説明

置換チエン−3−イル−スルホニルアミノ(チオ)−カルボニルトリアゾリン(チ)オンおよび毒性緩和剤をベースとする選択的除草剤

【課題】置換チエン−3−イルスルホニルアミノ(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オン系除草剤の作物適合性が改善された組成物の提供。
【解決手段】式(I)の化合物及び式(I)の化合物の塩[Q、Qは酸素またはイオウ、R、R、RおよびRは無置換あるいは1個から6個の炭素からなるアルキル、シアノ、ハロゲン、アルコキシで置換された1個から6個の炭素からなるアルキル、アルケニル、アルキニルなどを表す。]とメフェンピル−ジエチル、クロキンセト−メキシル、フリラゾール、AD−67、MON−7400などの薬害軽減剤を組み合わせた組成物を調製する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、置換チエン−3−イルスルホニルアミノ(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オンおよび、作物適合性を改善し、かつ有用な植物の様々な収穫において雑草の制御に特に良好な結果を伴って用いることができる、少なくとも1種類の化合物を含む新規選択的除草性活性化合物の組合せに関する。
【背景技術】
【0002】
置換チエン−3−イルスルホニルアミノ(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オンは有効な除草剤として既に公知である(WO−A−01/05788を参照)。しかしながら、これらの化合物の活性および/またはそれらの作物との適合性は、全ての条件の下で、十分に満足できるものではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】WO01/05788
【発明の概要】
【0004】
驚くべきことに、今や、特定の置換チエン−3−イルスルホニルアミノ−(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オンが、以下に説明される作物植物適合性改善性化合物(毒性緩和剤/解毒剤)と共に用いられるとき、作物に対する損傷を極めて良好に防止し、かつ有用な植物の収穫、例えば、穀類およびトウモロコシにおける雑草の選択的制御に広スペクトル組合せ調製品として特に有利に用いることができるが見出されている。
【0005】
本発明は、
(a)式(I)の置換チエン−3−イルスルホニルアミノ(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オン
【0006】
【化1】

(ここで、
は、O(酸素)またはS(イオウ)を表し、
は、O(酸素)またはS(イオウ)を表し、
は、場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、1個から6個の炭素原子を有するアルキルを表わすか、各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されている、各々の場合において2個から6個の炭素原子を有するアルケニルもしくはアルキニルを表わすか、各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されている、各々の場合において3個から6個の炭素原子をシクロアルキル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキルを表すか、各々の場合において場合によってはニトロ−、シアノ−、ハロゲン−、C−C−アルキル−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において6もしくは10個の炭素原子をアリール基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するアリールもしくはアリールアルキルを表すか、または各々の場合において場合によってはニトロ−、シアノ−、ハロゲン−、C−C−アルキル−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において最高6個までの炭素原子および、さらに、1個から4個の窒素原子および/または1個もしくは2個の酸素もしくはイオウ原子をヘテロシクリル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアルキルを表し、
は、水素、シアノ、ニトロ、ハロゲンを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において1個から6個の炭素原子をアルキル基内に有するアルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホニルを表すか、または各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されている、各々の場合において2個から6個の炭素原子をアルケニルもしくはアルキニル基内に有するアルケニル、アルキニル、アルケニルオキシもしくはアルキニルオキシを表し、
は、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を表すか、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−、C−C−アルキル−カルボニル−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、1個から6個の炭素原子を有するアルキルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されている、2個から6個の炭素原子を有するアルケニルもしくはアルキニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、各々の場合において1個から6個の炭素原子をアルキル基内に有するアルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノもしくはアルキルカルボニルアミノを表すか、各々の場合において3個から6個の炭素原子をアルケニルもしくはアルキニル基内に有するアルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、アルケニルアミノもしくはアルキニルアミノを表すか、各々場合において1個から4個の炭素原子をアルキル基内に有するジアルキルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはメチル−および/もしくはエチル−置換されているアジリジノ、ピロリジノ、ピペリジノおよび/もしくはモルホリノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−および/もしくはC−C−アルキル−置換されている、各々の場合において3個から6個の炭素原子をシクロアルキルもしくはシクロアルケニル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するシクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルチオ、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアルコキシ、シクロアルキルアルキルチオもしくはシクロアルキルアルキルアミノを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、C−C−アルキル−、トリフルオロメチル−、C−C−アルコキシ−および/もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、各々の場合に6もしくは10個の炭素原子をアリール基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するアリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、アリールアルキルチオ、アリールアミノもしくはアリールアルキルアミノを表し、
は、水素、ヒドロキシル、アミノ、シアノを表すか、C−C10−アルキリデンアミノを表すか、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−、C−C−アルキル−カルボニル−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、1個から6個の炭素原子を有するアルキルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されている、各々の場合において2個から6個の炭素原子を有するアルケニルもしくはアルキニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、各々の場合において1個から6個の炭素原子をアルキル基内に有するアルコキシ、アルキルアミノもしくはアルキル−カルボニルアミノを表すか、3個から6個の炭素原子を有するアルケニルオキシを表すか、各々の場合において1個から4個の炭素原子をアルキル基内に有するジアルキルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−および/もしくはC−C−アルキル−置換されている、各々の場合において3個から6個の炭素原子をアルキル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するシクロアルキル、シクロアルキルアミノもしくはシクロアルキルアルキルを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、C−C−アルキル−、トリフルオロメチル−および/もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において6もしくは10個の炭素原子をアリール基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するアリールもしくはアリールアルキルを表し、または
およびRは、一緒に、場合によっては分岐している、3個から6個の炭素原子を有するアルカンジイルを表す)
− および式(I)の化合物の塩 −
(「群1の活性化合物」)
並びに
(b)以下の化合物の群からの、作物適合性を改善する少なくとも1種類の化合物:
4−ジクロロアセチル−1−オキサ−4−アザ−スピロ[4.5]−デカン(AD−67、MON−4660)、1−ジクロロ−アセチル−ヘキサヒドロ−3,3,8a−トリメチルピロロ[1,2−a]−ピリミジン−6(2H)−オン(ジシクロノン、BAS−145138)、4−ジクロロアセチル−3,4−ジヒドロ3−メチル−2H−1,4−ベンズオキサジン(ベノキサコル)、1−メチル−ヘキシル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート(クロキントセト−メキシル − EP−A−86750、EP−A−94349、EP−A−191736、EP−A−492366におけるやはり関連する化合物を参照)、3−(2−クロロ−ベンジル)−1−(1−メチル−1−フェニル−エチル)−尿素(クミルロン)、α−(シアノメトキシイミノ)−フェニルアセトニトリル(サイオメトリニル)、2,4−ジクロロ−フェノキシ酢酸(2,4−D)、4−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)−酪酸(2,4−DB)、1−(1−メチル−1−フェニル−エチル)−3−(4−メチル−フェニル)−尿素(ダイムロン、ジムロン)、3,6−ジクロロ−2−メトキシ−安息香酸(ジカムバ)、S−1−メチル−1−フェニル−エチルピペリジン−1−チオカルボキシレート(ジメピペレート)、2,2−ジクロロ−N−(2−オキソ−2−(2−プロペニルアミノ)−エチル)−N−(2−プロペニル)−アセトアミド(DKA−24)、2,2−ジクロロ−N,N−ジ−2−プロペニル−アセトアミド(ジクロルミド)、4,6−ジクロロ−2−フェニル−ピリミジン(フェンクロリム)、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−トリクロロ−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキシレート(フェンクロラゾール−エチル − EP−A−174562およびEP−A−346620におけるやはり関連する化合物を参照)、フェニル−メチル2−クロロ−4−トリフルオロメチル−チアゾール−5−カルボキシレート(フルラゾール)、4−クロロ−N−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メトキシ)−α−トリフルオロ−アセトフェノンオキシム(フルキソフェニム)、3−ジクロロアセチル−5−(2−フラニル)−2,2−ジメチルオキサゾリジン(フリラゾール、MON−13900)、エチル4,5−ジヒドロ−5,5−ジフェニル−3−イソキサゾールカルボキシレート(イソキサジフェン−エチル − WO−A−95/07897におけるやはり関連する化合物を参照)、1−(エトキシカルボニル)−エチル−3,6−ジクロロ−2−メトキシベンゾエート(ラクチジクロル)、(4−クロロ−o−トリルオキシ)−酢酸(MCPA)、2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)−プロピオン酸(メコプロプ)、ジエチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−4,5−ジヒドロ5−メチル−1H−ピラゾール−3,5−ジカルボキシレート(メフェンピル−ジエチル − WO−A−91/07874におけるやはり関連する化合物を参照)、2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(MG−191)、2−プロペニル−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン4−カルボジチオエート(MG−838)、1,8−ナフタレン酸無水物、α−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メトキシイミノ)−フェニルアセトニトリル(オキサベトリニル)、2,2−ジクロロ−N−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メチル)−N−(2−プロペニル)−アセトアミド(PPG−1292)、3−ジクロロアセチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン(R−28725)、3−ジクロロアセチル−2,2,5−トリメチル−オキサゾリジン(R−29148)、4−(4−クロロ−o−トリル)−酪酸、4−(4−クロロ−フェノキシ)−酪酸、ジフェニルメトキシ酢酸、メチルジフェニルメトキシアセテート(MON−7400、US−A−4964893を参照)、エチルジフェニルメトキシアセテート、メチル1−(2−クロロ−フェニル)−5−フェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−イソプロピル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−(1,1−ジメチルエチル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−フェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(EP−A−269806およびEP−A−333131におけるやはり関連する化合物を参照)、エチル5−(2,4−ジクロロ−ベンジル)−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート、エチル5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート、エチル5−(4−フルオロ−フェニル)−5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート(WO−A−91/08202におけるやはり関連する化合物を参照)、1,3−ジメチルブト−1−イル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、4−アリルオキシ−ブチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、1−アリルオキシ−プロプ−2−イル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、メチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、エチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、アリル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、2−オキソ−プロプ−1−イル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、ジエチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−マロネート、ジアリル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−マロネート、ジエチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−マロネート(EP−A−582198におけるやはり関連する化合物を参照)、4−カルボキシ−クロマン−4−イル−酢酸(AC−304415、EP−A−613618を参照)、4−クロロ−フェノキシ酢酸、3,3’−ジメチル4−メトキシベンゾフェノン、1−ブロモ−4−クロロメチルスルホニル−ベンゼン、1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)−フェニル]−3−メチル−尿素(別名N−(2−メトキシベンゾイル)−4−[(メチルアミノ−カルボニル)−アミノ]−ベンゼンスルホンアミド)、1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)−フェニル]−3,3−ジメチル尿素、1−[4−(N−4,5−ジメチルベンゾイルスルファモイル)−フェニル]−3−メチル−尿素、1−[4−(N−ナフチルスルファモイル)−フェニル]−3,3−ジメチル尿素、N−(2−メトキシ5−メチル−ベンゾイル)−4−(シクロプロピル−アミノカルボニル)−ベンゼンスルホンアミド、
および/または以下の式(IIa)
【0007】
【化2】

