照明装置
【課題】 簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる照明装置を提供する。
【解決手段】 複数のLED12a〜12eと、各LED12a〜12eからの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部23bを有するフライアイレンズ23と、各LED12a〜12eからの出射光の光路を制限して同一のレンズ部23bに異なるLEDからの出射光が入射することを禁止する遮光板38と、フライアイレンズ23の各レンズ部23bにそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスク24とを具備し、遮光マスク24に開口する各透光部を、各LED12a〜12eに対応するレンズ部23b毎に異なる形状に設定した透光部25a〜25eで構成する。
【解決手段】 複数のLED12a〜12eと、各LED12a〜12eからの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部23bを有するフライアイレンズ23と、各LED12a〜12eからの出射光の光路を制限して同一のレンズ部23bに異なるLEDからの出射光が入射することを禁止する遮光板38と、フライアイレンズ23の各レンズ部23bにそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスク24とを具備し、遮光マスク24に開口する各透光部を、各LED12a〜12eに対応するレンズ部23b毎に異なる形状に設定した透光部25a〜25eで構成する。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の文字や図形等の照射像を照射面に照射する照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、所望の照射像を照射面に照射する照明装置については、数多くの提案がなされている。例えば、特許文献1には、最奥部に光源を保持する筐体の前面側にネガフィルムを設置した照明装置において、筐体の内側面に反射抑制部材を内装し、当該反射抑制部材によって光源からネガフィルムに到達する光の拡散反射や鏡面反射を抑制することで、ネガフィルムに形成された像を鮮明に照射する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2004−117494公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、この種の照明装置において、利便性を高めて付加価値の向上等を図るためには、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を照射可能な構成とすることが望ましい。さらに、この種の照明装置において、より一層の付加価値の向上等を図るためには、照射像を輝度ムラのない均一照度で照射することが望ましい。
【0004】
本発明は、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、複数の光源と、前記各光源からの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部を有するフライアイレンズと、前記各光源からの出射光の光路を制限して同一の前記レンズ部に異なる前記光源からの出射光が入射することを禁止する光路制限手段と、前記フライアイレンズの入射面に対向し、前記各レンズ部にそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスクと、を具備し、前記各透光部の開口形状を、前記各光源に対応する前記レンズ部毎に異なる形状に設定したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の照明装置によれば、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1乃至図6は本発明の第1の実施形態に係わり、図1は照明装置の要部断面図、図2は照明装置の分解斜視図、図3は遮光マスクの平面図、図4は各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図、図5は各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート、図6は推移する照射像の一例を示す説明図である。
【0008】
図1において符号1は照明装置を示し、この照明装置1は、光源ユニット10と、光源ユニット10に冠設するレンズ光学系ユニット20とを有する。
【0009】
図1,2に示すように、光源ユニット10はLED基板11を有し、LED基板11は、例えば、第1〜第5の発光ダイオード(LED)12a〜12eを光源として実装する。
【0010】
ここで、本実施形態において、各LED12a〜12eは、それぞれ、発光体13と、当該発光体13から出射する光の指向特性を所定角度(例えば、20°)に規定するためのレンズ部14とを一体に備えたいわゆる砲弾型のLEDである。また、各LED12a〜12eは、発光色が互いに異なる発光体13をそれぞれ採用している。
【0011】
本実施形態において、各LED12a〜12eは第1のLED12aを中心として十字状に配列しており、これらは、半田付け等によってLED基板11に固着している(図2参照)。そして、各LED12a〜12eは、LED基板11に配設された図示しない導電線等に電気的に接続する。これにより、図4に示すように、各LED12a〜12eは、それぞれ、例えばトランジスタ等からなるスイッチ素子15a〜15eと抵抗16a〜16eとを介して、電源に接続している。
【0012】
また、各スイッチ素子15a〜15eには、各LED12a〜12eの点灯を個別に制御する点灯制御手段としての制御部18が接続しており、制御部18は、予め設定されたプログラム等に従って、各スイッチ素子15a〜15eをON−OFF制御する。すなわち、制御部18は、複数のLEDを、予め設定した手順に従って、予め設定した組み合わせで点灯させる。
【0013】
なお、図1,2において、符号19はLED基板11の熱を放熱して各LED12a〜12eの発光効率を向上するための放熱フィンであり、この放熱フィン19はLED基板11の裏面に固着している。
【0014】
図1,2に示すように、レンズ光学系ユニット20は、レンズ筐体21と、このレンズ筐体21内に収容保持されるフライアイレンズ23を有する。さらに、レンズ光学系ユニット20は、レンズ筐体21内でフライアイレンズ23の入射面に対向する遮光マスク24を有する。
【0015】
図2に示すように、本実施形態において、レンズ筐体21は、略角筒形状をなし、その光軸方向の一端にLED挿入口30が開口している。また、レンズ筐体21の光軸方向の他端には、LED挿入口30に対向する位置に、照明光の出射口31が開口している。そして、図1に示すように、レンズ筐体21は、光源ユニット10に冠設した際に、LED挿入口30を通じて各LED12a〜12eを内部に露呈させ、各レンズ部14を出射口31に対向させる。
【0016】
また、レンズ筐体21は、一側に開口するレンズ挿入口33を有し、このレンズ挿入口33に隣接する各側壁の内面に、LED挿入口30側から順に、互いに対向する遮光マスク保持溝35、及び、フライアイレンズ保持溝36を有する。さらに、遮光マスク保持溝35よりもLED挿入口30側において、レンズ筐体21は、内部をLED挿入口30側と出射口31側とに区画する遮光板38を有し、この遮光板38には、各LED12a〜12eにそれぞれ対応する開口部38aが開口している。
【0017】
フライアイレンズ23は、フライアイレンズ保持溝36に挿入保持される平面略矩形形状のレンズ基板23a上に、例えば下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた複数(例えば、5×7個)のレンズ部23bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、フライアイレンズ23は、各レンズ部23bに入射した光を、特定の照射領域で互いに重畳させて出射する。
