説明

画像作成装置、画像表示装置、画像作成方法、及び画像表示方法

【課題】注目すべき検査項目の検査結果を、検査項目を指定する操作を必要とすることなく、繰り返し再現できる状態で提供できるようにする。
【解決手段】本発明に係る画像表示装置3によれば、制御部31は、記憶部33の受信メッセージテーブルT1に記憶された同一患者の同一検査の検体検査データに含まれる各検査項目の検体検査データと基準値とを比較することにより、基準値を外れている検体検査データが存在するか否かを判断する。基準値を外れている検体検査データが存在する場合、当該基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成し、記憶部33の画像DB334に記憶させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像作成装置、画像表示装置、画像作成方法、及び画像表示方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
患者から採取した検体(血液や尿等)を、検査機器によって数々の検査項目について測定することが行われている。その検査結果は数値データとしてPC(Personal Computer)等に記憶される。この検査結果は、診察室等に設置されているPCのモニタに表示され、医師によるインフォームドコンセントに用いられる。
【0003】
一般的には、検査結果をグラフ化してモニタに表示させることが多い。検査結果をグラフ化することにより、前回の測定日からの検査結果の変化が分かりやすくなったり、各検査項目同士を互いに比較させることが容易になる。また、医師の入力操作により、説明に必要な検査項目のみをグラフ化して表示させ、患者に対して説明することもできる。
【0004】
モニタに表示する検査結果を見やすくするため、特許文献1には、検査結果の上限値、下限値を軸とした相対値を用いてグラフ表示させ、数値の桁数が異なる検査項目同士でも同じグラフ上で表示させる技術が開示されている。
【特許文献1】特開2001−52082号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、検体検査の結果をグラフで表示させることはできるが、このグラフを保存することができない。グラフに表示させる検査項目、検体を採取した日付、グラフの最大値、最小値の設定等は可変であり、過去の診断時に使用したグラフをそのまま再現して表示させることは非常に困難である。
【0006】
また、例えば検査結果が基準値から外れている検査項目等、注目すべき検査項目は限られている。しかし、特許文献1に記載の技術では、グラフ化するたびに医師が多数の検査項目の中からグラフ化する検査項目を設定しなければならず操作が煩雑である。また、注目すべき項目もわかりづらい。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてされたものであり、その目的とするところは、注目すべき検査項目の検査結果を、検査項目を指定する操作を必要とすることなく、繰り返し再現できる状態で提供できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の画像作成装置は、
患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成し、当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備える。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていないと判断した場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する。
【0010】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合は、前記記憶手段に記憶されている過去の検体検査イメージ画像で画像化されている検査項目の検体検査データを画像化する。
【0011】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段が作成する検体検査イメージ画像は、前記画像化の対象となる検査項目の検体検査データのグラフを含む。
【0012】
請求項5に記載の発明の画像表示装置は、
表示手段と、
患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成し、当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備える。
【0013】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていないと判断した場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する。
【0014】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合は、前記記憶手段に記憶されている過去の検体検査イメージ画像で画像化されている検査項目の検体検査データを画像化する。
【0015】
請求項8に記載の発明は、請求項5〜7の何れか一項に記載の発明において、
前記制御手段が作成する検体検査イメージ画像は、前記画像化の対象となる検査項目の検体検査データのグラフを含む。
【0016】
請求項9に記載の発明は、
患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段を備える画像作成装置における画像作成方法であって、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在するか否かを判断する工程と、
前記判断の結果、前記基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する工程と、
当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる工程と、
を含む。
【0017】
請求項10に記載の発明は、
表示手段と、患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段と、を備える画像表示装置における画像表示方法であって、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在するか否かを判断する工程と、
前記判断の結果、前記基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する工程と、
当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる工程と、
当該作成された検体検査イメージ画像を前記表示手段に表示させる工程と、
を含む。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、注目すべき検査項目の検査結果を、検査項目を指定する操作を必要とすることなく、繰り返し再現できる状態で提供することが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0020】
〔小規模診断システム1の構成〕
図1は、本実施の形態における小規模診断システム1のシステム構成を示すブロック図である。
【0021】
小規模診断システム1は、開業医やクリニック等の比較的小規模の医療施設に適用される。小規模診断システム1は、モダリティ2、画像表示装置3、受付装置4、イメージャ5、汎用プリンタ6、クライアントPC(Personal Computer)7、及び検査データ管理システム8から構成される。小規模診断システム1を構成する各装置は、例えば図示しないスイッチングハブ等を介してLAN(Local Area Network)等の通信ネットワーク(以下単に「ネットワーク」という)9に接続されている。画像表示装置3は、医師の常駐場所である診察室に設けられたWS(ワークステーション)であることが好ましい。なお、この画像表示装置3として作動するWSが各モダリティ2の起動や処理条件等を制御する構成としてもよい。
【0022】
