浴槽背中癒やしマット
【課題】 入浴時に、浴槽内の背中が当たる部分に取り付けるマットにおいて、入浴時の爽快感と同時に、背中の癒やし効果を得る事が出来、浴槽内における健康増進をはかる事を課題とした。
【解決手段】 入浴時に浴槽内の背中が当たる部分に、特殊合成ゴムで加工した突起を有するマットを装着し、入浴時に脊柱を刺激する事により脊柱の両側に点在する経絡や肩胛骨の下部経絡及び腰椎上部に点在する経絡を刺激し、癒やし効果を得る事が出来ることを特徴とした浴槽内に取り付けた浴槽背中癒やマットである。
【解決手段】 入浴時に浴槽内の背中が当たる部分に、特殊合成ゴムで加工した突起を有するマットを装着し、入浴時に脊柱を刺激する事により脊柱の両側に点在する経絡や肩胛骨の下部経絡及び腰椎上部に点在する経絡を刺激し、癒やし効果を得る事が出来ることを特徴とした浴槽内に取り付けた浴槽背中癒やマットである。
【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、浴槽内の背中が当たる部分に取り付けるマットで、経穴（つぼ）を刺激することにより、入浴時の爽快感と同時に癒し効果を得ることが出来る浴槽背中癒やしマットに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の浴槽は入浴時に入浴に適正な温度の湯を一定の水位まで充満させ、入浴することで入浴時の爽快感と体を温めることを主な目的として製作されている。入浴時に浴槽内面の温度は、浴槽内の湯の湯温より低い温度となっており、入浴時に直接浴槽にふれる背中部分は、直接浴槽に接しているため温湯の回流が無く冷たく感じ、爽快感もさることながら背中の癒やし効果を期待することは出ない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
前述の如く、特に浴槽に直接触れる背中の部分に背中の形状に適合する突起を有する本発明の浴槽背中癒やしマットを装着することにより、背中が直接浴槽に触れることなく入浴することが出来る。
浴槽背中癒やしマットには一定の間隔で突起を設けているので、背中と浴槽の間には温湯の回流が発生するために直接浴槽の温度が背中に掛かることはない。背中を少し移動させながら浴槽背中癒やしマットに背中を押しつけると、マットの突起が脊柱及び経穴を刺激して、外部から振動や摩擦を加えることなく、爽快感と共に背中の癒やし効果を得ることが出来る。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
前述した課題を解決するために、本発明の浴槽背中癒やしマットは、次の様な手段により課題を解決する。
【０００５】
入浴時に浴槽の背中が当たる部分に装着するマットで、浴槽背中癒やしマットを背中に適合するような形状に製作し、その表面に一定間隔で突起をもうける。
入浴時に背中を癒やしマットに設けた突起に押しつける事により突起とマットの間に温湯が回流することで爽快感を得ることが出来、体を左右上下に少し移動させながら浴槽背中癒やしマットに押しつける事により、癒やしマットに設けた突起が背中の脊柱及び経穴を刺激して、背中に癒やし効果を与えることができる。
【０００６】
本発明の浴槽背中癒やしマットを浴槽に取り付けるために、癒やしマット本体を製作するときに、癒やしマットの裏面に吸盤を取り付ける。
浴槽背中癒やしマットの吸盤は別途に取り付け、本体の制作時に癒やしマットに特殊な方法で取付ける。癒やしマットを浴槽に取り付ける場合、裏面に取付けた吸盤を表面の突起の先端部から圧力を加えることにより、内部の空気を排除して吸盤の内部を減圧する事により癒やしマットを浴槽に吸着する事が出来る。吸盤の取付け位置は表面の突起を設けた位置に適合するように設計製作し、突起が最良の状態で背中に適合するように吸盤を設けた。
癒やしマットを外す時には、吸盤の内部の減圧された部分を剥がしやすくするために、吸盤の先端部分を持ち上げる。
吸盤の一部を持ち上げる事により、吸盤の内部に空気が進入して、力を加えることなく吸盤を外す事が出来る。前述の方法で浴槽背中癒やしマットの四隅のいずれの角を持ち上げても、容易に癒やしマットを取り外す事が出来る。
