説明

無線センサシステム

【課題】消費電力の小さな無線センサシステムの実現。
【解決手段】本発明の無線センサシステムは、無線センサと無線機と磁気発生装置とを備えており、無線センサは、周囲環境状態を検知する周囲環境センサと、磁気を検知する磁気センサと、少なくとも周囲環境センサの検知結果を無線機に無線送信するRF送信機と、周囲環境センサと磁気センサとRF送信機とに接続された第1制御部と、周囲環境センサと磁気センサとRF送信機と第1制御部とに電力を供給する電池とを有する。更に、無線機は、RF送信機からの無線信号を受信するRF受信機と、RF受信機に接続された第2制御部とを有し、磁気発生装置は第2制御部に接続されていると共に、第2制御部からの信号を磁気信号へ変換し前記磁気センサへ送信するコイルを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、周囲環境の状態を検出するための小型な無線センサと、無線機とを有する無線センサシステムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の無線装置について図5に示す。図5に示した無線機本体110は、第1の無線通信方式により、他の無線機100との間で音声信号の送受信を行う。
【0003】
無線機側送受信部120は、第2の無線通信方式で例えばBluetooth(商標)、スペクトラム拡散方式により、音声入出力ユニット130の音声信号送受信部131との間で音声信号を送受信し、制御ユニット140との間で制御信号を送受信する。
【0004】
音声入出力ユニット130は、音声信号送受信部131と、音声入力手段である咽喉マイク132と音声出力手段であるイヤホン133とで構成されており、音声信号送受信部131は、咽喉マイク132から入力された音声信号を、第2の無線通信方式により無線機側送受信部120に送信すると共に、無線機側送受信部120から受信した音声信号をイヤホン133に出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2009−239551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の従来の無線機本体と音声入出力ユニットは、送受信ともに同じ通信方式を用いており、音声入出力ユニットの消費電力が大きいため、電池を大きくする必要があり、小型化できないという課題を有していた。
【0007】
そこで、本発明の無線センサシステムは、特に消費電力の大きな受信時の電力を小さくすることで電池を小型化する構成を実現する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するために、本発明の無線センサシステムは、無線センサと無線機と磁気発生装置とを備えており、無線センサは、周囲環境状態を検知する周囲環境センサと、磁気を検知する磁気センサと、少なくとも周囲環境センサの検知結果を無線機に無線送信するRF送信機と、周囲環境センサと磁気センサとRF送信機とに接続された第1制御部と、周囲環境センサと磁気センサとRF送信機と第1制御部とに電力を供給する電池とを有する。更に、無線機は、RF送信機からの無線信号を受信するRF受信機と、RF受信機に接続された第2制御部とを有し、磁気発生装置は第2制御部に接続されていると共に、第2制御部からの信号を磁気信号へ変換し前記磁気センサへ送信するコイルを有している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の無線センサシステムは、従来の無線通信のように、無線センサ側で消費電力が大きくなるRF無線信号の受信を行わない。無線機からの信号は磁気発生装置より送信し、無線センサは消費電力の少ない磁気センサでこの信号を受信することにより、電池の消費量を低減できるため、電池の小型化が可能となり、結果、無線センサを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明に係る無線センサが1台の無線センサシステムのブロック図
【図2】本発明に係る無線センサが1台の無線センサシステムの斜視図
