説明

線材コイル搬送システム

【課題】酸洗処理などのために線材コイルを搬送する際に、線材コイルの搬送効率を高めることができる線材コイル搬送システムを提供する。
【解決手段】線材コイル搬送システム1において、それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cに載荷された線材コイル2の結束やばらし作業を行う場合の作業時間が異なっていても、線材コイル2の結束やばらし作業が完了する毎に、それぞれのコイル供給台車をポジションP2A,P2B,P2Cに搬送し、待機しているCフック6に線材コイル2を移載して処理槽に搬入することができるとともに、処理槽で液体処理されたあとの線材コイル2を複数のコイル搬出台車12A,12B,12Cで搬出することができるため、線材コイル2の搬送が円滑になり、線材コイル2の搬送効率を高めることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、酸洗処理などのために線材コイルを搬送する線材コイル搬送システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、酸洗処理などのために線材コイルを搬送する線材コイル搬送システムとして特許出願された例は多数あるが、本発明の新規性や進歩性を説明するために引用可能な特許文献は見当たらないため、現在使用されている「線材コイル搬送システム」のレイアウト図を図4に示すとともに、そのレイアウト説明を背景技術とする。
【0003】
図4に示すように、上記従来の線材コイル搬送システムは、酸洗処理される線材コイル101が、フォークリフトなどにより、載荷ゾーン100において、それぞれのローラコンベヤ102上に載置されているハンガー103に載荷されると、それぞれのローラコンベヤ102は、線材コイル載荷状態のハンガー103を1個単位でタクト送りし、台車104に移載可能なポジションP1まで搬送する。
【0004】
台車104は、ポジションP1においてローラコンベヤ102から移載された線材コイル載荷状態のハンガー103をポジションP2に搬送すると、ポジションP2に待機しているCフック107が、ハンガー103から線材コイル101を受け取って懸架する。この状態で、線材コイル101を懸架した状態のCフック107は、フック移動台車105でポジションP3に移動される。
【0005】
尚、台車104は、ポジションP2からポジションP2Aまで後退し、空状態になったハンガー103をローラコンベヤ102Aに移載する。そのあと、台車104は、ローラコンベヤ102から線材コイル載荷状態のハンガー103を受け取り可能な位置まで後退する。ローラコンベヤ102Aに移載された空状態のハンガー103は、1個単位でタクト送りされ、ポジションP6Aまで搬送される。
【0006】
ポジションP3には、線材コイルを懸架した状態のCフック107を酸洗処理ゾーン109に搬入するための搬入台車108が待機しており、搬入台車108は、線材コイルを懸架した状態のCフック107をフック移動台車105から受け取ったあと、酸洗処理ゾーン109に搬入する。
【0007】
酸洗処理ゾーン109に搬入されたCフック懸架状態の線材コイル101は、酸洗処理ゾーン109に設置されている処理槽で酸洗処理されたあと、ポジションP4に搬送される。Cフック107懸架状態の酸洗処理済みの線材コイル101は、ポジションP4においてCフック搬出台車110に移載されるため、Cフック搬出台車110は、酸洗処理済みの線材コイル101を懸架したCフック107をポジションP4からポジションP5に搬出する。
【0008】
ポジションP5の上部にはCフック搬送台車111が待機しており、Cフック搬送台車111は、ポジションP5において、Cフック搬出台車110から線材コイル101を懸架した状態のCフック107を受け取って懸架し、ポジションP6に搬送する。ポジションP6とポジションP7の間を走行する台車112は、ポジションP6Aにおいて、ローラコンベヤ102Aから移載した空ハンガー103を載置しており、ポジションP6において、Cフック搬送台車111のCフック107から酸洗処理済みの線材コイル101をハンガー103に移載すると、ポジションP7に搬送する。
【0009】
ポジションP7において、台車112は酸洗処理済みの線材コイル101をハンガー103とともにローラコンベヤ102に移載する。ローラコンベヤ102に移載されたハンガー103に載荷の酸洗処理済みの線材コイル101は、搬出ゾーン200において、リフト等によりローラコンベヤ102上のハンガー103から脱荷され、搬出される。線材コイル101が脱荷されたあとの空のハンガー103は、前述の載荷ゾーン100にタクト搬送される。
【0010】
尚、ポジションP6において、Cフック搬送台車111のCフック107から酸洗処理済みの線材コイル101を台車112が移載すると、空状態になったCフック107は、空Cフック移動用台車113により、水洗槽114で水洗されたあと、Cフック置場115に送られる。Cフック置場115のCフック107は、空Cフック移動用台車113により、順次、前述のポジションP2に送られる。
【0011】
以上のような搬送行程を有する従来の線材コイル搬送システムは、次のような問題を有している。