【０００７】
請求項３の長方形の浴槽に本発明の浴槽癒やしマットを取り付ける場合に関する。
長方形の浴槽に浴槽癒やしマットを取り付ける場合、入浴時に背中が接触する浴槽の面が垂直になっているので、癒やしマットを取り付けても背中に適合するようにはならない。
この場合、入浴時の姿勢に適合するようにするためには、浴槽内の入浴時背中が接す面に傾斜を付ける必要がある。そのため浴槽背中癒やしマットの取り付け基盤を浴槽内に設置する必要がある。
【０００８】
この取り付け基盤の材質は、水中でも錆びや表面の腐食が発生しない材質で製作する。入浴時に入浴者の安全に留意した設計製作とし、基盤本体の側面及び底面には吸盤を取り付け、その吸着力により浴槽の側面及び底面に固定する。
【０００９】
本発明の浴槽背中癒やしマットは、以上の点に鑑みて発明されたものであって、入浴者の脊柱及び経穴を刺激することにより、癒やし効果を確保することが出来る浴槽内に取付ける癒やしマットを供給することを目的とするものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、本発明の浴槽癒やしマットの形態を、図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図１は、本発明の浴槽背中癒やしマットの平面図及び側面図である。図２は、浴槽背中癒やしマットの断面図で入浴者の背中と浴槽背中癒やしマットの適合状態を示す。図３は本発明の浴槽背中癒やしマットを、浴槽内に取付けた浴槽と癒やしマットに入浴者の関係を示す。図４は、長方形の浴槽に取り付ける浴槽背中癒やしマット取付け基盤に、浴槽背中癒やしマットを取付けた入浴者との関係を示す。図５は浴槽背中癒やしマットの浴槽内に取付ける基盤の斜視図を示す。
【００１１】
癒やしマットは、特殊合成ゴムを素材として、癒やし効果を創出する背中に適合する突起部は、入浴者の脊柱及び経穴を刺激し癒やし効果を最大限引出すことが出るように突起の形状配列及び個数を決定し、成型されるものである。
【００１２】
図４に示す、長方形の浴槽に取り付ける癒やしマット取り付け基盤の材質は、アルミニューム合金や、ステンレススチール等の水中でも錆びや表面の腐食が発生しない材質で製作する。図５は取付け基盤の斜視図を示す。
製作に当たっては、入浴時の安全を最優先で設計し、基盤本体の側面と底面に吸盤を装着し、吸盤を吸着することにより浴槽側面及び底面に固定する。
浴槽に取り付けた浴槽背中癒やしマット取り付けの基盤が、何らかの原因で浴槽から離脱した場合でも、入浴者に危害が及ばないような構造とし、基盤の角の部分は総て円形になるように安全に留意をして設計製作する。
【実施例】
【００１３】
実施例として、請求項１について図１を用いて説明する。
浴槽背中癒やしマット本体の素材は、特殊合成ゴムを用いて成形して製作するが、浴槽背中癒やしマットの表面に形成する突起１の形状寸法及び配列については、入浴時に背中を少し左右や上下に移動させることにより、脊柱を中心として背中全体に点在する経穴を刺激する様に製作した。
入浴時に入浴者が背中を、上下左右に少し移動させる様な動作を繰り返すことにより、脊柱の両側に点在する経穴及び肩胛骨の下部経穴や腰椎上部の経穴を刺激する事が出来る。浴槽背中癒やしマットに取付けた突起の形状は、脊柱に当たる部分を周囲の突起より少し高くし、少し脊柱を動かすだけでも脊柱の両側の経穴を刺激し、癒やし効果を最大に得る事が出来る様に発明した。
浴槽背中癒やしマットの突起と突起の上下左右の間隔は実験を繰り返した結果、背中に多数存在する経穴に対して、最大の癒やし効果を発揮できるような突起の配列にした。
突起の形状や硬度に関しても、入浴時に癒やし効果を最大に得ることが発揮できるような設計とし、特殊合成ゴムの硬度や柔軟性等を決定した。
【００１４】
