説明

液体弾丸シューティング装置及びゲーム

液体弾丸を発射させる自由立脚装置が記載される。装置は、本体部と、この本体部によって支持された流体リザーバと、該本体部によって支持されしかも該流体リザーバと流体連通状態とされた液体弾丸発射機構とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般的には、液体弾丸を発射させるための玩具のような装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ロボットや兵士等を装って弾丸を発射させる玩具は相変わらず子供にとって遊びの源の一つとなっている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、そのような玩具で発射される固体弾丸(例えば、小石状弾、プラスチック小球体若しくは弾丸状体等)はそれらを飲み込んだりし得る小さな子供にとっては危険なものとなることがある。また、固体弾丸は人に当たった場合、例えば人の目に放たれた場合には怪我を負おうこともある。更に、固体弾丸は容易に紛失され得るので、そのような玩具は使用不能と成り得る。それ故、弾丸を発射させる改良玩具であって、弾丸が安全でありかつ紛失されないような改良玩具が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
液体弾丸については、玩具のような装置から怪我させるに十分な速度で発射され得ることはなく、また譬え飲み込んだとしても喉に詰らせることはない。液体弾丸は固体弾丸と同じ態様で再使用されることはなく、液体弾丸が紛失されることはあり得ない。
【0005】
かくして、本発明は、玩具のような独立構造の装置であって、少なくとも1つの液体リザーバと、少なくとも1つの液体弾丸発射機構とを具備する装置を提供する。使用者によって作動させられると、液体弾丸発射機構は液体リザーバから液体の一部を引き出し、その一部を玩具から外側に発射させる。
【0006】
本発明は更にゲームを提供し、このゲームは、本発明の少なくとも1つの装置、少なくとも1つのターゲット若しくは本発明の少なくとも2つの装置、及びゲームを遊戯するための任意のルールを備える。
【0007】
本発明は更にゲームを遊戯する方法を提供し、この方法は、本発明の少なくとも第1の装置及びターゲットを備えるゲームを用意する段階と、該装置から該ターゲットに向かって液体弾丸を発射して該液体弾丸でターゲットを打ち当てる段階とよりなる。
【0008】
本発明は更にまたゲームを遊戯する方法を提供し、この方法は、本発明の少なくとも第1及び第2の装置を備えるゲームを用意する段階と、液体弾丸を該第1の装置から該第2の装置に向けて、また該第2の装置から該第1の装置に向けて発射して該液体弾丸で第1若しくは第2の装置を打ち当てる段階とよりなる。液体を発射させる段階については、ゲームが終了するまで任意に繰り返すことができる。
【0009】
本発明は更にまた本発明の装置若しくはゲームを市場で取り引きするための方法を提供し、この方法は少なくとも1つの付加的なアイテムと共に該装置若しくは該ゲームを包装することから成る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
本発明の図示のために、図面には実施の形態が示されているが、本発明は図示の詳細な構成及び手段に限定されないということが理解されるべきである。
【0011】
以下の記載は例示的なものであり、添付の請求の範囲での記載を除いて本発明を規定若しくは限定しようとするものでないことが理解されたい。図示の容易化のために、本発明の装置は玩具の観点から検討されるが、本発明の装置は他の対象物であってもよいことは理解されたい。
【0012】
ここで使われるように、「液体弾丸」は液体の一部、例えば液体弾丸シューティング機構によって玩具から外部に射出される液滴の形態である。一旦玩具から発射されると、液体弾丸は好ましくは如何なる容器内にも包囲されない。また、液体弾丸は必ずしも固定即ち一定の容量若しくは大きさを持つ必要はなく、液体弾丸の容量若しくは大きさについては玩具毎に若しくは玩具からの発射間で異なっていてもよい。液体弾丸は液体リザーバ内の液体の一部から成るものであってもよいし、或いは液体弾丸は実質的に玩具の液体リザーバ内の液体の全部から成るものであってもよい、即ち液体リザーバの全部の液体が一弾丸として発射されてもよいことが理解されたい。本発明の装置から発射される際の液体弾丸の速度は変えることができるが、しかし該速度は玩具から少なくとも或る程度の距離だけ液体弾丸を推進するに十分なものとされる。
【0013】
本発明の玩具は、液体リザーバ及び液体弾丸発射機構を保持し得る本体部から成る。本体部については、液体リザーバ及び液体弾丸発射機構を支え得るような任意の適当な大きさと形状で、例えば様式化された人体形状若しくは動物形状、ロボット形状、軍事車両形状、飛行機形状、宇宙船形状若しくは空想的な形状で作成することができる。また、本体部については、実際の競技人若しくは軍人像に似せたもの(戯画を含む)として作成してもよい。更に、本体部については、その本体部とは独立して動くことのできる脚部、付属物、ホイール等若しくはその他の玩具要素を備えることができる。
