説明

相互接続支持型電解セルアセンブリ、プリフォームおよび製造方法

【課題】 相互接続支持型電解セルアセンブリ、プリフォームおよび製造方法を提供する。
【解決手段】 電解セルアセンブリ(10)は、少なくとも2つの電極と、それらの間に置かれた電解質(18)とを含む少なくとも1つの電解セルを含む。この電解セルアセンブリはさらに、これらの少なくとも2つの電極のうちの少なくとも一方または電解質(18)と密に接触した相互接続構造(12)を含む。相互接続構造(12)は、除去可能な犠牲材料(110)によって当初画定された少なくとも1つの流れチャネル(24)を含み、相互接続構造(12)は、電極および電解質(18)に対する支持を提供するように構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は一般に電解セル(electrolyzer)に関し、詳細には相互接続支持型(interconnect supported)の電解セルアセンブリ、プリフォームおよび製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
電解セル、例えば固体酸化物電解セルは、分散供給またはローカル供給用の大規模水素生成を含む多くの潜在的な応用を有する電気化学装置である。主要な課題の1つは、電極および電解質材料、特に大きな表面積を有する電極および電解質材料を製造するための費用効果の高いプロセスを開発することである。
【0003】
過去には、アノード支持型、カソード支持型または電解質支持型の方法を使用して電解セルが製造された。これらの構成要素はそれぞれに薄いことが望ましいが、一般にアノード、カソードおよび電解質は全て、もろいセラミックから作られる。必然的に従来のセルでは、セル製造のための支持を提供するために、これらの構成要素のうちの少なくとも1つは厚くならざるを得ない。
【特許文献1】特開2004−124095号
【特許文献2】米国特許6787264号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって電解セル製造向けの改良された支持方法が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一態様では、電解セルアセンブリが、少なくとも2つの電極とそれらの間に置かれた電解質とを含む少なくとも1つの電解セルを含む。この電解セルアセンブリはさらに、これらの少なくとも2つの電極のうちの少なくとも一方または電解質と密に接触した相互接続構造を含む。この相互接続構造は、除去可能な犠牲材料によって当初画定された少なくとも1つの流れチャネルを含み、この相互接続構造は、電極および電解質に対する支持を提供するように構成されている。
【0006】
他の態様では、相互接続プリフォームが相互接続支持構造を含み、この相互接続支持構造の内部に少なくとも1つの流れチャネルが配置される。付着のための表面を提供するため、この流れチャネルの中には除去可能な犠牲材料が配置される。
【0007】
他の態様では、電解セルアセンブリが、少なくとも2つの電極とそれらの間に置かれた電解質とを含む少なくとも1つの電解セルを含む。この電解セルアセンブリはさらに、これらの少なくとも2つの電極のうちの少なくとも一方または電解質と密に接触した相互接続支持構造を有する相互接続プリフォームを含み、この相互接続支持構造の内部に配置された少なくとも1つの流れチャネルを含む。付着のための表面を提供するため、この流れチャネルの中には除去可能な犠牲材料が配置される。
【0008】
他の態様では、電解セルアセンブリを形成する方法が、少なくとも1つの流れチャネルをその内部に有する相互接続構造を提供するステップと、この少なくとも1つの流れチャネルの中に犠牲材料を付着させるステップとを含む。この方法はさらに、相互接続構造および犠牲材料の上に、少なくとも1つの電極および電解質材料を付着させるステップと、電解セルアセンブリを処理して犠牲材料を除去するステップとを含む。
【0009】
本発明のこれらの特徴、態様および利点ならびに他の特徴、態様および利点は、添付図面を参照して以下の詳細な説明を読んだときによりいっそう理解される。図面全体を通じて同様の文字は同様の部分を表す。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
