説明

組立家屋及びその組立方法

【課題】 組立家屋は、所定の大きさの規格型とすることにより、各種部材を大量生産することができコストをかなり低くすることができるものの、一般的には用途や家族数などに応じて種々の大きさや間取りに構築しなければならず、その大きさに応じた部材を調達する必要が生じる。
【解決手段】 両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱と、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形の梁と、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材と、によって構成したものであって、該梁は、両側面の長手方向に該ホゾ穴に至る深さのスリットをほぼ中央部に設ける。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現地で少ない構成部材により任意の大きさに組み立てることを目的とした組立家屋及びその組立方法に関する。本発明に係る組立家屋としては、一般住居用家屋の他、仮設住宅、勉強部屋、作業部屋、物置、車庫などに供し、これらの連棟を構成する場合も含む。

【背景技術】
【0002】
従来の組立家屋としては、骨組みとして軽量鉄骨を用い、合板等で壁面を形成する構造が一般的であり、仮設住宅などに広く利用されている。また、特許文献1に示すようにプレカットした木材で構造体を構築する方法がある。

【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−13624
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
組立家屋は、所定の大きさの規格型とすることにより、各種部材を大量生産することができコストをかなり低くすることができる。しかしながら、一般的には用途や家族数などに応じて種々の大きさや間取りに構築しなければならず、その大きさに応じた部材を調達する必要が生じる。
【0005】
一般的なプレハブ住宅おいても、規格化することによってコスト低減を図っているが、単一の規格型だけでは需要に対応できないため、複数の規格型を提案しているのが実情である。
【0006】
このため、規格型とした場合であっても、単一の場合と複数の場合では、共有できる部材があるものの、複数の規格型に対応するためには製造コスト、輸送コスト、保管コスト、管理コストなどに大きく影響する。

【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで本発明者は上記問題に鑑み鋭意研究の結果、本発明を成し得たものであり、その特徴とするところは、両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱と、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形の梁と、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材と、によって構成したものであって、該梁は、両側面の長手方向に該ホゾ穴に至る深さのスリットをほぼ中央部に設けたことにある。
【0008】
また、方法の発明にあっては、両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱と、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形であり且つ両側面の長手方向中央部に該ホゾ穴に至る深さのスリットを設けた梁と、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材と、を主要構成部材とした家屋の組立方法であって、ホゾ穴の中心から周方向に隣り合うホゾ穴の頂点に向かって2ヶ所をスリットに至るまで鋸で切り落とし、周面に切欠を設けた梁に対し、端部をホゾ穴の他の対角線に沿って鋸で切り落として該ホゾ穴の一面を残した突条にすると共に該突条のスリットに至る下半分を鋸で切り落として係止突条部を形成した他の梁を係合させて組み立てることにある。
【0009】
ここで、本明細書中でいう「柱」とは、組立家屋の壁面や間仕切りを構成するもので、天井や屋根を支持する部材をいう。本発明おける柱としては、両端に断面正方形のホゾを備え、対向する周面の長手方向に欠込みを設けた構造である。ホゾは、床面及び天井面を形成するための梁に設けた正方形のホゾ穴に挿通させるものである。また、欠込みは壁材とするさね矧ぎ接合の板材を嵌め込むためのものである。柱は、壁面の他間仕切りや集合住宅として連棟する場合にも利用することがあるため、欠込みは4面全てに設けることで汎用性を高めることができる。
【0010】
「梁」とは、組立家屋の床面や天井面を構成するためのもので、柱のホゾを挿通するための正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形の部材をいう。本発明では、この梁の両側面長手方向にホゾ穴に至る深さのスリットをほぼ中央部に設けている。梁は、床材及び天井材として板材を貼り付けるものであり、格子状に組み合わせる。スリットを設けたことで、直交させたり直線状に連結するときの連結部を鋸で切断するだけで極めて容易に形成することができる。
【0011】
「板材」とは、壁材及び床材や天井材を構成する部材をいう。本発明では、この板材をさね矧ぎとし、立設した柱間の欠込みに落とし込んで壁を形成する。そして、柱の上下に格子状に組んだ梁に、この板材を貼り付けて床材や天井材とする。天井については、防水シートで覆ったり、防水塗料を塗布するなどの方法で雨対策を施す。また、屋根を板材で形成して天井に設置するようにしてもよい。
柱、梁、板材は、杉、桧などの木材やこれらの間伐材を加工したものである。