【0014】
更に、本体部は玩具を自由立脚(free standing)させ得るようになった1つ若しくはそれ以上の構造物を備える。ここで使われるように、「自由立脚」とは玩具が外部からの支え例えば使用者の手のような支え無しに直立し得ることを意味する。従って、本体部は、延長部、フランジ、脚部、支柱若しくはその他の支えを持つ基台を具備することができ、これにより玩具から独立した如何なるものからも保持されない際に該玩具は直立に保持され得ることになる。また、本発明の玩具は、電子的作動式の自動液体弾丸発射機構のようなものを用いて自由立脚したままで液体弾丸を発射してもよい。
【0015】
本体部は実質的に平坦形態(即ち最小厚さを持つ)とされてもよいし、若しくは実質的に三次元(3-D)形態、即ち実質的な長さ及び深さを持つ形態とされてもよい。例えば、3-D形態において、玩具は直立し得る能力を持つことができる。さもなければ、実質的平坦形態の本体部は、更に、その平坦面から外部に向かって延びる脚若しくは支えを持つことができ、これにより本体部は直立し得るようにされる。かくして、実質的平坦形態の本体部及び3-D形態の本体部の双方は少なくとも1つの基台部材を備え得ることとなり、これにより本体部は液体弾丸の発射のために直立させられ得ると共に実質的に係止され得ることとなる。液体弾丸の発射中、使用者は玩具を保持してもよく、これにより一層の安定性が得られることになる。
【0016】
玩具は、例えば、装飾のために若しくは異なったグループの所属を示すために1つ若しくはそれ以上の着色、模様若しくは表示を備えてもよい。そのような着色、模様若しくは表示は実際の軍隊、スポーツチーム若しくは競技人像若しくは軍人像と関連させてもよい。
【0017】
当業者により容易に決めることができるように、玩具は、それを人によって取り扱い得るようなしかも液体弾丸発射機構を作動させ得るような任意の適当なサイズにすることができる。例えば、玩具は、その高さにおいて約5cmないし約50cm(例えば約10cmないし約30cm、約15cmないし約25cm若しくは約20cm)であってよく、またその長さ(即ち左側から右側まで)において約5cmないし約30cm(例えば約10cmないし約25cm若しくは約15cmないし約20cm)であってよく、またその深さ(即ち前から後ろまで)において約5cmないし約25cm(例えば約10cmないし約20cm若しくは約15cm)であってよい。玩具の高さ、長さ及び幅に対して、更に大きな数値若しくは更に小さな数値が是認される。
【0018】
玩具の全部若しくはその一部については、玩具やフィギュアの標準製造技術によって、任意の適当な剛性材料、例えば当技術分野で周知の重いゲージ紙若しくはカードボード、木材、金属、プラスチック材、ゴム材若しくは合成樹脂から作成することができる。例えば、玩具は市場で入手可能な材料から射出成形若しくはその他の適当な技術によって作成することが可能であり、そのような材料としては、熱可塑性ポリウレタン(TPU)、イオノマー樹脂、エチレンビニルアセテート(EVA)、熱可塑性スチレニックス(styrenics)(TPS)、融解可処理ゴム(melt processible rubber)(MPR)、熱可塑性硬質ゴム(TPV)、熱可塑性オレフィン(TPO)、熱可塑性エステルエラストマ(TPEE)、熱可塑性エラストマ(TPE)、熱可塑性ゴム(TPR)、ポリプロピィレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリビニルクロライド(PVC)、アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン三元共重合体(ABS)、ポリカーボネート/アクリロニトリル-ブタジエン-スチレン三元共重合体配合物(PC/ABS)、ポリスチレンシートやポリメチルメタクリレート(PMMA:アイ・シー・アイ・アクリックス・インコ(ICI
Acrylics, Inc.)によって「PERSPEX」として販売)のような可撓性プラスチック、その他のアクリル樹脂、金属(例えば、ステンレススチール、アルミニウム、銅)、木材或るいはそれらの組合が挙げられる。その他の適当な材料及び成形方法についても当業者にとっては明らかである。
【0019】
種々の実施の形態において、玩具は完全に組み立てられた装置として供給されてもよいし、或いはキットとして供給されてもよく、この場合には、ユーザにより、プラスチック、金属若しくはその他の任意の材料の平坦ピースからそこに前もって形成された部品が弱め線に沿って取り外されて玩具が組み立てられ、次いで液体弾丸リザーバ及び液体弾丸発射機構が取り付けられる。一般的に、玩具の組立には工具及び/又は接着材は必要とされず、すべての部品はそれ自身をスナップ係合させることにより一体的に結合させられ得る。