浴槽背中癒やしマットを浴槽に吸着させるための吸盤について、図１において説明する。浴槽背中癒やしマットを浴槽に吸着するための吸盤は、柔軟性のある素材で吸盤を数個取付けた帯状の吸盤を、浴槽背中癒やしマットを温水の中で安定して浴槽に吸着するように特殊な接着方法で取付ける。吸盤の取付け位置は浴槽背中癒やしマット表面の突起の配列に対応するように配慮して取付けた。
実験の結果マットの上下左右に吸盤を設けるだけでは、入浴中に背中を強く動すと吸盤の吸着力不足で浴槽背中癒やしマットが浴槽の中で、移動したり剥がれるような事態にならないように、裏面全体に吸盤を設けた。この様な配列で吸盤を取付けることにより安定した吸着力を得ることが出来、背中の移動や衝撃によって剥がれることは無い事が判明した。
浴槽背中癒やしマットを清掃するためや、その他の理由で取外す場合は、浴槽背中癒やしマットの上下左右、何れか一端を持ち上げることにより容易に取外すことが出来きる
【００１５】
請求項３の長方形の浴槽に設置する浴槽背中癒やしマット取り付け基盤、図５について説明する。
図４は、長方形の浴槽に本発明の浴槽背中癒やしマットを取り付けるための取付け盤である。この様な浴槽の場合、入浴時に背中が接する浴槽の面が垂直になっているので、入浴時の姿勢に浴槽背中癒やしマットを適合するようにするためには、浴槽内の入浴時に背中が接す面に傾斜を付ける必要がある。
この様な浴槽のために、浴槽内で入浴時背中が浴槽背中癒やしマットに適合するように傾斜を付けた浴槽背中癒やしマット取付け基盤である。
基盤を製作するに当たり、素材は水中でも錆びや表面の腐食が発生しない加工のしやすいアルミニューム合金で製作した。
癒やしマット取り付け基盤は入浴時の安全に留意した設計製作とし、全体的に角をなくし丸みを基本とした設計製作で基盤本体の背面及び底面には吸盤を取り付け、その吸着力により浴槽底面に固定した。
【発明の効果】
【００１６】
本発明の浴槽背中癒やしマットを浴槽に取付けることにより、入浴時に脊柱を少し左右や上下に移動させ、浴槽背中癒やしマットに配列した突起で背中を刺激すると、脊柱の両側に点在する経穴や肩胛骨の下部経穴及び腰椎上部の経穴等、背中に点在する各所経穴を刺激し、爽快感と同時に癒やし効果を得る事が出来る浴槽内健康増進器具である。
この浴槽背中癒やしマットの癒やし効果により、浴槽内で背中の経穴を刺激することにより、爽快感もさることながら、健康の増進に寄与できる事と確信する。
【図面の簡単な説明】
【００１７】
【図１】本発明の浴槽背中癒やしマットの平面図及び側面図を示す
【図２】浴槽背中癒やしマットと入浴者の背中の適合図を示す。
【図３】浴槽内に取付けた浴槽と癒やしマットの断面図を示す。
【図４】角形の浴槽の基盤に取付けた癒やしマット及び基盤を示す。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、浴槽内の背中が当たる部分に取り付けるマットで、経穴（つぼ）を刺激することにより、入浴時の爽快感と同時に癒し効果を得ることが出来る浴槽背中癒やしマットに関するものである。
【背景技術】
【０００２】
従来の浴槽は入浴時に入浴に適正な温度の湯を一定の水位まで充満させ、入浴することで入浴時の爽快感と体を温めることを主な目的として製作されている。入浴時に浴槽内面の温度は、浴槽内の湯の湯温より低い温度となっており、入浴時に直接浴槽にふれる背中部分は、直接浴槽に接しているため温湯の回流が無く冷たく感じ、爽快感もさることながら背中の癒やし効果を期待することは出ない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
前述の如く、特に浴槽に直接触れる背中の部分に背中の形状に適合する突起を有する本発明の浴槽背中癒やしマットを装着することにより、背中が直接浴槽に触れることなく入浴することが出来る。
浴槽背中癒やしマットには一定の間隔で突起を設けているので、背中と浴槽の間には温湯の回流が発生するために直接浴槽の温度が背中に掛かることはない。背中を少し移動させながら浴槽背中癒やしマットに背中を押しつけると、マットの突起が脊柱及び経穴を刺激して、外部から振動や摩擦を加えることなく、爽快感と共に背中の癒やし効果を得ることが出来る。