【発明の効果】
【0012】
本発明に係る組立家屋及びその組立方法は、構造体の主要構成部材として、両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形であり且つ両側面の長手方向中央部に該ホゾ穴に至る深さのスリットを設けた梁、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材、の3種の部材だけで、種々の大きさや形態の家屋を構築することが可能となる。
【0013】
現場での作業は、全て同じ大きさの柱、梁、板材の3種の部材を、鋸挽きとビスや釘打ちするだけで組み立てることができる。特に、仮設住宅など現場で大量にしかも種々の大きさに建築する場合に極めて有効であり、作業性のみならず、管理も容易であり輸送コストなども大きく低減することができる。

【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明に係る組立家屋の一実施例を示す正面図である。(実施例1)
【図2】本発明に係る組立家屋の主要構成部材である柱の斜視図である。
【図3】本発明に係る組立家屋の主要構成部材である梁の斜視図である。
【図4】本発明に係る組立家屋の主要構成部材である板材の斜視図である。
【図5】本発明に係る組立家屋を構築するための基礎杭の施工例であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図6】本発明に係る組立家屋の施工例であり、土台として梁を敷き込む状態を示す斜視図である。
【図7】(a)(b)(c)(d)はそれぞれ梁の接合状態を示す斜視図である。
【図8】(a)は図6に示した土台としての梁に柱を建てた状態を示す斜視図、(b)は柱と梁の補強例を示す斜視図である。
【図9】柱の立ち(垂直)を確認する状態を示す斜視図である。
【図10】柱を固定するために仮筋交で仮止めした状態を示す斜視図である。
【図11】柱間に板材を落とし込んで壁面や間仕切りを形成した状態を示す斜視図である。
【図12】柱間の開口部に引違い戸や窓を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図13】(a)は板材で窓枠を製作した一例を示す部分正面図、(b)は建具の一例を示す部分正面図である。
【図14】柱の頂部に梁を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図15】床面を施工する状態を示す斜視図である。
【図16】天井面を施工する状態を示す斜視図である。
【図17】(a)は天井面を防水シートで覆った状態を示す斜視図、(b)は防水シートを固定する例を示す部分斜視図である。(実施例2)
【図18】(a)は屋根を設けるために天井面に母屋を取り付ける例を示す斜視図、(b)は母屋を連結する例を示す正面図である。(実施例3)
【図19】母屋に垂木を取り付ける例を示す斜視図である。
【図20】垂木に屋根材を取り付けた例を示す斜視図である。
【図21】図1に示した組立家屋の間取りを示す平面図である。
【図22】(a)(b)は本発明に係る組立家屋の間取りの他の例を示す平面図である。(実施例4)
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明は、構造体の主要構成部材として、両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱と、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形であり且つ両側面の長手方向中央部に該ホゾ穴に至る深さのスリットを設けた梁と、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材と、の3種で構成したことにより、上述した課題を解決した。

