説明

発光ダイオードランプ及びそれを用いた電飾装置

【課題】本発明は電源の汎用化が可能で、既存の雑貨,照明器具類,服装,花束,プリザーブドフラワーアレンジメント,園芸などのディスプレイ及び室内外の空間等に応用した広い用途と多種のアレンジが可能な発光ダイオードランプ及び発光ダイオードランプ電飾装置を提供する。
【解決手段】ランプ台座1上には、発光ダイオード2を取付けると共にその周囲が覆われる透明なカバー3を取付け、ランプ台座1の側壁に外ネジ部1aを設け、少なくとも、ランプ台座1の底部側にはネジ穴1bを穿設した発光ダイオードランプと成す。またランプ台座1のネジ穴1bに挿入し螺合するネジ部を有すると共に発光ダイオード2が点灯される多数の電源取付部材と、該電源取付部材が配線されるためのケーブルとから少なくとも構成された直流電源部材を設け、その直流電源部材に多数の発光ダイオードランプAを多数取付ける発光ダイオードランプ電飾装置と成すと良い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電源の汎用化が可能で、その用途範囲が広い発光ダイオードランプ及びそれを用いた電飾装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、発光ダイオードを用いた装着自在なランプとしては、特開2003−173703や特開2004−185993などがある。特開2003−173703は、複数の発光ダイオードと、基板と、半透明又は乳白色の透光性ケースとを備え、発光ダイオードは少なくとも2色以上から構成され、第1の色の発光ダイオードの周囲を囲むように第2の色の発光ダイオードを2以上配置したものである。
【0003】
また特開2004−185993は、発光ダイオードランプが口金装着部と基板収容部とを有したケースを備え、基板収容部内に基板が収容され、基板裏面に回路パターンが形成され、また入力端子と出力端子とを備えた整流ブリッジが実装され、基板の表面に一対のリードフレームが整流ブリッジの入力端子から出力端子に向う方向に沿うように発光ダイオードが取付けられたものである。
【0004】
しかしながら、特開2003−173703や特開2004−185993の図中には、口金を設けて電球状に形成し、それを装着自在にしたものが開示されているが、この用途は照明専用であった。また前記発光ダイオードランプには必ず配線されたソケットが必要であり、該ソケットに発光ダイオードランプを取付けて始めて発光されるものであるため、本発明のような電池を入れて携帯用に使用し、且つ、配線された電源取付部材(アタッチメント)に取付けて電装用に使用したりする電源の汎用化は不可能であった。
【0005】
尚、特開2003−317516は、光ファイバーの端部に複数のLEDが配置され、一部重ね合せて色の合成を可能とする光ファイバー装飾装置であり、これはLED光源ユニットと光ファイバーから構成され、看板,室外装飾,バス広告,室内装飾,水槽内装飾,ユニット式クリスマスツリー,衣服等の用途が記載されている。一方、登録実用新案第3116904号は、LED等の発光手段を内装する発光部と、該発光部の基部に一体的に形成されたライト本体と、該ライト本体に連設された延長ステムとを備えたステックライトであり、その用途は、ケーキ等の食品に刺し、花束等の装身具,グラス等の容器,花器の室内装飾品,鉢植え等の観賞用植物などと一緒に刺して使用できることが記載されている。
【0006】
しかしながら、特開2003−317516や登録実用新案第3116904号の用途は広いが、専用具であるため、本発明のように付属部品の装着を可能とし、より多くの用途が期待できないものであった。しかも、本発明の効果である電池を入れて携帯用に使用し、且つ、配線された電源取付部材(アタッチメント)に取付けて電装用に使用したりする電源の汎用化は不可能であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開2003−173703号公報
【特許文献2】特開2004−185993号公報
【特許文献3】特開2003−317516号公報
【特許文献4】登録実用新案第3116904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は電源の汎用化が可能で、既存の雑貨,照明器具類,服装,花束,プリザーブドフラワーアレンジメント,園芸などのディスプレイ及び室内外の空間などに応用した用途範囲が広い発光ダイオードランプを提供することを目的とする。