病院内の通信方式としては、一般的に、DICOM(Digital Image and Communications in Medicine)規格が用いられており、LAN接続された各装置間の通信では、DICOM MWM(Modality Worklist Management)やDICOM MPPS(Modality Performed Procedure Step)が用いられる。なお、本実施の形態に適用可能な通信方式はこれに限定されない。
【0023】
〔小規模診断システム1の各装置の装置構成〕
以下、小規模診断システム1を構成する各装置について説明する。
モダリティ2は、患者の診断対象部位を被写体として撮影を行い、撮影した画像をデジタル変換して医用画像を生成する。医用画像は、医療の分野で読影診断に用いられる画像である。
【0024】
モダリティ2は、CR(Computed Radiography)装置、超音波診断装置(US)やFPD(Flat Panel Detector)等によって構成される。なお、モダリティ2はこれに限定されず、例えば、内視鏡、MRI(Magnetic Resonance Imaging)等をモダリティ2として設けてもよい。また、皮膚等の身体の外観を撮影するデジタルカメラ等をモダリティ2としてもよい。
さらに、例えば超音波診断装置を2台備える等、同種の装置を複数備える構成としてもよい。また、小規模診断システム1に設けられるモダリティ2を構成する装置の組合せは上記の例に限定されない。
【0025】
本実施の形態において、モダリティ2は、DICOM規格に準じた形式で、UID、撮影日時、検査ID、検査部位等の画像属性情報を各医用画像に付与する機能を備えている。つまり、これらの画像属性情報が付与された状態でモダリティ2から画像表示装置3に対して医用画像が入力される。
UIDは、小規模診断システム1内の医用画像を特定するためのユニークなIDである。また、後述する検体検査イメージ画像作成処理において作成された検体検査イメージ画像に対しても同様にUIDが付与される。
【0026】
また、モダリティ2は、文字入力キー、数字入力キー等を備えたキーボード等の入力部(図示せず)を備えており、撮影対象である患者を特定する患者情報を入力部より入力する。
患者情報は、患者ID、患者氏名(漢字)、患者氏名(カナ)、患者氏名(ASCII)、性別、生年月日、年齢等の他、診療日、撮影時間、受付番号、担当医等、患者を特定する情報を広く含むが、モダリティ2において入力される患者情報は、このうち、例えば患者ID、患者氏名(漢字)、患者氏名(カナ)、患者氏名(ASCII)、性別、生年月日である。なお、モダリティ2においてこれらすべてを入力する必要はなく、患者情報を何ら入力しないとすることもできる。モダリティ2が患者情報として患者IDのみを入力する仕様である場合には、モダリティ2の入力部は、例えばテンキー等でもよい。
【0027】
上記画像属性情報及び患者情報は、モダリティ2で生成された医用画像に付帯する付帯情報となる。モダリティ2は、DICOM規格に則ったDICOMファイル形式で医用画像をネットワーク9を介して画像表示装置3に送信する。DICOMファイルは、画像部とヘッダ部とから構成される。画像部には医用画像の画像データ、ヘッダ部に当該医用画像に関する付帯情報が書き込まれている。
なお、モダリティ2がデジタルカメラ等のDICOM規格に準じていない機器である場合、そのモダリティ2は、JPEG形式で医用画像を画像表示装置3に送信する。この場合、UIDは、画像表示装置3において、医用画像の撮影日時等に基づいて医用画像に付与される。
【0028】
画像表示装置3は、例えば診察室に設置され、モダリティ2により生成された医用画像を患者情報と対応付けて画像DB(Data Base)334に保存したり、医師が画像等を表示させて読影診断等を行ったりするための装置であり、一般的なPCに用いられるモニタ(表示部)よりも高精細のモニタを備えるものであってもよい。
【0029】
画像表示装置3は、図2に示すように、制御部31、RAM32、記憶部33、操作部34、表示部35、通信部36、メディアドライブ37等を備えて構成されており、各部はバス38により接続されている。
【0030】
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)等により構成され、記憶部33に記憶されているシステムプログラムや処理プログラム等の各種プログラムを読み出してRAM32に展開し、展開されたプログラムに従って後述する検体検査イメージ画像作成処理(図12参照)をはじめとする各種処理を実行する。
【0031】
RAM32は、制御部31により実行制御される各種処理において、記憶部33から読み出された制御部31で実行可能な各種プログラム、入力若しくは出力データ等を一時的に記憶するワークエリアを形成する。
【0032】
記憶部33は、HDD(Hard Disk Drive)や半導体の不揮発性メモリ等により構成される。記憶部33には、前述のように各種プログラムが記憶されているほか、後述する検体検査イメージ画像作成処理において使用されるデフォルトのパラメータを格納するデフォルトパラメータテーブル331、検体検査における各検査項目の基準値を格納する基準値テーブル332、医用画像を診断に適した画質に調整するための画像処理パラメータ(階調処理に用いる階調曲線を定義したルックアップテーブル、周波数処理の強調度等)等が記憶されている。また、記憶部33は受付装置4等で入力された患者情報を記憶する。
【0033】
検体検査イメージ画像とは、詳細な構成例等は後述するが、検査データ管理システム8から受信したメッセージに含まれる検体検査データをパラメータに基づいて画像化したものであり、例えば、検体検査データをグラフ化したり、表で表したりした画像のことである。
検体検査データとは、患者から採取した検体についての各検査項目の検査結果を示す数値データ(測定値)である。
パラメータとは、検体検査イメージ画像を構成するグラフ等の各項目に係るパラメータであり、例えば、グラフの縦軸の目盛幅や、グラフで表示する検査項目、表で表示する検査項目等を示す情報である。
【0034】
デフォルトパラメータテーブル331は、より詳細には、デフォルトパラメータテーブル331a〜331cにより構成されている。
図3(a)〜図3(c)に、デフォルトパラメータテーブル331a〜331cのデータ格納例を示す。
図3(a)に示すように、デフォルトパラメータテーブル331aには、検体検査イメージ画像に含まれるグラフの表示形態に関するパラメータが格納される。このパラメータは、例えばグラフの正常ゾーンの上限値、下限値、同時に表示すべき採取日時の検査数(以降では、抽出データ数という)を示す最大表示日数、グラフの縦幅等である。
図3(b)に示すように、デフォルトパラメータテーブル331bには、グラフ表示すべき検査項目(グラフ表示検査項目という)とその検査項目のデータを示すグラフの線の色に関するパラメータが格納される。
図3(c)に示すように、デフォルトパラメータテーブル331cには、表で表示すべき検査項目(表検査項目という)のパラメータが格納される。
【0035】
図4に、基準値テーブル332のデータ格納例を示す。図4に示すように、基準値テーブル332には、検体検査の検査項目毎に、検体検査データの基準値(正常値)を示すデータが格納されている。基準値は、所定の幅をもつものであってもよい。
【0036】
また、記憶部33は、検査データ管理システム8から受信した検体検査データ及び検体検査データに関する各種情報を格納する検体検査DB(Data Base)333を有している。検体検査データ及び検体検査データに関する各種情報は、CSV(Comma Separated Values)形式等で作成された特定のフォーマットのファイル(以下、このファイルをメッセージという)に格納される。画像表示装置3は、ネットワーク9を介して検査データ管理システム8からメッセージを受信する。受信したメッセージは、検体検査DB333に格納される。
【0037】
〔メッセージのデータ形式〕
以下、画像表示装置3が検査データ管理システム8から受信するメッセージについて詳細に説明する。
