説明

留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具

【課題】ティッシュペーパーは楕円形取り出し口より中味を取り出すカートンタイプのもので,ティッシュペーパーと異なる外装容器の消耗から近年における環境意識の高まりでこれらパッケージ等の不必消耗に問題があった。 また,上記とは異なる衛生面重視のフィルム成型容器では薄手素材から中味パックにゴムバンドやホックまたは粘着テープ等で密閉されるが,これら密閉開放は容易性から使い勝手に問題があった。
【解決手段】上記問題の解決手段として,各部設へ適合器具の接合から開閉となる上蓋表面より取り出しのこれら一体容器あるいは一体成型容器の密閉開放に爪掛け合わせ錠具を採用した中味対象の詰め替え専用と耐久性を重視する独立容器である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は近代における環境意識の高まりから不必物を削減の方向で独立体を重視した貿め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具に関する。
【背景技術】
【0002】
旧来より鼻汁等汚物排除に使われてきたちり紙も今日の活用用途の広がりから今や暮らしに欠くことのできない日常の生活必需品となっている。
そして,中味のこれらを取り出すパッケージ取り出し口部が今日の発展に重要な存在であることはいうまでもない。
【0003】
近年ではその核機能の充実から合成樹脂系横割口シートを張り付けたカートンタイプのティッシュペーパーが一般的に広く使われている。
また,デザインでは楕円形取り出し口をより曲線へ,中味圧縮による容器のスリム化などファッション性を前面に商品開発がなされている。
【0004】
こうした技術向上の中環境保全が叫ばれている今日消費者の欲求に応えつつ環境への配慮方向で合成樹脂系取り出し口シートの廃止など手段を講じて保全面からごみを出さない方向に技術革新がなされているのは事実である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記する従来型取り出し口は弾力性と滑りやすい合成樹脂系の素材から構成されたもので,その機能が伸縮性をもった横割口両面の支持により折り重なったティッシュペーパーの先発と後発が連係して連ね出るようになっている。
【0006】
このように利便性から長年親しまれてきたティッシュペーパーにもここ近年変化の兆しが見えている一部の市販商品では前述のなかの合成樹脂系横割口シートを既に排除したものもあり,年々高まる環境への意識から現実としてごみをなくす方向で改革が少しづつ進み動く状況にあることは言うまでもない。
【0007】
また,容器でもティッシュの折り幅とパッケージとの関係で薄型となり前述同様使われて残り少ないティッシュを中断することなくスムーズに連ね出すための改善と言えるが,元来ティッシュペーパーは消耗品であり,こうした中味を収める外装容器は時の背景から不必物との意識が今現在芽生えてきてるのは確かである。
そして,従来の機能が最良ではあるが必要な改善とされる新型パッケージでは伸縮性に欠ける紙質であるがためにティッシュを取り出すときのガサガサ感や支持材不備で突出するティッシュが容器内部にずれ落ちることもある。
【0008】
これまで述べた一般的とは違った方向で利用されるプラスチックや布等でできたカバー体は素材面において伸縮性を欠くことから利用目的を独立容器ではなく主に装飾的感覚で使われている。
他に既存のティッシュパッケージを詰め替え用に改良されたものもあるがこれらはサイドの納入口からティッシュの詰め込みに違和感を感じるものである。
【0009】
このようにそれぞれの用途目的で利用される収納容器と蓋の接閉接開錠具については指の押圧をもって留め受けの溝切りや出っぱりにカチとはめ込むプッシュ式またはカバータイプのホックが一般によく使われている。
前者は,溝切りと突出部材が噛み合うようになっている。
後者は,窮屈に形成されたカバー体を留め受け出っぱりへ押圧を基本とする留めかたになっている。
また,留め受け支柱の貫通穴へ南京錠あるいは棒体錠具の挿入閉じ等も以前から利用されている。
そして,これらの挿入法は貫通穴へしっかりと閉じ留めできるが挿し閉じ,開放での錠具着脱作業に手数を要し手間ともなる。
【0010】
上記の実情から本発明は環境への配慮方向で無駄な消耗の削減を基本として容易に密閉開放できる爪掛けを採用した耐久性重視の独立容器を以て従来の課題から問題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
