湯水混合装置
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野 本発明は、湯と水を混合して適温を得る湯水混合装置に関する。
従来の技術 従来の湯水混合装置には、第４図に示すようなものがあった。（例えば実開昭55−59223号公報）
第４図において、湯の入口１と水の入口２と混合湯の出口３を有した弁筐体４の内部には、湯側弁体５と水側弁体６は軸７に取り付けられ、外部に設けた直線運動変換機構８及び歯車９を介して、モータ10により駆動される。混合湯の出口３の近傍には、混合湯温度を検出する混合湯温検出器11が設けられ、混合湯温設定器12で設定した温度と湯温検出器11で検出した温度を制御器13で比較し、モータ10を制御する。また、配管14を経て端末には蛇口15が設けられている。そして蛇口15を開成し、混合湯温設定器12により混合湯温を設定すると、制御器13で混合湯温検出器11の値と混合湯温の設定値が信号値として、両者の温度偏差をなくすようにモータ10が駆動制御される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、次の様な課題を有していた。
モータ11などの電装部の防水構造がなされておらず設置場所が限られていた。また、設定器12、制御器13、弁ユニットそれぞれ独立した構成で、設置工事が大変であった。
本発明はかかる従来の課題を解決するもので、電装部に水がかかる事がないように防水構造をとり、浴室内に設置が簡単でメンテナンスが容易にできる可能な湯水混合装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の湯水混合装置は、湯流入路と水流入路と、少なくとも一つの流出路を有する弁筐体と、前記弁筐体を壁面に固定する固定板と、前記弁筐体に一体で着脱できる、湯と水の流量比率を変化させ、適温を得る混合弁と、前記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、前記混合弁下流に設けた、混合水の温度を検出する温度検出器と、流量を検出する流量検出器と、前記２つの検出器を防水するセンサーケースと、前記２つの検出器の下流に設けた、混合水の出湯・止水及び流量を調節する流量制御弁と、前記流量制御弁を電気的に駆動する制御弁駆動装置と、前記２つの駆動装置の近傍に設け、それを制御する制御器と、前記制御器と２つの駆動装置を防水する電装ケースと、前記電装ケースに設けた通気孔と、前記電装ケースとセンサーケースを互いに連通する接続チューブと、所望する混合水の状態量を設定する設定器と、前記設定器と制御器を連絡するケーブル線とからなる。
作用 以上の構成により、設定器で設定した状態量に対して制御器は、混合弁駆動装置及び制御弁駆動装置に信号を送り、混合弁，流量制御弁を制御し、設定した状態量と等しい混合水を得るもので、本体は、弁ユニットに設けた固定板で壁面に固定した後配管を行ない、２つの駆動装置及び検出器、制御器はそれぞれ防水ケースでおおわれ、しかも外気と連通する構成で、浴室内に設置するのに最適である。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。第１図は、本発明の一実施例における湯水混合装置のブロック構成図である。第１図において、湯流入路16と水流入路17と、２つの流出器18を有する弁筐体19は、前記弁筐体19に設けた固定板20により浴室21内のエプロン22内壁面に固定している。２つの流出路18の先端にはカラン23とシャワー24を設けている。浴室21内のカラン23近傍に所望するお湯の状態量を設定する設定器25を設け、この設定器25は前記弁筐体19に直に隣接した電装ケース26内の制御器27とケーブル線28を介して連絡しており、前記ケーブル線28は浴室21外部に配線している。
