説明

照明装置、液晶表示装置および電子機器

【課題】導光板および光源用基板をフレームの底板部で支持する構造を採用した場合でも輝度ムラの発生を抑制することができる照明装置、該照明装置を備えた液晶表示装置、および該液晶表示装置を備えた電子機器を提供すること。
【解決手段】液晶表示装置100および照明装置8において、光源用基板88は、第1フレーム40の底板部45で凹んだ基板支持部452に設けられ、光源用基板88の導光板80側の端部884は、基板支持部452の段部453に当接している。このため、光源用基板88は精度よく位置決めされるので、光源用基板88は常に導光板80の光入射部80aに平面視で隣り合う位置に配置され、導光板80と重なることがない。また、反射シート187は、光源用基板88と重なっていないので、光源用基板88が原因で撓み等が発生しない。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、導光板および発光素子を備えた照明装置、該照明装置を備えた液晶表示装置、および該液晶表示装置を備えた電子機器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
透過型の液晶パネルを備えた液晶表示装置は、図8に示すように、導光板80の光入射部80aとされた側端面に発光素子89が配置された照明装置8を有しており、導光板80の光出射面80b側には光学シート180および液晶パネル10が重ねて配置されている。かかる照明装置8において、光入射部80aに直交する実装面881を備えた光源用基板88を用い、かかる光源用基板88の実装面881に発光素子89が実装した構成を採用した場合、発光素子89の光軸が傾くと輝度ムラ等が発生する原因となる。
【0003】
そこで、導光板80および光源用基板88を第1フレーム40の底板部45で支持する構成が提案されている(特許文献1参照)。
【0004】
また、特許文献1に記載の照明装置8では、底板部45を凹ませて導光板80を支持する面よりも低い位置に基板支持部456を設け、導光板80の端部を光源用基板88に部分的に重ねた構成が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2004−273185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、図8に示す構成では、導光板80の端部では、導光板80の背面80cに第1フレーム40が重なっている部分と、導光板80の背面80cに光源用基板88が重なっている部分とが存在し、かかる部分では光の反射率や拡散度合が相違する。このため、導光板80から出射された照明光に輝度ムラが発生するという問題点がある。また、導光板80の背面80cに反射シート187を設ける場合があるが、この場合、反射シート187のうち、底板部45と接している部分187aと、隙間に重なっている部分187bと、光源用基板88と接している部分187cの高低差等が原因で反射シート187が撓んでしまい、に輝度ムラが発生するという問題点がある。
【0007】
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、導光板および光源用基板をフレームの底板部で支持する構造を採用した場合でも輝度ムラの発生を抑制することができる照明装置、該照明装置を備えた液晶表示装置、および該液晶表示装置を備えた電子機器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係る照明装置は、側端面に光入射部を備えた導光板と、前記光入射部に発光面を向けて光を出射する発光素子と、平面視で前記導光板の前記光入射部に隣り合うとともに平面視で前記導光板と重ならない領域に配置され、前記光入射部とされた前記側端面と交差する前記発光素子の実装面を備えた光源用基板と、平面視で前記導光板と重ならない位置で前記光源用基板の前記導光板側の端部が当接する段部と、を有することを特徴とする。
【0009】
本発明では、導光板と光源用基板とは平面視で重ならない位置に設けられ、かつ、平面視で導光板と重ならない位置で光源用基板の導光板側の端部が当接する段部が設けられている。このため、光源用基板は精度よく位置決めされるので、光源用基板は常に導光板の光入射部に平面視で隣り合う位置に配置され、導光板と重なることがない。従って、導光板の背面側の全体で反射性や拡散性が同等であるので、輝度ムラが発生しにくい。また、導光板の背面に反射シートを設けた場合でも、反射シートは、光源用基板と重なっていないので、光源用基板が原因で撓み等が発生しない。それ故、反射シートの撓みに起因する輝度ムラが発生しにくい。
【0010】
本発明において、前記導光板と平面視で重なる領域で前記導光板からの光出射方向とは反対側で前記導光板を支持する導光板支持部と、前記光源用基板と平面視で重なる領域で前記光出射方向とは反対側で前記光源用基板を支持する基板支持部と、を有し、前記導光板支持部と前記基板支持部との間に前記段部が設けられていることが好ましい。かかる構成によれば、導光板および光源用基板が適正な姿勢で支持されているので、導光板に対して発光素子を適正な姿勢で配置することができる。
【0011】
本発明において、前記導光板に対して前記光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、当該フレームの前記底板部に、前記導光板支持部、前記基板支持部、および前記段部が形成されている構成を採用することができる。