そこで,本発明は中味同様消耗となる外装パッケージの代用として不必物を排除した中味専用容器を提供するものである。
【0012】
即ち,本発明は,(1),頭部が丸棒状出っぱりの留め受け支柱を正面中央に備えた柔紙あるいは袋物を収める収納容器のそれらと一体に形成された上蓋の表面中央に位置する円形取り出し口裏面へ円周から外方向へリング装着留め具と同形の突起と合わせの貫通穴を設けた留め具挿入溝を等角度に三方設置し,そしてこれら容器と上蓋の相対する背面に繋ぎ器具を接合する突起受け貫通穴を設けた凹状両面くぼみ棚を上蓋がスムーズに開閉できる位置へ二ヵ所設け,そして対正面へ貫通穴を設けた留め器具接合棚をそれぞれ設定された,こうした上蓋と容器本体との接閉接開を上蓋正面へ取り付けるI状に切り込む相対両面爪と容器正面に設ける留め受けの掛け合わせになったこれらとその器具を接合する部設を設けた上蓋並びに容器とよりなる留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具に存する。
【0013】
そして,(2),リング装着留め具と同形の挿入孔をそのパーツの強固固定を念頭にそれぞれの口サイズに応じた必要数を円形あるいは楕円状取り出し口の内周立面に設けた留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具に存する。
【0014】
そしてまた,(3),取り出し口取り付けパーツの阻害防止にその周囲表面へ曲線状のくぼみ棚を設けた留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具に存する。
【0015】
そしてまた,(4),上蓋正面中央の上部から端辺へ抜ける両面くぼみ棚部へ接合する留め器具の安定に,球状突起をその棚端方内部の左右側面へ設けた留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具に存する。
【0016】
そしてまた,(5),留め受けと折り目を設けた爪留めの異なる錠具設備の容器と蓋を折り目を以て一体成型された留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具に存する。
【0017】
そしてまた,(6),留め受けと対のそれぞれ異なる形状留め具を上蓋の前後相対面に正面錠爪具と背面へ留め具兼用の開閉繋ぎ爪具を設けた爪掛け錠具に存する。
【0018】
そしてまた,(7),爪掛けとなったH状に貫通する切り込みを掛け留めできる状態に爪の双間隙間を留め受けの支柱厚幅に合わせた両面くぼみ棚爪留め具を留め受けの支柱間へ介し,ここに突出する支柱頭部の丸棒状出っぱりが爪掛けの外れを抑制するようになっている爪掛け錠具に存する。
【0019】
そしてまた,(8),閉時での緩み防止に,留め具爪を片面爪とした爪掛け錠具に存する。
【0020】
そしてまた,(9),円形穴の周囲四方を切り込む,くぼみ棚四方割れ爪留め具と支柱頭部が球状出っぱりとなった留め受けのこれらが円球状の爪掛け合わせになっている爪掛け錠具に存する。
【0021】
そしてまた,(10),留め具爪の支持と留め受け出っぱりの関係が適度の掛け締め,開放となった爪掛け錠具に存する。
【0022】
そしてまた,(11),容器の段重ね等による爪掛けの外れ防止にその圧力を緩衝する横目となった波状刻みを,留め具への圧迫を解消する位置へ設けられた爪掛け錠具に存する。
【0023】
そしてまた,(12),多様容器への対応から取り付け支柱の両端あるいは中央に当て材を設けたこれら強柱留め受けと適合の同形状留め具とよりなる爪掛け錠具に存する。
【発明の効果】
【0024】
本発明は限りある資源を念頭に不必消耗を必要最小として,容器2と上蓋3の相対する背面両側へ自在開閉を目的に繋ぎ器具接合の突起受け貫通穴5を有する向かい合わせ設定の凹状両面くぼみ棚6とその対正面上蓋3中央へ留め器具の接合安定に棚端方の相対する両面突起11と棚部へ突起受け貫通穴5をそれぞれ設けたこうした凹状両面くぼみ棚6,10のこれら部設へ適合器具を接合して,上蓋3容器2の密閉開放を容器2の正面中央に設ける丸棒状頭部出っぱり留め受け7と上蓋3のI状に貫通切り込み取り付け留め具15の爪掛け合わせとなりこうした各適所の機能部設並びに上蓋3の表面中央に位置する取り出し口9より構成されたちり紙あるいは袋物が違和感なく心地よく取り出せるようになった中味の詰め替えを基本とする一体容器1の独立体である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
