説明

液体吐出容器

【課題】吐出器を取り外すことなく、副容器内の内溶液を主容器内に注入することが可能な液体吐出容器。
【解決手段】液体吐出容器1は、主容器3と吐出器5と主容器3内の内容液と混合して使用する内容液を収容する副容器7とを備える。液体吐出容器1は、主容器3の底部11に突設された筒状部13と、副容器7の口部23に装着される栓体53と、筒状部13に保持され、栓体53を副容器7とともに筒状部13の突出方向にスライド可能に抜け止め保持し、主容器3の収容空間S1と副容器7の収容空間S2とを連通する連通孔を有するアダプタ27と、主容器3の収容空間S1内でアダプタ27に保持され、連通孔から落下した内溶液を捕捉する計量部材を備える。栓体53は、アダプタ27に対し近接方向のスライド移動により連通孔を閉塞する凸部と、アダプタ27の離間方向へのスライド移動により副容器7内の内容物を収容空間S1へ注出する注出孔とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、内部に液体の収容空間を形成する主容器と、該収容空間内の内溶液を吸引、加圧し外部に向けて吐出する吐出器と、主容器内の内容液と混合すべき内容液を収容可能な副容器と、を備える液体吐出容器に関し、とくには、吐出器を取り外すことなく、副容器内の内容液を主容器内に注入可能な容器を提案しようとするものである。
【背景技術】
【0002】
薬剤や洗剤の中には、保管時には二種類の液を分離して保管し、使用直前に二液を混合あるいは希釈して使用するものがある。そして、従来、主容器内の液体を噴出できる吐出器を備え、主容器内の液体と混合して使用する薬剤を、使用直前まで混合しないで一体に保管することができる容器が提案されている(特許文献1参照。)。この文献に開示された容器は、吐出器の後方突出部分に下端を開口した空隙部を形成し、該空隙部内に主容器内の液体と混合して使用する薬剤を収容する副容器を抜き出し可能に嵌合、係止したものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平7−33866号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような従来の容器では、副容器内の薬剤を主容器内に注ぐためには、吐出器を主容器から取り外し、主容器の口部を通じて行わなければならず、作業が煩雑であるとともに、副容器内の薬剤を主容器に注ぎこむ際にこぼしてしまうおそれが多分にあった。
【0005】
それゆえ、この発明は、吐出器を取り外すことなく、副容器内の内溶液を主容器内に注入することができ、しかもこぼすことなくその注入が可能な液体吐出容器を提案することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、この発明の液体吐出容器は、内部に内容液の収容空間を区画、形成する主容器と、該主容器の口部に装着され、主容器内の内容液を吸引、加圧し外部に向けて吐出する吐出器と、前記主容器内の内容液と混合して使用する内容液の収容空間を区画、形成するとともに、該収容空間に通じる開口を形成する口部を突設する副容器と、を備える液体吐出容器において、前記主容器の底部に突設され、該主容器内の収容空間に通じる開口を形成する筒状部と、副容器の口部に装着される栓体と、前記筒状部に保持されるとともに、前記栓体を前記副容器とともに前記筒状部の突出方向にスライド可能に抜け止め保持し、かつ、前記主容器の収容空間と前記副容器の収容空間とを連通する連通孔を有するアダプタと、前記主容器の収容空間内で前記アダプタに保持され、前記連通孔から落下した内容液を補足する計量部材と、を備え、前記栓体は、該栓体の、前記アダプタに対する近接方向のスライド移動により前記連通孔を閉塞する凸部と、前記栓体の、前記アダプタに対する離間方向へのスライド移動により副容器内の内容物を前記主容器の収容空間へ注出する注出孔と、を有することを特徴とするものである。
【0007】
かかる液体吐出容器を用いて、例えば、副容器内に収容された薬剤または洗剤とすることができる濃縮液を水で希釈して使用する場合には、副容器がアダプタに対して完全に押し込まれて栓体の凸部がアダプタの連通孔に嵌入された状態を初期状態として、副容器をアダプタから離間する方向に引っ張り、栓体および副容器をアダプタから後退させる。これにより、連通孔が開放され、副容器内の内容液は注出孔および連通孔を通って主容器内に注出される。次いで、所定量の内容液を主容器内に注出した後に、副容器および栓体をアダプタに対して押し込んで前進させ、栓体の凸部をアダプタの連通孔に嵌入する。そして、液体吐出容器をひっくり返し、吐出器を主容器の口部から取り外し、該口部の開口から所定の希釈倍率に応じた希釈液(例えば水)を充填する。
【0008】