【図3】本発明に係る無線センサが複数台の無線センサシステムのブロック図
【図4】本発明に係る無線センサが複数台の無線センサシステムの斜視図
【図5】従来の無線システムのブロック図
【発明を実施するための形態】
【0011】
(実施の形態1)
以下、実施の形態1に係る本発明の無線センサシステムについて、図1のブロック図および図2の斜視図を参照しながら説明する。図1、図2に示すごとく、実施の形態1に係る無線センサシステムは、無線センサ1と無線機2と磁気発生装置3とを備え、無線センサ1は、周囲環境状態を検知する周囲環境センサ4と、磁気を検知する磁気センサ5と、少なくとも周囲環境センサ4の検知結果を無線機2に無線送信するRF送信機6と、周囲環境センサ4と磁気センサ5とRF送信機6とに接続された第1制御部7と、周囲環境センサ4と磁気センサ5とRF送信機6と第1制御部7とに電力を供給する電池8とを有する。
【0012】
無線機2は、RF送信機6からの無線信号を受信するRF受信機9と、RF受信機9に接続された第2制御部10と、第2制御部10に接続された通信部11を有し、通信部11はPC12と送受信の通信を行う。
【0013】
磁気発生装置3は第2制御部10に接続されていると共に、第2制御部10からの信号を磁気信号へ変換し磁気センサ5へ送信するコイル13を有する。
【0014】
周囲環境センサ4は、例えば、熱センサ、接触式や非接触式等の温度センサ、光センサ、磁気センサ、音声センサ、イオン濃度やガス濃度等の濃度センサ、変位センサ、回転数センサ、位置センサ、速度センサ、角速度センサ、加速度センサ、湿度センサ、においセンサ等の各種センサである。
【0015】
磁気センサ5は、例えば、特別な磁界の中で動作するリードスイッチ、磁界を検出するホールICである。
【0016】
RF送信機6は、例えば、無線LANやBluetooth(商標)等の無線デバイスである。
【0017】
第1制御部7は、例えば動作周波数を低く設定する低消費電力モードと動作周波数を高く設定する通常消費電力モードの機能を搭載した1チップのマイクロコンピュータにより実現される。この第1制御部7には、無線センサ1を動作させるプログラムが格納されたROM(図示せず)、プログラムを実行する際に使用するRAM(図示せず)やフラッシュ記憶部(図示せず)などの記憶部、プログラムに従って制御するCPU(図示せず)等を含んでいてもよい。
【0018】
電池8は、例えばボタン型電池、コイン型電池である。
【0019】
RF受信機9は、例えば、無線LANやBluetooth(商標)等の無線デバイスである。
【0020】
第2制御部10は、例えば1チップのマイクロコンピュータにより実現される。この第2制御部10には、無線センサ1を動作させるプログラムが格納されたROM(図示せず)、プログラムを実行する際に使用するRAM(図示せず)やフラッシュ記憶部(図示せず)などの記憶部、プログラムに従った制御するCPU(図示せず)等を含んでいてもよい。
【0021】
通信部11は、例えば、USBやIEEE1394等の有線通信デバイスや、無線LANやBluetooth(商標)等の無線デバイスであってもよい。
【0022】
PC12は、例えば、ディスプレイを持つWindows(登録商標)PCや、LinuxPC、携帯電話や携帯端末であってもよい。
【0023】
コイル13は、例えば、空芯コイル、コアコイル、トロイダルコイルである。
【0024】
図1においては、磁気発生装置3が第2制御部10に接続された状態で示したが、第2制御部10と分離可能である構成としてもよい。これにより、無線センサ1から無線機2への単方向通信で使用する際に、無線センサシステムを小型化することが出来る。
【0025】
上記において説明した無線センサシステムの動作内容について、図1、図2を用いて説明する。理解が容易となるように、周囲環境センサは温度センサで構成されたとして以下説明する。
【0026】