本発明においては,一体容器1へ収まる中味を,開閉となる上蓋3より,取り出しを得た。
そして,取り出しの助成に,その取り出し口9周囲へ貫通穴5所持の留め具挿入溝4を採用する
そしてまた,繋ぎ器具並びに留め器具接合の突起受け貫通穴5を有する両面くぼみ棚6から容器2と上蓋3の一体容器1を確立する。
そしてここに,薄手素材の一体容器1に適応しうる適度の締まりと開閉,開放を容易とする簡易タイプの爪掛け合わせ錠具部S,18を見出す。
【0026】
〔第1の実施の形態〕
本実施では,薄手素材より困難とさりるティッシュペーパーの上蓋3開閉と爪掛け錠具Sの密閉開放を実現するもので詰め入れ取り出しの実用性から使い勝手並びに耐久性を重視して図1(A),図1(B)より示された,取り出し口9を有する上蓋3と容器2の相対する背面の両側適合位置に繋ぎ器具接合の突起受け貫通穴5を棚三方へ有する凹状の両面(容器外内,上蓋表裏)くぼみ棚6と上蓋3正面中央へ設ける凹状両面(表,裏)くぼみ棚10端方の相対両面に留め器具15接合の固定安定に突起11を設け,このように構成された上蓋3,容器2を一体容器1として確立するため,その上蓋3,容器2の適合部設へ自在開閉となる繋ぎ器具の接合から適度の締まりで密閉開放を自在とする上蓋3前面に取り付けの相対両面爪留め器具15をもって容器2正面に備える頭部が丸棒状に出っぱる留め受け7との爪掛け合わせとなり,ここに上蓋3容器2の一体容器1が成立される。
そして,これら一体容器1の使用手順は上蓋3開放容器2に両サイド帯封とじのティッシュペーパーを開放口より内部へ収め入れ最上段の一組を山状に帯とじから抜け出ない程度につまみ出して,そのまま上蓋3を閉じればつまみ出した中味が円形取り出し口9より突出するかっこうとなる。
【0027】
図1(C)に示すように,上蓋3正面中央に設けた取り出し口9から突出する取り付け装具の保護にその周囲表面がくぼみ棚12となっている。
図1(D)は,真上から見た箱状容器内部を示す。
図2(A)に示す取り出し口9裏面設置のリング体装着留め具挿入溝4は中味の滑り障害とならないよう段差をなくすために留め具の片面と同厚溝となり,そして突起との適合位置に設けられた貫通穴5は溝4より表面へ貫いている。
従って,これら留め具挿入溝4はその留め具と同形状ということになる。
図2(B)は,留め具挿入溝4を裏面からの断面を示す。
図2(C)は,取り出し口9の立面25より内部方向へリング体装着留め具と同形状の角孔20になっている
そして,留め具接合を接着剤または角孔20を貫き表裏へ抜ける貫通穴を設けて突起との噛み合わせも可能となる。
図2(D)は,角孔の断面を示す。
【0028】
〔第2の実施の形態〕
本実施の形態においては,図3(A)に示すように上蓋3前面のI状貫通爪留め部Rと容器2から突出の頭部が丸棒状に出っぱる8留め受け7のこれらが正面中央の相対地点で接閉接開を目的に合致するようになっている。
そして,上蓋3のI状貫通爪留め部Rの付け根には密閉開放を容易とする横折り目Xを設けて,その下方へは容器等段重ね圧力から歪みや爪掛けの外れ防止に波状あるいは三角状突出刻みの緩衝部21が設けられこのように構成された一体成型容器13である。
図3(B)は図3(A)の背面で上蓋から突出の留め部Rは裏表共通のI状貫通切り込み24爪Hとなっている。
そして,これらの留め部Rを平面に形成されている。
図3(C)は留め部R並びに繋ぎ機能を有する片面爪留め部18の上蓋3独立体で背面中央に繋ぎ器具への応用として,変則となった片面爪Yとその対面で開閉時図3(D)独立容器2の適合位置に設けられた留め受け7(点線G:隠れ部分の全体像)へしっかりと支持固定できるようになっている。
そして前,正面の適合位置に合致するよう設けられた,図3(C)上蓋留め部Rと図3(D)容器留め受け7は雄雌関係の錠具Sになっている。
図3(E)は図3(C)の留め部R側面で中央から右方に三角状の緩衝部21と中央より左方へ折り目Xをそれぞれ設けられている。
そして,これらの機能設備は刻みあるいは折り目等で構成される。
図4(A)に示すように縁角が丸みをもった留め器具15には,中央より少し下方位置へ貫通切り込み24または貫通隙間となった表裏共通のI状相対両面くぼみ棚爪16を設けてある。
そして,このくぼみ棚爪16間の相対隙間24を留め受け支柱の同厚幅としその上方へは円滑な密閉開放に両端へ抜ける横線状の折り目Xを設けてありこうした留め器具15と一致点に設定された支柱L頭部が丸棒状に出っぱる8留め受け7のこれらを爪掛け合わせ時にくぼみ棚爪16と留め受け支柱取り付け部26の当接面双方は凹凸関係となりこうした関係の取り付け部26並びにI状相対両面くぼみ棚爪16の四方からの支持で密閉安定と爪掛けの不本意な開きを頭部出っぱり8で抑えるようになっている。