【0012】
本発明において、前記導光板に対して当該導光板からの光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、当該フレームの底板部に、前記導光板と平面視で重なる領域で前記導光板を支持する導光板支持部、および前記段部が形成されている構成を採用することができる。
【0013】
本発明において、前記光源用基板に対して前記導光板からの光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、当該フレームの底板部に、前記光源用基板と平面視で重なる領域で当該光源用基板を支持する基板支持部、および前記段部が形成されている構成を採用してもよい。
【0014】
本発明において、前記導光板に対して前記光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、当該フレームの前記底板部に前記導光板支持部が形成され、前記光源用基板に対して前記光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、当該フレームの前記底板部に前記基板支持部が形成されている構成を採用してもよい。
【0015】
この場合、前記導光板支持部が形成された前記フレームと、前記基板支持部が形成されたフレームとは、前記底板部同士が平面視で部分的に重なっていることが好ましい。かかる構成によれば、2つのフレームの光出射方向における位置精度が高いという利点がある。
【0016】
本発明において、前記基板支持部は、前記導光板支持部からみて前記光出射方向とは反対側に向けて凹んでいることが好ましい。かかる構成によれば、導光板の厚さ方向における発光素子の位置を適正化することができる。
【0017】
本発明において、前記発光素子の前記光源用基板とは反対側の端部は、前記導光板の光出射面より低い位置にあることが好ましい。かかる構成によれば、照明装置の薄型化を図ることができる。
【0018】
本発明において、前記段部の深さ寸法は、前記光源用基板の厚さ寸法と等しい構成を採用することができる。
【0019】
本発明において、前記段部の深さ寸法は、前記光源用基板の厚さ寸法より小であってもよい。かかる構成によれば、その分、発光素子を高い位置に設けることができる等、発光素子の高さ位置を導光板に合わせることができる。
【0020】
本発明において、前記発光素子の発光面は、前記光源用基板の前記導光板側の端部よりも前記導光板側に位置することが好ましい。かかる構成によれば、光入射部と発光素子との距離を光入射部と光源用基板との距離より狭く設定することができる。
【0021】
本発明において、前記基板支持部を備えた前記フレームは、当該基板支持部に対して前記導光板とは反対側で前記底板部から起立する側板部を備え、前記光源用基板の前記導光板側とは反対側の端部は、前記側板部に当接していることが好ましい。かかる構成によれば、光源用基板を段部と側板部との間に挟持した構成を採用することができるので、光源用基板を確実に固定することができる。
【0022】
本発明を適用した照明装置は、液晶表示装置に用いることができ、かかる液晶表示装置は、前記導光板の光出射面側に重ねて配置された液晶パネルを備えている。
【0023】
本発明に係る液晶表示装置は、液晶テレビ等の電子機器に用いられる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を備えた液晶テレビ(電子機器)の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置の全体構成を示す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係る液晶表示装置を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。
【図7】本発明の実施の形態4に係る液晶表示装置を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。
【図8】従来の液晶表示装置の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
図面を参照して、液晶テレビ用の液晶表示装置に本発明を適用した形態を説明する。なお、以下の説明で参照する図においては、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。また、以下の説明では、図8を参照して説明した構成との対応が分かりやすいように、対応する部分には同一の符号を付して説明する。
【0026】
また、以下の説明では、導光板や液晶パネルの面内方向で互いに交差する方向の一方(図に示す導光板や液晶パネル(表示パネル)の長辺が延在する方向)をX軸方向とし、他方(図に示す導光板や液晶パネルの短辺が延在する方向)をY軸方向とし、X軸方向およびY軸方向に交差する方向(図に示す導光板と液晶パネルとが積層される方向)をZ軸方向とする。また、以下に参照する図面では、X軸方向の一方側をX1側とし、他方側をX2側とし、Y軸方向の一方側(液晶パネルの張り出し部分が配置される方向)をY1側とし、これと対向する他方側をY2側とし、Z軸方向の一方側(導光板の背面に向けられた方向)をZ1側(下側)とし、これと対向する他方側(照明光や表示光が出射される側/光出射方向)をZ2側(上側)として表してある。