無線センサ1は、電池8を封入後、電池の消耗を少なくするため、第1制御部7を低消費電力モードで動作させる。第1制御部7の低消費電力モードとは、第1制御部7の動作周波数を低く設定することで消費電力を抑える動作を行うといったものである。第1制御部7は低消費電力モードで、所定時間毎に磁気センサ5を起動させ、磁気があるかを確認する動作をするが、周囲環境センサ4およびRF送信機6は駆動させない。その結果、周囲環境センサ4およびRF送信機6が動作していないため、無線センサ1の消費電力が極めて小さくなる。
【0027】
本発明の無線センサシステムを使用するユーザが、PC12に無線センサ1を起動するための「起動要求」を実行すると、第2制御部10は通信部11を介して、「起動要求」を受け付け、磁気発生装置3のコイル13を駆動し、「起動要求」信号を送信する。
【0028】
無線センサ1は、磁気センサ5の駆動により、磁気を確認すると、信号を受信できるか確認する。受信した磁気信号が「起動要求」信号であれば、第1制御部7は通常消費電力モードに遷移し、「起動要求」信号を受け付けたことを示す信号をRF送信機6より無線機2へ送信する。
【0029】
ここで第1制御部7の通常消費電力モードとは、低消費電力モードで設定する動作周波数よりも高く設定することで、処理速度を速くするといったものである。
【0030】
無線機2は、RF受信機9より無線センサ1からの要求を受け付けたことを示す信号を受信し、第2制御部10は、通信部11を介して、要求を受け付けたことを示す信号をPC12に送信する。
【0031】
PC12は、要求を受け付けたことを確認すると、PCのディスプレイ上にその旨を表示する。
【0032】
本発明の無線センサシステムを使用するユーザが、無線機2へ無線センサ1から定期的な温度情報の送信を開始するための「開始要求」をPC12を用いて実行すると、第2制御部10は通信部11を介して「開始要求」を受け付け、磁気発生装置3のコイル13を駆動し、「開始要求」信号を磁気センサ5へ送信する。
【0033】
磁気センサ5の駆動により受信した磁気信号が「開始要求」信号であることが認知されれば、無線センサ1は定期的に温度情報を無線機2へ送信するために、第1制御部7の動作モードを通常消費電力モードに遷移させ、周囲環境センサ4を駆動し、温度情報を取得する。次に、第1制御部7はRF送信機6を駆動し、温度情報を無線機2に送信する。温度情報を送信後、第1制御部7は低消費電力モードに遷移し、次の温度情報を取得するまで低消費電力モードで動作する。
【0034】
無線機2は、定期的に無線センサ1より送信される温度情報信号をRF受信機9で受信し、第2制御部10は、通信部11を介して温度情報をPC12に送信する。
【0035】
PC12は、定期的に無線機2より送信される温度情報をPC12のディスプレイ上に温度を受信するたびに更新表示する。
【0036】
上記のように無線機2から無線センサ1への信号送信は、消費電力が大きくなるRFを用いるよりも磁気センサ5を用いることで消費電力が少なくなり、無線センサ1の小型化が図れる。
【0037】
RF送信機6は、周囲環境センサ4の検出結果を含むデータを無線で使用可能な周波数に周波数変換しているが、コイル13から送信する信号は周波数変換を行っていないデジタル信号であるため、磁気センサ5側には周波数変換を行う為の回路が不要となる。これにより無線センサ1を小型化することができる。
【0038】
また、コイル13と磁気センサ5との間の無線通信は近傍界通信(例えば、電磁誘導を用いた通信)を用いており、距離の2乗、3乗に反比例する項が主体的な領域での通信である。その結果、遠方への信号の漏れ出しが少なく、デジタル信号を送信しても、外部の機器のノイズとなりにくい。
【0039】
無線センサ1の周囲環境センサ4の検出動作またはRF送信機の無線送信動作を定期的に行う場合、この定期的な時間を変更する「定期的時間変更要求」信号を第2制御部10からコイル13を介して無線センサ1に送信してもよい。このような制御信号により、定期的な時間を遅くすれば、電池の消耗を少なくすることができ、また、定期的な時間を速くすれば、時間当たりに温度変化が大きい場合に高い精度で変化を捉えることができる。
【0040】