ここでの四方からの支持は凹凸関係の当接面双方が噛み合うようになっている。
また,爪16の構成は一辺から伸びたその周りを貫通切り込み24あるいは貫通隙間を基本とされる。(各爪共通。)
このように構成された相対両面爪16を有する留め器具15の接合は上蓋3へ設定された,端方に相対両面突起11を備えた凹状両面くぼみ棚10へ裏面が逆目凹状に段差となった接合部Nをあてがえ接着剤と突起受け孔Pで固定される。
ここでは逆目凹状に段差カット接合部Nになっているが本表記の凹状両面くぼみ棚10へ適合する留め器具の採用を可能とする。
そして,上記する留め器具15の爪16は多少弾性力のある材質が好適で,操作から留め受け7要の支柱Lと出っぱり8の境目で留め爪16の掛け合わせとなる。
また開放は留め器具15の端部を指先で簡単に摘み外せるようになっている。
図5(A)に示す留め受け支柱Lの中央へ設けた片面当て材22並びに,図5(C)に示す両端当て材23からなる留め受け7のこれらは共に共通する目的で多種多様容器へ対応しうる留め器具15閉時の耐用支柱Lである。
前者当て材22は下面から頭部出っぱり8へ伸びている。
後者当て材23は下面から頭部出っぱり8方向へ両端共に三角状となっている。
図5(B)は図5(A)へ適応の掛け合わせ片面双子爪19である。
図5(D)のH状爪17は用途兼用から図5(C)への掛け合わせもその一つである。
例えばこれらH状17の向きを変えるとI状相対両面くぼみ棚爪16への転換となる。
図6(A)は円周から外方向に四方割れ27の留め器具15で,これらと掛け合わせは頭部が球状出っぱり29の円形支柱30留め受け15となる。
【0029】
上記する第1の実施の形態並びに第2の実施の形態のこのように形成されたそれぞれの設備,機能を容器2,上蓋3と錠具Sへ確立される。
そして,これらの設備,機能を基本として,本発明から逸脱しない範囲で変形変則を可能とする。
例えば,上蓋3取り出し口9裏面の挿入溝4は口サイズあるいは取り付けパーツ等からその条件に対応しうるもので,必ずしも三方三ヵ所に限定をされない。
また,留め具15と留め受け7の関係を逆設定も当然可能である。
そして,請求項へ記載はないが,装飾品等の取り付けを目的に留め受けの支柱Lと頭部出っぱり8間へ穴を設けたこれらをバンドあるいは帯状の一方端へ採用も可能である。
そしてまた,留め受け支柱Lの間を空間として,支柱L両側面がジャバラ状に形成された支柱頭部の押圧接閉法や支柱底辺部の溝と密め具土手部の噛み合せ等も可能である。
そしてまた,上蓋3独立体の片面爪留め部18の変則から[形鍵状となったスライド噛み合わせも可能である。(ここの鍵状は凹凸面同士の噛み合せを指す。)
【産業上の利用可能性】
【0030】
一体容器1,一体成型容器13並びに錠具Sのこれらは開閉と錠閉じ開放を確立した独立体で多分野への応用も可能とされる。
例えば,ビニール袋等の収納取り出し,あるいはスーパー等で陳列される食品を入れたフィルム成型容器への錠具Sの応用そして,菓子類等の外装パッケージへの錠具Sの応用等があげられる。(一部面が貫孔となった帯環等の爪留め具への通し綴じも可能である)
また,本原理を活用した家具,建具,建築物並びに飲料あるいは調味料等を入れる耐久性を有する容器等の形成も可能である。(ここでの応用器具は留め器具15あるいは留め部R付け根の回動式と硬質爪16,17,18,19の根元を折り目とされる。)
そして本発明は簡易タイプの利点から容器全般への応用も可能となる。
以上,これまで述べた一体容器1,一体成型容器13並びに錠具Sのこれら素材面においては合成樹脂,ゴム,樹木,金属,紙,繊維等の素材使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1(A)】図1(A)は,器具未設の上蓋開放状態を示す正面斜め上からの一体容器立体図である。
【図1(B)】図1(B)は,器具未設の上蓋開放状態を示す背面斜め上からの一体容器立体図である。
【図1(C)】図1(C)は,円形取り出し口周囲の貫通穴とくぼみ棚を示す前面斜め上からの上蓋立体図である。
【図1(D)】図1(D)は,正面を手前に真上から内部状態を示す容器立体図である。
【図2(A)】図2(A)は,取り出し口裏面の直方状溝と貫通穴を示す手前上からの挿入溝立体図である。
【図2(B)】図2(B)は,円周立面から外方向へ直方状の挿入溝断面図である。
【図2(C)】図2(C)は,取り出し口立面の角孔を示す正面からの内部立体図である。