【0020】
液体リザーバは液体を保持するのに適当な任意の閉鎖容器若しくは開放容器から成り得る。例えば、液体リザーバは着脱自在キャップを持つ薄壁プラスチック容器であってよい。実際には、液体リザーバは遊戯中に液体が枯渇した際には再充填され得る。二者択一的には、液体リザーバは着脱自在キャップ若しくはその他の再充填手段を持たなくてもよく、その場合には、玩具若しくは液体リザーバはその中の液体が枯渇した際に廃棄され、玩具全体若しくは液体リザーバは取り替えられる。(そのような液体リザーバは使い捨てとされるか若しくは小さな安価な使い捨て玩具内に設けられることになる。)液体リザーバについては、任意の適当な材料、例えば本体部のために上述したような材料から当該分野の技術により構成することができる。また、液体リザーバについては、例えばもしその中の空気と液体が液体弾丸の発射準備として加圧されるというならば内圧に耐え得るように構成されてもよい。ここで使われるように、「本体部による支持」とは、液体リザーバが本体部の外部に又は本体部の内部に置かれ得ることを意味し、或いは本体部を貫通して延在し得ることも意味する。特に意図されていることは、液体リザーバは本体部に対して同延関係にあってもよいということであり、例えば液体リザーバは本体部によって構成されてもよく、このような構成は「本体部による支持」という意味に含まれる。
【0021】
少なくとも1つの液体弾丸発射機構は1つ若しくはそれ以上の液体リザーバと例えばチューブ若しくはその他の適当な導管を通して流体連通状態とされる。液体弾丸発射機構は、本体部の外側又は内側に置かれてよく、或いは本体部を貫通して延在してもよい。液体弾丸発射機構が本体部の外側に置かれる場合、液体弾丸発射機構は本体部から独立して機能してよく、また液体弾丸を格納して発射するために必要なすべての構成要素(液体リザーバを含む)を具備し得る。例えば、独立して機能する液体弾丸発射機構は本発明の玩具体のハンド内に保持される拳銃を象徴するようなものであり得る。このような独立して機能する液体弾丸発射機構は玩具間で交換自在とされてもよい。二者択一的には、液体弾丸発射機構及び液体リザーバは本体部の外側に個別に置かれて取り外されるようにしてもよく、若しくはその他の玩具の液体弾丸発射機構若しくは液体リザーバと交換され得るようにしてもよい。いずれにしても、本体部から液体弾丸を放出して指向させることとなる液体弾丸発射機構の部分(以下では「放出チューブ」として言及される)は液体弾丸の発射が邪魔されないように本体部によって塞がれてはならない。
【0022】
液体弾丸発射機構は液体リザーバから液体を引き出して玩具から外に液体部分として発射させるための任意の適当な機構とされてよい。例えば、液体弾丸発射機構は、一般的には、プラスチック製水鉄砲として入手されるような単純な手動ポンプ機構若しくは電動ポンプ機構から成り得る(例えば、米国特許第6,892,902号及び米国特許第5,373,975号参照)。なお、これら米国特許の全体の開示は本明細書に援用する。このようなポンプによれば、液体は、例えば一連のバルブに作動連結されたピストンを作動させることにより液体弾丸発射機構を通して外部に直接押し遣られ、該バルブにより液体が液体弾丸発射機構から強制的に射出させられ得ることとなる。二者択一的には、ポンプにより液体リザーバが加圧され得るようにされ、これにより液体リザーバと液体弾丸発射機構との間のバルブが釈放されたとき液体が液体弾丸発射機構を通して外部に移動されるようにしてもよい。また、ポンプは、液体を液体リザーバ内に引き込ませて該液体リザーバを再充填するように構成されていてもよい。
【特許文献1】米国特許第6,892,902号
【特許文献2】米国特許第5,373,975号
【0023】
また、液体弾丸発射機構は袋状体若しくはその他の可撓性壁容器から成り得る。袋状体若しくはその他の可撓性壁容器はその内圧を造成すべく過剰に充填され得ることとなり、これにより液体は液体弾丸発射機構の開口を通して射出させられ得る。また、袋状体若しくはその他の可撓性壁容器から成る液体弾丸発射機構は液体を射出させるように圧搾さてもよい。液体弾丸発射機構が袋状体若しくはその他の可撓性壁容器から成る場合、液体弾丸発射機構及び液体リザーバは実施的に同延関係にあってもよい。例えば、袋状体若しくはその他の可撓性壁容器が液体リザーバであり得る。
【0024】
