説明

空気調和機の遠隔制御装置

【課題】運転入/切ボタン操作に対する情報受信ができなかった場合でも、本体から情報を入手し、取得情報を遠隔制御装置へ表示できるとともに、情報受信が出来なかった場合の再度の操作を促す情報量を増やすことができる空気調和機の遠隔制御装置を提供する。
【解決手段】この発明に係る空気調和機の遠隔制御装置は、空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンと、再送ボタンもしくは空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンと、空気調和機本体と送受信を行う送受信モジュールと、を備え、空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンの操作により空気調和機本体の運転をオフした時に、空気調和機本体から送られる情報を当該遠隔制御装置が受信失敗した場合、再送ボタンもしくは空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンの押下により空気調和機本体へ向け、送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を送信するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、空気調和機の遠隔制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、空気調和機の処理する各種の情報を適切にリモコン(遠隔制御装置)に表示できる空気調和機を提供するために、リモコンと室内機本体との間で双方向通信で空気調和機の情報を送受信することの可能な空気調和機において、操作によって空気調和機の情報を要求するリクエストボタンと空気調和機の運転を停止させる停止ボタンとをリモコンに設け、リクエストボタン及び停止ボタンの操作に応答して室内機本体は空気調和機の情報を送信し、リモコンは、室内機本体から送られてきた空気調和機の情報を受信し、受信した情報をその画面上に表示する表示部を設け、リモコンは、リクエストボタンの操作に対する空気調和機の情報が受信できなかった場合は、表示部に再度の操作を促す表示を行ない、停止ボタンの操作に対する空気調和機の情報が受信できなかった場合は、表示部に再度の操作を促す表示を行なわないものとして構成される空気調和機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007−303819号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1記載の空気調和機は、停止ボタン操作に対する情報を受信できなかった場合には、再送操作を促さず、且つ再送する手段も持っていないため、受信した情報やその情報を利用した情報をユーザが入手できないことになり、得たい情報をユーザが取得できず、不満感が生じるという課題があった。
【0005】
また、リクエストボタン操作に対する本体からの情報が受信できなかった場合には、再度の操作を促しているが、同じ状態で同じ操作を実施すると、リモコンが空気調和機本体へ向いていない、リモコンと空気調和機本体との間に障害物がある場合等には、再び受信できない可能性が高く、何度も再操作を促すことになり、操作性が低下しユーザに不満感が生じるという課題があった。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、運転入/切ボタン操作に対する情報受信ができなかった場合でも、本体から情報を入手し、取得情報を遠隔制御装置へ表示できるとともに、情報受信が出来なかった場合の再送方法を正しく指示する、または再度の操作を促す情報量を増やすことができる空気調和機の遠隔制御装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明に係る空気調和機の遠隔制御装置は、空気調和機本体と双方向で通信を行う空気調和機の遠隔制御装置であって、
空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンと、
再送ボタンもしくは空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンと、
空気調和機本体と送受信を行う送受信モジュールと、を備え、
空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンの操作により空気調和機本体の運転をオフした時に、空気調和機本体から送られる情報を当該遠隔制御装置が受信失敗した場合、再送ボタンもしくは空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンの押下により空気調和機本体へ向け、送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を送信するものである。
【発明の効果】
【0008】