また、無線センサ1に温度補正情報を書き込みする「温度補正情報書込要求」信号を第2制御部10からコイル13を介して無線センサ1に送信してもよい。このような制御信号により、第1制御部7に搭載されているRAMに温度補正情報を書き込むことができる。RAMの代わりに、フラッシュメモリや外付けのEEPROMを使用してもよい。無線センサ1に書き込まれた温度補正情報を使用して、周囲環境センサ4から取得した温度情報を第1制御部7が補正し、RF送信機6から送信する。これにより、PC12で温度補正を行わなくても精度の高い温度情報を表示できるようになる効果を有する。
【0041】
更に、無線センサ1から温度補正情報を読み出す「温度補正情報読み出し要求」信号を第2制御部10からコイル13を介して無線センサ1に送信してもよい。無線センサ1は温度補正情報を受信すると、第1制御部7に書き込まれている温度補正情報を、RF送信機6から、無線機2に送信する。このような制御信号により、無線機2は第1制御部7に搭載されているRAMから温度補正情報を読み込むことができる。RAMの代わりに、フラッシュメモリや外付けのEEPROMを使用してもよい。
【0042】
無線センサ1のRF送信機6が温度に応じて送信周波数が変化するとき、RF受信機9が受信した温度に応じて、第2制御部10があらかじめフラッシュメモリに書き込まれているRF送信機6の温度に対する周波数変化情報により、RF受信機9の受信周波数を変更してもよい。これにより、RF送信機6の送信周波数が変化しても、RF受信機9で温度情報が受信できる効果を有する。
【0043】
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係る本発明の無線センサシステムについて、図3のブロック図、図4の斜視図を参照しながら説明する。
【0044】
実施の形態2に係る無線センサシステムは実施の形態1に係る無線センサシステムに対して1つの無線機2に対して無線センサ1が複数存在する点と、コイル13も複数存在する点が異なっており、それ以外の点は、実施の形態1に係る無線センサシステムと同様であるため、説明は割愛する。
【0045】
図3、図4において、例えば、4台の無線センサ21,22,23,24が存在する無線センサシステムについて図示している。4台の無線センサは定期的な送信時間を1秒とし、4台の無線センサ21,22,23,24が同時に温度情報を送信しないように、例えば、無線センサ21が温度情報を送信開始してから250ms後に無線センサ22が温度情報を送信開始し、無線センサ22が温度情報を送信開始してから250ms後に無線センサ23が温度情報を送信開始し、無線センサ23が温度情報を送信開始してから250ms後に無線センサ24が温度情報を送信開始し、無線センサ24が温度情報を送信開始してから250ms後に無線センサ21が温度情報を送信開始する構成を実現したとする。
【0046】
ユーザがPC27からコイル28の起動要求をすると、図4にあるように、コイル28の近傍にある無線センサ21が起動要求を受け付ける。PCからコイル29の起動要求をすると、コイル29の近傍にある無線センサ22が起動要求を受け付ける。同様に、コイル30、コイル31を介して、無線センサ23、無線センサ24が起動要求を受け付ける。
【0047】
次に、ユーザーがPC27から開始要求をすると、コイル28から開始要求を送信する。コイル28の近傍にある無線センサ21が開始要求を受け付け、温度情報を1秒毎に送信を開始する。コイル28から開始要求を送信開始してから250ms後に、コイル29から開始要求を送信する。コイル29の近傍にある無線センサ22が開始要求を受け付け、温度情報を1秒毎に送信を開始する。同様に、コイル30、コイル31から開始要求を送信する。上記動作により、1秒間を4つの無線センサで等間隔の250msずつずれて、温度情報がPCに送信されるようになり、無線送信が重ならないため、再送信が不要で省電力化が可能となる。
【0048】
実施の形態2に係る無線センサシステムにおいても、無線センサ21,22,23,24が有するRF送信機は、それぞれ周波数変換を行う為の回路を有しているが、コイル28,29,30,31から送信する信号は、周波数変換を行っていないデジタル信号であるため、無線センサ21,22,23,24の磁気センサは周波数変換を行うための回路が不要となる。これにより無線センサ21,22,23,24を小型化することが出来る。
