説明

物品搬送装置

【課題】物品の移動距離を任意かつ容易に変更できる物品搬送装置を提供する。
【解決手段】物品搬送装置10は、物品Wを搬送する第1コンベヤ11と、物品Wを第1コンベヤ11の搬送方向とは反対の方向に搬送する第2コンベヤ12とを備える。物品搬送装置10は、第1コンベヤ11に沿って移動可能で物品誘導面31aを有する第1誘導体31を備える。第1誘導体31が第1コンベヤ11に沿って移動して任意位置に停止した状態で、物品Wが物品誘導面31aに摺接しながら第1コンベヤ11上から第2コンベヤ12上に移動する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物品の移動距離を任意かつ容易に変更できる物品搬送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば図5に示す物品搬送装置が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
この従来の物品搬送装置は、物品Wを搬送方向に搬送する第1コンベヤ1と、物品Wを第1コンベヤ1の搬送方向とは反対の搬送方向に搬送する第2コンベヤ2と、第1コンベヤ1の搬送終端部と第2コンベヤ2の搬送始端部とを繋ぐカーブコンベヤ3と、第1コンベヤ1の搬送終端近傍の部分と第2コンベヤ2の搬送始端近傍の部分との間に配設された連絡コンベヤ4と、第1コンベヤ1に移動可能に取り付けられ物品Wを第1コンベヤ1上から連絡コンベヤ4上に押し出し可能な物品押出体5とを備えている。
【0004】
そして、物品押出体5を使用して物品Wを第1コンベヤ1上から連絡コンベヤ4上を通過させて第2コンベヤ2上に移動させる状態と物品押出体5を使用せず物品Wを第1コンベヤ1上からカーブコンベヤ3上を通過させて第2コンベヤ2上に移動させる状態とに選択的に切換可能で、物品Wの移動距離の変更が可能となっている。
【非特許文献1】「物流機器総合カタログVol.2」、オークラ輸送機株式会社、平成11年1月、p.151
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記従来の物品搬送装置では物品Wの移動距離を2通りにしか変更できず、例えば連絡コンベヤ4の設置位置を変えて物品Wの移動距離を変更しようとした場合には、連絡コンベヤ4の設置位置に合わせて物品押出体5の取付位置を変えなければならない。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、物品の移動距離を任意かつ容易に変更できる物品搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の物品搬送装置は、物品を第1搬送方向に搬送する第1コンベヤと、この第1コンベヤの側方位置にこの第1コンベヤに沿って配設され、物品を前記第1搬送方向とは反対の第2搬送方向に搬送する第2コンベヤと、前記第1コンベヤに沿って移動可能に配設され、物品誘導面を有する誘導体とを備え、物品が前記物品誘導面に摺接しながら前記第1コンベヤ上から前記第2コンベヤ上に移動するものである。
【0008】
請求項2記載の物品搬送装置は、請求項1記載の物品搬送装置において、誘導体は、第1コンベヤと第2コンベヤとの間に配設され、物品を自転させるための駆動ローラ部を有するものである。
【0009】
請求項3記載の物品搬送装置は、請求項2記載の物品搬送装置において、駆動ローラ部は、第1コンベヤの第1搬送方向に軸方向を有し、その第1搬送方向に並んで位置し、回転速度が互いに異なる少なくとも2つのローラを有するものである。
【0010】
請求項4記載の物品搬送装置は、請求項1ないし3のいずれか一記載の物品搬送装置において、物品誘導面は、第1コンベヤと第2コンベヤとに跨って位置する略円弧状に形成されているものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係る発明によれば、物品誘導面を有する誘導体が第1コンベヤに沿って移動可能であるため、物品の移動距離を任意かつ容易に変更できる。
【0012】
請求項2に係る発明によれば、誘導体は第1コンベヤと第2コンベヤとの間に配設され物品を自転させるための駆動ローラ部を有するため、物品を第1コンベヤ上から第2コンベヤ上にスムーズに自転させつつ移動させることができる。
【0013】
請求項3に係る発明によれば、駆動ローラ部は第1コンベヤの第1搬送方向に軸方向を有しその第1搬送方向に並んで位置し回転速度が互いに異なる少なくとも2つのローラを有するため、物品を第1コンベヤ上から第2コンベヤ上により一層スムーズに自転させつつ移動させることができる。
【0014】