この発明に係る空気調和機の遠隔制御装置は、空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンの操作により空気調和機本体の運転をオフした時に、空気調和機本体から送られる情報を当該遠隔制御装置が受信失敗した場合、再送ボタンもしくは空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンの押下により空気調和機本体へ向け、送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を送信するので、運転入/切ボタン操作に対する情報受信ができなかった場合でも、本体から情報を入手し、取得情報を遠隔制御装置へ表示できる
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】実施の形態1を示す図で、リモコン100の外観正面図。
【図2】実施の形態1を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図。
【図3】実施の形態1を示す図で、表示部1に本体からの情報を表示する一例を示すリモコン100の外観正面図。
【図4】実施の形態1を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗したとき、表示部1に再送要求が表示されたリモコン100の外観正面図。
【図5】実施の形態1を示す図で、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作を示すフローチャート図。
【図6】実施の形態1を示す図で、変形例のリモコン200の外観正面図。
【図7】実施の形態1を示す図で、変形例のリモコン200を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図。
【図8】実施の形態2を示す図で、リモコン300の外観正面図。
【図9】実施の形態2を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図。
【図10】実施の形態2を示す図で、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作を示すフローチャート図。
【図11】実施の形態2を示す図で、変形例のリモコン400の外観正面図。
【図12】実施の形態2を示す図で、変形例のリモコン400を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図。
【図13】実施の形態3を示す図で、リモコン500の外観正面図。
【図14】実施の形態3を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、運転入/切ボタン2を1秒以上長押して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図。
【図15】実施の形態3を示す図で、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作を示すフローチャート図。
【図16】実施の形態3を示す図で、変形例のリモコン600の外観正面図。
【図17】実施の形態3を示す図で、変形例のリモコン600を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、運転入/切ボタン2を1秒以上長押して再送要求信号を送信する動作を示すフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
実施の形態1.
図1は実施の形態1を示す図で、リモコン100の外観正面図である。リモコン100(遠隔制御装置)は、以下に示す要素を備える。
(1)空気調和機本体の運転状態、リモコン100の設定状態、及び空気調和機本体との送受信により取得した情報もしくはその情報を加工した情報を表示するための表示部1。表示部1は、シルクスクリーン液晶(表示項目が予め決まっている液晶)で構成される。
(2)空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタン2。
(3)空気調和機本体の設定やリモコン100の設定を変更するためのボタン群3。
ボタン群3は、運転切替ボタン(冷房、除湿、暖房を切り替えるボタン)、シーンセレクトボタン、メニューボタン、上下ボタン、戻るボタン等である。
(4)空気調和機本体からの情報を要求する信号送信するおしらせナビボタン4。
(5)空気調和機本体をオフした時に、空気調和機本体から送られてくる情報をリモコン100が受信失敗した場合に、押下すると再送信号を送信する再送ボタン5。
(6)リモコン100の上部に設けられ、送受信を行う送受信モジュール6。
【0011】
図2は実施の形態1を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図である。図2のフローチャートを用いて、再送ボタン5の機能について説明する。図2における「本体」は、「空気調和機本体」のことである。
【0012】
空気調和機本体(以下、単に本体と呼ぶ場合もある)の動作をリモコン100の運転入/切ボタン2を用いて停止させる時、リモコン100から空気調和機本体へ向け本体停止信号と同時に情報取得要求信号を送信する(ステップS201)。
【0013】
