説明

清掃用ヘッド及び清掃用具

【課題】 清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を全体として効果的に対象面の清掃に利用することができる清掃用ヘッド及び清掃具の提供。
【解決手段】 清掃用ヘッドHは、ヘッド本体HAと、そのヘッド本体HAの下面全体をカバーするように下面側に取り付けられたエラストマー材料製の弾力性を有するクッション底部HBからなる。クッション底部HBの底面HB1の前後方向の垂直断面形状は、全体が、底面側に凸の形状に湾曲している。その凸形状は、前後方向における中央と前端HBFとの間のうち中央から前端HBFに向かって約5分の2の位置に最凸部HB2が位置し、最凸部HB2と前端HBFとの間よりも、最凸部HB2と後端HBRとの間の方が全体としての曲率が小さい形状とするる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、直接又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を介して対象面を拭くための清掃用ヘッド及びその清掃用ヘッドを備えた清掃用具に関する。
【背景技術】
【0002】
特開平6−311954号公報(特許文献1)には、清掃用具本体の底面に清掃エレメントを装着し、この清掃エレメントにて汚れを捕集する清掃用具において、上記清掃用具本体の上記底面は、中央部が凸で、清掃方向両端部へ向い湾曲する湾曲面に形成されたことを特徴とする清掃用具が記載されている。
【0003】
この清掃用具においては、モップ本体31を正の清掃方向aへ移動させると、モップ本体31は、ベース体32の側面35A側を下向きにし、底面33の前半部の湾曲面に沿って傾斜する。このとき、この底面33の前半湾曲面が不織布シート20を介して床23に接するので、この底面33の前半湾曲面に対応した不織布シート20の部分が、床23上の汚れを捕集する。また、モップ本体31を逆の清掃方向bへ移動させると、モップ本体31は、ベース体32の側面35B側を下向きにして、底面33の後半部の湾曲面に沿って傾斜する。このとき、この底面33の後半湾曲面が、不織布シート20を介して床23に接するので、この底面33の後半湾曲面に対応した不織布シート20の部分が、床23上の汚れを捕集する。
【0004】
このように、特開平6−311954号公報記載の清掃用具を前方へ移動させるとその前半部が汚れを捕集し、後方へ移動させるとその後半部が汚れを捕集する。しかしながら、後方移動は前方移動に比し円滑に行い難く、底面33の全面を効率的に利用して不織布シート20により床23上の汚れを捕集することはできなかった。
【特許文献1】特開平6−311954号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、従来技術に存した上記のような課題に鑑み行われたものであって、その目的とするところは、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を全体として効果的に対象面の清掃に利用することができる清掃用ヘッド及び清掃具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する本発明の清掃用ヘッドは、
底面の側において直接又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を介して対象面を拭くための清掃用ヘッドであって、
前記底面は弾力性を有し、前記底面の所定方向の垂直断面形状が、全体又は一部が湾曲し、全体として底面側に凸の形状であり、前記凸形状は、前記所定方向における中央と一方の端部である所定端部との間に最凸部が位置するものであることを特徴とする。
【0007】
清掃用ヘッドを、その底面の側において直接又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を介して対象面に対し所定方向における一方へ摺動させると、清掃用ヘッドは、対象面との摩擦により、摺動方向前方に向かってやや下向きに傾斜する状態となる。
【0008】
しかしながら、清掃用ヘッドの底面の所定方向の垂直断面形状は、全体又は一部が湾曲し、全体として底面側に凸の形状であり、前記凸形状は、所定方向における中央と一方の端部との間に最凸部が位置する。従って、全体として最凸部から所定端部への上向き傾斜は最凸部から他端部への上向き傾斜よりも大きい。
【0009】
そのため、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材のうち、摺動方向において最凸部よりも所定端部側の部分は、摺動方向前方に向かってやや下向きに傾斜する状態でありながら、少なくとも所定端部付近が対象面との間に間隙を有し(すなわち対象面から浮き)つつ、清掃用ヘッドの底面のうち最凸部よりも他端部側の少なくとも大きな部分が対象面に接する状態で対象面上を摺動するものとすることができる。
