説明

紙製コップ

【課題】断熱性を有し、極めて持ちやすくカップ内に液体を入れても型崩れがなく、低価格で製造できると共に簡単に製造でき、外観視極めて高級感を醸し出せる紙製コップの提供。
【解決手段】紙製コップの周面を段繰り紙1とライナ紙2で構成し、外周面には段繰り紙1の段繰り部分10が位置し、段繰りにより多数列の段を有するその突出列は該コップの軸心に対して対向方向に向かって形成し、該多数列の段の突出部分に多数列の押し込み部11を有する紙製コップ。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は紙製コップに関し、より詳細には断熱性を有する紙製コップに関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、円筒形容器例えば紙コップ等においては、水や熱湯類を注いで、これを飲料として飲むために用いられてきたものである。
この場合、円筒形の紙容器であるがゆえに紙を筒状に丸めて構成するものであり、カップの周面は紙用紙によって形成されるものであった。
従って、水等の低温状態のものであれば何ら問題なく手で周面を把持可能とするものである。
反面、熱湯等を用いる場合には、この周面を手で把持すると極めて高温となることから、把持しにくくなるものであって、例えば取っ手部等を別途周面に連設して設置し、この部分をつまんでコップの把持を可能とするものであった。
この様な構成として実開平5−35657号(特許文献1)、実開平6−16219号(特許文献2)及び特開2004−91012号(特許文献3)が存在する。
【0003】
この様にすることによってコップ自体の高温となった周面部分を直接触れずにコップの把持を可能とする。
しかし、これらの場合にはコップの周面において特段断熱構造を有するものではないことから、低温の液体は徐々に外気温に近づくものとなり、生ぬるくなるものであると共に高温の液体は徐々に外気温に近づいてさめるものであった。
これらの他、紙製コップ自体に断熱性をもたせるものも存在する。 即ち特開平11−314629号(特許文献4)や特開2000−142832号(特許文献5)がある。
即ち発泡シートを持って断熱機能を発揮させるものである。
【特許文献1】実開平5−35657号
【特許文献2】実開平6−16219号
【特許文献3】特開2004−91012号
【特許文献4】特開平11−314629号
【特許文献5】特開2000−142832号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
以上の様に、紙製のコップに断熱機能を持たせる方法として取っ手をつける方法や発泡シートを使用する方法が提唱されているものである。
しかし、取っ手を用いた場合にはどうしてもとっての取り付け作業が必要となり、製造工程の煩雑化及びコスト高に繋がり、更には取っ手を持たなければならないことから使い勝手が劣るものとなるものであった。
更に、発泡シートを用いるものもあるが、該シートを用いると極めてコスト高になるものであり、特に使い捨ての紙コップはコストをきっちりと削ることが要請されるものである。
又、紙コップの周面に該発泡シートを溶着又は接着しなければならず製造工程の複雑化やコストの高騰が見込まれてしまうものである。
【0005】
従って、紙コップとして低廉な紙部材を用いて簡単にかつ低コストで製造できる断熱性の高い紙製のコップの提供が望まれているものである。
更には紙製のコップの外周面には、通常は特殊な形態を有さず、例えば特殊表層部材によって各種の印刷を施すことは多用されているが、特に特殊な印刷等を施さずとも紙製コップ自体の外観で高級感を表出しうる形態を有するものであれば、低価格で高価値の紙コップの提供が可能となるものであり、何らかの方策が望まれているものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
係るため本発明に係る請求項1記載の発明は、紙製コップの周面が段繰り紙とライナ紙よりなるものであって、該紙コップの外周面に段繰り紙の段繰り部分が位置するものであり、該段繰り紙の段繰りが多数列並列に成形されて多数列の段を有し、該段の部分の突出列が紙製コップの外周において該コップの軸心に対して対向方向に向かって形成されるように構成し、該段繰り紙の並列成形されている多数列の段の突出部分に、多数列の押し込み部を有する紙製コップからなり、係る発明によって前記課題を解決できる。
【0007】
次に請求項2に係る発明は、紙製コップの周面が段繰り紙とライナ紙よりなるものであって、該紙コップの外周面に段繰り紙の段繰り部分が位置するものであり、該段繰り紙の段繰りが多数列並列に成形されて多数列の段を有し、該段の部分が紙製コップの外周においてその周面方向に螺旋状に構成し、段繰り紙の並列成形されている多数列の段の突出部分に、多数列の押し込み部を有する紙製コップからなり、係る発明でもよい。
【0008】