もしくは式(IIb)
【0008】
【化3】

もしくは(IIc)
【0009】
【化4】

の化合物
(ここで、
nは、0から5の数字を表し、
は、以下に示される二価複素環基のうちの1つを表し、
【0010】
【化5】

は、場合によってはC−C−アルキル−および/もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、1個もしくは2個の炭素原子を有するアルカンジイルを表し、
は、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルアミノまたはジ−(C−C−アルキル)−アミノを表し、
は、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、各々の場合において場合によってはC−C−アルキル、C−C−アルコキシもしくはC−C−アルケンオキシ−置換されているC−C−アルコキシ、C−C−アルケンオキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルアミノまたはジ−(C−C−アルキル)−アミノを表し、
は、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキルを表し、
は、水素、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ジオキソラニル−C−C−アルキル、フリル、フリル−C−C−アルキル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニル、または場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−もしくはC−C−アルキル−置換されているフェニルを表し、
は、水素、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ジオキソラニル−C−C−アルキル、フリル、フリル−C−C−アルキル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニル、または場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−もしくはC−C−アルキル−置換されているフェニルを表すか、またはRと共にC−C−アルカンジイルもしくはC−C−オキサアルカンジイルを表し、その各々はC−C−アルキル、フェニル、フリル、融合ベンゼン環、もしくはそれらが結合するC原子と共に5−もしくは6−員炭素環を形成する2つの置換基で場合によっては置換され、
10は、水素、シアノ、ハロゲンを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−シクロアルキルもしくはフェニルを表し、
11は、水素、場合によってはヒドロキシル−、シアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、C−C−シクロアルキルまたはトリ−(C−C−アルキル)−シリルを表し、
12は、水素、シアノ、ハロゲンを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−シクロアルキルもしくはフェニルを表し、
は、ニトロ、シアノ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
は、水素、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
は、水素、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
ここで、Xは好ましくは(2)および(4)位に見出され、Xは好ましくは(5)位に見出され、およびXは(2)位に見出される)
および/または以下の
式(IId)
【0011】
【化6】

