説明

画像形成装置

【課題】 フィニッシャやメールボックス等の後処理手段を装着した場合の装置高さの嵩
張りにより不具合を解消し、略垂直方向搬送パス方式の利点を減殺しないようにする。
【解決手段】 装置本体4の一側には、画像形成部6を中にして下方に給紙部8が、上方
に排紙部10が設けられており、略垂直方向に延びるシート搬送パス12が形成されてい
る。装置上面部には上面4aに沿うように(略平行に)中継ユニット18が装着されてお
り、装置本体4の一側面に装着されたフィニッシャ16と排紙部10とを連絡している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に、装置から排紙(出力)されるシートに後処理を行うフィニッシャ、メ
ールボックス、ソーター、ソーターステープラー等の後処理手段等を装着可能な画像形成
装置に関する。
【背景技術】
【0002】
この種のいわゆるマルチファンクションの複写機では、一般的に、装置上部に排紙部が
設けられ、通常排紙の場合、目的画像を形成したシートを上記排紙部を介して装置上面に
スタックする構成となっている。
【0003】
また、これまではあくまでも複写機ベースの造りで、プリンタとして使用する時はペー
ジ順に出力するために周辺機等に反転機構を搭載していた。ところが、最近のパーソナル
コンピュータの急速な普及によりプリンタベースの造りがメインとなりつつある。
そこで提案された形態が、略垂直方向搬送パス方式、すなわち、画像形成手段部を中に
して下方に給紙部、上方に排紙部を配置し、画像面を下向きにして排紙する方式である。
【0004】
これを具体的に説明すると、図5に示すように、装置本体50の高さ方向において、画
像読形成部52を中にして下方に給紙部54が、上方に排紙部56が設けられて略垂直方
向に延びるシート搬送パス58が形成されている。
給紙部54の給紙トレイ60から給紙コロ群62によって供給されたシートは、シート
搬送パス58上に位置する搬送コロによってレジストローラ対64に送られる。そして、
図示しないスキャナやパーソナルコンピュータからの画像データに対応して書き込みユニ
ット65により感光体ドラム66上に作像されたトナー像とタイミングを合わせられてレ
ジストローラ対64より転写部68へ搬送され、トナー像を転写される。未定着トナー像
を載せたシートSは定着部70へと搬送され、定着後排紙部56へ搬送されて装置上面5
0aに通常排紙されてスタックされる。
【0005】
上記形態により、これまでの複写機に比べてシート搬送パスが非常に短く、さらに装置
の一側面を開放するだけでシート搬送パスの大部分を露出させることができる。このため
、給紙から排紙までの出力時間を短縮することができるとともにシート搬送性の向上が得
られ、ジャム除去性も非常に良い。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記従来の略垂直方向搬送パス方式の場合においても、そうでない場合においても、両
面ユニットやメールボックスの付加は可能である。
一方、これらのいわゆる上面排紙タイプの画像形成装置においても、さらに装置側面に
フィニッシャ等の後処理手段を付けたいという要望がある。
しかしながら、上記従来のいずれの構造の場合でも、フィニッシャやメールボックス等
の後処理手段の共存が困難である等の問題を抱えている。
【0007】
その理由を、略垂直方向搬送パス方式のものを例に以下に説明する。
図6に示すように、例えば後処理手段としての4ビンのトレイを有するメールボックス
72を一般的形態として装置本体50の上方に装着した場合、システムとしての装置高さ
が高くなる。特に、読み取りスキャナを装置上方に設置すると、読み取りスキャナの操作
面が非常に高くなり、操作が困難となる。そして、装置が高くなる関係上、メールボック
ス72のビン数や積載枚数もおのずと制限されてしまい、簡易的な後処理機器、すなわち
、使用機能の低い後処理機器しか装着できない。
【0008】
また、例えば装置本体50の上方にメールボックス72を装着した場合、さらにフィニ
ッシャを付加することは困難となる。
また、通常の排紙、両面反転経路、後処理系への経路という4方向が必要であるため、
経路の分岐が複雑となり、コストアップ、搬送品質のダウンを招きやすい。これは略垂直
搬送パス方式の利点を減殺することに他ならない。
なお、両面画像を形成する時には、片面に画像を上記プロセスにて形成後、装置本体5
0の上面50aを利用してスイッチバック反転し(矢印R)、両面ユニット74内の両面
経路76を通り、レジストローラ対64の上流側から装置本体50のシート搬送パス58
へ合流することになる。図6において、符号78は手差しユニットを示す。
【0009】
そこで、本発明は、装置本体に対する複数の後処理手段の共存等の問題を一掃できると
ともに略垂直搬送パス方式においてはそのメリットを十分に活かせる画像形成装置の提供
を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
排紙部に後処理手段を直結するという従来の固定観念に対し、排紙部の下流部分を装置
本体の形状に沿わせて延長するとともに該延長部分にも搬送機能を備えさせ、これによっ