第２図に前記弁筐体19の断面図を示す。第２図において、前記弁筐体19に一体で着脱できる、湯と水の流量比率を変化させ、適温を得る混合弁29と、前記混合弁29を電気的に駆動する混合弁駆動装置30とからなる混合弁ユニット31を設け、前記混合弁29の下流には、温度検出器32と流量検出器33を設け、それぞれ混合水の温度，流量を検出している。前記混合弁29の下流に設け、出湯・停止及び流量調節を行なう流量制御弁34と、前記流量制御弁34を電気的に駆動する制御弁駆動装置35とからなり、前期弁筐体19に前記混合弁ユニット31と同様に一体で着脱できる制御弁ユニット36とから弁ユニット37は成っており、前記弁筐体19の水流入路17側に電装ケース26を設け、前記混合弁駆動装置30多び制御弁駆動装置35と、それらを制御する制御器27を覆い防水している。また、前記温度検出器32と流量検出器33をまとめ、前記弁筐体19に対して固定板20と反対側に設けたセンサケース38に納め、水滴等入ることのないようにしている。このセンサケース38と電装ケース26は、接続チューブ39により連通していると同時に各検出器32,33の信号を電装ケース26内の制御器27に連絡する経路になっており、制御器27と２つの検出器32,33及び混合弁駆動装置30、制御弁駆動装置35は、中継コネクタ40を介して連絡する構成になっている。また、前記電装ケース26に制御器27と設定器25を連絡するために端子台41を設け、この端子台41は、電装ケース26から通気孔42として、固定板20を突き抜ける円筒の内部に設け、制御器27とは中継コネクタ40を介して接続し、設定器25から延びるケーブル線28を固定板20の裏面から連結するものである。第３図に、弁ユニット37の外観図を示している。
以上の構成により、設定器25で設定した状態量に対して制御器27は、混合弁駆動装置30及び制御弁駆動装置35に信号を送り、混合弁29及び流量制御弁34を制御し、設定した状態量と等しい混合水を得るもので、制御器27や混合弁駆動装置30及び制御弁駆動装置35などの電装部は、電装ケース26に、また２つの検出器32,33はセンサケース38という防水ケースにおおわれているため、水滴に対して守られており、通気孔42により浴室21外部の乾いた空気と呼吸することでケース26,38内部の結露に対しても安全な構成になっている。また、設定器25と制御器27を連絡するケーブル線28は、電装ケース26の外面に設けた端子台41に接続する構成で、電装ケース26を開放して連結させるというような煩わしさもなく、防水上の信頼性を確保できるものである。
また、弁筐体19を壁面に固定したまま、電装ケース26を開くと制御上の点検が容易にでき、制御器27検出器32,33及び混合弁ユニット31、制御弁ユニット36もそれぞれ一体で着脱できるなど、パーツとして独立した構成をとっており、その交換作業が容易で、メンテナンス性に優れている。しかも制御器27は、２つの駆動装置30,35、検出器32,33のごく近傍に設けているため、連絡する信号線が短く構成でき、ノイズなどの影響が少ない。また、制御器27は電装ケース26、２つの検出器32,33はセンサケース38にそれぞれボックス内に納める構成で、電気的なシールドを設けることも容易に可能で、２つの駆動装置30,35に対して２つの検出器32,33は独立したセンサーケース38にあり、駆動装置30,35からのノイズや発熱による温度上昇等の影響がなく電気的な信頼性が高い。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置によれば、次の効果が得られる。
（１） 制御器や混合弁駆動装置及び制御弁駆動装置などの電装部は、電装ケースに、また２つの検出器はセンサーケースという防水ケースにおおわれているため、浴室などの高湿条件下でも使用でき、通気孔により浴室外部の乾いた空気と呼吸することでケース内部の結露に対しても安全である。
（２） 弁筐体を壁面に固定したまま、電装ケースを開くと制御上の点検が容易にでき、制御器,2つの検出器及び混合弁ユニット，制御弁ユニットもそれぞれ一体で着脱できるなど、パーツとして独立した構成をとっており、その単品の交換作業が容易で、メンテナンス性に優れている。
（３） 制御器は、２つの制御装置のごく近傍に設けているため、連絡する信号線が短く構成でき、ノイズなどの影響が少なく、また、制御器は電装ケース、検出器はセンサーケースによりボックス内に納める構成で、シールド構成なども容易に可能で電気的な信頼性が高い。
（４） ２つの駆動装置に対して、２つの検出器は独立したセンサーケースにあるため、駆動装置であるモーターからのノイズや発熱による温度上昇等の影響がなく電気的な信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例における湯水混合装置のブロック構成図、第２図は同実施例における湯水混合装置の断面図、第３図は同実施例における湯水混合装置の外観図、第４図は従来の湯水混合装置を示すブロック構成図である。