もしくは式(IIe)
【0012】
【化7】

の化合物
(ここで、
nは、ここでも0から5の数字を表し、
13は、水素またはC−C−アルキルを表し、
14は、水素またはC−C−アルキルを表し、
15は、水素、各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−Cアルキルアミノもしくはジ−(C−C−アルキル)−アミノ、または各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されているC−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルキルオキシ、C−C−シクロアルキルチオもしくはC−C−シクロアルキルアミノを表し、
16は、水素、場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されているC−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、または場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されているC−C−シクロアルキルを表し、
17は、水素、場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されているC−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されているC−C−シクロアルキル、または場合によってはニトロ−、シアノ−、ハロゲン−、C−C−アルキル−、C−C−ハロゲノアルキル−、C−C−アルコキシ−もしくはC−C−ハロゲノアルコキシ−置換されているフェニルを表すか、またはR16と共に各々の場合において場合によってはC−C−アルキル−置換されているC−C−アルカンジイルもしくはC−C−オキサアルカンジイルを表し、
は、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、並びに
は、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
ここで、Xは好ましくは(2)および/または(5)位に位置する)
(「群2の活性化合物」)
を含む活性化合物の組合せの有効量を特徴とする、選択的除草剤組成物を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0013】
これらの定義において、炭化水素鎖、例えば、アルキルまたはアルカンジイルは、各々の場合において直鎖または(ヘテロ原子との組合せで、例えば、アルコキシを含む)分岐鎖である。
【0014】
式(I)との関連で上に列挙される基の好ましい意味を以下に定義する。
【0015】
は、好ましくは、O(酸素)またはS(イオウ)を表す。
【0016】
は、好ましくは、O(酸素)またはS(イオウ)を表す。
【0017】
は、好ましくは、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−もしくは塩素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メチル−もしくはエチル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルもしくはシクロヘキシルメチルを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、トリフルオロメチル−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、ジフルオロメトキシもしくはトリフルオロメトキシ置換されているフェニル、フェニルメチルもしくはフェニルエチルを表すか、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルメチルを表し、ここで、ヘテロシクリル基は各々の場合においてオキセタニル、チエタニル、フリル、テトラヒドロフリル、チエニル、テトラヒドロチエニルからなる群より選択される。
【0018】
は、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−もしくはi−プロポキシカルボニル、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニルを表し、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−もしくは塩素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニル、ブチニル、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、プロピニルオキシもしくはブチニルオキシを表す。
【0019】
は、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、アセチル−、プロピオニル−、n−もしくはi−ブチロイル、メトキシカルボニル−、エトキシカルボニル−、n−もしくはi−プロポキシカルボニル−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているエテニル、プロペニル、ブテニル、エチニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、メトキシカルボニル−、エトキシカルボニル−、n−もしくはi−プロポキシカルボニル−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピル−アミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、アセチルアミノもしくはプロピオニルアミノを表すか、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、エチニルオキシ、プロピニルオキシ、ブチニルオキシ、プロペニルチオ、ブテニルチオ、プロピニルチオ、ブチニルチオ、プロペニルアミノ、ブテニルアミノ、プロピニルアミノもしくはブチニルアミノを表すか、ジメチルアミノ、ジエチルアミノもしくはジプロピルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−および/もしくはエチル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロプロピルチオ、シクロブチルチオ、シクロペンチルチオ、シクロヘキシルチオ、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシ、シクロプロピルメチルチオ、シクロブチルメチルチオ、シクロペンチルメチルチオ、シクロヘキシルメチルチオ、シクロプロピルメチルアミノ、シクロブチルメチルアミノ、シクロペンチルメチルアミノもしくはシクロヘキシルメチルアミノを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、トリフルオロメチル−、メトキシもしくはメトキシカルボニル−置換されているフェニル、ベンジル、フェノキシ、ベンジルオキシ、フェニルチオ、ベンジルチオ、フェニルアミノもしくはベンジルアミノを表す。
【0020】
は、好ましくは、水素、ヒドロキシル、アミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素、塩素、および/もしくは臭素−置換されているエテニル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノを表すか、プロペニルオキシもしくはブテニルオキシを表すか、ジメチルアミノもしくはジエチルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−および/もしくはエチル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルもしくはシクロヘキシルメチルを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−、トリフルオロメチル−および/もしくはメトキシ置換されているフェニルもしくはベンジルを表す。
【0021】
およびRは一緒に、好ましくは、トリメチレン(プロパン−1,3−ジイル)、テトラメチレン(ブタン−1,4−ジイル)またはペンタメチレン(ペンタン−1,5−ジイル)を表す。
【0022】
は、特に好ましくは、O(酸素)を表す。
【0023】
は、特に好ましくは、O(酸素)を表す。
【0024】
は、特に好ましくは、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表す。
【0025】
は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素を表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表す。
【0026】
は、特に好ましくは、水素、塩素、臭素を表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−もしくは塩素−置換されているエテニル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノを表すか、プロペニルオキシ、プロピニルオキシ、プロペニルチオ、プロピニルチオ、プロペニルアミノもしくはプロピニルアミノを表すか、ジメチルアミノもしくはジエチルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−置換されているシクロプロピル、シクロプロピルオキシ、シクロプロピルメチルもしくはシクロプロピルメトキシを表す。
【0027】
は、特に好ましくは、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−もしくは塩素−置換されているエテニル、プロペニルもしくはプロピニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシを表すか、メチルアミノを表すか、またはシクロプロピルを表す。
【0028】
最も好ましくは、RおよびRがメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表す。
【0029】
群1の好ましい活性成分は、特には、Q、Q、R、R、RおよびRが好ましいものとして上に示される意味を有する式(I)の化合物のナトリウム、カリウム、マグネシウム、カルシウム、アンモニウム、C−C−アルキルアンモニウム−、ジ−(C−C−アルキル)アンモニウム−、トリ−(C−C−アルキル)アンモニウム、テトラ−(C−C−アルキル)アンモニウム、トリ−(C−C−アルキル)スルホニウム−、C−もしくはC−シクロアルキルアンモニウムおよびジ−(C−C−アルキル)−ベンジルアンモニウム塩でもある。
【0030】
本発明による活性化合物成分としてとりわけ好ましい式(I)の化合物の例を下記表1に列挙する。
【0031】
【表1】


【0032】
表1からの化合物のナトリウム塩が本発明による活性化合物成分としてとりわけ強調される。
【0033】
式(IIa)、(IIb)、(IIc)、(IId)および(IIe)の作物適合性を改善する化合物(「除草剤毒性緩和剤」)に関連して上に列挙される基の好ましい意味を以下に定義する。
【0034】
nは、好ましくは、数字0、1、2、3または4を表す。
【0035】
は、好ましくは、各々の場合において場合によってはメチル−、エチル−、メトキシカルボニル−もしくはエトキシカルボニル−置換されているメチレンもしくはエチレンを表す。
【0036】
は、好ましくは、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、ジメチルアミノまたはジエチルアミノを表す。
【0037】
は、好ましくは、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、ジメチルアミノまたはジエチルアミノを表す。
【0038】
は、好ましくは、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表す。
【0039】
は、好ましくは、水素を表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−および/もしくは塩素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、メトキシメチル、エトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、ジオキソラニルメチル、フリル、フリルメチル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニルを表すか、または場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、n−、i−、s−もしくはt−ブチル−置換されているフェニルを表す。
【0040】
は、好ましくは、水素、各々場合において場合によってはフッ素−および/もしくは塩素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、メトキシメチル、エトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、ジオキソラニルメチル、フリル、フリルメチル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニル、または場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、n−、i−、s−もしくはt−ブチル−置換されているフェニルを表すか、または、Rと共に、メチル、エチル、フリル、フェニル、融合ベンゼン環で場合によっては置換されるか、もしくはそれらが結合するC原子と共に5−もしくは6−員炭素環を形成する2つの置換基で置換される基−CH−O−CH−CH−および−CH−CH−O−CH−CH−を表す。
【0041】
10は、好ましくは、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルもしくはフェニルを表す。
【0042】
11は、好ましくは、水素、場合によってはヒドロキシル−、シアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表す。
【0043】
12は、好ましくは、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルもしくはフェニルを表す。
【0044】
は、好ましくは、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表す。
【0045】
は、好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表す。
【0046】
は、好ましくは、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表す。
【0047】
13は、好ましくは、水素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表す。
【0048】
14は、好ましくは、水素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表す。
【0049】
15は、好ましくは、水素、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、ジメチルアミノもしくはジエチルアミノ、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロプロピルチオ、シクロブチルチオ、シクロペンチルチオ、シクロヘキシルチオ、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノまたはシクロヘキシルアミノを表す。
【0050】
16は、好ましくは、水素、各々の場合において場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチル、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−もしくは臭素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表す。
【0051】
17は、好ましくは、水素を表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチル、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−もしくは臭素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル、または場合によってはニトロ−、シアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、n−、i−、s−もしくはt−ブチル−、トリフルオロメチル−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、ジフルオロメトキシもしくはトリフルオロメトキシ置換されているフェニルを表すか、または、R16と共に、各々の場合において場合によってはメチル−もしくはエチル−置換されているブタン−1,4−ジイル(トリメチレン)、ペンタン−1,5−ジイル、1−オキサ−ブタン−1,4−ジイルもしくは3−オキサ−ペンタン−1,5−ジイルを表す。
【0052】
は、好ましくは、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表す。
【0053】
は、好ましくは、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表す。
【0054】
本発明による除草剤毒性緩和剤としてとりわけ好ましい式(IIa)の化合物の例を下記表2に列挙する。
【0055】
【表2】



