説明

疾病予測システム及び方法

【課題】被験者に多大な負担を強いることなく、被験者が罹患する可能性が高い疾病について高い精度で予測することが出来る疾病予測システム及び方法の提供。
【解決手段】複数の容器(A〜E)の各々で培養される幹細胞(C)の培養量を計測する幹細胞培養量計測装置(SA〜SE)と、制御装置(10)とを備え、該制御装置(10)は、幹細胞培養量計測装置(SA〜SE)の計測結果から各々の容器(A〜E)における幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された培地(ZA〜ZE)の種類との組み合わせを決定する機能と、幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された組成との組み合わせから被験者が罹患し易い疾病の種類を判定する機能とを有している。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、被験者の罹患する可能性が高い疾病の種類を予測する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
発病する以前の段階で、罹患する可能性が高い疾病を予測することが出来れば、予測された疾病が顕在化(発病)しない様に、日常生活において注意することが出来る。そして、その様な注意を日常的にしていれば、たとえ顕在化(発病)する可能性が高くても、十分に予防して、発病を未然に防止することが可能となる。
そのため、従来から種々の疾病予測技術或いは診断技術が提案されている。
【0003】
しかし、従来の疾病の診断或いは予測は、患者を長時間に亘って拘束して、複数の検査を実施しなければならないので、患者に対して大きな負担を強いることとなる。
特に、罹患する可能性が高い疾病の予測については、被験者としては簡易な検査を望む傾向が強く、身体的、時間的、経済的に大きな負担は望まない場合が多い。
被験者の負担が比較的軽微な検査技術も存在するが、その様な検査技術は、単一種類或いは少数の疾病についてのみ罹患の可能性を判定可能である。そのため、係る従来技術では、「どの様な疾病に罹患する可能性が高いか?」という被験者にとって最も関心の高い事項については、判断不可能である。
【0004】
従来の疾病の予測技術或いは診断技術としては、例えば、腫瘍発生を診断するために、体液または組織サンプルを患者から摘出して、メラノーマまたはカルシノーマ細胞を検出する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、緑内障、白内障その他の眼障害を検出するために、患者から組織サンプルを取得して、眼障害を発生する素因を検出する技術が提案されている(特許文献2)。
しかし、係る従来技術(特許文献1、2)は、何れも、腫瘍或いは眼障害という単一種類の疾病しか検出することが出来ない。
そのため、上述した従来技術の問題点を解消することは困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特表2008−523784号公報
【特許文献2】特表2005−519881号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、被験者に多大な負担を強いることなく、被験者が罹患する可能性が高い疾病について高い精度で予測することが出来る疾病予測システム及び方法の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明者は種々研究の結果、罹患した疾病(或いは、罹患する可能性が高い疾病)が共通する被験者の幹細胞を培養すると、培養し易い培地の組成と培養し難い培地の組成とが極めて類似することを見出した。
【0008】
本発明の疾病予測システムは係る知見に基づいて創作されており、複数の容器(A〜E)を含み、該複数の容器(A〜E)には組成の異なる複数種類の培地(ZA〜ZE)がそれぞれ充填されており、当該培地(ZA〜ZE)上で被験者から採取された幹細胞(C)が培養され、複数の容器(A〜E)の各々で培養される幹細胞(C)の培養量を計測する幹細胞培養量計測装置(SA〜SE)と、制御装置(10)とを備え、該制御装置(10)は、幹細胞培養量計測装置(SA〜SE)の計測結果から各々の容器(A〜E)における幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された培地(ZA〜ZE)の種類との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)を決定する機能と、幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された組成との組み合わせから被験者が罹患し易い疾病の種類を判定する機能とを有していることを特徴としている。
【0009】
本明細書において、幹細胞培養に際して、各々の容器(A〜E)における幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された培地(ZA〜ZE)の種類との組み合わせ、或いは、培養し易い培地の種類と培養し難い培地の種類との組み合わせを、「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」と表現する場合がある。