【実施例1】
【0016】
図1は、本発明に係る組立家屋1の一実施例を示すもので、柱2、梁3、板材4の3種を主要構成部材として構築したものである。本例の組立家屋1は、5400四方の大きさであり、敷地Aに基礎杭Bを打ち込み、この上に構築する例を示しているが、布基礎やべた基礎など特に限定するものではない。
【0017】
主要構成部材としての柱2は、図2に示すように断面正方形で、両端にホゾ21を設け、各周面の長手方向に欠込み22を設けた構造である。本例の柱2は、(単位mm、以下同じ)105角、長さ2700。ホゾ21は28角、高さ30、欠込み22は幅32、深さ15である。
【0018】
梁3は図3に示すように、柱2のホゾ21を挿通させる貫通した正方形のホゾ穴31を等間隔に設け、両端をホゾ穴31の一対角線に沿って切り落とした平面視等脚台形の部材である。そして、両側面の長手方向中央部にホゾ穴31に至る深さのスリット32を設けている。本例の梁3は、105角、台形として上底が2595、下底が2805であり、30角のホゾ穴31を900間隔で設けている。また、スリット32は幅2でホゾ穴31に至る深さ37.5である。
【0019】
板材4は図4に示すように、一方の側部にさね(実)41、他方の側部に溝42を設けたさね矧ぎ接合の板である。本例の板材4は、長さ3000、幅105であり、さね41は幅8、高さ5、溝42は幅10、深さ10である。
【0020】
これらの主要構成部材で組立家屋1を構築する場合の施工手順を以下に説明する。
先ず、図5(a)のように基礎杭Bを構築する敷地Aに打ち込む。傾斜地では同図(b)のように基礎杭Bの長さを調節することで、各基礎杭Bの天端高さを水平に揃える。
【0021】
そして、基礎杭B上に床面を形成するための梁3を格子状に組む(図6)。梁3は、かすがいなどで基礎杭Bに固定する。梁3同士の接合はホゾ穴31の位置で行なう。図中の矢印は、図7に示したL型金具33で固定する箇所である。
梁3同士の接合部において、コーナー部は斜めにカットした梁3の端部同士の面接合である[図7(a)]。T字や十字の接合は、同図(b)(c)のようにホゾ穴31の中心から周方向に隣り合うホゾ穴31の頂点に向かう2ヶ所を、スリット32に至るまで鋸で切り落として、周面に切欠34を設ける。該切欠34に接合させる梁3は、ホゾ穴31の一対角線に沿って斜めに切り落とした端部を、ホゾ穴31の他の対角線に沿って鋸で切り落として、該ホゾ穴の一面を残した突条にすると共に該突条のスリットに至る下半分を鋸で切り落として係止突条部35を形成してかみ合わせる。
【0022】
また、梁3を直線状に連結(継ぎ足し)する場合は、同図(d)のようにホゾ穴31の一対角線に沿って斜めに切り落とした端部を、ホゾ穴31の他の対角線に沿ってスリット32に至る半分を鋸で切り落とすことで、これらを相互に連結する。
このように、梁3にスリット32を設けたことにより、鋸による切断だけで極めて簡単に接合部を形成することができ、作業効率が極めて高くなり、工費も大幅に少なくすることができる。
【0023】
次に、基礎杭B上に格子状に組んだ梁3のホゾ穴31にホゾ21を挿通して柱2を建てる[図8(a)]。梁3と柱2は、同図(b)のように板材4を300程度に切断してビスなどで固定するのが好ましい。柱2を建てた後は、図9のように柱2の頂部に梁3を載せることで、柱2の立ち(垂直)を確認する。柱2の立ちを確認した後、図10のように仮筋交23で全ての柱2を仮止めしてから、頂部に載せた梁3を外す。
【0024】
柱2を仮筋交23で仮止めした状態で、柱2間の欠込み22に板材4を落とし込んで壁面及び間仕切りを形成する(図11)。本例では、出入り口や窓などを設ける部分を開けて板材4を嵌め込んでいる。板材4は適宜ビスなどで柱2に固定しておく。このようにして柱2が固定できれば、仮筋交23を外す。
柱2間の欠込み22に対しては、板材4を斜めにして嵌め込むようにしてもよい。この方法では、柱2の頂部に梁3を載せた状態で板材4を嵌め込んで柱2を固定できるため、仮筋交23による柱2の仮止め作業は省略できる。
【0025】
開口部には、扉や窓のサッシを取り付けるが、図12に示すように板材4を利用して引違い戸43や窓44を作って嵌め込んでもよい。窓44としては、例えば図13(a)のように板材4をカットして幅1693、高さ949の窓枠45を作り、板材4を積んで木口に角材を打ち付けた建具46[同図(b)]を取り付ける。
【0026】
開口部には、扉や窓を取り付けた後は、各柱2間の頂部まで板材4を落とし込んで、柱2の頂部に天井面を形成するための梁3を取り付ける(図14)。梁3の接合や柱2との固定は、床面の場合と同じようにL型金具33などで固定する。
【0027】
床面47は、図15のように板材4を敷き詰めて形成する。板材4は梁3に強固に固定することで床組みの剛性を高めることができる。また、天井面48も同様に板材4を敷き詰めて形成する(図16)。