て後処理手段の設置位置の自由度を大きくする。これが本発明の主旨である。
具体的には、請求項1記載の発明では、装置上部に排紙部が設けられ、目的画像を形成
されたシートは通常排紙の場合上記排紙部を介して装置上面にスタックされる画像形成装
置において、装置上面部には、上記排紙部に接続可能なシートの搬送パス及び搬送手段を
具備する中継ユニットが装置の水平方向に延びる状態に装備されている、という構成を採
っている。
【0011】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の構成において、上記排紙部の下方に画像形成
部が設けられているとともに該画像形成部の下方に給紙部が設けられ、シートを略垂直に
給・搬送してシート面に目的画像を形成する装置構成である、という構成を採っている。
請求項3記載の発明では、請求項2記載の構成において、上記排紙部の排紙口に対して
上記装置上面が所定より低く設定され、これによって上記排紙部と上記装置上面との間に
形成される凹部に上記中継ユニットが収容されている、という構成を採っている。
請求項4記載の発明では、請求項3記載の構成において、上記排紙部の排紙口と上記中
継ユニットの搬送パスとが略同一直線上に連なる、という構成を採っている。
【0012】
請求項5記載の発明では、請求項1又は2記載の構成において、上記中継ユニットの下
流側に排紙処理手段が装着されている、という構成を採っている。ここで、排紙処理手段
とは、フィニッシャ、メールボックス、ソーター、ソーターステープラー等の後処理手段
や、通常の排紙トレイを包含する概念を指す(以下、同じ)。
請求項6記載の発明では、請求項1又は2記載の構成において、上記中継ユニット自体
が少なくとも1ビン以上のトレイを有している、という構成を採っている。
請求項7記載の発明では、請求項1又は2記載の構成において、上記中継ユニット自体
が複数のトレイを備え、シートを仕分けする仕分け機能を有している、という構成を採っ
ている。
【0013】
請求項8記載の発明では、請求項1又は2記載の構成において、上記中継ユニット自体
が少なくとも1ビン以上のトレイを有しているとともに、該中継ユニットの下流側に排紙
処理手段が装着され、上記排紙部から排紙されるシートを上記トレイと上記排紙処理手段
とで仕分け可能である、という構成を採っている。
請求項9記載の発明では、請求項1又は2記載の構成において、上記中継ユニットがそ
のシート搬送パスとは別の反転経路を有している、という構成を採っている。
請求項10記載の発明では、請求項9記載の構成において、上記反転経路が、上記装置
上面によって形成される、という構成を採っている。
【発明の効果】
【0014】
請求項1、2又は5記載の発明によれば、装置上面部において装置の水平方向に延びる
状態に中継ユニットを装備する構成としたので、装置側面に後処理手段等を付加すること
ができる。また略垂直方向搬送パス方式に適用の場合には、その利点であるジャム除去性
の向上を減殺することなく後処理手段等を付加することができる。
請求項3記載の発明によれば、略垂直方向搬送パス方式の特徴構造を利用して排紙部の
高さはそのままにして中継ユニットを嵩張らない状態に収容できるように装置上面を低く
する構成としたので、上記基本的効果に加え、中継ユニットを設けることによる装置の嵩
張りを防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、排紙部の排紙口と中継ユニットの搬送パスとが略同一直
線上に連なる構成としたので、請求項3記載の効果に加え、シートの後処理手段等への搬
送距離を最短にすることができる。
【0015】
請求項6、7又は8記載の発明によれば、中継ユニット自体が仕分け機能を有する構成
としたので、中継ユニット自体をも後処理手段化でき、請求項1又は2記載の効果に加え
、マルチファンクション化をさらに向上させることができる。
請求項9記載の発明によれば、中継ユニット内に別のスイッチバック反転経路を設ける
構成としたので、請求項1又は2記載の効果に加え、中継ユニット内の搬送手段全部に正
逆回転機能を持たせることなく容易に両面画像形成時のスイッチバック反転を行える構成
とすることができる。
請求項10記載の発明によれば、スイッチバック反転経路として、排紙トレイ機能を有
する装置上面を利用する構成としたので、請求項9記載の効果に加え、新しい構成を追加
することなく容易にスイッチバック反転を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の一実施例(略垂直方向搬送パス方式における適用例)を図1に基づいて
説明する。
画像形成装置2の一側には、装置本体4の高さ方向において、画像形成部6の下方に給
紙部8が、上方に排紙部10が設けられている。この垂直配列構成によって、略垂直方向
に延びるシート搬送パス12が形成されている。画像形成部6の主要プロセス機器及び給
紙部8は装置本体4に内蔵されており、装置の一側面を開放するだけでシート搬送パス1
2の大部分を露出させることができるようになっている。
また、装置本体4のシート搬送パス12側には両面ユニット14が、反対側には複数ビ
ンのトレイ16aを有する排紙処理手段としての後処理手段の一例としてのソーター16
