説明

胎児画像及び新生児画像の提供システム

【目的】本発明は、胎児や新生児の画像、特に胎児についての3次元タイプの動画像を診察と同時に取得できるようにし、インターネットを介して、担当医師、妊婦、出産後の母親により音声や文字メッセージを添付する編集が出来、特定の家族などに配信でき、また携行可能な保存機器に保存できて再生可能とした胎児及び新生児画像の提供システムを提供することを目的とする。
【構成】妊婦体内の胎児像と出産後の新生児像を撮影する撮影部と、インターネットを介して受信し画像編集を行うサーバコンピュータと、静止及び動画像を受信して再生でき、コメントを送信できる担当医師用端末と、再生画像に合わせてコメントが入力でき画像編集部に送信できる母親用端末と、を有し、コメント付き画像編集手段を備え、編集済み画像は各種画像受信端末にあった再生形式に変換して送出可能としてなり、対応した再生機器により閲覧可能としたことを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、総合病院や産婦人科医院で担当医師が超音波撮影あるいは3次元超音波撮影した胎児の立体画像や出産後の新生児の画像に、妊娠中のエピソードや出産に関するエピソード、赤ちゃんの成長記録など簡単な音声メッセージ、文字メッセージを添えた編集画像を形成すると共に、該編集画像をインターネット送信し、配信提供する胎児画像及び新生児画像の提供システムに関するものである。
【0002】
このシステムにより、母親のみならずその家族や例えば医院から遠隔の地に居住する親族等においても胎児の立体動画像や出産後の新生児の動画像などの閲覧が比較的容易に出来るものとなる。
【背景技術】
【0003】
従来より、総合病院や産婦人科医院などで、妊婦及び胎児の健康状態、及び胎児の発育状態を確認するために、定期的な診察が行われるが、例えばこの定期検診では、妊婦の診察に際して、通常の超音波を用いた撮影装置を使用し、該撮影装置により妊婦胎内の胎児画像を撮影し、当該エコー撮影によるいわゆる画像の写りのよくない、しかも平面的で胎児の画像がわかりにくいものをディスプレイ上に表示していた。そして、この画像により妊婦や胎内の胎児の健診状態情報を把握、確認、取得するものとしていた。
【0004】
このように、従来の超音波を用いた撮影装置は、診察の一環として胎児の画像を取得するものであるため、立体的な画像はそれほど必要性がなく、また動画である必要もないものとされていた。
【0005】
ところで、担当の医師が撮影する診察中の胎児画像は、基本的には、診察する医師はリアルタイムに閲覧することが出来るが、診察されている妊婦が観られる様には設計されていない。後で、その胎児の画像を印画した写真を取得する場合が大多数である。
【0006】
よって、妊婦やその家族にあっては、胎内での胎児の動き具合、大きさ具合、胎内での姿勢や向き、位置、また前回の診察時と比較しての今回診察時での発育度合いを、充分に閲覧、観察することが出来なかった。
【0007】
すなわち、胎内における胎児のちょっとした仕草や笑い顔や泣き顔と思われる顔の動きなど、母親や親族が例えば動画像などで観ることが出来たらこの上ない思い出となる。しかしながら、前記従来画像の不鮮明さもあって将来母親になる妊婦でさえ、胎内における胎児のちょっとした仕草や笑い顔や泣き顔と思われる顔の動きなど到底観ることが出来ないものであった。
【0008】
また、従来では妊婦の夫やその他の家族、親族にあっては、前述したように、全く特に出産までの胎内での胎児の発育様子はリアルタイム的に閲覧しえないものであり、通常は、出産後にエコー撮影された胎児の画像を観るに過ぎなかったことすでに述べた。
【0009】
そして、胎児の画像をいわゆる3次元画像で、しかも鮮明な動く画像で提供するものはなく、さらに、この動画像に担当医師や母親の音声や文字を挿入した編集画像を編集する技術など全く存在してはいなかったのが実情である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
【特許文献1】特開2004−208233号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】
そこで、本発明では、胎児や新生児の画像、特に胎児についての3次元タイプの動画像を診察と同時に取得できるようにし、さらに取得した胎児や新生児の動画像などにつきインターネットを介して、担当医師、妊婦、出産後の母親により音声メッセージや文字メッセージを前記動画像に添付する編集が出来、該編集された動画像についてインターネットを介して特定の家族や親族などに配信でき、また携行可能な保存機器に保存できて再生可能とした胎児画像及び新生児画像の提供システムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明による胎児画像及び新生児画像の提供システムは、
妊婦体内の胎児像を超音波撮影機器により、胎児についての静止画像として撮影する第1撮影手段と、前記妊婦の出産後の新生児の静止画像及び動画像を撮影する第2撮影手段と、を含む撮影部と、
前記撮影部からの前記静止画像及び動画像につきインターネットを介して受信し画像編集を行う画像編集部を有するサーバコンピュータと、
インターネットを介して前記サーバコンピュータの画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが担当医師用端末入力部により入力でき、入力された音声コメント、文字コメントを前記サーバコンピュータの画像編集部へ送信できる担当医師用端末と、
