説明

温度制御装置

【課題】 温度調整対象部21を急冷することができ、さらに、循環ポンプ17の熱負担を軽減することができる温度制御装置10を提供することである。
【解決手段】 冷却手段1を有する温度制御部3が、温度調整対象部21と熱伝達を行う温度制御装置10において、冷却手段1とは別に、蓄冷された液状熱媒体20を温度制御部40に供給することができる冷却回路9を設け、温度調整対象部21を急冷する際に、温度制御部3に蓄冷された液状熱媒体20を供給するようにした。蓄冷された液状熱媒体20を貯留するタンク18を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、試料の温度を変化させて試料の耐久性等を試験する環境試験装置として使用可能な温度制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
図5は、従来の環境試験装置100の系統図である。図5に示すように環境試験装置100は、冷凍回路99とブライン回路91とで構成されている。冷凍回路99は、圧縮機80、凝縮器81、膨張弁82及び蒸発器85で構成されている。冷凍回路99内には、冷媒83(気液変化するもの)が流れている。また、蒸発器85には、熱交換部86が設置されている。熱交換部86は、循環ポンプ89、加熱器95及び熱交換器90と共にブライン回路91を構成している。循環ポンプ89により、ブライン回路91内をブライン88が循環している。ブライン回路91内のブライン88は、熱交換部86で蒸発器85内の冷媒83と熱交換して冷却され、さらに熱交換器90で温度調整対象部材92(試料)を冷却する。
【0003】
又、加熱器95は、必要に応じてブライン88を加熱することができ、加熱器95で加熱されたブライン88は、熱交換器90で温度調整対象部材92と熱交換し、温度調整対象部材92の温度を上昇させることができるようになっている。このように構成された環境試験装置100は、温度調整対象部材92を例えば150度の高温領域からマイナス80度の低温領域まで温度調整を行うことができるようになっている。
【0004】
ところで、環境試験装置100では、温度調整対象部材92の温度管理は、ブライン88が供給される熱交換器90の温度を調整することにより行われる。従って、循環ポンプ89は、定常的に作動させなければならない。この種の装置では、循環ポンプ89は一般に低温仕様の循環ポンプ89を使用することが多い。循環ポンプ89が低温仕様であって、熱交換器90に設置された温度調整対象部材92の温度(ブラインの温度)を、高温で温度調整する場合には、図5に示す従来の構成では、循環ポンプ89が高温のブライン88を定常的に吸い込まなくてはならず、循環ポンプ89の寿命や信頼性に悪影響を及ぼす恐れがあった。
【0005】
また、熱交換器90に設置した温度調整対象部材92を急冷するためには、短時間に多量の冷媒83を蒸発器85に供給して、熱交換部86において多量のブライン88を冷却する必要がある。そのためには、冷凍回路99(特に、圧縮機80)を大型化しなければならず、装置の大型化及びコスト高を招いてしまう。
【特許文献1】特開平9−89444号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そこで本発明では、温度調整対象部を急冷することができ、さらに、循環ポンプの熱負担を軽減することができる温度制御装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、請求項1の発明では、冷却手段を有する温度制御部が、温度調整対象部と熱伝達を行う温度制御装置において、前記冷却手段とは別に、蓄冷された液状熱媒体を前記温度制御部に供給することができる冷却回路を設け、前記温度調整対象部を急冷する際に、前記蓄冷された液状熱媒体を前記温度制御部に供給するようにした。
冷却手段としては、圧縮機、凝縮器、膨張弁等を備えた冷凍回路や、ペルチェ素子を使用した冷却装置を採用することができる。
【0008】
請求項2の発明では請求項1の発明において、前記蓄冷された液状熱媒体を貯留するタンクを備えた。
【0009】
請求項3の発明では請求項1の発明において、加熱した熱媒体で前記温度調整対象部を加熱することができる加熱回路を設け、前記温度調整対象部を加熱する際に、前記温度制御部に前記加熱した熱媒体を供給するようにした。
【0010】
請求項4の発明では請求項1の発明において、気液変化する冷媒を使用する冷凍回路で前記冷却手段を構成し、前記冷凍回路内を流れる冷媒の一部で、前記液状熱媒体を蓄冷するようにした。
【0011】
請求項5の発明では請求項3の発明において、前記加熱回路の一部が、前記冷却回路の一部と共有されており、前記冷却回路の加熱回路と共有されている部分に、液状熱媒体及び加熱した熱媒体を圧送する循環ポンプを備えた。
