説明

知育玩具

【課題】騒音の抑制及び安全性の向上を図ることができ、且つ、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等の効果が高い知育玩具を提供する。
【解決手段】素材が軟質弾性体である知育玩具であって、三角形状の環状部材1を備え、ユーザが環状部材1の内面と外面とをひっくり返すことができ、且つ、ユーザが環状部材1の内面と外面とをひっくり返すと環状部材1の形状が変化する知育玩具。上記知育玩具は、素材が軟質弾性体であるので、騒音の抑制及び安全性の向上を図ることができる。また、上記知育玩具は、ユーザが環状部材1の内面と外面とをひっくり返すと環状部材1の形状が変化するので、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等の効果が高い。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、知育玩具に関し、特に複数個使用することにより積木遊びが可能な知育玩具に関する。
【背景技術】
【0002】
積木(ブロック)を積む、つなぐ、ならべる等の積木遊びは、子供の集中力、忍耐力、バランス力等を養うのに役に立つ。また、積木遊びは高齢者の心身機能の維持や回復にも非常に有用である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−24788号公報(要約)
【特許文献2】特開2004−73788号公報(要約)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、積木には、騒音や安全性等の問題が存在する。商品化されている一般的な積木は、木製または硬質プラスチック製である。木製または硬質プラスチック製の積木を用いた積木遊びでは、積み上がった積木がくずれたときに、大きな騒音が発生してしまう。また、木製または硬質プラスチック製の積木を子供が壁や床に投げつけたり床に落としたりした場合にも、大きな騒音が発生してしまう。このような大きな騒音が高層集合住宅において発生した場合、階下の住民に迷惑をかけることになる。
【0005】
さらに、木製または硬質プラスチック製の積木を子供が他の人に向けて投げつけた場合、積木を投げつけられた人が怪我をするおそれがある。
【0006】
なお、特許文献1で提案されている積木は、柔らかい素材(気泡を含むポリマー成形体)であるため、上記の問題を解決することができるものであるが、積木の形状は単純であり且つ変化もしないため、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等の効果が十分でなかった。また、特許文献2で提案されている形態変化ボールは、軟質素材であるため、騒音や怪我を防止することができるものである。しかしながら、形態を変化させるために中空球状の特許文献2で提案されている形態変化ボールの表面側と内面側を反転させることは、力の弱い子供や高齢者にとって容易ではなかった。このため、特許文献2で提案されている形態変化ボールは、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等に不向きである。さらに、特許文献2で提案されている形態変化ボールは、中空球状であるため、積木として用いることができなかった。
【0007】
本発明は、上記の状況に鑑み、騒音の抑制及び安全性の向上を図ることができ、且つ、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等の効果が高い知育玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明に係る知育玩具は、素材が軟質弾性体である知育玩具であって、多角形状の環状部材を備え、ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すことができ、且つ、ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すと前記環状部材の形状が変化する構成(第一の構成)とする。
【0009】
また、上記目的を達成するために本発明に係る知育玩具は、素材が軟質弾性体である知育玩具であって、楕円形状または円形状の環状部材を備え、前記環状部材の内面と外面との距離である前記環状部材の厚みが均一でなく、ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すことができ、且つ、ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すと前記環状部材の形状が変化する構成(第二の構成)とする。
【0010】
また、上記第一または第二の構成の知育玩具において、前記環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態における前記環状部材の外形に、湾曲部が存在している構成(第三の構成)にしてもよい。
【0011】
また、上記第一〜第三のいずれかの構成の知育玩具において、前記環状部材の内面から前記環状部材の内部に延出するように設けられた延出部材を備えるようにしてもよい。これにより、前記環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明に係る知育玩具の形状の多様化を図ることができる。例えば、前記環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明に係る知育玩具の形状を、動物や植物を模した形状にすることができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る知育玩具によると、素材が軟質弾性体であるので、騒音の抑制及び安全性の向上を図ることができる。