説明

種々の機能性加工を有する衣類

【課題】各々が種々の性能特性を有し、互いに縫い合わせられる多数の布帛部分から、衣類、特にシャツの製造方法を提供する。
【解決手段】化学的な撥水および撥油加工で染みになりにくくなるように、シャツ10の前身頃を加工する。着用者の肌に水分が蓄積するのを和らげるために、後身頃および袖部13は吸収力向上加工を有し(または加工がなされており)、襟12およびカフス14は防汚加工を有する(または加工がなされている)。製造時、布帛のミルのランの別々に処理したセクションから種々の部分を切り取り、セクションは一定の条件のもとで処理して、種々のセクションは整合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種々の領域で種々の性能特性を有する衣類およびその製造方法に関する。本発明は、特に、撥水および撥油加工(または仕上げ)を有している前身頃(または前方部分)ならびに他の機能性加工(または仕上げ)を有している他の部分を有する衣類に関する。
【背景技術】
【0002】
シャツのような衣類に関する性能要求は多様である。外出時、食事客は彼らのシャツの前側に食物を時々こぼしてしまう。恥ずかしい思いをしないように、例えばナプキンなどを使って、シミを作ることなく、そのこぼしたものを容易に拭き取れることが特に重要である。快適さのために、シャツは着用者の肌に水分が蓄積することを和らげる必要があり;使用時にやむなく汚れてしまった襟およびカフスは、容易に洗濯できる必要があり、衣類は見た目の美しさを持ち、それを保つ必要がある。妥当な回数の洗濯を経ても、これらの特性すべてを保持する必要がある。先行技術のシャツは、これらの要求すべてに十分には対処していない。
【0003】
吸収性を有する布帛の使用において、疎水性ポリマーフィルムによって、あるいは疎水性物質を布帛の繊維に化学的または物理的に付着させることのいずれかによって、撥水性および撥油性を一般的に得る。ポリマーコーティングと比較すると、疎水性物質が布帛内に浸透することができ、より長持ちするコーティングを形成する。これらの加工(または仕上げ)は、汚れ、油および水が繊維に付着する傾向を減少させ、染みの防止に役立つ。しかしながらこれらの処理は、肌から水分を吸収して発散させる布帛の能力も低下させて、撥水および撥油処理を施した布帛で作られたシャツは着心地が良くない。
【0004】
綿のような天然繊維は撥水性および撥油性をほとんど有さないが、汚れた場合、それらは非常に容易にきれいにされ、それによってある程度の防汚性を示す。親水性防汚ポリマーを用いて布帛を処理し、防汚性を高める。見た目のために、シャツの布帛は防シワ特性(「手入れの簡単な」、「パーマネントプレスの」、「シワになりにくい」、「形状記憶の」、「ノンアイロンの」などとしても知られている)も有する必要があり、布帛を処理する多数の薬剤が知られており、それらは平坦な見た目を保つ。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
撥油および撥水成分ならびに防汚特性の双方を同時に与えるために、布帛を処理する1つの方法は、フッ化炭素の撥油および撥水成分ならびに親水性防汚成分を含有する共重合体を用いることであった。しかしながら、得られた撥油性および撥水性は、フルオロケミカル処理で得られるものよりも低く、シャツにとってその防汚特性は洗濯耐久性が十分ではない。
【0006】
前身頃、後身頃、袖、カフスおよび襟を含む多数の種々の部分またはパネルからシャツを作り上げ、これらの部分を正確に色合わせする必要がある。シャツの適切な形状を維持するために、これらの部分は整合した収縮特性も有する必要がある。アウトドアスポーツで使用されるもののような専門衣類を製造する場合、衣類の種々の部分の種々の外観をデザイン要素として目立たせるが、これをシャツで行なうことはできない。従って、種々の性能特性を有する部分からシャツを製造する場合、色および収縮の差異に関するこれらの問題に対処するというニーズが存在することが理解できるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
発明の開示
本発明の1つの要旨では、天然繊維の布帛から作られる衣類を提供し、該衣類は、
着用者の胴部に対向する側にわたる前身頃および後身頃;
1対の袖部;
襟部、ならびに
各袖部に取り付けられたカフス部
を有して成り、前身頃が撥水および撥油加工を有し(または加工がなされており)、後身頃および各袖部が吸収性向上加工を有し(または加工がなされており)、襟部および各カフス部が防汚加工を有する(または加工がなされている)。
【0008】
好ましくは、前身頃はフルオロケミカル、ピリジニウム、カルボキシメチルおよびオルガノシリコーンの撥水および撥油加工の1つまたはそれより多くから選択される加工(または仕上げ)を有し、後身頃および各袖部はヒドロキシルエチルアミンの吸収性向上加工(または仕上げ)を有し、襟部および各カフス部は有機フッ素化ポリアクリレートの防汚加工(または仕上げ)を有する。
【0009】