(1)載荷ゾーン100において、それぞれのローラコンベヤ102上のハンガー103に、酸洗処理される線材コイル101を載荷し、予め決められた方法に基づいて線材コイル101の結束やばらし作業が行われる。その載荷、結束、ばらし作業は、ローラコンベヤ102が停止状態で行うことが必要であるため、作業タイミングが限定される。そのため、線材コイル101の搬送効率を高めることができない。
(2)線材コイル101をハンガー103に載荷する作業、及び線材コイル101の結束やばらし作業の作業時間を短くしても、ポジションP1においてローラコンベヤ102から移載された線材コイル載荷状態のハンガー103をポジションP2に搬送する台車104は1台しかないため、線材コイル101の搬送効率を高めることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
そこで本発明では、線材コイルの搬送効率を高めることができる線材コイル搬送システムを提供することを解決すべき課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記課題は、特許請求の範囲の欄に記載した線材コイル搬送システムにより解決することができる。
請求項1に記載の線材コイル搬送システムによれば、載荷位置でコイル供給台車に載荷された線材コイルをフック移載位置まで搬送し当該フック移載位置に待機しているフックに前記線材コイルを移載する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段におけるフック移載位置で前記線材コイルが移載された状態のフックを処理槽に搬入することによって当該線材コイルを液体処理する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段により前記処理槽で液体処理されたあとの線材コイルを懸架した状態のフックから当該線材コイルを移載することが可能なコイル移載位置まで当該フックを搬送する第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段により搬送された前記線材コイル懸架状態のフックから当該線材コイルを前記コイル移載位置に待機しているコイル搬出台車に移載する第4の搬送手段と、前記第4の搬送手段において前記線材コイルが移載されたコイル搬出台車を線材コイル脱荷位置まで走行させる第5の搬送手段とを有する線材コイル搬送システムにおいて、コイル供給台車は複数台設けられていて、コイル供給台車のそれぞれは、予め決められた前記載荷位置と前記フック移載位置の間を独自の走行路で走行することができる。また、コイル搬出台車は複数台設けられていて、コイル搬出台車のそれぞれは、予め決められた前記コイル移載位置と前記線材コイル脱荷位置の間を独自の走行路で走行することができる。これにより、それぞれのコイル供給台車に載荷された線材コイルの結束やばらし作業を行う場合の作業時間が異なっていても、線材コイルの結束やばらし作業が完了する毎に、それぞれのコイル供給台車をフック移載位置に搬送し、待機しているフックに線材コイルを移載して処理槽に搬入することができるとともに、前記処理槽で液体処理されたあとの線材コイルを複数のコイル搬出台車で搬出することができるため、線材コイルの搬送が円滑になり、線材コイルの搬送効率を高めることができる。
【0014】
請求項2に記載の線材コイル搬送システムによれば、線材コイルの処理量に応じて、空状態のフックの供給や、一時格納をするためのフック数量調整手段を設けたため、線材コイルの処理量が増減しても、線材コイルの搬送を円滑にすることができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、それぞれのコイル供給台車に載荷された線材コイルの結束やばらし作業を行う場合の作業時間が異なっていても、それぞれのコイル供給台車において線材コイルの結束やばらし作業が完了する毎に、それぞれのコイル供給台車をフック移載位置に搬送し、待機しているフックに線材コイルを移載して処理槽に搬入することができるため、線材コイルの搬送効率を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、線材コイル搬送システムの実施の形態のシステムレイアウトを示した平面図であり、図2は、図1の正面図である。
線材コイル搬送システム1は、酸洗処理される線材コイル2が、載荷ゾーン3において、フォークリフトなどにより、それぞれのコイル供給台車4A,4B,4C上のハンガー5に載荷されると、それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cに載荷された線材コイル2は、予め決められている作業手順で、結束作業やばらし作業が行われる。それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cにおいて線材コイル2の結束作業やばらし作業が完了すると、それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cは、ポジションP1A,P1B,P1Cから、それぞれの地上レール4AR、4BR,4CR上を走行し、線材コイル載荷状態のハンガー5をポジションP2A,P2B,P2Cに搬送する。尚、それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cには2基のハンガー5が装備されている。