【0010】
また本発明の疾病予測方法は、組成の異なる複数種類の培地(ZA〜ZE)がそれぞれ充填されている複数の容器(A〜E)を用意して、当該複数の容器(A〜E)の各々にて被験者から採取された幹細胞(C)が培養され、(幹細胞培養量計測装置(SA〜SE)により)複数の容器(A〜E)の各々で培養される幹細胞(C)の培養量を計測する幹細胞培養量計測工程(S2)と、幹細胞培養量計測工程(S2)の計測結果に基づいて、各々の容器(A〜E)における幹細胞の培養量と容器(A〜E)に充填された培地(ZA〜ZE)の種類との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)を決定する幹細胞と培地(ZA〜ZE)との相性決定工程(S3)と、該工程(S3)で決定された幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された組成との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)から被験者が罹患し易い疾病の種類を判定する判定工程(S5)とを有していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
上述する構成を具備する本発明によれば、幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された組成との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)から被験者が罹患し易い疾病の種類を判定しており、被験者の幹細胞の性質(培養し易さ)を基準に罹患し易い疾病を予測するので、当該予測の精度が高い。
そして、被験者は、少量の幹細胞を摘出するのみであるため、身体的な負担が少ない。
【0012】
さらに、幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された組成との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)が類似している事例から疾病の種類を予測するので、予測される疾病の種類が非常に多種類に及ぶ。
その点で、1種類の疾病の罹患可能性しか予測することが出来ない従来技術とは大きな相違が有る。
【0013】
これに加えて、本発明によれば、幹細胞(C)の培養量と容器(A〜E)に充填された組成との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)が類似している事例を、例えば記憶ブロック(データベース16)に構築することにより、当該ブロック(データベース16)にデータを蓄積するほど、予測精度が向上するという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施形態を示すブロック図である。
【図2】実施形態で用いられる制御装置の機能ブロック図である。
【図3】本発明の実施形態における診断手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の実施形態における診断原理を示す模式図である。
【図5】本発明の実施形態においてデータベースを構築する手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1において、全体を符号100で示す疾病予測システムは、複数(図示の例では5つ)の容器A〜E、制御手段10、入力手段20および出力手段30を備えている。
入力手段20は、図示の例では、入力用コンピュータ21、キーボード22、入力用モニタ23、マウス24を有している。
なお、入力手段20をキーボード22のみとして、入力用コンピュータ21を制御手段10に内蔵させ、入力用モニタ23の機能を出力手段(出力用モニタ)30と兼用させることも出来る。
入力手段20(の入力用コンピュータ21)は、ラインL2によって制御手段10と接続されている。出力手段30は、ラインL3によって制御手段と接続されている。
【0016】
各容器A〜Eには、組成の異なる培地ZA〜ZEが充填されており、当該培地ZA〜ZEにおいて、被験者から採取された幹細胞C(図示を省略)が培養されている。
各容器A〜E内には、培養された幹細胞Cの培養量を計測するための幹細胞培養量計測装置(以下、「培養量センサ」と記載する)SA〜SEが配置されている。培養量センサSA〜SEは、入力信号ラインSiによって制御手段10と接続されている。
【0017】
図示の実施形態では、培養量センサSA〜SEは、例えば高精度のロードセルで構成されており、培養された幹細胞の重量を計測する機能を有している。計測された「培養された幹細胞の重量」は、入力信号ラインSiを介して制御装置10に送信される。制御装置10内の培養量演算ブロック12(図2参照)により、培養された幹細胞Cの量が決定される。
