説明

無動力軽作業用補助車

【課題】軽量で汎用性があり、また安全性が高く使い勝手に優れた軽作業用補助車を実現すること。
【解決手段】座席101下に設けたエアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103により使用者100が座席101に着座しない限り、可動状態とならず、またその可動状態は座席101下に設けたエアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103の開閉程度に追従し、これと油圧結合した走行ブレーキを常に制御することによって無動力軽作業補助車の逸走を防ぐとともに使用者の移動負担を軽減する。併せて使用者100が地面に足をついて上下動して体重を座席101にかけたり、離席ないし離席方向に動いたり、更にこれに加えて水平曲折方向に動いて操向動作と組み合わせて動く事により、立体尺取り虫運動と操向動作とを生かし得る構造とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基本的には動力を用いず搭乗者の人力のみで作用点を前後左右移動または上下動なし得る無動力軽作業用補助車に関する。
【0002】
本発明は、基本的に動力を用いず、人力のみで水平移動または上下動する作用端を持った、無動力の軽作業用補助車に関し、より詳しくは特に老人や病み上がりの人のように疲労しやすい使用者の場合にも疲労蓄積を未然に防止し、かつ不安定な姿勢で行う事のある園芸、農作業等の作業を、例えば中高年作業者が怪我や病気ないし老化に伴う(関節炎等による)運動障害者(所謂ハンディキャップを有する人々)が長時間続ける際にも、高い作業能率を比較的長時間維持し得る無動力軽作業用補助車に関する。
【背景技術】
【0003】
従来、軽作業ではあっても、長時間しゃがんだり、俯いたり、伸び上がったりする動作を頻繁に繰り返したり、また長時間継続する場合、特にその場所が例えば航空機の翼内作業などの狭隘な場所である場合、使用者はしばしば無理な姿勢を取り続ける事から、結果的には、軽作業の割に極度に肉体的疲労を蓄積する事が多い。
【0004】
なお、ここに軽作業とは、所謂果樹園、農園等の作業に限らず、各種種苗栽培や園芸、植栽、授粉、摘果、選別等の全てを含み、時には狭い地下道や管内、車両下部等または蓋つき溝なども含む天井下の狭隘な場所で(前記翼内等を含む)行われる点検、配線、配管、塗装、修理作業等を含む広い概念である。
【0005】
このような不自然な姿勢を長時間継続ないし繰り返すと、若いスポーツマンや作業員でさえ筋肉疲労が蓄積し、回復には相当の時間を要するものである。増して不整地ないし狭隘な場所で、しかも支持面が小傾角であっても斜面であったりすると中高年の作業者は非常に疲労し易いばかりでなく、短時間作業であっても、移動、脱出する際の機敏な動作が容易に行えなくなり、場合によっては非常に危険となる。
【0006】
かといって現場の局所の観察、探索、選別、状況判断、加えて指先の精密な作業等の繰返しを容易に行うためには、単純かつ繰り返し作業に適したリモートコントロール式のロボットでこれを行う事は困難であり、やはり考察ないし対策能力のある熟練者(人間)が、現場局所に任意に移動/または停止して五感を生かしながら、これを細心の注意をもって行う必要がある。
【0007】
そこで従来自動車等の下廻り作業のためには、作業対象である車自体をリフトアップする電動、油圧ジャッキや、作業者が立向作業出来るピットや、簡単には3箇以上の車輪(その内、少なくとも1つはキャスタ付き首振り車輪)を配設したコンクリートないしアスファルト舗装した床上路で用いる作業補助車があった。
【0008】
当初本発明者は、これらの軽作業補助車を低圧空気タイヤやキャタピラを用いて軟弱地盤の畠や農園、もしくは浜辺等で使用可能とする事から出発したが、このような用途(不安定床面支持)に適した市販のものがある訳もなく、従来のものを改造する程度では作業者の無理な姿勢から来る疲労を軽減するという本発明目的を達成できない事が明らかになった。そこで、作業姿勢及び使用状態を根本的に見直す事から始めて、工夫研究を続けた結果、前記目的に適う軽量で使い勝手の良い本発明に到達した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開平5-193515
【特許文献2】特開平9−28511
【特許文献3】特開平11−18880
【特許文献4】特開2000−236706
【特許文献5】特開2003−33253
【特許文献6】特開2003−125607 特許文献1には、水平面上で中折れ操舵可能な油圧動力による全地形型自走車が記載されている。これは四輪独立駆動型の油圧駆動低圧ゴムタイヤと車体中央部の鉛直軸を中心にして車体間を前後水平に中折れ可能とする油圧アクチュエータを備えるエンジン付き自走車であって、回転レーキを駆動して土地を耕作する事や草取りなどの作業をする事が出来るところの、運転者が車上より直接操作するか、または近くからリモートコントロールなし得る大型の動力車である。但し、この特許文献1記載の発明は四輪独立懸架ではなく、例えばV字型ないし逆V字型の凹凸地面に対応不能であり、これでは温室内で花や野菜などの細かい世話は出来ない。しかも、これは強力な油圧ポンプ付き動力車であって重く、本発明用途には合わない(特許文献1参照)。