インターネットを介して前記画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが母親用端末入力部により入力でき、前記入力された音声コメント、文字コメントを、前記サーバコンピュータの画像編集部に送信できる母親用端末と、
を有し、
前記サーバコンピュータの画像編集部では、担当医師用端末から送信された、前記音声コメントあるいは文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント付き、文字コメント付き画像に編集する編集手段と、母親用端末から送信された、音声コメント、文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント、文字コメント付き画像に編集する編集手段と、
を備え、
前記編集手段により編集された編集済み画像は、サーバコンピュータの画像再生部に送出され、該画像再生部では、前記編集済み画像を各種の画像受信端末にあった各種の画像再生形式に変換して送出可能としてなり、
前記各種の画像再生形式に変換された編集済み画像は、前記画像再生形式に対応した再生機器により閲覧可能とした、
ことを特徴とし、
または、
妊婦体内の胎児像を3次元超音波撮影機器により、胎児についての立体静止画像及び立体動画像として撮影する第1撮影手段と、前記妊婦の出産後の新生児の静止画像及び動画像を撮影する第2撮影手段と、を含む撮影部と、
前記撮影部からの前記静止画像及び動画像につきインターネットを介して受信し画像編集を行う画像編集部を有するサーバコンピュータと、
インターネットを介して前記サーバコンピュータの画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが担当医師用端末入力部により入力でき、入力された音声コメント、文字コメントを前記サーバコンピュータの画像編集部へ送信できる担当医師用端末と、
インターネットを介して前記画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが母親用端末入力部により入力でき、前記入力された音声コメント、文字コメントを、前記サーバコンピュータの画像編集部に送信できる母親用端末と、
を有し、
前記サーバコンピュータの画像編集部では、担当医師用端末から送信された、前記音声コメントあるいは文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント付き、文字コメント付き画像に編集する第1編集手段と、母親用端末から送信された、音声コメント、文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント、文字コメント付き画像に編集する第2編集手段と、
を備え、
前記第1編集手段及び第2編集手段により編集された編集済み画像は、サーバコンピュータの画像再生部に送出され、該画像再生部では、前記編集済み画像を各種の画像受信端末にあった各種の画像再生形式に変換して送出可能としてなり、
前記各種の画像再生形式に変換された編集済み画像は、前記画像再生形式に対応した再生機器により閲覧可能とした、
ことを特徴とし、
または、
前記担当医師用端末入力部及び母親用端末入力部による音声コメントの入力は、IP電話によるデジタル音声の入力、あるいはコンピュータ音声ソフトによるデジタル音声の入力で行われる、
ことを特徴とし、
または、
前記担当医師用端末入力部及び母親用端末入力部による文字コメントの入力は、担当医師用端末あるいは母親用端末からの文字入力、あるいは担当医師用端末内にインストールされた音声を文字に変換するコンピュータ変換ソフトにより変換された文字の入力で行われる、
ことを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0013】
本発明によれば、
胎児や新生児の画像、特に胎児についての3次元タイプの動画像を診察と同時に取得できるようにし、さらに取得した胎児や新生児の動画像などにつきインターネットを介して、担当医師、妊婦、出産後の母親により音声メッセージや文字メッセージを前記動画像に添付する編集が出来、該編集された動画像についてインターネットを介して特定の家族や親族などに配信でき、また携行可能な保存機器に保存できて再生可能としうるなど優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の概略構成説明図である。
【図2】撮影部の構成説明図である。
【図3】3次元超音波撮影機器の説明図である。
【図4】サーバコンピュータの構成説明図である。
【図5】画像編集部の構成説明図である。
【図6】第1画像編集部の構成説明図である。
【図7】第2画像編集部の構成説明図である。
【図8】第3画像編集部の構成説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明する。
【実施例】
【0016】
本実施例による胎児画像及び新生児画像の提供システムは、
図1から理解されるように、撮影部1を備えたコンピュータ端末8と、サーバコンピュータ2と、担当医師用端末3と、母親用端末4と、を有して構成されている。そしてこれらはインターネット5を介して胎児画像及び新生児画像のデータを送受信できるよう構成されている。
【0017】
撮影部1は、妊婦胎内の胎児画像を撮影する超音波撮影機器並びに胎児の立体静止画像あるいは立体動画像を3次元超音波撮影機器7により撮影する第1撮影部6を有している。まず、胎児の撮影から説明していく。
