説明

発泡スチロールなどで出来た排水設備を備えたベッド

【課題】寝具での寝小便の後始末が簡便に出来るベッドを提供する。
【解決手段】高さ約50cm横200cm奥行き100cmの発泡スチロールなどの弾性をもち水の浸透を防ぐ素材の塊でなる寝台1で、上面に中央を最底辺とする窪み2を設け、その中心に排水口3が下方に伸長している、その排水口3の下に水受けタンク5が納まる、水受けタンク5を収める開放部を設けそこに上方が開放した水受けタンク5を差し入れてなる発泡スチロールなどで出来た排水設備を備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一般家庭や老人施設や医療施設などで使う介護用ベッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来のベッドでは、排水設備はなかった、
【0003】
以下、図5で説明すると、ベッドで寝小便13をすると、敷き布団を汚し、後始末が大変であった。
【発明の表示】

【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上述べた従来のベッドでは、寝小便13は寝具を汚した,
【0005】
本発明は、このような従来の構成が有していた問題を解決しょうとするものであり、寝小便13をしても寝具を汚さず簡単に後始末のできるベッド1を実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そして本発明は上記目的を達成するためにベッド自体が発泡スチロールで出来ている、
【0007】
また、第2の課題解決手段は、発泡スチロールベッドの上面にその中央が最底辺になる窪みを設けその中心に排水口が下方に伸長している。
【0008】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、このベッドを使用する人はベッド自体弾性がありしたがって敷き布団は不要で、上掛け布団だけ使用する。
【0009】
また、第2の課題解決手段による作用は、たとえ寝小便をしても窪みの最底辺に設けた排水口より排出されるためベッドを汚すことはないという効果を発揮する。
【発明の効果】
【0010】
上述したように本発明の発泡スチロールで出来たベッドでは、寝小便などは、ベッドに備えた排水口より排出される。
【0011】
また排出された小便は、水受けタンクを収める開放部に収められた水受けタンクに入って貯められるので随時介助者がトイレに流せばよい。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下本発明の実施の形態を図1〜図4に基ずいて説明する。
【0013】
図においては、1は発泡スチロールでなるベッド1は上面に中央が最底辺になる窪み2を設けその中心に排水口3が下方に伸長している、排水口3の下には、水受けタンクを収める開放部4に水受けタンク5が差し込まれている。
【0014】
これに寝る人は、ベッド1に敷き布団は敷かず上掛け布団7を掛けて寝るとよい。
【0015】
排水口3のあるベッド1では、この上でお湯11に浸したおしぼり12で身体洗浄をする事ができる、また、止水栓14で排水口3を塞いでお湯を貯めれば簡単な行水もできる、排水後は乾いたタオルでベッドをふき取るだけで簡単に始末ができる。
【0016】
以下上記構成の動作を説明する、発泡スチロールでなるベッド1では、水分は弾かれ排水口3より排出される。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の実施形態を示す発泡スチロールベッドの斜視図
【図2】発泡スチロールベッドに上掛け布団だけで寝る状態を示した斜視図
【図3】発泡スチロールベッドで身体洗浄をする実施態様を示した斜視図
【図4】発泡スチロールベッドの長手方向側面から見た断面図
【図5】従来のベッドで寝小便をした状態を示した斜視図
【符号の説明】
【0018】
1 発泡スチロールのベッド
2 ベッドの上面に設けた窪み
3 排水口
4 水受けタンクを収める開放部
5 水受けタンク
6 タンクの取っ手
7 上掛け布団
8 ベッドの使用者
9 おしぼりで身体洗浄をする介助者
10 バケツ
11 お湯
12 おしぼり
13 小便
14 止水栓

【特許請求の範囲】
【請求項1】
高さ約50cm横200cm奥行き100cmの発泡スチロールなどの弾性をもち水の浸透を防ぐ素材の塊でなる寝台で、上面に中央を最底辺とする窪みを設け、その中心に排水口が下方に伸長している、その排水口の下に水受けタンクが納まる、水受けタンクを収める開放部を設けそこに上方が開放した水受けタンクを差し入れてなる発泡スチロールなどで出来た排水設備を備えたベッドである。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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