【0010】
特許文献2の装置は、フローリング床張作業に適したキャスタ付き小径車輪が四隅に配列された木箱状の作業用補助椅子であるが、これは滑らかな床上の人力移動には適するが、柔い土壌の畑の畝に沿って移動するような事は移動抵抗が大きいために困難である(特許文献2参照)。
【0011】
特許文献3に記載の発明は、下駄型の木製椅子の上面中央部に鉛直ボルトをゆるく装着して座り部板を回動自在につけたもので、一対のバンドで人体の尻に装着するだけのものである。確かに中央部ボルトを中心にして座り部に座った人が自分の足で自体を回動させる事は容易となろうが、椅子をX-Y方向に移動するのは難しいから、前述の問題解決には不充分である(特許文献3参照)。
【0012】
特許文献4に記載の発明は、四隅にゴム車輪を内装枢着して逆椀状の機体上面上部に回転円板状のシートを円周部に設置したスラストボールベアリングで支承枢着し、回転円板上に腰を下ろした作業者が前後及び回転方向に自在に移動可能としたものであるが、なお前述の本発明課題を解決するには不充分である(特許文献4参照)。
【0013】
特許文献5に記載の発明については、これは座面が作業者の体重で上下動するもので(作業者の体重がかかると下降し、体重がかからないとスプリングで座面が上昇する)、その動きをチェーンでつないだ下部の四輪車の少なくとも2輪に一方向クラッチ(例えば自転車のフリーホイールハブ)を介して繋ぎ、作業者の上下動の繰り返しによって前方または後方に移動するという「横に移動出来る椅子」である(特許文献5参照)。
【0014】
特許文献6について述べると、これは前後2輪の超低圧巾広タイヤの中心に空圧ダンパ付き昇降機構を介してその上部に回動自在に作業者用背もたれつき椅子を設けたもので、椅子は昇降自在である。なお前後移動は作業者が地面を蹴る事によって行う。これは軟弱な不整地走行が容易で、座面の上下調節可能な空圧ダンパも付いているので、使い勝手はよさそうであるが、前後方移動は作業者の足によって地面を蹴る事によって行わなければならず、操舵装置も付いていないという欠点がある(特許文献6参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
特許文献1〜6に記載の先発明によってもなお、軟弱で段差があり凹凸の激しい畠等の地盤にあっては、作業者は安定した中間位置に身体各部を配置し、移動することが難しく、正確に自動動作を繰り返す事が困難であった。
【0016】
また前記のような傾斜の多い、しかも凹凸のある軟弱地盤に沿って意のままに移動することは容易ではなく、長時間作業するとその疲労度は増すばかりであった。
【0017】
前記文献1〜6によって、このような問題点は部分的に解決される事もあったが、軽量で汎用性があり、また安全性が高く使い勝手に優れたものは現在まで得られていない。これを解決することが本発明の課題である。
【課題を解決するための手段】
【0018】
本発明者による無動力軽作業補助車は昆虫の尺取虫や芋虫の運動状況を充分に観察し、研究した上で、その尺取虫運動や、操向運動に似た運動のできる3ないし4本の揺動腕で各輪を独立懸架となし、これらを車輪ないしはクローラと組み合わせ、作業者の自重を利用したところの上下左右運動を動力源として移動ストローク内任意位置で停止可能とした本発明軽作業補助車を発明するに至った。
【0019】
本発明による無動力軽作業補助車は、軽量で可搬性もあって押し引き移動容易であり、作業者に要求される各種の従来の無理な姿勢に追随して移動自在であり、身体の重心部を支承、ストローク内で任意の位置に停止する事の出来る、中折れ式の尺取り虫型移動機構を備える無動力軽作業補助車であることを特徴とする。
【0020】
また本発明による無動力軽作業補助車は、作業に邪魔でコンパクトネスを防げる操向ハンドルを省略し、座席に対して横方向に作業者自身が操向方向と反対方向に尻で僅かな力を加える事により左右任意方向に操向可能とした、適度な水平制動力を持つことを特徴とする。
【0021】
また本発明による無動力軽作業補助車は、基本的に4輪独立懸架方式を採用するため、進行方向地盤断面に段差ないし傾斜があっても、ストローク内であれば使用者は略正立して騎乗する事の出来ることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
本発明によれば、使用者の疲労を軽減しつつ、不安定な姿勢で園芸・農作業等の軽作業を中高年作業者が長時間続ける際にも、高い作業能率を維持し得る無動力軽作業用補助車が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の無動力軽作業補助車実施例の側面図である。
【図2】本発明の無動力軽作業補助車の操舵について示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、図面を参照して本発明による無動力軽作業用補助車を説明する。