また、本発明に係る知育玩具によると、ユーザが環状部材の内面と外面とをひっくり返すと環状部材の形状が変化するので、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等の効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1A】本発明の第1実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図1B】環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第1実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図2A】本発明の第2施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図2B】環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第2実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図3A】本発明の第3実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図3B】環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第3実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図4A】本発明の第4実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【図4B】環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第4実施形態に係る知育玩具の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施形態について図面を参照して以下に説明する。
【0015】
まず、本発明の第1実施形態に係る知育玩具について図1A及び図1Bを参照して説明する。本発明の第1実施形態に係る知育玩具は、図1Aに示すように、三角形状の環状部材1と、環状部材1の内面から環状部材1の内部に延出するように設けられた延出部材2とを備えている。なお、環状部材1と延出部材2は一体形成されることが望ましいが、環状部材1と延出部材2とを別々に形成したのち環状部材1と延出部材2とを接着剤により接着する形態であっても構わない。
【0016】
図1Aに示す状態では、本発明の第1実施形態に係る知育玩具は、開口部が設けられている三角柱の積木として用いることができる。
【0017】
本発明の第1実施形態に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であり、ユーザが環状部材1の内面と外面とをひっくり返すことができる。
【0018】
環状部材1の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第1実施形態に係る知育玩具を図1Bに示す。環状部材1の三角形状の辺に該当する部分は変形の自由度が大きいため、環状部材1の内面と外面とがひっくり返った状態になると大きく変形する。これに対して、環状部材1の三角形状の頂点に該当する部分は変形の自由度が小さいため、環状部材1の内面と外面とがひっくり返った状態になってもさほど変形しない。その結果、環状部材1の内面と外面とがひっくり返った状態では、図1Bに示すように、環状部材1の形状が三つ葉のクローバーの葉のような形状となる。また、環状部材1の内面と外面とがひっくり返った状態では、延出部材2が環状部材1の外側に延出することになる。これにより、環状部材1の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第1実施形態に係る知育玩具の形状は、三つ葉のクローバーを模した形状となる。したがって、図1Bに示す状態では、本発明の第1実施形態に係る知育玩具は、三つ葉のクローバーを模した特殊形状の積木として用いることができる。
【0019】
次に、本発明の第2実施形態に係る知育玩具について図2A及び図2Bを参照して説明する。本発明の第2実施形態に係る知育玩具は、図2Aに示すように、正方形状の環状部材3と、環状部材3の内面から環状部材3の内部に延出するように設けられた第1延出部材4、第2延出部材5、第3延出部材6、及び第4延出部材7とを備えている。なお、環状部材3と第1〜第4延出部材4〜7は一体形成されることが望ましいが、環状部材3と第1〜第4延出部材4〜7とを別々に形成したのち環状部材3と第1〜第4延出部材4〜7とを接着剤により接着する形態であっても構わない。
【0020】
図2Aに示す状態では、本発明の第2実施形態に係る知育玩具は、開口部が設けられている直方体の積木として用いることができる。
【0021】
本発明の第2実施形態に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であり、ユーザが環状部材3の内面と外面とをひっくり返すことができる。
【0022】
環状部材3の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第2実施形態に係る知育玩具を図2Bに示す。環状部材3の正方形状の辺に該当する部分は変形の自由度が大きいため、環状部材3の内面と外面とがひっくり返った状態になると大きく変形する。これに対して、環状部材3の正方形状の頂点に該当する部分は変形の自由度が小さいため、環状部材3の内面と外面とがひっくり返った状態になってもさほど変形しない。その結果、環状部材3の内面と外面とがひっくり返った状態では、図2Bに示すように、環状部材3の形状が蝶の羽根のような形状となる。また、環状部材3の内面と外面とがひっくり返った状態では、第1〜第4延出部材4〜7が環状部材3の外側に延出することになる。これにより、環状部材3の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第2実施形態に係る知育玩具の形状は、蝶を模した形状となる。したがって、図2Bに示す状態では、本発明の第2実施形態に係る知育玩具は、蝶を模した特殊形状の積木として用いることができる。
