洗濯乾燥機。
【請求項5】
副空気循環路の空気を内槽の上方へ案内する空気ガイドを流路の上方に連設した請求項3記載の洗濯乾燥機。
【請求項6】
空気ガイドの先方を斜め下方へ曲げ、副空気循環路の空気が内槽の内部へ流動するようにした請求項4記載の洗濯乾燥機。
【請求項7】
内槽に対する主空気循環路および副空気循環路からの循環空気流動部を180度の間隔をおいて配置した請求項1記載の洗濯乾燥機。
【請求項8】
内槽を回転させる第1乾燥工程と回転翼を回転させる第2乾燥工程とに乾燥工程を分割するとともに、ファンを内槽と一体的に形成し、このファンを第1乾燥工程時に内槽と一体的に回転させるように設定した請求項1記載の洗濯乾燥機。
【請求項9】
ファンを内槽の外底面に一体的に形成しするとともに、このファンからの空気を副空気循環路の流路に導き、かつ下流側方向に断面積を拡大させたケーシングを外槽の底部に設けた請求項8記載の洗濯乾燥機。
【請求項10】
ファンの下方を中央に吸気口をもつ円板状の整流板で覆った請求項8または9記載の洗濯乾燥機。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate


【公開番号】特開2006−55191(P2006−55191A)
【公開日】平成18年3月2日(2006.3.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−237124(P2004−237124)
【出願日】平成16年8月17日(2004.8.17)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】