説明

液晶表示装置

【課題】表示品位に優れた液晶表示装置を提供する。
【解決手段】液晶表示装置は、
複数の信号線22と、複数の走査線と、複数の補助容量線23と、複数のスイッチング素子と、絶縁膜と、複数の画素電極とを有したアレイ基板と、対向基板と、複数の球状スペーサ32と、液晶層と、を備えている。各補助容量線23は、前記第2方向に沿って交互に設けられた複数の第1配線部及び第1配線部より第1方向d1の幅が大きい複数の第2配線部で形成されている。複数の球状スペーサ32は、インクジェット工法により複数の第2配線部に吐出され、複数の第2配線部に重なっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、液晶表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、アレイ基板及び対向基板間のギャップを一定とするため、直径が均一な樹脂の球(以下球状スペーサという)を用いた液晶表示装置が実用化されている。球状スペーサの散布方法としては、生産性、正確性の面からインクジェット工法が検討されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
インクジェット工法では複数のノズル孔が一列に並べられたノズルヘッドを基板に対して所定間隔ずつ移動させながら、球状スペーサを含む分散液を一体として所定の個所に吐出す。例えば、補助容量線上方に吐出す。そして分散液が蒸発すると補助容量線に重なって球状スペーサが配置される。
【特許文献1】特開2006−208728号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、インクジェット工法により球状スペーサを配置する場合、球状スペーサの着弾位置がばらつき、補助容量線から外れる恐れることがある。また、球状スペーサは分散液の表面張力つまり分散液の広がりに引っ張られるため、移動し易い特徴がある。さらに、球状スペーサは、分散液の吐出方向、すなわちヘッドの移動方向に移動し易い特徴がある。
【0005】
したがって、補助容量線から外れた球状スペーサでは、バックライト光が抜けてしまう問題があった。また、球状スペーサが設計上予定した位置から外れ、ギャップを一定に保持できなくなるという問題があった。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、表示品位に優れた液晶表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明の態様に係る液晶表示装置は、
第1方向に延出した複数の信号線と、前記第1方向に直交した第2方向に延出した複数の走査線と、前記複数の走査線に間隔を置いて前記第2方向に延出した複数の補助容量線と、前記複数の信号線及び複数の走査線の各交差部近傍に設けられた複数のスイッチング素子と、前記複数の信号線、複数の走査線、複数の補助容量線及び複数のスイッチング素子上に形成され、複数のスルーホールを有した絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され前記複数のスルーホールを介して前記複数のスイッチング素子に電気的に接続された複数の画素電極と、を有したアレイ基板と、
前記アレイ基板に隙間を置いて対向配置された対向基板と、
前記アレイ基板及び対向基板間に設けられ、両基板間の隙間を保持する複数の球状スペーサと、
前記アレイ基板及び対向基板間に挟持された液晶層と、を備え、
各補助容量線は、前記第2方向に沿って交互に設けられた複数の第1配線部及び前記第1配線部より前記第1方向の幅が大きい複数の第2配線部で形成され、
前記複数の球状スペーサは、インクジェット工法により前記複数の第2配線部に吐出され、前記複数の第2配線部に重なっている。
【発明の効果】
【0007】
この発明によれば、表示品位に優れた液晶表示装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態に係る液晶表示装置について詳細に説明する。なお、この実施の形態では、COA(color filter on array)型の液晶表示装置を例に採り、同一部分には同一符号を付して説明する。
【0009】
図1乃至図4に示すように、液晶表示装置は、液晶表示パネルP、バックライトユニット13及び図示しない駆動回路等を備えている。液晶表示パネルPは、アレイ基板10と、アレイ基板10に所定の隙間を保持して対向配置された対向基板11と、アレイ基板及び対向基板間に挟持された液晶層30とを備えている。
【0010】
液晶表示パネルPは、アレイ基板10、対向基板11及び液晶層30が重なった表示領域R1を備えている。表示領域R1において、アレイ基板10は、マトリクス状に設けられた複数の画素PXを備えている。
バックライトユニット13は、光源となる複数のLED(発光ダイオード)等からなる。バックライトユニット13は、アレイ基板10の外面側に配置されている。
【0011】