16……湯流入路、17……水流入路、18……流出路、19……弁筐体、20……固定板、25……設定器、26……電装ケース、27……制御器、28……ケーブル線、29……混合弁、30……混合弁駆動装置、32……温度検出器、33……流量検出器、34……流量制御弁、35……制御弁駆動装置、38……センサーケース、39……接続チューブ、42……通気孔。
産業上の利用分野 本発明は、湯と水を混合して適温を得る湯水混合装置に関する。
従来の技術 従来の湯水混合装置には、第４図に示すようなものがあった。（例えば実開昭55−59223号公報）
第４図において、湯の入口１と水の入口２と混合湯の出口３を有した弁筐体４の内部には、湯側弁体５と水側弁体６は軸７に取り付けられ、外部に設けた直線運動変換機構８及び歯車９を介して、モータ10により駆動される。混合湯の出口３の近傍には、混合湯温度を検出する混合湯温検出器11が設けられ、混合湯温設定器12で設定した温度と湯温検出器11で検出した温度を制御器13で比較し、モータ10を制御する。また、配管14を経て端末には蛇口15が設けられている。そして蛇口15を開成し、混合湯温設定器12により混合湯温を設定すると、制御器13で混合湯温検出器11の値と混合湯温の設定値が信号値として、両者の温度偏差をなくすようにモータ10が駆動制御される。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、次の様な課題を有していた。
モータ11などの電装部の防水構造がなされておらず設置場所が限られていた。また、設定器12、制御器13、弁ユニットそれぞれ独立した構成で、設置工事が大変であった。
本発明はかかる従来の課題を解決するもので、電装部に水がかかる事がないように防水構造をとり、浴室内に設置が簡単でメンテナンスが容易にできる可能な湯水混合装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の湯水混合装置は、湯流入路と水流入路と、少なくとも一つの流出路を有する弁筐体と、前記弁筐体を壁面に固定する固定板と、前記弁筐体に一体で着脱できる、湯と水の流量比率を変化させ、適温を得る混合弁と、前記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、前記混合弁下流に設けた、混合水の温度を検出する温度検出器と、流量を検出する流量検出器と、前記２つの検出器を防水するセンサーケースと、前記２つの検出器の下流に設けた、混合水の出湯・止水及び流量を調節する流量制御弁と、前記流量制御弁を電気的に駆動する制御弁駆動装置と、前記２つの駆動装置の近傍に設け、それを制御する制御器と、前記制御器と２つの駆動装置を防水する電装ケースと、前記電装ケースに設けた通気孔と、前記電装ケースとセンサーケースを互いに連通する接続チューブと、所望する混合水の状態量を設定する設定器と、前記設定器と制御器を連絡するケーブル線とからなる。
作用 以上の構成により、設定器で設定した状態量に対して制御器は、混合弁駆動装置及び制御弁駆動装置に信号を送り、混合弁，流量制御弁を制御し、設定した状態量と等しい混合水を得るもので、本体は、弁ユニットに設けた固定板で壁面に固定した後配管を行ない、２つの駆動装置及び検出器、制御器はそれぞれ防水ケースでおおわれ、しかも外気と連通する構成で、浴室内に設置するのに最適である。
実施例 以下本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。第１図は、本発明の一実施例における湯水混合装置のブロック構成図である。第１図において、湯流入路16と水流入路17と、２つの流出器18を有する弁筐体19は、前記弁筐体19に設けた固定板20により浴室21内のエプロン22内壁面に固定している。２つの流出路18の先端にはカラン23とシャワー24を設けている。浴室21内のカラン23近傍に所望するお湯の状態量を設定する設定器25を設け、この設定器25は前記弁筐体19に直に隣接した電装ケース26内の制御器27とケーブル線28を介して連絡しており、前記ケーブル線28は浴室21外部に配線している。