【0018】
ここで、3次元超音波撮影機器7の構成につき、若干説明する。
【0019】
3次元超音波撮影機器7には、いわゆる3Dエコー撮影機器と4Dエコー撮影機器とがある。
【0020】
3Dエコーとは3次元超音波を指標し、該3Dエコー撮影機器では前記3次元超音波で妊婦のお腹の中の胎児を立体的な映像で見ることが出来る。
【0021】
また、4Dエコーとは、専用に開発されたプローブ(体内に超音波を発信し、戻ってくる音波をとらえるもの、探触子とも称する)を用い、当該プローブを動かすことなく、体内の横断面、縦横面、平行面の3つの直交断面をリアルタイムにスキャンし、主に3次元画像を動画で表示する機能を有している。例えば、1秒間に最大30枚もの3次元画像を表現でき、胎児の動き(胎内でのあくびや指しゃぶり等)、あるいは頭を掻いているところなどを鮮明に表現できる機能を備えている。
【0022】
しかして、前記の様な機能を有する3次元超音波撮影機器7であれば、胎児の形態および動態を、3次元動画像(4D画像)としてリアルタイムに観察でき、担当医師など医療関係者はもとより妊婦においても胎内における胎児の立体的な動画像情報をリアルタイムで閲覧できるものとなる。
【0023】
前記3次元超音波撮影機器7は、我が子の姿を少しでも早くリアルに見たい、という妊婦のニーズに最大限に応えるもので、自分の子となる胎児の目の輪郭や鼻の突起など、全身のふっくらとした様子に加えて、指先や口などの細部の動きをその場で鮮明な立体動画像として見ることができるとされている。
【0024】
ここで、3次元超音波撮影機器7は、総合病院や産婦人科病院内に設けられており、該3次元超音波撮影機器7については、担当医師が妊婦の診察に使用している。すなわち、この3次元超音波撮影機器7により妊婦の胎内における胎児の健康状態などの確認や診察が行われる。そして、この診察の際に、撮影された該胎内における胎児の画像撮影は、通常その撮影時間が30秒程度であり、該撮影長さの画像データがLANあるいは無線LANなどを介して例えば病院の院内におけるコンピュータ端末8へ送出される様構成されている。
【0025】
そして、前記画像データを受信した院内におけるコンピュータ端末8では、受信した前記画像データを前記サーバコンピュータ2の画像編集部9に送信出来る様構成されている。
【0026】
ここで、サーバコンピュータ2の概略構成につき、図4を参照して説明すると、当該サーバコンピュータ2は、送信部17、受信部18、CPUなどで構成された制御部13、ハードディスクなどで構成された記憶部19、キーボードなどの入力部20、ディスプレイなどの表示部12を含んで構成されている。
【0027】
そして、前記撮影された胎児動画像などの画像編集は、前記サーバコンピュータ2の制御部13などで構成される画像編集部9の動作で行われる。
【0028】
次に画像編集部9の概略構成について説明する。
【0029】
この画像編集部9は、図5に示されるように、第1画像編集部21、第2画像編集部22、第3画像編集部23を備えて構成されている。
【0030】
そして、第1画像編集部21は、図6に示す様に、識別部24、選別取り込み部25、画像リスト作成部35、画像リスト保存部26、画像リスト読み出し再生部27などを有して構成され、第2画像編集部22は、図7に示す様に、識別部24、編集画像選択部36、画像修正要求部37、メッセージ入力受付部38、音声メッセージ録音部10、文字メッセージ書き込み部11、メッセージ送出部31などを有して構成され、第3画像編集部23は、図8に示す様に、メッセージ取得部32、該当画像選択部33、メッセージ入り画像編集部34,画像編集部40、編集画像リスト作成部35、編集画像リスト保存部36、編集画像リスト読み出し再生部39を有して構成されている。
【0031】
しかして、サーバコンピュータ2の受信部18で第1撮影部6で撮影された例えば3次元の胎児動画像に関するデータが受信され、該画像データは画像編集部9の第1画像編集部21へ送出される。
【0032】
そして、サーバコンピュータ2の画像編集部9内の第1画像編集部21では、受信した画像データにつき、識別部24において、送信されてきた画像データの送り主につき、例えば氏名、患者ID番号、生年月日、パスワードなどによって画像データの識別がなされる。そして、前記識別部24による識別がなされ、通過した後、妊婦につけられた識別番号(例えば患者ID)ごとの胎児画像の取り込みが選別取り込み部25によって行われる。
【0033】
ついで、同一の識別番号(例えば患者ID)について、同日にあるいは別の日に順次送信されてきた胎児画像データには、その各々の画像に画像編集のための編集番号がつけられ、画像リスト作成部35によって編集用の画像リストが作成され、該画像リストは、画像リスト保存部26によって保存される。
【0034】
前記画像リスト保存部26によって保存された前記編集用の画像リストは、画像リスト読み出し再生部27において、例えば編集番号順に整理された編集用画像リストがホームページ上に再生可能にしてアップされるよう制御される。
【0035】
次に、第2画像編集部22の動作につき説明する。第2画像編集部22はメッセージの取り込みを主に行うものである。
【0036】
所定の患者(妊婦)を担当する担当医師は、自己の担当医師用端末3を起動して立ち上げ、サーバコンピュータ2の運営するサイトに入ってそのホームページを閲覧すると画像リスト読み出し再生部27によって、編集用の画像リストが読み出される。
【0037】