培養された幹細胞Cの質量を計測するセンサに代えて、幹細胞Cが培養されている領域の面積を計測する計測装置や、培養量の概算を目視で決定する作業者により、幹細胞培養量計測装置(培養量センサSA〜SE)を構成することが可能である。
【0018】
培地ZA〜ZEについては、ケース・バイ・ケースで配合を決定する。基本的には、市販の標準培地に補足するべき成分の種類或いは添加量を変化して、配合を決定する。
例えば、「標準的な培地」としては、例えば、ダルベッコ改質イーグル培地が好ましい。補足するべき成分としては、血清代行品、ペニシリン、ストレプトマイシン、非必須アミノ酸類、L−グルタミン、βメルカプトエタノール、塩基性線維芽細胞増殖因子、炭水化物源、緩衝剤、ホルモン剤、神経幹細胞増殖因子、LIF等が考えられる。
【0019】
次に、図2のブロック図を参照して、制御手段10の詳細を説明する。
図2において、制御手段10は、インタフェース11、培養量演算ブロック12、培地との特性決定ブロック13、比較判定ブロック14、出力装置と接続されるインタフェース15、記憶ブロック(以下、データベースと言う)16、入力装置と接続されるインタフェース17を有している。
【0020】
各々の容器A〜Eに設けた培養量センサSA〜SEからの計測結果、すなわち、各々の容器A〜Eで培養された幹細胞の量に関する情報は、入力信号ラインSiからインタフェース11を介して、培養量演算ブロック12に伝送される。
培養量演算ブロック12は、伝送されてきた情報に基づいて、各々の容器A〜Eにおける幹細胞の培養量を演算して、その結果をラインL23を介して、培地との特性決定ブロック13に伝送する。
培地との特性決定ブロック13は、各々の容器A〜Eにおける幹細胞の培養量と各々の容器A〜Eに充填された培地の種類との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」、以下、「幹細胞と培地との相性」と記載する)を決定する。「幹細胞と培地との相性」は、ラインL34経由で比較判定ブロック14に伝送される。
【0021】
データベース16には、培地の特性と疾病との関連性のデータが記憶されている。培地の特性と疾病との関連性のデータは、入力装置20(図1参照)から、インタフェース17経由で、データベース16に入力される。
比較判定ブロック14は、上記「幹細胞と培地との相性」と、データベース16からラインL64経由で受信した「培地の特性と疾病との関連性のデータ」とから、被験者が罹患し易い疾病の種類を判定する。
そして、その判定結果は、インタフェース15経由でラインL3によって表示装置30(図1参照)に伝送される。
【0022】
次に、図3に基づいて、図1、図2、図4をも参照しつつ、疾病予測(診断)の手順を説明する。
図3のステップS1において、被験者の幹細胞を採取し、その幹細胞を容器A〜Eで培養する。制御手段10は、培養を開始してから、所定時間が経過したか否かを判断する(ステップS2)。所定時間が経過していなければ(ステップS2がNO)、ステップS2のNOのループを繰り返す。所定時間が経過したなら(ステップS2がYES)、ステップS3に進む。
【0023】
ステップS3では、制御手段10の培養量演算ブロック12により、培養量センサSA〜SEからの情報によって、各々の容器A〜Eで培養された幹細胞Cの量を演算する。そしてステップS4に進む。
ステップS4において、制御手段10の培地との特性決定ブロック13により、培養量演算ブロック12で演算された幹細胞培養量から、幹細胞と培地との特性を決定する。
【0024】
ステップS5では、制御手段10の比較判定ブロック14により、被験者の幹細胞と培地ZA〜ZEとの相性(特性)と一致するデータを、記憶ブロック(データベース)16のデータから検索する。
【0025】
ここで、被験者の幹細胞と、培地ZA〜ZAとの相性(或いは、特性)の例を図4の(A)、(B)、(C)で示している。図4の(A)、(B)、(C)で示すように、ある培地では幹細胞の培養は良好に行われ(図4において「○」で示す欄)、他の培地では幹細胞の培養状況は不良となる(図4において「×」で示す欄)場合がある。
この様な培地と幹細胞培養との適不適(相性)は、被験者の体質に依存する部分が大きい。
そして発明者の研究では、同一の疾病に罹患する被験者の幹細胞は、培地の種類による幹細胞培養との適不適(相性)が一致することが分かっている。
【0026】
その様な、被験者の幹細胞培養に際して、培地ZA〜ZEの何れが良好であり、何れが不良であるかを、本明細書では、「被験者の幹細胞と培地(ZA〜ZE)との相性(或いは、特性)」と記載している。
そして、図4では、例として、(A)の組み合わせの場合には、脳血栓を発症し易く、(B)の組み合わせの場合には、脳梗塞を発症し易く、(C)の組み合わせの場合には、心臓発作を発症し易いことが示されている。
なお、係る組み合わせはケース、バイ、ケースで定まり、培地の種類も5種類には限定されない。
【0027】
図3のステップS6では、制御手段10の比較判定ブロック14は、培養した幹細胞と培地との特性と、データベース16で検索した被験者の幹細胞と培地ZA〜ZEとの相性(特性)と一致するデータから、被験者の罹患し易い疾病を決定する。