或いは請求項3に係る発明は、紙製コップの周面が段繰り紙とライナ紙よりなるものであって、該紙コップの外周面に段繰り紙の段繰り部分が位置するものであり、該段繰り紙の段繰りが多数列並列に成形されて多数列の段を有し、該段の部分が紙製コップの外周においてその周面方向に連続輪状に構成し、段繰り紙の並列成形されている多数列の段の突出部分に、多数列の押し込み部を有する紙製コップからなり、係る発明でも同様である。
【0009】
これらの場合、請求項4に係る発明の様に紙製コップの周面の段繰り紙とライナ紙は、紙製コップの胴紙の外表面に配設したものである紙製コップでも、或いは請求項5に係る発明の様に多数列の押し込み部に代えて、少なくとも該段の凸状の任意箇所の多数の突出部分に凹みを有するものである紙製コップでもよい。
更に、請求項6に係る発明の様に、紙製コップの周面のライナ紙と段繰り紙の外周に更に外周紙を貼着した紙製コップであってもよい。
【発明の効果】
【0010】
以上のように構成したことからまず本発明によって、段繰り紙とライナ紙によって構成される例えば片面ダンボール紙によってコップの側面を形成することができるものであって、特に押し込み部をもって初めてコップ状に丸め込むことができるものである。
これは特にコップの周面方向に螺旋状或いは連続輪状に段繰り部分の段を位置させた状態で形成できるものであり、丸め込みが可能といえども充分な腰の力を有し、押し広がろうとする力が外周面全面に有することからきっちりとしたコップ形状を維持でき、中に液体を入れた場合でもコップが型崩れを起こすようなことはない。
【0011】
更に、この段繰り紙の段繰り部分がコップの周面に亘って配置されることからこの空気層によって断熱効果を発揮できるものである。
したがって、コップ内に高温の液体を入れた場合であっても、特段取っ手などをつけずにコップの把持を可能とするものである。
このことは使い勝手の向上となるばかりでなく、製造も容易であり低コストで製造できるものであり、使い捨ての多い紙製コップとしては極めて有用なものである。
【0012】
更に段繰り部分を周面方向に螺旋状或いは連続輪状に構成したものであり、該コップを手で握った場合にはきっちりと手の中に納まると共にこの凹凸によって手の中での滑り止め機能を発揮し、握りの感触が良くしっかりと持つことのできる安全なコップの提供ができる。
更に外観視、この凹凸によって高級感を表出できることとなり、紙コップを高級なコップの印象を付与することができる。
【0013】
又、請求項4に係る発明によって、通常の紙製やその他のコップの外周面にも本発明に係る押し込み部を有する所謂片面ダンボールを配設でき、その応用範囲は極めて広いものである。
最後に請求項6に係る発明によれば、表面に外周紙を配設することによって、表面装飾や商品に関する各種表示を 簡単に行なえるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0014】
図1は、本発明に係る紙製コップの一例を示す図である。
本紙製コップはその周面を段繰り紙1とライナ紙2によって構成されている。
従って、コップの周面を片面ダンボール紙によって形成されており、該片面段ボール紙の段繰り部分10がコップ表面に表出した状態で配設されているものである。
この場合、段繰り部分10は外周の周面方向に螺旋状或いは連続輪状に構成されているものである。
例えばコップの軸心の軸方向に対して対向方向に段繰りの突出列が位置するように成形するものである。
【0015】
即ち、該段繰り紙1の段繰り部分10が多数列並列に成形されており、多数列の段を有し、該段の部分が紙製コップの外周においてその周面方向に螺旋状に巻き込まれるように構成されているものである。
或いは、多数列の段が連続輪状に構成されているものであってもよい。
これらの場合、コップ成形時において、周面を成形する際に略扇状の段繰り紙1とライナ紙2とを丸めて筒状に構成して筒状に構成して成形する場合には、この螺旋状や連続輪状が一部途切れてしまう場合もあるが、それであっても前記した螺旋状或いは連続輪状に該当するものであり、本明細書上螺旋状又は連続輪状とは、その一部が成形時等の接着や溶着等によって途切れてしまうものやずれが出てしまうものも含まれるものである。
【0016】
尚、少なくともコップの軸芯の軸方向に対して対向方向に段繰りの突出列が位置するように構成すればよい。
尚、これらは必ずしも軸芯に直交方向である必要はなく、軸心とは傾斜方向となる方向に突出列を並列形成するものであってももちろんよい。
尚、本図は螺旋状に形成した一例を示すがこれに限らず前記のように連続輪状に構成したものであってももちろんよい。
この場合連続輪状には周面部分を展開した略弧状の段繰り紙1上に、直線状に多数列の段繰り部分10の段が形成されているものの他、弧状形状に揃って多数列の段繰り部分10の段が形成されているものであっても良く、これらを全て含めて連続輪状として明示するものである。
【0017】
従ってコップの高さ方向には該段が幾列も順次連なった構成となる。
この段繰り部分10の並列成形されている段に直交する方向に押し込み部11を有する。
該押し込み部11は、多数並列して形成される段部分と同様に、多数並列状態で形成されているものである。
この押し込み部11は、段の弧状の凸状部分に凹みを有する様に形成されたものであり、段部分を全てつぶしてしまうものであるものの他、凹みを有するものであってもよい。
