説明

燃料電池シール

例示的な燃料電池シールアッセンブリは、第1の層と、第2の層と、燃料電池内における第1の層と第2の層との間で水素、酸素、またはこれら両方の移動を制限する第3の層とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に燃料電池に関し、より詳細には燃料電池用のシール構成に関する。
【背景技術】
【0002】
燃料電池アッセンブリはよく知られている。燃料電池の種類の1つに固体酸化物型燃料電池(solid oxide fuel cell)(SOFC)がある。知られているように、SOFCの多くは、カソード電極とアノード電極との間に配置された電解質層を有する三層電池を備える。アノード電極の近くの相互接続器とカソード電極の近くの別の相互接続器とによって燃料電池を燃料電池スタックアッセンブリ内の隣接する燃料電池へ電気的に接続することが容易になる。
【0003】
シールによって、燃料電池スタックアッセンブリ内での燃料および酸化剤などの流体の流れを制御するのが助けられる。例えば、いくつかのシールが、燃料電池と燃料電池フレームとの間の領域をシールするのに使用される。別のいくつかのシールが、隣接する燃料電池間の接続面の近くの流れを制御するのに使用される。いくつかのSOFCは、銀および銅シールを備える。知られているように、銀および銅または銀および銅酸化物(CuO)シールは、金属およびセラミックをうまく結合し、それによって、燃料電池環境内でシールするのに特にうまく適合する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃料電池シールはしばしば、複数の雰囲気の近くに位置する。例えば、燃料電池のカソード電極およびアノード電極の近くに配置されたシールは、水素含有雰囲気および酸素含有雰囲気の両方の近くに位置する。知られているように、銀および銅または銀および銅酸化物シールの安定性は、シールが1つの雰囲気に曝されるときより複数の雰囲気に曝されるときにより急速に低下する。例えば、シールを通って移動する水素と酸素が結合して、過熱水蒸気が生成することがあり、この過熱水蒸気は、時間の経過とともに細孔を形成し、シールを劣化させ、不都合なことにはシールの使用寿命を短縮してしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
例示的な燃料電池シールアッセンブリは、第1の層と、第2の層と、燃料電池内における第1の層と第2の層との間で水素、酸素、またはこれら両方の移動を制限する第3の層とを備える。
【0006】
例示的な燃料電池流体をシールする方法は、障壁層を用いて燃料電池流体の移動を阻止し、合金を用いて障壁層からの蒸発性成分の移動を制限することを含む。例示的な移動は、固体状態媒体内、多孔質媒体内、バルク流体空間内、接続面などにおける勾配駆動流または拡散過程を含む。
【0007】
本開示のさまざまな特徴および利点は、以下の詳細な説明から当業者には明らかになるであろう。詳細な説明に付随する図面は、以下に簡単に説明できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【図1】燃料電池スタックアッセンブリの概略図。
【図2】図1のアッセンブリ内の固体酸化物型燃料電池の概略図。
【図3】図2の一部の部分分解図。
【図4】図3のシール位置における上面図。
【図5】図4の5−5線で取った断面図。
【図6】図1の燃料電池スタックアッセンブリの一部で取った断面図。
【図7】図1の燃料電池スタックアッセンブリの別の一部で取った断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1、図2を参照すると、実施例の燃料電池スタックアッセンブリ10は、SOFC14a、SOFC14bの間に配置された固体酸化物型燃料電池(SOFC)14を備える。第1の金属板18および第2の金属板22が、燃料電池スタックアッセンブリ10の両端に取り付けられる。電子がSOFC14aからSOFC14、SOFC14bへ、そして第2の金属板22へと移動し、それによって、既知のように燃料電池スタックアッセンブリ10から経路26に沿って電力が提供される。SOFC14はまた、いくつかの実施例では燃料電池スタック繰り返し単位と呼ばれる。
【0010】
実施例のSOFC14は、三層電池30を備える。この実施例は、カソード電極層38とアノード電極層42との間に配置された電解質層34を備える。取り付けシート46が、電池30に取り付けられており、SOFC14内の流体流れを制御するようにシールアッセンブリ50に結合される。電解質層34もまたシールアッセンブリ50に結合される。カソード電極層38は、カソード相互接続器54の方へと取り付けシート46を通って部分的に延在する。アノード電極層42は、アノード相互接続器62を用いて隔離板58に取り付けられる。燃料が、アノード相互接続器62を通って三層電池30へと移動する。この実施例では、シールアッセンブリ50および溶接された接続部44によって、図示されていない燃料入口および出口ポートを除き、アノード電極層42、アノード相互接続器62、および隔離板58と取り付けシート46との間の燃料を密閉シールするのが容易になる。
【0011】
