説明

畦塗り機

【課題】適切な畦塗り作業ができる畦塗り機を提供する。
【解決手段】畦塗り機11は、土を盛り上げる盛土体と、この盛土体による盛土を締め固めて畦を形成する畦形成体14とを備える。畦形成体14は、盛土を締め固めて畦側面を形成する畦側面形成部35および盛土を締め固めて畦上面を形成する畦上面形成部36を有する。畦塗り機11は、盛土体側からの土を案内して排出口から畦形成体14側に向けて排出する盛土体カバー16を備える。盛土体カバー16は、排出口を介して互いに離間対向する左右1対の対向側板51a,51bを有する。両対向側板51a,51bのうちの畦側の対向側板51bの後端側は、排出口が拡がるように折れ曲がった状態である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、適切な畦塗り作業ができる畦塗り機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えば特許文献1に記載された畦塗り機が知られている。
【0003】
この従来の畦塗り機は、左右方向の回転中心軸線を中心として回転しながら土を盛り上げる盛土体(前処理体)と、盛土体による盛土を締め固めて畦側面を形成する畦側面形成部および盛土体による盛土を締め固めて畦上面を形成する畦上面形成部を有する畦形成体(整畦体)と、盛土体を覆う盛土体カバーとを備えたものである。
【0004】
そして、この種の畦塗り機に用いられる盛土体カバーとして、例えば図11に示すものが知られている。
【0005】
この図11に示す盛土体カバー1は、盛土体2にて放てきされる土を案内して排出口6から畦形成体3側に向けて排出するものである。そして、盛土体カバー1は排出口6を介して互いに離間対向する左右1対の対向側板7a,7bを有し、これら両対向側板7a,7bのうちの畦側の対向側板7bはその全体が前後方向に沿って位置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開平10−4707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
このため、盛土体2にて放てきされた土の一部が、畦側の対向側板7bに当たって向きを変え、畦形成体3の畦側面形成部4側に供給されたり盛土体2側に跳ね返されたりし、その結果、畦形成体3の畦上面形成部5側に供給される土の量が不足するおそれがある。
【0008】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、畦形成体の畦上面形成部側に適量の土を供給でき、適切な畦塗り作業ができる畦塗り機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1記載の畦塗り機は、回転しながら土を盛り上げる盛土体と、この盛土体による盛土を締め固めて畦側面を形成する畦側面形成部および前記盛土体による盛土を締め固めて畦上面を形成する畦上面形成部を有する畦形成体と、前記盛土体にて放てきされる土を案内して排出口から前記畦形成体側に向けて排出する盛土体カバーとを備え、前記盛土体カバーは、前記排出口を介して互いに離間対向する左右1対の対向側板を有し、前記両対向側板のうちの畦側の対向側板の少なくとも後端側が、前記排出口が拡がるように位置するものである。
【0010】
請求項2記載の畦塗り機は、請求項1記載の畦塗り機において、両対向側板のうちの畦側の対向側板の後端側のみが、排出口が拡がるように折り曲げられているものである。
【0011】
請求項3記載の畦塗り機は、請求項2記載の畦塗り機において、両対向側板のうちの畦側の対向側板は、前後方向に沿って位置する第1板部を前端側に有するとともに、この第1板部に対して傾斜状に位置する第2板部を後端側に有するものである。
【0012】
請求項4記載の畦塗り機は、請求項3記載の畦塗り機において、第2板部が、第1板部の後端部に回動調整可能に設けられているものである。
【0013】
請求項5記載の畦塗り機は、請求項1ないし4のいずれか一記載の畦塗り機において、盛土体カバーは、両対向側板の上端部相互を連結する連結上板と、この連結上板の後端部に回動調整可能に設けられた回動上板とを有するものである。
【発明の効果】
【0014】
請求項1に係る発明によれば、両対向側板のうちの畦側の対向側板の少なくとも後端側が排出口が拡がるように位置するため、畦形成体の畦上面形成部側に適量の土を供給でき、適切な畦塗り作業ができる。
【0015】
請求項2に係る発明によれば、両対向側板のうちの畦側の対向側板の後端側のみが排出口が拡がるように折り曲げられているため、畦形成体の畦上面形成部側に適量の土を供給でき、より適切な畦塗り作業ができる。
【0016】