そして、担当医師用端末3では、例えば自己の担当する患者である妊婦を診察した際に撮影した胎児画像がその編集番号順に閲覧できる様になっている。ここで、メッセージを添付したい画像を再生し、どの様なメッセージを送るかを熟慮し、該メッセージの作成が行われる。そこで、例えばどの様なメッセージを送るかが決定した後、担当医師用端末3から、例えば決められた自己のID番号及びパスワードなどを入力し、かつ自己が担当している前記妊婦の識別番号などを入力し、これらの入力情報に対し、正確な識別が識別部24によって行われる。
【0038】
識別が行われた後、担当医師用端末3のディスプレイ上に表示されている編集用画像リストから音声メッセージあるいは文字メッセージを入力したい編集用の画像を編集画像選択部36により選択していく。
【0039】
そして、編集を行いたい画像リスト番号を選択すると、選択された編集番号の画像、例えば胎児の動画像の一つが再生される。なお、その再生は、「リピート」を選択することによって何度でも再生できる。
【0040】
また、この再生画像については、画像修正要求部37を起動することにより、当初画像得編集部9の受信部18で取得した前記3次元撮影機器7などで撮影した動画像に修正が加えられる様、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とすることを要求することが出来る。
【0041】
すなわち、後述する前記画像編集部9の第3画像編集部23には、胎児の画像につき、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とする画像修正部40が設けられており、前記画像修正要求部37からの修正要求があると、画像修正部40が起動されて胎児画像をより鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像と出来るものよう構成されている。
【0042】
具体的には、サーバコンピュータ2内に画像修正用のソフトをインストールされ、該ソフトが使用されて画像修正されるものとなる。
【0043】
しかして、図7に示す前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた際には、当該画像に関する意見あるいは感想などを音声メッセージとして画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0044】
前記メッセージ入力受付部38で受け付けられた後、音声メッセージを送出することになるが、音声メッセージの送出方法については、例えばいわゆるテレビ電話機能を有するコンピュータソフトが使用され、該ソフトが導入された医師用端末3のマイク機器から所定のメッセージを音声で入力し、該音声メッセージを前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送出する構成とされる。
【0045】
また、この音声メッセージの録音、送出については、医師用端末3の使用とは別に、例えばIP電話や携帯電話による送出で行ってもかまわない。すなわち、前記IP電話や携帯電話により第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10に接続された指定番号へ電話をかけ、IP電話や携帯電話によるデジタル音声を前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送信するのである。
【0046】
なお、通常のアナログ電話からの音声メッセージについても録音することが出来る。しかし、当該アナログ音声についてはデジタル音声に変換しなければならない。よって、音声メッセージ録音部10では、受信された音声がデジタル音声かアナログ音声かの選別、変換を行うA/D音声変換部を有しており、アナログ音声の場合は、該アナログ音声を録音した後、音声変換ソフトを使用して構成されたA/D音声変換部14により、デジタル音声に変換し、導入することになる。
【0047】
なお、前記IP電話など外部からの音声メッセージを音声メッセージ録音部10へ送信するに際しては、当該音声メッセージ録音部10と連携する電話機などへ電話をかけ、繋げた後、自己のID番号、パスワード番号、担当する妊婦を識別する識別番号及び編集用画像リストの中の編集番号などをそれぞれキーボード、タッチキー、タッチパネルなどの入力部で入力し、その後に音声メッセージを入力することになる。
【0048】
ここで、音声メッセージの一例を挙げれば、例えば「赤ちゃんが指をしゃぶっています」「今、赤ちゃんは脚を動かしました」「男の子のようですね」などが挙げられる。
【0049】
音声メッセージ録音部10において、送信されてきた前記「赤ちゃんが指をしゃぶっています」「今、赤ちゃんは脚を動かしました」「男の子のようですね」などの「音声メッセージ」が録音され、その後、メッセージ送出部31により該「音声メッセージ」が選択された編集番号と共に、第3画像編集部23へ送出されるものとなる。
【0050】
第3画像編集部23では送信された「音声メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「音声メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に音声メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0051】
なお、前述したように、図7に示す前記画像修正要求部37により画像修正の要求があったときには、該要求を受けて、画像修正部40によってより鮮明に、より鮮やかな画像にすべく修正がなされる。
