説明

着せ替え人形衣裳の製造方法

【課題】比較的小さなQPの着せ替え人形の衣裳の製造を、だれでも簡単容易に作ることができ、且、容易に着せ替えができるようにする。
【解決手段】(イ)正方形布材の中心左右方向と上下方向に表記した折線を順次折り畳み、四つ折り正方形状に形成する工程と(ロ)前記布材の中心部であり、四つ折り正方形状に形成した布材の角部の切除線を切除し、その切除した切除部分で形成した孔部を首孔とする工程と(ハ)前記首孔の水平方向の側方に、肩部を介して離間した位置に略V字形状に表記した切除線を切除し、その切除した切除部分で形成した孔部を腕孔とする工程と(ニ)前記布材に切除して形成した腕孔は首孔の両側に対称且孔状に形成し、両腕孔と首孔の水平方向の中心は同一線上になるように形成する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主として胴体から頭部と腕部が着脱自在、回動自在で高さが5cm〜8cmの比較的小さなキユーピー人形(以後QPと表記)の着せ替え人形衣裳の製造方法に関し、全く裁縫の経験がない幼児子供や裁縫が不得手な人でも、一枚の布材から簡単容易に衣裳を作ることができる着せ替え人形衣裳の製造方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、着せ替え人形の衣裳は各種のものが提案され知られている。このような従来のものは、背中部分を縦割りに分離し、マジックテープや紐やホック等で接合可能としているので衣裳を着せたり、着付けられた衣裳を脱ぐことは容易且自由に行うことができるようになつている。また比較的大きなQPの着せ替え衣裳は各種知られているが、比較的小さなQPのものは衣裳を胴体に貼着したものや着せたままのものが殆んどで、着せ替え可能としたものはなく、身長約8cmより小さい人形の着せ替え衣類を製作するのは困難であるともいわれている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
着せ替えは昔からある遊びで、特に女の子は小さいときから着せ替え遊びでファッシヨンセンスを学び、人形遊びで優しさを育むといわれている。使用する着せ替え衣裳は人形作家や職人が工場で製造したものや裁縫の器用なお母さんの手創りのものが一般的に知られているが、着せ替え人形遊びの楽しみは、一人ででも衣裳の組合せ変化を自由に創作することにある。更に、着せ替え遊びをより一層深めるには、自ら選んだ素材を自分作って遊ぶところにある。しかしながら、着せ替え衣裳は形状が複雑で、製作が容易でなく、子供などが小さな衣裳を作ることは比較的大きな衣裳を作るより困難なことであった。また、小さな衣裳は人形に装着させるのに多くの手間がかかり、小さな子供などが着せ替え遊びをすることは容易でなかった。
【0004】
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、誰でも簡単且つ、容易に作ることができ、簡単且つ、手早く着せ替えを行うことのできる主として小さなQP着せ替え衣裳の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第1の手段は下記に示す要件を備えたことを特徴とする。すなわち、(イ)正方形布材の中心左右方向と上下方向に表記した折線を順次折り畳み、四つ折り正方形状に形成する工程と(ロ)前記布材の中心部であり、四つ折り正方形状に形成した布材の角部の切除線を切除し、その切除した切除部分で形成した孔部を首孔とする工程と(ハ)前記首孔の水平方向の側方に、肩部を介して離間した位置に略V字形状に表記した切除線を切除し、その切除した切除部分で形成した孔部を腕孔とする工程と(ニ)前記布材に切除して形成した腕孔は首孔の両側に対称孔状に形成し、両腕孔と首孔の水平方向の中心は同一線上になるように形成する。