この実施例では、カソード相互接続器、隔離板58、およびアノード相互接続器62はそれぞれ、例えば溶接操作により一緒に結合される別々の部材である。別の実施例では、カソード相互接続器54、隔離板58、およびアノード相互接続器62は、一体型のバイポーラプレートを形成するようにスタンピングまたは他の金属形成操作などによって一体の部品から形成される。このような実施例では、バイポーラプレートの部分は、取り付けシート46へ取り付けるために折り曲げられるかまたは別の方法で構成される。
【0012】
図2を参照しながら図3〜図5を参照すると、この実施例におけるシールアッセンブリ50は、第1の合金層70aと第2の合金層70bとの間に配置された障壁66を備える。この実施例では、障壁66は、各合金層70a、70bから約1mm離間している。実施例の障壁66および合金層70a、70bそれぞれはまた約1mm幅である。他の実施例は、間隔、幅、厚みのさまざまな組み合わせを含む。いくつかの実施例では、間隔および幅の大きさは、約0.5mm〜5mmである。
【0013】
別の実施例では、障壁66は、合金層70a、70bの一方または両方と接触する。
【0014】
この実施例では、第1の合金層70aは、燃料電池の技術内で知られるように燃料電池の空気流に曝される。空気流からの酸素が第1の合金層70aに溶解し、時間の経過とともに、いくらかの酸素が、第1の合金層70aと障壁66との間の空間に流出する。第2の合金層70bは燃料流に曝される。燃料流からの水素は第2の合金層70bに溶解し、時間の経過とともに、いくらかの水素が、第2の合金層70bと障壁66との間の空間に流出する。しかしながら、障壁66は、合金層70a、70b間のどのような酸素および水素の移動も阻止する。従って、障壁66は実質的に、水素および酸素がシールアッセンブリ50を通って流れるのを阻止し、これらが結合して過熱水蒸気を生成するのを防止する。従って、合金層70a、70bはそれぞれ、1つの雰囲気だけ(この実施例では、それぞれ酸素または水素)に曝される。
【0015】
この実施例では、障壁66は、変形可能な自己回復非結晶性ガラスから成る。障壁66として使用するのに適した他の実施例の材料は、ガラス−セラミック、ガラス−金属複合材、または第1の合金70aおよび第2の合金70bにおいて水素および酸素が互いに接触するのを実質的に阻止するのに適した他の材料を含む。これらの実施例の材料は、500℃〜1000℃の燃料電池作動温度における定常作動中にそれらの構造健全性を維持する。
【0016】
時間の経過とともに、障壁66は、蒸発性成分を生成し、この蒸発性成分はSOFC14を汚染することがある。この実施例では、ホウ素(B)酸化物または他のホウ素化合物が、障壁66の蒸発性成分の一部である。他の実施例の蒸発性成分としては、リン酸化物および他の化合物、アルカリ金属酸化物および他の化合物、アルカリ土類金属酸化物およびアルカリ土類金属水酸化物が挙げられる。
【0017】
第1の合金層70aおよび第2の合金層70bは両方ともシールアッセンブリ50から燃料電池の他の部品への障壁66からの蒸発性成分の移動を制限する。従って、第1の合金層70aと第1の合金層70bとの間に障壁66を配置することによって効果的に障壁66の蒸発性成分が捕捉されまたは封じ込められ、それによって、障壁66の蒸発性成分が流出して燃料電池スタックアッセンブリ10の部分を汚染することが防止される。
【0018】
この実施例における合金層70a、70bは、銀および銅または銀および銅酸化物(CuO)を含む。この実施例では、合金層70a、70bの一方または両方はまた、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、金(Au)、その他などの他の貴金属を含む。他の実施例では、合金層70a、70bの一方または両方はまた、セラミックまたは卑金属などの、熱膨張特性または補強を修正するための材料を含む。これらの材料の集合は、添加剤または修正剤と呼ぶことができる。セラミック添加剤としては、ジルコニア、チタン酸バリウム、またはチタン酸ストロンチウムを挙げることができる。卑金属添加剤としては、スズ(Sn)、アルミニウム(Al)、ニッケル(Ni)、亜鉛(Zn)、およびこれらの組み合わせを挙げることができる。一実施例における合金層は、同じ材料および組成を有する。別の実施例では、合金層は同一ではない。
【0019】
実施例のシールアッセンブリ50は、実質的に細孔のない誘電体である電解質層34に結合する。電解質34が誘電体なので、取り付けシート46は、随意に誘電体である。すなわち、アノード層42と取り付けシート46との間に実質的に電子の流れは存在しない。いくつかの実施例では、取り付けシート46は、シールアッセンブリ50と取り付けシートとの間の化学的相互作用を低減するため、あるいは、代替の取り付けの選択肢で隣接するSOFC繰り返し単位の間に誘電隔離を行うために、アルミナ保護被膜などの保護被膜を備える。
【0020】
熱処理または焼成操作によって、実施例のシールアッセンブリ50は結合される。一実施例では、約800℃〜1000℃の温度を有する空気炉内でシールアッセンブリ50を加熱することが、シールアッセンブリ50を取り付けシート46およびアノード電極層42に結合するのに有効である。
【0021】
この実施例では、取り付けシート46は、実質的に金属であり、電解質層34は、セラミック基材料、すなわち一実施例ではイットリア安定化ジルコニアである。一実施例では、障壁66を形成する材料および合金層70a、70bを形成する材料は、同様の温度範囲で取り付けシート46および電解質層34に結合または焼結するそれらの能力に基づいて選択される。
【0022】