第２図に前記弁筐体19の断面図を示す。第２図において、前記弁筐体19に一体で着脱できる、湯と水の流量比率を変化させ、適温を得る混合弁29と、前記混合弁29を電気的に駆動する混合弁駆動装置30とからなる混合弁ユニット31を設け、前記混合弁29の下流には、温度検出器32と流量検出器33を設け、それぞれ混合水の温度，流量を検出している。前記混合弁29の下流に設け、出湯・停止及び流量調節を行なう流量制御弁34と、前記流量制御弁34を電気的に駆動する制御弁駆動装置35とからなり、前期弁筐体19に前記混合弁ユニット31と同様に一体で着脱できる制御弁ユニット36とから弁ユニット37は成っており、前記弁筐体19の水流入路17側に電装ケース26を設け、前記混合弁駆動装置30多び制御弁駆動装置35と、それらを制御する制御器27を覆い防水している。また、前記温度検出器32と流量検出器33をまとめ、前記弁筐体19に対して固定板20と反対側に設けたセンサケース38に納め、水滴等入ることのないようにしている。このセンサケース38と電装ケース26は、接続チューブ39により連通していると同時に各検出器32,33の信号を電装ケース26内の制御器27に連絡する経路になっており、制御器27と２つの検出器32,33及び混合弁駆動装置30、制御弁駆動装置35は、中継コネクタ40を介して連絡する構成になっている。また、前記電装ケース26に制御器27と設定器25を連絡するために端子台41を設け、この端子台41は、電装ケース26から通気孔42として、固定板20を突き抜ける円筒の内部に設け、制御器27とは中継コネクタ40を介して接続し、設定器25から延びるケーブル線28を固定板20の裏面から連結するものである。第３図に、弁ユニット37の外観図を示している。
以上の構成により、設定器25で設定した状態量に対して制御器27は、混合弁駆動装置30及び制御弁駆動装置35に信号を送り、混合弁29及び流量制御弁34を制御し、設定した状態量と等しい混合水を得るもので、制御器27や混合弁駆動装置30及び制御弁駆動装置35などの電装部は、電装ケース26に、また２つの検出器32,33はセンサケース38という防水ケースにおおわれているため、水滴に対して守られており、通気孔42により浴室21外部の乾いた空気と呼吸することでケース26,38内部の結露に対しても安全な構成になっている。また、設定器25と制御器27を連絡するケーブル線28は、電装ケース26の外面に設けた端子台41に接続する構成で、電装ケース26を開放して連結させるというような煩わしさもなく、防水上の信頼性を確保できるものである。
また、弁筐体19を壁面に固定したまま、電装ケース26を開くと制御上の点検が容易にでき、制御器27検出器32,33及び混合弁ユニット31、制御弁ユニット36もそれぞれ一体で着脱できるなど、パーツとして独立した構成をとっており、その交換作業が容易で、メンテナンス性に優れている。しかも制御器27は、２つの駆動装置30,35、検出器32,33のごく近傍に設けているため、連絡する信号線が短く構成でき、ノイズなどの影響が少ない。また、制御器27は電装ケース26、２つの検出器32,33はセンサケース38にそれぞれボックス内に納める構成で、電気的なシールドを設けることも容易に可能で、２つの駆動装置30,35に対して２つの検出器32,33は独立したセンサーケース38にあり、駆動装置30,35からのノイズや発熱による温度上昇等の影響がなく電気的な信頼性が高い。
発明の効果 以上のように本発明の湯水混合装置によれば、次の効果が得られる。
（１） 制御器や混合弁駆動装置及び制御弁駆動装置などの電装部は、電装ケースに、また２つの検出器はセンサーケースという防水ケースにおおわれているため、浴室などの高湿条件下でも使用でき、通気孔により浴室外部の乾いた空気と呼吸することでケース内部の結露に対しても安全である。
（２） 弁筐体を壁面に固定したまま、電装ケースを開くと制御上の点検が容易にでき、制御器,2つの検出器及び混合弁ユニット，制御弁ユニットもそれぞれ一体で着脱できるなど、パーツとして独立した構成をとっており、その単品の交換作業が容易で、メンテナンス性に優れている。
（３） 制御器は、２つの制御装置のごく近傍に設けているため、連絡する信号線が短く構成でき、ノイズなどの影響が少なく、また、制御器は電装ケース、検出器はセンサーケースによりボックス内に納める構成で、シールド構成なども容易に可能で電気的な信頼性が高い。
（４） ２つの駆動装置に対して、２つの検出器は独立したセンサーケースにあるため、駆動装置であるモーターからのノイズや発熱による温度上昇等の影響がなく電気的な信頼性が高い。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例における湯水混合装置のブロック構成図、第２図は同実施例における湯水混合装置の断面図、第３図は同実施例における湯水混合装置の外観図、第４図は従来の湯水混合装置を示すブロック構成図である。