【0027】
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置を備えた液晶テレビ(電子機器)の説明図であり、図1(a)、(b)は、液晶テレビの外観を模式的に示す説明図、および液晶表示装置の電気的構成を示すブロック図である。
【0028】
図1(a)に示す電子機器2000は液晶テレビであり、液晶表示装置100やテレビ用のフレーム2010等を有している。液晶表示装置100は、後述する液晶パネル10(表示パネル)と、液晶パネル10に画像信号を供給する画像信号供給部270と、液晶パネル10に照明光を供給する照明装置8とを有している。また、液晶表示装置100は、液晶パネル10においてX軸方向に延在する走査線を駆動する走査線駆動回路104と、液晶パネル10においてY軸方向に延在するデータ線を駆動するデータ線駆動回路101とを有している。走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101については、双方が液晶パネル10に内蔵された構成を採用することができる。また、走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101のうちの一方が液晶パネル10に内蔵され、他方が液晶パネル10にCOG実装された駆動用ICに内蔵された構成を採用することができる。また、走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101のうちの一方が液晶パネル10に内蔵され、他方が液晶パネル10に電気的に接続された回路基板に実装された駆動用ICに内蔵された構成を採用することができる。さらには、走査線駆動回路104およびデータ線駆動回路101の双方が液晶パネル10とは別体の駆動用ICに内蔵された構成等を採用することができる。
【0029】
本形態において、照明装置8は、液晶パネル10に重ねて配置された導光板80と、導光板80の側端面のうち、光入射部80aとされた側端面に沿って配置された複数の発光素子89と、複数の発光素子89が実装された光源用基板88と、発光素子89を駆動する光源駆動部280とを有している。本形態において、液晶パネル10は横長の四角形であり、4つの辺10a、10b、10c、10dを有している。これらの辺10a、10b、10c、10dのうち、辺10aはY軸方向の一方側Y1に位置する長辺であり、辺10bはY軸方向の他方側Y2に位置する長辺であり、辺10cはX軸方向の一方側X1に位置する短辺であり、辺10dはX軸方向の他方側X2に位置する短辺である。かかる形状に対応して、導光板80は、4つの側端面801、802、803、804を有している。これらの側端面801〜804のうち、側端面801はY軸方向の一方側Y1の長辺に位置し、側端面802はY軸方向の他方側Y2の長辺に位置し、側端面803はX軸方向の一方側X1の短辺に位置し、側端面804はX軸方向の他方側X2の短辺に位置する。本形態では、導光板80の4つの側端面801、802、803、804のうち、短辺方向(Y軸方向)で対向する2つの側端面801、802が光入射部80aになっている。このため、発光素子89は、導光板80の2つの側端面801、802(光入射部80a)の各々に沿って配列され、光源用基板88は、導光板80の2つの側端面801、802(光入射部80a)の各々に沿って延在している。
【0030】
(液晶表示装置100の具体的構成)
図2は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100の全体構成を示す説明図であり、図2(a)、(b)は、液晶表示装置100の斜視図および分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100をさらに細かく分解したときの分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る液晶表示装置100を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。
【0031】
図2、図3および図4において、本形態の液晶表示装置100は、概ね、いわゆるバックライト装置と称せられる照明装置8と、この照明装置8の上面に重ねて配置された透過型の液晶パネル10とを備えている。液晶表示装置100において、照明装置8は、下側(Z軸方向の一方側Z1)で導光板80の背面を覆うように配置された金属製の第1フレーム40(下金枠)と、第1フレーム40の上方で液晶パネル10の端部を保持するとともに照明装置8を囲って保持する樹脂製の第2フレーム30(樹脂フレーム)と、第2フレーム30の上側(Z軸方向の他方側Z2)に配置された金属製の第3フレーム50(上金枠)とを備えている。
【0032】