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第2の手段は下記に示す要件を備たことを特徴とする。すなわち、(イ)矩形布材の中心左右方向と上下方向に表記した折線を順次折り畳み、四つ折り矩形形状に形成する工程と(ロ)前記布部の中心部であり、四つ折り矩形形状に形成する工程と(ハ)前記首孔の側方に、肩部を介して離間した位置に逆L字状に表記した切除線を切除し、その切除部分を抜き部として形成する工程と(ニ)前記布材に切除して形成した抜き部は首孔の両側方に対称且略コ字抜き状に形成し、両抜き部と首孔の水平方向の中心は同一線上になるように形成する。
【0007】
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第3の手段は、第2の手段に加えて、下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、(イ)首孔は十字形状に切線を表記し、その切線を切る工程と(ロ)両抜き部の水平方向の切除線を延長して切線を表記し、その切線を切る工程と(ハ)前記首孔の切線で分割して形成した三角形状の各布片を、内側に折り畳んで布材に接着する工程と(ニ)前期抜き部に、切線で形成した矩形の布片を内側に折り畳んで布材に接着して形成する。。
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第4の手段は下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、(イ)矩形の布材を、左右方向に適宜の四つ折りに畳み、四つ折りの折り目の側の上方に略V字形状の切除線を表記し、その切除線を切除して形成した孔部を腕孔とする工程と(ロ)前記布材の両上角部を適宜に折り畳んで、布材に接着して形成する工程と(ハ)前記腕孔は布材の上部に水平方向に対称且夫々の腕孔の中心が同一線上になるように形成する。
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明が提供する第5の手段は下記の要件を備えたことを特徴とする。すなわち、(イ)矩形の布材を、左右方向に適宜の四つ折りに畳み、四つ折りの折り目の側の角部に切除線を表記し、その切除線を切除して略V字形状の腕通部を形成した孔部を腕孔とする工程と(ロ)前記腕通部は布材の上端部に水平方向に対称且夫々の腕通部の中心が同一線上になるように形成する。
【0010】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、使用するQPの大きさにより布材のサイズ、首孔、腕孔の大きさ、首孔と腕孔の間隔を決める。首孔と腕孔はカツターナイフで切り抜くことができるが、参考図に示すように、衣裳の布を四つ折りに形成し、衣裳の中心部である四つ折りの角部を切除線(a)(b)に従いはさみ又はカツターで切り除くだけで使用するQPに合致する首孔と腕孔を形成した衣裳を簡単容易に作ることができる。また首孔と腕孔を形成した衣裳は、参考図に示す、頭部を分離したQPの首部を首孔に通し、QPの両腕部は回動可能であるので、腕部を上方向きにして容易に腕孔に通すことができる。着せた衣裳は胸部と腹部の間に針金を有するカラータイを巻き付けて胴体に締着する。本発明の手段でQPの胴体に装着した衣裳はファレーにすることができる。
【0011】
上記第2の解決手段による作用は、参考図に示すように、衣裳の布を四つ折りにし、衣裳の中心部である四つ折りの角部と衣裳の布の横方向に首孔と抜き部を切り抜き衣裳を形成する。形成した首孔にQPの首部を通し、腕部は両側に形成した抜き部を通し、まず衣裳の半身をQP胴体の背部側に巻き着け、残りの半身を腹側に巻き着け、且カラータイを巻き付け締着し衣裳を装着することができる。本発明の手段でQPの胴体に装着した衣裳はタイトにすることができる。
【0012】
上記第3の解決手段による作用は、参考図に示すように、衣裳の布を左右方向に適宜に四つ折りにし、衣裳の布の縦方向の上部側を略V字形状に切断して左右方向に一対で対称の腕孔を形成することができる。形成した腕孔に腕部を通しカラータイを巻き付け締着して衣裳を装着することができる。本発明の手段でQPの胴体に装着した衣裳は和装にすることができるが、肩部と袖部を長めに、且、襟と袖口を二つ折りテープで貼着又は縫着して形成するので、和装としての特徴を醸し出すことができる。またカラータイで締着し、更に、帯を捲きつけて和装を楽しむことができる。