但し、リモコン100から空気調和機本体へ向け本体停止信号のみを送信し、空気調和機本体でリモコン100が情報取得要求信号も要求していると判断して情報を返信することも可能である。
【0014】
空気調和機本体側は、本体停止信号もしくは情報取得要求信号を受信した場合、リモコン100へ向け情報を送信する。リモコン100側では空気調和機本体からの情報を待ち(ステップS202)、情報を受信した場合は(ステップS202でYES)、情報を表示部1へ表示し(ステップS204)、一定時間表示後情報表示を終了させる(ステップS205)。
【0015】
空気調和機本体からの情報は、室内温度、湿度、燃費情報(金額やCO2排出量等)、ナビ情報、省エネ情報(金額やCO2排出量等)、故障情報、現在の運転モードや設定情報、風の情報(風速、風向等)等である。
【0016】
表示部1は、シルクスクリーン液晶(表示項目が予め決まっている液晶)で構成されるので、空気調和機本体からの情報は、例えば、「本体情報」とか「本体からの情報」とかのシルクを上の方につけて、情報表示は温度や湿度表示の数字を利用して表示する。
【0017】
図3は実施の形態1を示す図で、表示部1に本体からの情報を表示する一例を示すリモコン100の外観正面図である。図3は、本体からの情報を表示部1へ表示している状態を示す一例であり、表示部1には、通常は表示されていない、「本体情報」、「温度(28.5℃)」、「しつど(65%)」が、一定時間表示される。
【0018】
もし、情報を受信していない場合は(ステップS202でNO)、情報取得要求信号を出してからの経過時間を確認し(ステップS203)、一定時間経過していない場合(ステップS203でNO)、ステップS202の受信体制に戻る。一定時間経過した場合には(ステップS203でYES)、表示部1に再送要求を表示し(ステップS206)、ユーザに再送を促す。
【0019】
図4は実施の形態1を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗したとき、表示部1に再送要求が表示されたリモコン100の外観正面図である。ステップS206での表示部1への再送要求の表示は、例えば、図4に示すように、通常は表示されていない、「再送」が表示されて、ユーザに再送を促す。
【0020】
ユーザは再送を促された場合には再送ボタン5を押下し、情報の再送要求を本体へ向け送信(ステップS207)する。その後は初めの送信と同様に受信待ちに戻る(ステップS202)。
【0021】
このようにすることで、空気調和機本体の運転停止時に、リモコン100が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合でも、空気調和機本体へ向け再送を要求することが可能となり、情報を得たいユーザへ確実に情報を提示することが可能となる。
【0022】
また、再送ボタン5は停止時の空気調和機本体からの情報の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【0023】
更に、再送ボタン5は専用ボタンとして設ける必要はなく、空気調和機本体の運転停止時やおしらせナビの受信失敗時に使用しないボタンで代用しても良い。
【0024】
図3の「本体表示」や図4の「再送」、本体からの受信データの情報表示等、通常は表示されない情報を表示するために、小さなフルドット液晶を使用していても良い。
【0025】
ここで、再送ボタン5を押下して情報の再送要求を送信する場合を考える。送受信を行う送受信モジュール6は再送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている(図示せず)。
【0026】
図5は実施の形態1を示す図で、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作を示すフローチャート図である。図5のフローチャートを用いて、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用した場合の動作について説明する。空気調和機本体の動作をリモコン100の運転入/切ボタン2を用いて停止させる時、リモコン100から空気調和機本体へ向け停止信号と同時に情報取得要求信号を通常送信電力で送受信モジュール6から送信する(ステップS301)。
【0027】
但し、リモコン100から空気調和機本体へ向け本体停止信号のみを送信し、空気調和機本体でリモコン100が情報取得要求信号も要求していると判断して情報を返信することも可能である。
【0028】
空気調和機本体側は情報取得要求信号を受信した場合、リモコン100へ向け情報を送信する。リモコン100側では、空気調和機本体からの情報を待ち(ステップS302)、情報を受信した場合は(ステップS302のYES)、情報を表示部1へ表示し(ステップS304)、一定時間表示後情報表示を終了させる(ステップS305)。
【0029】