【0049】
また、図4に示したように、コイル28と無線センサ21と、コイル29と無線センサ22と、コイル30と無線センサ23と、コイル31と無線センサ24との間の無線通信は近傍界通信を用いており、距離の2乗、3乗に反比例する項が主体的な領域での通信である。その結果、隣接機器へのデジタル信号の漏れ出しを低減する事が出来る為、デジタル信号を送信しても、外部の機器のノイズにならない。故に、コイル28の磁気信号が隣接して配置された無線センサ22で大きな信号強度で受信されることはないため、磁気発生装置26を小型化することも可能となる。
【0050】
尚、実施の形態1と同様に、磁気発生装置26が無線機25から分離可能な構成であってもよい。本実施形態のように複数台の無線センサを使用するときは、磁気発生装置26に複数のコイルが必要になり、実施の形態1に係る磁気発生装置3と比較して磁気発生装置26が大型化するため、分離したときの無線機の小型化効果が大きくなる。
【0051】
尚、本発明において「接続」とは、電気的に接続されている事を指しており、直流的に接続された状態だけでなく、電磁的に接続された状態をも含んでいる。
【産業上の利用可能性】
【0052】
以上のように、本発明の無線センサシステムは、低消費電力である構成を有しているため、電池の消耗を防止することができ、小型の無線温度センサシステムや生体センサシステム等に利用することができる。
【符号の説明】
【0053】
1 無線センサ
2 無線機
3 磁気発生装置
4 周囲環境センサ
5 磁気センサ
6 RF送信機
7 第1制御部
8 電池
9 RF受信機
10 第2制御部
11 通信部
12 PC
13 コイル
21 第1無線センサ
22 第2無線センサ
23 第3無線センサ
24 第4無線センサ
25 無線機
26 磁気発生装置
27 PC
28 第1コイル
29 第2コイル
30 第3コイル
31 第4コイル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
無線センサと無線機と磁気発生装置とを備えた無線センサシステムにおいて、
前記無線センサは、周囲環境状態を検知する周囲環境センサと、
磁気を検知する磁気センサと、
少なくとも前記周囲環境センサの検知結果を前記無線機に無線送信するRF送信機と、
前記周囲環境センサと前記磁気センサと前記RF送信機とに接続された第1制御部と、
前記周囲環境センサと前記磁気センサと前記RF送信機と前記第1制御部とに電力を供給する電池とを有し、
前記無線機は、
前記RF送信機からの無線信号を受信するRF受信機と、
前記RF受信機に接続された第2制御部とを有し、
前記磁気発生装置は前記第2制御部に接続されていると共に、前記第2制御部からの信号を磁気信号へ変換し前記磁気センサへ送信するコイルを有した無線センサシステム。
【請求項2】
前記磁気発生装置は前記第2制御部から分離可能である請求項1に記載の無線センサシステム。
【請求項3】
前記無線機に対し無線送信する複数の前記無線センサを備え、且つ、前記磁気発生装置は複数の前記無線センサに対応して前記コイルを複数有する請求項1に記載の無線センサシステム。
【請求項4】
前記磁気発生装置が所定時間間隔で前記無線センサの駆動信号を送信することを特徴とする請求項3に記載の無線センサシステム。
【請求項5】
前記無線センサに周囲環境センサ補正情報の書き込み、読み込みの少なくともいずれか一方ができることを特徴とする請求項1、3に記載の無線センサシステム。
【請求項6】
前記無線センサに書き込まれている周囲環境センサ補正情報を用いて前記周囲環境センサで取得した情報を補正することを特徴とする請求項1、3に記載の無線センサシステム。
【請求項7】
前記周囲環境センサは少なくとも温度センサを含むことを特徴とする請求項1、3に記載の無線センサシステム。

【図1】
image rotate

【図3】
image rotate

【図5】
image rotate

【図2】
image rotate

【図4】
image rotate