【0018】
例えば突出した段部分の高さをなくす程度つぶすものの他、その突出高の3分の1乃至3分の2程度の凹みを有するものであってもよい。
又、直交と明示したが垂直方向に押し込み部11を有するものの他、傾斜方向に押し込み部11を有するものであってももちろんよい。
この様に構成することによって、段繰り部分10の段部分の折り曲げ強度の腰をなくし、折り込み又は折り曲げしやすくするものであり、細かい折り込みや折曲げを可能とするばかりでなく、段の平行方向に対向する方向に曲線状の折り込みをも可能とするものである。
【0019】
この他、突出部分の段の頂点部に凹みをつける程度であり、その段の突出部分の割合に対しては極めて些少な凹みを有するものであってももちろんよい。
これによっても、平行に連設した凹凸形状の段繰りの強度をなくすことができる。
又、この押し込み部11の幅は任意であり、段繰り部分10の段の幅に一致するものであっても、或いはこれよりも細いものでも、或いは太いものであってもよい。
【0020】
次に、この押し込み部11に関しては、平行に多数列形成したものであり、この間隔は一定であるものの他、その間隔が一律ではなく異なるものであってもよい。
この様に段繰り10部分の段の弧状の凸状部分に凹みを有するものであることから、段繰り部分10が外周の周面方向に螺旋状或いは連続輪状に構成したものであってもこの方向において凹みによって丸めることができ、細径のコップを簡単に成形できる。
即ち、この凹みのない通常の段繰り紙1を用いた場合には、コップ程度の細径の円筒形状への丸め込みはできないものであり、本構成によって初めて所期の形状に丸め込めるものである。
【0021】
この様に構成することによって、まず、段繰り部分10が外周の周面方向に螺旋状或いは連続輪状に構成したものであり、凹み部を有し、丸め込みが可能といえども充分な腰の力を有し、押し広がろうとする力が外周面全面に有することからきっちりとしたコップ形状を維持でき、中に液体を入れた場合でもコップが型崩れを起こすようなことはない。
更に段繰り部分10を周面方向に螺旋状或いは連続輪状に構成したものであることから、該コップを手で握った場合にはきっちりと手の中に納まると共にこの凹凸によって手の中での滑り止め機能を発揮し、握りの感触が良くしっかりと持つことのできる安全なコップの提供ができる。
【0022】
更に外観視、この凹凸によって高級感を表出できることとなり、紙コップを高級なコップの印象を付与することができる。
尚、本図に示すコップは、コップ本体の周面を段繰り紙1とライナ紙2によって構成したものであるが、この他、例えばコップの周面をコップの胴紙によって構成し、該胴紙にライナ紙を接着乃至溶着したものであってもよい。
更にライナ紙には段繰り紙が配設されており、所謂表面上片面ダンボール紙によって形成されているものであってもよい。
【0023】
尚、胴紙には、紙部材のみよりなるものの他、耐水性樹脂シートその他のシート等との複合紙等であっても、或いは耐水加工等のある紙をベースとした樹脂素材との複層乃至多層紙を用いてももちろんよい。
又、ライナ紙2や段繰り紙1においても同様であり、紙部材或いは耐水性樹脂シートその他のシート等との複合紙、或いは耐水加工等のある紙をベースとした樹脂素材との複層乃至多層紙を用いてももちろんよい。
或いは、更にこの様に構成した最外周面として別途紙部材又は樹脂シート類などの外周紙で外周面を覆うものであってもよい。
【0024】
例えば透明な紙素材からなるシート地や樹脂シートで覆い、該シート地に各種印刷を施すようなものであってもよい。
尚、この場合においても紙自体或いは紙をベースとした樹脂素材との複層乃至多層紙を用いてももちろんよく、耐水加工等のある或いはこれらのないものであってもよい。
或いは別途有彩色等の紙部材等で覆うものであってももちろんよい。
【0025】
図2は、螺旋状或いは連続輪状の段繰り部分10を周面方向に構成したものに代えて、斜め方向に段繰り部分10の段を螺旋状或いは連続輪状に構成した本発明に係る紙製コップの他の例を示す。
更に、この段繰り部分10の並列成形されている段に対して押し込み部11を有する。
該押し込み部11は、コップの上部から下部に向けて垂線方向に多数列形成されているものである。
【0026】
該押し込み部11は図1と同様に段繰り部分10の段の凸状部分に対して凹状部分を形成するような押し込み部である。
この様に構成することによって、片面ダンボール紙の特質を有するコップを提供できると共に、螺旋状或いは連続輪状の段繰り部分10を周面方向或いは斜め方向に構成したことからコップ自体が押し広がろうとする力を有するものであり、コップがつぶれずに形を維持しようとする力として発揮するものであって、しっかりとした腰の強いコップの提供ができる。
【0027】
従って、前記の通り中に液体を入れた場合でもコップが型崩れを起こすようなことはない。
更に段繰り部分10を周面方向に螺旋状或いは連続輪状に構成したものであることから、該コップを手で握った場合にはきっちりと手の中に納まり凹凸によって手の中での滑り止め機能を発揮できる。
