説明

癌の温熱治療器具

【課題】大腸、前立腺、子宮、舌癌等の治療を容易に、短期に、かつ人体を害さずに実施する。
【解決手段】内部に発熱体2を有する筒状の容器1を肛門、膣、口等から挿入し、その熱で癌を死滅させる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温熱治療器具に関する。
【背景技術】
【0002】
温熱療法とは、癌細胞が正常細胞より熱に弱いという性質を利用して、癌細胞のみを殺し癌を治療しようとする方法である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
大腸、前立腺、子宮、舌癌等の治療を容易に、短期に、かつ人体を害さずに実施する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
内部に発熱体を有する筒状の容器を肛門、膣、口等から挿入し、その熱で癌を死滅させる。
【発明の効果】
【0005】
本温熱治療器具は、直接、癌細胞を温めるため癌を容易に死滅させる。
【0006】
本器具の端部にはかえり、取手が付いているので使い勝手が良い。
【0007】
本器具の一部には熱遮断材が付いているので正常細胞を高温から防御できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
容器の内部の発熱体は、化学的、電気的でも、どちらでもよい。
又、容器の材質、形状についても特にこだわらない。患部の状態に応じて、形状、発熱量を適宜決定する。
【0009】
図1は本器具の縦断面、図2は横断面の一例を示す。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は本器具の縦断面を示し、5のかえりは肛門等に挿し込んだ時にストッパの役目をする。6の取手は引き抜く時に使用する。
【0011】
【図2】図2は本器具の横断面を示す。形状に凹をつけて癌を包み込むようにしている。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状でその端部の外周にストッパたらしめる円盤状のかえりを有する容器の内部に発熱体を設けた器具
【請求項2】
筒状の容器で内部に発熱体と温度センサを設けた器具
【請求項3】
筒状でその端部に取手を有する容器の内部に発熱体を設けた器具
【請求項4】
筒状でその内部又は外部の一部に熱遮断材を有する容器の内部に発熱体を設けた器具

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−110594(P2010−110594A)
【公開日】平成22年5月20日(2010.5.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−309101(P2008−309101)
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【出願人】(508356973)
【Fターム(参考)】