図1は本発明実施例の側面図である。100は使用者、101は座席、102はダンパ、103はエアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ、104は揺動腕と中央架台内部にあるメインシャフトとを結続している可動ジョイント、105は揺動腕、106は中央架台、107は車体中央部内部にあるメインシャフト、108は地面、10Aは車軸、10Bは車輪である。
図1において座席101の下にあるエアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103は座席101と結続されている。エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103は車軸10Aに設けられた油圧式走行用ブレーキ機構に油圧ホースを介して接続されている。
座席101に使用者100が搭乗していないとき、エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103は、座席101に力が加わっていないため閉じており、油圧ホース内、すなわち油圧系統の圧力は最大、よって車軸10Aに設けられた油圧式走行用ブレーキ機構は車輪10Bをロックしている。
【0025】
座席101に使用者100が搭乗すると、エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103は使用者100の自重で開となり、車輪10Bのロックが解除され、無動力軽作業補助車は走行可能になる。
エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103には使用者100の位置変化、すなわち使用者100の主に上下に応じた力がかかるため、油圧系統の圧力はこれに応じて変化する。
この変化は車軸10Aに設けられた油圧式走行用ブレーキ機構に逐次伝えられることから常に適正な制動力が車輪10Bにかかり、無動力軽作業補助車の逸走を防ぎかつ使用者の移動時の負担を軽減することができる。
また車軸10Aには、油圧式走行用ブレーキとは別に強制制動をかけられる、すなわちパーキングブレーキが設けられており、無動力軽作業補助車の走行を停止して作業する場合には手動でこれを動作させ、車輪10Bをロックする。
このとき揺動腕と中央架台内部にあるメインシャフトとを結続している可動ジョイント104も併せてロックされ、使用者100は自らの望む最適なポジションにて作業を行うことができる。
エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103は座席101及び中央架台106と結続されているが、座席101にはこれとは別にダンパ102の一方が結続され、ダンパ102のもう一方はやはり中央架台106と結続されているため、無動力軽作業補助車の高さは、使用者100が深く座るときにはゆっくりと低く、また立ち上がるときには素早く高くなる。このため無動力軽作業補助車は、特に作業者の上下の動きに対しての追従性が自然であり、使用者100の負担を軽減する。
なお単純に地面108上を走行する際、車輪10Bの制動は不要であるから、車輪10Bの制動は、エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103の開閉程度によらず、手動で解除することができるものとしている。またこのとき揺動腕105
と中央架台内部にあるメインシャフトを結続している可動ジョイント104は搭乗している使用者100の最も楽な高さで手動ロックすることができる。
ただしこの際、地面108が水平ならばともかく、特に使用者100が移動しようとしている方向と逆に傾斜している場合には極めて移動し難く、また使用者100が地面108より不用意に両足を離した途端、無動力軽作業補助車は最悪、使用者100もろともに逆走する事態に陥る。
そこで本発明の無動力軽作業補助車の車軸10Aには一方向性クラッチを設けてある。
この一方向性クラッチは単純に地面108上を無動力軽作業補助車が走行する際に動作するものであり、車輪10Bの回転を一方向、すなわち図1に示す回転A方向のみとし、図1に示す前進のみとする働きを担う。
これにより、使用者100は地面108が上り坂であっても無動力軽作業補助車に搭乗したまま、安全に移動することができる。
一方向クラッチの種類、構造は特に限定されず、最も簡単には車軸10Aに単独に設ける構造簡単で頑丈なカム式としてもよいが、実際にはワイヤレリーズもしくは一部にフレシキブルな油圧ホースを備える油圧配管を介して中央架台106より制御可能なものとするのがよい。
すなわちこれは、エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103の開閉程度による車輪10Bの常時制動と関係し、車輪10Bに十分な制動がかかっている場合には解除し、ゆっくり後退することを可能とするためである。
車輪10Bはそれぞれ独立懸架であるため、地面108に少々の段差等があっても、全ての車輪は常に接地しており、無動力軽作業補助車の安定性を損なうことはない。
また、尺取虫構造である本発明の無動力軽作業補助車は、座席101の高さが変わっても、また地面108の状態が変わっても重力方向に対して常に水平が保たれるため、使用者100への負担は大幅に軽減される。
