説明

磁気発生装置

【課題】人体内部のより深い箇所まで特にS極からの磁気を到達させることができる磁気発生装置、および水道管内部を通過する水に対して特にS極からの磁気を作用させることができる磁気発生装置を提供する。
【解決手段】互いに反対側に位置するS極の磁極面およびN極の磁極面を有する所定数の永久磁石を含む少なくとも1つの磁気発生手段1を備える、磁気発生装置であって、磁気発生手段1が、永久磁石の同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、ケース内に互いに隣接して組み合わされた所定数の永久磁石から構成され、人体側にS極の磁極面を向けて、人体に接触してまたは隣接して配置される、または水道管側にS極の磁極面を向けて、水道管に接触してまたは隣接して配置されることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、発生した磁気を、人体に作用させるまたは水道管内部を通過する水に作用させる磁気発生装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人体内部の所定箇所に磁気を作用させる、あるいは水道管内部を通過する水に磁気を作用させるための磁気発生装置があった。
【0003】
人体内部の所定箇所に磁気を作用させる場合は、永久磁石を含む磁気発生装置が用いられていた。永久磁石を用いる理由は、永久磁石が、小型軽量であり、温度、湿度、振動、衝撃などの使用環境の影響を受け難く、保守の必要が無く、かつ磁気を発生させるために外部からエネルギーを供給する必要がないなどの優れた特性を有するためであった。
【0004】
このような人体内部の所定箇所に磁気を作用させる場合、例えば磁気の作用によって人体内部の所定箇所の「こり」を治療する場合には、強い強度の磁気を作用させることよりも、弱い強度の磁気であっても、そのような「こり」のある箇所に磁気を作用させることが必要であった。すなわち、人体表面から所定の深さにある「こり」の箇所に、磁気発生装置である永久磁石からの磁気を到達させることが必要となる。
【0005】
ところが、永久磁石が発生する磁気は、永久磁石の表面から遠方へはほとんど到達しないものであった。そのために、磁気発生装置である永久磁石を、所定の収納部材を介して人体に接触させた場合、あるいは直接皮膚に接触させた場合であっても、人体内部の所定の深さにある「こり」の箇所まで、磁気を到達させることができず、十分な治療効果を得ることが難しいという問題があった。
【0006】
このような永久磁石であっても、大型で、かつ強度の強い磁力を有する永久磁石を用いれば、磁気の強度が強くなった分だけ、人体内部へより深く磁気を到達させることはできる。しかしながら、そのような大型の永久磁石を用いると、磁気発生装置が大きくなり、かつ重量が増加するために、人体へ装着した場合の違和感が大きくなり、取り扱い難くなるとともに価格が高くなり、さらに強度の強い磁力のために危険でもあるという欠点があった。
【0007】
そのため、強度のそれほど強くない永久磁石を用いても所望の治療効果が得られるように、永久磁石の表面からより遠方に磁気を到達させることができる磁石構成が検討されている。
【0008】
例えば、特開2000−36406号公報には、永久磁石である複数の同形状の単位磁石を、各単位磁石間に磁気ギャップが形成されるように、磁極が交互に反転するように組み合わせた磁石構成が開示されている。図4に、この特許出願に開示される磁石構成の例を示す。
【0009】
このような磁石構成では、極性が逆の磁極間の磁気ギャップには多くの磁束が存在するが、磁石の外部へはほとんど磁気は到達せず、磁石表面近傍でしか磁気は存在しない。そのため、この特許出願に開示されるような磁石構成の磁気発生装置を用いても、人体表面から所定の深さにある「こり」の箇所まで磁気を到達させることはできず、所望の治療効果はほとんど得られないものであった。
【0010】
また別の磁石構成の例として、実用新案登録第3081137号公報には、永久磁石の同極同士を並列接近させて配置し、反発する永久磁石の磁気を人体に作用させる技術が開示されている。この実用新案に開示される磁石構成では、人体に接する面において、永久磁石のS極同士およびN極同士がそれぞれ隣接するように、永久磁石が配置されている。
【0011】
このような磁石構成は、永久磁石の同極同士の反発を利用しているために、前述の特許出願に開示される磁石構成より遠方へ磁気を到達させることはできる。しかしながら、永久磁石の両端部にある磁極以外の部分(すなわち、永久磁石のS極とN極との間の部分)からの外部への磁気に対する寄与はほとんど無く、磁気発生装置の大きさに対して、磁気発生装置外部への磁気発生の効率が悪いという欠点を有するものであった。
【0012】
さらに、一般に、人体に対してS極からの磁気を作用させることが望ましいと言われているが、上述の実用新案に開示されるような磁石構成では、効率的にS極からの磁気を人体に対して作用させることができなかった。
【0013】
上述のような問題を解決でき、小型で薄型の形状で安価な永久磁石を用いて、人体内部のより深い箇所まで磁気、特にS極からの磁気を到達させることができる磁気発生装置が望まれていた。
【0014】