【0010】
この場合、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材のうち少なくとも所定端部付近が対象面から浮いた状態であるため、対象面上の塵埃を清掃用ヘッドの底面のうち最凸部付近からその後方に至る部分に導入することができる。また、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材のうち前記最凸部よりも他端部側の少なくとも大きな部分が対象面に接する状態であるため、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材のうち大きな部分を、対象面との間に導入された塵埃を拭き取る上で利用することができる。
【0011】
本発明の清掃用ヘッドは、上記最凸部が、上記所定方向における中央と上記一方の端部との間のうち、中央から前記一方の端部に向かって5分の1乃至5分の3の間に位置するものであることが好ましい。
【0012】
また本発明の清掃用ヘッドは、上記凸形状が、上記所定方向における上記最凸部と上記一方の端部との間よりも、前記最凸部と他方の端部との間の方が全体としての曲率が小さいものであることが好ましい。
【0013】
また本発明の清掃用ヘッドは、上記一方の端部が拭き方向における前端部であるものとすることができる。
【0014】
本発明の清掃用具は、上記何れかの清掃用ヘッドの上側に、少なくとも前後方向に傾斜角度が可変なように柄体の基部が連結されているものである。
【0015】
また本発明の清掃用具は、柄体を水平方向に対し50度後方傾斜させた場合における柄体の軸線の延長線が、上記底面において、上記最凸部位置を含む所定の前後方向幅内に位置し、前記前後方向幅が、前後方向における中央から前縁の間の距離の5分の1であるものとすることが好ましい。
【0016】
この場合、柄体の角度として最もよく使用される水平方向に対し50度後方傾斜させた状態において、柄体の軸線の延長線付近に最凸部位置があるため、清掃用ヘッドの底面の最凸部付近に効果的に押下力を加えて清掃を効果的に行うことができる。
【0017】
また本発明の清掃用具は、柄体の基部が、清掃用ヘッドの前後方向中央よりも後方に位置するものとすることができる。この場合、柄体の角度として最もよく使用される後方傾斜角において、柄体の軸線の延長線付近に最凸部位置があるものとなって、清掃用ヘッドの底面の最凸部付近に効果的に押下力を加えて清掃を効果的に行うことができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の清掃用ヘッド及び清掃具によれば、清掃用ヘッドを、その底面の側において直接又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を介して対象面に対し所定方向における一方へ摺動させると、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材のうち、摺動方向において最凸部よりも所定端部側の部分は、摺動方向前方に向かってやや下向きに傾斜する状態でありながら、少なくとも所定端部付近が対象面との間に間隙を有し、清掃用ヘッドの底面のうち最凸部よりも他端部側の少なくとも大きな部分が対象面に接する状態で対象面上を摺動するものとすることができる。これにより、対象面上の塵埃を清掃用ヘッドの底面のうち最凸部付近からその後方に至る部分に導入することができ、その塵埃を、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材のうち最凸部付近からその後方の大きな部分を利用して拭き取ることができるので、清掃用ヘッドの底面又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を全体として効果的に対象面の清掃に利用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の実施の形態を、図面に表した清掃用具の例を中心として説明する。
【0020】
図1は柄体の一部を省略した清掃用具の斜視図、図2は清掃用具の要部側面図、図3は清掃用ヘッドの使用状態要部拡大側面図、図4はクッション底部の拡大断面図、図5はクッション底部の拡大底面図である。
【0021】
清掃用具Tは、清掃用ヘッドHと、清掃用ヘッドHの上側に基部が連結されている柄体Dを備える。
【0022】
清掃用ヘッドHは、平面等脚台形状(平面略長方形状等の適宜形状を選択し得る)の板状又は薄形箱形状のヘッド本体HAと、そのヘッド本体HAの下面全体をカバーするように下面側に取り付けられたエラストマー材料製の弾力性を有するクッション底部HBからなる。清掃用ヘッドHは短手方向が前後方向であり、清掃用ヘッドHの平面等脚台形状を構成する平行な2辺のうち長い方の辺が前辺HF、短い方の辺が後辺HRである。