以上のことは、車輪10Bをクローラとした場合においても同じであることは言うまでもない。
図2は本発明の無動力軽作業補助車の操舵について示すものである。201は中央架台内部にあるメインシャフト(図1の107)、202は中央復帰バネ、203は球面軸受、204はストップピン、205はストップピン間隙調整ハンドルである。なお図2は説明のため、図1の座席101、ダンパ102およびエアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ103を取り外した状態とし、図1の中央架台106を上面から見たものである。
図1の各揺動腕105は、図1の中央架台106中央部にある図1の中央架台内部にあるメインシャフト107に対し、それぞれ前後2個の車輪をペアとして水平方向に動くように球面軸受203によって結続してある。
よって図1の使用者100は図1の座席101に乗ったまま、軽く尻を左右に動かすのみで、無動力軽作業補助車の操舵を行うことができる。
球面軸受203には中央復帰バネ202をそれぞれ平行に設けてある。よって図1の使用者100が図1の座席101上で尻を左右に動かすのを止めれば直ちに図1の車輪10Bは進行方向に対してまっすぐに復帰し、直進することができる。
左右の操舵角は最も簡単にはストップピン204を図1の中央架台106に固定して規定角までとするのもよいが、本実施例のようにストップピン間隙調整ハンドル205を設け、可変できるようにしてもよい。
なお本部分の構造はあくまでも実施例であり、球面軸受および中央復帰バネの組み合わせによらなくてもよいのは言うまでもない。
【0026】
また本発明はその本質的構造から逸脱することなく幾多の形式のものとして具体化することができる。よって上述した実施形態は専ら説明上のものであり、本発明を制限するものではないことは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明の無動力軽作業補助車は園芸・農作業等への利用を主たる目的としたものであるが、これに限らず、不安定な姿勢での軽作業を行うことが求められる用途全般に適用可能である。
【符号の説明】
【0028】
100 使用者
101 座席
102 ダンパ
103 エアもしくはコイルバネ中に収容されている油アクチュエータ
104 揺動腕と車体本体内部にあるメインシャフトとを結続している可動ジョイント
105 揺動腕
106 中央架台
107 中央架台内部にあるメインシャフト
108 地面
10A 車軸
10B 車輪
201 中央架台内部にあるメインシャフト
202 中央復帰バネ
203 球面軸受
204 ストップピン
205 ストップピン間隙調整ハンドル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
基本的には動力を用いず、人力のみで移動または上下動もしくは上下伸縮する無動力の軽作業用補助車であって、
座席下に設けられたアクチュエータにより、座席に使用者が着座しない限り、可動状態とならず、またその可動状態は座席下に設けられたアクチュエータの開閉程度に追従し、これと油圧結合した走行ブレーキを常に制御することによって無動力軽作業補助車の逸走を防ぐとともに使用者の移動負担を軽減することを特徴とする無動力軽作業補助車。
【請求項2】
前記軽作業用補助車の構造が、少なくとも各1個の一方向クラッチ付きの車輪もしくはクローラを先端部に枢着した2ないし4本の独立懸架揺動腕を、上部に座席を備える中央架台で上下動並びに水平曲折可能に枢着し、各中央架台枢着部には初期位置に回復すべく付勢された弾性復元機構と上下ストローク内任意位置停止可能なパーキングブレーキとを備えて成る事を特徴とする請求項1に記載の無動力軽作業補助車。
【請求項3】
中央架台の上下動もしくは水平曲折枢着部の弾性復元機構が、空気バネもしくはダンパを含んで成る弾性復元機構である請求項1ないし2に記載の無動力軽作業補助車。
【請求項4】
負荷上方復元には早く、負荷下方動作には遅い動作速度を持たせた構造の請求項1ないし3に記載の無動力軽作業補助車。
【請求項5】
前記軽作業用補助車の車輪もしくはクローラの回転支持部に内装された一方向クラッチが、ワイヤレリーズもしくは少なくとも一部にフレシキブルな油圧ホースを備える油圧配管を介して中央架台より制御可能とした一方向クラッチである請求項1ないし4に記載の無動力軽作業補助車。
【請求項6】
使用者が地面に足をついて上下動して体重を座席にかけたり、離席ないし離席方向に動いたり、更にこれに加えて水平曲折方向に動いて操向動作と組み合わせて動く事により、立体尺取り虫運動と操向動作とを生かし得る請求項1ないし5に記載の無動力軽作業補助車。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2013−110965(P2013−110965A)
【公開日】平成25年6月10日(2013.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−256811(P2011−256811)
【出願日】平成23年11月24日(2011.11.24)
【出願人】(306028249)
【Fターム(参考)】