【0017】
それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cが、ポジションP2A,P2B,P2Cまで走行すると、それぞれのポジションP2A,P2B,P2Cの何れかに待機しているCフック6が、ハンガー5から線材コイル2を受け取って懸架する。この状態で、線材コイル2を懸架した状態のCフック6は、図2に示している上部レール7を走行するCフック移動台車8でポジションP3に移動される。尚、コイル供給台車4A,4B,4Cのそれぞれは、ポジションP2A,P2B,P2Cにおいて線材コイル2をCフック6に渡したあと、ポジションP1A,P1B,P1Cに戻り、次の線材コイル2の載荷を待つ。
【0018】
尚、ポジションP1A,P1B,P1Cにおいて、フォークリフトなどによりそれぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cのハンガー5に線材コイル2が載荷された場合の線材コイル2の向きと、ポジションP2A,P2B,P2Cにおいて、コイル供給台車4A,4B,4Cのハンガー5からCフック移動台車8で移動されるCフック6が線材コイル2を受け取る場合の線材コイル2の向きとが180度異なる。そのため、コイル供給台車4A,4B,4CはポジションP1A,P1B,P1CからポジションP2A,P2B,P2Cに線材コイル載荷状態のハンガー5を搬送する場合、ポジションP2A,P2B,P2Cの手前でハンガー5を180度回動させる。
【0019】
ポジションP3には、線材コイル2を懸架した状態のCフック6を、図示していない酸洗処理ゾーンに搬入するための搬入台車9が待機しており、搬入台車9は、線材コイル2を懸架した状態のCフック6をフック移動台車8から受け取ったあと、地上レール9Rを走行して酸洗処理ゾーンに搬入する。
【0020】
酸洗処理ゾーンに搬入されたCフック懸架状態の線材コイル2は、酸洗処理ゾーンに設置されている図示していない処理槽で酸洗処理されたあと、Cフック搬出台車10に移載されるため、Cフック搬出台車10は、地上レール10Rを走行し、酸洗処理済みの線材コイル2を懸架した状態のCフック6をポジションP4に搬出する。
【0021】
尚、ポジションP4の近くには、線材コイルの処理量に応じて、空状態のフックの供給や一時格納をするために、複数の空フックを置いておく図示していないフック数量調整手段を設け、線材コイルの処理量が増えた場合は、フック数量調整手段の空フックをCフック搬出台車10に移載して搬送経路に入れる。反面、線材コイルの処理量が少ない場合は余分なCフックをフック数量調整手段に一時格納する。これにより、線材コイルの処理量が増減しても、線材コイルの搬送を円滑にすることができる。
【0022】
図1、図2に示すように、ポジションP4の上部を走行するCフック搬送台車11は、ポジションP4において、Cフック搬出台車10から線材コイル懸架状態のCフック6を受け取り、上部レール7を走行してポジションP5A,P5B,P5Cの何れかに搬送する。ポジションP5AとP6A間を走行するコイル搬出台車12A、ポジションP5BとP6B間を走行するコイル搬出台車12B、ポジションP5CとP6C間を走行するコイル搬出台車12Cが、それぞれ地上レール12AR、12BR,12CRを走行し、ポジションP5A,P5B,P5Cに到着すると、Cフック搬送台車11は、Cフック6から線材コイル2をそれぞれのコイル搬出台車12A,12B,12C上のハンガー13に移載する。尚、それぞれのコイル搬出台車12A,12B,12Cには、2基のハンガー13が装備されている。
【0023】
コイル搬出台車12A,12B,12Cは、ハンガー13に移載された線材コイル2をポジションP5A,P5B,P5Cから脱荷ポジションであるポジションP6A,P6B,P6Cに搬出すると、線材コイル2は、リフト等によりハンガー13から脱荷され、搬出される。
【0024】
尚、ポジションP5A,P5B,P5Cにおいて、Cフック搬送台車11のCフック6の線材コイル2がそれぞれのコイル搬出台車12A,12B,12Cのハンガー13に移載される場合の線材コイル2の向きと、ポジションP6A,P6B,P6Cにおいて、リフト等によりコイル搬出台車12A,12B,12Cのハンガー13から線材コイル2を脱荷する場合の線材コイル2の向きとが180度異なるため、コイル搬出台車12A,12B,12Cは、ポジションP5A,P5B,P5CとポジションP6A,P6B,P6Cの間を走行する途中で、ハンガー13を180度回動させる。
【0025】
尚、前述のCフック搬送台車11から前述のコイル搬出台車12A,12B,12Cの何れかに線材コイル3が移載されて空状態になったCフック6は、上部レール7を走行する空Cフック移動台車14(図2参照)により、水洗槽15に搬送され、水洗されたあと、前述のポジションP2A,P2B,P2Cに送られ、前記コイル供給台車4A,4B,4Cによる線材コイル2の供給を待つ。
【0026】