請求項3に係る発明によれば、盛土体カバーの両対向側板のうちの畦側の対向側板は前後方向に沿って位置する第1板部を前端側に有するとともにこの第1板部に対して傾斜状に位置する第2板部を後端側に有するため、畦形成体の畦上面形成部側に適量の土を適切に供給でき、より適切な畦塗り作業ができる。
【0017】
請求項4に係る発明によれば、第2板部が第1板部の後端部に回動調整可能に設けられているため、第2板部の回動調整によって、畦形成体の畦上面形成部側に供給される土の量を容易に調整できる。
【0018】
請求項5に係る発明によれば、盛土体カバーは、両対向側板の上端部相互を連結する連結上板とこの連結上板の後端部に回動調整可能に設けられた回動上板とを有するため、回動上板の回動調整によって、畦形成体の畦上面形成部側に供給される土の量を容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の一実施の形態に係る畦塗り機の平面図である。
【図2】同上畦塗り機の側面図である。
【図3】同上畦塗り機の盛土体カバーの平面図である。
【図4】図3のa矢視図である。
【図5】図3のb矢視図である。
【図6】同上盛土体カバーの畦側の斜視図である。
【図7】同上盛土体カバーの反畦側の斜視図である。
【図8】本発明の他の実施の形態に係る畦塗り機の盛土体カバーの平面図である。
【図9】図8のa矢視図である。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態に係る畦塗り機の盛土体カバーの平面図である。
【図11】従来の畦塗り機の盛土体カバーの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0021】
図1および図2において、11は畦塗り機で、この畦塗り機11は、圃場を走行可能な走行車であるトラクタ(図示せず)の後部に連結され、トラクタの走行により進行方向に移動しながら畦塗り作業をする。
【0022】
畦塗り機11は、トラクタの後部の3点リンクヒッチ部(作業機昇降支持部)に連結された機体12と、機体12に回転可能に設けられ水平な左右方向の回転中心軸線Aを中心として例えばアップカット方向に回転しながら田面および畦(元畦)の土を耕耘して畦上に盛り上げるロータリ式の盛土体13と、機体12に回転可能に設けられ水平な左右方向の回転中心軸線Bを中心として回転しながら盛土体13の進行方向後方で盛土体13による盛土を締め固めて新たな畦(新畦)を形成する畦形成体14と、機体12に回転可能に設けられ前下り傾斜状の回転中心軸線Cを中心として回転しながら盛土体13の進行方向前方で畦上面を削る上面削り体15とを備えている。
【0023】
また、畦塗り機11は、機体12に設けられ盛土体13を覆う盛土体カバー16と、機体12に設けられ畦形成体14を覆う畦形成体カバー17と、機体12に設けられ上面削り体15を覆う上面削り体カバー18とを備えている。
【0024】
機体12は、トラクタの後部の3点リンクヒッチ部に連結された固定機枠21を有している。固定機枠21は軸保持部22を有し、この軸保持部22にて入力軸(図示せず)が回転可能に保持され、この入力軸はトラクタのPTO軸にジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続されている。
【0025】
固定機枠21には互いに平行な左右1対の回動アーム(平行リンク)23の一端部が回動可能に取り付けられ、これら回動アーム23の他端部には伝動ケースを兼ねた可動機枠26が回動可能に取り付けられている。この可動機枠26を作業位置および非作業位置に選択的に位置決めするための位置決め用アーム24の一端部が固定機枠21に回動可能に取り付けられ、この位置決め用アーム24の他端部が可動機枠26に回動可能に取り付けられている。
【0026】
可動機枠26は軸保持部27を有し、この軸保持部27にて、入力軸にジョイント等を介して接続された中間入力軸(図示せず)が回転可能に保持されている。また、可動機枠26は、盛土体13を回転可能に保持する盛土体保持部28と、畦形成体14を回転可能に保持する畦形成体保持部29と、上面削り体15を回転可能に保持する上面削り体保持部30とを有している。
【0027】
盛土体13は、盛土体保持部28にて回転可能に保持された水平な左右方向の駆動軸である回転軸31を有し、この回転軸31には複数の耕耘爪である盛土爪32が脱着可能に取り付けられている。
【0028】
畦形成体14は、畦形成体保持部29にて回転可能に保持された水平な左右方向の駆動軸である回転軸33を有し、この回転軸33には畦形成部材34が取り付けられている。畦形成部材34は、回転軸33とともに所定方向に回転しながら盛土体13による盛土を締め固めて田面側に向って下り傾斜面状の畦側面を形成する略円錐台状の畦側面形成部(側面ディスク)35と、この畦側面形成部35の縮径側端部に固設され回転軸33とともに所定方向に回転しながら盛土体13による盛土を締め固めて水平面状の畦上面を形成する略円柱状(中空でも中実でもよい)の畦上面形成部(上面ローラ)36とを有している。