【実施例2】
【0028】
本発明に係る組立家屋1としては、基本的にこれで完成であるが、雨対策として防水塗料を塗布したり、図17(a)のように天井面48に防水シート5を被せる。防水シート5は、適宜板材4で押さえ込み周囲は板材4で固定し[同図(b)]、はみ出した部分をカッターでカットする。

【実施例3】
【0029】
組立家屋1に屋根6を設ける場合、図18(a)のように母屋61を取り付ける。この母屋61は柱2を利用したもので、勾配をつけるために積み重ねる段数を変えている。柱2同士は、同図(b)のように欠込み22を利用して雇い実62で連結している。
【0030】
次に、母屋61に板材4を利用した垂木63を約600程度のピッチで固定し(図19)、この垂木63に板材4を貼り付けて屋根材64とし、図1に示した組立家屋1が完成する(図20)。内部は、図21のように2DKに構成され、流し台や便器などの機器を設置する。

【実施例4】
【0031】
本発明に係る組立家屋1は、主要構成部材として同じ寸法の柱2、梁3、板材4の3種によって、図22のように種々の大きさや形態の家屋を構築することができる。
例えば、同図(a)の4DK(幅5400、奥行き8100)や同図(b)の連棟タイプも容易に構築することができる。

【符号の説明】
【0032】
A 敷地
B 基礎杭
1 組立家屋
2 柱
21 ホゾ
22 欠込み
23 仮筋交
3 梁
31 ホゾ穴
32 スリット
33 L型金具
34 切欠
35 係止突条部
4 板材
41 さね
42 溝
43 引違い戸
44 窓
45 窓枠
46 建具
47 床面
48 天井面
5 防水シート
6 屋根
61 母屋
62 雇い実
63 垂木
64 屋根材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱と、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形の梁と、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材と、によって構成したものであって、該梁は、両側面の長手方向に該ホゾ穴に至る深さのスリットをほぼ中央部に設けたことを特徴とする組立家屋。
【請求項2】
天井材は、防水シートで覆う請求項1記載の組立家屋。
【請求項3】
天井材の上面側に、板材で形成した屋根を設けた請求項1又は2記載の組立家屋。
【請求項4】
両端に断面正方形のホゾを備え少なくとも対向する2つの周面長手方向に欠込みを設けた柱と、該柱のホゾを挿通する正方形の貫通するホゾ穴を等間隔に設けると共に両端を該ホゾ穴の一対角線に沿って切り落とした平面視台形であり且つ両側面の長手方向中央部に該ホゾ穴に至る深さのスリットを設けた梁と、立設した該柱間の欠込みに落とし込む壁材、該柱の上下に組んだ該梁に貼り付ける床材及び天井材とするさね矧ぎ接合の板材と、を主要構成部材とした家屋の組立方法であって、ホゾ穴の中心から周方向に隣り合うホゾ穴の頂点に向かって2ヶ所をスリットに至るまで鋸で切り落とし、周面に切欠を設けた梁に対し、端部をホゾ穴の他の対角線に沿って鋸で切り落として該ホゾ穴の一面を残した突条にすると共に該突条のスリットに至る下半分を鋸で切り落として係止突条部を形成した他の梁を係合させて組み立てることを特徴とする組立家屋の組立方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【公開番号】特開2012−241482(P2012−241482A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−115385(P2011−115385)
【出願日】平成23年5月24日(2011.5.24)
【出願人】(511126073)株式会社ブフィエ (1)