説明

液噴射吸引用部材及び液噴射吸引装置

【課題】形状が異なる種々の対象物体の外面にも密着可能な液噴射吸引用部材と、この液噴射吸引用部材を備えた液噴射吸引装置を提供する。
【解決手段】拡径部1aを備えたエラストマー製のパッド1を体表面Fに密着させ、始動スイッチをONにすると、ポンプ22及び加圧空気供給機33が始動する。これにより、温水タンク21内の温水がフィルタ23、配管13、流量調節バルブ11を介してノズル3に供給され、ノズル3から体表面Fに向って噴出され、体表面のマッサージが行われる。体表面Fに当った水は、空気孔5から吸引される空気と共に、パッド1の流出口4から配管14を介してエゼクタ34に吸引され、温水タンク21へ返送される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、人体や動物、建物、機械装置などの各種対象物体に向って液を吐出すると共に、対象物体に当った液を吸引排出する用途に用いられる液噴射吸引用部材及び液噴射吸引装置に関する。
【背景技術】
【0002】
対象物体に向って液を噴射すると共に、対象物体に当った液を吸引排出することにより該対象物体の表面の洗浄を行うカーペットクリーナーが特開平11−99111号に記載されている。
【0003】
同号公報に記載のカーペットクリーナー用ウォンドノズル装置は、バキュームポンプに接続され、先端側に吸引口を有したバキュームヘッドと、該バキュームヘッドに取り付けられた、洗浄水を噴射するための噴射ノズルとを備えている。バキュームヘッドは、同号公報の図1,2,7等に図示の通り、先端側に向って幅が広がる三角形盤状となっている。このバキュームヘッドの先端面に横長の吸引口が設けられている。噴射ノズルはバキュームヘッドの外側に設置されている。
【0004】
バキュームヘッドには、第0033段落の通り、この噴射ノズルを取り囲むようにコ字形断面形状の軟質合成樹脂製のカバー体が取り付けられている。第0035段落の通り、このカバー体には、該カバー体とバキュームヘッドとによって囲まれた空間内に該カバー体の外側から空気を導入するための空気導入孔が設けられている。
【0005】
このカーペットクリーナー用ウォンドノズル装置によりカーペットを洗浄する場合には、バキュームヘッドの先端面をカーペットに当て、噴射ノズルから洗浄水をカーペットに噴射してカーペットを洗浄しながら、その汚水をバキュームヘッドにより吸引する。
【0006】
特開2004−267400号には、排泄物を吸引回収すると共に、局部に洗浄水を噴射して局部を洗浄する排泄物処理装置が記載されている。
【0007】
特開2004−267400号の排泄物処理装置は、使用者の股間部に密着する形状の排泄物受け口を有した筒状の排泄物受け部を備えている。この排泄物受け口の周縁は、股間部との密着性及び密閉性を高めるために、合成ゴム材料(第0008段落)よりなる密着パッドにより形成されている。排泄物受け部は、吸引ホースを介して吸引装置に接続されている。排泄物受け部内には、局部に向って洗浄水を噴射する噴射口が設けられている。排泄物受け部には、該排泄物受け部内に空気が流入する吸気孔(第0012段落)が設けられている。吸引装置の稼働中にこの吸気孔から排泄物受け部内に空気が流入することにより、円滑に吸引が行われる。
【特許文献1】特開平11−99111号公報
【特許文献2】特開2004−267400号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記特開平11−99111号のカーペットクリーナー用ウォンドノズル装置においては、カバー体は柔軟性のある合成樹脂により形成されている(同号公報の[0033]段落)が、コ字形断面形状であるため、カーペットのように平坦な対象面には密着するが、湾曲した対象面には密着させることは難しい。
【0009】
上記特開2004−267400号の排泄物処理装置においては、排泄物受け口の周縁は合成ゴム材料製となっているが、この排泄物受け口は、人体の股間部に密着するようにこの股間部の外面形状に倣った形状となっている。そのため、この排泄物受け口を股間部以外の場所に当てても、この排泄物受け口が密着しない。
【0010】
本発明は形状が異なる種々の対象物体の外面にも密着可能な液噴射吸引用部材と、この液噴射吸引用部材を備えた液噴射吸引装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1の液噴射吸引用部材は、液体を吐出するノズルを保持するための筒状部と、該筒状部の一端に連なっており、筒状部から離れるほど拡径する形状の拡径部とを有しており、該拡径部には、該拡径部内から液を吸引するための吸引開口部と、該拡径部内に空気を流入させるための空気流入孔とが設けられており、少なくとも該拡径部はエラストマーにて成形されていることを特徴とするものである。
【0012】