また、液体弾丸発射機構は、液体で充填若しくは飽和された中空弾丸若しくは多孔性弾丸を射出する機構から成り得る。そのような機構は当該技術分野で知られており、空気システム若しくはスプリング付勢システムから成るものであってもよく、或いは当該技術分野では周知のゴムバンド若しくはその他の弾性材料のポテンシャルエネルギによって弾丸を推進させるシステムから成るものであってもよい。ここで使われるように、液体弾丸には、液体で充填若しくは飽和された中空弾丸若しくは多孔性弾丸が含まれる。このような構成においては、液体リザーバは液体を収容し得るものであってよく、或いは中空若しくは多孔性液体弾丸を保持するマガジン若しくはその他の同様な容器から成るものであってよい。また、ここで意図されていることは、玩具が更に液体を加える前の中空シェル若しくは多孔性材料を保持するマガジン若しくはその他の同様な容器から成り得るということである。液体リザーバからの液体は、弾丸の発射前に液体弾丸を形成すべく中空シェル若しくは多孔性材料に分配される。
【0025】
作動時、液体弾丸発射機構により、液体弾丸は少なくとも1つの放出チューブを通して推進される。放出チューブは液体弾丸発射機構の一部と看倣される。放出チューブは本体部から遠のくように延び得るものであり、本体部から独立して狙うことができるように構成されてよい。即ち、放出チューブは、玩具の向きを必ずしも変えることなく異なった方向に向けたり或いは狙ったりすることができるように配置され得る。例えば、放出チューブ若しくは全体の液体弾丸発射機構はボールベアリング上に設置することが可能であり、これによりシューティング方向については、玩具の他の部品の向きを変えることなく変えることができる。放出チューブは異なった直径のシリンダから成るものであってよく(図1参照)、またノズルのような他の構成要素から成るものであってもよい。
【0026】
液体弾丸発射機構が作動させられた際に液体弾丸が玩具から外部に射出させられ得るように、放出チューブは本体部上の任意の個所に配置し得る。上述したように、液体弾丸発射機構は手動若しくは電子的に作動させられ得る。電子的な作動の場合には、液体弾丸発射機構は、使用者から更なる入力を得ることなく電子的信号が停止されるまで或いは液体リザーバが枯渇するまで多数の液体弾丸を連続して発射することが可能である。また、多数の液体弾丸は、液体弾丸発射機構の手動作動により連続して発射されてもよい。二者択一的には、液体弾丸発射機構の手動作動若しくは電子的作動により、液体リザーバのすべての液体が実施的に一度に排出されてもよい。
【0027】
図1には典型的な液体弾丸発射機構が示される。図1を参照すると、典型的な液体弾丸発射機構100はスプリング105を具備し、このスプリング105は、後で述べるようにトリガ120の作用によって圧縮させられたとき、ピストン110を前方に(ノズル115に向かって)押し遣るように該ピストン110と係合させられる。ピストン110はハウジング125内に設けられ、このハウジング125はピストン110が挿通されるようになったチャンネルを備える。使用時、液体弾丸発射機構はトリガ120を押し込むことにより作動させられると、トリガ120とピストン表面130との間のフランジ135による接触のためにピストンは後方に(ノズル115から遠のくように)引き込まれる。ピストン100が後方に引き込まれにつれて、スプリング105はピストン表面140とハウジング表面145との間で圧縮させられる。ピストン100が後方に引き込まれたとき、シリンダ155の内部は液体リザーバ150からの水で満たされる。トリガの押込みが実質的に全範囲に亘って行われると、トリガ120はベアリング(孔160として示す)の回りで枢動させられ、これによりフランジ135はピストン表面130との接触から外されて、ピストン110は釈放されることとなる。次いで、ピストン110はスプリング105によって前方に偏倚させられ、シリンダ155の内部の液体が放出チューブ165内を移動して、最終的にはノズル115を通して外部に出され、このとき水は該ノズルから遠のくように十分な速度で射出させられる。
【0028】
また、玩具はその他に電子構成要素を含んでいてもよく、それは選択肢として液体弾丸発射機構を持つ任意の電子構成要素に接続される。そのような電子構成要素は液体弾丸発射機構を持つ任意の電子構成要素と協働して動作されてもよく、或いは個別に動作されてもよい。例えば、玩具は音及び/又は光を電子的に発生させるような構成要素若しくは玩具を独立して動かすような構成要素を含み得る。例えば、玩具は、電子装置によって動作させられる駆動モータに接続された脚部若しくは付属物を具備するものであってよい。二者択一的には、玩具は、その脚若しくは基台に設けた1つ若しくは複数の駆動ホィールを通して独立的に移動し得るものであってよく、このとき該駆動ホィールは電子装置によって動作させられる駆動モータに接続される。
【0029】
本発明の玩具で用いるのに適した電子装置は電源ボックス即ち電池ボックスを含み得るものであり、この電池ボックスは電池若しくはその他の電源を収納すべく本体部内に適宜設けられ得る。適当な配線が白熱灯、LED、スイッチ及びスピーカのような動作可能な構成要素の接続のために使用され得る。これらの構成要素は本体部内に支持されるか若しくは収容されてもよいし、本体部によってその外側に設けられるか若しくは支持されてもよいし、或いは本体部を貫通して延在させてもよい。例えば、本体部の1つ若しくはそれ以上の部分については、透明部分若しくは半透明部分を持つチャンバに隣接して取り付けられたLEDのような適当な光源を設けることにより照明されるか若しくは輝くようにされてもよい。