もし、情報を受信していない場合は(ステップS302のNO)、情報取得要求信号を出してからの経過時間を確認し(ステップS303)、一定時間経過していない場合(ステップS303のNO)、ステップS302の受信体制に戻る。一定時間経過した場合には(ステップS303のYES)、表示部1に再送要求を表示し(ステップS306)、ユーザに再送を促す。ユーザは再送を促された場合には、再送ボタン5を押下する(ステップS307)。再送ボタン5を押下された場合には、送受信モジュール6の中の送信電力をアップする仕組みを使用し、送信電力をアップした再送要求信号を本体へ向け送信する(ステップS308)。その後は初めの送信と同様に受信待ちに戻る(ステップS302)。
【0030】
このようにすることで、運転停止時にリモコン100が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信電力をアップすることが可能となる。それにより空気調和機本体との距離が遠いことで送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0031】
なお、送信電力をアップさせるとリモコン100の電池寿命が低下するため、送信電力をアップさせるのは、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信時のみとする。
【0032】
また、再送ボタン5での送信電力アップは、空気調和機本体の運転停止時の空気調和機本体からの情報の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【0033】
更に、再送ボタン5は専用ボタンとして設ける必要はなく、停止時やおしらせナビの受信失敗時に使用しないボタンで代用しても良い。
【0034】
図5のフローでは、送受信を行う送受信モジュール6が、再送要求信号送信用の送信電力をアップする仕組みを備えていたが、送信電力をアップする仕組みの変わりに無線モジュールを用いる方法もある。
【0035】
無線モジュールを用いることで、空気調和機本体の運転停止時にリモコン100が、空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信を無線で行うことが可能となり、リモコン100と空気調和機本体との間に障害物があったために送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0036】
なお、無線通信を利用するとリモコン100の電池寿命が低下するため、無線を利用するのは再送要求信号の送信時のみとする。
【0037】
また、再送ボタン5での無線モジュールの使用は、空気調和機本体の運転停止時の空気調和機本体からの情報の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【0038】
更に、再送ボタン5は専用ボタンとして設ける必要はなく、停止時やおしらせナビの受信失敗時に使用しないボタンで代用しても良い。
【0039】
図6は実施の形態1を示す図で、変形例のリモコン200の外観正面図である。変形例のリモコン200は、図1に示したリモコン100に追加の送受信モジュール7が、3箇所(左右、下部)に追加されている。変形例のリモコン200のその他の構成は、リモコン100と同じである。但し、追加の送受信モジュール7は、1つ以上あればよい。
【0040】
図7は実施の形態1を示す図で、変形例のリモコン200を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図である。
【0041】
変形例のリモコン200を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作は、図3の送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作とステップS408以外は同じである。
【0042】
ステップS407において再送ボタン5を押された場合に、追加の送受信モジュール7から多方向(ここでは、3方向)に向けて再送要求信号を送信する。
【0043】
このようにすることで、運転停止時にリモコン200が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号を多方向へ送信することが可能となる。それにより、空気調和機本体が送受信モジュール6の直線方向に無いことで送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、空気調和機本体からの情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0044】
尚、送受信モジュールを増やすと電池寿命が低下するため、送受信モジュールを増やすのは再送時のみとする。
【0045】
図6には3つの追加の送受信モジュール7を設けているが、3つで無くとも良く、また図6のような位置でなくとも良く、1つ以上の追加の送受信モジュール7が、リモコン200に追加されていれば、同じ効果が得られる。また、追加の送受信モジュール7と同時に送受信モジュール6を使用しても良い。
【0046】
また、追加の送受信モジュール7での多方向送信は停止時の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【0047】
更に、再送ボタン5は専用ボタンとしてを設ける必要はなく、停止時やおしらせナビボタン4の受信失敗時に使用しないボタンで代用しても良い。
【0048】
実施の形態2.
