説明

神経衰弱式学習カード

【課題】 今までの学習カードの中には、神経衰弱方式による学習カードは有ったが、カードの内容をある程度理解していなければゲームを進行する事は難しかった。そこでカードを単純にし、カードに書かれている読み方や、内容が理解していなくてもゲームを進行する事が出来、ゲームを進め繰り返すことにより、自然にカードを暗記する事の可能な学習カードを提供する。
【解決手段】 同じ学習カードを2枚ずつの構成にした学習カードであり、文字や記号、絵、国旗など幅広い分野での学習を可能にした学習カードである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、同じ学習カードを2枚ずつの構成にする事でもっとも簡単に神経衰弱と同じ方法で、ゲームをする事を可能にした学習カードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、市場に提供されている神経衰弱方式による学習カードは、漢字と絵を一致させるカードや、おのおの違った2枚のカードで一つの漢字にする方法はあった。
【0003】
【特許文献1】特開2002−028277
【0004】
上記のようなカードでは、幼児や外国人のようにカード内容が全く解らない人には、ゲームを進行できるようになる迄には時間が掛かり、飽きてしまう。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の複雑な構成のカードでは無く、本発明の学習カードは内容が全く理解していなくても、神経衰弱の方法で同じカードを2枚一致させるといった単純な方法なので、ゲームを進行させながら学習できる事を、最重要課題とした。また、同じカードを2枚一致させるだけなので、幅広い分野での学習カードにする事が可能である。
【課題を解決する為の手段】
【0006】
本発明では、上記の課題を解決する為に、請求項1の手段として、図1の様に同じカードを2枚ずつの構成にすることで、簡単に神経衰弱と同じようなゲームをする事が出来、ゲームを進めながら暗記できる学習カードにした。
【0007】
上記の学習カードは、ゲームの進行をしながら学習する目的意図がある。そしてカード1、カード2の様に色々な文字や記号、絵などを組み合わせたカードにする方法もある。
【発明の効果】
【0008】
同じ学習カード2枚の構成による神経衰弱方式学習カードは、ルールが簡単なで、ゲームを進めながらカード内容を少しずつ暗記し、学ぶ事ができる。
【発明の実施するための最良の形態】
【0009】
本発明の学習カードの質は、紙や軟質台成樹脂等の素材を利用する方法もある。
【0010】
カードの裏面は、神経衰弱がしやすい様なデザインで、表面は学習したい内容が描かれていて、両面とも絵図等などを印刷し、幼児などでも楽しめる様にする方法もある。
【0011】
カードだけなく、パソコンやテレビゲームなどでもこの方法が可能である。
【実施例】
【0012】
図面を参照して説明する。
【0013】
図1のカード1、カード1′は同じカードであり正面図である。同じようにカード2とカード2′、カード3とカード3′、カード4とカード4′カード5とカード5′、カード6とカード6′は同じ2枚のカードである。図2は、図1のカード12枚の裏面図である。図1のカードをよくかき混ぜてる。そして全て裏面にし、机や床などに重ならない様に不規則に並べる。プレーヤーは、好きなカードをその場で2枚表にめくり、その2枚のカードが同じであればそれを得る事がでる。2枚のカードが異なれば、カードを元通りに伏せる。全てのカードが取られる迄繰り返す。得たカードの多いプレーヤーが勝ちとなる。
【0014】
図1のカードの枚数には、上限は無くレベルによって組み合わせの数や、内容を変える方法もある。
【0015】
上記のカードに使用する学習内容は、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、アルファベット、単語、熟語、記号、数字、絵、写真、法則、方程式などで、文字数は、一文字以上であれば上限は無く、カード1の様に色々な文字や絵、記号などとの組み合わせたカードにする方法もある。
【0016】
さらにカード3、カード6様に、様々な国の言葉のカードにする方法もあり、幅広い分野の学習が可能な学習カードである。
【0017】
図2の裏面図のデザインは、人気キャラクターのデザインや、乗り物、動物など色々なデザインや模様で、構成する方法もある。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】学習カードの正面図である。
【図2】学習カードの裏面図である。
【符号の説明】
【0019】
1 1600年関ヶ原の戦いと書いた学習カードの正面図
1′ 1600年関ヶ原の戦いと書いた学習カードの正面図
2 はれの記号が書いてある学習カード正面図
2′ はれの記号が書いてある学習カード正面図
3 英語でRUNと書いた学習カード正面図
3′ 英語でRUNと書いた学習カード正面図
4 アルファベットのAと書いた学習カード正面図
4′ アルファベットのAと書いた学習カード正面図
5 日本語で東京都と書いた学習カード正面図
5′ 日本語で東京都と書いた学習カード正面図
6 ハングル文字でトンと書いた学習かード正面図
6′ ハングル文字でトンと書いた学習かード正面図

【特許請求の範囲】
【請求項1】
本発明の学習カードの特徴は、全てのカードが必ず2枚ずつの同じカードにより構成する事で、トランプゲームの神経衰弱と同じような要領で学習する事を可能にした学習カードである。又、裏面は全てのカードが同じデザインにになっていて、神経衰弱がしやすいデザインと、トランプサイズの大きさになってる。
【請求項2】
学習カードの内容は、ひらがな、カタカナ、漢字、ローマ字、アルファベット、数字、記号、絵、写真、国旗などであり、カード1、カード1’の様に、種類の違った文字や、記号や絵などを一枚のカードに組み合わせるのも一つの方法である。さらに文字の場合は、文字数は一文字以上であれば上限は無く、動詞、名詞、形容詞、単語熟語、文法、法則などもカードにする事もでき、国語、算数、理科、社会、外国語、一般知識など幅広い分野で学習ができるカードである。

【図1】
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【図2】
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