第2フレーム30は、液晶パネル10の端部を保持するとともに液晶パネル10の周りを囲む矩形枠形状を有しており、本形態において、第2フレーム30は、液晶パネル10の4つの辺に対応して4つの辺毎に分割された4本のフレーム板31、32、33、34からなる。本形態において、第2フレーム30は黒色であり、光吸収部材として機能することによって、照明装置8内での迷光の発生を防止する。フレーム板31、32、33、34は各々、フレーム板31、32、33、34の外面側で下方に延在する側板部311、321、331、341と、側板部311、321、331、341の上端縁から内側に向かって屈曲した上板部315、325、335、345(端板部)と、上板部315、325、335、345からさらに内側に張り出した突板部312、322、332、342とを備えている。また、上板部315、325、335、345には上方に突出した凸部317、327、337、347が形成されている。このため、フレーム板31、32、33、34には、突板部312、322、332、342と凸部317、327、337、347とによって段部313、323、333、343が形成されており、かかる段部313、323、333、343と突板部312、322、332、342とによって液晶パネル10が位置決めされている。また、突板部312、322、332、342の下側には、照明装置8の導光板80等が配置されている。
【0033】
第1フレーム40は、SUS板等の薄い金属板に対するプレス加工等により形成されてなる。第1フレーム40は、底板部45と、底板部45の外周縁から起立する4つの側板部41、42、43、44とを備えており、上面が開口する矩形の箱状になっている。かかる第1フレーム40の側板部41、42、43、44の外側には第2フレーム30の側板部311、321、331、341が重なっている。
【0034】
第3フレーム50も、第1フレーム40と同様、SUS板等の薄い金属板に対するプレス加工等により形成されてなる。第3フレーム50は、矩形の上板部55(端板部)と、上板部55の外周縁から下方に折れ曲がった4つの側板部51、52、53、54とを備えており、下面が開口する矩形の箱状になっている。側板部51、52、53、54は、第2フレーム30の側板部311、321、331、341の外側に重なっている。上板部55には、段部56が形成されており、かかる段部56には、液晶パネル10から出射された光を出射する矩形の窓550が形成されている。かかる第3フレーム50において、上板部55は、第2フレーム30を覆い、段部56は、液晶パネル10の表示光出射側のうち、外周端部を全周にわたって覆っている。
【0035】
このように構成した第3フレーム50、第2フレーム30、および第1フレーム40はネジ(図示せず)等により結合されて、内側に液晶パネル10や照明装置8を保持する。より具体的には、第2フレーム30の突板部312、322、332、342と、第3フレーム50の段部56との間に液晶パネル10の端部が挟持される。また、第2フレーム30の突板部312、322、332、342と、第1フレーム40の底板部45との間に反射シート187、導光板80、光学シート180(拡散シート182、プリズムシート183、184)の端部が挟持される。このため、光学シート180の端部は、第2フレーム30の突板部312、322、332、342と、導光板80との間に挟持された状態となる。ここで、第2フレーム30の突板部312、322、332、342の下面には、可撓性シート92が貼られている。従って、液晶表示装置100を組み立てた際、照明装置8は可撓性シート92を介して支持される。また、液晶表示装置100を組み立てた際、照明装置8の光学シート(拡散シート182、プリズムシート183、184等)は可撓性シート92によって浮きや位置ズレが生じないように押さえられている。
【0036】
(液晶パネル10の構成)
図2、図3および図4に示すように、液晶パネル10は、四角形の平面形状を有しており、画素電極(図示せず)等が形成された素子基板11と、素子基板11に対して所定の隙間を介して対向配置された対向基板12と、この対向基板12と素子基板11とを貼り合せる矩形枠状のシール材14とを備えている。かかる液晶パネル10では、シール材14で囲まれた領域内に液晶層13が保持されている。素子基板11および対向基板12はガラス基板等の透光性基板からなる。素子基板11では、X軸方向に複数本の走査線(図示せず)が延在している一方、Y軸方向には複数本のデータ線が延在しており、走査線とデータ線(図示せず)との交差に対応して、スイッチング素子(図示せず)および画素電極が設けられている。
【0037】
本形態では、対向基板12が表示光の出射側に配置され、素子基板11は照明装置8の側に配置されている。また、対向基板12において、素子基板11と対向する面には、シール材14の4つの辺の内縁に沿って、矩形枠状の遮光層からなる額縁層(図示せず)が形成されており、額縁層の内縁により規定された領域が画像表示領域100aである。なお、第3フレーム50の上板部55の内縁は、額縁層の幅方向の途中位置にあり、第3フレーム50の窓550は、画像表示領域100aおよび額縁層の内周部分と重なっている。
【0038】
液晶パネル10は、TN(Twisted Nematic)方式、ECB(Electrically Controlled Birefringence)方式、あるいはVAN(Vertical Aligned Nematic)方式の液晶パネルとして構成されており、素子基板11に画素電極が形成され、対向基板12に共通電極(図示せず)が形成されている。なお、液晶パネル10がIPS(In Plane Switching)方式や、FFS(Fringe Field Switching)方式の液晶パネルである場合、共通電極は、素子基板11の側に設けられる。また、素子基板11が対向基板12に対して表示光の出射側に配置されることもある。液晶パネル10の上面には上偏光板18が重ねて配置され、液晶パネル10の下面と照明装置8との間には下偏光板17が配置されている。