【0052】
そして、これら編集後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。
【0053】
ここで、前記編集後の画像を再生して閲覧するには、まず、サーバコンピュータ2が運営する再生サイトのホームページに入る必要がある。
【0054】
そのため、前記ホームページのトップ画面には、所定のID番号、パスワード番号及びいずれの妊婦の胎児画像かを識別する妊婦別の識別番号の入力を要求する入力画面が表示され、前記要求された番号などをそれぞれ入力すると、該当の胎児のサムネイル画像式の画像リストが表示される。
【0055】
なお、前記の入力画面から所定の各種番号を入力して編集画像の再生画面に入れるのは、妊婦の家族や親族など限られた範囲となる。
【0056】
該画像リストのうち、再生したいリスト番号をクリックすると、その画像が再生され、閲覧できる。
【0057】
そして、選択したその胎児の動画像には、担当医師の音声メッセージ、例えば「赤ちゃんが指をしゃぶっています」「今、赤ちゃんは脚を動かしました」「男の子のようですね」などの音声メッセージが動画像に付加され、動く胎児の動態に合わせてその音声が画面から流れるものとなる。
このように、前記の編集後の画像は、例えば妊婦に与えられた識別番号ごとにいわゆるサムネイル画像の画像再生リストが作成されており、このサムネイル画像のリストから所定の番号を選択して、当該画像を音声付きで再生することが出来るものとなる。
【0058】
なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0059】
次に、文字メッセージの入力につき説明する。
【0060】
該文字メッセージについては、インターネット上に開設されたサイト上のホームページの入力画面から、あるいは指定されたメールアドレスに文字メッセージを入力して送信することで行うことが出来る。その手順は音声メッセージの入力、送信とほぼ同様である。
【0061】
しかして、図7に示す前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた後には、当該画像に関する意見あるいは感想などを文字メッセージとして送出し、該文字メッセージは、画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0062】
ここで、前記文字メッセージの入力、送出は、文字メッセージ書き込み部11によって、例えば担当医師用端末3からキーボードで文字メッセージが作成され、あるいは携帯端末などで文字メッセージが作成され、これら文字メッセージがメッセージ送出部31によって、第3画像編集部23へ送信されることにより行われる。
【0063】
なお、携帯端末の場合には文字メッセージ書き込み部11が指定する所定のメールアドレスへの送信で行ってもかまわない。
【0064】
そして、第3画像編集部23では送信されてきた「文字メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「文字メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に文字メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0065】
そして、これら画像編集が行われた編集後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。
【0066】
なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0067】
次に、母親用端末4からのメッセージ入力につき説明するが、担当医師用端末2からのメッセージ入力とほぼ同様である。
【0068】
所定の母親用端末4を起動して立ち上げ、サーバコンピュータ2の運営するサイトに入ってそのホームページを閲覧すると画像リスト読み出し再生部27によって、編集用の画像リストが読み出される。
【0069】
そして、母親用端末4では、例えば担当した医師が診察した際に撮影した胎児画像がその編集番号順に閲覧できる様になっている。
【0070】
ここで、メッセージを添付したい画像を再生し、どの様なメッセージを送るかを熟慮し、該メッセージの作成を行う。そして、例えばどの様なメッセージを送るかが決定された後、母親用端末4から、例えば決められた自己のID番号及びパスワードなどを入力した後、妊婦の識別番号などを入力し、これら入力情報について正確な識別が識別部24によって行われる。
【0071】
識別が行われた後、母用端末4のディスプレイ上に表示されている編集用画像リストから音声メッセージあるいは文字メッセージを入力したい編集用の画像を編集画像選択部36により選択していく。
【0072】
そして、編集を行いたい画像リスト番号を選択すると、選択された編集番号の画像、例えば胎児の動画像の一つが再生される。なお、その再生は、「リピート」を選択することによって何度でも再生できる。
【0073】
また、この再生画像については、画像修正要求部37を起動することにより、当初画像得編集部9の受信部18で取得した前記3次元撮影機器7で撮影した動画像に修正が加えられる様、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とすることを要求することが出来る。
【0074】