【図2(D)】図2(D)は,取り出し口立面から内部の角孔断面図である。
【図3(A)】図3(A)は,各機能設備と上蓋開放状態を示す正面手前上からの一体成型容器立体図である。
【図3(B)】図3(B)は,表裏共通の機能留め部を示す一体成型容器背面図である。
【図3(C)】図3(C)は,独立体の異なる機能設備を示す前面斜め上からの上蓋立体図である。
【図3(D)】図3(D)は,点線部分の通常と異なった機能設備と独立体内部を示す正面斜め上からの容器立体図である。
【図3(E)】図3(E)は,右方の山状起伏と左方へ折り目を示す留め部側面図である。
【図4(A)】図4(A)は,留め具と留め受けの対となる組合せを示す下方斜め上からの錠具立体図である。
【図4(B)】図4(B)は,逆目になった凹状段差の接合部と側面の突起受け孔を示す下方斜め上からの留め具の裏面立体図である。
【図4(C)】図4(C)は,取りつけ部を手前に真上からの留め受け縦面図である
【図4(D)】図4(D)は,I状留め具の横断面図である。
【図5(A)】図5(A)は,支柱中央の片面当て材を示す下方斜め上からの留め受け立体図である。
【図5(B)】図5(B)は,片面双子爪を示す下方斜め上からの留め具立体図である。
【図5(C)】図5(C)は,支柱両端部の三角状当て材を示す下方斜め上からの留め受け立体図である。
【図5(D)】図5(D)は,用途兼用となった相対両面くぼみ棚のH状貫通切り込み爪を示す下方斜め上からの留め具立体図である。
【図6(A)】図6(A)は,中心が円形穴の四方割れ爪留め具と球,円柱より構成された留め受けを示す下方斜め上からの円球状錠具立体図である。
【符号の説明】
【0032】
1 一体容器
2 容器
3 上蓋
4 留め具挿入溝
5 貫通穴(突起受け)
6 凹状両面くぼみ棚部(繋ぎ器具)
7 留め受け
L 支柱
8 頭部出っぱり
9 取り出し口
10 凹状両面くぼみ棚部(留め器具)
11 突起
P 突起受け孔
12 取り出し面くぼみ棚
13 一体成型容器
14 折り目
15 留め器具
R 留め部
16 I状相対両面くぼみ棚爪
17 H状相対両面くぼみ棚爪
18 片面爪留め部
Y 片面爪
19 片面双子爪
20 角孔
21 緩衝部
22 中央当て材
23 両面当て材
24 貫通切り込み(又は隙間)
25 取り出し口立面
26 取り付け部
27 四方割れ爪
28 円形穴
29 球状頭部
30 円形支柱
F 上蓋表面
K 上蓋裏面
G 点線
S 錠具
H I状平面爪
N 逆目凹状段差接合部
X 留め部折り目

【特許請求の範囲】
【請求項1】
頭部が丸棒状出っぱりの留め受け支柱を正面中央に備えた柔紙あるいは袋物を収める収納容器のそれらと一体に形成された上蓋の表面中央に位置する円形取り出し口裏面へ円周から外方向へリング装着留め具と同形の突起と合わせの貫通穴を設けた留め具挿入溝を等角度に三方設置し、そしてこれら容器と上蓋の相対する背面に繋ぎ器具を接合する突起受け貫通穴を設けた凹状両面くぼみ棚を上蓋がスムーズに開閉できる位置へ二ヵ所設け,そして対正面へ貫通穴を設けた留め器具接合棚をそれぞれ設定された、こうした上蓋と容器本体との接閉接開を上蓋正面へ取り付けるI状に切り込む相対両面爪と容器正面に設ける留め受けの掛け合わせになったこれらとその器具を接合する部設を設けた上蓋並びに容器とよりなることを特徴とする留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具。
【請求項2】
リング装着留め具と同形の挿入孔をそのパーツの強固固定を念頭にそれぞれの口サイズに応じた必要数を円形あるは楕円状取り出し口の内周立面に設けたことを特徴とする請求項1記載の留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具。
【請求項3】
取り出し口取り付けパーツの阻害防止にその周囲表面へ曲線状のくぼみ棚を設けたことを特徴とする請求項1、2記載の留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具。
【請求項4】
上蓋正面中央の上部から端辺へ抜ける両面くぼみ棚部へ接合する留め器具の安定に,球状突起をその棚端方内部の左右側面へ設けたことを特徴とする請求項1,2,3記載の留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具。
【請求項5】
留め受けと折り目を設けた爪留めの異なる錠具設備の容器と蓋を折り目を以て一体成型されたことを特徴とする請求項1,2,3記載の留め具挿入溝を有する取り出し口を開閉の上蓋に設けた詰め替え用軟紙袋物収納取り出し容器及び爪掛け錠具。