図8は実施の形態2を示す図で、リモコン300の外観正面図である。リモコン300(遠隔制御装置)は、以下に示す要素を備える。
(1)一度に20文字以上の文字列が表示可能なフルドット液晶であり、空気調和機本体の運転状態、リモコン300の設定状態、及び空気調和機本体との送受信により取得した情報もしくはその情報を加工した情報を表示するための表示部1a。
(2)空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタン2。
(3)空気調和機本体の設定やリモコン300の設定を変更するためのボタン群3。
ボタン群3は、運転切替ボタン(冷房、除湿、暖房を切り替えるボタン)、シーンセレクトボタン、メニューボタン、上下ボタン、戻るボタン等である。
(4)空気調和機本体からの情報を要求する信号送信するおしらせナビボタン4。
(5)空気調和機本体をオフした時に、空気調和機本体から送られてくる情報をリモコン300が受信失敗した場合に、押下すると再送信号を送信する再送ボタン5。
(6)リモコン300の上部に設けられ、送受信を行う送受信モジュール6。
【0049】
図9は実施の形態2を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図である。図9に示す動作は、ステップS506以外は実施の形態1の図2の動作と同じである。
【0050】
ステップS506で、表示部1aに表示する内容としては、少なくともリモコン300が受信失敗していることとそれに対する対応策を表示させる。例えば、「受信失敗しました。リモコンを本体に向け再送ボタンを押して下さい。」等を表示させる(図8参照)。
【0051】
受信失敗したことは上記のように直接的に知らせても良いし、「情報受信のためには」等間接的に説明することも可能である。
【0052】
また、対応策も「リモコンと本体との間の距離が長い場合には、本体に近づいて再送ボタンを押して下さい」や「リモコンと本体との間に障害物がある場合には、障害物を避けて再送ボタンを押して下さい」や「本体から受信した音が確認されるまで近づいて再送ボタンを押して下さい」等のアドバイスを記載することも可能である。
【0053】
表示部1aはフルドット液晶を使用しているため、文言を変更することが可能であるので、状況に合わせ文言を変更することが可能である。そのため、状況にあったアドバイスを表示することが可能である。
【0054】
また、一度に表示できる文字数が増えれば増えるほどユーザに対して詳しいアドバイスを表示することが可能となるが、受信失敗していることとそれに対する対応策を同時に表示させ、且つユーザが理解できる文言とするには少なくとも一度に20文字以上の表示が可能なフルドット液晶が必要である。
【0055】
尚、フルドット液晶を使用している表示部1aは、全角文字1文字のドット数が縦横14dot以上であり、また、全角文字が20文字以上表示可能なものである。
【0056】
このようにすることで、運転停止時にリモコン300が受信失敗した場合に、ユーザに向け、受信が失敗したこと、どのようにすれば対応可能であるか、といった情報を提示可能となるため、情報を得たいユーザが現状を把握し、且つ対応策を実施することが可能となり、操作性が向上し、且つ情報を取得できる可能性が上がる。
【0057】
また、表示部1aに情報を表示するのは、停止時の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。その場合、フルドット液晶を用いているため、アドバイスの内容を停止時の受信失敗とおしらせナビボタンでの受信失敗とで異なる内容とすることも可能である。
【0058】
更に、再送ボタン5は専用ボタンとして設ける必要はなく、停止時やおしらせナビの受信失敗時に使用しないボタンで代用しても良い。
【0059】
図10は実施の形態2を示す図で、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作を示すフローチャート図である。図9のフローと異なる点は、ステップS607、ステップS608である。ステップS607で再送ボタン5が押下された場合には、送受信モジュール6の中の送信電力をアップする仕組み(図示せず)を使用し、送信電力をアップした再送要求信号を本体へ向け送信する(ステップS608)。その後は初めの送信と同様に受信待ちに戻る(ステップS602)。
【0060】
このようにすることで、運転停止時にリモコン300が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信電力をアップすることが可能となる。それにより空気調和機本体との距離が遠いことで送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0061】
なお、送信電力をアップさせるとリモコン300の電池寿命が低下するため、送信電力をアップさせるのは、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信時のみとする。
【0062】
図10のフローでは、送受信を行う送受信モジュール6が、再送要求信号送信用の送信電力をアップする仕組みを備えていたが、送信電力をアップする仕組みの変わりに無線モジュールを用いる方法もある。
【0063】
無線モジュールを用いることで、空気調和機本体の運転停止時にリモコン300が、空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信を無線で行うことが可能となり、リモコン300と空気調和機本体との間に障害物があったために送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0064】
なお、無線通信を利用するとリモコン300の電池寿命が低下するため、無線を利用するのは再送要求信号の送信時のみとする。
【0065】
図11は実施の形態2を示す図で、変形例のリモコン400の外観正面図である。変形例のリモコン400は、図8に示したリモコン300に追加の送受信モジュール7が、3箇所(左右、下部)に追加されている。変形例のリモコン400のその他の構成は、リモコン300と同じである。追加の送受信モジュール7は、1つ以上あればよい。
【0066】
図12は実施の形態2を示す図で、変形例のリモコン400を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図である。
【0067】
変形例のリモコン400を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、再送ボタン5を押下して再送要求を送信する動作は、図10の送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作とステップS708以外は同じである。
【0068】
ステップS707において再送ボタン5を押された場合に、追加の送受信モジュール7から多方向(ここでは、3方向)に向けて再送要求信号を送信する。
【0069】
このようにすることで、運転停止時にリモコン400が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号を多方向へ送信することが可能となる。それにより、空気調和機本体が送受信モジュール6の直線方向に無いことで送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、空気調和機本体からの情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0070】
尚、送受信モジュールを増やすと電池寿命が低下するため、送受信モジュールを増やすのは再送時のみとする。
【0071】
図11には3つの追加の送受信モジュール7を設けているが、3つで無くとも良く、また図11のような位置でなくとも良く、1つ以上の追加の送受信モジュール7が、リモコン200に追加されていれば、同じ効果が得られる。また、追加の送受信モジュール7と同時に送受信モジュール6を使用しても良い。
【0072】
実施の形態3.