請求項4に係る発明によれば、物品誘導面は第1コンベヤと第2コンベヤとに跨って位置する略円弧状に形成されているため、その略円弧状の物品誘導面にて物品を適切に誘導できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
本発明の物品搬送装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
図3および図4において、10は物品搬送装置で、この物品搬送装置10は、例えばオーダ情報に基づいて商品を仕分ける仕分け設備に用いられ、例えば商品が収納された外形略直方体状のケースである物品Wを搬送よび貯留する。
【0017】
物品搬送装置10は、物品Wを上面の搬送面11aに載せて水平な第1搬送方向に搬送する直線状の第1コンベヤ11と、第1コンベヤ11の側方近接位置に第1コンベヤ11に沿って平行状に配設され物品Wを上面の搬送面12aに載せて第1コンベヤ11の第1搬送方向とは反対の水平な第2搬送方向に搬送する直線状の第2コンベヤ12と、第2コンベヤ12の側方近接位置に第2コンベヤ12に沿って平行状に配設され物品Wを上面の搬送面13aに載せて第2コンベヤ12の第2搬送方向とは反対の水平な第3搬送方向に搬送する直線状の第3コンベヤ13とを備えている。
【0018】
また、物品搬送装置10は、第3コンベヤ13の搬送終端部に連設され第3コンベヤ13の搬送終端部からの物品Wを上面の搬送面14aに載せて搬送する第4コンベヤ14と、搬送始端部が第1コンベヤ11の長手方向中間部、すなわち例えば長手方向略中央部における側部に接続され搬送終端部が第4コンベヤ14の側部に接続され物品Wを上面の搬送面15aに載せて搬送する分岐コンベヤ15とを備えている。
【0019】
分岐コンベヤ15は、例えば第1コンベヤ11に対して傾斜状の第1コンベヤ部16と、第1コンベヤ11に対して平行状の第2コンベヤ部17と、この第2コンベヤ部17に対して直交状の第3コンベヤ部18と、この第3コンベヤ部18に対して直交状で第4コンベヤ14に対して平行状の第4コンベヤ部19と、第4コンベヤ14に対して傾斜状の第5コンベヤ部20とを有している。
【0020】
なお、各コンベヤ11,12,13,14,15は、例えばローラコンベヤで、互いに離間対向する対をなすコンベヤフレーム21と、両コンベヤフレーム21間に回転可能に配設されモータ等の駆動手段(図示せず)からの動力を受けて駆動回転して物品Wを搬送する複数本の搬送ローラ22とを有しており、複数本の搬送ローラ22の上端にて搬送面11a,12a,13a,14a,15aが構成されている。
【0021】
さらに、物品搬送装置10は、物品Wを第1コンベヤ11の搬送面11a上から第2コンベヤ12の搬送面12a上にその物品Wが略円弧を描くように誘導する物品誘導面31aを有する一方側誘導体としての誘導体である第1誘導体(可動式スクレイパー)31と、物品Wを第2コンベヤ12の搬送面12a上から第3コンベヤ13の搬送面13a上にその物品Wが略円弧を描くように誘導する物品誘導面32aを有する他方側誘導体としての誘導体である第2誘導体(可動式スクレイパー)32とを備えている。
【0022】
第1誘導体31は、第1コンベヤ11および第2コンベヤ12に沿って移動可能すなわち例えば第1コンベヤ11および第2コンベヤ12の長手方向に沿って移動可能に配設されており、この第1誘導体31が第1コンベヤ11および第2コンベヤ12に沿って移動して任意位置に設定された状態で、物品Wが物品誘導面31aに摺接しながら180度自転して第1コンベヤ11の搬送面11a上から第2コンベヤ12の搬送面12a上に移動つまり乗り移る。この乗り移りの際、物品Wは180度自転するため、第1コンベヤ11上での移動方向前面と第2コンベヤ12上での移動方向前面とは同じ面である。
【0023】
また、第2誘導体32は、第2コンベヤ12および第3コンベヤ13に沿って移動可能すなわち例えば第2コンベヤ12および第3コンベヤ13の長手方向に沿って移動可能に配設されており、この第2誘導体32が第2コンベヤ12および第3コンベヤ13に沿って移動して任意位置に設定された状態で、物品Wが物品誘導面32aに摺接しながら180度自転して第2コンベヤ12の搬送面12a上から第3コンベヤ13の搬送面13a上に移動つまり乗り移る。この乗り移りの際、物品Wは180度自転するため、第2コンベヤ12上での移動方向前面と第3コンベヤ13上での移動方向前面とは同じ面である。
【0024】
すなわち第1誘導体31および第2誘導体32は互いに接近および離反方向に移動可能であり、これら互いに離間対向する第1誘導体31および第2誘導体32間の離間距離の変更により物品Wの移動距離が任意かつ容易に変更可能となっている。
【0025】