アレイ基板10は、透明な絶縁基板として、例えばガラスからなる基板20aと、この基板20a上に形成された多層薄膜21と図示しない配向膜とを備えている。基板20a上には、複数本の信号線22及び走査線19が多層薄膜21を介して格子状に配置されている。信号線22は、第1方向d1に延出している。走査線19は、第1方向d1に直交した第2方向d2に延出している。また基板20a上には、複数の走査線19に間隔を置いて第2方向d2に延出した複数の補助容量線23が配列されている。
【0012】
また、アレイ基板10は、絶縁膜を介して補助容量線23に重なった複数の補助容量電極を有している。補助容量線23と、補助容量電極とは、補助容量素子17を形成している。
【0013】
2本の補助容量線23及び2本の信号線22で囲まれた画素開口部にほぼ対応するよう、ITO(Indium-Tin-Oxide)等の透明な導電材料により、画素電極24が形成されている。
【0014】
複数の走査線19及び複数の信号線22の各交差部近傍には、複数のスイッチング素子として複数のTFT(薄膜トランジスタ)26が設けられている。TFT26は、画素電極24を制御するためのものである。TFT26上に多層薄膜21の一部である有機絶縁膜25が皮膜されている。
【0015】
有機絶縁膜25は、赤色、緑色、青色のうちのいずれかのレジストによって着色され、第1着色層25a、第2着色層25b、第3着色層25cを形成している。後述するが、有機絶縁膜25は、複数のスルーホール27を有している。各着色層25a、25b、25c上には画素電極24が配される。画素電極24は各着色層25a、25b、25cに形成されたスルーホール27を介し、TFT26及び補助容量素子17と電気的に接続されている。
【0016】
ここで、TFT26は、ゲート電極26a、ソース電極26b及びドレイン電極26cを有している。ゲート電極26aは走査線19と電気的に接続されている。ソース電極26bは信号線22と電気的に接続されている。ドレイン電極26cは、画素電極24及び補助容量電極と電気的に接続されている。
表示領域R1の外側において、基板20a上に、矩形枠状のブラックマトリクス層31が遮光層として設けられている。
【0017】
各画素PXは、TFT26、補助容量素子17及び画素電極24を1つずつ有している。
【0018】
走査線19と接続されたゲート電極26aに電圧が印加されると、ソース電極26b及びドレイン電極26c間が導通し、TFT26が一定期間オン状態になる。この期間に画像表示に必要な映像信号が信号線22から画素PXに供給され所定のタイミングで書き込まれる。
【0019】
対向基板11は、透明な絶縁基板として、例えばガラスからなる基板20bを有し、アレイ基板10に対向して配置されている。対向基板11は、ITO等の透明な導電材料からなる対向電極33及び図示しない配向膜を有している。
【0020】
アレイ基板10及び対向基板11の周縁部同士は、表示領域R1の外側に配置されたシール材29により接合されている。アレイ基板10、対向基板11及びシール材29で囲まれた隙間に液晶層30が形成されている。
【0021】
アレイ基板10及び対向基板11間に複数の球状スペーサ32が設けられている。球状スペーサ32は、アレイ基板10及び対向基板11間の隙間を保持するものである。球状スペーサ32は、直径を均一とする樹脂からなる。球状スペーサ32の直径は3乃至6μmである。
アレイ基板10の外面に図示しない偏光板が配置され、対向基板11の外面に図示しない偏光板が配置されている。
【0022】
次に、上記補助容量線23について詳しく説明する。
図5及び図6に示すように、補助容量線23は、第2方向d2に沿って交互に設けられた複数の第1配線部50及び第2配線部60で形成されている。第2配線部60は、第1配線部50より第1方向d1の幅が大きい。
【0023】
各第2配線部60は、被吐出部61と、一対の突出部と、で形成されている。被吐出部61は、第1配線部50と同一の幅を有し、第1配線部と両側縁同士が同一平面上に位置している。被吐出部61には、複数の球状スペーサ32が吐出される。
【0024】
一対の突出部は、被吐出部61の両側縁から外側にそれぞれ突出し、被吐出部と一体に形成されている。この実施の形態において、一対の突出部は、突出部62、63で形成されている。突出部62、63は、それぞれ矩形状に形成されている。各補助容量線23は、複数の第1配線部50に形成される。
【0025】
次に、上記球状スペーサ32の吐出方法について説明する。
球状スペーサ32はインクジェット工法により打ち込まれ配置される。複数の球状スペーサ32は、インクジェット工法により複数の第2配線部60に吐出され、複数の第2配線部60に重なっている。
【0026】
図示しないインクジェット装置には横梁状のノズルヘッドが備えられており、このノズルヘッドの下面には一定の間隔でノズル孔が配列されている。ノズルヘッドはアレイ基板10の補助容量線23の延出した方向又は垂直な方向に沿って一定の間隔ずつ移動して球状スペーサ32を含む分散液の吐出を行う。
【0027】
またノズルヘッドはアレイ基板10の基板面の法線方向からアレイ基板10の基板面と平行な方向に任意の角度に傾斜させることができ、このように傾斜した状態で補助容量線23に沿った方向にアレイ基板10上を走査しつつ間欠的に移動することで、スルーホール27の間の狙いの領域R2に球状スペーサ32を配置させることが可能となる。