請求項2の液噴射吸引用部材は、液体を吐出するノズルを保持するための筒状部と、該筒状部の一端に連なった蛇腹部と、該蛇腹部に連なっており、該蛇腹部から離れるほど拡径する形状またはワッシャ形状の対象面接触部とを有しており、該蛇腹部には、該蛇腹部内から液を吸引するための吸引開口部と、該蛇腹部内に空気を流入させるための空気流入孔とが設けられており、少なくとも該蛇腹部と対象面接触部とはエラストマーにて一体に成形されていることを特徴とするものである。
【0013】
請求項3の液噴射吸引用部材は、請求項1または2において、全体がエラストマーにて一体に成形されていることを特徴とするものである。
【0014】
請求項4の液噴射吸引装置は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液噴射吸引用部材の前記管状部に液噴射ノズルが保持され、前記吸引開口部に吸引手段に連絡する吸引管が接続されていることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0015】
本発明(請求項1)の液噴射吸引用部材にあっては、ノズルを保持する管状部の一端に、該管状部から離隔するほど拡径する拡径部が設けられており、且つ少なくともこの拡径部がエラストマーにて構成されているので、対象物体の外面形状が種々さまざまであっても、この拡径部が対象物体の外面形状に倣って柔軟に変形して対象物体の外面に密着するようになる。また、拡径部に液を吸引するための吸引開口部が設けられているため、拡径部内に液を残留させることなく吸引することが可能となる。
【0016】
本発明(請求項2)の液噴射吸引用部材にあっては、ノズルを保持する管状部の一端に蛇腹部が接続され、この蛇腹部に、該蛇腹部から離隔するほど拡径する形状又はワッシャ形状の対象面接触部が接続されており、且つ少なくともこの蛇腹部及び対象面接触部がエラストマーにて構成されているので、対象物体の外面形状が種々さまざまであっても、この対象面接触部が対象物体の外面形状に倣って柔軟に変形して対象物体の外面に密着するようになる。
【0017】
本発明(請求項4)の液噴射吸引装置は、かかる本発明の液噴射吸引用部材を備えているので、対象物体の外面形状が種々様々であっても、液噴射吸引用部材が対象物体の外面に密着するため、液が周囲に飛び散ることがない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
【0019】
第1図は実施の形態に係る液噴射吸引用部材を備えた液噴射吸引装置としての洗浄・マッサージ装置のフロー図、第2図はこの洗浄・マッサージ装置の液噴射部付近の断面図、第3図はパッドの斜視図、第4図は洗浄・マッサージ装置の全体図である。
【0020】
第2図の通り、この実施の形態では、液噴射吸引用部材としてのパッド1は体表面(この実施の形態では顔面側部)Fに押し当てて使用されるものである。パッド1はエラストマー(例えばシリコーン系エラストマー)製のものであり、体表面F側ほど(即ち、後述の筒状部6から離隔するほど)大径となるように拡径した拡径部1aを有し、体表面Fに柔軟に密着可能となっている。この拡径部1aのテーパ角θ(第2図)は15〜175°特に30〜120°程度が好ましい。エラストマーの硬度はシェア硬度で10〜100度特に40〜80度程度が好ましい。
【0021】
パッド1の後端側は、該拡径部1aに連なった筒状部6となっている。この筒状部6は拡径部1aと一連一体に成形されたものであり、該拡径部1aと同軸状となっている。この筒状部6に円筒状のグリップ10が嵌着されている。この実施の形態では、グリップ10の先端が筒状部6内に差し込まれることにより固定されている。
【0022】
拡径部1a内は空洞状となっており、体表面Fに押し当てると、拡径部1aと体表面Fとによって囲まれた空室2が形成される。
【0023】
この空室2内を通って体表面Fに向って水を噴出するようにノズル3が設けられている。このノズル3はグリップ10に保持されている。拡径部1aには、パッド1内から水を流出させるための流出口(吸引開口部)4が設けられると共に、水の吸引排出時に空室2内に空気を流入させるように空気流入孔(以下、空気孔と略)5が設けられている。
【0024】
グリップ10内には流量調節バルブ11が設置されており、この流量調節バルブ11の流量調節ダイヤル11aがグリップ10の外面に配置されている。前記ノズル3は、その後端がこの流量調節バルブ11に接続され、先端が空室2内に突出している。
【0025】
グリップ10の後端には柔軟に屈曲可能なゴム又は合成樹脂製のホース12が接続されている。このホース12内に給水配管13と排水配管14が引き通されている。給水配管13は、グリップ10内の流量調節バルブ11に接続されている。排水配管14は、グリップ10の筒壁を通ってパッド1の流出口4に接続されている。
【0026】