【0056】
本発明による除草剤毒性緩和剤としてとりわけ好ましい式(IIb)の化合物の例を下記表3に列挙する。
【0057】
【表3】



【0058】
本発明による除草剤毒性緩和剤としてとりわけ好ましい化合物(IIc)の例を下記表4に列挙する。
【0059】
【表4】


【0060】
本発明による除草剤毒性緩和剤としてとりわけ好ましい式(IId)の化合物の例を下記表5に列挙する。
【0061】
【表5】



【0062】
本発明による除草剤毒性緩和剤としてとりわけ好ましい式(IIe)の化合物の例を下記表6に列挙する。
【0063】
【表6】



【0064】
本発明による毒性緩和剤として用いようとする一般式(IIa)の化合物は公知であり、および/またはそれ自体公知の方法によって調製することができる(WO−A−91/07874、WO−A−95/07897を参照)。
【0065】
本発明による毒性緩和剤として用いようとする一般式(IIb)の化合物は公知であり、および/またはそれ自体公知の方法によって調製することができる(EP−A−191736を参照)。
【0066】
本発明による毒性緩和剤として用いようとする一般式(IIc)の化合物は公知であり、および/またはそれ自体公知の方法によって調製することができる(DE−A−22180974、DE−A−2350547を参照)。
【0067】
本発明による毒性緩和剤として用いようとする一般式(IId)の化合物は公知であり、および/またはそれ自体公知の方法によって調製することができる(DE−A−19621522/US−A−6235680/WO97/45016を参照)。
【0068】
本発明による毒性緩和剤として用いようとする一般式(IIe)の化合物は公知であり、および/またはそれ自体公知の方法によって調製することができる(WO−A−99/66795/US−A−6251827を参照)。
【0069】
各々の場合において式(I)の活性化合物のうちの1種類および各々の場合において上に定義される毒性緩和剤のうちの1種類の、本発明による選択的に除草性の組合せの例を下記表7に列挙する。
【0070】
【表7】





【0071】
驚くべきことに、今や、一般式(I)の置換チエン−3−イルスルホニルアミノ(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オンおよび/またはそれらの塩および上に列挙される群(2)の毒性緩和剤(解毒剤)の上に定義される活性化合物の組合せが、作物が非常に良好に耐容性を示しながら、特に高い除草活性を有し、かつ様々な作物、特には穀物(特にはコムギ)およびトウモロコシにおいて、しかしながらダイズ、ジャガイモおよびコメにおいても用いることができることが見出されている。
【0072】
作物に対する除草剤の損傷効果と拮抗することが可能である多数の公知毒性緩和剤または解毒剤から、それが、特には、作物に対する置換チエン−3−イルスルホニルアミノ(チオ)カルボニルトリアゾリン(チ)オンの損傷効果を雑草に対する除草活性に否定的な影響を及ぼすことなしに事実上完全に中和する上記群(2)の化合物であることは驚くことであると考えるべきである。
【0073】
作物として、特には貯蔵穀類植物、例えば、コムギ、オオムギおよびライムギに対する、しかしながらトウモロコシおよびコメに対しても、群(2)からの特に、および最も好ましい組合せパターンの特に有利な効果が強調される。
【0074】
本発明による活性化合物の組合せは、例えば、以下の植物に関して用いることができる:
以下の属の双子葉類雑草:シナピス(Sinapis)、レピジウム(Lepidium)、ガリウム(Galium)、ステラリア(Stellaria)、マトリカリア(Matricaria)、アンテミス(Anthemis)、ガリンソガ(Galinsoga)、ケノポジウム(Chenopodium)、ウルチカ(Urtica)、セネシオ(Senecio)、アマランツス(Amaranthus)、ポルツラカ(Portulaca)、キサンチウム(Xanthium)、コンボルブルス(Convolvulus)、イポモエア(Ipomoea)、ポリゴヌム(Polygonum)、セスバニア(Sesbania)、アムブロシア(Ambrosia)、シルシウム(Cirsium)、カルドゥウス(Carduus)、ソンクス(Sonchus)、ソラヌム(Solanum)、ロピッパ(Rorippa)、ロタラ(Rotala)、リンデルニア(Lindernia)、ラミウム(Lamium)、ベロニカ(Veronica)、アブチロン(Abutilon)、エメクス(Emex)、ダツラ(Datura)、ビオラ(Viola)、ガレオプシス(Galeopsis)、パパアベル(Papaver)、センタウレア(Centaurea)、トリホリウム(Trifolium)、ラヌンクルス(Ranunculus)、タラキサクム(Taraxacum)。
【0075】
以下の属の双子葉類作物:ゴシピウム(Gossypium)、グリシネ(Glycine)、ベタ(Beta)、ダウクス(Daucus)、ファセオルス(Phaseolus)、ピスム(Pisum)、ソラヌム(Solanum)、リヌム(Linum)、イポモエア(Ipomoea)、ビシア(Vicia)、ニコチアナ(Nicotiana)、リコペルシコン(Lycopersicon)、アラキス(Arachis)、ブラシカ(Brassica)、ラクツカ(Lactuca)、ククミス(Cucumis)、クブルビタ(Cuburbita)、ヘリアンツス(Helianthus)。
【0076】
以下の属の単子葉類雑草:エキノクロア(Echinochloa)、セタリア(Setaria)、パニクム(Panicum)、ジギタリア(Digitaria)、フレウム(Phleum)、ポア(Poa)、フェスツカ(Festuca)、エレウシネ(Eleusine)、ブラキアリア(Brachiaria)、ロリウム(Lolium)、ブロムス(Bromus)、アベナ(Avena)、シペルス(Cyperus)、ソルグム(Sorghum)、アグロピロン(Agropyron)、シノドン(Cynodon)、モノコリア(Monochoria)、フィムブリスチリス(Fimbristylis)、サギタリア(Sagittaria)、エレオカリス(Eleocharis)、スシルプス(Scirpus)、パスパルム(Paspalum)、イシェムン(Ischaemum)、スフェノクレア(Sphenoclea)、ダクチロクテニウム(Dactyloctenium)、アグロスチス(Agrostis)、アロペクルス(Alopecurus)、アペラ(Apera)。
【0077】
以下の属の単子葉類作物:オリザ(Oryza)、ゼア(Zea)、トリチクム(Triticum)、ホルデウム(Hordeum)、アベナ(Avena)、セカレ(Secale)、ソルグム(Sorghum)、パニクム(Panicum)、サッカルム(Saccharum)、アナナス(Ananas)、アスパラグス(Asparagus)、アリウム(Allium)。
【0078】
しかしながら、本発明による活性化合物の組合せの使用は決してこれらの属に制限されることはなく、同様にして他の植物に拡張することもできる。本発明によると、トランスジェニック植物および植物変種を含む全ての植物および植物変種であり、トランスジェニック植物および植物変種に対しても相乗効果を生じることは可能である。
【0079】
本発明による活性化合物の組合せの作物適合性の有利な効果は特定の濃度比でとりわけ顕著である。しかしながら、活性化合物の組合せにおける活性化合物の重量比は比較的広い範囲内で変化させることができる。一般には0.001重量部から1000重量部、好ましくは0.01重量部から100重量部、特に好ましくは0.1重量部から50重量部、最も好ましくは1重量部から25重量部の上記群2の下で述べられる作物適合性を改善する化合物(解毒剤/毒性緩和剤)のうちの1種類が、式(I)の活性化合物またはその塩の重量部当たりに存在する。
【0080】
活性化合物または活性化合物の組合せは慣例的な配合物、例えば、溶液、エマルジョン、湿潤性粉末、懸濁液、粉末、散布剤、ペースト、可溶性粉末、顆粒、サスポエマルジョン濃縮液、活性化合物を含浸させた天然および合成材料、並びにポリマー物質製の超微小カプセルに変換することができる。
【0081】
これらの配合物は公知の方法、例えば、活性化合物を増量剤、すなわち、液体溶媒および/または固体担体と、場合によっては表面活性剤、すなわち、乳化剤および/または分散剤および/または泡形成剤を用いて、混合することによって生成する。
【0082】
用いられる増量剤が水である場合、例えば、有機溶媒を補助溶媒として用いることもできる。適切な液体溶媒は、本質的に:芳香族物質、例えば、キシレン、トルエンもしくはアルキルナフタレン、塩素化芳香族物質および塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン、クロロエチレンもしくは塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサンもしくはパラフィン、例えば、石油画分、鉱物および植物油、アルコール、例えば、ブタノールもしくはグリコール、およびその上、それらのエーテルおよびエステル、ケトン、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンもしくはシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えば、ジメチルホルムアミドおよびジメチルスルホキシド、およびその上、水である。
【0083】
適切な固体担体は:
例えば、アンモニウム塩および破砕天然無機質、例えば、カオリン、粘土、タルク、石灰、石英、アタパルガイト、モンモリロナイトもしくは珪藻土、破砕合成無機質、例えば、微細シリカ、アルミナおよびケイ酸塩であり、顆粒に適する固体担体は:例えば、粉砕および分画天然岩石、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石およびドロマイト、並びにその上、無機および有機粗粉の合成顆粒、並びに有機材料の顆粒、例えば、木屑、ココナツの殻、トウモロコシの穂軸およびタバコの葉柄であり;適切な乳化剤および/または泡形成剤は:例えば、非イオン性およびアニオン性乳化剤、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、例えば、アルキルアリールポリグリコールエーテル、アルキルスルホネート、アルキルスルフェート、アリールスルホネートおよびタンパク質加水分解物であり;適切な分散剤は:例えば、リグノスルファイト廃液およびメチルセルロースである。
【0084】
粘着剤、例えば、カルボキシメチルセルロース並びに粉末、顆粒もしくはラテックスの形態の天然および合成ポリマー、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコールおよびポリビニルアセテート、並びにその上、天然リン脂質、例えば、セファリンおよびレシチン、並びに合成リン脂質を配合物中に用いることができる。他の可能な添加物は鉱物および植物油である。
【0085】
着色料、例えば、無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化チタンおよびプルシアンブルー、並びに有機染料、例えば、アリザリン染料、アゾ染料および金属フタロシアニン染料、並びに痕跡栄養素、例えば、鉄、マンガン、ホウ素、銅、コバルト、モリブデンおよび亜鉛の塩を用いることが可能である。
【0086】
これらの配合物は、一般には0.1重量パーセントから95重量パーセント、好ましくは0.5%から90%の毒性緩和剤を含む活性化合物を含有する。
【0087】
本発明による活性化合物の組合せは、一般には、完成した配合物の形態で用いられる。しかしながら、活性化合物の組合せに含まれる活性化合物は、使用時に個々の配合物の状態で、すなわち、タンク混合物の形態で混合することもできる。
【0088】
これらの新規の活性化合物の組合せは、そのようなものとして、またはそれらの配合物において、さらに他の公知除草剤との混合物として用いることができ、ここでも完成配合物またはタンク混合物が可能である。他の公知活性化合物、例えば、殺真菌剤、殺昆虫剤、ダニ駆除剤、殺線虫剤、鳥忌避物質、成長因子、植物栄養素および土壌構造を改善する薬剤との混合物も可能である。特定の用途のため、特には出芽後法において、さらに、配合物におけるさらなる添加物として、植物が耐性である鉱物もしくは植物油(例えば、市販調製品「Rako Binol」)またはアンモニウム塩、例えば、硫酸アンモニウムもしくはチオシアン酸アンモニウムを含めることが有利であり得る。
【0089】
これらの新規の活性化合物の組合せはそのようなものとして、それらの配合物の形態で、またはそれらからさらなる希釈によって調製される使用形態、例えば、即時使用可能溶液、懸濁液、エマルジョン、粉末、ペーストおよび顆粒で用いることができる。それらは慣例的な方法、例えば、洗浄、噴霧、霧吹き、打ち粉または散布によって用いることができる。
【0090】
適用される本発明による活性化合物の組合せの量は特定の範囲内で変化させることができる:それらは、とりわけ、天候および土壌因子に依存する。一般には、適用割合はha当たり0.001kgから5kg、好ましくは、ha当たり0.001kgから1kg、特に好ましくは、ha当たり0.003kgから0.5kgである。
【0091】
本発明による活性化合物の組合せは植物の出芽前後に、すなわち、出芽前および出芽後法によって適用することができる。
【0092】
使用例:
活性化合物または毒性緩和剤成分を、各々の場合において、数ml(一般には、2−3ml)の溶媒(一般には、アセトンまたはN,N−ジメチルホルムアミド)に溶解し、それらの溶液を合わせた後、− 適切であるならば、乳化剤を添加した後 −、所望の濃度まで水で希釈する。一般には、0.1%の添加物Renex−36を用いて水性噴霧液を調製した。
【0093】
(実施例A)
出芽後試験
試験植物を温室内において制御された条件下(温度、光、大気湿度)で成長させる。試験植物に、それらが5cmから15cmの高さに達したとき、噴霧する。噴霧液の濃度は、水500l/haで所望の量の活性化合物が適用されるように選択する。
【0094】
噴霧後、試験植物を植えた鉢を、試験が終了するまで温室内において制御された条件下(温度、光、大気湿度)で保持する。適用の約3週間後、作物に対する損傷の程度を非処理対照の発生と比較した損傷%で評定する。
【0095】
数字は以下を意味する:
0%=損傷なし(非処理対照と同様)
100%=全滅/損傷
【0096】
活性化合物、適用率、試験植物および結果を下記表に示すが、表中で用いられる用語は以下に定義される通りである:
トウモロコシ=トウモロコシ品種「Pioneer」
a.i.=活性成分=活性化合物/毒性緩和剤
【0097】
【表8】