【0028】
その際、インクジェットノズルの経時的な飛翔形状の変化、球状スペーサ32のノズル詰まりなどにより分散液の吐出方向が変わったり、吐出タイミングが遅れることなどにより球状スペーサ32の着弾位置が領域R2の外側に少しはみ出る形でずれる場合がある。さらには、被吐出部61の外側に少しはみ出る形でずれる場合がある。
【0029】
しかしながら、この実施の形態において、補助容量線23は突出部62、63を有している。このため、被吐出部61からはみ出た球状スペーサ32は、突出部62、63に重ねられる。そして、突出部62、63が遮光部として機能するため、球状スペーサ32へのバックライトの照射を遮ることができる。
【0030】
次に、上記補助容量線23について一層詳しく説明する。
突出部62、63の第1方向d1の長さ、すなわち、突出部62、63の第1方向d1の幅w2a、w2bは、被吐出部61の幅w1の20乃至60%であることが望ましい。これらの幅の望ましい関係は、次の式で表すことができる。
【0031】
0.2≦w2a/w1≦0.6
0.2≦w2b/w1≦0.6
突出部62、63の幅w2a、w2bが幅w1の20%未満だと、球状スペーサ32の着弾位置ズレが生じ、球状スペーサ32が補助容量線23から外れて位置することになる。突出部62、63の幅w2a、w2bが幅w1の60%を超えると、画素PXの開口面積の減少が増大し、輝度低下(輝度不足)や、容量大による表示不良が生じてしまう。
【0032】
また、各第2配線部60の第2方向d2の長さ、すなわち各第2配線部60の第2方向d2の幅w5は、信号線の幅w3の1.5倍以上であることが望ましい。隣り合うスルーホール27間の幅(距離)をw4とすると、これらの幅の望ましい関係は、次の式で表すことができる。
【0033】
1.5×w3≦w5≦w4
第2配線部60の幅w5が幅w3の1.5倍未満だと、球状スペーサ32の着弾位置ズレが生じ、球状スペーサ32が補助容量線23から外れて位置することになる。また、第2配線部60の幅w5は、スルーホール27間の幅以上に広げられないものである。
【0034】
ここで、本願発明者等は、上記液晶表示装置の球状スペーサ32の位置及びコントラストを調査した。調査したところ、球状スペーサ32は補助容量線23から外れることなく、全て補助容量線23に重ねることができた。コントラストは1000以上と高コントラストを得ることができた。
【0035】
一方、突出部62、63の無い、従来構成の液晶表示装置についても球状スペーサの位置及びコントラストを調査した。調査したところ、全球状スペーサのうちの5%が、補助容量線から外れる結果になった。コントラストは400であり、十分なコントラストを得ることができなかった。また、信頼性試験でも、コントラストの低下が見られた。
【0036】
以上のように構成された液晶表示装置によれば、各補助容量線23は、複数の第1配線部50及び第1配線部より第1方向d1の幅が大きい複数の第2配線部60で形成されている。複数の球状スペーサ32は、インクジェット工法により複数の第2配線部60に吐出され、複数の第2配線部60に重なっている。
【0037】
このため、球状スペーサ32の着弾位置にばらつきが生じても、補助容量線23から外れることなく、球状スペーサ32を補助容量線23に重ねることができる。球状スペーサ32が移動しても、球状スペーサ32を補助容量線23に重ねることができる。
【0038】
球状スペーサ32でのバックライト光の抜けを防止することができるため、高コントラストを得ることができる。また、球状スペーサ32を設計上予定した位置に止めることができるため、ギャップを一定に保持することができる。
【0039】
突出部62は、分散液の吐出し方向に沿って突出している。このため、突出部62は、分散液の吐出方向に移動し易い球状スペーサ32の移動範囲をカバーすることができ、高コントラストを得ることができる。
【0040】
突出部62、63の幅w2a、w2bは、被吐出部61の幅w1の20乃至60%である。このため、精度良く、高コントラストを得ること、ギャップを一定に保持すること、輝度低下(輝度不足)を抑制すること、容量の増大を抑制すること、ができる。
【0041】
第2配線部60の幅w5は、信号線の幅w3の1.5倍以上である。このため、精度良く、高コントラストを得ること、ギャップを一定に保持すること、ができる。
上記したことから、表示品位に優れた液晶表示装置を得ることができる。
【0042】
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
【0043】
例えば、図7に示すように突出部62、63の形状は、三角形でも良い。図8に示すように突出部62、63の形状は、台形でも良い。図9に示すように突出部62、63の形状は、半円形状でも良い。これにより、画素PXの開口面積を一層増大することができ、輝度レベルの向上を図ることができる。
【0044】