【0030】
電子構成要素は液体弾丸発射機構の作動及び/又は液体弾丸発射機構内の液体の流れによって動作されるようにしてもよい。例えば、スイッチは、液体リザーバから液体弾丸発射機構に向かって若しくはそこを通して流される加圧流体を運ぶようになった導管若しくは導管の可撓性部分又は柔軟性部分に隣接して取り付けられ得る。そのような導管の変形若しくは膨張により、スイッチの一方のコンタクト要素が移動させられて他方のコンタクト要素に接触され得るようにされ、これにより電子装置が動作させられる。
【0031】
また、電子構成要素については、液体との接触により動作させられてもよい。例えば、玩具は、液体との接触時に電池と光源若しくは音源との間の電気回路を開いたり閉じたりするようになった液体応答スイッチを具備してもよい。当該技術分野で知られているように、適当な液体応答スイッチは或る電位で印加されるようになった一対の電気端子から成る。乾燥時、端子間のインピーダンスは非常に高く、流れ得る電流は事実上ゼロである。しかしながら、湿気時、インピーダンスは極端に低下して電流路を確立させ、この電流路により、単純なトランジスタ回路が導通状態とされて、電池と光源との間の電気回路が閉じられる。かくして、玩具が他のものから液体弾丸を受けた際に音及び/又は光を発するように動作させられ得る。このような構成については、本発明の玩具で戦闘をシミュレートしたり若しくはチームスポーツ遊びしたりする際に他の玩具による「得点」若しくは「命中」を示すために用いることができる。また、液体動作スイッチが液体弾丸発射機構に作動的に接続されてもよく、このような接続については、玩具が例えば別の玩具からの液体弾丸を受けた際に液体弾丸発射機構が一時的に不作動状態若しくは操作不能状態とされるように行われる。
【0032】
また、玩具は、本体部の外側に設けられた少なくとも1つの部分であって、液体との接触時に反応するようになった部分を具備してもよい。例えば、そのような部分は、液体の接触時に色が変化するか、或いは不透明性を失ったり得たりするような物質から成るものであってよい。かくして、該部分は液体弾丸で撃たれたことを指示するターゲットとして機能することになる。例えば、本体部は、湿気状態となったとき、色が変化するようなプラスチック若しくは布を具備してもよく、或いは微粒子(例えば粉末、砂、繊維ガラス等)でコートされた表面を具備してもよく、このとき該微粒子は湿気時に色を変化させたり若しくは透明となって下地色を表すようになったものとされる。本体部の個別の部分は少なくとも2つの液体反応性材料から成るものであってもよく、それら液体反応性材料は湿気時に互いから異なって個別に反応するようになっている。例えば、玩具の脚部は、湿気時に第1の色(例えばグリーン)に変わる材料から成るものであってよく、また該玩具の頭部は、湿気時に第2の色(例えばブルー)に変わる材料から成るものであってよい。かくして、本発明のゲームは、本発明の少なくとも2つの玩具から成り得るものであり、その少なくとも一部分が湿気時に反応するようになった材料を含む。また、本発明のゲーム(下記参照)に含まれるターゲットは、湿気時に異なって反応する幾つかの材料から成るものとされ得る。例えば、ターゲットの外側領域(一般的には低得点領域と看倣される)は、湿気時に第1の色に変わる第1の材料から成ってよく、またブルス・アイ(bulls-eye)領域即ち的中央領域となるようなターゲットの内側領域(一般的には高得点領域と看倣される)は湿気時に第2の色に変わる第2の材料から成ってよい。また、本発明のゲームはゲームボード若しくは遊戯領域を含んでもよく、それは湿気時に異なって反応するようになった個別の障害物若しくは形態(下記参照)から成る。例えば、ゲームボード若しくはゲーム領域は保護壁から成るものであってよく、ゲーム進行中、その背後には本発明の玩具が多い隠され得るようにされ、該保護壁は相手側の玩具によって発射された液体弾丸で当てられた際には所定の色に変わることになる。
【0033】
また、本発明の玩具は、本体部の外側に設けられた一部分であって、酸性溶液若しくは塩基性溶液と接触した際に反応するようになった一部分を具備してもよい。例えば、この一部分は酸若しくは塩基との接触時に色を変化させるpH指示薬から成るものであってよい。適当なpH指示薬は、酸性溶液と接触した際に或る色(例えばブルー)に変わり、かつ塩基性溶液と接触した際に他の色(例えばピンク若しくはレッド)に変わるものである。かくして、本発明のゲームは、本発明の少なくとも2つの玩具から成り得るものであり、その少なくとも一部分がpH指示薬を含む。一方の玩具はその液体リザーバに酸性溶液を担持し、他方の玩具は塩基性溶液を担持する。酸性溶液を担持する玩具からの銃撃により、他方の玩具は第1の色に変わることとなり、また塩基性溶液を担持する玩具からの銃撃により、第1の玩具は第2の色に変わることとなる。任意の玩具上のpH指示薬の初期の色については、酸性溶液若しくは塩基性溶液を取り除くことにより(例えば水で洗浄することにより)、或いは酸性溶液若しくは塩基性溶液を適宜中和させることにより取り戻すことができる。