【0023】
ヘッド本体HAの上側の横方向中央部における前後方向中央部よりもやや後側の位置(例えば、前後方向の中央から後端に向かってその間の5分の1乃至5分の2の間)に、外方突出部J3を有する回動連結部材JAを介して柄体Dが連結されている。回動連結部材JAは、ヘッド本体HAに対し横方向の水平状の回動軸線の回りに回動可能なように連結されている。
【0024】
回動連結部材JAは、軸受筒状部JBの周方向の1箇所(必ずしも1箇所に限らない)に、柄体Dの基部を連結するための、上部が略半円形板状で下部が方形板状(これに限らない)をなす外方突出部J3(なお、例えば外方突出部自体を柄体の基部とすることもできる)を有する。
【0025】
柄体Dの基端部は、平行状に相対する支持突部DAからなり、両支持突部DAは、それぞれ略半円形板状(これに限らない)をなす。両支持突部DA間には縦断面略U字状の溝状間隙部Uが形成されている。この柄体Dの溝状間隙部Uに、外方突出部J3が平行状に挿入された状態で、両支持突部DAと外方突出部J3が、回動連結部材JAの回動軸線に直交する方向の連結軸Cにより連結されている。これにより、柄体Dは、回動連結部材JAにおける軸受筒状部JBの回動軸線のまわりに回動して前後方向RA−RAの傾斜角度が可変であると共に、回動連結部材JAに対し連結軸Cのまわりに左右方向RB−RBに回動が可能なように連結されている。
【0026】
柄体Dの中間部における後側には、洗浄液ボトルB(洗浄液に限るものではない)を、その口部B1側を下向きに嵌合させて保持するための、上方開口の洗浄液保持部Lを備える。
【0027】
柄体Dの上端には後方屈曲の把手DBが設けられ、柄体Dにおける把手DBの下側に洗浄液噴出操作のための操作レバーDCが設けられている。また柄体Dの基端部の前側に、洗浄液噴出部DDが設けられており、操作レバーDCを把手DB側へ引くことにより洗浄液保持部Lに保持した洗浄液ボトルB内の洗浄液を洗浄液噴出部DDから噴出させることができる噴出機構を備える。
【0028】
清掃を行なうには、清掃用ヘッドHのクッション底部HBの底面HB1を清掃用シートWで覆った状態でその清掃用シートWを清掃用ヘッドHに保持する。その上で、清掃者は、必要に応じ操作レバーDCを引くことにより洗浄液を洗浄液噴出部DDから噴出させて床面等の清掃対象面上に散布しつつ、柄体Dを把持して清掃対象面をクッション底部HBの底面側に位置する清掃用シートWにより拭いて清掃を行なう。ヘッド本体HAの上部の前後における両側位置には、清掃用ヘッドHの底面に配した清掃用シートWの前後縁部付近を押し込んで保持するためのシート状縁部保持部が設けられている。シート状縁部保持部12は、ゴム状材料製の複数の舌片間にシート状縁部を保持するものである。なお、清掃用シートW等を用いずに清掃用ヘッドの底面で直接清掃対象面を清掃するものとすることもできる。
【0029】
クッション底部HBは、その底面HB1のほぼ全面にわたり、若干下方に突起(例えば0.5−1.5mm程度)した波形突条14(波形以外の突条、或いは各種突起等であってもよい)を有する。波形突条14は、清掃対象面の汚れを清掃用シートWを介して掻き取る効果等を期するためのものであり、半円周状部が横方向に交互に振れて前後方向に連続する波形突条14が横方向に並列状に多数設けられている。
【0030】
クッション底部HBの底面HB1の前後方向の垂直断面形状(突条、突起等による局所的な凹凸を含まない)は、全体が、底面側に凸の形状に湾曲している。その凸形状は、前後方向における中央と前端HBFとの間のうち中央から前端HBFに向かって約5分の2の位置に最凸部HB2が位置し、最凸部HB2と前端HBFとの間よりも、最凸部HB2と後端HBRとの間の方が全体としての曲率が小さい形状(部分的に曲率が同じか又は逆転しているものであっても除外されるものではない)である。底面HB1の前端HBFと後端HBRを結んだ直線から最凸部HB2が突出する高さは、例えば、底面HB1の前後長さ(例えば50−200mm)の0.4−3%程度(好ましくは0.5−2%、より好ましくは0.8−1%)とすることができる。底面HB1の前端HBFと後端HBRを結んだ直線から最凸部HB2が突出する高さの最も好ましい寸法は、0.8−1mmである。なお、クッション底部の底面の前後方向の垂直断面形状は、全体が底面側に凸の形状に湾曲しているものに限らず、例えば一部が直線状であるものであってもよい。
【0031】
クッション底部HBの底面HB1を清掃用シートWで覆った状態の清掃用ヘッドHを、柄体Dを把持して床面FLに対し前方へ摺動させると、清掃用ヘッドHは、床面FLとの摩擦により、摺動方向前方に向かってやや下向きに傾斜する状態となる。
【0032】