したがって、この液体吐出容器によれば、吐出器を取り外すことなく、副容器内の内溶液を主容器内に注入することができ、しかも副容器と主容器とがアダプタを介して連結された状態にて副容器内の内容液の注入を行うことができるため、こぼすことなくその注入が可能である。さらに、副容器をアダプタに対して上下にスライドするだけで連通孔の開閉が行えるので操作が容易であり、また、副容器内に複数回分の内容液を予め収容させておけば、副容器内の内容液を複数回にわたって混合、希釈して使用することが可能となる。あるいは、予め副容器内に多めの内容液を収容しておき、使用者の好みの量(好みの希釈倍率)に応じて適宜に副容器内の内容液を主容器内に注入することもできる。また、前記主容器の収容空間内に設けられた計量部材により、副容器から注出した内溶液を計量して所望の希釈倍率で主容器側の内溶液と混合することができる。
【0009】
なお、この発明の液体吐出容器にあっては、前記栓体と前記アダプタとの間に、前記栓体の、前記突出方向に沿ったスライド移動を案内するガイド手段を設けることが好ましく、これによれば、副容器をアダプタに対して安定して進退させることができ、栓体による連通孔の密閉および開放をより確実に行うことができる。
【0010】
さらに、この発明の液体吐出容器にあっては、計量部材は、該計量部材の内部と前記主容器の収容空間内とを連通する開口部を有することが好ましく、これによれば、計量部材の内溶液と主容器内の内容液とを確実に混合することができる。
【発明の効果】
【0011】
この発明によれば、吐出器を取り外すことなく、副容器内の内溶液を主容器内に注入することができ、しかも副容器と主容器とがアダプタを介して連結された状態にて副容器内の内容液の注入を行うことができるため、こぼすことなくその注入が可能である。また、主容器の収容空間内に設けられた計量部材により、副容器から注出した内溶液を計量して所望の希釈倍率で主容器側の内溶液と混合することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】図1は、この発明にしたがう一実施形態の液体吐出容器を、一部を断面で示した側面図である。
【図2】図1の液体吐出容器の要部を一部断面で示す側面図である。
【図3】図1の液体吐出容器を用いて、副容器内の内容液を主容器内に注入する様子を一部断面で示す側面図である。
【図4】この発明に適用可能なリフィル容器(副容器)を、一部を断面で示した側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【0014】
図1に示すように、この液体吐出容器1は、合成樹脂製の主容器3と、主容器3の口部に装着された吐出器5と、主容器3内の内容液と混合して使用する内容液を収納する合成樹脂製の副容器7とを備えるものである。
【0015】
主容器3は、透明または半透明の樹脂にて形成され、吐出器5が装着される口部と、該口部につながり容器を操作する際に使用者に保持されるグリップ部9aを上部に形成する胴部9と、該胴部9の下端につながり胴部9との間に内容液の収納空間S1を区画、形成する底部11とを有している。さらに、主容器3は、底部11の中央に下方に向けて突出し、内側に主容器3内の収容空間S1に通じる開口を形成する筒状部13が一体に設けられており、該筒状部13の外周面には環状突起13aが形成されている。
【0016】
副容器7は、筒状の胴部17と胴部17の下端を閉塞して内側に内容液の収納空間S2を区画、形成する底部19と、胴部17に肩部21を介して連結され、内側に収納空間S2に通じる開口を形成する筒状の口部23とを有し、口部23の外周面にはねじ23aが形成されている。胴部17の上部には、肩部21まで延びる指掛け用の凹部17aが周方向に複数、ここでは4つ設けられている。
【0017】
吐出器5は、ここでは、操作レバー5aの繰り返しの牽曳により、主容器3内の液体を吸引、加圧および圧送するポンプ5bと、このポンプ5bによって圧送された液体を外界へ向けて噴射する噴射ノズル5cとを備えたトリガー式のものを例示し、該吐出器5は、キャップ5dを介して主容器3の口部に着脱自在に固定されている。
【0018】
また、この液体吐出容器1は、図2に詳細を示すように、筒状部13に保持されるとともに、副容器7の口部23に装着された後述の栓体53を該副容器7とともに筒状部13の突出方向(ここでは液体吐出容器1の口部の軸方向Oに一致する方向)にスライド可能に抜け止め保持するアダプタ27が設けられている。よって、副容器7は、栓体53を介してアダプタ27によって、筒状部13と副容器7の口部23とを向き合わせた姿勢にて保持されている。
【0019】
アダプタ27は、具体的には、筒状部13の周りを取り囲むとともに筒状部13の環状突起13aに係合(アンダーカット係合)する環状突起29aを内周面に有する第1筒部29、およびこの第1筒部29aの下端につながり、後述する栓体53の外壁57の周りを取り囲む第2筒部31からなる内筒33と、該内筒33の内側に延びる隔壁35とを有する。さらに隔壁35には、その相互間に下方に向けて開口する環状溝37を形成する内側環状壁39および外側環状壁41と、内側環状壁39の径方向内側(ここでは隔壁35の中央)で主容器3の収容空間S1と副容器7の収容空間S2とを連通する連通孔43とが形成されている。外側環状壁41の上端には、後述する計量部材67を保持する保持筒45が上方に向けて延設されている。また、アダプタ27は、内筒33の外周面から径方向外側に延びる横壁47と、横壁47の外周縁に垂直に連結された外筒49とからなり、内筒33を覆い隠すとともにアダプタ27自体を補強するカバー部材50が設けられている。ここでは、カバー部材50の外筒49は副容器7の肩部21近傍から主容器3の底部11近傍まで延びる。カバー部材50は必ずしも設ける必要はない。