【0009】
本発明の他目的は、光ファイバー,ELファイバー,フレキシブル発光ロッド,ライトファイバーなどによる電飾が可能であり、且つ、それらの交換が可能であると共に容易に個数を変更することができ、多種のアレンジが可能なものとなる発光ダイオードランプ電飾装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記現状に鑑みて成されたものであり、つまり、ランプ台座上には、発光ダイオードが取付けられると共に該発光ダイオードの周囲を覆う透明なカバーが取付けられ、且つ、少なくとも、ランプ台座の側壁には外ネジ部を設けると共に、ランプ台座の底部側にはネジ穴を穿設した構造とする。また前記ランプ台座のネジ穴内に装着する電池と、該電池を保持する蓋体とが具備されたものとしても良く、前記ランプ台座の外ネジ部に螺合するネジ穴を有すると共に、光ファイバーを複数本結束させて取付けた光源取付部材が具備されたものとしても良い。更に前記ランプ台座の蓋体に尖鋭状の差込部が突出されたものを用いても良く、前記ランプ台座のネジ穴内に装着する電池と、該電池を保持する蓋体部と、それに連結すると共に挟持機能を有した装着部材とが具備されたものとしても良い。尚、本発明で言う「発光ダイオードランプ」には、各種のファイバーを複数本結束させて取付けた光源取付部材がランプ台座に具備されたものも含むものとする。
【0011】
又、ランプ台座上に取付けた発光ダイオード及び該発光ダイオードの周囲を覆う透明なカバーとから少なくとも構成すると共に、ランプ台座の側壁には外ネジ部が設けられると共にその外ネジ部の底部側にネジ穴を穿設した発光ダイオードランプが多数用意され、且つ、ランプ台座のネジ穴に挿入し螺合するネジ部を有すると共に発光ダイオードが点灯されるための多数の電源取付部材と、該電源取付部材が配線されるためのケーブルとから少なくとも構成された直流電源部材を設け、その直流電源部材に多数の発光ダイオードランプが多数取付けられた構造の発光ダイオードランプ電飾装置とする。
【発明の効果】
【0012】
請求項1のようにランプ台座(1)上には、発光ダイオード(2)が取付けられると共に該発光ダイオード(2)の周囲を覆う透明なカバー(3)が取付けられ、且つ、少なくとも、ランプ台座(1)の側壁には外ネジ部(1a)を設けると共に、ランプ台座(1)の底部側にはネジ穴(1b)を穿設した構造とすることにより、ボタン電池,ソーラー電池,直流電源などの多種の電源が使用可能となり、電源の汎用化が可能になると共に小型化が図れるものとなる。又、本発明品は、既存の雑貨,照明器具類,服装,花束,プリザーブドフラワーアレンジメント,園芸などのディスプレイ及び室内外の空間などに応用した用途範囲が広いものとなる。
【0013】
請求項2のようにランプ台座(1)のネジ穴(1b)内に装着する電池(6)と、該電池(6)を保持する蓋体(7)とが具備されることにより、発熱がなく発光されるものとなり、特に電池(6)としてボタン電池を用いれば、既存の雑貨,照明器具類,服装,花束,プリザーブドフラワーアレンジメントなどのディスプレイとして対応できるものとなる。
【0014】
請求項3に示すようにランプ台座(1)の外ネジ部(1a)に螺合するネジ穴(9a)を有すると共に、光ファイバー(10)を複数本結束させて取付けた光源取付部材(9)が具備されることにより、発光ダイオードランプ(A)に、複数本の光ファイバー(10)が装着自在となるため、発光ダイオード(2)の発光色の好みに合せたものに取付け交換が可能となり、多種のアレンジが可能となると共に請求項1と同様の用途にも使用できる。
【0015】
請求項4に示すようにランプ台座(1)の蓋体(7)に尖鋭状の差込部(7b)が突出されることにより、発光ダイオードランプ(A)を剣山や吸水部材などにワンタッチで装着することが可能となるため、周囲に光を散乱させる光ファイバー(10)を水引のようにデザインし、さまざまな形に形成させて楽しむことができるものとなる。また発光ダイオードランプ(A)を地面や柔らかい物に差して支持することができ、且つ髪の毛などに差して取付けることができ、用途がより広いものとなる。
【0016】
請求項5のようにランプ台座(1)のネジ穴(1b)内に装着する電池(6)と、該電池(6)を保持する蓋体部(7’)と、それに連結すると共に挟持機能を有した装着部材(11)とが具備されることにより、本発明品を衣服や頭髪などに付けることが容易なものとなる。また花や茎などに付けて装飾用として用いることもできると共に本や商品などの局所照明としても利用できる。