第1図及び第4図の通り、洗浄・マッサージ装置のマシンケーシング20内に温水タンク21が設置されており、温水タンク21内の温水がポンプ22、水浄化処理用のフィルタ23を介して給水配管13に供給される。なお、フィルタ23の出口側は、リリーフバルブ24を有したリリーフ配管25を介して温水タンク21に接続されており、所定圧の温水がフィルタ23、配管13、流量調節バルブ11を介してノズル3に供給されるように構成されている。
【0027】
温水タンク21には水位センサ26が設けられ、所定水位となるように給水弁27を介して水道水などの給水が導入可能とされている。なお、水は水道水に限定されるものではなく、薬剤や芳香剤などを添加した液であってもよい。
【0028】
温水タンク21の下部にはヒータ28及び温度センサ29が設けられており、温水タンク21内に所定温度の温水が貯留されるよう構成されている。温水タンク21の下部には、排水バルブ31を有した排出配管30が接続されている。
【0029】
前記排水配管14の末端は、マシンケーシング20内に設置された吸引手段としてのエゼクタ34の吸引部に接続されている。このエゼクタ34の作動流体流入口にはコンプレッサ等の加圧空気供給機33から加圧空気が導入され、配管14を介してパッド1内の水を吸引し、配管35を経て温水タンク21へ返送するよう構成されている。温水タンク21の頂部の空気逃がし口には水滴捕集部36が設けられている。
【0030】
第4図の通り、ケーシング20のスイッチパネル37には、始動・停止操作スイッチのほか、作動時間設定スイッチ、作動形態選択スイッチ、ノズル噴出水量、温水温度等を調節するための各種スイッチや、動作状態を表示するランプ、インジケータ等が設けられている。ケーシング20内にはホース12の巻取機構が設けられており、必要な長さだけホース12を引き出して使用することが可能となっている。ホース12をすべて巻き取ったときにパッド1及びグリップ10がケーシング20内に収容されるようにしてもよい。この場合、収容したパッド1及びグリップ10を隠すカバーを設けてもよい。
【0031】
このように構成された洗浄・マッサージ装置において、パッド1を体表面Fに密着させ、始動スイッチをONにすると、ポンプ22及び加圧空気供給機33が始動する。これにより、温水タンク21内の温水がフィルタ23、配管13、流量調節バルブ11を介してノズル3に供給され、ノズル3から体表面Fに向って噴出され、体表面Fに噴出水が当ってマッサージが行われる。体表面Fに当った水は、空気孔5から吸引される空気と共に、パッド1の流出口4から配管14を介してエゼクタ34に吸引され、温水タンク21へ返送される。
【0032】
このようにして、体表面Fがノズル噴出水で洗浄ないしはマッサージされる。なお、洗浄やマッサージの強さをダイヤル11aによって調節することができる。この実施の形態では、パッド1はエラストマーよりなり、且つ体表面F側ほど拡径する拡径部1aが体表面Fに当接するので、体表面Fが湾曲していてもパッド1が体表面Fに密着する。そのため、体表面Fに当って飛散した水がパッド1外には飛散しないので、手以外の体表面であっても洗浄やマッサージを手軽に行うことができる。この実施の形態の洗浄・マッサージ装置は、特に顔面や首などの洗浄やマッサージを行うのに好適である。
【0033】
また、この実施の形態では、ケーシング20内に温水タンク21を設置し、噴出水を該温水タンク21に戻して再度噴出水として利用するので、節水になると共に、水道の蛇口や排水設備が無い箇所に洗浄・マッサージ装置を設置することができる。この実施の形態では、パッド1に空気孔5を設けているので、パッド1内の水が空気と共にスムーズに配管14へ流出する。また、パッド1内が過度に減圧状態となることがなく、パッド1が過度に強く体表面に吸い付くことも防止される。
【0034】
この実施の形態では、ノズル3から温水を噴出させるので、使用者に突然に冷水(例えば常温水)が当ることがなく、快適に使用することができる。ただし、夏季などにあっては、温水の代わりに室温程度の温度の常温水を噴出するようにしてもよく、場合によっては冷却器を組み込んで低温水を噴出するようにしてもよい。
【0035】
本発明では、温水と冷水(常温水や冷たい低温水)とを交互に噴出し、マッサージ効果を高めるようにしてもよい。噴出水量を周期的に増減させてもよい。また、先に界面活性剤などの洗浄剤を含んだ水を噴出させ、その後、清水を噴出させて洗浄剤成分をすすぎ流すようにしてもよい。
【0036】
上記実施の形態では、1台のマシンケーシング20に1組のパッド1及びホース12が接続されているが、複数組のパッド及びホースを接続してもよい。
【0037】
この実施の形態では、使用する液は水道水でよく、使用後の水は下水に流すことができる。また、家庭や事務所の電源で使用でき、ランニングコストが安い。
【0038】
この実施の形態の洗浄・マッサージ装置は、コンパクトで軽量となるため、手軽に移動させることができる。なお、マシンケーシング20にキャスタを設け、移動させ易くしてもよい。
【0039】
この実施の形態によれば、水に香りや天然素材の既知の薬効成分を加えることにより、温水加圧水による皮脂や角質の除去効果やツボ刺激効果以上の付加的な効果を期待することもできる。
