説明

活性化する調理器具

【課題】 調理する調理品を酸化還元反応により活性化して、食する者の体質を還元して、活性化するだけでなく、調理する者は熱せられた調理器具より空気中に発せられた、陰イオンを気道より吸入して粘膜や毛細血管より陰イオンを吸収することで活性酸素を還元し生体の酸化が抑制され細胞の活性化を促進する。
【解決手段】 調理課程の熱で、調理品を金属製調理器具外側にある、酸化還元反応を有する部材の電子交換作用で、調理品を還元し活性化した調理器具。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、酸化還元反応を有する部材の電子交換作用で、調理品を還元し活性化させる調理器具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の調理器具では使用する水や素材を、調理するだけで、調理品のpHを調整することはできなかった。酸性水なら酸性のまま、酸性食品は酸性のまま調理され、食する者の体質を酸性にするという問題がある。
【0003】
上記、第1の対策方法として、還元水生成器等で作った還元水を使用して調理する方法がある。叉、第2の対策方法として酸化還元反応で電子交換作用を有するセラミックボール等を使用し、調理水を還元していた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記、第1の対策方法では、還元水生成器を使用し、還元水生成器で処理した水を使用しなくてはならない。叉、還元水を使用しても調理する素材が酸性なら還元水と酸性素材で相殺してしまい効果的でなかった。第2の対策方法では酸化還元反応で電子交換作用を有するセラミックボール等を使用し、調理中にセラミックボール等が破損し、調理品に破片が混入することがある。叉、これらのセラミックボールを不使用時の保管状態によってはセラミックボールが不衛生な状態になり不衛生なセラミックボールを使用し調理するのは好ましいことではない。
【発明が解決するための手段】
【0005】
酸化還元反応を有し電子交換する素材の中にゲルマニウムやトルマリンが知られているが、中でもゲルマニウムはその温度が32℃以上になると電子的特性により、接触する金属や水を通し、マイナス電極に蓄えられた電子は、水に触れると瞬間的に放電され、水分子は水素イオン(H+)と水酸イオン(OH−)に電気分解される。
そして水素イオン(H+)はゲルマニウム電極に引き付けられ水素ガス(H2)となり、陰イオンを放出し、酸性のものを還元する。
【0006】
トルマリンも叉、熱や水分により0.06mAの微弱電流を発生し、接触する金属や水を通しマイナス電極に蓄えられた電子は、水に触れると瞬間的に放電され、水分子は水素イオン(H+)と水酸イオン(OH−)に電気分解される。
そして水素イオン(H+)はトルマリン電極に引き付けられ水素ガス(H2)となり、陰イオンを放出し、酸性のものを還元する。
【0007】
酸化還元反応を有し電子交換する素材のゲルマニウムやトルマリンは調理する熱に反応し、酸化還元反応による電子交換作用で自ずから金属製調理器具を通じ調理水等を還元するので、還元水生成器の処理した水を使用しなくても、水と調理する素材を活性化させる。叉、破損して破片が混入したり、衛生面において保管に神経を使うセラミックボール等使用しなくとも、酸性食品等を還元させ、食する者の体質を還元する。
【0008】
請求項2の発明は金属製調理器具本体、外側取手部分等、叉は蓋取手部分等に酸化還元反応を有し電子交換するゲルマニウムやトルマリンを金属部分に固定し、調理する熱により、ゲルマニウムやトルマリンが酸化還元反応を発生し、調理器具の金属部分を伝わり、調理品や調理器具内の水の水素イオンを中和する。
【0009】
叉、請求項3の発明は、調理器具本体の金属部分に酸化還元反応を有し電子交換するゲルマニウムやトルマリン等をはさんだ多層構造であり、調理する熱により、ゲルマニウムやトルマリン等が酸化還元反応を発生し、調理器具の金属部分を伝わり、調理品や調理器具内の水の水素イオンを中和する。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、従来の調理器具では調理品の素材や水を 酸性水なら酸性水のまま、酸性食品は酸性食品のまま調理された。叉、その対策として還元水生成器等で作った還元水を使用する煩わしさがなくなる。そして、調理する調理品を酸化還元反応により活性化して、食する者の体質を還元して、活性化するだけでなく、調理する者は熱せられた調理器具より空気中に発せられた、陰イオンを気道より吸入して粘膜や毛細血管より陰イオンを吸収することで活性酸素を還元し生体の酸化が抑制され細胞の活性化が促進される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
この発明の活性化形態を図1に示す。
調理器具にあるる水分子は水素イオン(H+)と水酸化物イオン(OH−)である。
酸化還元反応を有する部材、ゲルマニウムやトルマリン等が調理熱より、陰イオンを放出し、調理器具はマイナス(−)に帯電する。
調理器具の中の陽イオン(H+)は、マイナスに帯電した調理器具と反応して水素ガス(H)となり放出、活性化される。
【0012】
一実施形態を、図2に示す。酸化還元反応を有する部材を金属製調理器具の本体外側、蓋外側の金属部分に固定しているが、どちらか一方でも良い。
【0013】
図3に示す実施形態は、酸化還元反応を有する部材を金属製調理器具の本体や蓋に積層しているが、本体、蓋のどちらでも良い。叉、全体でなく、一部分の積層でも良い。
【産業上利用可能性】
【0014】
本発明に係わる調理器具は、工業的に量産することが可能であるため、産業上の利用可能性を有するため有意義である。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】酸化還元反応を有する部材、ゲルマニウムやトルマリン等が調理熱により電子交換し調理品を還元し活性化する行程を図示したものである。
【図2】酸化還元反応を有する部材、ゲルマニウムやトルマリン等を金属製調理器具の本体外側、蓋外側の金属部分に固定している断面図である。
【図3】酸化還元反応を有する部材、ゲルマニウムやトルマリン等を調理器具の金属部分にはさんだ多層構造の断面図である。
【符号の説明】
【0014】
1 酸化還元作用を有する部材
2 調理器具本体金属部分
3 調理器具蓋金属部分
4 取手
5 火炎
H 水素
H+ 水素イオン
OH− 水酸化物イオン

2HO 水

【特許請求の範囲】
【請求項1】
調理課程の熱で、調理品を金属製調理器具外側にある、酸化還元反応を有する部材の電子交換作用で、調理品を還元し活性化することを特徴とする調理器具。
【請求項2】
前記調理器具は酸化還元反応を有する部材を金属製調理器具の本体外側、叉は、蓋外側の金属部分に固定していることを特徴とする請求項1の記載事項の調理器具
【請求項3】
請求項1の調理器具は酸化還元反応を有する部材を調理器具の金属部分にはさんだ多層構造であることを特徴とする調理器具

【図1】
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【図2】
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【図3】
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