【請求項6】
留め受けと対のそれぞれ異なる形状留め具を上蓋の前後相対面に正面錠爪具と背面へ留め具兼用の開閉繋ぎ爪具を設けたことを特徴とする請求項1,5記載の爪掛け錠具。
【請求項7】
爪掛けとなったH状に貫通する切り込みを掛け留めできる状態に爪の双間隙間を留め受けの支柱厚幅に合わせた両面くぼみ棚爪留め具を留め受けの支柱間へ介し,ここに突出する支柱頭部の丸棒状出っぱりが爪掛けの外れを抑制するようになっていることを特徴とする請求項1,5,6記載の爪掛け錠具。
【請求項8】
閉時での緩み防止に留め具爪を片面爪としたことを特徴とする請求項1,5,6,7記載の爪掛け錠具。
【請求項9】
円形穴の周囲四方を切り込む,くぼみ棚四方割れ爪留め具と支柱頭部が球状出っぱりとなった留め受けのこれらが円球状の爪掛け合わせになっていることを特徴とする請求項1,5,6,7,8記載の爪掛け錠具。
【請求項10】
留め具爪の支持と留め受け出っぱりの関係が適度の掛け締め,開放となったことを特徴とする請求項1,5,6,7,8,9記載の爪掛け錠具。
【請求項11】
容器の段重ね等による爪掛けの外れ防止にその圧力を緩衝する横目となった波状刻みを留め具への圧迫を解消する位置へ設けられたことを特徴とする請求項1,5,6,7,8,9,10記載の爪掛け錠具。
【請求項12】
多様容器への対応から支柱の両端あるいは中央に当て材を設けたこれら強柱留め受けと適合の同形状留め具とよりなることを特徴とする請求項1,5,6,7,8,9,10,11記載の爪掛け錠具。

【図1(A)】
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【図1(B)】
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【図1(C)】
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【図1(D)】
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【図2(A)】
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【図2(B)】
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【図2(C)】
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【図2(D)】
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【図3(A)】
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【図3(B)】
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【図3(C)】
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【図3(D)】
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【図3(E)】
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【図4(A)】
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【図4(B)】
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【図4(C)】
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【図4(D)】
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【図5(A)】
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【図5(B)】
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【図5(C)】
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【図5(D)】
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【図6(A)】
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