【課題を解決するための手段】
【０００４】
前述した課題を解決するために、本発明の浴槽背中癒やしマットは、次の様な手段により課題を解決する。
【０００５】
入浴時に浴槽の背中が当たる部分に装着するマットで、浴槽背中癒やしマットを背中に適合するような形状に製作し、その表面に一定間隔で突起をもうける。
入浴時に背中を癒やしマットに設けた突起に押しつける事により突起とマットの間に温湯が回流することで爽快感を得ることが出来、体を左右上下に少し移動させながら浴槽背中癒やしマットに押しつける事により、癒やしマットに設けた突起が背中の脊柱及び経穴を刺激して、背中に癒やし効果を与えることができる。
【０００６】
本発明の浴槽背中癒やしマットを浴槽に取り付けるために、癒やしマット本体を製作するときに、癒やしマットの裏面に吸盤を取り付ける。
浴槽背中癒やしマットの吸盤は別途に取り付け、本体の制作時に癒やしマットに特殊な方法で取付ける。癒やしマットを浴槽に取り付ける場合、裏面に取付けた吸盤を表面の突起の先端部から圧力を加えることにより、内部の空気を排除して吸盤の内部を減圧する事により癒やしマットを浴槽に吸着する事が出来る。吸盤の取付け位置は表面の突起を設けた位置に適合するように設計製作し、突起が最良の状態で背中に適合するように吸盤を設けた。
癒やしマットを外す時には、吸盤の内部の減圧された部分を剥がしやすくするために、吸盤の先端部分を持ち上げる。
吸盤の一部を持ち上げる事により、吸盤の内部に空気が進入して、力を加えることなく吸盤を外す事が出来る。前述の方法で浴槽背中癒やしマットの四隅のいずれの角を持ち上げても、容易に癒やしマットを取り外す事が出来る。
【０００７】
請求項３の長方形の浴槽に本発明の浴槽癒やしマットを取り付ける場合に関する。
長方形の浴槽に浴槽癒やしマットを取り付ける場合、入浴時に背中が接触する浴槽の面が垂直になっているので、癒やしマットを取り付けても背中に適合するようにはならない。
この場合、入浴時の姿勢に適合するようにするためには、浴槽内の入浴時背中が接す面に傾斜を付ける必要がある。そのため浴槽背中癒やしマットの取り付け基盤を浴槽内に設置する必要がある。
【０００８】
この取り付け基盤の材質は、水中でも錆びや表面の腐食が発生しない材質で製作する。入浴時に入浴者の安全に留意した設計製作とし、基盤本体の側面及び底面には吸盤を取り付け、その吸着力により浴槽の側面及び底面に固定する。
【０００９】
本発明の浴槽背中癒やしマットは、以上の点に鑑みて発明されたものであって、入浴者の脊柱及び経穴を刺激することにより、癒やし効果を確保することが出来る浴槽内に取付ける癒やしマットを供給することを目的とするものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【００１０】
以下、本発明の浴槽癒やしマットの形態を、図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図１は、本発明の浴槽背中癒やしマットの平面図及び側面図である。図２は、浴槽背中癒やしマットの断面図で入浴者の背中と浴槽背中癒やしマットの適合状態を示す。図３は本発明の浴槽背中癒やしマットを、浴槽内に取付けた浴槽と癒やしマットに入浴者の関係を示す。図４は、長方形の浴槽に取り付ける浴槽背中癒やしマット取付け基盤に、浴槽背中癒やしマットを取付けた入浴者との関係を示す。図５は浴槽背中癒やしマットの浴槽内に取付ける基盤の斜視図を示す。
【００１１】
癒やしマットは、特殊合成ゴムを素材として、癒やし効果を創出する背中に適合する突起部は、入浴者の脊柱及び経穴を刺激し癒やし効果を最大限引出すことが出るように突起の形状配列及び個数を決定し、成型されるものである。
【００１２】
図４に示す、長方形の浴槽に取り付ける癒やしマット取り付け基盤の材質は、アルミニューム合金や、ステンレススチール等の水中でも錆びや表面の腐食が発生しない材質で製作する。図５は取付け基盤の斜視図を示す。