【0012】
請求項6の発明では請求項1、2、4のうちのいずれかの発明において、温度調整対象部を加熱する電気ヒータを備えた。
【発明の効果】
【0013】
請求項1の発明では、冷却手段とは別に、蓄冷された液状熱媒体を温度制御部に供給することができる冷却回路を設けたので、温度制御部に蓄冷した液状熱媒体を供給することにより、温度調整対象部を急冷することができる。
【0014】
また、温度調整対象部を急冷する際に、蓄冷された液状熱媒体を温度制御部に供給するようにしたので、温度調整対象部の急冷時のために、多量の冷媒を供給することができる大型の冷凍回路を採用する必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
【0015】
請求項2の発明では、蓄冷された液状熱媒体を貯留するタンクを備えたので、温度調整対象部の急冷時のために、予め蓄冷された液状熱媒体を貯留しておくことができる。
【0016】
請求項3の発明では、加熱した熱媒体で温度調整対象部を加熱することができる加熱回路を設け、温度調整対象部を加熱する際に、温度制御部に加熱した熱媒体を供給するようにしたので、蓄冷された待機中の液状熱媒体に影響を及ぼすことなく、温度調整対象部を速やかに加熱することができる。
【0017】
請求項4の発明を実施すると、冷却手段を、気液変化する冷媒を使用する冷凍回路で構成し、冷凍回路内を流れる冷媒の一部で液状熱媒体を蓄冷するようにしたので、前記冷却手段以外に液状熱媒体を蓄冷するための回路を、別途用意する必要がなく、装置の小型化を図ることができる。
【0018】
請求項5の発明を実施すると、加熱回路の一部を冷却回路の一部と共有し、冷却回路の加熱回路と共有されている部分に、液状熱媒体及び加熱した熱媒体を圧送する循環ポンプを備えたので、装置の簡素化を図りながら温度調整対象部の温度を高温から低温まで設定することができる。
【0019】
さらに、循環ポンプには加熱時にのみ加熱した熱媒体を通過させればよいので、循環ポンプ内には定常的な熱負荷が掛からず、循環ポンプの信頼性や耐久性を向上させることができ、寿命の延長を期待することができる。
【0020】
請求項6の発明では、温度調整対象部を加熱する電気ヒータを備えたので、循環ポンプに高温の熱媒体を通過させずに済み、循環ポンプの寿命を延ばすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0021】
図1は、本発明を実施した温度制御装置10を備えた冷凍回路1(冷却手段)の系統図である。図1に示すように冷凍回路1は、蒸発器3、圧縮機4、凝縮器5及び電子膨張弁6を備えている。この冷凍回路1には、相変化(気液変化)する冷媒15が流れており、冷媒15は蒸発器3で気化し、気化熱として温度調整対象部材21から熱を奪い冷却する。冷却手段としては、冷凍回路1の代わりに、ペルチェ素子を使用した冷却装置を採用することもできる。
【0022】
また、図1に示すように蒸発器3には、電気ヒータ45を備えた熱交換プレート41が設置されている。これら蒸発器3、熱交換プレート41で温度制御部40を構成している。熱交換プレート41は、低温仕様の循環ポンプ17及び貯留タンク18と配管22で接続されており、これらでブライン回路9(冷却回路)が構成されている。循環ポンプ17を作動させると、ブライン19(蓄冷前)及びブライン20(蓄冷後)がブライン回路9内を循環するようになっている。ブライン19、20としては、例えば、フッ素系不活性化学液(ガルデン)を採用することができる。ブラインとしてガルデンを採用すると、ブラインは、高温領域はプラス100度〜プラス150度程度まで、低温領域はマイナス50度〜マイナス80度程度まで温度変化させることができる。
【0023】
図1に示すように冷凍回路1には、バイパス通路7が設けてある。バイパス通路7は、凝縮器5の下流側から圧縮機4の上流側に冷媒15の一部である冷媒16を迂回させる。バイパス通路7の途中には、キャピラリチューブ35と熱交換部8(蒸発器)が設けてある。熱交換部8の構造としては、貯留タンク18内のブライン20に冷媒16を通すバイパス管7を直接接触させる直接接触型の構造や、ブライン回路9の貯留タンク18の外周を包むようなジャケット型の構造を採用することができる。貯留タンク18内のブライン20は、キャピラリチューブ35を出て熱交換部8で気化される冷媒16により徐々に冷却(蓄冷)される。キャピラリチューブ35は、膨張弁6よりも設定温度が低温仕様のものを採用する。
【0024】
図2は、図1の冷凍回路1のシステム回路図である。図2に示すように蒸発器3には、熱電対12(温度センサ)が設置されている。熱電対12が検出した検出信号は、信号線13を介してコントロールユニット11に入力されるようになっている。