【0098】
(実施例A−2)
出芽後試験
ここでは、0.5%の添加物Renex−36を含有する噴霧液を調製した。
【0099】
実施例番号I−2、ナトリウム塩=
【0100】
【化8】

【0101】
実施例番号IId−25=
【0102】
【化9】

【0103】
【表9】

【0104】
【表10】

【0105】
(実施例A−3)
出芽後試験
化合物I−2を10WPとして用いた。各々の場合において、Marlipal(登録商標)を500ml/haの量で添加した。
【0106】
評価は適用後7日という早期に行った。
【0107】
トウモロコシ1=品種「Prinz」のトウモロコシ
トウモロコシ2=品種「Pioneer」のトウモロコシ
トウモロコシ3=品種「LIXIS」のトウモロコシ
【0108】
【表11】

【0109】
【表12】

【0110】
【表13】

【0111】
(実施例A−4)
出芽後試験
メフェンピル−ジエチルを100ECとして用いた。
【0112】
実施例番号I−2およびI−13の化合物を10WPとして用いた。
【0113】
【表14】

【0114】
【表15】

【0115】
【表16】

【0116】
【表17】

【0117】
【表18】

【0118】
【表19】

【0119】
(実施例A−5)
出芽後試験
メフェンピル−ジエチルを100ECとして用い、実施例番号I−2の化合物を10WPとして用いた。
【0120】
【表20】