そしてステップS7では、制御手段10は、被験者の罹患し易い疾病名をインタフェース15、ラインL3経由で表示装置30に送り、当該疾病名を表示装置30表示画面に表示して、疾病予測を終了する。
【0028】
次に、図5のフローチャートに基づいて、図1、図2をも参照して、データベース16(図2参照)を構築する手順について説明する。
ステップS11〜S13では、図3のステップS1〜S3と同様の処理が行われる。ステップS14、S15は、ステップS11〜S13と平行して処理される。
なお、図示はされていないが、ステップS11〜S13の処理を完了した後に、ステップS14、S15の処理を行なうようにしても良い。
【0029】
ステップS14において、例えば、図示しないシステムオペレータによって、被験者の身体的データ、病歴、過去の健康診断結果、その他必要事項を入力装置20で入力する。
ステップS15では、制御手段10の比較判定ブロック14は、ステップS14の入力データから、被験者が罹患し易い疾病を予測する。
【0030】
ステップS16では、被験者の幹細胞と培地ZA〜ZEとの相性(特性)と、発症が予測される疾病(ステップS15で予測された疾病)とを組み合わせて、図3のステップS5に相当する新たなデータを作成する。
そして、ステップS17に進み、相当数のデータを作成したか否かを判断する。すなわち、ステップS17では、予測の精度を上げるために、データベース構築に際して、必要とされる程度(規定数)のデータ数を作成したか否かをチェックしている。
【0031】
未だ規定数のデータに達していないなら(ステップS17がNO)、ステップS19に進み、被験者を交換して、ステップS11以降を繰り返す。
規定数のデータを作成したならば(ステップS17がYES)、ステップS18に進み、被験者の幹細胞と培地ZA〜ZEとの相性に関するデータベース16(図2参照)を構築する。
そして、必要に応じて(ステップS19がYES)、データベースの訂正を行う(ステップS20)。
【0032】
図示の実施形態によれば、幹細胞Cの培養量と容器A〜Eに充填された組成との組み合わせ(幹細胞と培地との相性)から、被験者が罹患し易い疾病の種類を判定している。すなわち、被験者の幹細胞の性質(培養し易さ)を基準に、罹患し易い疾病を予測する。そのため当該予測の精度が高い。
そして、被験者は、少量の幹細胞を摘出するのみであるため、身体的な負担が少ない。
【0033】
さらに、幹細胞Cの培養量と容器A〜Eに充填された組成との組み合わせ(幹細胞と培地との相性)が類似している事例から疾病の種類を予測するので、予測される疾病の種類が非常に多種類に及ぶ。その点で、1種類の疾病の罹患可能性しか予測することが出来ない従来技術と大きく異なる。
【0034】
加えて、本発明の実施形態によれば、幹細胞Cの培養量と容器A〜Eに充填された組成との組み合わせ(「幹細胞と培地との相性」或いは「幹細胞と培地との特性」)が類似している事例を、データベース16に蓄積するほど、予測精度が向上するという利点がある。
【0035】
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない。
【符号の説明】
【0036】
10・・・制御手段
11・・・インタフェース
12・・・培養量演算ブロック
13・・・倍地との特性決定ブロック
14・・・比較判定ブロック
15・・・出力装置と接続されるインタフェース
16・・・記憶ブロック/データベース
17・・・入力側と接続されるインタフェース
100・・・疾病予測システム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数の容器を含み、該複数の容器には組成の異なる複数種類の培地がそれぞれ充填されており、当該培地上で被験者から採取された幹細胞が培養され、複数の容器の各々で培養される幹細胞の培養量を計測する幹細胞培養量計測装置と、制御装置とを備え、該制御装置は、幹細胞培養量計測装置の計測結果から各々の容器における幹細胞の培養量と容器に充填された培地の種類との組み合わせを決定する機能と、幹細胞の培養量と容器に充填された組成との組み合わせから被験者が罹患し易い疾病の種類を判定する機能とを有していることを特徴とする疾病予測システム。
【請求項2】
組成の異なる複数種類の培地がそれぞれ充填されている複数の容器を用意して、当該複数の容器の各々にて被験者から採取された幹細胞が培養され、複数の容器の各々で培養される幹細胞の培養量を計測する幹細胞培養量計測工程と、幹細胞培養量計測工程の計測結果に基づいて、各々の容器における幹細胞の培養量と容器に充填された培地の種類との組み合わせを決定する幹細胞と培地との相性決定工程と、該工程で決定された幹細胞の培養量と容器に充填された組成との組み合わせから被験者が罹患し易い疾病の種類を判定する判定工程とを有していることを特徴とする疾病予測方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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