図5(a)に、メッセージのデータ形式の一例を示す。図5(a)に示すように、メッセージは「メッセージID」フィールド、「検体検査ID」フィールド、「患者情報」フィールド、「採取日時」フィールド、「分類」フィールド、「検査項目」フィールド、「測定値フィールド」等を有する。メッセージには、検体検査データと検体検査データに係る患者情報等が対応付けられて格納される。なお、メッセージに格納される患者情報は、検査データ管理システム8において登録された患者情報であり、モダリティ2や画像表示装置3において登録された患者情報とは一致しない場合がある。例えば、モダリティ2で医用画像を撮影せず、検査データ管理システム8で血液検査や尿検査のみを行った患者の場合には、モダリティ2や画像表示装置3では患者情報が登録されておらず、検査データ管理システム8でのみ患者情報が登録されている。以降では区別するため、モダリティ2や画像表示装置3において登録された患者情報を患者情報Aとし、検査データ管理システム8において登録された患者情報を患者情報Bとする。
【0038】
「メッセージID」フィールドには、メッセージに一意に割り当てられたIDが格納される。「検体検査ID」フィールドには、患者に対して行われた検体検査に一意に割り当てられたIDが格納される。
「患者情報」フィールドには、検体検査に係る患者の各種情報が格納され、さらに「患者ID」フィールド、「患者氏名(漢字)」フィールド、「患者氏名(カナ)」フィールド、「患者氏名(ASCII)」フィールド、「性別」フィールド、「生年月日」フィールドを有する。
「採取日時」フィールドには、検体が採取された日時が格納される。
「分類」フィールドには、メッセージに含まれる検体検査データに対応する分類が格納される。分類とは、採取された検体に対応する検査のことであり、例えば、検体が血液であれば血液検査であり、検体が尿であれば尿検査である。
「検査項目」フィールドには、分類に対応する検査項目が格納される。つまり、「分類」フィールドの値が「尿検査」の場合には、尿検査によって結果が出る各検査項目(「尿淡白定性」、「尿潜血」等)が格納され、同様に分類が「血液検査」の場合には、血液検査によって結果が出る各検査項目(「総たんぱく質」、「無機りん」等)が格納される。
「測定値」フィールドには、各検査項目の検査結果の測定値が格納される。
【0039】
メッセージは、一又は複数のレコードから構成され、各レコードには検体の分類の検査項目毎の検体検査データが格納される。例えば、図5(a)に示す例のように、メッセージの送信タイミングで、「テスト太郎」という患者の尿検査の結果と、「山田三郎」という患者の血液検査の結果が検査データ管理システム8に新規に登録されていた場合、この2つの検査結果に対応するレコードが1つのメッセージに含まれる。
【0040】
なお、検体を同一日時に採取しても検査結果が出る日時が分類や検査項目によって異なる場合がある。例えば、1回の検査で血液と尿を採取しても血液検査の結果が出る日時と尿検査が出る日時が異なる場合がある。この場合には、血液検査と尿検査の結果が検査データ管理システム8に登録されるタイミングが異なるため、血液検査の結果を含むメッセージと尿検査の結果を含むメッセージが画像表示装置3に対して送信されるタイミングも異なる。
例えば、「テスト太郎」という患者が血液検査と尿検査を「2008年6月15日10時00分」に行い、図5(a)のメッセージが作成された時点で、尿検査の結果は出ているが血液検査の結果が出ていない場合、図5(a)に示すように、メッセージには「テスト太郎」の尿検査の検査結果に対応するレコードのみが含まれる。
【0041】
図5(b)に、新たに検査結果が出た場合に画像表示装置3に対して送信されるメッセージを示す。図5(b)に示す例は、図5(a)のメッセージが画像表示装置3に対して送信された後に、「テスト太郎」の血液検査の結果が出た場合を示す。血液検査の結果は新たに出ているが、既に結果が出ている尿検査と同じ採取日時に採取されており同一の検査であるので、「検体検査ID」フィールド、「患者情報」フィールド、及び「採取日時」フィールドには、図5(a)に示すメッセージの「テスト太郎」のレコードと同一の値が格納される。「分類」フィールドには、今回新たに結果が出た「血液検査」の値が格納され、「メッセージID」フィールドには、図5(a)に示すメッセージとは異なる値が格納される。
即ち、同一患者に対して同一採取日時に行われた検査が一検査であり、受信されたメッセージにおいて、「患者ID」及び「採取日時」(「検体検査ID」)の値が互いに一致するレコードは、同一検査であることを示している。
【0042】
図2に戻り、検体検査DB333は、ネットワーク9を介して検査データ管理システム8から受信したメッセージを格納する。また、検体検査DB333は、受信したメッセージのメッセージIDを格納する受信メッセージテーブルT1、メッセージに含まれる検体検査データを格納する検体検査データテーブルT2、検体検査イメージ画像の作成に使用されたパラメータを格納するパラメータテーブルT4等を有している。
【0043】
図6に、受信メッセージテーブルT1の一例を示す。図6に示すように、受信メッセージテーブルT1は、「メッセージID」フィールド、「未取込フラグ」フィールド、等を有する。受信メッセージテーブルT1には、検査データ管理システム8からメッセージを新たに受信するたびに、このメッセージのメッセージIDに未取込フラグを対応付けたものが格納される。
未取込フラグとは、メッセージに含まれる検体検査データが後述する検体検査イメージ画像作成処理によって画像化され、検体検査イメージ画像が作成されたか否かを示すフラグであり、メッセージID毎に付与される。
図6に示すデータ格納例では、メッセージIDが「3」のメッセージに含まれる検体検査データは検体検査イメージ画像作成処理によって検体検査イメージ画像が作成されたが、メッセージIDが「4」のメッセージに含まれる検体検査データは、まだ検体検査イメージ画像が作成されていないことを示す。
なお、受信メッセージテーブルT1には、検査データ管理システム8が画像表示装置3に対してメッセージを送信した日時や、画像表示装置3がメッセージを受信した日時等の情報が格納されていてもよい。
【0044】
図7(a)に、検体検査データテーブルT2の一例を示す。図7(a)に示すように、検体検査データテーブルT2は、「検体検査ID」フィールド、「患者情報」フィールド、「採取日時」フィールド、「分類」フィールド、「検査項目」フィールド、「検査項目未読フラグ」フィールド、「測定値」フィールド等を有する。検体検査データテーブルT2には、受信メッセージテーブルT1に格納されたメッセージIDと対応するのうち、後述する検体検査イメージ画像作成処理によって検体検査イメージ画像が作成されたメッセージに含まれる検体検査データが患者情報Aと対応付けられて検体検査ID毎に順次格納される。
【0045】
「検査項目未読フラグ」フィールドには、各検査項目の測定値(検査結果)が表示部35に表示されたか否かを示す検査項目未読フラグが格納される。
後述する検体検査イメージ画像作成処理において作成された検体検査イメージ画像を表示部35で表示させた場合に、この検体検査イメージ画像に含まれる検査項目に対応する「検査項目未読フラグ」フィールドの値が「未読」から「既読」へと変更される。検体検査イメージ画像に含まれる検査項目とは、検体検査イメージ画像によって画像化された検査項目であり、本実施の形態ではパラメータのグラフ表示検査項目に含まれる検査項目と表検査項目に含まれる検査項目のことである。
【0046】
図8に、パラメータテーブルT4の一例を示す。図8に示すように、パラメータテーブルT4は、「UID」フィールド、「患者ID」フィールド、「イメージ未読フラグ」フィールド、「グラフ表示検査項目」フィールド、「表検査項目」フィールド、「正常ゾーン上限値」フィールド、「正常ゾーン下限値」フィールド、「最大表示日数」フィールド、及び「縦幅」フィールド等を有する。パラメータテーブルT4には、検体検査イメージ画像作成処理によって作成された各検体検査イメージ画像のパラメータが格納される。
なお、図8に示す「グラフ表示検査項目」フィールドに格納される値のうち、かっこで示しているものは、グラフの線の色である。
【0047】
「UID」フィールドには、作成された検体検査イメージ画像に付与されるUIDが格納される。「イメージ未読フラグ」フィールドには、作成された検体検査イメージ画像を表示部35に表示させたか否かを識別するフラグが格納される。ビューア画面351の画像表示欄73に表示された検体検査イメージ画像(図11参照)を操作部34からの入力によりクリックする等によって表示部35に表示させた場合、この検体検査イメージ画像のイメージ未読フラグが「未読」から「既読」に変更される。