が装着されており、上面部には排紙口10aを有する排紙部10とソーター16を連絡す
る排紙手段としての中継ユニット18が装置の水平方向に延びる状態に、すなわち、装置
上面4aに沿って略平行に装着されている。また、両面ユニット14の下方には手差しユ
ニット20が設けられている。
よって、両面ユニット14、後処理手段(排紙処理手段)としてのソーター16、手差
しユニット20を上述のように、画像形成装置20の両側に分散配設することによって、
装置上面を有効的に活用でき、両面ユニット14のジャム処理の操作性及び両面コピーの
処理効率を損なうことがない。
【0017】
略垂直方向搬送パス方式の場合には、図1から明らかなように、主要機器が装置の片側
に偏るので、装置中央部、すなわち装置上面4aの下方は空間の大きい状態となる。この
構造的特徴を利用し、排紙部10の現状の高さを維持しながら装置上面4aを所定より、
すなわち、主要機器が装置中央部に位置するタイプの装置の場合より低く設定しており、
これによって排紙部10と装置上面4aとの間に形成される凹部Hに中継ユニット18を
収容している。中継ユニット18の上面は、排紙部10の上面、すなわち装置の最上面と
面一に設定されており、且つ、排紙口10aと中継ユニット18の搬送パス40とが略同
一直線上に連なるように設定されている。
このように、略垂直方向搬送パス方式の場合には、排紙部10の高さをそのままにして
、すなわち、装置の嵩張りを来すことなくる中継ユニット18を設置することができる。
また、排紙口10aと中継ユニット18の搬送パス40とを略同一直線上に連ねた場合に
は、シートの搬送距離を最短にできる利点がある。
なお、主要機器が装置中央部に位置するタイプの装置の場合においても中継ユニット1
8を設置することができ、上記と同様の効果を得ることができる。
【0018】
給紙部8の給紙トレイ22から給紙コロ群24によって供給されたシートSは、シート
搬送パス12上に位置する搬送コロ等の搬送手段によってレジストローラ対26に送られ
る。そして、図示しないスキャナやパーソナルコンピュータからの画像データに対応して
書き込みユニット28により感光体ドラム30上に作像されたトナー像とタイミングを合
わせられてレジストローラ対26より転写部32へ搬送され、トナー像を転写される。未
定着トナー像を載せたシートSは定着部34へと搬送され、定着後排紙部10へ搬送され
る。
両面画像を形成する時には、片面に画像を上記プロセスにて形成後、装置本体4の上面
側、すなわち中継ユニット18の内部構造を利用してスイッチバック反転し、両面ユニッ
ト14内の両面経路36を通り、レジストローラ対26の上流側から装置本体4のシート
搬送パス12へ合流する。また、手差しユニット20による場合は、手差しユニット20
の給紙コロ群38によってシート搬送パス12へ送られる。
【0019】
中継ユニット18の内部にはシート搬送パス12の延長としての搬送パス40が形成さ
れているとともに搬送コロ42等の搬送手段が備えられている。すなわち、装置本体のシ
ート搬送パス12と同等の機能を有している。
定着が完了したシートSは排紙部10から中継ユニット18を通って、ソーター16へ
送られる。
このように、中継ユニット18を設けることによって、ソーター16等の後処理手段を
装置本体4の高さ方向に付加する構成を避けることができ、後処理手段の配置形態を自由
に設定することができる。これによって装置高さの嵩張りによる操作性の低下、後処理手
段のビン数や積載枚数の制限も回避できる。
なお、この実施例においては後処理手段としてソーター16を例示したが、メールボッ
クス、フィニッシャ、ソーターステープラー等においても同様に実施できる。
【0020】
次に図2に基づいて他の実施例を説明する。なお上記実施例と同一部分は同一符号で示
し、機能の重複説明は特に必要がない限り省略する。
上記実施例と異なる点は、1ビン以上のトレイを有する中継ユニット44が備えられて
いることである。この例における中継ユニット44は、4ビンのトレイ45a,45b,
45c,45dを有しており、これらに対応して排紙コロ46a,46b,46c,46
d、分岐爪47a,47b,47c,47dが設けられている。すなわち、中継ユニット
44はそれ自体でメールボックス、ソーター等のシートを仕分ける仕分け機能を兼ねてい
る。
また、中継ユニット44のトレイ45a,45b,45c,45dと、ソーター16と
で排紙部10から排紙されるシートを仕分けるようにすることもできる。
また、図3に示すように、中継ユニット44の下流側に排紙処理手段としての排紙トレ
イ48を設け、中継ユニット44のトレイ45a,45b,45c,45dと、排紙トレ
イ48とで排紙部10から排紙されるシートを仕分けるようにすることもできる。
【0021】
このように、装置本体4の上面に略平行に設置された中継ユニット44を後処理手段化
した場合、トレイ数を増やしても装置高さ方向への嵩張りは一定で、且つ、僅かなものと
することができる。
また、中継ユニット44自体が後処理手段の機能を有するので、装置高さの嵩張りを来
さない状態で装置本体4における、より多くの後処理手段の共存化を実現することができ
る。
また、通常の排紙と後処理手段への経路が同一なので、経路の複雑化も回避できる。