すなわち、後述する前記画像編集部9の第3画像編集部23には、胎児の画像につき、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とする画像修正部40が設けられており、前記画像修正要求部37からの修正要求があると、画像修正部40が起動されて胎児画像をより鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像と出来るものよう構成されている。
【0075】
しかして、前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた際には、当該画像に関する意見あるいは感想などを音声メッセージとして画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0076】
前記メッセージ入力受付部38で受け付けられた後、音声メッセージを送出することになるが、音声メッセージの送出方法については、例えばいわゆるテレビ電話機能を有するコンピュータソフトが使用され、該ソフトが導入された母親用端末4の送信器(マイク)から所定のメッセージを音声で入力し、該音声メッセージを前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送出する構成とされる。
【0077】
また、この音声メッセージの録音、送出については、母親用端末4の使用とは別に、例えばIP電話や携帯電話による送出で行ってもかまわない。すなわち、前記IP電話や携帯電話により第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10に接続された指定番号へ電話をかけ、IP電話や携帯電話によるデジタル音声を前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送信するのである。
【0078】
なお、通常のアナログ電話からの音声メッセージについても録音することが出来る。しかし、当該アナログ音声についてはデジタル音声に変換しなければならない。よって、音声メッセージ録音部10では、受信された音声がデジタル音声かアナログ音声かの選別、変換を行うA/D音声変換部を有しており、アナログ音声の場合は、該アナログ音声を録音した後、音声変換ソフトを使用して構成されたA/D音声変換部により、デジタル音声に変換し、導入することになる。
【0079】
なお、前記IP電話など外部からの音声メッセージを音声メッセージ録音部10へ送信するに際しては、当該音声メッセージ録音部10と連携する電話機などへ電話をかけ、繋げた後、自己のID番号、パスワード番号、妊婦を識別する識別番号及び編集用画像リストの中の編集番号などをそれぞれキーボード、タッチキー、タッチパネルなどの入力部で入力し、その後に音声メッセージを入力することになる。
【0080】
ここで、音声メッセージの一例を挙げれば、例えば「私がお母さんですよ」「今、赤ちゃんは眠そうですね。」「この子は美人になりそうです」などが挙げられる。
【0081】
音声メッセージ録音部10において、送信されてきた前記「私がお母さんですよ」「今、赤ちゃんは眠そうですね。」「この子は美人になりそうです」などの「音声メッセージ」が録音され、その後、メッセージ送出部31により該「音声メッセージ」が選択された編集番号と共に、第3画像編集部23へ送出されるものとなる。
【0082】
第3画像編集部23では送信された「音声メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「音声メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に音声メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0083】
なお、前述したように、前記画像修正要求部37により画像修正の要求があったときには、該要求を受けて、画像修正部40によってより鮮明に、より鮮やかな画像にすべく修正がなされる。
【0084】
そして、これら編集後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。
【0085】
ここで、前記編集後の画像を再生して閲覧するには、まず、サーバコンピュータ2が運営する再生サイトのホームページに入る必要がある。
【0086】
そのため、前記ホームページのトップ画面には、所定のID番号、パスワード番号及びいずれの妊婦の胎児画像かを識別する妊婦別の識別番号などの入力を要求する入力画面が表示され、前記要求された番号などをそれぞれ入力すると、該当の胎児のサムネイル画像式の画像リストが表示される。
【0087】
なお、前記の入力画面から所定の各種番号を入力して編集画像の再生画面に入れるのは、妊婦や妊婦の家族や親族など限られた範囲となる。
【0088】
該画像リストのうち、再生したいリスト番号をクリックすると、その画像が再生され、閲覧できる。
【0089】
そして、選択したその胎児の動画像には、妊婦の音声メッセージ、例えば「私がお母さんですよ」「今、赤ちゃんは眠そうですね。」「この子は美人になりそうです」などの音声メッセージが動画像に付加され、動く胎児の動態に合わせてその音声が画面から流れるものとなる。
このように、前記の編集後の画像は、例えば妊婦に与えられた識別番号ごとにいわゆるサムネイル画像の画像再生リストが作成されており、このサムネイル画像のリストから所定の番号を選択して、当該画像を音声付きで再生することが出来るものとなる。
【0090】
なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0091】
次に、文字メッセージの入力につき説明する。
【0092】
該文字メッセージについては、インターネット上に開設されたサイト上のホームページの入力画面から、あるいは指定されたメールアドレスに文字メッセージを入力して送信することで行うことが出来る。その手順は音声メッセージの入力、送信とほぼ同様である。
【0093】
しかして、前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた後には、当該画像に関する意見あるいは感想などを文字メッセージとして送出し、該文字メッセージは、画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0094】
ここで、前記文字メッセージの入力、送出は、文字メッセージ書き込み部11によって、例えば母親用端末4からキーボードで文字メッセージが作成され、あるいは携帯端末などで文字メッセージが作成され、これら文字メッセージがメッセージ送出部31によって、第3画像編集部23へ送信されることにより行われる。
【0095】
なお、携帯端末の場合には文字メッセージ書き込み部11が指定する所定のメールアドレスへの送信で行ってもかまわない。
【0096】
そして、第3画像編集部23では送信されてきた「文字メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「文字メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に文字メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0097】
そして、これら画像編集が行われた後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0098】
次に、本発明における例えば出産後間近の新生児の画像提供につき説明する。
【0099】
出産した直後は、いまだ病院内に入院している状態であり、赤ちゃんの画像は自由に取得できる状態にはない。しかしながら、家族、特に父綾、親族、特に遠方の家族、親族は、すぐに赤ちゃんの画像をみたいと願うが、退院するまでは無理なことが多い。
【0100】
このような状況下において、出産直後の赤ちゃんの画像閲覧を本発明によって行うものである。
【0101】
新生児の撮影は前述した撮影部1による撮影のうち、第2撮影部16で行われる。第2撮影部16には、母親の病室に設置された病院のインターネットカメラ、あるいは父親などが撮影するデジタルカメラ、ビデオカメラなどが含まれる。
【0102】
ここで、インターネットカメラは、総合病院や産婦人科病院内の病室に設けられており、該インターネットカメラについては、担当医師が妊婦の診察にも使用している。撮影される撮影時間が30秒程度であり、該撮影長さの画像データがLANあるいは無線LANなどを介して例えば病院の院内におけるコンピュータ端末8へ送出される様構成されている。
【0103】
そして、前記画像データを受信した院内におけるコンピュータ端末8では、受信した前記画像データを前記サーバコンピュータ2の画像編集部9に送信出来る様構成されている。
【0104】
そして、前記撮影された新生児動画像などの画像編集は、前記サーバコンピュータ2の制御部13などで構成される画像編集部9の動作で行われる。
【0105】
次に本実施例における画像編集部9の概略構成については前述の通りである。
【0106】
サーバコンピュータ2の受信部18では第2撮影部16で撮影された例えばインターネットカメラで撮影された新生児動画像に関するデータが受信され、該画像データは画像編集部9の第1画像編集部21へ送出される。
【0107】
そして、サーバコンピュータ2の画像編集部9内の第1画像編集部21では、受信した画像データにつき、識別部24において、送信されてきた画像データの送り主につき、例えば氏名、患者ID番号、生年月日、パスワードなどによって識別がなされる。そして、前記識別部24による識別がなされ、通過した後、患者(母親)につけられた識別番号(例えば患者ID)ごとの新生児画像の取り込みが選別取り込み部25によって行われる。
【0108】
ついで、同一の識別番号(例えば患者ID)について、同日にあるいは別の日に順次送信されてきた新生児画像データには、その各々の画像に画像編集のための編集番号がつけられ、画像リスト作成部35によって編集用の画像リストが作成され、該画像リストは、画像リスト保存部26によって保存される。
【0109】
前記画像リスト保存部26によって保存された前記編集用の画像リストは、画像リスト読み出し再生部27において、編集番号順に整理された編集用画像リストがホームページ上に再生可能にしてアップされるよう制御される。
【0110】
次に、第2画像編集部22の動作につき説明する。第2画像編集部22では新生児画像へのメッセージの取り込みを主に行うものである。
【0111】
所定の患者(母親)を担当する担当医師は、自己の担当医師用端末3を起動して立ち上げ、サーバコンピュータ2の運営するサイトに入ってそのホームページを閲覧すると画像リスト読み出し再生部27によって、編集用の画像リストが読み出される。
【0112】