【0017】
請求項6のようにランプ台座(1)上に取付けた発光ダイオード(2)及びその周囲を覆う透明なカバー(3)とから少なくとも構成し、ランプ台座(1)の側壁には外ネジ部(1a)が設けられると共にその外ネジ部(1a)の底部側にネジ穴(1b)を穿設した発光ダイオードランプ(A)が多数用意され、且つ、ランプ台座(1)のネジ穴(1b)に挿入し螺合するネジ部(12a)を有すると共に発光ダイオード(2)を点灯させるための多数の電源取付部材(12)と、該電源取付部材(12)が配線されるためのケーブル(13)とから少なくとも構成された直流電源部材(B)を設け、その直流電源部材(B)に多数の発光ダイオードランプ(A)を取付けることにより、クリスマスツリーの電飾や、イルミネーションとして屋内外を電飾させることが出来るものとなる。またランプ台座(1)の外ネジ部(1a)に、光ファイバー(10)が複数本結束されて取付けられた光源取付部材(9)を装着すれば、さまざまな形を楽しむことができ、多種のアレンジが可能なものとなる。また光ファイバー(10)を水中に入れて水槽や池などを電飾することができる。更に車の内外に発光ダイオードランプ(A)を配列して電飾させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の使用例を示す説明図である。
【図3】本発明に差込み機能を持たせた説明図である。
【図4】本発明にクリップ機能を持たせた説明図である。
【図5】本発明の使用状態を示す説明図である。
【図6】別発明の実施形態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
発光ダイオードランプ(A)に対する電源の汎用化を可能とし、且つ、その用途範囲を広げるという目的を、ランプ台座(1)の側壁に外ネジ部(1a)を設けると共にその底部側にネジ穴(1b)を穿設させることで実現した。
【実施例1】
【0020】
以下、本発明の実施形態を図1に基づいて説明する。(1)は絶縁性を有した合成樹脂製のランプ台座であり、該ランプ台座(1)の側壁には外ネジ部(1a)が設けられると共にランプ台座(1)の底部側にはネジ穴(1b)が穿設されている。このネジ穴(1b)の形状は、後述する電池(6)の形状に対応したものと成している。(2)はランプ台座(1)上に取付けられた発光ダイオードであり、該発光ダイオード(2)は1個に限定されず、2個以上取付けたものとしても良い。また発光ダイオード(2)の発光色は赤色,緑色,青色など適宜な色を用いれば良い。(3)は発光ダイオード(2)の周囲を覆うために取付けられた透明なカバーであり、該透明なカバー(3)の形状は図中に示した形状に限定されるものではない。また透明なカバー(3)の材質は、合成樹脂が好ましいが、ガラスや透明な他のものでも良い。
【0021】
(4)は発光ダイオード(2)の陽極端子に接続した銅製の陽極部材であり、該陽極部材(4)はネジ穴(1b)上部に突起させて後述する電池(6)などの陽極に接触し易い形状に形成されている。(5)は発光ダイオード(2)の陰極端子に接続した銅製の陰極部材であり、該陰極部材(5)はネジ穴(1b)の内壁に沿って配置されている。(6)はランプ台座(1)のネジ穴(1b)に装着するための電池であり、該電池(6)としてはボタン電池を用いるのが好ましい。尚、前記ボタン電池の代りに、単3,単4などの乾電池やソーラー電池、或いは後述する直流電源を用いるための電源取付部材(12)を用いても良い。(7)はランプ台座(1)のネジ穴(1b)に挿入し螺合するネジ部(7a)を有した導電性で且つ金属製の蓋体であり、該蓋体(7)は電池(6)を保持する役目が果せるものであれば良く、一般的な懐中電灯で用いる蓋体と略同一の構造のものを用いれば良い。(8)は蓋体(7)の内側底部に固着した導電性で且つ金属製のバネである。尚、このバネ(8)の形状は図中のものに限定されるものではない。
【0022】
図2は本発明の使用例を示す図であり、これについて説明する。本発明の発光ダイオードランプ(A)に電池(6)を装着し、蓋体(7)を取付けて発光ダイオード(2)が点灯された状態にさせ、且つ、光ファイバー(10)が複数本結束されて取付けられた光源取付部材(9)を、ランプ台座(1)の外ネジ部(1a)に螺合して装着された状態である。この時、透明なカバー(3)の先端部を光源取付部材(9)のカバー密着穴(9a)に密着しておくことが好ましい。又、この時、光ファイバー(10)の先端からは発光ダイオード(2)の発光色を散乱させたものとして発光される。次に発光ダイオード(2)を消灯する時は蓋体(7)を弛めれば良い。