略垂直方向搬送パス方式の、搬送パスが短く出力時間が短いという利点を減殺しないた
めに、通常の排紙は最上流側のトレイ、すなわちトレイ45aにて行うようになっている

【0022】
両面画像を形成する場合には、従来、装置上面の排紙トレイ部を利用してスイッチバッ
ク反転していたが、これを中継ユニット18又は中継ユニット44内で行うとすると、中
継ユニット18,44内の搬送手段全部に正逆回転機能を持たせる必要があり、コストア
ップ、搬送の信頼性の低下につながってしまう。
このような場合には、図4に示すように、排紙部10の直後に分岐手段49を設け、中
継ユニット44内に別のスイッチバック反転経路を形成することによって解消することが
できる。
また、図4には、装置本体4の排紙トレイ機能を果たす上面4aがスイッチバック反転
経路REを形成しているので、わざわざ新たなスイッチバック反転経路を形成しなくても
既存の設備をもって対応でき、構成も簡易となる。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【図1】本発明の一実施例を示す画像形成装置の概要側面図である。
【図2】他の実施例を示す画像形成装置の概要側面図である。
【図3】図2の実施例において排紙処理手段を変えた場合の概要側面図である。
【図4】さらに他の実施例を示す画像形成装置の概要側面図である。
【図5】従来の画像形成装置を示す概要側面図でる。
【図6】従来の画像形成装置の他の例を示す概要側面図である。
【符号の説明】
【0024】
4a 装置上面
6 画像形成部
8 給紙部
10 排紙部
10a 排紙口
12 シート搬送パス
16 排紙処理手段としての後処理手段であるソーター
18、44 中継ユニット
40 搬送パス
48 排紙処理手段としての排紙トレイ
H 凹部
S シート


【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置本体上部に設けられた排紙部と、目的画像が形成されたシートが通常排紙の場合に
上記排紙部を介してスタックされる排紙トレイとを有する画像形成装置において、
上記排紙トレイの上に設けられ、上記排紙部に接続されるシート搬送パス及び搬送手段
を具備する着脱可能な中継ユニットを備え、
上記中継ユニットが装着されたとき、上記中継ユニットの上面が略水平となるように構
成されたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像形成装置において、
上記中継ユニットが装着されたとき、装置本体上面が略水平となるように構成されたこ
とを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の画像形成装置において、
上記中継ユニットが装着されたとき、上記排紙部の上面と上記中継ユニットの上面とが
面一に設定されることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のうちの何れか1つに記載の画像形成装置において、
上記中継ユニットが装着されたとき、上記排紙部の排紙口と上記中継ユニットのシート
搬送パスとが略同一直線上に連なるように設定されることを特徴とする画像形成装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】
装置下部であって略水平に設けられた給紙トレイと、
前記給紙トレイの上方に設けられた排紙トレイと、
前記給紙トレイの上方且つ前記排紙トレイの側方である装置一側部に設けられ、前記給紙トレイから給紙されたシートを略垂直方向へ搬送する搬送路と、
前記装置一側部の上部と前記排紙トレイとで区画された空間内に設けられ、前記搬送路から搬送されたシートを前記装置一側部の上部と反対側の装置他端まで搬送するシート搬送パスを具備したユニットと、
を備え、
前記搬送路でシートを略垂直方向に搬送しながらシートへの画像形成がなされ、
前記ユニットのシート搬送方向一端から他端までの上面は、前記装置一側部の上面より突出しないことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像形成装置において、
前記装置一側部の前記ユニットが装着されるのと反対側に、前記搬送路へシートを搬送する手差し給紙部が設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の画像形成装置において、
前記装置一側部の上部と前記排紙トレイとで区画された空間内に、前記シート搬送パスとは異なる方向へ搬送するための切換え手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−11491(P2006−11491A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−276251(P2005−276251)
【出願日】平成17年9月22日(2005.9.22)
【分割の表示】特願2003−374586(P2003−374586)の分割
【原出願日】平成9年1月17日(1997.1.17)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】