クッション底部HBの底面HB1の前後方向の垂直断面形状(突条、突起等による局所的な凹凸を含まない)は、全体が、底面側に凸の形状に湾曲している。その凸形状は、前後方向における中央と前端との間のうち中央から前端に向かって約5分の2の位置に最凸部HB2が位置し、最凸部HB2と前端HBFとの間よりも、最凸部HB2と後端HBRとの間の方が全体としての曲率が小さい形状である。従って、全体として最凸部HB2から前端HBFへの上向き傾斜は最凸部HB2から後端HBRへの上向き傾斜よりも大きい。
【0033】
そのため、クッション底部HBの底面HB1に保持した清掃用シートWのうち、摺動方向において最凸部HB2よりも前方の部分は、摺動方向前方に向かってやや下向きに傾斜する状態でありながら、少なくとも前端HBF付近が床面FLとの間に間隙を有し(すなわち床面FLから浮き)、底面HB1のうち最凸部HB2よりも後方の部分がほぼ床面FLに接する状態で床面FL上を摺動する。
【0034】
クッション底部HBの底面HB1に保持した清掃用シートWのうち少なくとも前端HBF付近が床面FLから浮いた状態であるため、床面FL上の塵埃16をクッション底部HBの底面HB1のうち最凸部HB2付近からその後方に至る部分に導入することができる。また、クッション底部HBの底面HB1に保持した清掃用シートWのうち前記最凸部HB2よりも他端部側の後方の部分がほぼ床面FLに接する状態であるため、底面HB1に保持した清掃用シートWのうち大きな部分を、床面FLとの間に導入された塵埃を拭き取る上で利用することができる。
【0035】
柄体Dの連結位置は、柄体Dを水平方向に対し50度後方傾斜(左右方向は傾斜なし)させた場合に柄体Dの軸線の延長線が、底面HB1において、最凸部HB2位置を含む所定の前後方向幅(前後方向における中央から前縁の間の距離の5分の1)内に位置するものとしている。柄体Dの角度として最もよく使用される水平方向に対し50度前後後方傾斜させた場合に、柄体Dの軸線の延長線付近に最凸部HB2位置があるため、クッション底部HBの底面HB1の最凸部HB2付近に効果的に押下力を加えて清掃を効果的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】柄体の一部を省略した清掃用具の斜視図である。
【図2】清掃用具の要部側面図である。
【図3】清掃用ヘッドの使用状態要部拡大側面図である。
【図4】クッション底部の拡大断面図である。
【図5】クッション底部の拡大底面図である。
【符号の説明】
【0037】
12 シート状縁部保持部
14 波形突条
16 塵埃
B 洗浄液ボトル
C 連結軸
D 柄体
DA 支持突部
DB 把手
DC 操作レバー
DD 洗浄液噴出部
FL 床面
H 清掃用ヘッド
HA ヘッド本体
HB クッション底部
HB1 底面
HB2 最凸部
HBF 前端
HBR 後端
HF 前辺
HR 後辺
J3 外方突出部
JA 回動連結部材
JB 軸受筒状部
L 洗浄液保持部
T 清掃用具
U 溝状間隙部
W 清掃用シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
底面の側において直接又は底面の側に保持した別のシート状清掃材を介して対象面を拭くための清掃用ヘッドであって、
前記底面は弾力性を有し、前記底面の所定方向の垂直断面形状が、全体又は一部が湾曲し、全体として底面側に凸の形状であり、前記凸形状は、前記所定方向における中央と一方の端部である所定端部との間に最凸部が位置するものであることを特徴とする清掃用ヘッド。
【請求項2】
上記最凸部が、上記所定方向における中央と上記一方の端部との間のうち、中央から前記一方の端部に向かって5分の1乃至5分の3の間に位置する請求項1記載の清掃用ヘッド。
【請求項3】
上記凸形状が、上記所定方向における上記最凸部と上記一方の端部との間よりも、前記最凸部と他方の端部との間の方が全体としての曲率が小さいものである請求項1又は2記載の清掃用ヘッド。
【請求項4】
上記一方の端部が拭き方向における前端部である請求項1、2又は3記載の清掃用ヘッド。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れかに記載の清掃用ヘッドの上側に、少なくとも前後方向に傾斜角度が可変なように柄体の基部が連結されている清掃用具。
【請求項6】
柄体を水平方向に対し50度後方傾斜させた場合における柄体の軸線の延長線が、上記底面において、上記最凸部位置を含む所定の前後方向幅内に位置し、前記前後方向幅が、前後方向における中央から前縁の間の距離の5分の1である請求項5記載の清掃具。
【請求項7】
柄体の基部が、清掃用ヘッドの前後方向中央よりも後方に位置する請求項5又は6記載の清掃具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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