図3は、前述のCフック移動台車8及びCフック搬送台車11と、前述のコイル供給台車4A,4B,4C及びコイル搬出台車12A,12B,12Cの関係を示した側面図である。
前述のように、Cフック移動台車8、Cフック搬送台車11は上部レール7を走行するとともに、モータ20により駆動される巻取装置21によりCフック6を昇降させる。これにより、Cフック移動台車8、Cフック搬送台車11がCフック6を移動、搬送する場合、Cフック6の高さ位置はポジションH1に位置決めされる。また、Cフック移動台車8が前述のコイル供給台車4A,4B,4Cのハンガー5から線材コイル2を受け取る場合、及びCフック搬送台車11が前述のコイル搬出台車12A,12B,12Cのハンガー13に線材コイル2を移載する場合のCフック6の高さ位置はポジションH2に位置決めされる。
【0027】
尚、支柱22,23にはシリンダ22S,23Sが取り付けられており、このシリンダ22S,23Sは、Cフック6が前述のコイル供給台車4A,4B,4Cのハンガー5から線材コイル2を移載し、懸架したあと、Cフック6を少し持ち上げてハンガー5から線材コイル2の荷重分を除き、ハンガー5の動きを円滑にする役目をしている。
【0028】
また、前述のように、コイル供給台車4A,4B,4Cのハンガー5、及びコイル搬出台車12A,12B,12Cのハンガー13を180度回動させるためのモータ24が各台車の基台中央部に取り付けられている。
【0029】
以上のように、複数のコイル供給台車4A,4B,4Cが、それぞれの走行路を走行して酸洗処理前の線材コイルを供給するとともに、複数のコイル搬出台車12A,12B,12Cが、それぞれの走行路を走行して酸洗処理後の線材コイルを搬出することができるため、それぞれのコイル供給台車4A,4B,4Cに載荷された線材コイル2の結束やばらし作業を行う場合の作業時間が異なっていても、線材コイル2の結束やばらし作業が完了する毎に、それぞれのコイル供給台車をフック移載位置に搬送し、待機しているフックに線材コイルを移載して処理槽に搬入することができるとともに、酸洗処理されたあとの線材コイルを複数のコイル搬出台車12A,12B,12Cで搬出することができるため、線材コイルの搬送が円滑になり、線材コイルの搬送効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】線材コイル搬送システムの平面レイアウト図である。
【図2】線材コイル搬送システムの正面レイアウト図である。
【図3】Cフック移動台車及びCフック搬送台車と、コイル供給台車4A,4B,4C及びコイル搬出台車12A,12B,12Cの関係を示した側面図である。
【図4】従来の線材コイル搬送システムの平面レイアウト図である。
【符号の説明】
【0031】
1 線材コイル搬送システム
2 線材コイル
3 載荷ゾーン
4A,4B,4C コイル供給台車
5 ハンガー
6 Cフック
7 上部レール
8 フック移動台車
9 搬入台車
10 Cフック搬出台車
11 Cフック搬送台車
12A,12B,12C コイル搬出台車
13 ハンガー
14 空Cフック移動台車

【特許請求の範囲】
【請求項1】
載荷位置でコイル供給台車に載荷された線材コイルをフック移載位置まで搬送し当該フック移載位置に待機しているフックに前記線材コイルを移載する第1の搬送手段と、前記第1の搬送手段におけるフック移載位置で前記線材コイルが移載された状態のフックを処理槽に搬入することによって当該線材コイルを液体処理する第2の搬送手段と、前記第2の搬送手段により前記処理槽で液体処理されたあとの線材コイルを懸架した状態のフックから当該線材コイルを移載することが可能なコイル移載位置まで当該フックを搬送する第3の搬送手段と、前記第3の搬送手段により搬送された前記線材コイル懸架状態のフックから当該線材コイルを前記コイル移載位置に待機しているコイル搬出台車に移載する第4の搬送手段と、前記第4の搬送手段において前記線材コイルが移載されたコイル搬出台車を線材コイル脱荷位置まで走行させる第5の搬送手段とを有する線材コイル搬送システムであって、
前記コイル供給台車は複数台設けられていて、コイル供給台車のそれぞれは、予め決められた前記載荷位置と前記フック移載位置の間を独自の走行路で走行し、
前記コイル搬出台車は複数台設けられていて、コイル搬出台車のそれぞれは、予め決められた前記コイル移載位置と前記線材コイル脱荷位置の間を独自の走行路で走行することを特徴とする線材コイル搬送システム。
【請求項2】
請求項1に記載の線材コイル搬送システムであって、線材コイルの処理量に応じて、空状態のフックの供給や、一時格納をするためのフック数量調整手段を設けたことを特徴とする線材コイル搬送システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−327086(P2007−327086A)
【公開日】平成19年12月20日(2007.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−157855(P2006−157855)
【出願日】平成18年6月6日(2006.6.6)
【出願人】(000142883)株式会社五十鈴製作所 (14)
【Fターム(参考)】