第2配線部60は、1つの突出部のみ有していても上述した効果を得ることができる。この場合、例えば、各第2配線部60は、被吐出部61と、被吐出部の一側縁から外側に突出し、被吐出部と一体に形成された突出部と、で形成されている。そして、各補助容量線23の複数の突出部は、各補助容量線23の一側縁側に位置していれば良い。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施の形態に係る液晶表示装置を示す斜視図。
【図2】図1の線A−Aに沿って切断した液晶表示装置の一部を示す拡大断面図であり、特に、液晶表示パネルを示す図。
【図3】図1及び図2に示したアレイ基板の配線構造を示す平面図。
【図4】図3に示した画素の等価回路図。
【図5】上記液晶表示パネルの一部を対向基板側から見た拡大平面図であり、特に、信号線、補助容量線、着色層及び球状スペーサを取出して示す図。
【図6】上記補助容量線を示す平面図。
【図7】上記補助容量線の変形例を示す平面図。
【図8】上記補助容量線の他の変形例を示す平面図。
【図9】上記補助容量線の他の変形例を示す平面図。
【符号の説明】
【0046】
10…アレイ基板、11…対向基板、13…バックライトユニット、19…走査線、20a,20b…基板、22…信号線、23…補助容量線、24…画素電極、25…有機絶縁膜、25a…第1着色層、25b…第2着色層、25c…第3着色層、26…TFT、27…スルーホール、30…液晶層、32…球状スペーサ、33…対向電極、50…第1配線部、60…第2配線部、61…被吐出部、62,63…突出部、P…液晶表示パネル、R1…表示領域、PX…画素、d1…第1方向、d2…第2方向。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1方向に延出した複数の信号線と、前記第1方向に直交した第2方向に延出した複数の走査線と、前記複数の走査線に間隔を置いて前記第2方向に延出した複数の補助容量線と、前記複数の信号線及び複数の走査線の各交差部近傍に設けられた複数のスイッチング素子と、前記複数の信号線、複数の走査線、複数の補助容量線及び複数のスイッチング素子上に形成され、複数のスルーホールを有した絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成され前記複数のスルーホールを介して前記複数のスイッチング素子に電気的に接続された複数の画素電極と、を有したアレイ基板と、
前記アレイ基板に隙間を置いて対向配置された対向基板と、
前記アレイ基板及び対向基板間に設けられ、両基板間の隙間を保持する複数の球状スペーサと、
前記アレイ基板及び対向基板間に挟持された液晶層と、を備え、
各補助容量線は、前記第2方向に沿って交互に設けられた複数の第1配線部及び前記第1配線部より前記第1方向の幅が大きい複数の第2配線部で形成され、
前記複数の球状スペーサは、インクジェット工法により前記複数の第2配線部に吐出され、前記複数の第2配線部に重なっている液晶表示装置。
【請求項2】
各第2配線部は、前記第1配線部と同一の幅を有し、前記第1配線部と両側縁同士が同一平面上に位置し、前記複数の球状スペーサが吐出される被吐出部と、前記被吐出部の一側縁から外側に突出し、前記被吐出部と一体に形成された突出部と、で形成され、
前記各補助容量線の複数の突出部は、前記各補助容量線の一側縁側に位置している請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
各第2配線部は、前記第1配線部と同一の幅を有し、前記第1配線部と両側縁同士が同一平面上に位置し、前記複数の球状スペーサが吐出される被吐出部と、前記被吐出部の両側縁から外側にそれぞれ突出し、前記被吐出部と一体に形成された一対の突出部と、で形成されている請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項4】
前記突出部の前記第1方向の長さは、前記被吐出し部の幅の20乃至60%である請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項5】
各補助容量線は、前記複数の第1配線部に形成され、
各第2配線部の前記第2方向の長さは、前記信号線の幅の1.5倍以上である請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項6】
前記一対の突出部の各突出部の前記第1方向の長さは、前記前記被吐出し部の幅の20乃至60%である請求項3または請求項5に記載の液晶表示装置。
【請求項7】
前記突出部の形状は、矩形、三角形、台形又は半円形状である請求項2に記載の液晶表示装置。
【請求項8】
前記一対の突出部の各突出部の形状は、矩形、三角形、台形又は半円形状である請求項3に記載の液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2010−164924(P2010−164924A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−9351(P2009−9351)
【出願日】平成21年1月19日(2009.1.19)
【出願人】(302020207)東芝モバイルディスプレイ株式会社 (2,170)
【Fターム(参考)】