【0023】
このように光源取付部材(9)をランプ台座(1)に装着し、それを図5に示すようにオアシスなどの吸水部材の上に載置すると共に所定長さの光ファイバー(10)の先端を花や葉の間から適宜に突出させる。すると、一般の生花にインテリア効果を更に高めるものとなる。この時、光ファイバー(10)を水引のように形成させて装飾し、或いはさまざまな形状にして取付ければ、より楽しむことができるものとなる。また光ファイバー(10)の代りに、ELファイバー,フレキシブル発光ロッド,ライトファイバーなどによる電飾としても良い。
【0024】
また図2の状態のものをテーブルや机の上に載置し、光ファイバー(10)をススキのように外側へ湾曲させるだけで、目新しいインテリアとして楽しむことができるものとなる。更に色々な発光色の発光ダイオード(2)の発光ダイオードランプ(A)を用意し、図1の状態のものを組立てて、それをテーブルや机の上、或いは床や地面の上に載置することにより、ローソク風の目新しい照明或いインテイアとして楽しむことができるものとなる。
【0025】
図3は本発明に差込み機能を持たせた使用例を示す図であり、これについて説明する。本発明で使用する蓋体(7)に尖鋭状の差込部(7b)を突出させたものを用意し、図2の状態のものと同様に組込まれたものを、図5に示すようにオアシスなどの吸水部材の上に差込んで上記同様にして使用しても良い。又、この時、剱山を使用して生花が生けられている場合には、差込部(7b)を剱山に差込むか或いは剱山の間に差込んで立設させてから使用しても良い。更に、図3の状態のものを組立てて、それを地面や柔らかい物に差込んで立設させた照明具、或いはインテリアとして楽しむことができるものとなる。
【0026】
図4は本発明に挟持機能を持たせた使用例を示す図であり、これについて説明する。予め電池(6)を保持する蓋体部(7’)と、該蓋体部(7’)に連結すると共に挟持機能を有した装着部材(11)を用意しておく。使用する時には、本発明の発光ダイオードランプ(A)に電池(6)を装着し、蓋体部(7’)のネジ部(11a)にランプ台座(1)のネジ穴(1b)を螺合させることにより、発光ダイオード(2)が点灯される。点灯された発光ダイオードランプ(A)は装着部(11b)を衣服や頭髪にクリップ(挟持)して取付けられ、アクセサリーとして楽しむことが可能なものとなる。この時の発光ダイオード(2)を消灯する際は、ランプ台座(1)を弛めて蓋体部(7’)から浮かせば良い。又、図4の状態で、所定長さの光ファイバー(10)が複数本結束されて取付けられた光源取付部材(9)を、ランプ台座(1)の外ネジ部(1a)に螺合して取付け、それを花瓶や鉢に生けられた生花や造花の茎にクリップして取付け、花や葉の間から光ファイバー(10)の先端を適宜に突出させることにより、一般の生花にインテリア効果が更に高められるものとなる。
【実施例2】
【0027】
図6は別発明の実施形態を示す図であり、この図に基づいて説明する。この時のランプ台座(1),発光ダイオード(2),透明なカバー(3),陽極部材(4),陰極部材(5)は図1に示す実施形態と同一、つまり、発光ダイオードランプ(A)は同一であるので、これ以上の詳細な説明を省略する。この発光ダイオードランプ(A)を多数取付けるための直流電源部材(B)が設けられており、該直流電源部材(B)には、ランプ台座(1)のネジ穴(1b)に挿入し螺合するネジ部(12a)を有すると共に前記発光ダイオード(2)が点灯されるための多数の電源取付部材(12)と、該電源取付部材(12)が配線されるためのケーブル(13)とから少なくとも構成されている。また直流電源部材(B)には、図示しない変圧器,リレー,変換器などが設けられている。前記電源取付部材(12)には、外側にネジ部(12a)を有した蓋体状で導電性の金属板が設けられており、中心に棒状の陽極部材(12b)が、絶縁性の合成樹脂を介して配置されている。尚、前記ネジ部(12a)の長さは、電池(6)の長さ分を考慮して決められる。
【0028】