【0034】
本発明の構成要素を固定、装着、取付若しくは連結して玩具を構成することに関して、特に別のやり方に言及されない限り、適当な在来の留め具、例えばねじ、ボルト・ナット連結器、螺着器、スナップ・リング、戻り止め器、ねじクランプ等のクランプ類、リベット、トグル、ピン等を取り込むことが意図されている。また、構成要素の連結については、接着、糊付、溶接、超音波溶接及び摩擦嵌合若しくは変形によって適宜行うことが可能であり、また適当な液密及び/又は気密シール若しくはシール具が使用され得る。装置の電子部分については、市場で入手可能な在来の電子素子、コネクタ、並びに適当な配線、コネクタ、プリント配線基板、マイクロチップ、スピーカ、光源、LED、液晶ディスプレイ、圧力センサ、液体レベルセンサ、音響要素、入力端子、出力端子等のような種々のデバイスを使用すること可能である。
【0035】
上述したように、液体弾丸の発射方向については、玩具及び/又は放出チューブの向き若しくは姿勢を変えることにより前もって選択することが可能であり、これにより液体弾丸の飛翔路が指示されることになる。放出チューブについては、導管が貫通し得るようになった開放チャンネル若しくは閉鎖チャンネルから成るものであってよく、或いは放出チューブ自体が液体弾丸を通り抜けさせるようになった導管から成るものであってもよい。
【0036】
本発明の液体弾丸を形成するために使用することのできる液体については、玩具の構成要素に対して適合性のある任意の液体であって、液体弾丸発射機構から射出させられ得るように適当な低粘性を持つ液体から成るものであってよい。適当な液体には、水道水、泉水、塩水、砂糖水、鉱水若しくは海水のような水;「消失性」インク、その他の非永久インク及び永久インクのようなインク;染料、例えば、洗浄可能染料、その他の非永久染料及び永久染料;蛍光液体;香料;ジュース;液体キャンディー及び酸性若しくは塩基性溶液が含まれる。一般的に、本発明で使用される酸性若しくは塩基性液体は弱酸性若しくは弱塩基性のものから成り、これにより玩具若しくはその構成要素及び周囲のものが損傷を受けないようにされ、或いは使用者が傷付けられないようにされる。
【0037】
本発明の玩具については、少なくとも1つの販売用付加アイテム、例えばキャンディー若しくはガム、ステッカー、電子アイテム、並びに販売促進アイテム、例えばコンテスト類若しくは籤及びチーム装備若しくは競技装備と共に該玩具を包装することにより販売することができる。
【0038】
本発明の玩具は、ゲームを遊戯するために利用可能であり、そのようなゲームでは、使用者は相手側玩具、ターゲット、標的等を銃撃することが要求される。かくして、本発明によれば、本発明の少なくとも1つの玩具及びターゲット若しくは本発明の少なくとも2つの玩具と、遊戯のために提案されたルールとから成るゲームが提供される。例えば、ゲームは玩具の2つのチーム若しくは軍隊から成るものとされてよく、このとき各チーム若しくは軍隊は1、2、3、4、5、10、20、50若しくはそれ以上の玩具を具備する。
【0039】
ターゲットは、上述したような音発生若しくは光発生電子装置に接続された液体作動スイッチから成るものとすることができる。また、ターゲットは、上述したように、液体との接触時に反応するようになった少なくとも1つの部分を具備してもよい。かくして、ターゲットは液体弾丸で撃たれた際にそのことを指示し得ることとなる。
【0040】
本発明のゲームについては、任意の全体的に平坦な遊戯面、例えば床面、テーブル頂面、机面等上で行うことができる。遊戯面は、玩具がゲーム中に障害無く移動し得るように十分に滑らかであること好ましい。二者択一的には、遊戯面はでこぼこ或いは段差があってもよい。
【0041】
本発明のゲームは、選択的には、1つ若しくはそれ以上のゲームボードから成り、該ゲームボードは適宜マークキングで特徴付けされたり、或いは例えば戦場若しくは1つ若しくはそれ以上のチームスポーツの競技場を模した表示を備えたりする。ゲームボード上で戦場若しくは競技場を模したかかるマークキング若しくは表示には、グループ活動に積極的に関与しない人々が置かれることとなる背後領域、サイド領域若しくはその他の領域が含まれ得るということが理解されたい。チームスポーツの競技場の相対的な寸法及び形状については、当該技術分野の当業者にとってはよく知られており、そのような寸法及び形状を本発明に使用されるゲームボードに適用することは容易に成し得る。
【0042】