銀および銅または銀および銅酸化物粉末から成る金属合金層70a、70bを配置する実施例の処理は、所望のシール領域にペーストとして層70a、70bを施し、金属および酸化物粉末および有機担体から形成されたプラスチックテープから層70a、70bを切断し、または銀−銅合金または銀−銅−他の金属合金であって、他の金属がPd、Au、他の貴金属、および卑金属Al、Ni、スズ、および亜鉛を含む場合には金属フォイルから層70a、70bを切断することを含む。
【0023】
ガラスまたはガラス−セラミック基層70a、70bを配置する実施例の処理は、所望のシール領域に液体ビヒクル中のガラスまたはガラス−セラミック粉末のペーストまたは分散系として層70a、70bを施し、ガラスまたはガラス−セラミック粉末および有機担体から形成されたプラスチックテープから層70a、70bを切断する。
【0024】
シールアッセンブリ50は、この実施例では略長方形の部材をシールするものとして説明される。別の実施例では、シールアッセンブリ50は、楕円形、円形、その他などの他の形状に対応するように適合される。実施例のシールアッセンブリ50はまた、取り付けシート46およびアノード電極層42の比較的平らな表面に結合するものとして図示される。他の実施例では、取り付けシート46、アノード電極層42、またはこれら両方が、シールアッセンブリ50の一部を少なくとも部分的に受ける溝または凹部を画成する。
【0025】
実施例のシールアッセンブリ50はまた、電池30を取り付けシート46またはフレームにシールするものとして説明される。他の実施例では、シールアッセンブリ50は、SOFC14の金属部材と隣接するSOFC14a、14bとの間をシールする。図5に示される取り付けシート46と電解質層34との距離Xは、いくつかの実施例では実質的に1mm未満である。
【0026】
図6を参照すると、いくつかの実施例では、より大きな距離をシールすることが必要とされる。そのような実施例では、シールアッセンブリ50aが、より大きな間隙にわたるようにスペーサ74と組み合わされる。スペーサ74およびシールアッセンブリ50aの両方が、流れを阻止しており、また、機械的圧縮荷重に耐えるように設計可能である。
【0027】
例えば、図示されている「Cリング」スペーサなどのスペーサ74が、SOFC14aを隣接するSOFCから離間させるように、また、流れを阻止するように使用される。実施例のスペーサ74は、隔離板58に溶接された第1の端部78を備える。第1の端部78の反対にあり、誘電隔離用のアルミナ被膜などの誘電体被膜86を有する第2の端部82は、シール50aを用いて取り付けシート46にシールされている。第2の端部82上の誘電体アルミナ被膜は、スペーサ74の製造に使用される合金にアルミニウムが含有される場合は酸化によって形成され、また、任意の適切な処理によって施すこともできる。誘電体被膜86は、代替として取り付けシート46上にあるか、または、シール50aによって金属部品の対がシールされる他の領域にある。
【0028】
実施例のスペーサ74は、金属であるが、所望のSOFC14aの特性に応じてさまざまな剛性および形状を有することができる。スペーサ74は、実質的な間隙に橋かけしてシールすることが望まれるアッセンブリ10(図1)の他の領域にも使用できる。
【0029】
図6の実施例では、燃料Fは、アッセンブリ10を通って上へと移動し、間隙90を通ってSOFC30へと移動する。ここで図7を参照すると、他の実施例では、燃料Fは、アッセンブリ10を通って、燃料電池スタックアッセンブリ10の直接隣接する部分98によって画成された開口部94を通って移動する。シールアッセンブリ50bは、これらの接続面をシールするのを容易にする。このような実施例では、部材98の1つは、シールアッセンブリ50bを保持するように作用する部材の部分に亘って延在する誘電体被膜99を備える。別の実施例では、誘電体被膜は、部材の全面に亘って延在する。シールアッセンブリ50bの厚みによって部材98は互いに離間される。
【0030】
開示された実施例の特徴は、何万時間もの使用寿命を有するシールを含む。開示された実施例の別の特徴は、銀および銅合金を複数の雰囲気でなく1つの雰囲気に曝すシール構造である。さらに別の特徴は、燃料電池内に望ましくない化学種を導入しないシールである。
【0031】
好ましい実施例を開示したが、当業者は、特定の変更が可能であり、本開示の範囲に含まれることを理解できる。それゆえ、法的保護範囲の真の範囲を決定するには添付の特許請求の範囲を検討する必要がある。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1の層と、
第2の層と、
燃料電池内における第1の層と第2の層との間で水素、酸素、またはこれら両方の移動を制限する第3の層と、
を備えることを特徴とする燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項2】
第1の層および第2の層の少なくとも一方が、銀および銅を含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項3】
第1の層および第2の層の少なくとも一方が、銀および銅酸化物を含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項4】