【0018】
ここで、遮光板38に開口する各開口部38aは、対応する各LED12a〜12eから出射する光の光路をそれぞれ所定に制限することで、同一のレンズ部23bに異なる2種類以上のLEDからの光が入射することを禁止する。これにより、本実施形態において、第1のLED12aからの出射光は、例えば、3×3番目、3×4番目、及び、3×5番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第2のLED12bからの出射光は、例えば、1×3番目、1×4番目、1×5番目、2×3番目、2×4番目、及び、2×5番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第3のLED12cからの出射光は、例えば、4×3番目、4×4番目、4×5番目、5×3番目、5×4番目、及び、5×5番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第4のLED12dからの出射光は、例えば、2×1番目、2×2番目、3×1番目、3×2番目、4×1番目、及び、4×2番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第5のLED12eからの出射光は、例えば、2×6番目、2×7番目、3×6番目、3×7番目、4×6番目、及び、4×7番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。すなわち、本実施形態において、遮光板38は、光路制限手段としての機能を実現する。
【0019】
遮光マスク24は、遮光マスク保持溝35に挿入保持される平面略矩形形状の光透過性基板24aと、この光透過性基板24aの出射面に形成される遮光膜24bとを有する。遮光マスク24はフライアイレンズ23の入射面に近接して対向しており、遮光膜24bには、各LED12a〜12eに対応する各レンズ部23b毎に異なるパターンを有する透光部(第1〜第5の透光部25a〜25e)が複数開口している。
【0020】
図3に示すように、本実施形態において、第1のLED12aからの光が入射可能な3個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第1の透光部25aは、例えば、細長の矩形模様の一端に円形模様を組み合わせたパターンとなっている。また、第2のLED12bからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第2の透光部25bは、例えば、6個の扁平な楕円模様を放射状に配列したパターンとなっている。また、第3のLED12cからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第3の透光部25cは、例えば、6個の扁平な楕円模様を第2の透光部25bとは異なる方向に放射状に配列したパターンとなっている。また、第4のLED12dからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第4の透光部25dは、例えば、8個の扁平な楕円模様を放射状に配列したパターンとなっている。また、第5のLED12eからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第5の透光部25eは、例えば、12個の扁平な楕円模様を放射状配列したパターンとなっている。
【0021】
ここで、図2中符号40は側板であり、この側板40は、フライアイレンズ23及び遮光マスク24をレンズ筐体21内に収容後に、例えば、粘着テープ等を用いた貼着によって、レンズ筐体21のレンズ挿入口33を閉塞する。
【0022】
次に、制御部18による各LED12a〜12eの点灯制御の一例について、図5のタイミングチャートを参照して説明する。
本実施形態において、制御部18は、各LED12a〜12eを選択的に点灯させることにより、図示しない照射面上に、例えば、SCENE1〜SCENE5までの5通りの照射像を順次照射する。
【0023】
すなわち、制御部18は、先ず、第1〜第5のLED12a〜12eの全てを点灯させることにより、図6(a)に示すように、線香花火に模したSCENE1の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1,第2のLED12a,12bを点灯させたままの状態で、他のLED12c〜12eを消灯させることにより、図6(b)に示すSCENE2の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1のLED12aを点灯させたままの状態で、第2のLED12bに代えて第3のLED12cを点灯させることにより、図6(c)に示すSCENE3の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1のLED12aを点灯させたままの状態で、第3のLED12cに代えて第4のLED12dを点灯させることにより、図6(d)に示すSCENE4の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1のLED12aを点灯させたままの状態で、第4のLED12dに代えて第5のLED12eを点灯させることにより、図6(e)に示すSCENE5の照射像を形成する。そして、これら一連の制御を繰り返し実行することにより、照射像による動画を表示することが可能となる。
【0024】
このような実施形態によれば、複数のLED12a〜12eと、各LED12a〜12eからの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部23bを有するフライアイレンズ23と、各LED12a〜12eからの出射光の光路を制限して同一のレンズ部23bに異なる複数のLEDからの出射光が入射することを禁止する遮光板38と、フライアイレンズ23の各レンズ部23bにそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスク24とを具備し、遮光マスク24に開口する各透光部を、各LED12a〜12eに対応するレンズ部23b毎に異なる形状に設定した透光部25a〜25eで構成したことにより、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる。
【0025】
すなわち、遮光板38によって同一のレンズ部23bに異なる複数のLEDからの出射光が入射することを禁止する構成とするとともに、遮光マスク24に開口する各透光部25a〜25eを各LED12a〜12eに対応するレンズ部23b毎に異なるパターンに開口することにより、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を照射することができる。
【0026】
また、各LED12a〜12eからの出射光は、それぞれ複数のレンズ部23bに入射した後、特定の照射領域で互いに重畳するので、各LED12a〜12eからの出射光で形成される各照射像を、それぞれ、輝度ムラのない均一照度の照射像とすることができる。
【0027】
その際、制御部18によって、予め設定した手順に従って予め設定した組み合わせで各LED12a〜12eを点灯させることにより、よりバリエーションに富んだ複数パターンの照射像を照射することができる。特に、各透光部25a〜25eのパターンにそれぞれ意味を持たせ、点灯する各LED12a〜12eの組み合わせやタイミングを適切に設定することにより、所定の情報を持たせた照射像を動画表示することができる。
【0028】