また、水道管内部を通過する水に磁気を作用させる場合にも、磁気発生装置として永久磁石が用いられていた。
【0015】
例えば、特開平10−314751号公報に開示される水活性装置における磁石構成は、水道管を挟んでN極とS極とが対向するように永久磁石が配置されている。しかしながら、水に対して磁気を作用させる場合においても、水道管内部を通過する水に対して、S極からの磁気を作用させることが望ましいと言われている。
【0016】
上述の特許出願に開示される水活性装置において、永久磁石の向きを単に変更して、永久磁石のS極同士が水道管を挟んで対向するように配置しても、永久磁石間の距離は大きく、そのため永久磁石のS極同士の反発による十分な作用は得られない。そのために、永久磁石のS極表面からの磁気は外部遠方へほとんど到達せず、水道管内部を通過する水に対してほとんど作用しないことになってしまう。
【0017】
上述のような問題を解決でき、小型で薄型の形状で安価な永久磁石を用いて、水道管内部を通過する水に対して、特にS極からの磁気を作用させることができる磁気発生装置が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0018】
【特許文献1】特開2000−36406号公報
【特許文献2】実用新案登録第3081137号公報
【特許文献3】特開平10−314751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
本発明が解決しようとする課題は、小型で薄型の形状で安価な永久磁石を用いて、人体内部のより深い箇所まで特にS極からの磁気を到達させることができる磁気発生装置、および水道管内部を通過する水に対して特にS極からの磁気を作用させることができる磁気発生装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0020】
上述の課題を解決するための本発明の磁気発生装置は、互いに反対側に位置するS極の磁極面およびN極の磁極面を有する所定数の永久磁石を含む少なくとも1つの磁気発生手段を備える、磁気発生装置であって、
前記磁気発生手段が、前記永久磁石の同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、互いに隣接して組み合わされた所定数の前記永久磁石から構成され、人体側にS極の磁極面を向けて、人体に接触してまたは隣接して配置されることを特徴とする。
【0021】
さらに、上述の課題を解決するための本発明の磁気発生装置は、互いに反対側に位置するS極の磁極面およびN極の磁極面を有する所定数の永久磁石を含む少なくとも1つの磁気発生手段を備える、磁気発生装置であって、
前記磁気発生手段が、前記永久磁石の同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、互いに隣接して組み合わされた所定数の前記永久磁石から構成され、水道管側にS極の磁極面を向けて、水道管に接触してまたは隣接して配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0022】
この構成を有する磁気発生装置によって、小型で薄型の形状で安価な永久磁石を組み合わせて構成された磁気発生手段の永久磁石のS極からの磁気を、より遠方に到達させることができ、そのため「こり」の箇所である人体内部の所定深さまで、S極からの磁気を到達させることができ、所望の治療効果を得ることができる。
【0023】
この構成を有する磁気発生装置によって、小型で薄型の形状で安価な永久磁石を組み合わせて構成された磁気発生手段の永久磁石のS極からの磁気を、より遠方に磁気発生装置の外部に到達させることができ、水道管内部を通過する水にS極からの磁気を作用させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1A】磁気発生手段の構成例を示す。
【図1B】磁気発生手段の構成例を示す。
【図1C】磁気発生手段の構成例を示す。
【図2A】磁気発生手段を人体に直接接触させた例を示す。
【図2B】リングに磁気発生手段を組み込んだ例を示す。
【図2C】リングを腕に装着した例を示す。
【図2D】靴の中敷に磁気発生手段を装着した例を示す。
【図2E】腹巻に磁気発生手段を装着した例を示す。
【図2F】肩パッドに磁気発生手段を装着した例を示す。
【図3A】水道管の対向する2つの側に磁気発生手段を配置した例を示す。
【図3B】水道管の周囲に磁気発生手段を配置した別の例を示す。
【図4】従来の永久磁石の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、添付の図面を参照して、本発明の磁気発生装置をより詳細に説明する。
図1A、図1B、および図1Cは、本発明の磁気発生装置が有する磁気発生手段1の構成例を示す図である。
【0026】
これらの図に示されるように、磁気発生手段1は、組み合わされた複数の永久磁石10から構成される。永久磁石10の数は、図1Aに示される例では3個であり、図1Bおよび図1Cに示される例では4個である。
【0027】
これらの永久磁石10は、互いに反対側に位置するS極の磁極面およびN極の磁極面を有する。また、これらの永久磁石10は、同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、互いに隣接して組み合わされている。図1A、図1B、および図1Cに示される例では、S極が磁気発生手段1の上面に位置する構成が示されている。