第1の層および第2の層の少なくとも一方が、銀および銅と、Pd、Pt、Au、およびこれらの組み合わせから成る群より選択される貴金属とを含むことを特徴とする請求項2記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項5】
第1の層および第2の層の少なくとも一方が、銀および銅と、Al、Ni、Sn、Zn、およびこれらの組み合わせから成る群より選択される卑金属とを含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項6】
第1の層および第2の層の少なくとも一方が、銀および銅と、ジルコニア、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、およびこれらの組み合わせから成る群より選択されるセラミックとを含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項7】
第3の層の少なくとも一部が、第1の層と第2の層との間に配置されることを特徴とする請求項1記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項8】
第3の層は、第1の層および第2の層から離間していることを特徴とする請求項3記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項9】
第3の層は、ガラス部分を含むことを特徴とする請求項1記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項10】
ガラス部分は、自己回復かつ変形可能であることを特徴とする請求項5記載の燃料電池シールアッセンブリ。
【請求項11】
電池スタックアッセンブリと、
燃料電池アッセンブリに付随するシールと、
を備える燃料電池アッセンブリであって、シールは、合金に隣接して配置される部分を有する障壁を備え、この合金は、障壁からの蒸発性成分の移動を制限することを特徴とする燃料電池アッセンブリ。
【請求項12】
障壁部分が、燃料電池アッセンブリ内の水素および酸素の流れを制限することを特徴とする請求項11記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項13】
合金は、複数の層から成り、障壁は、この複数の層の間に配置されることを特徴とする請求項11記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項14】
障壁層は、前記複数の層の間で水素および酸素の移動を制限することを特徴とする請求項13記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項15】
前記層の少なくとも1つが、水素雰囲気または酸素雰囲気に曝されるように配置されることを特徴とする請求項13記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項16】
障壁は、ガラスを含むことを特徴とする請求項11記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項17】
合金は、銀および銅と、貴金属、卑金属またはセラミックとを含み、貴金属は、Pd、Pt、Au、およびこれらの組み合わせから成る群より選択され、卑金属は、Al、Ni、Sn、Zn、およびこれらの組み合わせから成る群より選択され、セラミックは、ジルコニア、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム、およびこれらの組み合わせから成る群より選択されることを特徴とする請求項11記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項18】
燃料電池アッセンブリは、アノードと、取り付けシートとを備えており、シールは、アノードおよび取り付けシートの両方に付着されることを特徴とする請求項11記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項19】
シールは、スペーサと、セルスタックアッセンブリの別の部分とに取り付けられることを特徴とする請求項11記載の燃料電池アッセンブリ。
【請求項20】
障壁層を用いて燃料電池流体の移動を阻止し、
合金を用いて障壁層からの蒸発性成分の移動を制限する、
ことを含むことを特徴とする、燃料電池内における接続面をシールする方法。
【請求項21】
合金は、銀および銅を含むことを特徴とする請求項20記載の方法。
【請求項22】
障壁層の両側に隣接して合金を配置することを含むことを特徴とする請求項20記載の方法。
【請求項23】
合金および障壁層を燃料電池部材に結合することを含むことを特徴とする請求項20記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2012−506613(P2012−506613A)
【公表日】平成24年3月15日(2012.3.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−533145(P2011−533145)
【出願日】平成20年10月22日(2008.10.22)
【国際出願番号】PCT/US2008/080667
【国際公開番号】WO2010/047692
【国際公開日】平成22年4月29日(2010.4.29)
【出願人】(500477447)ユーティーシー パワー コーポレイション (138)
【Fターム(参考)】