電解セル、例えば固体酸化物電解セルは、電気が加えられたときに水を分解することによって水素を生み出す装置である。例示的な平面電解セル10は図1に示すように、相互接続部分12、電解質18によって分離された一対の電極、カソード14およびアノード16を含む。電解セル10はそれぞれ、直列または並列にあるいはこれらの両方の方法で積み重ねられて、ある量の水素を生み出す能力を有する電解セルスタックシステムまたはアーキテクチャを形成することができるセル繰返し単位20を有する。
【0011】
相互接続部分12は、カソード14と密に接触した複数の水蒸気流または水蒸気/水素チャネル24、および隣接するセル繰返し単位20のアノード16と密に接触した複数の酸素流チャネル26を画定する。動作時、水蒸気流チャネル24には水蒸気流30が供給される。
【0012】
図2に示すように、水蒸気流30はカソード14に供給され、外部に提供された電気源32からの電子によって解離される。動作時、外部源32によって電気エネルギーが加えられると、外部からカソード14の表面に供給される電気に由来する電子によって水蒸気が解離される。この解離反応の際、カソード14の表面に水素分子が形成される。同時に、酸素イオンが電解質18を通してアノード16に移動し、アノード16の表面に酸素分子を形成し、電子を放出する。このように、水蒸気30が解離されて生成物である水素および酸素が形成され、このプロセスではこれらの生成物が分離される。このプロセスによって生み出される水素は高い純度を有する。いくつかの実施形態では、2次流体流を使用してアノード16から酸素が集められる。この2次流体は空気または窒素を含む。ただしこれらに限定されるわけではない。いくつかの実施形態では2次流体がさらに、一酸化炭素(CO)を含む反応性ガスを含む。ただし反応性ガスは一酸化炭素に限定されるわけではない。
【0013】
他の実施形態では、例示的な管状電解セル50が図3に示すように、内側カソード管52、外側アノード管54、およびこれらの間に配置された電解質層56を含む。アノード管54の上には相互接続58が配置されており、電解質層56と密に接触している。管状電解セル50はそれぞれ、直列または並列にあるいはこれらの両方の方法で束ねられて、ある特定の量の水素を生み出す能力を有する電解セル束またはアーキテクチャを形成することができるセル繰返し単位である。
【0014】
動作時、内側カソード管52の中に水蒸気流60が供給され、外側アノード管52の外面に酸素流62が生み出される。水蒸気流60は先に論じた方法と同様の方法で解離される。
【0015】
スタックまたは束の中の個別のセルの数は、電解セルシステムの水素を生み出す能力を決定する。主要な課題の1つは、抵抗損を低減させるためにそれぞれが比較的に薄い断面を有し、製造および組立コストを最小限に抑えるために大きな表面積を有するアノード、カソードおよび電解質材料を製造するための費用効果の高いプロセスを開発することである。
【0016】
本発明の技法の一実施形態に基づいて、図4〜7に相互接続支持型平面電解セル100を示す。
【0017】
図4に示すように、相互接続部分102は、相互接続部分102の内部に配置された複数の流体流チャネル104を画定する。流体流チャネル104の一部は水蒸気流チャネル106であり、流体流チャネル104の一部は酸素流チャネル108である。相互接続部分102の主な機能は、1つの繰返し可能セル単位のアノードを隣接するセル単位のカソードに電気的に接続することである。さらに、相互接続部分102は、均一な電流分布を提供しなければならず、ガスにとって不透過性でなければならず、還元環境と酸化環境の両方において安定でなければならず、さまざまな温度で電子流をサポートするために十分に伝導性でなければならない。相互接続部分102は、これらの特性を有するいくつかの材料から製造することができ、これには、薄く形成された金属、ステンレス鋼、LaCrO、Inconel 600、Inconel 601、Hastelloy XおよびHastelloy 230、他の安定な金属およびセラミック、ならびにこれらの組合せが含まれる。ただしこれらに限定されるわけではない。相互接続部分102は一般に約0.1mmから約5mm、好ましくは約0.25mmから約0.5mmの厚さを有する。