【0013】
上記第4の解決手段による作用は、衣裳の布を左右方向に適宜に四つ折りにし、四つ折り折り目側の上方部に略V字形状に切除して腕孔を形成する。更に、開いた衣裳の両上角部を折り畳み、テープで貼着又は縫着して襟を形成する。本発明は襟を強調した衣裳を製作して着せ替えを楽しむことができる。
【0014】
上記第5の解決手段による作用は、参考図に示すように、衣裳の布を左右方向に四つ折りにし、上端部の折り目の角を切断し、衣裳の布の上端部に左右方向で一対の腕通部を対称に形成することができる。腕通部を形成した衣裳は、QPの腕部が腕通部に合わせて胴体にカラータイで締着して装着することができる。本発明により製作した衣裳は胴体に捲きつけてカラータイで締着すればよく、頭部や腕部が胴体に固定しているあらゆる人形に装着することができる。
【0015】
また、本発明は、小さなQPの着せ替え衣裳にのみ限定するものではなく、大きなQPや腕部が折り畳み可能なぬいぐるみ等にも使用することができる。また、衣裳として使用する他、衣裳を製作するための型材として使用可能である。また、本発明は布材としているが、材料を限定したものではなく、和紙やビニール等の合成樹脂を使用してもよい。また、形成している首孔と腕孔の形状は角状としているが、円形状や線状に形成してもよい。
【発明の効果】
【0016】
上述したように本発明は、裁縫の技能を有さなくても、一枚の布材から簡単且容易な工作行程で着せ替え衣裳を製造できるようになつた。また、衣裳が簡単な構造に形成できるので、人形の首部と腕部を容易に衣裳に装着可能となり、小さな幼児子供であつても容易に着せ替えを行うことができるようになつた。また、衣裳を装着するためカラータイの使用により着せ替えが簡単容易になつた。したがつて、着せ替え遊びが一層盛んになるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図1〜図13に基づいて説明する。
【実施例1】
【0018】
図1は、本発明の実施例1である裁断後の状態を示す平面図である。1は正方形状に形成した布材で、中心部に形成している首孔2は正方形状を形成し、その左右方向両側に首孔2の中心と同一線上に対称で一対の三角形状を形成した腕孔3を形成している。首孔2と腕孔3の間は肩部4としている。首孔2と腕孔3は夫々四角形状と三角形状を形成しているが、裁断の方法を示す図2に示すように布材1に表記している折線a、折線bの順に四つ折りにたたんで正方形状に形成し、布材1の中心部で、且、折りたたんだ角部に斜めに表記した切除線5を切除して布材1の中心部に45°回転した正方形状の首孔2を形成することができる。また、折りたたんだ布材1に形成した首孔2の側方に肩部4を介して離間した位置に略V字形状に表記した切除線5を切除して、布材1に形成した首孔2の両側に対称に腕孔3を形成することができる。また、首孔2と腕孔3の中心が同一線上になり布材に平行に形成する。また、布材1と首孔2と腕孔3の大きさ及び首孔2と腕孔3の間隔である肩部4の長さは、使用するQP6の大きさによつて決めればよい。また、頭部を分離したQP6の首部を布材1の首孔2に通し、QP6の腕部を回動させ上方に向け、布材1の腕孔3に通して装着し、カラータイ7で締着し装着を整えた後、装着した衣裳の長さはQP6の頭部の大きさとのバランスを考え、装着した布材1の裾を適宜に切断して図9に示すような衣裳に成形することができる。
【実施例2】
【0019】