「グラフ表示検査項目」フィールド〜「縦幅」フィールドには、UIDにより特定される検体検査イメージ画像を作成するときに使用されたパラメータ(グラフ表示検査項目、表検査項目、正常ゾーン上限値、正常ゾーン下限値、最大表示日数、縦幅)が格納される。
【0048】
図2に戻り、記憶部33は、検体検査イメージ画像作成処理によって作成される検体検査イメージ画像、モダリティ2から送信された医用画像やサムネイル画像を格納する画像DB334を有している。
【0049】
画像DB334は、画像DB334に格納されている医用画像に関する各種情報を格納する画像情報テーブルT3を有している。図9に、画像情報テーブルT3の一例を示す。図9に示すように、画像情報テーブルT3は、「レコード番号」フィールド、「UID」フィールド、「撮影日時」フィールド、「検査ID」フィールド、「検査部位」フィールド、「患者ID」フィールド、・・・「画像保存先」フィールド等を有する。画像情報テーブルT3は、モダリティ2から送信された医用画像や後述する検体検査イメージ画像作成処理によって作成された検体検査イメージ画像とこれらに関する各種情報(画像関連情報、患者情報A、画像保存先等)とを対応付けて1レコードとして格納する。「検査ID」フィールドには、医用画像の場合には撮影された検査に一意に割り振られたIDが格納され、検体検査イメージ画像の場合には検体検査IDが格納される。
なお、画像情報テーブルT3には、医用画像や検体検査イメージのサムネイル画像の保存先フォルダ情報等が格納されていてもよい。
【0050】
画像情報テーブルT3に格納される情報により、医用画像や検体検査イメージ画像は、患者情報Aや各医用画像等を識別するためのUIDと対応付けられ、患者情報A、撮影日付(検体検査イメージ画像の場合は採取日時)等をキー情報として検索可能に記憶される。モダリティ2から送信された医用画像や画像表示装置3において作成された検体検査イメージ画像を画像DB334に登録する際には、画像情報テーブルT3への各情報の登録も行われる。
【0051】
操作部34は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キー等を備えたキーボードと、マウス等のポインティングデバイスを備えて構成され、キーボードで押下操作されたキーの押下信号とマウスによる操作信号とを、入力信号として制御部31に出力する。
【0052】
表示部35は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)等のモニタを備えて構成されており、制御部31から入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
【0053】
図10に、表示部35に表示されるビューア画面351の一例を示す。ビューア画面とは、診断に用いる医用画像や検体検査イメージ画像を表示し、医師が読影診断や、患者に対するインフォームドコンセントを行う際に表示させる画面である。図10に示すように、ビューア画面351には、診断対象として選択された患者の患者ID及び患者氏名を表示する患者表示欄71があり、現在どの患者のビューア画面351が表示されているかが視認できるようになっている。なお、リスト画面ボタン72を操作すると、患者情報リスト画面(特に図示せず)に画面遷移することができる。
【0054】
ビューア画面351には、診断対象患者の医用画像及び検体検査イメージ画像のうち、診断に用いる医用画像及び検体検査イメージ画像を表示する画像表示欄73と、診断対象の患者の医用画像及び検体検査イメージ画像のサムネイル画像を一覧表示するサムネイル画像表示欄74とが設けられている。
【0055】
また、ビューア画面351には、画像取込みボタン81aと、画像取込みボタン81bとが設けられている。
画像取込みボタン81aは、ネットワーク9に接続されている各種モダリティ2から送信される医用画像を現在診断対象となっている患者(患者表示欄71に表示されている患者)の画像として取り込むことを指示するためのボタンである。本実施の形態において、画像取込みボタン81aは、ネットワーク9に接続されているモダリティ2の種別に対応してビューア画面351上に配置されるようになっている。
画像取込みボタン81bは図示しないUSB等のインターフェースを介してデジタルカメラ等のモダリティ2から送信される医用画像を現在診断対象となっている患者(患者表示欄71に表示されている患者)の画像として取り込むことを指示するためのボタンである。
【0056】
ビューア画面351において、操作部34により、何れかの画像取込みボタン81a又は81bが押される(クリックされる)と、当該診断対象患者のビューア画面351が閉じられる、若しくは画像取込みボタンが解除されるまでの間に、押下された画像取り込みボタン81a又は81bに対応する種別のモダリティ2から送信された医用画像が当該診断対象患者の医用画像として取り込まれ、この患者の患者情報Aと対応付けて画像DB334に記憶される。また、取り込まれた医用画像は、診断に用いる医用画像として画像表示欄73に表示されるとともに、そのサムネイル画像が生成されてサムネイル画像表示欄74に表示される(図11参照)。生成されたサムネイル画像は、UIDや撮影日付、患者情報Aと対応付けられて画像DB331に格納される。
なお、画像取込みボタン81a又は81bが押下されていない種別のモダリティ2から医用画像が送信されてきた場合には、未確定画像として記憶部33に設けられた未確定画像記憶部(図示せず)に記憶される。未確定画像とは、患者情報Aと対応付けられていない医用画像のことをいう。未確定画像記憶部に記憶された未確定画像は、操作部34からのユーザ入力によって患者と対応付けられる。例えば、未確定画像の一覧と患者情報Aの一覧を表示部35に表示させ(図示せず)、未確定画像と対応付けたい患者情報Aを操作部34から選択することにより、未確定画像と患者情報Aが対応付けられる。
【0057】
また、ビューア画面351には、日付ボタン75が設けられている。日付ボタン75のいずれかが操作部34からの入力により押下されると画像DB334から診断対象患者の押下された日付ボタンが示す日付に撮影された医用画像及び採取日時がこの日付である検体検査イメージ画像のサムネイル画像が読み出され、読み出されたサムネイル画像がサムネイル画像表示欄74に追加表示される。サムネイル画像表示欄74に表示されたサムネイル画像を操作部34のマウスで画像表示欄73にドラッグアンドドロップすることにより、画像表示欄73に医用画像と検体検査イメージ画像を表示させることができる。
なお、操作部34から入力される医用画像に関する情報及び検体検査イメージ画像に関する情報は、上記のような日付の情報に限られず、画像情報テーブルT3に格納された各種情報が操作部34により選択されることにより、表示部35に表示すべき医用画像及び検体検査イメージ画像が指定されればよい。例えば、他にも検査部位や患者情報Aを指定するためのボタンをビューア画面351上に表示させ(特に図示せず)、このボタンを操作部34からの入力により選択し、画像情報テーブルT3を参照することにより、ビューア画面351に医用画像と検体検査イメージ画像が表示されるようにしてもよい。
【0058】
また、ビューア画面351には、画像表示欄73に表示された画像を見やすく表示するための各種ツールボタン83が設けられている。
【0059】
更に、ビューア画面351には、医用画像の出力先としてイメージャ5を指定するための画像出力ボタン82a、医用画像と検体検査イメージ画像の出力先として汎用プリンタ6を指定するための画像出力ボタン82b、医用画像の出力先として記録メディアを指定するための画像出力ボタン82c、医用画像の出力先として外部機器(ここでは、クライアントPC7等)指定するための画像出力ボタン82dが設けられている。
【0060】
画像表示装置3においては、モダリティ2から送信された医用画像が受信されると、受信された医用画像に付帯されているUIDの参照や受信経路等により、医用画像の送信元のモダリティ2の種別に対応する画像取込みボタン81a又は81bが予め押下されたか否かが判断される。送信元のモダリティ2の種別に対応する画像取込みボタン81a又は81bが予め押下されている場合、受信された医用画像がビューア画面351の患者表示欄71に表示されている患者の医用画像として取り込まれ、画像表示欄73に表示される。
