説明

洗濯物キャリヤネット

【課題】狭い場所でも使うことができ、容量が大きく、清潔で、洗い上がった洗濯物を、予め、大まかに、仕分けることができる洗濯物搬送袋(従来の洗濯カゴに相当)を通し、洗濯物を干すという一連の作業の、心理的、労力的負担を軽減し、家事の効率化を図る。
【解決手段】洗濯物搬送袋は、ネット地や布地等(1)を素材にして作り、中を複数のポケットに仕切った(2)袋状の入れ物とする。搬送袋の上面には洗濯物の出し入れや、持ち運びの際に、引っ掛けたり、ぶら下げたりするための引き手(3)を、数個、付けておく。嵩張ることがないから、容量を大き目にしても、狭い場所で支障をきたすことはない。また、この洗濯物搬送袋自体が汚れた場合は、洗濯することもできるし、使用後は、折りたたんだり丸めたりして、コンパクトに保管できる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】

【産業上の利用分野】
【0001】
この発明は、洗い上がった洗濯物を入れて運ぶ袋に関するものであり、従来の洗濯カゴに相当する。
【背景技術】
【0002】
従来の洗濯カゴは、プラスチック等でプレス加工された、単槽のカゴ状の物が、ほとんどである。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
1.今日の住宅事情から、一般に、広くはない洗濯場に於いて、従来の洗濯カゴは、容量の割に非常に嵩張り、置き場にも困るのが実状で、十分な容量のカゴが、使用できないでいる場合が多い。
2.従来の洗濯カゴは、単槽であるものがほとんどで、洗濯機の中で混じりあった、種類の異なる洗濯物が、仕分けされないまま、カゴに移されるのが現状であり、物干し場で分けながら干すのは、作業をする者にとって大きな負担であるとともに、作業効率も悪い。
3.綿ぼこり等が付着して、洗濯カゴ自体が汚れるという現象も、多々見受けられる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
洗濯カゴを、たとえば、洗濯ネットに使われる素材や、布地等で作り、複数のポケットに仕切られた袋状の入れ物とする。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
本発明の実施の一例について説明する。
ネット地や布地等(1)を使い、三角形の平面形(5)をし、中を複数のポケットに仕切った(2)袋状の入れ物を作る。三角形の3つの頂点には、引き手(3)をつけておく。引き手(3)のうちの2つを、洗濯機や、壁に取りつけたフック等(4)に引っ掛け、残りの一端を手で引きながら、洗濯機から取り出した洗濯物を種類ごとに仕分けながら、中に、放り込む。洗濯物を移し終えたら、引っ掛けてある引き手(3)を外し、そのまま、物干し場へ持って行く。使い終わった袋は、丸めたり、折りたたんだりして保管する。
【発明の効果】
【0006】
洗い上がった洗濯物を洗濯機より取り出す際、洗濯物を、予め、数種類に仕分けすることができるので、干す作業をストレスなく効率的に進めることができる。また、素材が、ネット地等である為、汚れたら洗うことができるし、嵩張ることもないから、大きな容量の入れ物とすることができる。狭い通路でも、持ち運びやすいし、使用後は、コンパクトに丸めておけるので、収納場所にも困らない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平面図である。(洗濯機は参考に描き込んだもの)
【図2】本発明の斜視図である。(洗濯機は参考に描き込んだもの)
【符号の説明】
1 ネット地や布地等
2 (複数のポケットに)仕切った・・・
3 引き手
4 (洗濯機や壁に取りつけた)フック等
5 三角形の平面形

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ネット地や布地等、洗濯できる素材によって作られ、内部が複数のポケットに仕切られていて、洗い上がった洗濯物を、洗濯機から取り出す際に、その種類に応じ、大まかに仕分けができるよう配慮された、折りたたみのできる洗濯物搬送袋。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate


【公開番号】特開2007−75558(P2007−75558A)
【公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−298150(P2005−298150)
【出願日】平成17年9月12日(2005.9.12)
【出願人】(503129291)
【Fターム(参考)】