好ましくは、布帛は編物または織物である。好ましくは、綿または綿および合成繊維の混合物(またはブレンド)から布帛を作る。
【0010】
前身頃、後身頃、袖部、カフス部および襟部は、好ましくはジヒドロキシメチル環状尿素の防シワ加工を更に含む。
【0011】
もう1つの要旨において、本発明は衣類の製造方法を提供し、該方法は:
a)毛焼き、糊抜き、精練、漂白およびシルケット加工の工程類を経由して、生機の第1、第2および第3ロットを搬送すること;
b)テンター手段に第1ロットを延伸状態で保持して、第1ロットに撥水および撥油処理を適用すること;
c)テンター手段に第2ロットを延伸状態で保持して、第2ロットに吸収性向上処理を適用すること;
d)テンター手段に第3ロットを延伸状態で保持して、第3ロットに防汚処理を適用すること;
e)第1、第2および第3ロットを硬化および乾燥させること;
f)着用者の胴部の前側を覆う衣類の前身頃を、第1ロットから切り取ること;
g)1対の袖部および着用者の胴部の後側を覆うための衣類の後身頃を、第2ロットから切り取ること;
h)襟部および1対のカフス部を、第3ロットから切り取ること;ならびに
i)前身頃、後身頃、袖部、カフス部および襟部を縫い合わせて、衣類を形成すること
を含んで成る。
【0012】
該方法は任意で、布帛の長さを分割して第1、第2および第3ロットを分離してから工程a)を実施することを含んでよく、工程b)、c)およびd)を各テンター手段で実施する。
【0013】
好ましくは、該方法は:テンター手段に延伸した状態で第1、第2および第3ロットを保持して、第1、第2および第3ロットの各々に防シワ処理を適用することを更に含む。
【0014】
好ましくは、水性処理液に浸潤または含浸させることによって処理を施す。
【0015】
好ましくはフルオロケミカル、ピリジニウム化合物、カルボキシメチル化合物およびオルガノシリコーン化合物を含有する組成物から、撥水および撥油処理剤を選択する。
【0016】
好ましくは、吸収性向上処理剤はヒドロキシルエチルアミンを含有する水性組成物である。好ましくは、防汚有機処理剤は有機フッ素化したポリアクリレートを含有する組成物である。
【0017】
好ましくは、実質的に一定の処理条件下で同種の1つまたはそれより多くのオーブン中をロットに連続的に搬送させることによって工程e)を実施する。
【0018】
本発明に基づく衣類によって、着用者の肌に水分が蓄積することを実質的に和らげ、撥水および撥油加工を施した前身頃を有する先行技術の衣類よりも、衣類を大幅に着心地の良いものにさせることが試験で示された。処理した布帛によって液体の形態の汗をはじき、布帛を通過することを防ぐが、布帛に細孔が保持されて、布帛を通り抜ける気化した汗の流れを妨げない。快適性を向上させる正確なメカニズムは解明されていないが、カフスおよび襟の吸湿性は処理をしていない布帛のそれとほぼ同様であるが、袖および後身頃のそれは増加するため、吸収性の純増加によって相乗効果が起きたと説明される。
【0019】
添付図を参照して、本発明の好ましい形態を実施例によってここに説明する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1】図1は、本発明に基づくシャツの1つの態様の正面図である。
【図2】図2は、図1のシャツを構成する個々の部分を図示している分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
好ましい実施態様の説明
図1および図2を参照して、シャツ10またはブラウスの好ましい態様は、着用者の胴部に対向する側にわたる本体部11、襟部12、1対の袖部13、および各袖部に取り付けられたカフス部14を含んで成る。好ましくは、部分11〜14を糸染織物で作り、縫製または他の常套の処理によって接合する。好ましくは100%綿繊維で作った編物または織物から各部分を製造する。
【0022】
好ましい態様では、本体部12の前身頃は、着用者の胴部の前側を覆うように、ボタンおよびボタンの穴のアレイ17によって解放可能に接続される左前身頃15および右前身頃16を含む。本体部12の後身頃18は、使用時、着用者の背中を覆う。左前身頃15および右前身頃16は、撥水および撥油加工を有する。好ましくは、下記に説明するようなフルオロケミカルの撥水および撥油組成物の水性適用(aqueous application)によって加工を実施する。疎水性物質を主成分とする他の種類のリペレントを代わりに使用することもでき、それにはアルミニウムおよびジルコニウム石鹸、金属錯体、ピリジニウム化合物およびメチロール化合物が含まれる。
【0023】
後身頃18および各袖部13は吸収性向上加工を有する。好ましくは、下記に説明するようなパラフィンおよびヒドロキシルエチルアミンを含む吸収性向上組成物の水性適用によって、吸収性向上加工を実施する。他の種類の吸収性向上剤を用いることもでき、それには吸湿基を含有するアミノオルガノシリコーンが含まれる。
【0024】