次に、図7乃至図15は本発明の第2の実施形態に係わり、図7は照明装置の斜視図、図8は照明ユニットの要部断面図、図9は照明ユニットの分解斜視図、図10は遮光マスクの平面図、図11は各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図、図12は各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート、図13は推移する照射像の一例を示す説明図、図14は遮光マスクに開口する透光部のパターンの一例を示す平面図、図15は推移する照射像の一例を示す説明図である。なお、本実施形態は、上述の第1の実施形態で採用したLED各12a〜12eに代えて、比較的高出力な面実装型の発光ダイオード112a〜112dを光源として採用した照明装置の一例について説明するものである。
【0029】
図7において、符号100は照明装置を示し、この照明装置100は、例えば、4個の光源ユニット(第1〜第4の光源ユニット110a〜110d)と、各光源ユニット110a〜110dにそれぞれ冠設する4個のレンズ光学系ユニット(第1〜第4のレンズ光学系ユニット120a〜120d)とを有する。
【0030】
ここで、本実施形態において、第1〜第4のレンズ光学系ユニット120a〜120dは略同様の構成であるため、以下の説明において特に必要である場合を除き、これらを代表し、第1の光源ユニット110a及び第1のレンズ光学系ユニット120aの構成について説明する。なお、第2〜第4の光源ユニット110b〜110d及び第2〜第4のレンズ光学系ユニット120b〜120dの各構成のうち、第1の光源ユニット110a及び第1のレンズ光学系ユニット120aと同様の構成については、添字aを添字b〜dに変更した同符号を付して、説明を省略する。
【0031】
図8,9に示すように、第1の光源ユニット110aは、第1のLED基板111aを有し、第1のLED基板111は、例えば、出射平面に片凸レンズが固設した表面実装型の第1の発光ダイオード(LED)112aを、半田付け等によって保持する。なお、第1のLED112aの発光効率を向上するため、第1のLED基板111aの裏面には、放熱フィン113aが固着している。
【0032】
ここで、図11に示すように、第1のLED112aは、第2〜第4の光源ユニット110b〜110dを構成する第2〜第4のLED112b〜112dとともに、それぞれ、スイッチ素子115a〜115dと抵抗116a〜116dとを介して、電源117に接続している。なお、本実施形態において、第1〜第4のLED112a〜112dは、それぞれ異なる発光色のLEDであることが望ましい。
【0033】
また、各スイッチ素子115a〜115dには、各LED112a〜112dの点灯を個別に制御する点灯制御手段としての制御部118が接続しており、制御部118は、予め設定されたプログラム等に従って、各スイッチ素子115a〜115dをON−OFF制御する。すなわち、制御部118は、複数のLEDを、予め設定しした手順に従って、予め設定した組み合わせで点灯させる。
【0034】
第1のレンズ光学系ユニット120aは、第1のレンズ筐体121aと、この第1のレンズ筐体121aに収容保持される第1のコリメーションレンズ122a、及び、第1のフライアイレンズ123aとを有する。さらに、第1のレンズ光学系ユニット120aは、レンズ筐体121aの内部で第1のフライアイレンズ123aの入射面に対向する第1の遮光マスク124aを有する。ここで、図7に示すように、本実施形態において、第1のレンズ筐体121aは、第2〜第4のレンズ筐体121b〜121dと共に、射出成形等によって一体形成されるものである。
【0035】
図9に示すように、第1のレンズ筐体121aは、略角筒形状をなし、その光軸方向の一端に第1のLED挿入口130aが開口している。また、第1のレンズ筐体121aの光軸方向の他端には、第1のLED挿入口130aに対向する位置に、第1の出射光131aが開口している。そして、図8に示すように、第1のレンズ筐体121aは、第1の光源ユニット110aに冠設した際に、第1のLED挿入口130aを通じて第1のLED112aを内部に露呈させ、第1のLED112aの出射平面を第1の出射光131aに対向させる。
【0036】
また、第1のレンズ筐体121aは、一側に開口する第1のレンズ挿入口133aを有し、この第1のレンズ挿入口133aに隣接する各側壁の内面に、第1のLED挿入口130a側から順に、互いに対向する第1のコリメーションレンズ保持溝135a、第1の遮光マスク保持溝136a、及び、第1のフライアイレンズ保持溝137aを有する。
【0037】
第1のコリメーションレンズ122aは、例えば、第1のコリメーションレンズ保持溝135aに挿入保持される平面略矩形形状の第1のレンズ基板141aの出射側に、第1のレンズ部142aが一体形成されたレンズ部材である。そして、第1のコリメーションレンズ122aは、第1のLED112aから入射する光を、第1のレンズ部142aで略平行光に変換して、第1のフライアイレンズ123a側に出射する。
【0038】
第1のフライアイレンズ123aは、第1のフライアイレンズ保持溝137aに挿入保持される平面略矩形形状の第1のレンズ基板143a上に、例えば下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた複数(例えば、5×7個)の第1のレンズ部144aがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、第1のフライアイレンズ123aは、各第1のレンズ部144aに入射する光を互いに重畳させることにより、特定の照射領域を均一に照射する。
【0039】
ここで、第2〜第4のフライアイレンズ123b〜123dの各レンズ部144b〜144dも同様に、各第1のレンズ部144aの照射領域と同一の照射領域に、入射光を重畳させて出射する設定となっている。その際、各レンズ筐体121a〜121dは、各LED112a〜112dからの光路を互い区画することにより、同一のレンズ部に異なるLEDからの出射光が入射することを禁止する。すなわち、第1〜第4のレンズ筐体121a〜121dは、光路制限手段としての機能を有する。
【0040】
第1の遮光マスク124aは、第1の遮光マスク保持溝136aに挿入保持される平面略矩形形状の第1の光透過性基板145aと、この第1の光透過性基板145aの出射面に形成される第1の遮光膜146aとを有する。第1の遮光マスク124aは第1のフライアイレンズ123aの入射面に近接して対向しており、第1の遮光膜146aには、第1のフライアイレンズ123aの各第1のレンズ部144aにそれぞれ対応する位置に、第1の透光部147aが開口している。図10(a)に示すように、各第1の透光部147aは、例えば、丸模様の中に斜線模様を組み合わせた、いわゆる、禁止マークを示すパターンとなっている。
【0041】
また、図10(b)に示すように、第2のフライアイレンズ123bの各第1のレンズ部144bにそれぞれ対応して開口する各第2の透光部147bは、例えば、煙草模様のパターンとなっている。また、図10(c)に示すように、第3のフライアイレンズ123cの各第3のレンズ部144cにそれぞれ対応して開口する各第3の透光部147cは、例えば、携帯電話模様のパターンとなっている。また、図10(d)に示すように、第4のフライアイレンズ123dの各第4のレンズ部144dにそれぞれ対応して開口する各第4の透光部147dは、例えば丸模様からなる、いわゆる、許可マークを示すパターンとなっている。
【0042】
ここで、図9中符号140aは第1の側板であり、この第1の側板140aは、第1のフライアイレンズ123a、第1のコリメーションレンズ122a、及び、第1の遮光マスク124aを第1のレンズ筐体121aに収容後に、例えば、粘着テープ等を用いた貼着によって、第1のレンズ筐体121aの第1のレンズ挿入口133aを閉塞する。
【0043】
次に、制御部118で行われる各LED112a〜112dの点灯制御について説明する。ここで、各LED112a〜112dの点灯形態等は、制御部118に接続する操作パネル150を用いて設定することが可能である。すなわち、操作パネル150は、例えば、第1〜第4のLED112a〜112dの中から点灯すべきLED(すなわち、照射すべきパターン)を選択するための第1〜第4のLED選択スイッチ152a〜152dと、第1〜第4のLED112a〜112dの選択状態をそれぞれ表示するための第1〜第4のインジケータ151a〜151dとを有する。