【0029】
上面削り体15は、上面削り体保持部30にて回転可能に保持された前下り傾斜状の駆動軸である回転軸37を有し、この回転軸37には複数の削り爪38が脱着可能に取り付けられている。
【0030】
ここで、図3ないし図7に示すように、ロータリーである盛土体13を覆う盛土体カバー16は、盛土体13の盛土爪32にて放てきされる土を案内して後端側の排出口40から畦形成体側に向けて排出するとともに、盛土体13の盛土爪32にて放てきされる土の飛散を防止するものである。
【0031】
盛土体カバー16は、一方側カバー部である左側カバー部41と、この左側カバー部41よりも上方に位置する他方側カバー部である右側カバー部42とを有している。
【0032】
左側カバー部41は、盛土爪32の先端移動軌跡に沿った略円弧面状に形成され盛土爪32の上方部を覆う上板43を有し、この上板43の左端部から側板44が下方に向って突出している。側板44は、前後方向に沿って位置する鉛直面状に形成され、この側板44にて盛土爪32の側方部が覆われている。上板43の後端部には、土漏れ防止板45が取り付けられている。
【0033】
右側カバー部(上方膨らみ部)42は、後ろ斜め下方に向って開口する排出口40を介して互いに離間対向し盛土爪32の側方部を覆う左右1対の対向側板51a,51bを有している。
【0034】
そして、両対向側板51a,51bのうちの畦側の対向側板51bの少なくとも後端側が、前後方向に沿って位置する場合に比べて排出口40が拡がるように前後方向に対して外側方にずれて位置している。すなわち例えば両対向側板51a,51bのうちの畦側の対向側板51bの後端側のみが、盛土体13による土の放てき方向(前後方向に対して傾斜する方向)に略沿うように、両対向側板51a,51bのうちの反畦側の対向側板51aから離れる側(右側)に向って上下方向に対して前下り傾斜状の折れ線Sに沿って傾斜状に折り曲げられている。
【0035】
つまり、右側の対向側板51bは、前後方向に沿って位置する鉛直面状の第1板部53を前端側に有するとともに、この第1板部53に対して後端側ほど右側に位置するように折り曲げられて畦上面形成部36の前方位置で傾斜状に位置する折曲板部である第2板部54を後端側に有している。つまり、右側の対向側板51bは、前端側の第1板部53と、後端側の第2板部54とにて構成されている。
【0036】
一方、左側の対向側板51aは、前後方向に対して傾斜した傾斜方向に沿って位置する鉛直面状の板部55にて構成されており、この板部55は、前端から後端に向って徐々に右側の対向側板51bに近づくように傾斜し、平面視で盛土体13による土の放てき方向に略沿った状態で位置する(図3参照)。
【0037】
そして、両対向側板51a,51bの上端部相互が、盛土爪32の上方部を覆う略円弧面状の連結上板56にて連結されている。この連結上板56の後端部には、土量調整用の着脱板57が着脱可能に取り付けられている。つまり、この着脱板57の着脱によって盛土体13側から畦形成体14の畦上面形成部36側に供給される土の量を調整可能である。
【0038】
なお、図1および図2に示されるように、上面削り体保持部30は、上面削り体15の回転軸37を保持する前下り傾斜状の軸ケース部である先端側軸ケース部61を有している。この先端側軸ケース部61は、水平状の軸ケース部である基端側軸ケース部62に対して水平な左右方向の回動中心軸線Dを中心として上下方向に回動調整可能となっている。そして、先端側軸ケース部61は、盛土体カバー16の対向側板51bの第1板部53の近接位置であって、下限設定時に第2板部54とは干渉しない位置に配設されている。
【0039】
次に、畦塗り機11の作用等を説明する。
【0040】
畦塗り機11をトラクタの走行により畦に沿って進行方向へ移動させると、上面削り体15にて畦上面が削られて雑草等が除去され、この上面削り体15の後方では盛土体13にて田面および畦の土が耕耘されて畦上に盛り上げられ、この盛土体13の後方では畦形成体14にて盛土が締め固められて新畦が形成される。
【0041】
このとき、図3に示すように、盛土体13の盛土爪32にて耕耘されて放てきされた土の一部は、盛土体カバー16の右側カバー部42の両対向側板51a,51bおよび連結上板56にて案内された後、排出口40から畦形成体14側に向って排出される。
【0042】
したがって、図10に示す従来の構成とは異なり、放てきされた土の一部が畦側の対向側板51bに当たって向きを変えて畦側面形成部35側に供給されたり盛土体13側に跳ね返されたりするようなことがなく、盛土体13側からの所望量の土が畦上面形成部36の前方側に供給される。
【0043】