【0025】
コントロールユニット11は、CPU11aとメモリ11bとを備えている。メモリ11bには、温度調整対象部材21の設定温度が記憶されている。CPU11aは、熱電対12から入力される検出温度値と、メモリ11bに記憶されている設定温度値とを比較し、設定温度値よりも熱電対12が検出した検出温度値の方が高い場合には、コントロールユニット11は、信号線14を介して冷凍機2へ冷媒15の供給量を増加させるように指令信号を送る。逆に、検出温度値の方が設定温度値よりも低い場合には、冷媒15の供給量を減少させるように指令信号を送る。
【0026】
温度調整対象部材21を急冷する際には、コントロールユニット11は、循環ポンプ17(図1)を駆動し、蓄冷したブライン20を熱交換プレート41(図1)に供給する。熱交換プレート41で熱交換されて昇温したブライン19は、貯留タンク18(図1)に回収される。
【0027】
また、温度調整対象部材21を加熱する際には、コントロールユニット11は、図示しない信号線を介して電気ヒータ45(図1)に信号を送信し、電気ヒータ45(図1)のスイッチをONにして、温度制御部40の温度を上昇させる。温度調整対象部材21が、所望する温度に達したら、電気ヒータ45のスイッチをOFFにする。
【0028】
図3は、図1の冷凍回路1の変形例である冷凍回路1aの系統図である。図1の例では、温度調整対象部材21を加熱する際に、電気ヒータ45を使用する例を示したが、図3の冷凍回路1aは、電気ヒータ45の代わりに温度調整対象部材21を加熱することができる加熱回路30を備えている。図3において、図1と同じ構成部材には、同じ符号を付してある。図3に示すように加熱回路30は、温度制御部40aの一部を構成する熱交換プレート42、循環ポンプ17、加熱器26、及びこれらを接続する配管類で構成されている。
【0029】
図3に示すように、配管22の循環ポンプ17と貯留タンク18の間には、三方弁25が設けてある。三方弁25には、途中に加熱器26を備えた配管27の一端が接続されている。配管27の他端は、熱交換プレート42と循環ポンプ17の間の配管22のA点に接続されている。加熱器26で加熱された熱媒体24(以下、加熱熱媒体24と呼ぶ)は、加熱回路30内を循環し、熱交換プレート42で温度調整対象部材21と熱交換し、温度調整対象部材21を加熱することができる。
【0030】
図3に示すように、ブライン回路9(配管22)のA点から三方弁25に至る部分が、加熱回路30と共有されている。三方弁25を切換えると、加熱熱媒体24が貯留タンク18内に流入したり、ブライン19が加熱器26へ流れることを回避することができる。また、熱交換プレート41の下流側のブライン回路9(配管22)上には逆止弁31が設けてあり、同様に熱交換プレート42の下流側の加熱回路30(配管27)上には逆止弁32が設けてある。逆止弁31、32を設けることにより、ブライン19が逆止弁32より上流側の加熱回路30(配管27)内に流入したり、加熱熱媒体24が逆止弁31より上流側の配管22内に流入することを防止することができる。仮に、ブライン19(20)と加熱熱媒体24が、同種の液(例えば水、ガルデン等)であれば、混入による液自体の性能劣化を考慮する必要がなく、この場合は、逆止弁31、32は不要である。
【0031】
温度調整対象部材21を加熱する際には、コントロールユニット11は、三方弁25を加熱回路30側に切換え、循環ポンプ17を作動させて、加熱熱媒体24を熱交換プレート42(温度制御部40)に供給する。熱交換プレート42で熱交換されて温度が低下した加熱熱媒体24は、加熱器26で再加熱され、再度熱交換プレート42に供給される。
【0032】
加熱熱媒体24の温度は、温度調整対象部材21の調整温度を実現可能な温度となるように設定されており、例えばプラス50度〜プラス150度程度である。また、貯留タンク18内のブライン20は、温度調整対象部材21の急冷時に備えて徐々に、例えばマイナス80度〜マイナス10度程度まで蓄冷される。
【0033】
温度調整対象部材21を急冷する際には、コントロールユニット11は、図示しない信号線を介して、図3に示す三方弁25をブライン回路9側に切換え、且つ、循環ポンプ17を作動させて、蓄冷されたブライン20を熱交換プレート41(温度制御部40)に供給する。熱交換プレート41で熱交換されて温度が上昇したブライン19は、貯留タンク18に回収される。
【0034】