【0044】
また、操作パネル150は、例えば、各LED選択スイッチ152a〜152dで選択された各LEDの点灯モードを切り換えるためのスイッチとして第1,第2のモード選択スイッチ154a,154bと、選択されたモードを表示するための第1,第2のインジケータ153a,153bとを有する。
【0045】
そして、制御部118は、LED選択スイッチ152a〜152dを通じて選択された各LEDを、予め設定されたプログラム等に従って点灯制御する。その際、制御部118は、例えば、第1のモード選択スイッチ154aによって第1のモード(Mode1)が選択されている場合には、PWM制御(パルス幅変調制御)等を用いて、各LEDの点灯時或いは消灯時の電流量を除々に増減変化させる。一方、制御部118は、例えば、第2のモード選択スイッチ154bによって第2のモード(Mode2)が選択されている場合には、一定の電流量で各LEDをON−OFFする。
【0046】
次に、第1〜第3のLED選択スイッチ152a〜152cを通じて第1〜第3のLED112a〜112cが選択され、且つ、第1のモード選択スイッチ154aによって第1のモードが選択されている場合に制御部118で実行される点灯制御の一例について、図12に示すタイミングチャートに従って説明する。
【0047】
制御部118は、先ず、第1のLED112aに対する電流量を設定時間かけて0%から100%まで増加させることにより、図13(a)に示すように、禁止マークを除々に表示させる(SCENE1)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を100%に維持したまま、第2のLED112bに対する電流量を設定時間かけて0%から100%まで増加させることにより、図13(b)に示すように、禁止マーク中に煙草マークを除々に表示させる(SCENE2)。次に、制御部118は、第1,第2のLED112a,112bに対する電流量を、設定時間の間、100%のまま維持することにより、図13(c)に示すように、禁止マーク中に煙草マークを表示させる(SCENE3)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を100%に維持したまま、第2のLED112bに対する電流量を設定時間かけて100%から0%に減少させるとともに、第3のLED112cに対する電流量を設定時間かけて0%から100%まで増加させることにより、図13(d)に示すように、禁止マーク中に表示している煙草マークを除々に消滅させるとともに携帯電話マークを除々に表示させる(SCENE4)。次に、制御部118は、第1,第3のLED112a,112cに対する電流量を、設定時間の間、100%のまま維持することにより、図13(e)に示すように、禁止マーク中に携帯電話マークを表示させる(SCENE5)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を100%に維持したまま、第3のLED112cに対する電流量を設定時間かけて100%から0%まで減少させることにより、図13(f)に示すように、禁止マーク中に表示している携帯電話マークを除々に消滅させる(SCENE6)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を設定時間かけて100%から0%に減少させることにより、図13(a)に示すように、禁止マークを除々に消滅させる(SCENE7)。そして、これら一連の制御を繰り返し実行することにより、喫煙及び携帯電話での通話を禁止する旨の情報を照射像によって表示することが可能となる。
【0048】
なお、上述の制御において、第1のLED112aに代えて第4のLED112dを選択することにより、喫煙及び携帯電話での通話を許可する旨の情報を表示することも可能である。また、第2のLED112b、或いは、第3のLED112cの何れかと、第1のLED112aの点灯制御とを組み合わせることにより、喫煙のみ、或いは、携帯電話での通話のみを禁止する旨の情報を表示することも可能である。さらに、第2のLED112b、或いは、第3のLED112cの何れかと、第4のLED112dの点灯制御とを組み合わせることにより、喫煙のみ、或いは、携帯電話での通話のみを許可する旨の情報を表示することも可能である。
【0049】
ここで、各遮光マスク124a〜124dの各遮光膜146a〜146dには、その他、各種パターンの透光部を形成することが可能である。例えば図14に示すように、各遮光膜146a〜146dに、互いに方向が異なる菱形の透光部148a〜148dを形成することにより、例えば、図15(a)〜(d)に示すように、星状の照射像を表示することが可能である。この場合、特に、各LED112a〜112dの発光色を、互いに異なる発光色に設定することにより、照射像が重なる各部で色の変化を生じさせることが可能である。
【0050】
このような実施形態によれば、上述の第1の実施形態と略同様の効果を奏することができる。
【0051】
なお、本実施形態においては、各第1〜第4レンズ光学系ユニット120a〜120dを構成するフライアイレンズ等をそれぞれ別部材で構成した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらユニット毎の各部材を一体化することも可能である。例えば、第1〜第4のフライアイレンズ保持溝136a〜136dを各レンズ光学系ユニット120a〜120dに跨って一連のフライアイレンズ保持溝で形成し、当該フライアイレンズ保持溝に、第1〜第4のフライアイレンズ123a〜123dを一体形成したものを保持させてもよいことは勿論である。このような構成とすることにより、部品点数を削減し、構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わり、照明装置の要部断面図
【図2】同上、照明装置の分解斜視図
【図3】同上、遮光マスクの平面図
【図4】同上、各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図
【図5】同上、各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート
【図6】同上、照射像の一例を示す説明図
【図7】本発明の第2の実施形態に係わり、照明装置の斜視図
【図8】同上、照明ユニットの要部断面図
【図9】同上、照明ユニットの分解斜視図
【図10】同上、遮光マスクの平面図
【図11】同上、各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図
【図12】同上、各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート
【図13】同上、推移する照射像の一例を示す説明図
【図14】同上、遮光マスクに開口する透光部のパターンの一例を示す平面図
【図15】同上、推移する照射像の一例を示す説明図
【符号の説明】
【0053】
1…照明装置、12a〜12e…第1〜第5の発光ダイオード(光源)、18…制御部(点灯制御手段)、23…フライアイレンズ、23b…レンズ部、24…遮光マスク、25a〜25e…第1〜第5の透光部、38…遮光板(光路制限手段)、100…照明装置、112a〜112d…第1〜第4の発光ダイオード(光源)、118…制御部(点灯制御手段)、121a〜121d…第1〜第4のレンズ筐体(光路制限手段)、123a〜123d…第1〜第4のフライアイレンズ、124a〜124d…第1〜第4の遮光マスク、144a〜144d…第1〜第4のレンズ部、147a〜147d…第1〜第4の透光部
【技術分野】
【0001】
本発明は、所定の文字や図形等の照射像を照射面に照射する照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、所望の照射像を照射面に照射する照明装置については、数多くの提案がなされている。例えば、特許文献1には、最奥部に光源を保持する筐体の前面側にネガフィルムを設置した照明装置において、筐体の内側面に反射抑制部材を内装し、当該反射抑制部材によって光源からネガフィルムに到達する光の拡散反射や鏡面反射を抑制することで、ネガフィルムに形成された像を鮮明に照射する技術が開示されている。