製作に当たっては、入浴時の安全を最優先で設計し、基盤本体の側面と底面に吸盤を装着し、吸盤を吸着することにより浴槽側面及び底面に固定する。
浴槽に取り付けた浴槽背中癒やしマット取り付けの基盤が、何らかの原因で浴槽から離脱した場合でも、入浴者に危害が及ばないような構造とし、基盤の角の部分は総て円形になるように安全に留意をして設計製作する。
【実施例】
【００１３】
実施例として、請求項１について図１を用いて説明する。
浴槽背中癒やしマット本体の素材は、特殊合成ゴムを用いて成形して製作するが、浴槽背中癒やしマットの表面に形成する突起１の形状寸法及び配列については、入浴時に背中を少し左右や上下に移動させることにより、脊柱を中心として背中全体に点在する経穴を刺激する様に製作した。
入浴時に入浴者が背中を、上下左右に少し移動させる様な動作を繰り返すことにより、脊柱の両側に点在する経穴及び肩胛骨の下部経穴や腰椎上部の経穴を刺激する事が出来る。浴槽背中癒やしマットに取付けた突起の形状は、脊柱に当たる部分を周囲の突起より少し高くし、少し脊柱を動かすだけでも脊柱の両側の経穴を刺激し、癒やし効果を最大に得る事が出来る様に発明した。
浴槽背中癒やしマットの突起と突起の上下左右の間隔は実験を繰り返した結果、背中に多数存在する経穴に対して、最大の癒やし効果を発揮できるような突起の配列にした。
突起の形状や硬度に関しても、入浴時に癒やし効果を最大に得ることが発揮できるような設計とし、特殊合成ゴムの硬度や柔軟性等を決定した。
【００１４】
浴槽背中癒やしマットを浴槽に吸着させるための吸盤について、図１において説明する。浴槽背中癒やしマットを浴槽に吸着するための吸盤は、柔軟性のある素材で吸盤を数個取付けた帯状の吸盤を、浴槽背中癒やしマットを温水の中で安定して浴槽に吸着するように特殊な接着方法で取付ける。吸盤の取付け位置は浴槽背中癒やしマット表面の突起の配列に対応するように配慮して取付けた。
実験の結果マットの上下左右に吸盤を設けるだけでは、入浴中に背中を強く動すと吸盤の吸着力不足で浴槽背中癒やしマットが浴槽の中で、移動したり剥がれるような事態にならないように、裏面全体に吸盤を設けた。この様な配列で吸盤を取付けることにより安定した吸着力を得ることが出来、背中の移動や衝撃によって剥がれることは無い事が判明した。
浴槽背中癒やしマットを清掃するためや、その他の理由で取外す場合は、浴槽背中癒やしマットの上下左右、何れか一端を持ち上げることにより容易に取外すことが出来きる
【００１５】
請求項３の長方形の浴槽に設置する浴槽背中癒やしマット取り付け基盤、図５について説明する。
図４は、長方形の浴槽に本発明の浴槽背中癒やしマットを取り付けるための取付け盤である。この様な浴槽の場合、入浴時に背中が接する浴槽の面が垂直になっているので、入浴時の姿勢に浴槽背中癒やしマットを適合するようにするためには、浴槽内の入浴時に背中が接す面に傾斜を付ける必要がある。
この様な浴槽のために、浴槽内で入浴時背中が浴槽背中癒やしマットに適合するように傾斜を付けた浴槽背中癒やしマット取付け基盤である。
基盤を製作するに当たり、素材は水中でも錆びや表面の腐食が発生しない加工のしやすいアルミニューム合金で製作した。
癒やしマット取り付け基盤は入浴時の安全に留意した設計製作とし、全体的に角をなくし丸みを基本とした設計製作で基盤本体の背面及び底面には吸盤を取り付け、その吸着力により浴槽底面に固定した。
【発明の効果】
【００１６】
本発明の浴槽背中癒やしマットを浴槽に取付けることにより、入浴時に脊柱を少し左右や上下に移動させ、浴槽背中癒やしマットに配列した突起で背中を刺激すると、脊柱の両側に点在する経穴や肩胛骨の下部経穴及び腰椎上部の経穴等、背中に点在する各所経穴を刺激し、爽快感と同時に癒やし効果を得る事が出来る浴槽内健康増進器具である。
この浴槽背中癒やしマットの癒やし効果により、浴槽内で背中の経穴を刺激することにより、爽快感もさることながら、健康の増進に寄与できる事と確信する。
【図面の簡単な説明】
【００１７】
【図１】本発明の浴槽背中癒やしマットの平面図及び側面図を示す