16……湯流入路、17……水流入路、18……流出路、19……弁筐体、20……固定板、25……設定器、26……電装ケース、27……制御器、28……ケーブル線、29……混合弁、30……混合弁駆動装置、32……温度検出器、33……流量検出器、34……流量制御弁、35……制御弁駆動装置、38……センサーケース、39……接続チューブ、42……通気孔。
【特許請求の範囲】
【請求項１】湯流入路と水流入路と、少なくとも一つの流出路を有する弁筐体と、前記弁筐体を壁面に固定する固定板と、前記弁筐体に一体で着脱できる、湯と水の流量比率を変化させ、適温を得る混合弁と、前記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、前記混合弁下流に設けた、混合水の温度を検出する温度検出器と、流量を検出する流量検出器と、前記２つの検出器を防水するセンサーケースと、前記２つの検出器の下流に設けた、混合水の出湯・止水及び流量を調節する流量制御弁と、前記流量制御弁を電気的に駆動する制御弁駆動装置と、前記２つの駆動装置の近傍に設け、それを制御する制御器と、前記制御器と２つの駆動装置を防水する電装ケースと、前記電装ケースに設けた通気孔と、前記電装ケースとセンサーケースを互いに連通する接続チューブと、所望する混合水の状態量を設定する設定器と、前記設定器と制御器を連絡するケーブル線とからなる湯水混合装置。
【請求項２】電装ケースの外装に、端子台を設け、制御器と設定器を連絡するケーブル線を電装ケースを開かずに連結する構成とした特許請求の範囲第（１）項記載の湯水混合装置。
【請求項３】制御器と、２つの駆動装置及び２つの検出器とは中継コネクタを介して連絡する構成とした特許請求の範囲第（１）項記載の湯水混合装置。
【請求項４】電装ケース、センサーケースは、弁筐体を壁面に固定した状態で前面から開放する構成とした特許請求の範囲第（１）項記載の湯水混合装置。
【請求項１】湯流入路と水流入路と、少なくとも一つの流出路を有する弁筐体と、前記弁筐体を壁面に固定する固定板と、前記弁筐体に一体で着脱できる、湯と水の流量比率を変化させ、適温を得る混合弁と、前記混合弁を電気的に駆動する混合弁駆動装置と、前記混合弁下流に設けた、混合水の温度を検出する温度検出器と、流量を検出する流量検出器と、前記２つの検出器を防水するセンサーケースと、前記２つの検出器の下流に設けた、混合水の出湯・止水及び流量を調節する流量制御弁と、前記流量制御弁を電気的に駆動する制御弁駆動装置と、前記２つの駆動装置の近傍に設け、それを制御する制御器と、前記制御器と２つの駆動装置を防水する電装ケースと、前記電装ケースに設けた通気孔と、前記電装ケースとセンサーケースを互いに連通する接続チューブと、所望する混合水の状態量を設定する設定器と、前記設定器と制御器を連絡するケーブル線とからなる湯水混合装置。
【請求項２】電装ケースの外装に、端子台を設け、制御器と設定器を連絡するケーブル線を電装ケースを開かずに連結する構成とした特許請求の範囲第（１）項記載の湯水混合装置。
【請求項３】制御器と、２つの駆動装置及び２つの検出器とは中継コネクタを介して連絡する構成とした特許請求の範囲第（１）項記載の湯水混合装置。
【請求項４】電装ケース、センサーケースは、弁筐体を壁面に固定した状態で前面から開放する構成とした特許請求の範囲第（１）項記載の湯水混合装置。
【第１図】
【第３図】
【第２図】
【第４図】
【第３図】
【第２図】
【第４図】
【特許番号】第２６６１２４５号
【登録日】平成９年（１９９７）６月１３日
【発行日】平成９年（１９９７）１０月８日
【国際特許分類】
【出願番号】特願平１−６７０５０
【出願日】平成１年（１９８９）３月１７日
【公開番号】特開平２−２４４３０８
【公開日】平成２年（１９９０）９月２８日
【出願人】（９９９９９９９９９）松下電器産業株式会社
【登録日】平成９年（１９９７）６月１３日
【発行日】平成９年（１９９７）１０月８日
【国際特許分類】
【出願日】平成１年（１９８９）３月１７日
【公開番号】特開平２−２４４３０８
【公開日】平成２年（１９９０）９月２８日
【出願人】（９９９９９９９９９）松下電器産業株式会社
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