【0023】
次に、本発明の第3実施形態に係る知育玩具について図3A及び図3Bを参照して説明する。本発明の第3実施形態に係る知育玩具は、図3Aに示すように、長方形状の環状部材8と、環状部材8の内面から環状部材8の内部に延出するように設けられた第1延出部材9、第2延出部材10、第3延出部材11、及び第4延出部材12とを備えている。なお、環状部材8と第1〜第4延出部材9〜12は一体形成されることが望ましいが、環状部材8と第1〜第4延出部材9〜12とを別々に形成したのち環状部材8と第1〜第4延出部材9〜12とを接着剤により接着する形態であっても構わない。
【0024】
図3Aに示す状態では、本発明の第3実施形態に係る知育玩具は、開口部が設けられている直方体の積木として用いることができる。
【0025】
本発明の第3実施形態に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であり、ユーザが環状部材8の内面と外面とをひっくり返すことができる。
【0026】
環状部材8の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第3実施形態に係る知育玩具を図3Bに示す。環状部材8の長方形状の辺に該当する部分は変形の自由度が大きいため、環状部材8の内面と外面とがひっくり返った状態になると大きく変形する。これに対して、環状部材8の長方形状の頂点に該当する部分は変形の自由度が小さいため、環状部材8の内面と外面とがひっくり返った状態になってもさほど変形しない。その結果、環状部材8の内面と外面とがひっくり返った状態では、図3Bに示すように、環状部材8の形状がエッジを丸めた十字のような形状となる。また、環状部材8の内面と外面とがひっくり返った状態では、第1〜第4延出部材9〜12が環状部材8の外側に延出することになる。これにより、環状部材8の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第3実施形態に係る知育玩具の形状は、サイを模した形状となる。したがって、図3Bに示す状態では、本発明の第3実施形態に係る知育玩具は、サイを模した特殊形状の積木として用いることができる。
【0027】
次に、本発明の第4実施形態に係る知育玩具について図4A及び図4Bを参照して説明する。本発明の第4実施形態に係る知育玩具は、図4Aに示すように、楕円形状の環状部材13と、環状部材13の内面から環状部材13の内部に延出するように設けられた第1延出部材14、第2延出部材15、第3延出部材16、第4延出部材17、第5延出部材18、及び第6延出部材19とを備えている。なお、環状部材13と第1〜第6延出部材14〜19は一体形成されることが望ましいが、環状部材13と第1〜第6延出部材14〜19とを別々に形成したのち環状部材13と第1〜第6延出部材14〜19とを接着剤により接着する形態であっても構わない。
【0028】
図4Aに示す状態では、本発明の第4実施形態に係る知育玩具は、開口部が設けられている楕円柱の積木として用いることができる。
【0029】
本発明の第4実施形態に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であり、ユーザが環状部材13の内面と外面とをひっくり返すことができる。
【0030】
環状部材13の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第4実施形態に係る知育玩具を図4Bに示す。環状部材13の厚み(内面と外面との距離)が均一でなく、環状部材13の厚みが薄い部分は変形の自由度が大きいため、環状部材13の内面と外面とがひっくり返った状態になると大きく変形する。これに対して、環状部材13の厚みが厚い部分は変形の自由度が小さいため、環状部材13の内面と外面とがひっくり返った状態になってもさほど変形しない。その結果、環状部材13の内面と外面とがひっくり返った状態では、図4Bに示すように、環状部材13の外形が内側に湾曲した辺からなる八角形のような形状となる。また、環状部材13の内面と外面とがひっくり返った状態では、第1〜第6延出部材14〜19が環状部材13の外側に延出することになる。これにより、環状部材13の内面と外面とがひっくり返った状態での本発明の第4実施形態に係る知育玩具の形状は、亀を模した形状となる。したがって、図4Bに示す状態では、本発明の第4実施形態に係る知育玩具は、亀を模した特殊形状の積木として用いることができる。
【0031】
本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であって柔らかいため、積木として用いられる場合には、積み上がった積木がくずれたときに発生する騒音を低減することができる。また、本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具を子供が壁や床に投げつけたり床に落としたりした場合に発生する騒音も低減することができる。したがって、高層集合住宅において本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具を使用した場合、階下の住民に迷惑をかけるおそれを著しく低減することができる。
【0032】
さらに、本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であって柔らかいため、第1〜第4実施形態に係る知育玩具を子供が他の人に向けて投げつけた場合、本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具を投げつけられた人が怪我をするおそれを著しく低減することができる。
【0033】