【図２】浴槽背中癒やしマットと入浴者の背中の適合図を示す。
【図３】浴槽内に取付けた浴槽と癒やしマットの断面図を示す。
【図４】角形の浴槽の基盤に取付けた癒やしマット及び基盤を示す。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
入浴時に浴槽内の背中が当たる部分に、特殊合成ゴムで加工した突起を有するマットを装着し、入浴時に背中の脊柱を刺激する事により、脊柱の両側に点在する経穴（つぼ）を刺激すると同時に、腰椎上部の経穴や背中に点在する他の経穴を刺激し、背中の癒やし効果を得る事が出来ることを特徴とした浴槽背中癒やしマット
【請求項２】
請求項１の浴槽背中癒やしマットを浴槽側面に取り付けるための吸盤に関する。
吸盤はマット裏面全体に取付け、マットを浴槽側面に装着する場合に、確実に浴槽の側面に吸着させ、入浴時に背中を移動させながらマットにすりつけても、マットが浴槽から離脱することなく、安定して浴槽に吸着することが出来る事を特徴とした浴槽背中癒やしマットに取り付けた吸盤
【請求項３】
角形長方形の浴槽に請求項１及び請求項２の浴槽背中癒やしマットを取り付ける場合、入浴時に背中が浴槽癒やしマットに適合するように傾斜を付けた、浴槽背中癒やしマット取付け基盤である。水中でも錆びにくい金属で製作し、浴槽の側面及び底面に取付け用吸盤で取付ける事を特徴とした、浴槽背中癒やしマット取付け基盤
【請求項１】
入浴時に浴槽内の背中が当たる部分に、特殊合成ゴムで加工した突起を有するマットを装着し、入浴時に背中の脊柱を刺激する事により、脊柱の両側に点在する経穴（つぼ）を刺激すると同時に、腰椎上部の経穴や背中に点在する他の経穴を刺激し、背中の癒やし効果を得る事が出来ることを特徴とした浴槽背中癒やしマット
【請求項２】
請求項１の浴槽背中癒やしマットを浴槽側面に取り付けるための吸盤に関する。
吸盤はマット裏面全体に取付け、マットを浴槽側面に装着する場合に、確実に浴槽の側面に吸着させ、入浴時に背中を移動させながらマットにすりつけても、マットが浴槽から離脱することなく、安定して浴槽に吸着することが出来る事を特徴とした浴槽背中癒やしマットに取り付けた吸盤
【請求項３】
角形長方形の浴槽に請求項１及び請求項２の浴槽背中癒やしマットを取り付ける場合、入浴時に背中が浴槽癒やしマットに適合するように傾斜を付けた、浴槽背中癒やしマット取付け基盤である。水中でも錆びにくい金属で製作し、浴槽の側面及び底面に取付け用吸盤で取付ける事を特徴とした、浴槽背中癒やしマット取付け基盤
【図４】浴槽背中癒やしマット取付け基盤の斜視図を示す。
【符号の説明】
【００１８】
１ 癒やしマットの突起
２ 吸盤の断面
３ 入浴者の脊柱
４ 入浴者
５ 浴槽内の温湯
６ 浴槽
７ 浴槽内に取付けた癒やしマット
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【符号の説明】
【００１８】
１ 癒やしマットの突起
２ 吸盤の断面
３ 入浴者の脊柱
４ 入浴者
５ 浴槽内の温湯
６ 浴槽
７ 浴槽内に取付けた癒やしマット
【図１】
【図２】
【図３】
【図４】
【図５】
【公開番号】特開２００８−２７２３９８（Ｐ２００８−２７２３９８Ａ）
【公開日】平成２０年１１月１３日（２００８．１１．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００７−１４２５２０（Ｐ２００７−１４２５２０）
【出願日】平成１９年４月２８日（２００７．４．２８）
【出願人】（５０７１７６５３０）
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２０年１１月１３日（２００８．１１．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成１９年４月２８日（２００７．４．２８）
【出願人】（５０７１７６５３０）
【Ｆターム（参考）】
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