【0028】
永久磁石は、接着剤を用いることによって、あるいはケース内に封入することによって、または別の機械的な手段を用いることによって、互いに隣接してまたは接触して組み合わされる。図1A、図1B、および図1Cに示される例では、各永久磁石10がほぼ同じ大きさおよび形状を有する例が示されているが、各永久磁石10が必ずしも同じ大きさおよび形状を有する必要はない。大きさまたは形状が異なる永久磁石10を組み合わせて、磁気発生手段1を構成することもできる。
【0029】
磁気発生手段1の大きさは、磁気発生装置の用途に応じて様々な大きさが可能である。一例として、磁気発生手段1を人体表面に装着して「こり」を治療するのであれば、厚み0.5mmから2mm程度で、一辺の大きさは5mmから20mm程度の矩形形状のものが可能である。あるいは磁気発生手段1を水道管に取り付けて、水道管内部を通過する水に対して磁気を作用させる用途では、より大きな寸法を有する磁気発生手段1を用いることが可能である。また、その場合に、磁気発生手段1の水道管に接する側の磁極面が水道管の外形と合うように、磁気発生手段1を、水道管の外径に合った磁極面の形状にすることができる。
【0030】
磁気発生手段1を構成する永久磁石10としては、様々な材料の永久磁石10が可能であるが、一例としてネオジウム磁石、またはサマリウムコバルト磁石などがある。また永久磁石10として、ゴムにネオジウム磁石等を分散させて着磁させたものを使用することもできる。
【0031】
同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、互いに隣接して組み合わされた永久磁石10を有する磁気発生手段1を用いることによって、同極同士の反発の作用で、磁気がより遠方へ到達する。一例として、表面磁束密度700G程度で、直径1.5cm程度の永久磁石を、S極とN極とを互い違いに配置した場合には、永久磁石表面から約2cmの距離まで磁気が観測された。一方、同程度の表面磁束密度を有する同程度の大きさの磁石を用いて、同じ極性の磁極面が同一面に位置するように配置した場合には、約6cmの距離まで磁気が観測された。このように、本発明の磁気発生装置における磁気発生手段1の磁石構成によって、より遠方へ磁気を到達させることができることになる。
【0032】
図2A、図2B、図2C、図2D、図2E、および図2Fに、本発明の磁気発生装置によって発生された磁気を人体に作用させる場合の例を示す。
【0033】
図2Aは、磁気発生手段1を人体2に直接接触させた例を示す。磁気発生手段1のS極が人体2の表面側になるように、磁気発生手段1を、治療すべき箇所が内部に存在する人体2の表面に、例えば粘着テープなどの手段により直接接触させる。永久磁石10のS極からの磁気が、S極同士の反発によって、人体2の表面から人体2の内部深くに到達し、所望の治療効果を得ることができる。
【0034】
図2Bは、リング3に磁気発生手段1を組み込んだ例である。図2Bの例では、リング3に4個の磁気発生手段1が組み込まれ、各磁気発生手段1が有する永久磁石は、そのS極がリング内側、すなわち人体側を向くように配置されている。
【0035】
図2Cに、このような構成のリング3を腕4に装着した例を示す。リングに組み込まれた磁気発生手段1の永久磁石10のS極からの磁気は、S極同士の反発によって遠方へ到達するので、腕4の内部へ作用を及ぼすことができる。このような磁気発生手段1が必ずしも腕4と密着せず、磁気発生手段1と磁気を作用させるべき対象である腕4との間に距離が存在するような用途では、従来の磁石構成を用いる磁気発生装置では、磁気が外部へ到達できる距離が短いために、ほとんど治療効果を得ることはできなかった。しかしながら、本発明の磁気発生装置を用いることによって、このような用途でも、所望の治療効果を得ることができる。
【0036】
図2Dは、靴の中敷5に磁気発生手段1を装着した例である。靴の中敷5の所定箇所に、S極が使用者の足表面側を向くように磁気発生手段1を装着する。使用者の足がこのような中敷5と接触している間、磁気発生手段1のS極からの磁気が、使用者の足内部の所定箇所に作用することになる。
【0037】
図2Eは、腹巻6に磁気発生手段1を装着した例である。図2Eに示される腹巻6は、表裏逆にされた状態で示されている。使用時には、人体側にS極が向くように腹巻6を着用する。使用者が、このような磁気発生手段1が装着された腹巻6を着用すると、磁気発生手段1のS極からの磁気が、使用者の体内部の所定箇所に作用することになる。
【0038】
図2Fは、肩パッド7に磁気発生手段1を装着した例である。図2Fに示される肩パッド7は、人体に接する側に磁気発生手段1のS極が向くように、所定箇所に磁気発生手段1が装着されている。使用者が、このような肩パッド7を着用すると、磁気発生手段1のS極からの磁気が、使用者の肩または首内部の所定箇所に作用することになる。
【0039】