図13は実施の形態3を示す図で、リモコン500の外観正面図である。リモコン500(遠隔制御装置)は、以下に示す要素を備える。
(1)一度に20文字以上の文字列が表示可能なフルドット液晶であり、空気調和機本体の運転状態、リモコン500の設定状態、及び空気調和機本体との送受信により取得した情報もしくはその情報を加工した情報を表示するための表示部1a。但し、実施の形態1と同様に、シルクスクリーン液晶(表示項目が予め決まっている液晶)で構成される表示部1でもよい。
(2)空気調和機本体の運転をオンオフするとともに、1秒以上長押しすると再送要求信号を送信する運転入/切ボタン2。
(3)空気調和機本体の設定やリモコン500の設定を変更するためのボタン群3。
ボタン群3は、運転切替ボタン(冷房、除湿、暖房を切り替えるボタン)、シーンセレクトボタン、メニューボタン、上下ボタン、戻るボタン、決定ボタン等である。
(4)空気調和機本体からの情報を要求する信号送信するおしらせナビボタン4。
(5)リモコン500の上部に設けられ、送受信を行う送受信モジュール6。
【0073】
図14は実施の形態3を示す図で、運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、運転入/切ボタン2を1秒以上長押して再送要求を送信する動作を示すフローチャート図である。図14に示す動作は、ステップS807以外は図9の動作と同じである。
【0074】
図9の場合は、ステップS507で、再送ボタン5を押下して再送要求信号を空気調和機本体へ向けて送信したが、本実施の形態では、ステップS807で、ユーザはリモコン500の運転入/切ボタン2を1秒以上長押して再送要求信号を空気調和機本体へ送信する。
【0075】
表示部1aに表示する内容としては、少なくともリモコン40が受信失敗していることとそれに対する対応策を表示させる。例えば、「受信失敗しました。リモコンを本体に向け運転入/切ボタンを1秒以上長押しして下さい。」等を表示させる。
【0076】
受信失敗したことは上記のように直接的に知らせても良いし、「情報受信のためには」等間接的に説明することも可能である。
【0077】
また、対応策も「リモコンと本体との間の距離が長い場合には、本体に近づいてから運転入/切ボタンを1秒以上長押しして下さい」や「リモコンと本体との間に障害物がある場合には、障害物を避けて運転入/切ボタンを1秒以上長押しして下さい」等のアドバイスを記載することも可能である。
【0078】
表示部1aはフルドット液晶を使用しているため、文言を変更することが可能であるので、状況に合わせ文言を変更することが可能である。そのため、状況にあったアドバイスを表示することが可能である。また、一度に表示できる文字数が増えれば増えるほどユーザに対して詳しいアドバイスを表示することが可能となるが、受信失敗していることとそれに対する対応策を同時に表示させ、且つユーザが理解できる文言とするには少なくとも一度に20文字以上の表示が可能なフルドット液晶が必要である。尚、フルドット液晶を使用している表示部1aは、全角文字1文字のドット数が縦横14dot以上であり、また、全角文字が20文字以上表示可能なものである。
【0079】
このようにすることで、運転停止時にリモコン400が受信失敗した場合に、ユーザに向け、受信が失敗したこと、どのようにすれば対応可能であるか、といった情報を提示可能となるため、情報を得たいユーザが現状を把握し、且つ対応策を実施することが可能となり、操作性が向上し、且つ情報を取得できる可能性が上がる。
【0080】
また、表示部1aに情報を表示するのは、停止時の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。その場合、フルドット液晶を用いているため、アドバイスの内容を停止時の受信失敗とおしらせナビボタン4での受信失敗とで異なる内容とすることも可能である。
【0081】
また、対応策として、運転入/切ボタン2の1秒以上の長押しを例として提示したが、他の方法として、他のボタンの長押しや、2つ以上のボタンの同時押し、「表示の数字が0になるまでに運転入/切ボタンを押下する」といった時間による対応策も考えられ、これらのどの方法をとっても同じ効果が得られる。
【0082】
尚、固定文字の表示で良い場合には、シルクスクリーン液晶を使用しても良く、その場合でも同じ効果が得られる。
【0083】