【特許文献1】特開2004−117494公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、この種の照明装置において、利便性を高めて付加価値の向上等を図るためには、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を照射可能な構成とすることが望ましい。さらに、この種の照明装置において、より一層の付加価値の向上等を図るためには、照射像を輝度ムラのない均一照度で照射することが望ましい。
【0004】
本発明は、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、複数の光源と、前記各光源からの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部を有するフライアイレンズと、前記各光源からの出射光の光路を制限して同一の前記レンズ部に異なる前記光源からの出射光が入射することを禁止する光路制限手段と、前記フライアイレンズの入射面に対向し、前記各レンズ部にそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスクと、を具備し、前記各透光部の開口形状を、前記各光源に対応する前記レンズ部毎に異なる形状に設定したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の照明装置によれば、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1乃至図6は本発明の第1の実施形態に係わり、図1は照明装置の要部断面図、図2は照明装置の分解斜視図、図3は遮光マスクの平面図、図4は各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図、図5は各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート、図6は推移する照射像の一例を示す説明図である。
【0008】
図1において符号1は照明装置を示し、この照明装置1は、光源ユニット10と、光源ユニット10に冠設するレンズ光学系ユニット20とを有する。
【0009】
図1,2に示すように、光源ユニット10はLED基板11を有し、LED基板11は、例えば、第1〜第5の発光ダイオード(LED)12a〜12eを光源として実装する。
【0010】
ここで、本実施形態において、各LED12a〜12eは、それぞれ、発光体13と、当該発光体13から出射する光の指向特性を所定角度(例えば、20°)に規定するためのレンズ部14とを一体に備えたいわゆる砲弾型のLEDである。また、各LED12a〜12eは、発光色が互いに異なる発光体13をそれぞれ採用している。
【0011】
本実施形態において、各LED12a〜12eは第1のLED12aを中心として十字状に配列しており、これらは、半田付け等によってLED基板11に固着している(図2参照)。そして、各LED12a〜12eは、LED基板11に配設された図示しない導電線等に電気的に接続する。これにより、図4に示すように、各LED12a〜12eは、それぞれ、例えばトランジスタ等からなるスイッチ素子15a〜15eと抵抗16a〜16eとを介して、電源に接続している。
【0012】
また、各スイッチ素子15a〜15eには、各LED12a〜12eの点灯を個別に制御する点灯制御手段としての制御部18が接続しており、制御部18は、予め設定されたプログラム等に従って、各スイッチ素子15a〜15eをON−OFF制御する。すなわち、制御部18は、複数のLEDを、予め設定した手順に従って、予め設定した組み合わせで点灯させる。
【0013】
なお、図1,2において、符号19はLED基板11の熱を放熱して各LED12a〜12eの発光効率を向上するための放熱フィンであり、この放熱フィン19はLED基板11の裏面に固着している。
【0014】
図1,2に示すように、レンズ光学系ユニット20は、レンズ筐体21と、このレンズ筐体21内に収容保持されるフライアイレンズ23を有する。さらに、レンズ光学系ユニット20は、レンズ筐体21内でフライアイレンズ23の入射面に対向する遮光マスク24を有する。
【0015】
図2に示すように、本実施形態において、レンズ筐体21は、略角筒形状をなし、その光軸方向の一端にLED挿入口30が開口している。また、レンズ筐体21の光軸方向の他端には、LED挿入口30に対向する位置に、照明光の出射口31が開口している。そして、図1に示すように、レンズ筐体21は、光源ユニット10に冠設した際に、LED挿入口30を通じて各LED12a〜12eを内部に露呈させ、各レンズ部14を出射口31に対向させる。
【0016】
また、レンズ筐体21は、一側に開口するレンズ挿入口33を有し、このレンズ挿入口33に隣接する各側壁の内面に、LED挿入口30側から順に、互いに対向する遮光マスク保持溝35、及び、フライアイレンズ保持溝36を有する。さらに、遮光マスク保持溝35よりもLED挿入口30側において、レンズ筐体21は、内部をLED挿入口30側と出射口31側とに区画する遮光板38を有し、この遮光板38には、各LED12a〜12eにそれぞれ対応する開口部38aが開口している。
【0017】
フライアイレンズ23は、フライアイレンズ保持溝36に挿入保持される平面略矩形形状のレンズ基板23a上に、例えば下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた複数(例えば、5×7個)のレンズ部23bがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、フライアイレンズ23は、各レンズ部23bに入射した光を、特定の照射領域で互いに重畳させて出射する。
【0018】
ここで、遮光板38に開口する各開口部38aは、対応する各LED12a〜12eから出射する光の光路をそれぞれ所定に制限することで、同一のレンズ部23bに異なる2種類以上のLEDからの光が入射することを禁止する。これにより、本実施形態において、第1のLED12aからの出射光は、例えば、3×3番目、3×4番目、及び、3×5番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第2のLED12bからの出射光は、例えば、1×3番目、1×4番目、1×5番目、2×3番目、2×4番目、及び、2×5番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第3のLED12cからの出射光は、例えば、4×3番目、4×4番目、4×5番目、5×3番目、5×4番目、及び、5×5番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第4のLED12dからの出射光は、例えば、2×1番目、2×2番目、3×1番目、3×2番目、4×1番目、及び、4×2番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。また、第5のLED12eからの出射光は、例えば、2×6番目、2×7番目、3×6番目、3×7番目、4×6番目、及び、4×7番目の各レンズ部23bに限定的に入射可能となっている。すなわち、本実施形態において、遮光板38は、光路制限手段としての機能を実現する。
【0019】
遮光マスク24は、遮光マスク保持溝35に挿入保持される平面略矩形形状の光透過性基板24aと、この光透過性基板24aの出射面に形成される遮光膜24bとを有する。遮光マスク24はフライアイレンズ23の入射面に近接して対向しており、遮光膜24bには、各LED12a〜12eに対応する各レンズ部23b毎に異なるパターンを有する透光部(第1〜第5の透光部25a〜25e)が複数開口している。
【0020】
