説明

照明用笠

【課題】従来は二次元的平面な団扇に湾曲をつけ三次元的にした照明笠を提供する。
【解決手段】団扇に湾曲を持たせた照明用笠で、弓4の片方の先端に連結具5を固定して、複数の小骨2と小骨2を連結具5で固定させて弓4のもう一方の先端に連結具5を固定する、次に弓4を要3で曲げて柄1と弓4に角度をつけることによって湾曲を設けることが出来る、小骨2を中に挟み両面からシート6を糊で貼り糊が乾燥したら型を整えて作った照明用笠である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は竹と和紙の特性を生かした立体的な貝又は花びら状の湾曲を持たせた変形団扇で、組合せを変えることで色々な形状の照明用笠が出来る。特に和室には独特ななごやかさ、形状と色を変えることで洋室にも調和した雰囲気を作り出すことが出来る。
【背景技術】
【0002】
従来和風照明笠と云えば提灯、あんどん等が代表的で現代の照明用笠としては利用が限定されたものであった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
提灯、あんどん等には次のような欠点があった。現代では洋式照明が進み提灯といえば居酒屋の看板、あんどんといえば旅館の部屋に置くものというような固定概念が出来てしまったが、本発明はこれらの問題点を解決するためになされたものである。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
団扇に貝状の湾曲を持たせた照明用笠で、弓4の片方の先端に連結具5を固定して、小骨2と複数の小骨2を連結具5で固定して弓4のもう一端の先に連結具5を固定する、次に弓4を要3部分で曲げて柄1と弓4に角度Aをつけることによって小骨2の全体に湾曲を設けることが出来る。次に小骨2を中に挟み両面からシート6を糊で貼り付け糊が乾燥したら型を整えて照明用笠となる。
【発明の効果】
【0005】
本発明は大きさ・形・色等組合せを変えることによりホテル・レストラン・結婚式場・家庭等何処でも利用出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下本発明の実施の形態を説明する。
先ず竹を所定の長さに切り、次に所定の幅に割り、小骨2なる部分の竹の身を除く、小骨2になる部分の厚さを決めて割る、次に節7の近くに要3の穴をあける。弓4を削る、削った弓4を要3に通して連結具5の糸を弓4の一端に固定して小骨2を編んで編み終ったら編み始めた反対側の弓4の先端に連結具5の糸を固定する。次に柄1に対して弓4を倒してAなる角度をつけることによって出来た湾曲を生かして小骨2の両面に和紙を糊で貼り糊が乾燥したら型を整える。本発明はこのような構造で使用例は図面参照のこと。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】 本発明品の平面図
【図2】 本発明品の左側面図
【図3】 本発明品のB−B断面図
【図4】 本発明品を1枚使用した壁掛用照明笠の正面図
【図5】 本発明品を2枚使用したスタンド型照明笠の正面斜図
【図6】 本発明品を2枚使用したスタンド型照明笠の左側面斜図
【図7】 本発明品を3枚使用したスタンド型照明笠の正面図
【図8】 本発明品を4枚使用した間接照明天井吊り下げ笠斜図
【図9】 本発明品を4枚使用した直接照明天井吊り下げ笠斜図
【図10】 本発明品を4枚使用した天井吊り下げ笠底面斜図
【図11】 本発明品を5枚使用したスタンド型照明笠の斜図
【図12】 電気スタンド斜図
【図13】 本発明品6枚使用した照明笠の斜図
【符号の説明】
【0008】
1 柄
2 小骨
3 要
4 弓
5 連結具
6 シート
7 節
8 壁掛スタンド
9 置型スタンド
10 笠
11 ソケット
12 電球
13 コード
14 キャップ
15 アーム
16 止メ具
17 スタンド

【特許請求の範囲】
【請求項1】
団扇に貝状の湾曲を持たせた照明用笠で、弓4の片方の先端に連結具5を固定して、小骨と複数の小骨2を連結具5で固定して弓4のもう一端の先に連結具5を固定する。次に弓4を要3部分で曲げて柄1と弓4に角度Aをつけることによって小骨2の全体に湾曲を設けることが出来る。次に小骨2を中に挟み両面からシート6を糊で貼り付け糊が乾燥したら型をととのえて照明用笠となる。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2006−4898(P2006−4898A)
【公開日】平成18年1月5日(2006.1.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−207902(P2004−207902)
【出願日】平成16年6月18日(2004.6.18)
【出願人】(504270518)