図15は実施の形態3を示す図で、再送要求送信用に送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作を示すフローチャート図である。図14のフローと異なる点は、ステップS807、ステップS808である。ステップS807で、運転入/切ボタン2の1秒以上の長押しされた場合には、送受信モジュール6の中の送信電力をアップする仕組み(図示せず)を使用し、送信電力をアップした再送要求信号を本体へ向け送信する(ステップS808)。その後は初めの送信と同様に受信待ちに戻る(ステップS802)。
【0084】
このようにすることで、運転停止時にリモコン500が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信電力をアップすることが可能となる。それにより空気調和機本体との距離が遠いことで送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0085】
なお、送信電力をアップさせるとリモコン500の電池寿命が低下するため、送信電力をアップさせるのは、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信時のみとする。
【0086】
また、再送ボタン5での送信電力アップは、空気調和機本体の運転停止時の空気調和機本体からの情報の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【0087】
図15のフローでは、送受信を行う送受信モジュール6が、再送要求信号送信用の送信電力をアップする仕組みを備えていたが、送信電力をアップする仕組みの変わりに無線モジュールを用いる方法もある。
【0088】
無線モジュールを用いることで、空気調和機本体の運転停止時にリモコン500が、空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号の送信を無線で行うことが可能となり、リモコン500と空気調和機本体との間に障害物があったために送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0089】
なお、無線通信を利用するとリモコン500の電池寿命が低下するため、無線を利用するのは再送要求信号の送信時のみとする。
【0090】
また、再送ボタン5での無線モジュールの使用は、空気調和機本体の運転停止時の空気調和機本体からの情報の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【0091】
図16は実施の形態3を示す図で、変形例のリモコン600の外観正面図である。変形例のリモコン600は、図13に示したリモコン500に追加の送受信モジュール7が、3箇所(左右、下部)に追加されている。変形例のリモコン600のその他の構成は、リモコン400と同じである。追加の送受信モジュール7は、1つ以上あればよい。
【0092】
図17は実施の形態3を示す図で、変形例のリモコン600を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、運転入/切ボタン2を1秒以上長押して再送要求信号を送信する動作を示すフローチャート図である。
【0093】
変形例のリモコン600を使用して運転停止時に空気調和機本体からの情報の受信に失敗した場合に、運転入/切ボタン2を1秒以上長押して再送要求信号を送信する動作は、図15の送信電力をアップする仕組みを備えている送受信モジュール6を使用する場合の動作とステップS908以外は同じである。
【0094】
ステップS907において、運転入/切ボタン2が1秒以上長押しされた場合は、追加の送受信モジュール7から多方向(ここでは、3方向)に向けて再送要求信号を送信する。
【0095】
このようにすることで、運転停止時にリモコン600が空気調和機本体からの情報の受信を失敗した場合に、空気調和機本体へ向けての再送要求信号を多方向へ送信することが可能となる。それにより、空気調和機本体が送受信モジュール6の直線方向に無いことで送受信に失敗していた通信が成功する可能性が上がることになり、空気調和機本体からの情報を得たいユーザへ情報を提示できる可能性が上がる。
【0096】
尚、送受信モジュールを増やすと電池寿命が低下するため、送受信モジュールを増やすのは再送時のみとする。
【0097】