【0018】
セル製造を支持するため、相互接続部分102は、電極または電解質材料を付着させ、電極または電解質材料でコーティングし、または他の方法で電極または電解質材料を配置する(以下、付着させる)ための適当な表面を提供しなければならない。これに応じて、図5に示すように、流体流チャネル104の少なくとも一部分を犠牲材料110で埋めて、付着に適した比較的に均一な支持表面を相互接続部分102の表面に提供する。犠牲材料110は流体流チャネル104を埋め、電極または電解質材料を付着させるための一時的な基板を提供する。セル製造のための支持構造としての相互接続部分102の使用は、相互接続部分102に1層ずつ付着することを可能にする低コストの大面積製造機構を提供する。相互接続部分102は、均一または末広の断面、あるいは管形、長方形または金属が形成可能な他の幾何形状を有する流体流チャネル104を有することができる。
【0019】
犠牲材料110は、電極または電解質材料を付着させるための一時的な基板を提供し、付着が完了した後に適当な処理によって除去することができる任意の材料から製造することができる。犠牲材料110は例えばポリマー、塩、ポリマー発泡体、可溶性材料、ポリウレタン、パラフィン、低密度発泡ポリマーなどとすることができる。犠牲材料110を除去するプロセスには、加熱、化学エッチング、アブレーション、溶解または対応する犠牲材料110に対して適当な任意の除去プロセスが含まれる。
【0020】
相互接続部分102/犠牲材料110基板の上には、図6に示すように、一般に付着によってまたはアノードシートなどの配置によってアノード層112が配置される。相互接続部分102/犠牲材料110基板プリフォームの上には、最初に電極材料(アノードまたはカソード)または電解質材料あるいはこれらの組合せを付着させ、または他の方法で提供することができることを理解されたい。アノード層112を最初の層として使用したのは単に例示のためである。
【0021】
アノード層112の主な目的は、電子放出後の酸素の放出のための反応位置を提供することである。したがって、アノード層112は酸化環境において安定でなければならず、電解セルの動作条件で十分な電子伝導性および表面積を有していなければならず、ガス輸送を可能にする十分な多孔性を有していなければならない。アノード層112は、これらの特性を有するいくつかの材料から製造することができ、これらの材料には、導電性酸化物、ペロブスカイト、ドープされたLaMnO、SrがドープされたLaMnO(LSM)、スズがドープされた酸化インジウム(In)、ストロンチウムがドープされたPrMnO、LaFeO−LaCoO RuO−YSZ、La輝コバルト鉱およびこれらの組合せが含まれる。ただしこれらに限定されるわけではない。
【0022】
アノード層112の上には、図6に示すように電解質層114が一般に付着によって配置される。電解質層114の主な目的は、アノード層112とカソード層116の間でイオンを伝導することである。電解質層114は、電子流に由来する電荷を釣り合わせるために一方の電極で生み出されたイオンをもう一方の電極に運び、電解セル100内の電気回路を完成させる。さらに電解質114は電解セル100の中の生成物ガスを分離する。したがって、電解質114は還元環境と酸化環境の両方において安定でなければならず、生成物ガスにとって不透過性でなければならず、動作条件において十分に伝導性でなければならない。一般に電解質層114は実質的に電子絶縁性である。電解質層114は、これらの特性を有するいくつかの材料から製造することができ、これらの材料には、ZrO、YSZ、ドープされたセリア、CeO、三二酸化ビスマス、酸化パイロクロア、ドープされたジルコン酸塩、酸化ペロブスカイト材料およびこれらの組合せが含まれる。ただしこれらに限定されるわけではない。
【0023】
電解質層114は一般に、電解質が実質的にガス不透過性となる厚さを有する。電解質層114の厚さは一般に50μm未満、好ましくは約0.1μmから約10μm、最も好ましくは約1μmから約5μmである。
【0024】