ここで、第1誘導体31は、図1および図2に示すように、第1コンベヤ11のコンベヤフレーム21と第2コンベヤ12のコンベヤフレーム21との間に移動可能に配設されコンベヤフレーム21に沿って長手状に形成された移動フレーム41を有している。移動フレーム41は、複数の回転体42に掛け渡され回転体42の回転により回行する無端状のベルト等の無端体43の往路部43aに取り付けられている。
【0026】
なお、無端体43、回転体42およびこの回転体42を回転させるモータ等の駆動手段(駆動手段)等にて、第1誘導体31を第1コンベヤ11に対して第1コンベヤ11に沿って移動させて任意位置に設定可能つまり停止可能な誘導体設定手段44が構成されている。
【0027】
移動フレーム41の一端部には、平面視で略円弧状、すなわち例えば略半円状の誘導板45が取り付けられている。誘導板45の物品Wと対向する側の面が物品誘導面31aとなっており、この物品誘導面31aは第1コンベヤ11と第2コンベヤ12とに跨って位置する平面視で略円弧状、すなわち例えば略半円状に形成されている。つまり、物品誘導面31aの一方側部分である一方側半部は第1コンベヤ11の搬送面11aの上方に配設され、物品誘導面31aの他方側部分である他方側半部は第2コンベヤ12の搬送面12aの上方に配設され、物品誘導面31aは第1コンベヤ11から第2コンベヤ12に跨って位置している。
【0028】
また、移動フレーム41の他端部には、略円板状のガイドローラ46が上下方向の軸47を介して回転可能に取り付けられている。なお、ガイドローラ46の回動支点である軸47は、例えば略円弧状の物品誘導面31aの円弧中心に位置している。
【0029】
さらに、移動フレーム41には物品Wを180度自転させるための駆動ローラ部51が取り付けられている。駆動ローラ部51は第1コンベヤ11と第2コンベヤ12との間に、すなわち例えば第1コンベヤ11の搬送ローラ22と第2コンベヤ12の搬送ローラ22との間に配設され、これら搬送ローラ22と同じ高さに位置している。
【0030】
そして、第1誘導体31の駆動ローラ部51は、例えば第1コンベヤ11の第1搬送方向に軸方向を有し、その第1コンベヤ11の第1搬送方向に並んで一直線状に位置し、回転速度が互いに異なる少なくとも2つの略円筒状の駆動ローラであるローラ、すなわち例えば第1ローラ53および第2ローラ54にて構成されている。
【0031】
第1ローラ53は、移動フレーム41の第1ローラ取付部55に第1コンベヤの第1搬送方向に沿った水平方向の軸57を介して回転可能に取り付けられ、物品誘導面31a側寄りの位置に配設されている。第1ローラ53は、モータ等の駆動手段(図示せず)からの動力を受けて、第1コンベヤ11の搬送ローラ22の端面と対向する側の面が下方に向う方向に駆動回転する。
【0032】
また、第2ローラ54は、移動フレーム41の第2ローラ取付部56に第1コンベヤ11の第1搬送方向に沿った水平方向の軸58を介して回転可能に取り付けられ、ガイドローラ46側寄りの位置に配設されている。第2ローラ54は、モータ等の駆動手段(図示せず)からの動力を受けて、第1コンベヤ11の搬送ローラ22の端面と対向する側の面が上方に向う方向に駆動回転する。つまり第1ローラ53および第2ローラ54は、互いに回転方向(回転速度)が互いに異なり、この場合、例えば第1ローラ53および第2ローラ54の回転速さが同じである。なお、第1ローラ53および第2ローラ54の回転速さが異なりかつ回転方向が同じである構成でもよく、また第1ローラ53および第2ローラ54の回転速さ・回転方向がいずれも異なる構成等でもよい。
【0033】
なお、第2誘導体32は、第1誘導体31と同一の構成部材からなり、第1誘導体31とは配設位置が異なるのみである。
【0034】
次に、上記物品搬送装置10の作用等を説明する。
【0035】
通常、例えば図3に示すように、第1誘導体31および第2誘導体32は、互いに接近した位置に設定されており、この場合、A地点からB地点までの物品Wの移動距離がLとなる。各コンベヤ11,12,13,14,15の搬送速度Vは一定である。
【0036】
そして、この搬送ライン内で、必要な物品Wのみを分岐コンベヤ15で分岐し、作業者Xにて追加作業を行い、最終的にはA地点の上流から流れてきた際の順番になるように分岐しなかった物品Wに対して合流させる必要がある。
【0037】
このような場合において、分岐する物品Wに対する作業者Xによる追加作業の時間が長くかかる時や、分岐する物品Wの数が多い時等には、分岐しない物品Wが第1コンベヤ11ないし第4コンベヤ14上に満杯になるまで貯留されて溢れるのを防止するため(A地点より上流を止めないため)に、図4に示すように、第1誘導体31および第2誘導体32を互いに離反移動させて互いに所望距離離した位置に設定し、A地点からB地点までの物品Wの移動距離をL´(>L)に変更し、作業者Xの追加作業時間等に応じて物品Wの移動に要する時間および貯留量(ストレージ量)を調整する。
【0038】