図3に示すように、本実施形態において、第1のLED12aからの光が入射可能な3個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第1の透光部25aは、例えば、細長の矩形模様の一端に円形模様を組み合わせたパターンとなっている。また、第2のLED12bからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第2の透光部25bは、例えば、6個の扁平な楕円模様を放射状に配列したパターンとなっている。また、第3のLED12cからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第3の透光部25cは、例えば、6個の扁平な楕円模様を第2の透光部25bとは異なる方向に放射状に配列したパターンとなっている。また、第4のLED12dからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第4の透光部25dは、例えば、8個の扁平な楕円模様を放射状に配列したパターンとなっている。また、第5のLED12eからの光が入射可能な6個の各レンズ部23bにそれぞれ対応して開口する第5の透光部25eは、例えば、12個の扁平な楕円模様を放射状配列したパターンとなっている。
【0021】
ここで、図2中符号40は側板であり、この側板40は、フライアイレンズ23及び遮光マスク24をレンズ筐体21内に収容後に、例えば、粘着テープ等を用いた貼着によって、レンズ筐体21のレンズ挿入口33を閉塞する。
【0022】
次に、制御部18による各LED12a〜12eの点灯制御の一例について、図5のタイミングチャートを参照して説明する。
本実施形態において、制御部18は、各LED12a〜12eを選択的に点灯させることにより、図示しない照射面上に、例えば、SCENE1〜SCENE5までの5通りの照射像を順次照射する。
【0023】
すなわち、制御部18は、先ず、第1〜第5のLED12a〜12eの全てを点灯させることにより、図6(a)に示すように、線香花火に模したSCENE1の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1,第2のLED12a,12bを点灯させたままの状態で、他のLED12c〜12eを消灯させることにより、図6(b)に示すSCENE2の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1のLED12aを点灯させたままの状態で、第2のLED12bに代えて第3のLED12cを点灯させることにより、図6(c)に示すSCENE3の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1のLED12aを点灯させたままの状態で、第3のLED12cに代えて第4のLED12dを点灯させることにより、図6(d)に示すSCENE4の照射像を形成する。次に、制御部18は、第1のLED12aを点灯させたままの状態で、第4のLED12dに代えて第5のLED12eを点灯させることにより、図6(e)に示すSCENE5の照射像を形成する。そして、これら一連の制御を繰り返し実行することにより、照射像による動画を表示することが可能となる。
【0024】
このような実施形態によれば、複数のLED12a〜12eと、各LED12a〜12eからの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部23bを有するフライアイレンズ23と、各LED12a〜12eからの出射光の光路を制限して同一のレンズ部23bに異なる複数のLEDからの出射光が入射することを禁止する遮光板38と、フライアイレンズ23の各レンズ部23bにそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスク24とを具備し、遮光マスク24に開口する各透光部を、各LED12a〜12eに対応するレンズ部23b毎に異なる形状に設定した透光部25a〜25eで構成したことにより、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を均一照度で照射することができる。
【0025】
すなわち、遮光板38によって同一のレンズ部23bに異なる複数のLEDからの出射光が入射することを禁止する構成とするとともに、遮光マスク24に開口する各透光部25a〜25eを各LED12a〜12eに対応するレンズ部23b毎に異なるパターンに開口することにより、簡単な構成で、バリエーションに富んだ複数パターンの照射像を照射することができる。
【0026】
また、各LED12a〜12eからの出射光は、それぞれ複数のレンズ部23bに入射した後、特定の照射領域で互いに重畳するので、各LED12a〜12eからの出射光で形成される各照射像を、それぞれ、輝度ムラのない均一照度の照射像とすることができる。
【0027】
その際、制御部18によって、予め設定した手順に従って予め設定した組み合わせで各LED12a〜12eを点灯させることにより、よりバリエーションに富んだ複数パターンの照射像を照射することができる。特に、各透光部25a〜25eのパターンにそれぞれ意味を持たせ、点灯する各LED12a〜12eの組み合わせやタイミングを適切に設定することにより、所定の情報を持たせた照射像を動画表示することができる。
【0028】
次に、図7乃至図15は本発明の第2の実施形態に係わり、図7は照明装置の斜視図、図8は照明ユニットの要部断面図、図9は照明ユニットの分解斜視図、図10は遮光マスクの平面図、図11は各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図、図12は各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート、図13は推移する照射像の一例を示す説明図、図14は遮光マスクに開口する透光部のパターンの一例を示す平面図、図15は推移する照射像の一例を示す説明図である。なお、本実施形態は、上述の第1の実施形態で採用したLED各12a〜12eに代えて、比較的高出力な面実装型の発光ダイオード112a〜112dを光源として採用した照明装置の一例について説明するものである。
【0029】
図7において、符号100は照明装置を示し、この照明装置100は、例えば、4個の光源ユニット(第1〜第4の光源ユニット110a〜110d)と、各光源ユニット110a〜110dにそれぞれ冠設する4個のレンズ光学系ユニット(第1〜第4のレンズ光学系ユニット120a〜120d)とを有する。
【0030】
ここで、本実施形態において、第1〜第4のレンズ光学系ユニット120a〜120dは略同様の構成であるため、以下の説明において特に必要である場合を除き、これらを代表し、第1の光源ユニット110a及び第1のレンズ光学系ユニット120aの構成について説明する。なお、第2〜第4の光源ユニット110b〜110d及び第2〜第4のレンズ光学系ユニット120b〜120dの各構成のうち、第1の光源ユニット110a及び第1のレンズ光学系ユニット120aと同様の構成については、添字aを添字b〜dに変更した同符号を付して、説明を省略する。
【0031】
図8,9に示すように、第1の光源ユニット110aは、第1のLED基板111aを有し、第1のLED基板111は、例えば、出射平面に片凸レンズが固設した表面実装型の第1の発光ダイオード(LED)112aを、半田付け等によって保持する。なお、第1のLED112aの発光効率を向上するため、第1のLED基板111aの裏面には、放熱フィン113aが固着している。
【0032】
ここで、図11に示すように、第1のLED112aは、第2〜第4の光源ユニット110b〜110dを構成する第2〜第4のLED112b〜112dとともに、それぞれ、スイッチ素子115a〜115dと抵抗116a〜116dとを介して、電源117に接続している。なお、本実施形態において、第1〜第4のLED112a〜112dは、それぞれ異なる発光色のLEDであることが望ましい。
【0033】
また、各スイッチ素子115a〜115dには、各LED112a〜112dの点灯を個別に制御する点灯制御手段としての制御部118が接続しており、制御部118は、予め設定されたプログラム等に従って、各スイッチ素子115a〜115dをON−OFF制御する。すなわち、制御部118は、複数のLEDを、予め設定しした手順に従って、予め設定した組み合わせで点灯させる。