【0040】
上記実施の形態においては、流量調節バルブ11を閉めてノズル3への温水の流れを止めた場合には、温水タンク21内の温水がポンプ22により水浄化用のフィルタ23、リリーフバルブ24を有したリリーフ配管25を介して温水タンク21に戻る循環ラインが形成されるため、温水タンク21内の温水がフィルタ23により清浄に保たれる。
【0041】
なお、上記のフィルタ23のフィルタエレメントは定期的に交換するのが好ましい。フィルタの代わりに又はフィルタと共に、その他の浄化手段(例えば紫外線殺菌器など)を設けてもよい。フィルタとしては、不織布、スポンジ等の濾材のほか、活性炭など各種のものを用いることができる。
【0042】
本発明では、メンテナンスの為に、洗浄液タンクを設置し、スイッチパネル37のメンテナンススイッチを押すと自動洗浄が始まり、装置内の洗浄が行われるよう構成してもよい。この場合、使用後の洗浄液を配管30から排出する。
【0043】
上記実施の形態のパッド1では拡径部1aを1段のみ設けているが、第5,6図のパッド1Aのように、拡径部1aの先端側に、縮径部1cを介して、該拡径部1aと同様の拡径部1bを連設して蛇腹状としたものであってもよい。この拡径部1bは対象面接触部を構成している拡径部1bのテーパ角は前記と同様であることが好ましい。なお、第5図はパッド1Aの斜視図、第6図はこのパッド1Aとグリップ10との連結体よりなる液噴射部付近の断面図である。第6図のパッド以外の構成は第2図と同一であり、同一符号は同一部分を示している。
【0044】
本発明では、第7図のパッド1Bのように縮径部1cの先端側に、放射方向に拡開する平板状のワッシャ形状のフランジ部1dを対象面接触部として設けてもよい。
【0045】
また、第8図のパッド1Cのように拡径部1bの先端側にさらに拡径部1eを設けて3段の蛇腹状としてもよく、図示はしないが4段以上の蛇腹状としてもよい。この拡径部1eも対象面接触部を構成している。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】実施の形態に係る洗浄・マッサージ装置のフロー図である。
【図2】洗浄・マッサージ装置の液噴射部付近の断面図である。
【図3】パッドの斜視図である。
【図4】洗浄・マッサージ装置の全体図である。
【図5】別の実施の形態に係るパッドの斜視図である。
【図6】図5のパッドを備えた液噴射部の断面図である。
【図7】さらに別の実施の形態に係るパッドの断面図である。
【図8】異なる実施の形態に係るパッドの斜視図である。
【符号の説明】
【0047】
1,1A,1B,1C パッド(液噴射吸引用部材)
1a 拡径部
1b 拡径部(対象面接触部)
1c 縮径部
1d フランジ部(対象面接触部)
2 空室
3 ノズル
4 流出口(吸引開口部)
5 空気流入孔(空気孔)
10 グリップ
11 流量調節バルブ
12 ホース
21 温水タンク
22 ポンプ
23 フィルタ
28 ヒータ
34 エゼクタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液体を吐出するノズルを保持するための筒状部と、
該筒状部の一端に連なっており、筒状部から離れるほど拡径する形状の拡径部とを有しており、
該拡径部には、該拡径部内から液を吸引するための吸引開口部と、該拡径部内に空気を流入させるための空気流入孔とが設けられており、
少なくとも該拡径部はエラストマーにて成形されていることを特徴とする液噴射吸引用部材。
【請求項2】
液体を吐出するノズルを保持するための筒状部と、
該筒状部の一端に連なった蛇腹部と、
該蛇腹部に連なっており、該蛇腹部から離れるほど拡径する形状またはワッシャ形状の対象面接触部とを有しており、
該蛇腹部には、該蛇腹部内から液を吸引するための吸引開口部と、該蛇腹部内に空気を流入させるための空気流入孔とが設けられており、
少なくとも該蛇腹部と対象面接触部とはエラストマーにて一体に成形されていることを特徴とする液噴射吸引用部材。
【請求項3】
請求項1または2において、全体がエラストマーにて一体に成形されていることを特徴とする液噴射吸引用部材。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれか1項に記載の液噴射吸引用部材の前記管状部に液噴射ノズルが保持され、前記吸引開口部に吸引手段に連絡する吸引管が接続されていることを特徴とする液噴射吸引装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−51528(P2010−51528A)
【公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−219486(P2008−219486)
【出願日】平成20年8月28日(2008.8.28)
【出願人】(000001063)栗田工業株式会社 (1,536)
【Fターム(参考)】