【0121】
【表21】

【0122】
【表22】

【0123】
【表23】

【0124】
【表24】

【0125】
【表25】

【0126】
【表26】

【0127】
【表27】

【0128】
【表28】

【0129】
【表29】

【0130】
【表30】

【0131】
【表31】

【0132】
【表32】

【0133】
【表33】

【0134】
【表34】

【0135】
【表35】


【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)1種類以上の式(I)の化合物
【化1】

(ここで、
は、O(酸素)またはS(イオウ)を表し、
は、O(酸素)またはS(イオウ)を表し、
は、場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、1個から6個の炭素原子を有するアルキルを表わすか、各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されている、各々の場合において2個から6個の炭素原子を有するアルケニルもしくはアルキニルを表わすか、各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されている、各々の場合において3個から6個の炭素原子をシクロアルキル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するシクロアルキルもしくはシクロアルキルアルキルを表すか、各々の場合において場合によってはニトロ−、シアノ−、ハロゲン−、C−C−アルキル−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において6もしくは10個の炭素原子をアリール基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するアリールもしくはアリールアルキルを表すか、または各々の場合において場合によってはニトロ−、シアノ−、ハロゲン−、C−C−アルキル−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において最高6個までの炭素原子および、さらに、1個から4個の窒素原子および/または1個もしくは2個の酸素もしくはイオウ原子をヘテロシクリル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルアルキルを表し、
は、水素、シアノ、ニトロ、ハロゲンを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において1個から6個の炭素原子をアルキル基内に有するアルキル、アルコキシ、アルコキシカルボニル、アルキルチオ、アルキルスルフィニルもしくはアルキルスルホニルを表すか、または各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されている、各々の場合において2個から6個の炭素原子をアルケニルもしくはアルキニル基内に有するアルケニル、アルキニル、アルケニルオキシもしくはアルキニルオキシを表し、
は、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素を表すか、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−、C−C−アルキル−カルボニル−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、1個から6個の炭素原子を有するアルキルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されている、2個から6個の炭素原子を有するアルケニルもしくはアルキニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、各々の場合において1個から6個の炭素原子をアルキル基内に有するアルコキシ、アルキルチオ、アルキルアミノもしくはアルキルカルボニルアミノを表すか、各々の場合において3個から6個の炭素原子をアルケニルもしくはアルキニル基内に有するアルケニルオキシ、アルキニルオキシ、アルケニルチオ、アルキニルチオ、アルケニルアミノもしくはアルキニルアミノを表すか、各々場合において1個から4個の炭素原子をアルキル基内に有するジアルキルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはメチル−および/もしくはエチル−置換されているアジリジノ、ピロリジノ、ピペリジノもしくはモルホリノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−および/もしくはC−C−アルキル−置換されている、各々の場合において3個から6個の炭素原子をシクロアルキルもしくはシクロアルケニル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するシクロアルキル、シクロアルケニル、シクロアルキルオキシ、シクロアルキルチオ、シクロアルキルアミノ、シクロアルキルアルキル、シクロアルキルアルコキシ、シクロアルキルアルキルチオもしくはシクロアルキルアルキルアミノを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、C−C−アルキル−、トリフルオロメチル−、C−C−アルコキシ−および/もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、各々の場合に6もしくは10個の炭素原子をアリール基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するアリール、アリールアルキル、アリールオキシ、アリールアルコキシ、アリールチオ、アリールアルキルチオ、アリールアミノもしくはアリールアルキルアミノを表し、
は、水素、ヒドロキシル、アミノ、シアノを表すか、C−C10−アルキリデンアミノを表すか、場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−、C−C−アルキル−カルボニル−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、1個から6個の炭素原子を有するアルキルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されている、各々の場合において2個から6個の炭素原子を有するアルケニルもしくはアルキニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、C−C−アルコキシ−もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、各々の場合において1個から6個の炭素原子をアルキル基内に有するアルコキシ、アルキルアミノもしくはアルキル−カルボニルアミノを表すか、3個から6個の炭素原子を有するアルケニルオキシを表すか、各々の場合において1個から4個の炭素原子をアルキル基内に有するジアルキルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−および/もしくはC−C−アルキル−置換されている、各々の場合において3個から6個の炭素原子をアルキル基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するシクロアルキル、シクロアルキルアミノもしくはシクロアルキルアルキルを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、シアノ−、ニトロ−、C−C−アルキル−、トリフルオロメチル−および/もしくはC−C−アルコキシ−置換されている、各々の場合において6もしくは10個の炭素原子をアリール基内に有し、かつ、適切であるならば、1個から4個の炭素原子をアルキル部分に有するアリールもしくはアリールアルキルを表し、または
およびRは、一緒に、場合によっては分岐している、3個から6個の炭素原子を有するアルカンジイルを表す)
− および式(I)の化合物の塩 −
並びに
(b)以下の化合物の群からの、作物適合性を改善する少なくとも1種類の化合物:
4−ジクロロアセチル−1−オキサ−4−アザ−スピロ[4.5]−デカン(AD−67、MON−4660)、1−ジクロロ−アセチル−ヘキサヒドロ−3,3,8a−トリメチルピロロ[1,2−a]−ピリミジン−6(2H)−オン(ジシクロノン、BAS−145138)、4−ジクロロアセチル−3,4−ジヒドロ3−メチル−2H−1,4−ベンズオキサジン(ベノキサコル)、1−メチル−ヘキシル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート(クロキントセト−メキシル − EP−A−86750、EP−A−94349、EP−A−191736、EP−A−492366におけるやはり関連する化合物を参照)、3−(2−クロロ−ベンジル)−1−(1−メチル−1−フェニル−エチル)−尿素(クミルロン)、α−(シアノメトキシイミノ)−フェニルアセトニトリル(サイオメトリニル)、2,4−ジクロロ−フェノキシ酢酸(2,4−D)、4−(2,4−ジクロロ−フェノキシ)−酪酸(2,4−DB)、1−(1−メチル−1−フェニル−エチル)−3−(4−メチル−フェニル)−尿素(ダイムロン、ジムロン)、3,6−ジクロロ−2−メトキシ−安息香酸(ジカムバ)、S−1−メチル−1−フェニル−エチルピペリジン−1−チオカルボキシレート(ジメピペレート)、2,2−ジクロロ−N−(2−オキソ−2−(2−プロペニルアミノ)−エチル)−N−(2−プロペニル)−アセトアミド(DKA−24)、2,2−ジクロロ−N,N−ジ−2−プロペニル−アセトアミド(ジクロルミド)、4,6−ジクロロ−2−フェニル−ピリミジン(フェンクロリム)、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−トリクロロ−メチル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキシレート(フェンクロラゾール−エチル − EP−A−174562およびEP−A−346620におけるやはり関連する化合物を参照)、フェニル−メチル2−クロロ−4−トリフルオロメチル−チアゾール−5−カルボキシレート(フルラゾール)、4−クロロ−N−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メトキシ)−α−トリフルオロ−アセトフェノンオキシム(フルキソフェニム)、3−ジクロロアセチル−5−(2−フラニル)−2,2−ジメチルオキサゾリジン(フリラゾール、MON−13900)、エチル4,5−ジヒドロ−5,5−ジフェニル−3−イソキサゾールカルボキシレート(イソキサジフェン−エチル − WO−A−95/07897におけるやはり関連する化合物を参照)、1−(エトキシカルボニル)−エチル−3,6−ジクロロ−2−メトキシベンゾエート(ラクチジクロル)、(4−クロロ−o−トリルオキシ)−酢酸(MCPA)、2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)−プロピオン酸(メコプロプ)、ジエチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−4,5−ジヒドロ5−メチル−1H−ピラゾール−3,5−ジカルボキシレート(メフェンピル−ジエチル − WO−A−91/07874におけるやはり関連する化合物を参照)、2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(MG−191)、2−プロペニル−1−オキサ−4−アザスピロ[4.5]デカン4−カルボジチオエート(MG−838)、1,8−ナフタレン酸無水物、α−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メトキシイミノ)−フェニルアセトニトリル(オキサベトリニル)、2,2−ジクロロ−N−(1,3−ジオキソラン−2−イル−メチル)−N−(2−プロペニル)−アセトアミド(PPG−1292)、3−ジクロロアセチル−2,2−ジメチルオキサゾリジン(R−28725)、3−ジクロロアセチル−2,2,5−トリメチル−オキサゾリジン(R−29148)、4−(4−クロロ−o−トリル)−酪酸、4−(4−クロロ−フェノキシ)−酪酸、ジフェニルメトキシ酢酸、メチルジフェニルメトキシアセテート(MON−7400、US−A−4964893を参照)、エチルジフェニルメトキシアセテート、メチル1−(2−クロロ−フェニル)−5−フェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−メチル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−イソプロピル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−(1,1−ジメチルエチル)−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート、エチル1−(2,4−ジクロロ−フェニル)−5−フェニル−1H−ピラゾール−3−カルボキシレート(EP−A−269806およびEP−A−333131におけるやはり関連する化合物を参照)、エチル5−(2,4−ジクロロ−ベンジル)−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート、エチル5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート、エチル5−(4−フルオロ−フェニル)−5−フェニル−2−イソキサゾリン−3−カルボキシレート(WO−A−91/08202におけるやはり関連する化合物を参照)、1,3−ジメチルブト−1−イル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、4−アリルオキシ−ブチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、1−アリルオキシ−プロプ−2−イル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、メチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、エチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、アリル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、2−オキソ−プロプ−1−イル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−アセテート、ジエチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−マロネート、ジアリル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−マロネート、ジエチル5−クロロ−キノリン−8−オキシ−マロネート(EP−A−582198におけるやはり関連する化合物を参照)、4−カルボキシ−クロマン−4−イル−酢酸(AC−304415、EP−A−613618を参照)、4−クロロ−フェノキシ酢酸、3,3’−ジメチル4−メトキシベンゾフェノン、1−ブロモ−4−クロロメチルスルホニル−ベンゼン、1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)−フェニル]−3−メチル−尿素(別名N−(2−メトキシベンゾイル)−4−[(メチルアミノ−カルボニル)−アミノ]−ベンゼンスルホンアミド)、1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)−フェニル]−3,3−ジメチル尿素、1−[4−(N−4,5−ジメチルベンゾイルスルファモイル)−フェニル]−3−メチル−尿素、1−[4−(N−ナフチルスルファモイル)−フェニル]−3,3−ジメチル尿素、N−(2−メトキシ5−メチル−ベンゾイル)−4−(シクロプロピル−アミノカルボニル)−ベンゼンスルホンアミド、
および/または以下の式(IIa)
【化2】