このように畦塗り機11によれば、盛土体カバー16の両対向側板51a,51bのうちの畦側の対向側板51bの後端側は、前後方向に沿って位置する場合に比べて畦形成体14側に向って開口する排出口40が拡がるように、対向側板51bの前端側に対して折り曲げられているため、畦形成体14の畦上面形成部36側に適量の土を供給でき、適切な畦塗り作業ができ、よって、崩れにくい強固な新畦を形成することができる。
【0044】
また、盛土体カバー16の両対向側板51a,51bのうちの畦側の対向側板51bは前後方向に沿って位置する第1板部53を前端側に有するとともにこの第1板部53に対して傾斜状に位置する第2板部54を後端側に有するため、上面削り体保持部30の先端側軸ケース部61を第1板部53の近接位置に第2板部54とは干渉しないように適切に配設できるばかりでなく、畦形成体14の畦上面形成部36側に適量の土を適切に供給でき、より適切な畦塗り作業ができる。
【0045】
なお、畦塗り機11は、例えば図8および図9に示すように、畦側の対向側板51bの第2板部54が第1板部53の後端部に固定手段を兼ねた連結手段(蝶番等)71を介して左右方向に回動調整可能に設けられた構成でもよい。この構成にすれば、第2板部54の左右回動調整によって第2板部54の第1板部53に対する傾斜角度を調整でき、盛土体13側から畦形成体14の畦上面形成部36側に供給される土の量を容易に調整できる。
【0046】
また、畦塗り機11は、例えば図8および図9に示すように、着脱板57の代わりに、略円弧面状の回動上板73が連結上板56の後端部に固定手段を兼ねた連結手段(蝶番等)72を介して上下方向に回動調整可能に設けられた構成でもよい。この構成にすれば、回動上板73の上下回動調整によって回動上板73の連結上板56に対する傾斜角度を調整でき、盛土体13側から畦形成体14の畦上面形成部36側に供給される土の量を容易に調整できる。
【0047】
さらに、畦塗り機11は、例えば図10に示すように、両対向側板51a,51bのうちの畦側の対向側板51bの全体が、排出口40が拡がるように前後方向に対して外側方にずれて傾斜状(略傾斜状も含む)に位置する構成でもよい。
【0048】
なお、対向側板51bの後端側を折り曲げることにより第1板部53の後端部に第2板部54を一体に設けた構成には限定されず、例えば第1板部53の後端部に第1板部53とは別体の第2板部54を溶接等で固設することにより対向側板51bの後端側が折れ曲がった構成等でもよい。
【0049】
また、第2板部54は、平面状か曲面状かを問わず、前後方向に沿って位置する鉛直面に対して排出口40が拡がるように外側方へ膨出した形状であればよい。
【0050】
さらに、第2板部54の大きさは任意であり、第2板部54は第1板部53に比べて大きくても、小さくてもよく、また両板部53,54が略同じ大きさでもよい。
【符号の説明】
【0051】
11 畦塗り機
13 盛土体
14 畦形成体
16 盛土体カバー
35 畦側面形成部
36 畦上面形成部
40 排出口
51a,51b 対向側板
53 第1板部
54 第2板部
56 連結上板
73 回動上板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転しながら土を盛り上げる盛土体と、
この盛土体による盛土を締め固めて畦側面を形成する畦側面形成部および前記盛土体による盛土を締め固めて畦上面を形成する畦上面形成部を有する畦形成体と、
前記盛土体にて放てきされる土を案内して排出口から前記畦形成体側に向けて排出する盛土体カバーとを備え、
前記盛土体カバーは、前記排出口を介して互いに離間対向する左右1対の対向側板を有し、
前記両対向側板のうちの畦側の対向側板の少なくとも後端側が、前記排出口が拡がるように位置する
ことを特徴とする畦塗り機。
【請求項2】
両対向側板のうちの畦側の対向側板の後端側のみが、排出口が拡がるように折り曲げられている
ことを特徴とする請求項1記載の畦塗り機。
【請求項3】
両対向側板のうちの畦側の対向側板は、前後方向に沿って位置する第1板部を前端側に有するとともに、この第1板部に対して傾斜状に位置する第2板部を後端側に有する
ことを特徴とする請求項2記載の畦塗り機。
【請求項4】
第2板部が、第1板部の後端部に回動調整可能に設けられている
ことを特徴とする請求項3記載の畦塗り機。
【請求項5】
盛土体カバーは、
両対向側板の上端部相互を連結する連結上板と、
この連結上板の後端部に回動調整可能に設けられた回動上板とを有する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の畦塗り機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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