後述する検体検査イメージ画像作成処理によって、ビューア画面351の患者表示欄71に表示されている患者の検体検査イメージ画像が作成されて画像情報テーブルT3に保存された場合も同様に画像表示欄73にこの検体検査イメージ画像が表示される。
【0061】
通信部36は、ネットワークインターフェース等により構成され、スイッチングハブを介してネットワーク9に接続された外部機器との間でデータの送受信を行う。
【0062】
メディアドライブ37は、CD−R(Compact Disk Recordable)やDVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、MO(Magnet Optical)ディスク等の可搬型の記録メディアMが着脱可能に構成され、装着された記録メディアMに対しデータの読み出し又は書き込みを行う装置である。
【0063】
受付装置4は、来院した患者の受付登録、会計計算、保険点数計算等を行うためのコンピュータ装置であり、CPU、ROM、RAM等により構成される記憶部、キーボードやマウス等により構成される入力部、CRTやLCD等により構成される表示部、ネットワーク9に接続された各装置との通信を制御する通信部(いずれも図示せず)等を備えて構成されている。受付装置4は、入力部より受付入力画面の表示が指示されると、CPUと記憶部に記憶されたプログラムとの協働によるソフトウェア処理により、表示部に図示しない受付入力画面を表示する。この受付入力画面を介して入力部により受付情報(受付番号+患者氏名等)が入力されると、受付された患者の患者情報Aを作成(更新)して記憶部に記憶し、通信部により適宜画像表示装置3に対して送信する。
【0064】
イメージャ5は、画像表示装置3から送信された医用画像に基づいて、透過型記録媒体(フィルム)にレーザ露光することによって潜像を記録し、熱現象処理により潜像を可視化する光熱銀塩方式のプリンタである。
【0065】
汎用プリンタ6は、インクジェット方式或いはレーザ方式で反射型記録媒体(紙媒体、シール等)に画像を記録するプリンタである。
【0066】
クライアントPC7は、例えば、画像表示装置3から送信された医用画像を表示するコンピュータ装置である。
【0067】
検査データ管理システム8は、患者から採取した検体の検査結果を管理する。検査データ管理システム8は、患者から採取した血液や尿等を検査するための検査装置(特に図示せず)が備えられ、検査装置によって得られた検体検査データを管理する。予め定められた一定時間が経過する毎に、検査データ管理システム8が作成したメッセージがネットワーク9を介して画像表示装置3に対して送信される。なお、メッセージは予め定められたタイミングで検査データ管理システム8から画像表示装置3に対して送信されればよく、検体検査データが検査データ管理システム8に登録される度に送信されるようにしてもよいし、検査データ管理システム8の操作部(図示せず)からの指示入力によって送信されるようにしてもよい。
【0068】
〔画像表示装置3の動作〕
次に、画像表示装置3の動作について詳細に説明する。
図12に、予め記憶部33に記憶された時間間隔で、制御部31により実行される検体検査イメージ画像作成処理のフローチャートを示す。検体検査イメージ画像作成処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
【0069】
まず、記憶部33の検体検査DB333に記憶されたメッセージと受信メッセージテーブルT1が読み出される(ステップS1)。次いで、受信メッセージテーブルT1が参照され、新規検体検査データがあるか否かが判断される(ステップS2)。ステップS2においては、ステップS1において読み出された受信メッセージテーブルT1の「未取込フラグ」フィールドが参照され、このフィールドの値が「未取込」となっているレコードがあった場合、新規検体検査データがあると判断され、このフィールドの値が全て「取込済」となっていた場合、新規検体検査データがないと判断される。
【0070】
新規検体検査データがあると判断された場合(ステップS2;YES)、新規検体検査データの数が取得される(ステップS3)。新規検体検査データとは、受信メッセージテーブルT1の「未取込フラグ」フィールドの値が「未取込」となっているメッセージに含まれる検体検査データのうち、検体検査IDを同じとする検体検査データの集まりのことであり、新規検体検査データの数とは、このメッセージに含まれる、互いに値が異なる検体検査IDの数のことである。図5(b)のメッセージのデータ格納例及び図6の受信メッセージテーブルT1のデータ格納例の場合、新規検体検査データの数は検体検査IDが「40」の1つとなる。
【0071】
次いで、カウンタ変数iに1が代入され(ステップS4)、未処理の抽出データがあるか否かが判断される(ステップS5)。未処理の抽出データとは、新規検体検査データのうち後述するステップS7で検体検査イメージ画像が作成されていない新規検体検査データのことである。ステップS5においては、カウンタ変数iが新規検体検査データ数よりも大きければ、未処理の抽出データがないと判断され、カウンタ変数iが新規検体検査データ数以下であれば、未処理の抽出データがあると判断される。
【0072】
未処理の抽出データがあると判断された場合(ステップS5;YES)、取り込み患者決定処理が実行される(ステップS6)。
【0073】
図13に、図12のステップS6において制御部31によって実行される取り込み患者決定処理のフローチャートを示す。取り込み患者決定処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
【0074】
まず、記憶部33に記憶された患者情報Aが取得される(ステップS601)。次いで、未処理の抽出データと対応する患者IDが登録済みであるか否かが判断される(ステップS602)。ステップS602においては、記憶部33に記憶された患者情報Aの中に、未処理の抽出データに対応する患者IDが存在する場合、患者IDが登録済みであると判断され、存在しない場合、患者IDが登録済みでないと判断される。
【0075】
患者IDが登録済みであると判断された場合(ステップS602;YES)、記憶部33に記憶されている患者情報Aと未処理の抽出データに対応する患者情報Bを比較するか否かが判断される(ステップS603)。ステップS603においては、患者情報を比較するか否かを示す値が予め記憶部33に記憶されており、この値が参照されることによって、患者情報を比較するか否かが判断される。なお、この値は操作部34からの入力により変更可能とする。
【0076】
記憶部33に記憶されている患者情報Aと未処理の抽出データに対応する患者情報Bを比較すると判断された場合(ステップS603;YES)、この患者情報Aと患者情報Bが比較される(ステップS604)。具体的には、未処理の抽出データと対応する患者氏名(漢字)、患者氏名(カナ)、患者氏名(ASCII)、性別、及び生年月日と、記憶部33に記憶された患者情報Aのうち患者IDが一致する患者の患者氏名(漢字)、患者氏名(カナ)、患者氏名(ASCII)、性別、及び生年月日がそれぞれ比較される。
【0077】
ステップS604において患者情報が比較された結果、患者情報が一致するか否かが判断される(ステップS605)。患者情報が一致すると判断された場合(ステップS605;YES)、未処理の抽出データに基づいて作成される検体検査イメージ画像をこの患者と対応する検体検査イメージ画像とする旨の戻り値(この患者の患者IDを含む)がRAM32に保存される(ステップS606)。
患者情報が一致すると判断されない場合(ステップS605;NO)、未処理の抽出データに基づいて作成される検体検査イメージ画像を未確定画像とする旨の戻り値がRAM32に保存される(ステップS607)。
【0078】
一方、患者IDが登録済みであると判断されない場合(ステップS602;NO)、新規患者の登録設定がされているか否かが判断される(ステップS608)。ここで新規患者の登録設定とは、未処理の抽出データに対応する患者情報Bを患者情報Aとして記憶部33に新規に記憶(登録)するか否かの設定のことをいう。ステップS608においては、新規患者の登録をするか否かを示す値が予め記憶部33にされており、この値を参照することによって新規患者の登録設定がされているか否かが判断される。なお、この値は操作部34からの入力により変更可能である。