【0039】
本形態において、素子基板11は対向基板12より大きい。このため、素子基板11は、Y軸方向の一方側Y1において対向基板12の端部から張り出した張り出し部分110を有しており、かかる張り出し部分110の上面には複数枚のフレキシブル配線基板200が接続されている。フレキシブル配線基板200は、リジット基板からなる回路基板250に接続されており、かかる回路基板250には、図1を参照して説明した画像信号供給部270を構成する制御用IC(図示せず)や、光源駆動部280を構成する光源駆動用IC(図示せず)が実装されている。
【0040】
照明装置8は、液晶パネル10の下面側に重ねて配置された導光板80と、導光板80の光入射部80aに発光面89aを向けて光入射部80aの一方端側(X軸方向の一方側X1)から他方端側(X軸方向の他方側X2)に向かって配列された複数の発光素子89とを備えている。本形態において、複数の発光素子89は、光入射部80aに沿ってX軸方向に延在する光源用基板88の実装面881に実装されている。発光素子89は、白色光を出射するLED(Light Emitting Diode)であり、光源光を発散光として出射する。
【0041】
本形態の照明装置8において、導光板80の側端面801、802、803、804のうち、Y軸方向で相対向する2つの側端面801、802が光入射部80aとして利用されている。このため、複数の発光素子89は、導光板80の2つの光入射部80a(側端面801、802)に発光面89aを向け、2つの光入射部80a(側端面801、802)の各々の一方端側から他方端側に向かって配列されている。また、光源用基板88は、2つの光入射部80a(側端面801、802)に沿って2枚が延在しており、かかる2枚の光源用基板88の各々の実装面881に複数の発光素子89が実装されている。
【0042】
本形態において、導光板80は、アクリル樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂等からなる透光性の樹脂板であり、導光板80の背面80c(光出射面80bとは反対側の面/反対面)と第1フレーム40の底板部45との間には反射シート187が重ねて配置されている。導光板80に用いる樹脂板は、押出成形や射出成形等により形成される。
【0043】
また、導光板80の上面(光出射面80b)と液晶パネル10との間には拡散シート182、プリズムシート183、184等の光学シート180が重ねて配置されている。拡散シート182は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透光性樹脂にシリカ粒子等を分散したコーティング層を備えたシートからなる。本形態において、2枚のプリズムシート183、184は、互いの稜線が直交するように配置されている。このため、導光板80の光出射面80bから出射された照明光は、拡散シート182によって全方向に拡散した後、2枚のプリズムシート183、184によって、液晶パネル10の正面方向にピークを持つような指向性が付与されている。
【0044】
導光板80において、反射シート187が位置する背面80cには、拡散パターンとして、X軸方向に延在する線状の微細な凹部からなるグルーブが複数形成されている。本形態において、グルーブの密度は、発光素子89から離れるに従って高くなっている。このため、導光板80から出射される照明光の強度分布は、発光素子89からの距離にかかわらず、均一化されている。
【0045】
本形態において、光源用基板88は、発光素子89が実装されている実装面881が導光板80の光入射部80aに直交するように配置されている。このため、発光素子89の発光面89aは、実装面881と平行な方向に出射光軸を向けている。
【0046】
ここで、光源用基板88は、光入射部80aに沿って延在する板状の金属板887(支持板)の実装面881側に、配線パターンやランドが絶縁層とともに設けられた構造を有している。かかる構成は、金属板887の実装面881側に、樹脂基材層、配線パターンおよび絶縁保護層等がこの順に積層されたフレキシブル配線基板888を貼り合わせることにより実現することができる。従って、配線パターンおよび発光素子89のチップが実装されるランドは、金属板887から電気的に絶縁されている。本形態において、金属板887はアルミニウム板からなり、金属板887は、光源用基板88の機械的強度を確保するとともに、発光素子89から発熱される熱の放熱板としても機能する。
【0047】
(第1フレーム40の底板部45等の構成)
図4を中心に参照しながら、導光板80の側端面802が位置する側における第1フレーム40の底板部45の構成や光源用基板88の固定構造等を説明する。なお、本形態では、導光板80の側端面801の側にも発光素子89や光源用基板88が設けられているが、側端面801の構成は、側端面802側の構成と略同様であるため、側端面801の構成については説明を省略する。
【0048】