襟部および各カフス部は防汚加工を有する。好ましくは、下記に説明するような有機フッ素化したポリアクリレート防汚組成物の水性適用によって、防汚加工を実施する。他の種類の吸水性向上剤を代わりに用いることができ、それにはカルボン酸含有共重合体、スルホン酸含有共重合体、エトキシ化ポリエステル、或る種のポリアクリルアミドポリマーおよび或る種のセルロース誘導体が含まれる。
【0025】
部分12〜18の全てを化学的にも処理して、防シワ加工を施す。綿において隣り合うセルロースポリマー鎖間に架橋を形成することによって、防シワ加工(「手入れの簡単な」、「パーマネントプレスの」、「形状記憶の」、「ノンアイロンの」などとしても知られている)を施すことができ、これらは綿に或る程度の伸縮性および弾性特性を与える。そのような架橋した綿は、変形応力から回復することができ、それによってシワを形成しない。好ましくは、下記に説明する触媒作用ジヒドロキシメチル環状尿素組成物の水性適用によって、防シワ加工を実施する。他の種類の吸収性向上剤を代わりに用いることができ、それにはポリカルボン酸、クエン酸およびマレイン酸のポリマーが含まれる。
【0026】
加工は生機(その本来の状態の布帛)の見た目、手触りおよび性能を変化させる。加工の調製工程には、毛焼き、糊抜き、精練、漂白およびシルケット加工の常套の工程が含まれる。毛焼きを用いて糸くずを取り除き、更に糊抜き、精練および漂白はサイズ剤、油および埃のような不純物の全てを生機から取り除く。シルケット加工は、布帛への強アルカリの作用であり、綿繊維を膨潤させて、光沢、柔軟性および全体の染色性を増加させる。最終加工において、化学薬品およびプロセスを用い、用いる原材料によって本来存在していない機能特性を布帛に付与する。「加工(または仕上げ)」なる用語は、布帛を化学剤で被覆または含浸させて、本来の布帛と比較して改良されたこれらの特性を提供することを意味する。化学処理の適用後、テンターに張ることによって、布帛を硬化させ、真っ直ぐに延ばし、乾燥させる。これらの処理を、一部の後染布帛および糸染(または先染)布帛の双方に適用することができる。
【0027】
好ましい方法では、同じ装置において実質的に一定の条件で、毛焼き、糊抜き、精練、漂白およびシルケット加工、好ましくは液状アンモニアのシルケット加工を連続的に経て、布帛の1つのミルのラン長を処理する。
【0028】
防シワ加工を適用するために、テンターに布帛を配置し、浸潤または含浸させることによって、まず防シワ剤を適用する。好ましくは、薬剤は変性ジヒドロキシメチル環状尿素、酸性金属塩触媒、ポリエチレン繊維保護剤およびアミノ変性低黄変有機シリコン柔軟剤の水性液である。次に、テンターで搬送される布帛を高温(例えば170℃で2分間)でオーブンに通して、薬剤を硬化させる。硬化の後、水洗浄を行なう。
【0029】
次に、布帛の3つの異なるセクション各々に薬剤仕上げ処理をそれぞれ施した後、続けてオーブンによって硬化および乾燥を行なって、これらのセクション各々に種々の加工を付与する。シャツの種々の要素の重さに比例して、そのセクションのロットサイズを決定する。好ましくは、1つのテンターにおいて、処理条件が各セクションに適用される種々の化学加工組成物のみ異なるが、延伸度合い、温度および処理時間は他と同様の条件で、3つの処理を連続的に実施する。この手順は3つのセクション間の色の差異を実質的に減らし、セクション間に整合する収縮特性を提供する。
【0030】
第1セクションをテンターに載せて、第1セクションを浴に通すことによって、撥水および撥油剤を適用する。好ましくは、薬剤はピリジニウム型撥水剤および有機フッ素化撥水剤の水性液である。
【0031】
第2セクションをテンターに延伸状態で保持して、第2セクションに吸収性向上剤を適用する。吸収性向上剤は、好ましくはパラフィンおよびヒドロキシルエチルアミンの水性液である。
【0032】
防汚処理を第3セクションに適用する。防汚剤は、好ましくは有機フッ素化ポリアクリレートを含む水性液である。
【0033】
好ましい態様では、例えば分散剤、増粘剤、紫外線安定剤などのような他の添加剤および助剤を、3つの処理組成物のいずれに添加してもよい。
【0034】
処理組成物の適用後、テンターで硬化オーブン(例えば150℃の温度で3分間)を経由して、セクションを搬送する。次に、地直し用の地直し(pre−shrinking)オーブン(例えば100℃の温度で10分間)を通ってセクションを搬送する。
【0035】
裁断の際、左身頃15および右身頃16を第1セクションから切り取り、1対の袖部13および後身頃18を第2セクションから切り取り、襟部12およびカフス部14を第3セクションから切り取る。仕上げ縫いをして衣類を完成させる前に、常套手段に基づき、部分12〜18を色分けすることもでき、非常に高いレベルで確実に色を調和させる。
【0036】
布帛関連技術に精通した人には理解できるように、布帛に化学的加工を適用するための先に説明した処理は当該技術分野において既知であり、それによって十分な洗濯耐久性を有しながらも、必要な撥水および撥油、吸収性向上、防汚ならびに防シワ特性を付与する。後に防シワ処理を適用する場合、未処理の綿布帛と比べて、防シワ処理が撥水性および撥油性、吸収性ならびに防汚性を向上させるという程度において、防シワ処理は3つの他の処理と相溶性でもある。