【0079】
新規患者の登録設定がされていると判断された場合(ステップS608;YES)、未処理の抽出データと対応する患者情報Bが新規の患者情報Aとして記憶部33に記憶され、患者情報が登録される(ステップS609)。次いで、未処理の抽出データに基づいて作成される検体検査イメージ画像を、この登録された患者と対応する検体検査イメージ画像とする旨の戻り値(登録された患者の患者IDを含む)がRAM32に保存される(ステップS610)。
一方、新規患者の登録設定がされていると判断されない場合(ステップS608;NO)、処理はステップS607に移行し、未処理の抽出データに基づいて作成される検体検査イメージ画像を未確定画像とする旨の戻り値がRAM32に保存される。
【0080】
図12に戻り、上述した取り込み患者決定処理が行われると、画像作成処理が実行される(ステップS7)。
図14に、図12のステップS7において制御部31によって実行される画像作成処理のフローチャートを示す。画像作成処理は、制御部31と記憶部33に記憶されているプログラムとの協働により実行される。
【0081】
まず、ステップS6において決定された患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が画像DB334に記憶されているか否かが判断される(ステップS701)。具体的には、ステップS6で決定された患者の患者IDと「患者ID」フィールドの値が一致し、かつ、未処理の抽出データに対応する採取日時と「採取日時」フィールドの値が異なるレコードが検体検査データテーブルT2から検索される。上記条件を満たすレコードが検体検査データテーブルT2に存在した場合に、ステップS6で決定された患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が画像DB334に記憶されていると判断される。
【0082】
ステップS6において決定された患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が画像DB334に記憶されていると判断された場合(ステップS701;YES)、画像DB334に記憶されている過去の検査の検体検査イメージ画像を作成した際に用いられたパラメータがパラメータテーブルT4から取得され(ステップS702)、処理はステップS709に移行する。
ステップS702においては、まず、画像情報テーブルT3において、ステップS701で検索されたレコードのうち最新の採取日時をもつレコードと「患者ID」フィールドの値が一致し、「撮影日時」フィールドの値が上記最新の採取日時をもつレコードの「採取日時」フィールドの値と一致するレコードが検索され、検索されたレコードのUIDが取得される。そして、取得されたUIDを有するレコードのパラメータがパラメータテーブルT4から取得される。
【0083】
一方、ステップS6において決定された患者の検体検査イメージ画像が画像DB334に記憶されていないと判断されると(ステップS701;NO)、記憶部33に記憶されているデフォルトパラメータテーブル331a〜331cからパラメータが取得される(ステップS703)。なお、本実施の形態においては、デフォルトパラメータテーブル331b〜331cのグラフ表示検査項目、表検査項目のパラメータは未設定であることとする。
【0084】
次いで、未処理の抽出データ及びこれと同一検査の検体検査データに異常値の検査項目が存在するか否かが判断される(ステップS704)。異常値とは、基準値を外れた検体検査データをいう。ステップS704においては、未処理の抽出データ及び検体検査DB333に格納されているメッセージのうち未処理の抽出データと「患者ID」フィールド、「採取日時」フィールドの値が一致するレコードに含まれる各検査項目の検体検査データが記憶部33の基準値テーブル332の対応する検査項目の基準値と比較される。そして、基準値を外れている検体検査データが存在するか否かが判断される。基準値を外れている検体検査データが存在する場合、異常値の検査項目が存在すると判断される。
【0085】
未処理の抽出データ及びこれと同一検査の検体検査データに異常値が存在しないと判断された場合(ステップS704;NO)、グラフ表示検査項目及び表検査項目のパラメータが「対象項目なし」に決定され(ステップS705)、処理はステップS709に移行する。
未処理の抽出データ及びこれと同一検査の検体検査データに異常値が存在すると判断された場合(ステップS704;YES)、異常値の検査項目の個数がカウントされる。カウントされた異常値の検査項目の個数が10以下である場合(ステップS706;10以下)、異常値の検査項目にグラフ表示検査項目、表検査項目のパラメータが変更され(ステップS707)、処理はステップS709に移行する。異常値の検査項目の個数が11以上である場合(ステップS706;11以上)、基準値から検体検査データの値が最も離れている10項目にグラフ表示検査項目、表検査項目のパラメータが変更され(ステップS708)、処理はステップS709に移行する。なお、ステップS706の判断に用いられる個数は、検体検査イメージ画像のグラフ、表に表すことのできる最大の検査項目数である。ここではこの個数を10としているが、特に限定されない。
【0086】
ステップS709においては、取得されたパラメータ(変更があった場合は、変更後のパラメータ)に基づいて検体検査イメージ画像とサムネイル画像が作成されRAM32に一時ファイルとして保存される(ステップS709)。
【0087】
以下、ステップS709において作成される検体検査イメージ画像及びステップS709における具体的な処理について説明する。
図15に、ステップS709において作成される検体検査イメージ画像352の一例を示す。検体検査イメージ画像352は、採取日時201、グラフ凡例202、グラフ203、検査項目一覧204、表205等から構成される。
採取日時201は、未処理の抽出データに対応するメッセージの「採取日時」フィールドの値である。グラフ凡例202は、パラメータのグラフ表示検査項目に対応するグラフの凡例が表示される。グラフ203は、パラメータのグラフ表示検査項目に対応する各検査項目の検査結果を時系列で表すグラフが所定の色の線で描画されて表示される。検査項目一覧204は、検体検査データの一覧を示す。表205は、パラメータの表検査項目に対応する検査項目の検査結果を時系列で並べた表が表示される。
【0088】
ステップS709においては、まず、検体検査データテーブルT2に格納されたレコードのうち、未処理の抽出データに対応する患者IDと患者IDが一致するレコードが抽出される。そして、この抽出されたレコードのうち、「採取日時」フィールドの値が新しい順に、パラメータの抽出データ数から1を引いた数のレコードがさらに抽出される。これらのレコードに含まれる検体検査データと未処理の抽出データが、パラメータにしたがって画像化され検体検査イメージ画像が作成される。なお、未処理の抽出データに対応する採取日時と「採取日時」フィールドの値が同一のレコードが検体検査データテーブルT2にある場合、このレコードの検体検査データと未処理の抽出データとの両者を含めた検体検査データが画像化され検体検査イメージ画像が作成される。
図15に示す検体検査イメージ画像352の例では、抽出データ数は3である。つまり、未処理の抽出データを含め、直近3回分の検体検査の検査結果が時系列でグラフ203と表205に表されている。
【0089】
図14に戻り、ステップS709において検体検査イメージ画像の作成に使用されたパラメータがRAM32に一時ファイルとして保存される(ステップS710)。
【0090】
図12に戻り、ステップS7で作成した検体検査イメージ画像と同一の採取日時の(即ち、同一検査の)検体検査イメージ画像が作成済であるか否かが判断される(ステップS8)。具体的には、検体検査DB333に格納されているメッセージの中から、ステップS7で検体検査イメージ画像が作成された未処理の抽出データに対応するレコードと「患者ID」フィールド及び「採取日時」フィールドの値が同一のレコードが検索され、受信メッセージテーブルT1において、この検索されたレコードのメッセージIDに対応付けられた「未取込フラグ」フィールドの値が「取込済」となっているレコードがある場合、同一の採取日時の検体検査イメージ画像が作成済であると判断され、このレコードがない場合、同一の採取日時の検体検査イメージ画像が作成済ではないと判断される。