なお、磁気発生手段1を人体に作用させる構成は、図2Aから図2Fに示された例に限定させることなく、様々な構成が可能である。例えば、指輪、ベルト、ヘアバンド、眼鏡、眼鏡チェーン、帽子など人体に着用される様々な部材に、磁気発生手段1を装着する構成が可能である。あるいは、クリップ等の形状を有し、その一部に磁気発生手段1を備えたものを、衣服等に取り付けることもできる。また、磁気発生手段1の個数、配置、大きさ、形状、用いる永久磁石の材料なども、示されたこれらの例には限定されない。
【0040】
図3Aおよび図3Bに、本発明の磁気発生装置によって発生された磁気を、水道管20内部を通過する水に作用させる場合の例を示す。
【0041】
図3Aは、水道管20の対向する2つの側に磁気発生手段1を配置した例である。磁気発生手段1は、組み合わされた複数の永久磁石10から構成され、図3Aに示される例では、永久磁石10は、矢印21で示される方向と垂直方向に配置される。もちろん、矢印21で示される方向に配置されることもできる。磁気発生手段1は、それぞれS極が水道管20側を向くように配置される。矢印21で示された方向を流れる水道管20内部を通過する水に対して、磁気発生手段1のS極からの磁気が作用することになる。
【0042】
図3Bは、水道管20の周囲に磁気発生手段1を配置した別の例である。図3Bの磁気発生手段1は、複数の永久磁石10を組み合わせて構成され、そのS極が水道管側を向くように配置される。図3Bでは、矢印21で示される方向と垂直方向に、永久磁石10が配置されているが、矢印21で示される方向に配置されることもできる。
【0043】
水道管20に対して配置される磁気発生手段1の構成は、図3Aおよび図3Bに示される例に限定されない。例えば、磁気発生手段1同士が接触または近接するように配置して、水道管20の全外周を包囲するように配置したり、または、水道管20の長手方向に所定の距離にわたって配置されるように構成したり、様々な変形が可能である。
【0044】
上述のように、本発明の磁気発生装置を用いることによって、小型で薄型の形状で安価な永久磁石を用いて、人体内部のより深い箇所までS極からの磁気を到達させることができる磁気発生装置、および水道管内部を通過する水道水に、S極からの磁気を作用させることができる磁気発生装置を提供することができる。
【符号の説明】
【0045】
1 磁気発生手段
2 人体
3 リング
4 腕
5 中敷
6 腹巻
7 肩パッド
10 永久磁石
20 水道管
21 水道水の流れる方向

【特許請求の範囲】
【請求項1】
互いに反対側に位置するS極の磁極面およびN極の磁極面を有する所定数の永久磁石を含む少なくとも1つの磁気発生手段を備える、磁気発生装置であって、
前記磁気発生手段が、前記永久磁石の同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、ケース内に互いに隣接して組み合わされた所定数の前記永久磁石から構成され、人体側にS極の磁極面を向けて、人体に接触してまたは隣接して配置されることを特徴とする磁気発生装置。
【請求項2】
互いに反対側に位置するS極の磁極面およびN極の磁極面を有する所定数の永久磁石を含む少なくとも1つの磁気発生手段を備える、磁気発生装置であって、
前記磁気発生手段が、前記永久磁石の同じ極性の磁極面が同一面に位置するように、ケース内に互いに隣接して組み合わされた所定数の前記永久磁石から構成され、水道管側にS極の磁極面を向けて、水道管に接触してまたは隣接して配置されることを特徴とする磁気発生装置。

【図1A】
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【図1B】
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【図1C】
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【図2A】
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【図2B】
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【図2C】
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【図2D】
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【図2E】
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【図2F】
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【図3A】
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【図3B】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−119858(P2010−119858A)
【公開日】平成22年6月3日(2010.6.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−5001(P2010−5001)
【出願日】平成22年1月13日(2010.1.13)
【分割の表示】特願2003−319308(P2003−319308)の分割
【原出願日】平成15年9月11日(2003.9.11)
【出願人】(502218422)
【Fターム(参考)】