本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具は、ユーザが環状部材の内面と外面とをひっくり返すことにより、大きく形状が変化し、且つ、その変化はひっくり返す前に容易に想像できないものであるので、本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具に対するユーザの興味や関心が高くなる。したがって、本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具では、子供の知育の発達あるいは高齢者の心身機能の維持や回復等の効果が高い。
【0034】
本発明に係る知育玩具の遊び方の一例としては、本発明に係る知育玩具を複数個使用した積木遊びが挙げられる。例えば、二人で遊ぶ場合、交互に積木を積んでいくが、積む前に毎回じゃんけんをし、じゃんけんに勝った方が、自分が積木を積む番か相手が積木を積む番かにかかわらず、環状部材の内面と外面とをひっくり返すか否かを指定するようにし、積み上がった積木をくずしてしまった方を最終的な敗者とする遊び方が考えられる。
【0035】
本発明に係る知育玩具は、ユーザが環状部材の内面と外面とをひっくり返すことにより、大きく形状が変化し、且つ、その変化はひっくり返す前に容易に想像できないものであるので、一個のみの使用でも遊ぶことができる。例えば、スタンプ遊びなどが考えられる。本発明に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であるため、木製の積木とは異なり、スタンプ遊びを行った後の手入れも容易である。
【0036】
本発明に係る知育玩具は、素材がゴム(例えばシリコンゴム)や軟質プラスチック等の軟質弾性体であるため、木製の積木とは異なり、お風呂やプールなど水がある場所での使用にも適している。
【0037】
本発明の第1〜第4実施形態に係る知育玩具は延出部を備える構成であったが、本発明に係る知育玩具はこの構成に限定されることはなく、延出部を備えない構成であっても構わない。また、本発明の第1実施形態に係る知育玩具は三角形状の環状部材を備える構成であり、本発明の第2実施形態に係る知育玩具は正方形状の環状部材を備える構成であり、本発明の第3実施形態に係る知育玩具は長方形状の環状部材を備える構成であったが、本発明に係る知育玩具はこれらの構成に限定されることはなく、三角形状、正方形状、長方形状以外の多角形状の環状部材を備える構成であっても構わない。また、本発明の第4実施形態に係る知育玩具は楕円形状の環状部材を備える構成であったが、本発明に係る知育玩具はこの構成に限定されることはなく、楕円の短径と長径とが等しい即ち円形状の環状部材を備える構成であっても構わない。
【符号の説明】
【0038】
1 環状部材
2 延出部材
3 環状部材
4 第1延出部材
5 第2延出部材
6 第3延出部材
7 第4延出部材
8 環状部材
9 第1延出部材
10 第2延出部材
11 第3延出部材
12 第4延出部材
13 環状部材
14 第1延出部材
15 第2延出部材
16 第3延出部材
17 第4延出部材
18 第5延出部材
19 第6延出部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
素材が軟質弾性体である知育玩具であって、
多角形状の環状部材を備え、
ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すことができ、且つ、ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すと前記環状部材の形状が変化することを特徴とする知育玩具。
【請求項2】
素材が軟質弾性体である知育玩具であって、
楕円形状または円形状の環状部材を備え、
前記環状部材の内面と外面との距離である前記環状部材の厚みが均一でなく、
ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すことができ、且つ、ユーザが前記環状部材の内面と外面とをひっくり返すと前記環状部材の形状が変化することを特徴とする知育玩具。
【請求項3】
前記環状部材の内面と外面とがひっくり返った状態における前記環状部材の外形に、湾曲部が存在していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の知育玩具。
【請求項4】
前記環状部材の内面から前記環状部材の内部に延出するように設けられた延出部材を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の知育玩具。

【図1A】
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【図1B】
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【図2A】
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【図2B】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4A】
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【図4B】
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【公開番号】特開2011−139735(P2011−139735A)
【公開日】平成23年7月21日(2011.7.21)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−744(P2010−744)
【出願日】平成22年1月5日(2010.1.5)
【特許番号】特許第4498467号(P4498467)
【特許公報発行日】平成22年7月7日(2010.7.7)
【出願人】(505051862)有限会社アイ・シー・アイデザイン研究所 (1)
【出願人】(591159675)錦城護謨株式会社 (27)
【Fターム(参考)】