図3は、実施例2の裁断後の状態を示す平面図である。この発明に使用する布材1は縦長の矩形を形成し、中心部に形成した首孔2の両側に肩部4を介して抜き部8を形成している。抜き部8の中心は首部2の中心と同一線上で首部2の両側に対称に一対形成している。抜き部8の抜き幅は使用するQP6の大きさにより決めることができるが、QP6の胴体に装着してカラータイ7で締着した場合、カラータイ7の締代が衣裳全体になるように抜き部8を形成するとよい。裁断の方法を示す図4に示すように、首部2と抜き部8は布材1に表記している折線a折線bの順に四つ折りにたたんで、布材1の中心部である角部と角部の側に肩部4を介して離間した位置に略逆L字状に表記している切除線5を切除して首部2と抜き部8を形成するすることができる。形成した布材1はQP6の首部に首孔2を通し、QP6の後側になる衣裳をQP6の背側から腹側にかけて捲き、その上側にQP6の前側の衣裳を捲いて装着し、カラータイ7で締着する。図10はQP6に装着した状態である。
【実施例3】
【0020】
図5(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)は、実施例3の工程図である。実施例2の発明に加えて、この発明に使用する布材1は縦方向に矩形を形成し、その中心部に十字形状の切線9を表記し、布材1の中心部を三角形状の布片に四等分に表記している。また、この布材1に形成している抜き部8を形成している水平方向の各切除線5の延長部分に切線9を表記している。本発明を工程図に基づいて説明すると、布材1の中心縦方向と横方向に折線a折線bを表記し、十字形状の切線9の各線の先端間に折線cを表記する。また、抜き部9を形成している水平方向の各切除線5の延長部分に形成している切線9の先端間に、垂直方向に折線dを表記する。まず、(イ)布材1の縦方向の折線aで布材1を二つ折りにして、その中間部の表記となる十字形状の切線9を横方向に切る。(ロ)布材1の中心横方向の折線bで布材1を二つ折りにして、その中間部の表記となる十字形状の切線9を縦方向に切る。(ハ)(ロ)に形成した中間部縦方向に表記した折線aで折りたたみ、四つ折りを形成した布材1の切除線5の延長部分に形成している切線9を切る。(ニ)(ホ)切り目を形成した各切線9と各折線a〜dで形成される三角形状と矩形の布片を、夫々内側に折りたたみ、セロテープ10(商標)を貼着する。本発明で形成する首孔2の端縁である襟部と抜き部8の端縁である袖口部を折りたたみ状に形成可能なので、図11に示すように製作が難しい着せ替え和装衣裳を縫製することなく容易に形成することができる。
【実施例4】
【0021】
図6は実施例4の裁断後の平面図である。この発明の布材1は横方向に矩形を形成し、上方部に左右対称に一対の腕孔3を形成している。また、布材1の両上角部を斜めに折りたたみ、且、セロテープ(商標)で貼着して折り目の部分を襟部として形成している。本発明の製作は、布材1の上方部の位置に左右対称に腕孔3を形成するか、衣裳を横方向に適宜に四つ折りにして上方の側部を略V字形状に切り抜いて腕孔3を形成することができる。図面12に示すようにQP6に襟部を強調した衣裳を装着することができる。
【0022】
図7は実施例5の裁断後の平面図である。この発明の布材1は横方向に矩形を形成し、上端部に左右対称に一対で略V字形状の腕通部11を形成している。本発明の製作は、布材1の上端部に適宜の間隔で略V字形状に切り抜くか、布材1を左右方向に適宜に四つ折りにし、四つ折り目の上角部を斜めに切断して腕通部11を形成する。図13に示すように、本発明はQP6の首部と腕部を通さなくても装着できるので、あらゆるタイプの人形の着せ替え衣裳に使用できる。
【産業上の利用可能性】
【0023】
QPの胴体に装着した衣裳はカラータイで締着するので、カラータイに含まれている針金の操作性や強度を利用して、ボールペンに取り付け、人形付きボールペンを簡単容易に作ることができる。また締着したカラータイの端部は図13に示すようにフツク状に形成できるので、コツプ等容器に掛けて飾りを楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】実施例1の裁断後の状態を示す平面図である。
【図2】実施例1裁断の方法を示す参考図である。
【図3】実施例2の裁断後の状態を示す平面図である。
【図4】実施例2の裁断の方法を示す参考図である。
【図5】実施例3の工程図である。
【図6】実施例4の裁断後の平面図である。