繰返し可能なセル単位122を完成させるために、電解質114の上には図6に示すようにカソード層116が配置される。カソード材料は水蒸気または水蒸気/水素環境において安定でなければならず、電解セルの動作条件で水蒸気を解離させるための十分な電子伝導性、表面積および触媒活性を有していなければならず、反応位置への水蒸気の輸送を可能にするために十分な多孔性を有していなければならない。カソード116は、これらの特性を有するいくつかの材料から製造することができ、これらの材料には、金属、ニッケル(Ni)、Ni合金、銀(Ag)、銅(Cu)、貴金属、すなわち金、白金、パラジウム、ロジウムおよびイリジウム、コバルト、ルテニウム、Ni−イットリア安定化ジルコニア(YSZ)サーメット、Cu−YSZサーメット、Ni−セリア、サーメット、セラミックまたはこれらの組合せが含まれる。ただしこれらに限定されるわけではない。
【0025】
電極112および116は一般に、電気化学反応をサポートするのに十分な表面積、例えば約1m/gから約1000m/gの表面積を有する。電極112、114は一般に約80℃から約1000℃、好ましくは約300℃から約1000℃の温度で熱的に安定である。
【0026】
電解セル100は処理されて酸素流チャネル108から犠牲材料110が除去され、図7に示すように流体流チャネル104が開けられる。
【0027】
電解セル100は、流れチャネルを必要とする任意のタイプの電解セルとすることができ、これには、固体酸化物電解セル、溶融炭酸塩電解セル、リン酸電解セル、アルカリ電解セル、再生型電解セル、亜鉛空気電解セルまたは陽子セラミック電解セルが含まれる。ただしこれらに限定されるわけではない。
【0028】
図8は、平面電解セル100などの相互接続支持型電解セルを製造するための例示的なプロセスを示す流れ図である。
【0029】
最初に、付着のため相互接続部分を配置する(S1)。相互接続部分は例えば、ステンレス鋼などの打ち抜かれた金属薄板から製作することができる。次に、相互接続部分の流体流チャネルの中に犠牲材料を付着させて、電極および電解質を1層ずつ付着させるための基板を提供する(S2)。犠牲材料、例えば発泡体を吹付け、注入または他の方法で適用して流体流チャネルを埋める。犠牲材料が以降の電極または電解質材料の付着を妨害しないように必要な中間ステップを実施する。中間ステップの一例は、流体流チャネルを覆うように相互接続の表面に実質的に平らなシートを配置するステップである。次いで、相互接続支持の片側に開けた流体流れチャネルの開口を通して犠牲材料を導入し、発泡体がチャネルを完全に埋めこのトップシートと接触するまで、流体流れチャネルを埋める。次いで相互接続部分からシートを除去し、次の層の付着を完了させることができる。中間ステップの他の例は、流体流チャネルが完全に埋められるかまたはわずかにあふれるまでチャネルに犠牲材料を導入するステップである。次いで、犠牲材料の残留物またはあふれた部分を相互接続からこすり落として、基板を平坦化し、付着のための平らで清浄な表面を提供する。
【0030】
次の2つのステップでは、一方の電極材料、この例示的なケースではアノード材料を相互接続−犠牲材料基板の上に付着させ(S3)、アノード材料の上に電解質材料を付着させる(S4)。続いて電解質材料の上にカソード材料を付着させる(S5)。最後に、この相互接続支持型電解セルを処理して犠牲材料を除去する(S6)。
【0031】
電極または電解質材料を基板の上に付着させまたは他の方法で配置するのには多くのプロセスを利用することができ、これには、スパッタリング、ゾル−ゲル、テープカレンダリング、ジェット蒸着、膨張熱プラズマ付着(参照によって本明細書に組み込まれる米国特許6787264号に詳細に論じられている)、電気泳動付着、プラズマ化学蒸着、CVD、PVD、大気プラズマ溶射、真空プラズマ溶射またはこれらの組合せが含まれる。ただしこれらに限定されるわけではない。
【0032】
本発明を示し説明したが、本発明の趣旨から逸脱することなくさまざまな変更および置換を実施することができるので、本発明は示された詳細に限定されるものではない。なお、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】1つの繰返し単位を示す例示的な電解セルアセンブリの透視図である。
【図2】例示的な電解セルの動作を示す図である。
【図3】例示的な管状電解セルアセンブリの概略図である。
【図4】例示的な相互接続の側面図である。