【0091】
同一の採取日時の検体検査イメージ画像が作成済であると判断された場合(ステップS8;YES)、この同一採取日時の検体検査イメージ画像のUIDが画像情報テーブルT3から取得され、パラメータテーブルT4が参照されることにより、この検体検査イメージ画像が未読であるか否かが判断される(ステップS9)。具体的には、パラメータテーブルT4のレコードのうち、同一採取日時の検体検査イメージ画像のUIDに対応するレコードが参照され、このレコードの「イメージ未読フラグ」フィールドの値が参照されることによって、同一採取日時の検体検査イメージ画像が未読であるか否かが判断される。なお、同一採取日時の検体検査イメージ画像のUIDは、画像情報テーブルT3の「患者ID」フィールドと「撮影日時」フィールドがこの検体検査イメージ画像に対応する(つまり未処理の抽出データに対応する)患者IDと採取日時と一致するレコードの「UID」フィールドが参照されることにより取得される。
【0092】
図12に戻り、同一の採取日時の検体検査イメージ画像が未読であると判断された場合(ステップS9;YES)、検体検査データテーブルT2に、未処理の抽出データと、未処理の抽出データに対応する各種情報(検体検査ID、患者情報A等)が格納される(ステップS10)。
【0093】
図7(b)に、未処理の抽出データが格納された検体検査データテーブルT2の一例を示す。図7(b)に示す例は、図5(b)に示すメッセージのデータ格納例及び図6に示す受信メッセージテーブルT1のデータ格納例である場合に検体検査イメージ画像作成処理が実行された場合に、ステップS10において未処理の抽出データが格納された例を示している。図6に示す、「テスト太郎」の「血液検査」の検体検査データが検体検査データテーブルT2に格納される。
【0094】
次いで、図14のステップS709において作成された検体検査イメージ画像とサムネイル画像が記憶部33に上書き保存される(ステップS11)。具体的には、画像DB334に格納されている、ステップS9で取得されたUIDの検体検査イメージ画像とサムネイル画像が、ステップS709において作成された検体検査イメージ画像とサムネイル画像によって上書き保存される。
また、図14のステップS710においてRAM32に一時ファイルとして保存されたパラメータがパラメータテーブルT4に格納されることによりパラメータの更新が行われる(ステップS12)。ステップS12においては、パラメータテーブルT4が参照され、ステップS9で取得されたUIDを有するレコードの各パラメータが、ステップS710においてRAM32に一時的ファイルとして記憶されたパラメータに置き換えられる。
【0095】
次いで、ステップS11において上書き保存された検体検査イメージ画像に関する各種情報が画像情報テーブルT3に登録される(ステップS13)。具体的には、ステップS9で取得されたUIDと画像情報テーブルT3の「UID」フィールドが一致するレコードの検体検査イメージ画像に関わる各種情報(検査部位等)が上書きされることにより登録される。
【0096】
一方、同一の採取日時の検体検査イメージ画像が既に記憶部33にあると判断されない場合(ステップS8;NO)、又は、同一の採取日時の検体検査イメージ画像が未読ではないと判断された場合(ステップS9;NO)、検体検査データテーブルT2に、未処理の抽出データと、未処理の抽出データに対応する各種情報(検体検査ID、患者情報A等)が格納される(ステップS14)。また、ステップS7において作成された検体検査イメージ画像にUIDが付与され、サムネイル画像とともにステップS6の戻り値に応じて記憶部33に保存される(ステップS15)。ステップS6の取り込み患者決定処理においてRAM32に保存された戻り値が「該当患者のデータ」又は「登録された患者のデータ」を示していれば、画像DB334の所定のフォルダに検体検査イメージ画像が記憶され、「未確定画像」を示していれば、画像DB334の未確定画像領域に記憶される。
次いで、図14のステップS710でRAM32に一時ファイルとして保存されたパラメータが、検体検査イメージ画像に付されたUIDと対応付けられて、新たなレコードとしてパラメータテーブルT4に格納されることによりパラメータの追加が行われる(ステップS16)。
【0097】
次いで、ステップS15において新規に保存された検体検査イメージ画像に関する各種情報が画像情報テーブルT3に登録される(ステップS17)。具体的には、画像情報テーブルT3に新たなレコードが作成され、ステップS15で付与されたUIDと検体検査イメージ画像に関わる各種情報(患者ID等)が対応付けられて、このレコードに格納される。ステップS6の取り込み患者決定処理においてRAM32に保存された戻り値が「該当患者のデータ」又は「登録された患者のデータ」を示していれば、この患者の患者IDが格納され、「未確定画像」であれば、患者IDには値が格納されない。「画像保存先」には、ステップS11又はステップS15でイメージが保存された場所(保存先)が格納される。
【0098】
次いで、カウンタ変数iが1加算され(ステップS18)、処理はステップS5に戻る。
一方、ステップS5において、未処理の抽出データがあると判断されない場合(ステップS5;NO)、未処理の抽出データのメッセージIDに対応する受信メッセージテーブルT1の未取込フラグが「取込済」に変更され(ステップS19)、処理は終了する。
ステップS2において、新規検体検査データがあると判断されない場合(ステップS2;NO)、処理は終了する。
【0099】
以上のように、本実施の形態における小規模診断支援システムによれば、画像表示装置3の制御部31は、記憶部33に記憶された同一患者の同一検査の検体検査データに含まれる各検査項目の検体検査データと基準値とを比較することにより、基準値を外れている検体検査データが存在するか否かを判断する。基準値を外れている検体検査データが存在する場合、当該基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成し、記憶部33の画像DB334に記憶させる。
【0100】
従って、検体検査データの値が予め定められた基準値から外れている(即ち、異常値の)、注目すべき検査項目の検査結果を、検査項目等のパラメータを指定する操作を必要とすることなく、画像という繰り返し再現できる状態で提供することが可能となる。
【0101】
また、検体検査データを検体検査イメージ画像とし、編集をすることが困難な画像として管理することによって、検体検査データの改竄を防止することができる。
【0102】
また、検体検査イメージ画像を作成する際には、制御部31は、対象患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に記憶部33の画像DB334に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合は、画像DB334に記憶されている過去の検査の検体検査イメージ画像で画像化されている検査項目の検体検査データを画像化する。従って、2回目の検査以降は、初回に異常値であった検査項目の検体検査イメージ画像が自動的に作成されるので、注目すべき検査項目の経時的な変化を医師が容易に把握することが可能となり、経過観察の助けとなる。
【0103】
検体検査イメージ画像には、画像化の対象となる検査項目の検体検査データを時系列で並べたグラフが含まれているので、注目すべき検査項目の経時的な変化を医師がより容易に把握することが可能となり、経過観察の助けとなる。
【0104】
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る好適な小規模診断システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態においては、記憶部33に各検査項目の検体検査データの基準値を示す基準値テーブル332が格納され、制御部31は、この基準値テーブル332を参照して各検査項目の検体検査データが異常値であるか否かを判断することとして説明したが、検査データ管理システム8から送信されるメッセージに各検査項目の検体検査データの基準値が含まれる構成としてもよい。また、検査データ管理システム8において各検査項目の検体検査データが異常値であるか否かを判断し、判断結果をメッセージに含めて画像表示装置3に送信することとしてもよい。