【0034】
第1のレンズ光学系ユニット120aは、第1のレンズ筐体121aと、この第1のレンズ筐体121aに収容保持される第1のコリメーションレンズ122a、及び、第1のフライアイレンズ123aとを有する。さらに、第1のレンズ光学系ユニット120aは、レンズ筐体121aの内部で第1のフライアイレンズ123aの入射面に対向する第1の遮光マスク124aを有する。ここで、図7に示すように、本実施形態において、第1のレンズ筐体121aは、第2〜第4のレンズ筐体121b〜121dと共に、射出成形等によって一体形成されるものである。
【0035】
図9に示すように、第1のレンズ筐体121aは、略角筒形状をなし、その光軸方向の一端に第1のLED挿入口130aが開口している。また、第1のレンズ筐体121aの光軸方向の他端には、第1のLED挿入口130aに対向する位置に、第1の出射光131aが開口している。そして、図8に示すように、第1のレンズ筐体121aは、第1の光源ユニット110aに冠設した際に、第1のLED挿入口130aを通じて第1のLED112aを内部に露呈させ、第1のLED112aの出射平面を第1の出射光131aに対向させる。
【0036】
また、第1のレンズ筐体121aは、一側に開口する第1のレンズ挿入口133aを有し、この第1のレンズ挿入口133aに隣接する各側壁の内面に、第1のLED挿入口130a側から順に、互いに対向する第1のコリメーションレンズ保持溝135a、第1の遮光マスク保持溝136a、及び、第1のフライアイレンズ保持溝137aを有する。
【0037】
第1のコリメーションレンズ122aは、例えば、第1のコリメーションレンズ保持溝135aに挿入保持される平面略矩形形状の第1のレンズ基板141aの出射側に、第1のレンズ部142aが一体形成されたレンズ部材である。そして、第1のコリメーションレンズ122aは、第1のLED112aから入射する光を、第1のレンズ部142aで略平行光に変換して、第1のフライアイレンズ123a側に出射する。
【0038】
第1のフライアイレンズ123aは、第1のフライアイレンズ保持溝137aに挿入保持される平面略矩形形状の第1のレンズ基板143a上に、例えば下方に突出する入射面と上方に突出する出射面とを備えた複数(例えば、5×7個)の第1のレンズ部144aがマトリクス状に一体形成されたレンズ部材である。そして、第1のフライアイレンズ123aは、各第1のレンズ部144aに入射する光を互いに重畳させることにより、特定の照射領域を均一に照射する。
【0039】
ここで、第2〜第4のフライアイレンズ123b〜123dの各レンズ部144b〜144dも同様に、各第1のレンズ部144aの照射領域と同一の照射領域に、入射光を重畳させて出射する設定となっている。その際、各レンズ筐体121a〜121dは、各LED112a〜112dからの光路を互い区画することにより、同一のレンズ部に異なるLEDからの出射光が入射することを禁止する。すなわち、第1〜第4のレンズ筐体121a〜121dは、光路制限手段としての機能を有する。
【0040】
第1の遮光マスク124aは、第1の遮光マスク保持溝136aに挿入保持される平面略矩形形状の第1の光透過性基板145aと、この第1の光透過性基板145aの出射面に形成される第1の遮光膜146aとを有する。第1の遮光マスク124aは第1のフライアイレンズ123aの入射面に近接して対向しており、第1の遮光膜146aには、第1のフライアイレンズ123aの各第1のレンズ部144aにそれぞれ対応する位置に、第1の透光部147aが開口している。図10(a)に示すように、各第1の透光部147aは、例えば、丸模様の中に斜線模様を組み合わせた、いわゆる、禁止マークを示すパターンとなっている。
【0041】
また、図10(b)に示すように、第2のフライアイレンズ123bの各第1のレンズ部144bにそれぞれ対応して開口する各第2の透光部147bは、例えば、煙草模様のパターンとなっている。また、図10(c)に示すように、第3のフライアイレンズ123cの各第3のレンズ部144cにそれぞれ対応して開口する各第3の透光部147cは、例えば、携帯電話模様のパターンとなっている。また、図10(d)に示すように、第4のフライアイレンズ123dの各第4のレンズ部144dにそれぞれ対応して開口する各第4の透光部147dは、例えば丸模様からなる、いわゆる、許可マークを示すパターンとなっている。
【0042】
ここで、図9中符号140aは第1の側板であり、この第1の側板140aは、第1のフライアイレンズ123a、第1のコリメーションレンズ122a、及び、第1の遮光マスク124aを第1のレンズ筐体121aに収容後に、例えば、粘着テープ等を用いた貼着によって、第1のレンズ筐体121aの第1のレンズ挿入口133aを閉塞する。
【0043】
次に、制御部118で行われる各LED112a〜112dの点灯制御について説明する。ここで、各LED112a〜112dの点灯形態等は、制御部118に接続する操作パネル150を用いて設定することが可能である。すなわち、操作パネル150は、例えば、第1〜第4のLED112a〜112dの中から点灯すべきLED(すなわち、照射すべきパターン)を選択するための第1〜第4のLED選択スイッチ152a〜152dと、第1〜第4のLED112a〜112dの選択状態をそれぞれ表示するための第1〜第4のインジケータ151a〜151dとを有する。
【0044】
また、操作パネル150は、例えば、各LED選択スイッチ152a〜152dで選択された各LEDの点灯モードを切り換えるためのスイッチとして第1,第2のモード選択スイッチ154a,154bと、選択されたモードを表示するための第1,第2のインジケータ153a,153bとを有する。
【0045】
そして、制御部118は、LED選択スイッチ152a〜152dを通じて選択された各LEDを、予め設定されたプログラム等に従って点灯制御する。その際、制御部118は、例えば、第1のモード選択スイッチ154aによって第1のモード(Mode1)が選択されている場合には、PWM制御(パルス幅変調制御)等を用いて、各LEDの点灯時或いは消灯時の電流量を除々に増減変化させる。一方、制御部118は、例えば、第2のモード選択スイッチ154bによって第2のモード(Mode2)が選択されている場合には、一定の電流量で各LEDをON−OFFする。
【0046】
次に、第1〜第3のLED選択スイッチ152a〜152cを通じて第1〜第3のLED112a〜112cが選択され、且つ、第1のモード選択スイッチ154aによって第1のモードが選択されている場合に制御部118で実行される点灯制御の一例について、図12に示すタイミングチャートに従って説明する。
【0047】
制御部118は、先ず、第1のLED112aに対する電流量を設定時間かけて0%から100%まで増加させることにより、図13(a)に示すように、禁止マークを除々に表示させる(SCENE1)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を100%に維持したまま、第2のLED112bに対する電流量を設定時間かけて0%から100%まで増加させることにより、図13(b)に示すように、禁止マーク中に煙草マークを除々に表示させる(SCENE2)。次に、制御部118は、第1,第2のLED112a,112bに対する電流量を、設定時間の間、100%のまま維持することにより、図13(c)に示すように、禁止マーク中に煙草マークを表示させる(SCENE3)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を100%に維持したまま、第2のLED112bに対する電流量を設定時間かけて100%から0%に減少させるとともに、第3のLED112cに対する電流量を設定時間かけて0%から100%まで増加させることにより、図13(d)に示すように、禁止マーク中に表示している煙草マークを除々に消滅させるとともに携帯電話マークを除々に表示させる(SCENE4)。次に、制御部118は、第1,第3のLED112a,112cに対する電流量を、設定時間の間、100%のまま維持することにより、図13(e)に示すように、禁止マーク中に携帯電話マークを表示させる(SCENE5)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を100%に維持したまま、第3のLED112cに対する電流量を設定時間かけて100%から0%まで減少させることにより、図13(f)に示すように、禁止マーク中に表示している携帯電話マークを除々に消滅させる(SCENE6)。次に、制御部118は、第1のLED112aに対する電流量を設定時間かけて100%から0%に減少させることにより、図13(a)に示すように、禁止マークを除々に消滅させる(SCENE7)。そして、これら一連の制御を繰り返し実行することにより、喫煙及び携帯電話での通話を禁止する旨の情報を照射像によって表示することが可能となる。