図4に示すように、本形態の液晶表示装置100および照明装置8において、光源用基板88は、導光板80の側端面802(光入射部80a)に平面視で隣り合う位置に配置されており、発光素子89が実装された実装面881は、側端面802(光入射部80a)に直交している。ここで、発光素子89の発光面89aは、光源用基板88の導光板80側の端部884よりも、導光板80から離間した位置にある。
【0049】
かかる光源用基板88を第1フレーム40の底板部45上に設けるにあたって、本形態では、底板部45には、導光板80と平面視で重なる領域で導光板80を支持する導光板支持部451と、導光板支持部451より下方(発光素子89が位置する側とは反対側)に凹んで光源用基板88を支持する基板支持部452とが設けられている。
【0050】
本形態において、基板支持部452の内底部は平坦面であり、光源用基板88の背面882を構成する金属板887は、基板支持部452の内底部に面接触状態で重なっている。このため、発光素子89で発生した熱を光源用基板88の金属板887および第1フレーム40の底板部45を介して効率よく逃がすことができる。
【0051】
本形態では、基板支持部452の深さ寸法wは、光源用基板88の厚さ寸法tと等しい。このため、導光板支持部451と、光源用基板88の実装面881とは同一あるいは略同一の高さ位置にある。従って、発光素子89の上端部89t(発光素子89の光源用基板88とは反対側の端部)は、導光板80の光出射面80bより低い位置にあり、導光板80の光出射面80bより上方に突出していない。
【0052】
ここで、導光板支持部451と基板支持部452とは平面視で所定の距離Gを隔てており、導光板80と光源用基板88とは平面視で一切重なっていない。また、本形態では、導光板80と導光板支持部451との間に反射シート187が設けられており、反射シート187は、導光板80と重なる位置に設けられているため、光源用基板88とは平面視で一切重なっていない。なお、本形態において、導光板支持部451は浅い凹部として形成されており、導光板支持部451と基板支持部452との間の部分は、導光板支持部451よりわずかに突出した凸部になっている。
【0053】
また、本形態では、第1フレーム40の底板部45には、導光板支持部451と基板支持部452との間に、基板支持部452の導光板支持部451側の端部によって段部453が形成されており、本形態において、光源用基板88の導光板80側の端部884は、段部453に当接している。このため、光源用基板88の位置、すなわち、発光素子89の位置は段部453によって規定されている。また、第1フレーム40は、基板支持部452に対して導光板支持部451とは反対側で底板部45から側板部42が起立しており、光源用基板88の導光板80側とは反対側の端部885は、側板部42に当接している。このように配置した光源用基板88は、例えば、基板支持部452の底部とネジ等により固定される。また、光源用基板88は、側板部42、あるいは底板部45のうち、基板支持部452と導光板支持部451との間の部分に対して接着剤等により固定してもよい。
【0054】
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態の液晶表示装置100および照明装置8において、導光板80および光源用基板88はいずれも、第1フレーム40の底板部45に支持されているため、導光板80に対して発光素子89を適正な姿勢で配置することができる。
【0055】
また、光源用基板88は、第1フレーム40の底板部45で凹んだ基板支持部452に設けられ、光源用基板88の導光板80側の端部884は、基板支持部452の段部453に当接している。従って、光源用基板88は精度よく位置決めされるので、光源用基板88は常に導光板80の光入射部80aに平面視で隣り合う位置に配置され、導光板80と重なることがない。このため、導光板80の背面80c側の全体で反射性や拡散性が同等であるので、輝度ムラが発生しにくい。また、本形態では、導光板80の背面80cに反射シート187が設けられているが、反射シート187は、光源用基板88と重なっていないので、光源用基板88が原因で撓み等が発生しない。それ故、反射シート187の撓みに起因する輝度ムラが発生しにくい。
【0056】
また、光源用基板88は、第1フレーム40の底板部45で凹んだ基板支持部452に設けられているため、基板支持部452の深さ寸法wを最適化することにより、発光素子89の高さ位置を導光板80に合わせることができる。また、光源用基板88は、第1フレーム40の底板部45で凹んだ基板支持部452に設けられているため、発光素子89の上端部89t(発光素子89の光源用基板88とは反対側の端部)は、導光板80の光出射面80bより低い位置にあり、導光板80の光出射面80bより上方に突出していない。このため、照明装置8の薄型化を図ることができる。
【0057】
また、光源用基板88は、段部453と側板部42との間に挟持された状態にあるので、光源用基板88を所定の位置に確実に固定することができる。
【0058】
[実施の形態2]
図5は、本発明の実施の形態2に係る液晶表示装置100を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
【0059】