もしくは式(IIb)
【化3】

もしくは(IIc)
【化4】

の化合物
(ここで、
nは、0から5の数字を表し、
は、以下に示される二価複素環基のうちの1つを表し、
【化5】

は、場合によってはC−C−アルキル−および/もしくはC−C−アルコキシ−カルボニル−置換されている、1個もしくは2個の炭素原子を有するアルカンジイルを表し、
は、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルアミノまたはジ−(C−C−アルキル)−アミノを表し、
は、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、各々の場合において場合によってはC−C−アルキル、C−C−アルコキシもしくはC−C−アルケンオキシ−置換されているC−C−アルコキシ、C−C−アルケンオキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−アルキルアミノまたはジ−(C−C−アルキル)−アミノを表し、
は、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキルを表し、
は、水素、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ジオキソラニル−C−C−アルキル、フリル、フリル−C−C−アルキル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニル、または場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−もしくはC−C−アルキル−置換されているフェニルを表し、
は、水素、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ジオキソラニル−C−C−アルキル、フリル、フリル−C−C−アルキル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニル、または場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−もしくはC−C−アルキル−置換されているフェニルを表すか、またはRと共にC−C−アルカンジイルもしくはC−C−オキサアルカンジイルを表し、その各々はC−C−アルキル、フェニル、フリル、融合ベンゼン環、もしくはそれらが結合するC原子と共に5−もしくは6−員炭素環を形成する2つの置換基で場合によっては置換され、
10は、水素、シアノ、ハロゲンを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−シクロアルキルもしくはフェニルを表し、
11は、水素、場合によってはヒドロキシル−、シアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、C−C−シクロアルキルまたはトリ−(C−C−アルキル)−シリルを表し、
12は、水素、シアノ、ハロゲンを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているC−C−アルキル、C−C−シクロアルキルもしくはフェニルを表し、
は、ニトロ、シアノ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
は、水素、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
は、水素、シアノ、ニトロ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表す)
および/または以下の
式(IId)
【化6】