図3に示す温度制御装置10では、循環ポンプ17には、三方弁25を切換えることにより、低温のブライン19と高温の加熱熱媒体24とが別々に通過する。しかし、ブライン19や加熱熱媒体24は、定常的に熱交換プレート41、42に供給するものではなく、循環ポンプ17は、温度調整対象部材21の温度が所定の温度に到達するまでの極めて短い時間だけブライン19や加熱熱媒体24を圧送する。従って、図5に示すような従来の形態で使用する循環ポンプ89に掛かる熱負荷よりも、循環ポンプ17に掛かる熱負荷は小さく、低温仕様の循環ポンプ17の信頼性や耐久性は極めて高くなる。
【0035】
上述の例では、冷凍回路1内を流れる冷媒15の一部の冷媒16でブライン19を蓄冷する例を示したが、ブライン19を蓄冷するための回路を別に形成してもよい。
【0036】
また、図1及び図3に示す例では、温度調整対象部材21を急冷する際に、蓄冷後のブライン20を熱交換プレート41に供給するようにしたので、温度調整対象部材21の急冷時のために、冷媒15を多量に供給することができる大型の圧縮機4(冷凍回路)を選定する必要がない。
【0037】
図3では、加熱回路30を備えた構成例を示したが、加熱回路30を備えると、循環ポンプ17を通過するブライン19の温度範囲が広くなるため、一時的ではあるが、ポンプ17に悪影響を及ぼしてしまう。従って、低温仕様の循環ポンプ17を保護する観点からは、温度調整対象部材21を加熱するには、加熱回路30(図3)を使用するよりも、図1に示すように、電気ヒータ45を使用する方が好ましい。
【0038】
図4は、本発明の温度制御装置を備えた試験装置50の斜視図である。試験装置50は、本発明の温度制御装置の実施形態の一例である。試験装置50では、本体51の伝熱面53(図1の温度制御部40に相当)上に温度調整対象部材21を設置し、ヒンジ式の蓋52を閉じて試験を行う。オペレータは、図2に示すコントロールユニット11から冷凍機2へ制御信号を送るためのスイッチ類55を操作し、温度調整対象部材21の試験環境を整える。試験結果は、パネル54に表示されるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明を実施した温度制御装置を備えた冷凍回路の系統図である。
【図2】図1の冷凍回路のシステム回路図である。
【図3】本発明を実施した図1とは別の温度制御装置を備えた冷凍回路の系統図である。
【図4】本発明の温度制御装置を備えた試験装置の一例を示す斜視図である。
【図5】従来の冷凍回路の系統図である。
【符号の説明】
【0040】
1、1a 冷凍回路(冷却手段)
2 冷凍機
3 蒸発器
4 圧縮機
7 バイパス通路
8 熱交換部
9 ブライン回路(冷却回路)
10 温度制御装置
11 コントロールユニット
15、16 冷媒
17 循環ポンプ(低温仕様)
18 貯留タンク
19 蓄冷前のブライン(液状熱媒体)
20 蓄冷後のブライン(液状熱媒体)
21 温度調整対象部材(温度調整対象部)
24 加熱熱媒体
25 三方弁
26 加熱器
27、28 加熱熱媒体を導く配管
30 加熱回路
35 キャピラリチューブ
31、32 逆止弁
40、40a 温度制御部
45 電気ヒータ
50 試験装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
冷却手段を有する温度制御部が、温度調整対象部と熱伝達を行う温度制御装置において、
前記冷却手段とは別に、蓄冷された液状熱媒体を前記温度制御部に供給することができる冷却回路を設け、
前記温度調整対象部を急冷する際に、前記蓄冷された液状熱媒体を前記温度制御部に供給するようにしたことを特徴とする温度制御装置。
【請求項2】
前記蓄冷された液状熱媒体を貯留するタンクを備えた請求項1に記載の温度制御装置。
【請求項3】
加熱した熱媒体で前記温度調整対象部を加熱することができる加熱回路を設け、
前記温度調整対象部を加熱する際に、前記温度制御部に前記加熱した熱媒体を供給するようにした請求項1に記載の温度制御装置。
【請求項4】
気液変化する冷媒を使用する冷凍回路で前記冷却手段を構成し、前記冷凍回路内を流れる冷媒の一部で、前記液状熱媒体を蓄冷する請求項1に記載の温度制御装置。
【請求項5】
前記加熱回路の一部が、前記冷却回路の一部と共有されており、前記冷却回路の加熱回路と共有されている部分に、液状熱媒体及び加熱した熱媒体を圧送する循環ポンプを備えた請求項3に記載の温度制御装置。
【請求項6】
温度調整対象部を加熱する電気ヒータを備えた請求項1、2、4のうちのいずれかに記載の温度制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−78005(P2006−78005A)
【公開日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−259301(P2004−259301)
【出願日】平成16年9月7日(2004.9.7)
【出願人】(000108797)エスペック株式会社 (282)
【Fターム(参考)】