競技場を示すマークキング若しくは表示に加えて、ゲームボードは更に通常のマーキングを備えてもよく、これらマーキングについては、ゲーム中に玩具が方向転換して移動し得るスペース若しくは距離を示すものであったり、或いは玩具の移動を阻む障害物を示すものであったりする。例えば、ゲームボードは格子状の規則的なスペースを備えてもよく、或いはゲーム中に玩具が移動し得る範囲を指示するようになった小刻みのマークを備えてもよい。本発明のゲームボード(例えば戦場を表す)は移動可能な若しくは不規則に現れる障害物若しくはターゲットを備えてもよい。例えば、そのようなゲームボードは敵側を表す「ポップアップ」式ターゲットを備えてもよく、該ターゲットはゲーム中に不規則な間隔及び/又は不規則な個所で現れることになる。かかる「ポップアップ」式ターゲットは、当該技術分野では周知のように、上述したような電子装置によって制御され得る。
【0043】
本発明のゲームボードは、任意の適当な滑らかでかつ剛性の材料、例えば当該技術分野で知られている重いゲージ紙若しくはカードボード、木材、金属、プラスチック材、ゴム材若しくは合成樹脂から標準技術によって作成することができる。ゲームボードは、競技場を特徴付けるマーキングに加えて、例えば模すべきグループ活動に関与した特定の軍隊、チーム若しくは競技を連想させるような着色、模様若しくは表示を備えてもよい。また、ゲームボードはそこに取り付けられ得るか或いは置かれるようになった構造物を備えてもよく、そのような構造物は障害物、地理学的特徴物、座席、スコアボード、ゴール、ゴールポスト等である。ゲームボードは、ゲーム中、任意の平坦面上に置かれてもよいし、或いはフレーム若しくは脚によって支持されてもよい。
【0044】
また、本発明のゲームは、その他のアイテム、例えば、不使用時にプレー用小道具及びゲームボード(もし提供するのであれば)を収容するための折畳み可能なハウジング、ゲームの統計数値や結果を記録するためのスコアカード若しくはその他の装置、キャンディー若しくはガム、電子装置(ゲーム中に光効果及び音響効果を生じさせるような或いは実況アナウスメントを行うような)、時間調整装置、プレー用小道具及びゲームボードを装飾するためのステッカー等、並びに販売促進アイテム、例えばコンテスト類若しくは籤及びチーム装備若しくは競技装備を備えてもよい。
【0045】
本発明のゲーム遊戯の詳細ルールについては遊戯するのに望まれるゲームのタイプに依存する。例えば、ゲームは戦闘を模した遊戯のルールを備え得る。そのようなルールについては、当該技術分野で当業者により容易に作成及び理解され得るものである。例えば、玩具を移動させる技術及び液体弾丸を発射させる技術を用いて、種々の戦闘を摸したゲームを遊戯することができる。
【0046】
そのようなゲームのうちの1つにおいて、玩具から成る2つの軍隊が用意され得る。ゲームを遊戯する個人個人は、戦場のどの部分についてどっちの軍隊が最初の支配権を持つかを前もって決め、次いでどっちの軍隊が最初に攻撃し得るかを決める。例えば、両軍隊は戦場のそれぞれ異なった区域を占拠してもよく、或いは一方の軍隊が全体の戦場を占拠してもよく、このとき第2の軍隊は占拠領地に侵入しようと企てることとなる。
【0047】
ゲームは、所定の軍隊の1つ若しくはそれ以上の玩具で他方の軍隊の玩具を攻撃することによって開始される。玩具は、他方の玩具に向かって液体弾丸を発射させることにより該玩具を攻撃し得る。攻撃された玩具がもし液体弾丸で撃たれた場合には、その玩具は「負傷」したか或いは「戦死」したことになる。次いで、「負傷」或いは「戦死」した玩具はゲームボードから取り除かれるか、或いはその場に置かれた壗とされて、ゲームは続行される。「負傷」した玩具は、負傷兵士の回復を摸して、適当な所定時間が経過した後にゲームボード上に再投入されてもよいし、或いは再び使用されてもよい。
【0048】
ゲームは一連の回数で進行し、その各回の遊戯でゲームには玩具の動きが伴なう(「動き」には敵側の玩具への武器の発射が含まれる)。任意の回には複数の玩具の動きが伴なってもよい。ゲームは所定時間が終了するまで或いは一方の軍隊のすべての玩具が「負傷」或いは「戦死」するまで続行される。所定時間終了時に最も多くの玩具を持つ側の軍隊あるいは前もって決められた区域を支配している側の軍隊がゲームの勝者となる。
【0049】
本発明は上述した事例及び種々の形態に関連して説明されたが、その他の同様な事例が用いられ得ること、或いは本発明から逸脱することなく本発明と同じ機能を成すべく上述の事例に変更や付加が行われ得ることが理解されるべきである。それ故、本発明は任意の1つの事例だけに限定されべきものではなく、むしろ添付の請求の範囲の記述に従う広さ及び範囲内で構成されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【図1】本発明の典型的な液体弾丸発射機構である。
【符号の説明】
【0051】
100 液体弾丸発射機構
105 スプリング
110 ピストン
115 ノズル
120 トリガ
125 ハウジング
130 ピストン表面
135 フランジ