【図5】流体流れチャネルが犠牲材料で埋められた図4の例示的な相互接続の側面図である。
【図6】例示的な電解セルアセンブリの側面図である。
【図7】犠牲材料が除去された図6の例示的な電解セルアセンブリの側面図である。
【図8】相互接続支持型電解セルアセンブリを製造するための例示的なプロセスを示す流れ図である。
【符号の説明】
【0034】
10 平面電解セル
12 相互接続部分
14 カソード
16 アノード
18 電解質
20 セル繰返し単位
24 水蒸気流または水蒸気/水素チャネル
26 酸素流チャネル
28 酸素流
30 水蒸気流
32 電気源
50 管状電解セル
52 内側カソード管
54 外側アノード管
56 電解質層
58 相互接続
60 水蒸気流
62 酸素流
100 相互接続支持型平面電解セル
102 相互接続部分
104 流体流チャネル
106 水蒸気流チャネル
108 酸素流チャネル
110 犠牲材料
112 アノード層
114 電解質層
116 カソード層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも2つの電極とそれらの間に置かれた電解質(18)とを含む少なくとも1つの電解セルと、
前記2つの電極のうちの少なくとも一方または前記電解質(18)と密に接触した相互接続構造(12)と
を含み、
前記相互接続構造(12)が、除去可能な犠牲材料(110)によって当初画定された少なくとも1つの流れチャネル(24)を含み、前記相互接続構造(12)が、前記電極および前記電解質(18)に対する支持を提供するように構成されている
電解セルアセンブリ(10)。
【請求項2】
前記電解質(18)が、前記電解質(18)が実質的にガス不透過性となる厚さを有する、請求項1記載の電解セルアセンブリ。
【請求項3】
前記少なくとも2つの電極がアノード(16)およびカソード(14)を構成する、請求項1記載の電解セルアセンブリ。
【請求項4】
前記少なくとも2つの電極が約80℃から約1000℃の間で安定である、請求項1記載の電解セルアセンブリ。
【請求項5】
前記アノード(16)が、ドープされたLaMnO、SrがドープされたLaMnO(LSM)、スズがドープされた酸化インジウム(In)、ペロブスカイト、ストロンチウムがドープされたPrMnO、LaFeO−LaCoO RuO−YSZ、La輝コバルト鉱およびこれらの組合せからなるグループから選択された材料から製造された、請求項3記載の電解セルアセンブリ。
【請求項6】
前記カソード(14)が、Ni、Ni合金、Ag、Cu、貴金属、コバルト、ルテニウム、Ni−YSZサーメット、Cu−YSZサーメット、Ni−セリア、サーメット、セラミックまたはこれらの組合せからなるグループから選択された材料から製造された、請求項3記載の電解セルアセンブリ。
【請求項7】
前記電解セルが、固体酸化物電解セル、溶融炭酸塩電解セル、リン酸電解セル、アルカリ電解セル、亜鉛空気電解セルおよび陽子セラミック電解セルからなるグループから選択された、請求項1記載の電解セルアセンブリ。
【請求項8】
前記相互接続構造(12)が複数の電解セルを直列に接続した、請求項1記載の電解セルアセンブリ。
【請求項9】
前記犠牲材料(110)が、ポリマー、塩、ポリマー発泡体、可溶性材料、ポリウレタン、パラフィンおよび低密度発泡ポリマーからなるグループから選択された材料を含む、請求項1記載の電解セルアセンブリ。
【請求項10】
前記犠牲材料(110)が、加熱、化学エッチング、アブレーションまたは溶解によって除去可能である、請求項1記載の電解セルアセンブリ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−104578(P2006−104578A)
【公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−286368(P2005−286368)
【出願日】平成17年9月30日(2005.9.30)
【出願人】(390041542)ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ (6,332)
【氏名又は名称原語表記】GENERAL ELECTRIC COMPANY
【Fターム(参考)】