更に外観視、この凹凸によって高級感を表出できる。
【0028】
図3は、コップの周面にライナ紙2を使用し、その外周に段繰り紙1を用いると共に底部に底面4を有するコップの展開図の一例を示す図である。
即ちコップを形成するライナ紙2の底部の位置に側壁部41を有し底部40を有する底面4を有する一例を示す。
【0029】
図4は、一般的な紙コップの外周面に片面ダンボールを配設した状態によって本発明に係るコップを製造する場合の片面ダンボール即ちライナ紙2の一面に段繰り紙1を有し、このライナ紙2の他面が、コップの周面を構成する胴紙3の表面と接着して形成する一例を示す図である。
この様に構成することによっても、同様に本発明のコップの提供が可能となる。
【0030】
即ち、胴紙3を有して紙コップ形態を有する該胴紙3の外表面である周面にライナ紙2と段繰り紙1とを配設したものである。
もとより本段繰り紙1は既に明示した押し込み部11を有するものである。
以上のように、各種の構成を有するものであってもよく、ライナ紙2がコップの周面を形作るものに限らず、予め胴紙3を有しているものであってもよい。
【0031】
更には、これらのほか、紙製コップの周面のライナ紙2と段繰り紙1の外周に更に外周紙を貼着したものであってもよい。
この場合、外周紙を例えば薄手のシート地を用いることによって、該周面に段繰り紙の段繰り形状を表出することができる。
尚、外周紙を用いることによって、この外周紙にたとえば商品に関する各種表示を施した上でコップの該表面に装着すればよく、表示についての印刷等が簡単に行なえる。
【0032】
もとより各種表面装飾を付与するものであってもよい。
又、外周紙をコップ表面に装着した後に例えば商品に関する表示や装飾を印刷或いは接着等するものであってももちろんよい。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明に係るコップの一例を示す図
【図2】本発明に係るコップの他の一例を示す図
【図3】本発明に係るコップの展開状態の一例を示す図
【図4】本発明に係るコップの製造過程の一例を示す図
【符号の説明】
【0034】
1 段繰り紙
10 段繰り部
11 押し込み部
2 ライナ紙
3 胴紙
4 底面
40 底部
41 側壁部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
紙製コップの周面が段繰り紙1とライナ紙2よりなるものであって、該紙コップの外周面に段繰り紙1の段繰り部分10が位置するものであり、
該段繰り紙1の段繰り部分10が多数列並列に成形されて多数列の段を有し、該段の部分の突出列が紙製コップの外周において該コップの軸心に対して対向方向に向かって形成されるように構成し、
該段繰り紙1の並列成形されている多数列の段の突出部分に、多数列の押し込み部11を有することを特徴とする紙製コップ。
【請求項2】
紙製コップの周面が段繰り紙1とライナ紙2よりなるものであって、該紙コップの外周面に段繰り紙1の段繰り部分10が位置するものであり、
該段繰り紙1の段繰り部分10が多数列並列に成形されて多数列の段を有し、該段の部分が紙製コップの外周においてその周面方向に螺旋状に構成し、
段繰り紙1の並列成形されている多数列の段の突出部分に、多数列の押し込み部11を有することを特徴とする紙製コップ。
【請求項3】
紙製コップの周面が段繰り紙1とライナ紙2よりなるものであって、該紙コップの外周面に段繰り紙1の段繰り部分10が位置するものであり、
該段繰り紙1の段繰り部分10が多数列並列に成形されて多数列の段を有し、該段の部分が紙製コップの外周においてその周面方向に連続輪状に構成し、
段繰り紙1の並列成形されている多数列の段の突出部分に、多数列の押し込み部11を有することを特徴とする紙製コップ。
【請求項4】
紙製コップの周面の段繰り紙1とライナ紙2は、紙製コップの胴紙3の外表面に配設したものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の紙製コップ。
【請求項5】
多数列の押し込み部11に代えて、少なくとも該段の凸状の任意箇所の多数の突出部分に凹みを有するものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の紙製コップ。
【請求項6】
紙製コップの周面のライナ紙2と段繰り紙1の外周に更に外周紙を貼着したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の紙製コップ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2009−7021(P2009−7021A)
【公開日】平成21年1月15日(2009.1.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−168733(P2007−168733)
【出願日】平成19年6月27日(2007.6.27)
【出願人】(506048728)有限会社ホクオーパック (26)
【Fターム(参考)】