【0037】
特に好ましい態様では、シャツ10には、衣類の寿命の間、耐久性のあるはっきりとした折り目が設けられる。これを実現するために、裁断後、関連する部分に芯材を縫い付ける。シャツ10の仕上げ縫い後、衣類に折り目を付ける。高温は芯材内の樹脂の架橋結合を活性化させて、この構造で硬化させる。
【0038】
例によってのみ本発明の要旨を説明したが、本発明の範囲から逸脱せずに、そこに変更および追加を行なうことができることが考えられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
衣類の製造方法であって、
a)毛焼き、糊抜き、精練、漂白およびシルケット加工の工程を経由して、生機の第1、第2および第3ロットを搬送すること;
b)テンター手段に第1ロットを延伸状態で保持して、第1ロットに撥水および撥油処理を適用すること;
c)テンター手段に第2ロットを延伸状態で保持して、第2ロットに吸収性向上処理を適用すること;
d)テンター手段に第3ロットを延伸状態で保持して、第3ロットに防汚処理を適用すること;
e)第1、第2および第3ロットを硬化および乾燥させること;
f)着用者の胴部の前側を覆う衣類の前身頃を、第1ロットから切り取ること;
g)1対の袖部および着用者の胴部の後側を覆う衣類の後身頃を、第2ロットから切り取ること;
h)襟部および1対のカフス部を、第3ロットから切り取ること;ならびに
i)前身頃、後身頃、袖部、カフス部および襟部を縫い合わせて、衣類を形成すること
を含んで成る製造方法。
【請求項2】
テンター手段に第1、第2および第3ロットを延伸状態で保持して、第1、第2および第3ロットの各々に防シワ処理を適用することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
防シワ処理として、ジヒドロキシメチル環状尿素を含む組成物を適用することを含む、請求項2の方法。
【請求項4】
水性処理液への浸潤または含浸による撥水剤および撥油剤の吸収力向上、吸収性向上、ならびに防汚の処理を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
撥水および撥油処理として、フルオロケミカル、ピリジニウム化合物、カルボキシメチル化合物およびオルガノシリコーン化合物からなる群から選択される化合物を含有している組成物を適用することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
吸収性向上処理として、ヒドロキシルエチルアミンを含有する水性組成物を適用することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
防汚処理として、有機フッ素化ポリアクリレートを含有する組成物を適用することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
実質的に一定の処理条件のもと、少なくとも1つのオーブンを通って、第1、第2および第3ロットを連続的に搬送することによって、第1、第2および第3ロットを硬化および乾燥させることを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
天然繊維布帛で作られたシャツであって:
着用者の胴部の対向する側を覆う前身頃および後身頃;
1対の袖部;
襟部、ならびに
各袖部に取り付けられたカフス部を有して成り、
前身頃が撥水および撥油加工されており、後身頃および各袖部が吸収性向上加工されており、襟部および各カフス部が防汚加工されているシャツ。
【請求項10】
前身頃はフルオロケミカル、ピリジニウム、カルボキシメチルおよびオルガノシリコーンの撥水および撥油加工の少なくとも1つから選択される加工がなされ、後身頃および各袖部はヒドロキシルエチルアミンの吸収性向上加工がなされ、また、襟部および各カフス部は有機フッ素化ポリアクリレートの防汚加工がなされている、請求項9に記載のシャツ。
【請求項11】
布帛は編物または織物である、請求項10に記載のシャツ。
【請求項12】
布帛は綿である請求項9に記載のシャツ。
【請求項13】
前身頃、後身頃、袖部、カフス部および襟部は、ジヒドロキシメチル環状尿素の防シワ加工が更になされている、請求項12に記載のシャツ。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−47890(P2010−47890A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2009−165514(P2009−165514)
【出願日】平成21年7月14日(2009.7.14)
【出願人】(509198789)ルータイ・テキスタイル・カンパニー・リミテッド (1)
【氏名又は名称原語表記】Luthai Textile Co., Ltd.
【Fターム(参考)】