もしくは式(IIe)
【化7】

の化合物
(ここで、
nは、ここでも0から5の数字を表し、
13は、水素またはC−C−アルキルを表し、
14は、水素またはC−C−アルキルを表し、
15は、水素、各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−Cアルキルアミノもしくはジ−(C−C−アルキル)−アミノ、または各々の場合において場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されているC−C−シクロアルキル、C−C−シクロアルキルオキシ、C−C−シクロアルキルチオもしくはC−C−シクロアルキルアミノを表し、
16は、水素、場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されているC−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、または場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されているC−C−シクロアルキルを表し、
17は、水素、場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、ハロゲン−もしくはC−C−アルコキシ−置換されているC−C−アルキル、各々の場合において場合によってはシアノ−もしくはハロゲン−置換されているC−C−アルケニルもしくはC−C−アルキニル、場合によってはシアノ−、ハロゲン−もしくはC−C−アルキル−置換されているC−C−シクロアルキル、または場合によってはニトロ−、シアノ−、ハロゲン−、C−C−アルキル−、C−C−ハロゲノアルキル−、C−C−アルコキシ−もしくはC−C−ハロゲノアルコキシ−置換されているフェニルを表すか、またはR16と共に各々の場合において場合によってはC−C−アルキル−置換されているC−C−アルカンジイルもしくはC−C−オキサアルカンジイルを表し、
は、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表し、並びに
は、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、ハロゲン、C−C−アルキル、C−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−ハロアルコキシを表す)
を含む活性化合物の組合せを含有する組成物。
【請求項2】
がO(酸素)またはS(イオウ)を表し、
がO(酸素)またはS(イオウ)を表し、
が、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−もしくは塩素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メチル−もしくはエチル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルもしくはシクロヘキシルメチルを表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、トリフルオロメチル−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、ジフルオロメトキシもしくはトリフルオロメトキシ置換されているフェニル、フェニルメチルもしくはフェニルエチルを表すか、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているヘテロシクリルもしくはヘテロシクリルメチルを表し、ここで、ヘテロシクリル基は各々の場合においてオキセタニル、チエタニル、フリル、テトラヒドロフリル、チエニル、テトラヒドロチエニルからなる群より選択され、
が、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、n−もしくはi−プロポキシカルボニル、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、メチルスルホニルもしくはエチルスルホニルを表し、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−もしくは塩素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニル、ブチニル、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、プロピニルオキシもしくはブチニルオキシを表し、
が、水素、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、アセチル−、プロピオニル−、n−もしくはi−ブチロイル、メトキシカルボニル−、エトキシカルボニル−、n−もしくはi−プロポキシカルボニル−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているエテニル、プロペニル、ブテニル、エチニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、メトキシカルボニル−、エトキシカルボニル−、n−もしくはi−プロポキシカルボニル−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピル−アミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、アセチルアミノもしくはプロピオニルアミノを表すか、プロペニルオキシ、ブテニルオキシ、エチニルオキシ、プロピニルオキシ、ブチニルオキシ、プロペニルチオ、ブテニルチオ、プロピニルチオ、ブチニルチオ、プロペニルアミノ、ブテニルアミノ、プロピニルアミノもしくはブチニルアミノを表すか、ジメチルアミノ、ジエチルアミノもしくはジプロピルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−および/もしくはエチル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロペンテニル、シクロヘキセニル、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロプロピルチオ、シクロブチルチオ、シクロペンチルチオ、シクロヘキシルチオ、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチル、シクロヘキシルメチル、シクロプロピルメトキシ、シクロブチルメトキシ、シクロペンチルメトキシ、シクロヘキシルメトキシ、シクロプロピルメチルチオ、シクロブチルメチルチオ、シクロペンチルメチルチオ、シクロヘキシルメチルチオ、シクロプロピルメチルアミノ、シクロブチルメチルアミノ、シクロペンチルメチルアミノもしくはシクロヘキシルメチルアミノを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、トリフルオロメチル−、メトキシもしくはメトキシカルボニル−置換されているフェニル、ベンジル、フェノキシ、ベンジルオキシ、フェニルチオ、ベンジルチオ、フェニルアミノもしくはベンジルアミノを表し、並びに
が、水素、ヒドロキシル、アミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素、塩素、および/もしくは臭素−置換されているエテニル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、シアノ−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノを表すか、プロペニルオキシもしくはブテニルオキシを表すか、ジメチルアミノもしくはジエチルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−および/もしくはエチル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、シクロプロピルメチル、シクロブチルメチル、シクロペンチルメチルもしくはシクロヘキシルメチルを表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−、トリフルオロメチル−および/もしくはメトキシ置換されているフェニルもしくはベンジルを表し、または
およびRが一緒にトリメチレン(プロパン−1,3−ジイル)、テトラメチレン(ブタン−1,4−ジイル)またはペンタメチレン(ペンタン−1,5−ジイル)を表す、
ことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
がO(酸素)を表し、
がO(酸素)を表し、
が、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表し、
が、フッ素、塩素、臭素を表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表し、
が、水素、塩素、臭素を表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−もしくは塩素−置換されているエテニル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノを表すか、プロペニルオキシ、プロピニルオキシ、プロペニルチオ、プロピニルチオ、プロペニルアミノもしくはプロピニルアミノを表すか、ジメチルアミノもしくはジエチルアミノを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−もしくはメチル−置換されているシクロプロピル、シクロプロピルオキシ、シクロプロピルメチルもしくはシクロプロピルメトキシを表し、並びに
が、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−もしくは塩素−置換されているエテニル、プロペニルもしくはプロピニルを表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−、メトキシもしくはエトキシ−置換されているメトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシを表すか、メチルアミノを表すか、またはシクロプロピルを表す、
ことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
nが数字0、1、2、3または4を表し、
が、各々の場合において場合によってはメチル−、エチル−、メトキシカルボニル−もしくはエトキシカルボニル−置換されているメチレンもしくはエチレンを表し、
が、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、ジメチルアミノまたはジエチルアミノを表し、
が、ヒドロキシル、メルカプト、アミノ、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、ジメチルアミノまたはジエチルアミノを表し、
が、各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表し、
が、水素を表すか、各々の場合において場合によってはフッ素−および/もしくは塩素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、メトキシメチル、エトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、ジオキソラニルメチル、フリル、フリルメチル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニルを表すか、または場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、n−、i−、s−もしくはt−ブチル−置換されているフェニルを表し、
が、水素、各々場合において場合によってはフッ素−および/もしくは塩素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、プロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、メトキシメチル、エトキシメチル、メトキシエチル、エトキシエチル、ジオキソラニルメチル、フリル、フリルメチル、チエニル、チアゾリル、ピペリジニル、または場合によってはフッ素−、塩素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、n−、i−、s−もしくはt−ブチル−置換されているフェニルを表すか、または、Rと共に、メチル、エチル、フリル、フェニル、融合ベンゼン環で場合によっては置換されるか、もしくはそれらが結合するC原子と共に5−もしくは6−員炭素環を形成する2つの置換基で場合によっては置換される基−CH−O−CH−CH−および−CH−CH−O−CH−CH−を表し、
10が、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルもしくはフェニルを表し、
11が、水素、場合によってはヒドロキシル−、シアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチルを表し、
12が、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素を表すか、または各々の場合において場合によってはフッ素−、塩素−および/もしくは臭素−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルもしくはフェニルを表し、
が、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表し、
が、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表し、
が、水素、ニトロ、シアノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、ジフルオロメチル、ジクロロメチル、トリフルオロメチル、トリクロロメチル、クロロジフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表し、
13が、水素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表し
14が、水素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピルを表し、
15が、水素、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、n−、i−、s−もしくはt−ブトキシ、メチルチオ、エチルチオ、n−もしくはi−プロピルチオ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルチオ、メチルアミノ、エチルアミノ、n−もしくはi−プロピルアミノ、n−、i−、s−もしくはt−ブチルアミノ、ジメチルアミノもしくはジエチルアミノ、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロプロピルオキシ、シクロブチルオキシ、シクロペンチルオキシ、シクロヘキシルオキシ、シクロプロピルチオ、シクロブチルチオ、シクロペンチルチオ、シクロヘキシルチオ、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノまたはシクロヘキシルアミノを表し、
16が、水素、各々の場合において場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチル、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−もしくは臭素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、または各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシルを表し、
17が、水素を表すか、各々の場合において場合によってはシアノ−、ヒドロキシル−、フッ素−、塩素−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−置換されているメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−もしくはs−ブチル、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−もしくは臭素−置換されているプロペニル、ブテニル、プロピニルもしくはブチニル、各々の場合において場合によってはシアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル−、エチル−、n−もしくはi−プロピル−置換されているシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルもしくはシクロヘキシル、または場合によってはニトロ−、シアノ−、フッ素−、塩素−、臭素−、メチル、エチル−、n−もしくはi−プロピル−、n−、i−、s−もしくはt−ブチル−、トリフルオロメチル−、メトキシ、エトキシ−、n−もしくはi−プロポキシ−、ジフルオロメトキシもしくはトリフルオロメトキシ置換されているフェニルを表すか、または、R16と共に、各々の場合において場合によってはメチル−もしくはエチル−置換されているブタン−1,4−ジイル(トリメチレン)、ペンタン−1,5−ジイル、1−オキサ−ブタン−1,4−ジイルもしくは3−オキサ−ペンタン−1,5−ジイルを表し、
が、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表し、並びに
が、ニトロ、シアノ、カルボキシル、カルバモイル、ホルミル、スルファモイル、ヒドロキシル、アミノ、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、n−もしくはi−プロピル、n−、i−、s−もしくはt−ブチル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、n−もしくはi−プロポキシ、ジフルオロメトキシまたはトリフルオロメトキシを表す、
ことを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
作物適合性改善性化合物が、活性化合物AD−67、クロキントセト−メキシル、ジクロルミド、フェンクロラゾール−エチル、イソキサジフェン−エチル、メフェンピル−ジエチル、MON−7400、フルラゾール、フリラゾール、フェンクロリム、クミルロン、ジムロン、化合物IIe−11および化合物IId−25から選択される1種類以上の化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項6】
作物適合性改善性化合物が、活性化合物AD−67、クロキントセト−メキシル、ジクロルミド、フェンクロラゾール−エチル、イソキサジフェン−エチル、MON−7400、フルラゾール、フリラゾール、化合物IIe−11および化合物IId−25から選択される1種類以上の化合物であることを特徴とする、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
望ましくない植物の防除のための、請求項1に記載の組成物の使用。
【請求項8】
請求項1に記載の組成物を望ましくない植物および/またはそれらの生育地に対して作用させることを特徴とする、望ましくない植物を防除するための方法。
【請求項9】
請求項1に記載の組成物を表面活性剤および/または増量剤と混合することを特徴とする、除草剤組成物を調製するための方法。

【公開番号】特開2010−100638(P2010−100638A)
【公開日】平成22年5月6日(2010.5.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−290184(P2009−290184)
【出願日】平成21年12月22日(2009.12.22)
【分割の表示】特願2003−530081(P2003−530081)の分割
【原出願日】平成14年9月10日(2002.9.10)
【出願人】(302063961)バイエル・クロツプサイエンス・アクチエンゲゼルシヤフト (524)
【Fターム(参考)】