【0020】
また、アダプタ27の隔壁35の、第1筒部29と外側環状壁41との間の環状面35a上には、筒状部13の突端が圧接する樹脂製またはゴム製の環状シール部材51が配置されており、これにより主容器3の底部11は液密にシールされている。
【0021】
また、この液体吐出容器1は、副容器7の口部23に装着された栓体53を備えている。栓体53は、口部23の開口を覆う上壁55と、該上壁55の周縁から垂下して副容器7の口部23のねじ23aと係合するねじ57aを内周面に有する環状の外壁57と、該外壁57の内側で上壁55から垂下して副容器7の口部23内壁に嵌入されるシール筒59とを有する。さらに、栓体53には、上壁55の中央から立ち上がり、先端部がアダプタ27の連通孔43に嵌合する棒状の凸部61と、該凸部61の周りを取り囲みアダプタ27の環状溝37内に差し込まれて環状溝37内で摺動する環状壁63と、凸部61および環状壁63間で上壁55の一部を開口する注出孔65とが形成されている。環状壁63の外周面の先端部には、栓体53を下方(アダプタ27から離間する方向)にスライド移動させた際に、外側環状壁41の内周面の基端部に形成された環状リブ41aと係合(アンダーカット係合)して栓体53を抜け止め保持する環状リブ63aが形成されている。
【0022】
さらに、栓体53の外壁57には、筒状部13の突出方向Oに沿って複数の縦溝(または縦リブ)57bが形成されるとともに、アダプタ27の、栓体53の外壁57に摺接する壁面である第2筒部31の内周面には、該縦溝57bと係合して栓体53の方向Oに沿ったスライド移動を案内する縦リブ(または縦溝)31aが形成されており、これらの縦溝57bおよび縦リブ31aはガイド手段を構成する。
【0023】
また、この実施形態では、主容器3の収容空間S1内には、下方に向けて開口するとともにその開口端がアダプタ27の保持筒45に保持され、連通孔43から落下した内容液を捕捉する有底筒状の計量部材67が設けられている。計量部材67は透明または半透明の樹脂により形成され、内部に溜まった内溶液の量を外部から把握することができるようになっている。これに関連して計量部材67の外壁面には、計量部材67に溜まった内容液の量を表示する目盛りを設けても良い。また、計量部材67の開口端近傍には、計量部材67の内部と主容器3の収容空間S1とを連通し、計量部材67によって計量した内容液を容器1を傾けることで収容空間S1内に流出させる開口部67aが設けられている。ここでは、開口部67aは周上2箇所設けられているが、開口部67aは1つでも良い。
【0024】
かかる構成になる液体吐出容器1を用いて、例えば、副容器7内に収容された薬剤または洗剤とすることができる濃縮液を水で希釈して使用する場合には、副容器7がアダプタ27に対して完全に押し込まれて栓体53の凸部61の先端部がアダプタ27の連通孔43に嵌入された状態を初期状態として、図3に示すように、副容器7をアダプタ27から離間する方向(上方)に引っ張り、栓体53および副容器7をアダプタ27から後退させる。これにより副容器7内の内容液は、自重によりあるいは副容器7をスクイズ可能に構成した場合にはスクイズ操作により、注出孔45bおよび連通孔35を通って主容器3内の計量部材67内に注出される。所定量の内容液を計量部材67内に注出した後には、副容器7および栓体53をアダプタ27に対して押し込んで前進させ、栓体53の凸部61の先端部をアダプタ27の連通孔43に嵌入する。そして、液体吐出容器1のひっくり返し、すなわち主容器3の口部を上方に向け、吐出器5を主容器3の口部から取り外し、該口部の開口から所定の希釈倍率に応じた希釈液(例えば水)を充填する。
【0025】
したがって、この液体吐出容器1によれば、吐出器5を取り外すことなく、副容器7内の内溶液を主容器3内に注入することができ、しかも副容器7と主容器3とがアダプタ27を介して連結された状態にて副容器7内の内容液の注入を行うことができるため、こぼすことなくその注入が可能である。さらに、副容器7をアダプタ27に対して上下にスライドするだけで連通孔43の開閉が行えるので操作が容易であり、また、副容器7内に複数回分の内容液を予め収容させておけば、副容器7内の内容液を複数回にわたって混合、希釈して使用することが可能となる。あるいは、予め副容器内に多めの内容液を収容しておき、使用者の好みの量(好みの希釈倍率)に応じて適宜に副容器内の内容液を主容器内に注入することもできる。
【0026】