実施の形態1では、基板支持部452の深さ寸法wは、光源用基板88の厚さ寸法tと等しい構成を採用したが、本形態では、図5に示すように、基板支持部452の深さ寸法wは、光源用基板88の厚さ寸法tより小である。このため、光源用基板88の実装面881は、導光板支持部451より高い位置にある。従って、発光素子89を実施の形態1より高い位置に設けることができる等、発光素子89の高さ位置を導光板80に合わせることができる。
【0060】
この場合でも、本形態では、発光素子89の上端部89t(発光素子89の光源用基板88とは反対側の端部)は、導光板80の光出射面80bより低い位置にあり、導光板80の光出射面80bより上方に突出していない。それ故、照明装置8の薄型化を図ることができる。
【0061】
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3に係る液晶表示装置100を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
【0062】
実施の形態1では、発光素子89の発光面89aは、光源用基板88の導光板80側の端部884よりも、導光板80から離間した位置にあったが、本形態では、図6に示すように、発光素子89の発光面89aは、光源用基板88の導光板80側の端部884よりも、導光板80側に位置する。このため、本形態によれば、導光板80の光入射部80aと発光素子89との距離を光入射部80aと光源用基板88との距離より狭く設定することができる。
【0063】
[実施の形態4]
図7は、本発明の実施の形態4に係る液晶表示装置100を図1(a)のA−A′線に沿って切断したときの断面図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と同様であることから、共通する部分には同一の符号を付して、それらの説明を省略する。
【0064】
実施の形態1、2、3では、第1フレーム40の底板部45に導光板支持部451、基板支持部452および段部453が設けられていたが、本形態では、図7に示すように、第1フレーム40は、内側の第1フレーム部材40a(フレーム)と、外側の第2フレーム部材40b(フレーム)とからなる。このため、第1フレーム40の底板部45は、第1フレーム部材40aの底板部45aと、第2フレーム部材40bの底板部45bとからなる。従って、導光板支持部451は、第1フレーム部材40aの底板部45aに形成され、基板支持部452は、第2フレーム部材40bの底板部45bに形成されている。また、側板部42等は第2フレーム部材40bに形成されている。
【0065】
ここで、第1フレーム部材40aの底板部45aと、第2フレーム部材40bの底板部45bとは、平面視で導光板80からの光出射方向で部分的に重なっており、本形態において、第1フレーム部材40aの底板部45aの端部は、第2フレーム部材40bの底板部45bの端部にZ軸方向の他方側Z2(導光板80からの光出射方向/図2等を参照)で重なって接している。このため、第1フレーム部材40aの底板部45aと、第2フレーム部材40bの底板部45bとは、Z軸方向の相互の位置に高い精度を有しているため、第1フレーム40を2つのフレーム(第1フレーム部材40aおよび第2フレーム部材40b)によって形成した場合でも、導光板80に対して発光素子89のZ軸方向の位置を高い位置で設定することができる。
【0066】
また、第1フレーム部材40aの底板部45aの端部は、第2フレーム部材40bの底板部45bにZ軸方向の他方側Z2(導光板80からの光出射方向/図2等を参照)で重なって接しているため、第1フレーム部材40aの底板部45aの端部によって、光源用基板88の導光板80側の端部884が当接する段部453が形成されている。
【0067】
[実施の形態4の変形例]
上記実施の形態4では、第1フレーム部材40aの底板部45aの端部を利用して段部453を形成したが、第1フレーム部材40aにおいて、導光板支持部451が形成されている底板部45aの端部を部分的に屈曲させて段部453を形成してもよい。また、第2フレーム部材40bにおいて、基板支持部452が形成されている底板部45bの端部を部分的に屈曲させて段部453を形成してもよい。
【0068】
[他の実施の形態]
上記実施の形態1〜4では、導光板80の側端面801の側、および導光板80の側端面802の側の双方を光入射部80aとしたが、側端面801、802のうちの一方のみが光入射部80aになっている液晶表示装置100に本発明を適用してもよい。
【0069】
上記実施の形態では、照明装置8を液晶表示装置100のバックライト装置として用いたが、各種サイネージのバックライト装置等として用いてもよい。
【0070】
[電子機器への搭載例]
上述実施形態では、液晶表示装置100を搭載した電子機器2000として、液晶テレビを例示したが、液晶テレビ以外にも、パーソナルコンピューターのディスプレイ、デジタルサイネージ、カーナビゲーション装置、携帯用情報端末等の電子機器の表示部に本発明を適用した液晶表示装置100を用いてもよい。
【符号の説明】
【0071】
8・・照明装置、10・・液晶パネル、40・・第1フレーム(フレーム)、40a・・第1フレーム部材(フレーム)、40b・・第2フレーム部材(フレーム)、45、45a、45b・・底板部、80・・導光板、80a・・光入射部、80b・・光出射面、80c・・背面、88・・光源用基板、89・・発光素子、89a・・発光面、100・・液晶表示装置、100a・・画像表示領域、451・・導光板支持部、452・・基板支持部、453・・段部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