このように物品搬送装置10によれば、第1誘導体31が第1コンベヤ11に沿って移動して任意位置に設定された状態で物品Wが物品誘導面31aに摺接しながら駆動ローラ部51から受ける力で180度自転して第1コンベヤ11上から第2コンベヤ12上に移動し、かつ、第2誘導体32が第2コンベヤ12に沿って移動して任意位置に設定された状態で物品Wが物品誘導面32aに摺接しながら駆動ローラ部51から受ける力で180度自転して第2コンベヤ12上から第3コンベヤ13上に移動する構成であるから、第1誘導体31および第2誘導体32の少なくともいずれか一方を移動調整するだけで、第1コンベヤ11ないし第3コンベヤ13上における物品Wの移動距離を任意かつ容易に変更できる。したがって、例えば下流の状態等に合わせて第1コンベヤ11ないし第3コンベヤ13上における物品Wの移動に要する時間および貯留量(ストレージ量)を任意かつ容易に調整できる。
【0039】
また、第1誘導体31および第2誘導体32は、いずれも回転速度が互いに異なる第1ローラ53および第2ローラ54にて構成され物品Wを180度自転(回転)させるための駆動ローラ部51を有するため、物品Wを第1コンベヤ11上から第2コンベヤ12上におよび第2コンベヤ12上から第3コンベヤ13上にスムーズに自転させつつ移動させることができる。
【0040】
なお、各コンベヤ11,12,13,14,15は、ローラコンベヤには限定されず、搬送ベルト上に物品を載せて搬送するベルトコンベヤ等でもよい。
【0041】
また、物品Wの摺接時に物品Wを誘導する物品誘導面31a,32aは、誘導板45の一面からなる構成には限定されず、例えば複数のフリーローラ或いは駆動ローラ等からなる構成でもよい。すなわち例えば略円弧状の支持板の一面側に複数のフリーローラ或いは駆動ローラをその支持板に沿って並設するようにしてもよい。
【0042】
さらに、例えば物品Wがスムーズに180°自転するように物品誘導面31a,32aと対向する搬送ローラ22がコンベヤ幅方向に対して傾斜するようにしてもよい。
【0043】
また、物品Wの移動方向前面が移動方向を向いた状態のまま物品Wが物品誘導面31a,32aに摺接しながら180°自転して第1コンベヤ11上から第2コンベヤ12上に移動する構成には限定されず、例えば第1コンベヤ11上から第2コンベヤ12上に移動する際に物品Wが180°自転せず、第1コンベヤ11上での移動方向後面が第2コンベヤ12上で移動方向前面となる構成でもよい。
【0044】
さらに、互いに接離移動可能な2つの誘導体31,32を有する構成には限られず、例えば誘導体を1つのみ有する構成や、誘導体を3つ以上有する構成等でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の一実施の形態に係る物品搬送装置の要部斜視図である。
【図2】同上物品搬送装置の要部側面図である。
【図3】同上物品搬送装置のA→Bの距離がLである状態の斜視図である。
【図4】同上物品搬送装置のA→Bの距離がL´である状態の斜視図である。
【図5】従来の物品搬送装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0046】
10 物品搬送装置
11 第1コンベヤ
12 第2コンベヤ
31 誘導体である第1誘導体
31a 物品誘導面
51 駆動ローラ部
53 ローラである第1ローラ
54 ローラである第2ローラ
W 物品

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品を第1搬送方向に搬送する第1コンベヤと、
この第1コンベヤの側方位置にこの第1コンベヤに沿って配設され、物品を前記第1搬送方向とは反対の第2搬送方向に搬送する第2コンベヤと、
前記第1コンベヤに沿って移動可能に配設され、物品誘導面を有する誘導体とを備え、
物品が前記物品誘導面に摺接しながら前記第1コンベヤ上から前記第2コンベヤ上に移動する
ことを特徴とする物品搬送装置。
【請求項2】
誘導体は、第1コンベヤと第2コンベヤとの間に配設され、物品を自転させるための駆動ローラ部を有する
ことを特徴とする請求項1記載の物品搬送装置。
【請求項3】
駆動ローラ部は、第1コンベヤの第1搬送方向に軸方向を有し、その第1搬送方向に並んで位置し、回転速度が互いに異なる少なくとも2つのローラを有する
ことを特徴とする請求項2記載の物品搬送装置。
【請求項4】
物品誘導面は、第1コンベヤと第2コンベヤとに跨って位置する略円弧状に形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の物品搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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