【図7】実施例5の裁断後の平面図である。
【図8】キユーピ人形の頭部を分離した状態の参考図である。
【図9】実施例1の衣裳を装着した状態の参考図である。
【図10】実施例2の衣裳を装着した状態の参考図である。
【図11】実施例3の衣裳を装着した状態の参考図である。
【図12】実施例4の衣裳を装着した状態の参考図である。
【図13】実施例5の衣裳を装着した状態の参考図である。
【符号の説明】
【0025】
1 布材
2 首孔
3 腕孔
4 肩部
5 切除線
6 キユーピー人形
7 カラータイ
8 抜き部
9 切線
10 セロテープ(商標)
a〜d 折線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
下記の要件を備えたことを特徴とする着せ替え人形衣裳の製造方法
(イ)正方形布材の中心左右方向と上下方向に表記した折線を順次折り畳み、四つ折り正方形状に形成する行程と
(ロ)前記布材の中心部であり、四つ折り正方形状に形成した布材の角部の切除線を切除し、その切除した切除部分で形成した孔部を首孔とする工程と
(ハ)前記首孔の水平方向の側方に、肩部を介して離間した位置に略V字形状に表記した切除線を切除し、その切除した切除部分で形成した孔部を腕孔とする工程と
(ニ)前記布材に切除して形成した腕孔は首孔の両側に対称且孔状に形成し、両腕孔と首孔の水平方向の中心は同一線上になるように形成する
【請求項2】
下記の要件を備えたことを特徴とする着せ替え人形衣裳の製造方法
(イ)矩形布材の中心左右方向と上下方向に表記した折線を順次折り畳み、四つ折り矩形形状に形成する工程と
(ロ)前記布部の中心部であり、四つ折り矩形形状に形成した布材の角部の切除線を切除し、その切除部分で形成した孔部を首孔とする工程と
(ハ)前記首孔の側方に、肩部を介して離間した位置に逆L字状に表記した切除線を切除し、その切除した切除部分を抜き部として形成する工程と
(ニ)前記布材に切除して形成した抜き部は首孔の両側方に対称且略コ字抜き状に形成し、両抜き部と首孔の水平方向の中心は同一線上になるように形成する
【請求項3】
下記の要件を備えたことを特徴とする請求項2記載の着せ替え人形衣裳の製造方法
(イ)首孔は十字形状に切線を表記し、その切線を切る工程と
(ロ)両抜き部の水平方向の切除線を延長して切線を表記し、その切線を切る工程と
(ハ)前記首孔の切線で分割して形成した三角形状の各布片を、内側に折り畳んで布材に接着する工程と
(ニ)前記抜き部に、切線で形成した矩形の布片を内側に折り畳んで布材に接着して形成する
【請求項4】
下記の要件を備えたことを特徴とする着せ替え人形衣裳の製造方法
(イ)矩形の布材を、左右方向に適宜の四つ折りに畳み、四つ折りの折り目の側の上方に略V字形状の切除線を表記し、その表記した切除線を切除して形成した孔部を腕孔とする工程と
(ロ)前記布材の両上角部を適宜に折り畳んで、布材に接着して形成する工程と
(ハ)前記腕孔は布材の上部に水平方向に対称且夫々の腕孔の中心が同一線上になるように形成する
【請求項5】
下記の要件を備えたことを特徴とする着せ替え人形衣裳の製造方法
(イ)矩形の布材を、左右方向に適宜の四つ折りに畳み、四つ折の折り目の側の角部に切除線を表記し、その切除線を切除して略V字形状の腕通部を形成する工程と
(ロ)前記腕通部は布材の上端部に水平方向に対称且夫々の腕通部の中心が同一線上になるように形成する

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2009−240733(P2009−240733A)
【公開日】平成21年10月22日(2009.10.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−94453(P2008−94453)
【出願日】平成20年4月1日(2008.4.1)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
【出願人】(501319645)
【Fターム(参考)】