【0048】
なお、上述の制御において、第1のLED112aに代えて第4のLED112dを選択することにより、喫煙及び携帯電話での通話を許可する旨の情報を表示することも可能である。また、第2のLED112b、或いは、第3のLED112cの何れかと、第1のLED112aの点灯制御とを組み合わせることにより、喫煙のみ、或いは、携帯電話での通話のみを禁止する旨の情報を表示することも可能である。さらに、第2のLED112b、或いは、第3のLED112cの何れかと、第4のLED112dの点灯制御とを組み合わせることにより、喫煙のみ、或いは、携帯電話での通話のみを許可する旨の情報を表示することも可能である。
【0049】
ここで、各遮光マスク124a〜124dの各遮光膜146a〜146dには、その他、各種パターンの透光部を形成することが可能である。例えば図14に示すように、各遮光膜146a〜146dに、互いに方向が異なる菱形の透光部148a〜148dを形成することにより、例えば、図15(a)〜(d)に示すように、星状の照射像を表示することが可能である。この場合、特に、各LED112a〜112dの発光色を、互いに異なる発光色に設定することにより、照射像が重なる各部で色の変化を生じさせることが可能である。
【0050】
このような実施形態によれば、上述の第1の実施形態と略同様の効果を奏することができる。
【0051】
なお、本実施形態においては、各第1〜第4レンズ光学系ユニット120a〜120dを構成するフライアイレンズ等をそれぞれ別部材で構成した一例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらユニット毎の各部材を一体化することも可能である。例えば、第1〜第4のフライアイレンズ保持溝136a〜136dを各レンズ光学系ユニット120a〜120dに跨って一連のフライアイレンズ保持溝で形成し、当該フライアイレンズ保持溝に、第1〜第4のフライアイレンズ123a〜123dを一体形成したものを保持させてもよいことは勿論である。このような構成とすることにより、部品点数を削減し、構造を簡素化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わり、照明装置の要部断面図
【図2】同上、照明装置の分解斜視図
【図3】同上、遮光マスクの平面図
【図4】同上、各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図
【図5】同上、各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート
【図6】同上、照射像の一例を示す説明図
【図7】本発明の第2の実施形態に係わり、照明装置の斜視図
【図8】同上、照明ユニットの要部断面図
【図9】同上、照明ユニットの分解斜視図
【図10】同上、遮光マスクの平面図
【図11】同上、各発光ダイオードの点灯回路の概略構成図
【図12】同上、各発光ダイオードの点灯タイミングの一例を示すタイミングチャート
【図13】同上、推移する照射像の一例を示す説明図
【図14】同上、遮光マスクに開口する透光部のパターンの一例を示す平面図
【図15】同上、推移する照射像の一例を示す説明図
【符号の説明】
【0053】
1…照明装置、12a〜12e…第1〜第5の発光ダイオード(光源)、18…制御部(点灯制御手段)、23…フライアイレンズ、23b…レンズ部、24…遮光マスク、25a〜25e…第1〜第5の透光部、38…遮光板(光路制限手段)、100…照明装置、112a〜112d…第1〜第4の発光ダイオード(光源)、118…制御部(点灯制御手段)、121a〜121d…第1〜第4のレンズ筐体(光路制限手段)、123a〜123d…第1〜第4のフライアイレンズ、124a〜124d…第1〜第4の遮光マスク、144a〜144d…第1〜第4のレンズ部、147a〜147d…第1〜第4の透光部
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の光源と、
前記各光源からの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部を有するフライアイレンズと、
前記各光源からの出射光の光路を制限して同一の前記レンズ部に異なる前記光源からの出射光が入射することを禁止する光路制限手段と、
前記フライアイレンズの入射面に対向し、前記各レンズ部にそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスクと、を具備し、
前記各透光部の開口形状を、前記各光源に対応する前記レンズ部毎に異なる形状に設定したことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記各光源の点灯を個別に制御する点灯制御手段を具備し、
前記点灯制御手段は、複数の前記光源を、予め設定した手順に従って予め設定した組み合わせで点灯させることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【請求項1】
複数の光源と、
前記各光源からの出射光を入射して特定の照射領域に互いに重畳させて出射する複数のレンズ部を有するフライアイレンズと、
前記各光源からの出射光の光路を制限して同一の前記レンズ部に異なる前記光源からの出射光が入射することを禁止する光路制限手段と、
前記フライアイレンズの入射面に対向し、前記各レンズ部にそれぞれ対応した透光部が開口する遮光マスクと、を具備し、
前記各透光部の開口形状を、前記各光源に対応する前記レンズ部毎に異なる形状に設定したことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記各光源の点灯を個別に制御する点灯制御手段を具備し、
前記点灯制御手段は、複数の前記光源を、予め設定した手順に従って予め設定した組み合わせで点灯させることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
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【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【公開番号】特開2006−301363(P2006−301363A)
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−124002(P2005−124002)
【出願日】平成17年4月21日(2005.4.21)
【出願人】(000111672)ハリソン東芝ライティング株式会社 (995)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年11月2日(2006.11.2)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年4月21日(2005.4.21)
【出願人】(000111672)ハリソン東芝ライティング株式会社 (995)
【Fターム(参考)】
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