145 ハウジング
150 液体リザーバ
155 シリンダ
160 孔
165 放出チューブ165

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体弾丸を発射するための装置であって、本体部と、この本体部によって支持された流体リザーバと、前記本体部によって支持されしかも前記流体リザーバと流体連通状態とされた液体弾丸発射機構とを具備し、前記装置が自由立脚である装置。
【請求項2】
請求項1に記載の装置であって、前記液体リザーバが着脱自在キャップを備える装置。
【請求項3】
請求項1に記載の装置であって、前記液体リザーバが可撓性壁から成る装置。
【請求項4】
請求項1に記載の装置であって、前記液体弾丸発射機構がポンプから成る装置。
【請求項5】
請求項4に記載の装置であって、前記ポンプが手動的に作動させられる装置。
【請求項6】
請求項4に記載の装置であって、前記ポンプが電子的に作動させられる装置。
【請求項7】
請求項1に記載の装置であって、前記液体弾丸発射機構が加圧液体リザーバから成る装置。
【請求項8】
請求項1に記載の装置であって、前記液体弾丸発射機構が指向可能な放出チューブから成る装置。
【請求項9】
請求項1に記載の装置であって、前記液体弾丸発射機構が電子的に作動させられる装置。
【請求項10】
請求項1に記載の装置であって、更に、電子装置を具備する装置。
【請求項11】
請求項10に記載の装置であって、前記電子装置が音若しくは光を発生する装置。
【請求項12】
請求項10に記載の装置であって、前記電子装置が液体動作スイッチから成る装置。
【請求項13】
請求項10に記載の装置であって、前記電子装置が前記液体弾丸発射機構の作動によって始動される装置。
【請求項14】
請求項10に記載の装置であって、前記電子装置が前記液体弾丸発射機構を通る液体の流れによって始動させられる装置。
【請求項15】
請求項1に記載の少なくとも1つの装置と、少なくとも1つのターゲットとから成るゲーム。
【請求項16】
請求項15に記載のゲームであって、更に、提案された遊戯ルールから成るゲーム。
【請求項17】
請求項1に記載の少なくとも1つの第1の装置と、請求項1に記載の少なくとも1つの第2の装置とから成るゲーム。
【請求項18】
請求項17に記載のゲームであって、更に、提案された遊戯ルールから成るゲーム。
【請求項19】
ゲームの遊戯方法であって、
(1)請求項15に記載のゲームを用意する段階と、
(2)液体弾丸を前記少なくとも1つのターゲットに向けて発射する段階と、
(3)前記段階(2)を選択的に繰り返す段階とから成る遊戯方法。
【請求項20】
ゲームの遊戯方法であって、
(1)請求項17に記載のゲームを用意する段階と、
(2)下記段階(i)及び(ii)のいずれか行う段階と、
(i)前記少なくとも1つの第1の装置から液体弾丸を前記少なくとも1つの第2の装置に向けて発射する段階と、
(ii)前記少なくとも1つの第2の装置から液体弾丸を前記少なくとも1つの第1の装置に向けて発射する段階と、
(3)前記段階(2)を選択的に繰り返す段階とから成る遊戯方法。
【請求項21】
請求項19に記載の遊戯方法であって、前記ゲームが戦闘を模している遊戯方法。
【請求項22】
請求項20に記載の遊戯方法であって、前記ゲームが戦闘を模している方法。
【請求項23】
請求項1に記載の玩具を市場に出す方法であって、前記装置を付加的な販売用アイテムと共に包装することから成る方法。
【請求項24】
請求項23に記載の方法であって、前記付加的なアイテムがキャンディー、ガム、ステッカー、電子アイテム及び促進アイテムから成る群のうちから選ばれる方法。
【請求項25】
請求項15に記載のゲームを市場に出す方法であって、前記装置を付加的な販売用アイテムと共に包装することから成る方法。
【請求項26】
請求項25に記載の方法であって、前記付加的なアイテムが前記ゲームを収納するための折畳み自在なハウジング、ゲームの統計数値や結果を記録するための装置、キャンディ、ガム、電子装置、提案された遊戯ルール、時間調整装置、ステッカー若しくは促進アイテムから成る群のうちから選ばれる方法。

【図1】
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【公表番号】特表2009−509117(P2009−509117A)
【公表日】平成21年3月5日(2009.3.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−530652(P2008−530652)
【出願日】平成18年9月15日(2006.9.15)
【国際出願番号】PCT/IB2006/002569
【国際公開番号】WO2007/031864
【国際公開日】平成19年3月22日(2007.3.22)
【出願人】(508082511)ホーム・フォーカス・ディベロップメント・リミテッド (3)
【Fターム(参考)】