また、この実施形態では、栓体53とアダプタ27との間に、栓体53の、突出方向Oに沿ったスライド移動を案内するガイド手段を設けたことから、副容器7をアダプタ27に対して安定して進退させることができ、栓体53による連通孔43の密閉および開放をより確実に行うことができる。
【0027】
さらに、この実施形態では、主容器3の収容空間S1内に、アダプタ27に保持され、連通孔43から落下した内溶液を捕捉する計量部材67を設けたことから、副容器7から注出した内溶液を計量して所望の希釈倍率で主容器3側の内溶液と混合することができる。また、この例では、計量部材67をアダプタ27とは別体に形成したことから、計量する内溶液の量に応じて計量部材67を変更、交換して使用することができる。
【0028】
さらには、計量部材67に該計量部材67の内部と主容器3の収容空間S1内とを連通する開口部67aを設けたことから、計量部材67の内溶液と主容器3内の内容液とを確実に混合することができる。
【0029】
さらに、この実施形態によれば、主容器3および計量部材67を、透明または半透明の樹脂にて形成したことから、計量部材67内に流入した内容液の量を容器外から確実に視認することができる。なお、主容器3および計量部材67は、目盛りを形成した部分のみ透明または半透明にしてもよく、この場合、例えば、透明または半透明な部分を主容器3の軸方向に沿って形成することができる。また、副容器7を透明または半透明に形成するかあるいは透明または半透明な部分を設けるとともに、目盛り等を設けてもよく、これによれば、副容器7側にて注出した内容液の量を把握することができる。
【0030】
また、この発明は、図4に示すようなレフィル容器を副容器7として用いることができ、これによれば、主容器3内の内容物を使い切った後にも主容器3を繰り返して使用することができる。なお、図4中、符号70は、副容器の口部にねじ止めされた蓋体である。
【0031】
以上、図示例に基づきこの発明を説明したが、この発明は、特許請求の範囲の記載範囲内で適宜に変更可能であり、例えば、上記実施形態では、栓体は副容器の口部にねじ止めされているが、栓体を副容器に嵌合により固定するようにしてもよい。また、上記実施形態では、吐出器をポンプ式ものとして説明したが、吐出器はこれに限定されず、スプレー式のものとしてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0032】
かくして、この発明により、吐出器を取り外すことなく、副容器内の内溶液を主容器内に注入することができ、しかもこぼすことなくその注入が可能な液体吐出容器を提案することが可能となる。
【符号の説明】
【0033】
1 液体吐出容器
3 主容器
5 吐出器
7 副容器
27 アダプタ
43 連通孔
53 栓体
61 凸部
65 注出孔
67 計量部材
67a 開口部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
内部に内容液の収容空間を区画、形成する主容器と、該主容器の口部に装着され、主容器内の内容液を吸引、加圧し外部に向けて吐出する吐出器と、前記主容器内の内容液と混合して使用する内容液の収容空間を区画、形成するとともに、該収容空間に通じる開口を形成する口部を突設する副容器と、を備える液体吐出容器において、
前記主容器の底部に突設され、該主容器内の収容空間に通じる開口を形成する筒状部と、
前記副容器の口部に装着される栓体と、
前記筒状部に保持されるとともに、前記栓体を前記副容器とともに前記筒状部の突出方向にスライド可能に抜け止め保持し、かつ、前記主容器の収容空間と前記副容器の収容空間とを連通する連通孔を有するアダプタと、
前記主容器の収容空間内で前記アダプタに保持され、前記連通孔から落下した内溶液を捕捉する計量部材と、を備え、
前記栓体は、該栓体の、前記アダプタに対する近接方向のスライド移動により前記連通孔を閉塞する凸部と、前記栓体の、前記アダプタに対する離間方向へのスライド移動により副容器内の内容物を前記主容器の収容空間へ注出する注出孔と、を有することを特徴とする液体吐出容器。
【請求項2】
前記栓体と前記アダプタとの間に、前記栓体の、前記突出方向に沿ったスライド移動を案内するガイド手段を設けてなる、請求項1に記載の液体吐出容器。
【請求項3】
前記計量部材は、該計量部材の内部と前記主容器の収容空間内とを連通する開口部を有する、請求項1または2に記載の液体吐出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−116525(P2012−116525A)
【公開日】平成24年6月21日(2012.6.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−267798(P2010−267798)
【出願日】平成22年11月30日(2010.11.30)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】