側端面に光入射部を備えた導光板と、
前記光入射部に発光面を向けて光を出射する発光素子と、
平面視で前記導光板の前記光入射部に隣り合うとともに平面視で前記導光板と重ならない領域に配置され、前記光入射部とされた前記側端面と交差する前記発光素子の実装面を備えた光源用基板と、
平面視で前記導光板と重ならない位置で前記光源用基板の前記導光板側の端部が当接する段部と、
を有することを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記導光板と平面視で重なる領域で前記導光板からの光出射方向とは反対側で前記導光板を支持する導光板支持部と、前記光源用基板と平面視で重なる領域で前記光出射方向とは反対側で前記光源用基板を支持する基板支持部と、を有し、
前記導光板支持部と前記基板支持部との間に前記段部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記導光板に対して前記光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、
当該フレームの前記底板部に、前記導光板支持部、前記基板支持部、および前記段部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記導光板に対して当該導光板からの光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、
当該フレームの底板部に、前記導光板と平面視で重なる領域で前記導光板を支持する導光板支持部、および前記段部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記光源用基板に対して前記導光板からの光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、
当該フレームの底板部に、前記光源用基板と平面視で重なる領域で当該光源用基板を支持する基板支持部、および前記段部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記導光板に対して前記光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、
当該フレームの前記底板部に前記導光板支持部が形成され、
前記光源用基板に対して前記光出射方向とは反対側に底板部を備えたフレームを有し、
当該フレームの前記底板部に前記基板支持部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項7】
前記導光板支持部が形成された前記フレームと、前記基板支持部が形成されたフレームとは、前記底板部同士が平面視で部分的に重なっていることを特徴とする請求項6に記載の照明装置。
【請求項8】
前記基板支持部は、前記導光板支持部からみて前記光出射方向とは反対側に向けて凹んでいることを特徴とする請求項2、3、6または7に記載の照明装置。
【請求項9】
前記発光素子の前記光源用基板とは反対側の端部は、前記導光板の光出射面より低い位置にあることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項10】
前記段部の深さ寸法は、前記光源用基板の厚さ寸法と等しいことを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項11】
前記段部の深さ寸法は、前記光源用基板の厚さ寸法より小であることを特徴とする請求項1乃至9の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項12】
前記発光素子の発光面は、前記光源用基板の前記導光板側の端部よりも前記導光板側に位置することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の照明装置。
【請求項13】
前記基板支持部を備えた前記フレームは、当該基板支持部に対して前記導光板とは反対側で前記底板部から起立する側板部を備え、
前記光源用基板の前記導光板側とは反対側の端部は、前記側板部に当接していることを特徴とする請求項3、5、6または7に記載の照明装置。
【請求項14】
請求項1乃至13の何れか一項に記載の照明装置を備えた液晶表示装置であって、
前記導光板の光出射面側に重ねて配置された液晶パネルを備えていることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項15】
請求項14に記載の液晶表示装置を備えていることを特徴とする電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2013−41759(P2013−41759A)
【公開日】平成25年2月28日(2013.2.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−178256(P2011−178256)
【出願日】平成23年8月17日(2011.8.17)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】