次に図6に示す発光ダイオードランプ電飾装置の使い方について説明する。予めケーブル(13)には直流電源と接続しておく。先ず、ケーブル(13)に配線した多数の電源取付部材(12)のネジ部(12a)に、発光ダイオードランプ(A)のネジ穴(1b)を挿入して螺合させる。すると、陽極部材(4)の突起が電源取付部材(12)の陽極部材(12b)と接触すると共に、陰極部材(5)がネジ部(12a)の金属部と螺合し接触するため、発光ダイオード(2)は点灯される。このようにして各電源取付部材(12)に発光ダイオードランプ(A)を取付けて行けば、順次発光ダイオードランプ(A)は点灯されて行くのである。この時、発光ダイオード(2)の発光色の異なる発光ダイオードランプ(A)を用意し、カラフルな発光色になるように発光ダイオードランプ(A)を取付けると良い。また発光ダイオードランプ(A)の点滅は、図示しない点滅装置を直流電源部材(B)に取付けて制御すると良い。
【0029】
図6に示す発光ダイオードランプ電飾装置は、クリスマスツリーの電飾用,園芸のディスプレイ,室内外の空間の演出用などとして広い用途に使用できる。上記のように本発明の発光ダイオードランプ(A)は、ボタン電池,一般電池,ソーラー電池などを入れて携帯用に利用できる一方、直流電源部材(B)の電源取付部材(12)に取付ければ家庭用電源からの使用が可能となるため、電源の汎用化が可能となる。更に照明用以外に、所定長さの光ファイバー(2),ELファイバー,フレキシブル発光ロッド,ライトファイバーなどによる電飾も行えるので、多種のアレンジが可能なものとなるため、既存の雑貨,服装,花束,プリザーブドフラワーアレンジメントなどに本発明を用いれば、用途がより広いものとなる。
【符号の説明】
【0030】
1 ランプ台座
1a 外ネジ部
1b ネジ穴
2 発光ダイオード
3 透明なカバー
6 電池
7 蓋体
7b 差込部
7’ 蓋体部
9 光源取付部材
9a ネジ穴
10 光ファイバー
11 装着部材
12 電源取付部材
12a ネジ部
13 ケーブル
A 発光ダイオードランプ
B 直流電源部材


【特許請求の範囲】
【請求項1】
ランプ台座(1)上には、発光ダイオード(2)が取付けられると共に該発光ダイオード(2)の周囲を覆う透明なカバー(3)が取付けられ、且つ、少なくとも、前記ランプ台座(1)の側壁には外ネジ部(1a)を設けると共に、前記ランプ台座(1)の底部側にはネジ穴(1b)を穿設したことを特徴とする発光ダイオードランプ。
【請求項2】
前記ランプ台座(1)のネジ穴(1b)内に装着する電池(6)と、該電池(6)を保持する蓋体(7)とが具備された請求項1記載の発光ダイオードランプ。
【請求項3】
前記ランプ台座(1)の外ネジ部(1a)に挿入し螺合するネジ穴(9a)を有すると共に、光ファイバー(10)を複数本結束させて取付けた光源取付部材(9)が具備された請求項1又は2記載の発光ダイオードランプ。
【請求項4】
前記ランプ台座(1)の蓋体(7)に尖鋭状の差込部(7b)が突出された請求項2記載の発光ダイオードランプ。
【請求項5】
前記ランプ台座(1)のネジ穴(1b)内に装着する電池(6)と、該電池(6)を保持する蓋体部(7’)と、該蓋体部(7’)に連結すると共に挟持機能を有した装着部材(11)とが具備された請求項1記載の発光ダイオードランプ。
【請求項6】
ランプ台座(1)上に取付けた発光ダイオード(2)及び該発光ダイオード(2)の周囲を覆う透明なカバー(3)とから少なくとも構成し、前記ランプ台座(1)の側壁には外ネジ部(1a)が設けられると共にその外ネジ部(1a)の底部側にネジ穴(1b)を穿設した発光ダイオードランプ(A)が多数用意され、且つ、前記ランプ台座(1)のネジ穴(1b)に挿入し螺合するネジ部(12a)を有すると共に前記発光ダイオード(2)が点灯されるための多数の電源取付部材(12)と、該電源取付部材(12)が配線されるためのケーブル(13)とから少なくとも構成された直流電源部材(B)を設け、その直流電源部材(B)に多数の前記発光ダイオードランプ(A)が多数取付けられたことを特徴とする発光ダイオードランプ電飾装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−54474(P2011−54474A)
【公開日】平成23年3月17日(2011.3.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−203661(P2009−203661)
【出願日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【出願人】(309029887)
【Fターム(参考)】