【0105】
また、上記実施の形態においては、グラフ及び表の表示項目を検体検査データが異常値の検査項目としたが、グラフ又は表の何れか一方の表示項目のみを異常値の検査項目とし、他方の表示項目は操作部34からの入力により設定できるようにしてもよい。また、この場合、グラフ又は表の何れに異常値の検査項目を割り当てるかを操作部34から設定できるようにしてもよい。
【0106】
また、図12に示す検体検査イメージ作成処理のステップS5において、カウンタ変数を用いて未処理の抽出データがあるか否かを判断するようにしたが、検体検査イメージを作成すべき検体検査データがあるか否かを判断できればよく、他の方法であってもよい。例えば、新規検体検査データの最後のレコードにEOF(End Of File)のデータを付随させ、このデータに基づいて未処理の抽出データがあるか否かを判断するようにしてもよい。
【0107】
また、検体検査イメージが作成されたメッセージに対応する未取込フラグをステップS19において更新されるようにしたが、メッセージに対応する検体検査イメージが作成された場合に未取込フラグを更新できればよく、本実施の形態における例に限られない。
【0108】
また、上記の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体としてハードディスクや半導体の不揮発性メモリ等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD−ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も適用される。
【0109】
その他、小規模診断支援システムを構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【0110】
【図1】本実施の形態における小規模診断システムの全体構成例を示す図である。
【図2】図1の画像表示装置の機能的構成を示す要部ブロック図である。
【図3】図2のデフォルトパラメータテーブルの一例を示す図である。
【図4】図2の基準値テーブルの一例を示す図である。
【図5】図1の検査データ管理システムから小規模診断システムに対して送信されるメッセージのデータ格納例を示す図である。
【図6】図2の検体検査DBの受信メッセージテーブルの一例を示す図である。
【図7】図2の検体検査DBの検体検査データテーブルの一例を示す図である。
【図8】図2の検体検査DBのパラメータテーブルの一例を示す図である。
【図9】図2の画像DBの画像情報テーブルの一例を示す図である。
【図10】図2の表示部に表示されるビューア画面の一例を示す図である。
【図11】図10に示すビューア画面に取り込んだ医用画像と検体検査イメージ画像を表示した場合の表示の一例を示す図である。
【図12】図2の制御部により実行される検体検査イメージ画像作成処理を示すフローチャートである。
【図13】図12のステップS6において実行される取り込み患者決定処理を示すフローチャートである。
【図14】図12のステップS7において実行される画像作成処理を示すフローチャートである。
【図15】図14の画像作成処理で生成される検体検査イメージ画像の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0111】
1 小規模診断システム
2 モダリティ
3 画像表示装置
4 受付装置
5 イメージャ
6 汎用プリンタ
7 クライアントPC
8 検査データ管理システム
9 ネットワーク
31 制御部
32 RAM
33 記憶部
331 デフォルトパラメータテーブル
332 基準値テーブル
333 検体検査DB
T1 受信メッセージテーブル
T2 検体検査データテーブル
T4 パラメータテーブル
334 画像DB
T3 画像情報テーブル
34 操作部
35 表示部
351 ビューア画面
352 検体検査イメージ画像
36 通信部
37 メディアドライブ
38 バス
73 画像表示欄
74 サムネイル画像表示欄

【特許請求の範囲】
【請求項1】
患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成し、当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備える画像作成装置。
【請求項2】
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていないと判断した場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する請求項1に記載の画像作成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合は、前記記憶手段に記憶されている過去の検体検査イメージ画像で画像化されている検査項目の検体検査データを画像化する請求項2に記載の画像作成装置。
【請求項4】
前記制御手段が作成する検体検査イメージ画像は、前記画像化の対象となる検査項目の検体検査データのグラフを含む請求項1〜3の何れか一項に記載の画像作成装置。
【請求項5】
表示手段と、
患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成し、当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備える画像表示装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていないと判断した場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する請求項5に記載の画像表示装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記検体検査イメージ画像を作成する際に、前記患者の過去の検査の検体検査イメージ画像が既に前記記憶手段に記憶されているか否かを判断し、記憶されていると判断した場合は、前記記憶手段に記憶されている過去の検体検査イメージ画像で画像化されている検査項目の検体検査データを画像化する請求項6に記載の画像表示装置。
【請求項8】
前記制御手段が作成する検体検査イメージ画像は、前記画像化の対象となる検査項目の検体検査データのグラフを含む請求項5〜7の何れか一項に記載の画像表示装置。
【請求項9】
患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段を備える画像作成装置における画像作成方法であって、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在するか否かを判断する工程と、
前記判断の結果、前記基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する工程と、
当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる工程と、
を含む画像作成方法。
【請求項10】
表示手段と、患者から採取した検体に関する各検査項目の検体検査データを記憶する記憶手段と、を備える画像表示装置における画像表示方法であって、
前記記憶手段に記憶されている前記各検査項目の検体検査データに、予め定められた基準値から外れている検体検査データが存在するか否かを判断する工程と、
前記判断の結果、前記基準値から外れている検体検査データが存在する場合に、前記基準値から外れている検査項目の検体検査データを画像化して検体検査イメージ画像を作成する工程と、
当該作成された検体検査イメージ画像を前記記憶手段に記憶させる工程と、
当該作成された検体検査イメージ画像を前記表示手段に表示させる工程と、
を含む画像表示方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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