図16には3つの追加の送受信モジュール7を設けているが、3つで無くとも良く、また図16のような位置でなくとも良く、1つ以上の追加の送受信モジュール7が、リモコン200に追加されていれば、同じ効果が得られる。また、追加の送受信モジュール7と同時に送受信モジュール6を使用しても良い。
【0098】
また、追加の送受信モジュール7での多方向送信は停止時の受信失敗時にのみ使用を制限されるものではなく、例えばおしらせナビボタン4での受信失敗時に使用しても良い。
【符号の説明】
【0099】
1 表示部、1a 表示部、2 運転入/切ボタン、3 ボタン群、4 おしらせナビボタン、5 再送ボタン、6 送受信モジュール、7 追加の送受信モジュール、100 リモコン、200 リモコン、300 リモコン、400 リモコン、500 リモコン、600 リモコン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空気調和機本体と双方向で通信を行う空気調和機の遠隔制御装置であって、
前記空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンと、
再送ボタンもしくは前記空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンと、
前記空気調和機本体と送受信を行う送受信モジュールと、を備え、
前記空気調和機本体の運転をオンオフする前記運転入/切ボタンの操作により前記空気調和機本体の運転をオフした時に、前記空気調和機本体から送られる情報を当該遠隔制御装置が受信失敗した場合、前記再送ボタンもしくは前記空気調和機本体の運転停止時に使用しないボタンの押下により前記空気調和機本体へ向け、前記送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を送信することを特徴とする空気調和機の遠隔制御装置。
【請求項2】
空気調和機本体と双方向で通信を行う空気調和機の遠隔制御装置であって、
前記空気調和機本体の運転をオンオフする運転入/切ボタンと、
前記空気調和機本体と送受信を行う送受信モジュールと、を備え、
前記空気調和機本体の運転をオンオフする前記運転入/切ボタンの操作により前記空気調和機本体の運転をオフした時に、前記空気調和機本体から送られる情報を当該遠隔制御装置が受信失敗した場合、前記運転入/切ボタンを所定時間以上長押して、前記空気調和機本体へ向け、前記送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を送信することを特徴とする空気調和機の遠隔制御装置。
【請求項3】
前記空気調和機本体へ向け、前記送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を送信する場合に、送信電力をアップさせることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機の遠隔制御装置。
【請求項4】
前記送受信モジュールとは別の追加の送受信モジュールを1つ以上備え、前記追加の送受信モジュールから前記情報の再送要求信号を多方向へ向けて送信することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機の遠隔制御装置。
【請求項5】
無線により前記情報の再送要求信号を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の空気調和機の遠隔制御装置。
【請求項6】
フルドット液晶を備える表示部を備え、
前記空気調和機本体から送られる情報を当該遠隔制御装置が受信失敗した場合に、受信失敗したこと及び受信失敗したことに対する対応策を前記表示部することを特徴とする請求項1又は請求項5のいずれかに記載の空気調和機の遠隔制御装置。
【請求項7】
前記フルドット液晶は、一度に20文字以上の文字列を表示可能なフルドット液晶であることを特徴とする請求項6記載の空気調和機の遠隔制御装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2012−85067(P2012−85067A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−229032(P2010−229032)
【出願日】平成22年10月8日(2010.10.8)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】