そして、担当医師用端末3では、例えば自己の担当する患者である母親を診察した際などに撮影し、あるいはそのほかインターネットカメラなど撮影された新生児画像がその編集番号順に閲覧できる様になっている。ここで、メッセージを添付したい画像を再生し、どの様なメッセージを送るかを熟慮し、該メッセージの作成を行う。そこで、例えばどの様なメッセージを送るか熟慮、作成した後、担当医師用端末3から、例えば決められた自己のID番号及びパスワードなどを入力した後、自己が担当している前記患者(母親)の識別番号などを入力し、これら入力情報の正確な識別が識別部24によって行われる。
【0113】
識別が行われた後、担当医師用端末3のディスプレイ上に表示されている編集用画像リストから音声メッセージあるいは文字メッセージを入力したい編集用の画像を編集画像選択部36により選択していく。
【0114】
そして、編集を行いたい画像リスト番号を選択すると、選択された編集番号の画像、例えば新生児の動画像の一つが再生される。なお、その再生は、「リピート」を選択することによって何度でも再生できる。
【0115】
また、この再生画像については、画像修正要求部37を起動することにより、当初画像得編集部9の受信部18で取得した前記動画像に修正が加えられる様、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とすることを要求することが出来る。
【0116】
すなわち、後述する前記画像編集部9の第3画像編集部23には、新生児の画像につき、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とする画像修正部40が設けられており、前記画像修正要求部37からの修正要求があると、画像修正部40が起動されて新生児画像をより鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像と出来るものよう構成されている。
【0117】
具体的には、サーバコンピュータ2内に画像修正用のソフトをインストールされ、該ソフトが使用されて画像修正されるものとなる。
【0118】
しかして、前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた際には、当該画像に関する意見あるいは感想などを音声メッセージとして画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0119】
前記メッセージ入力受付部38で受け付けられた後、音声メッセージを送出することになるが、音声メッセージの送出方法については、例えばいわゆるテレビ電話機能を有するコンピュータソフトが使用され、該ソフトが導入された医師用端末3の受信器(マイク)から所定のメッセージを音声で入力し、該音声メッセージを前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送出する構成とされる。
【0120】
また、この音声メッセージの録音、送出については、医師用端末3の使用とは別に、例えばIP電話や携帯電話による送出で行ってもかまわない。すなわち、前記IP電話や携帯電話により第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10に接続された指定番号へ電話をかけ、IP電話や携帯電話によるデジタル音声を前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送信するのである。
【0121】
なお、通常のアナログ電話からの音声メッセージについても録音することが出来ることすでに述べた。
【0122】
なお、前記IP電話など外部からの音声メッセージを音声メッセージ録音部10へ送信するに際しては、当該音声メッセージ録音部10と連携する電話機などへ電話をかけ、繋げた後、自己のID番号、パスワード番号、担当する患者(母親)を識別する識別番号及び編集用画像リストの中の編集番号などをそれぞれキーボード、タッチキー、タッチパネルなどの入力部で入力し、その後に音声メッセージを入力することになる。
【0123】
ここで、音声メッセージの一例を挙げれば、例えば「赤ちゃんがすくすく育っています」「今、赤ちゃんが笑いました」などが挙げられる。
【0124】
音声メッセージ録音部10において、送信されてきた前記「音声メッセージ」が録音され、その後、メッセージ送出部31により該「音声メッセージ」が選択された編集番号と共に、第3画像編集部23へ送出されるものとなる。
【0125】
第3画像編集部23では送信された「音声メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「音声メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に音声メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0126】
なお、前述したように、前記画像修正要求部37により画像修正の要求があったときには、該要求を受けて、画像修正部40によってより鮮明に、より鮮やかな画像にすべく修正がなされる。
【0127】
そして、これら編集後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。
【0128】
ここで、前記編集後の画像を再生して閲覧するには、まず、サーバコンピュータ2が運営する再生サイトのホームページに入る必要がある。
【0129】
そのため、前記ホームページのトップ画面には、所定のID番号、パスワード番号及びいずれの患者の新生児画像かを識別する患者別の識別番号の入力を要求する入力画面が表示され、前記要求された番号などをそれぞれ入力すると、該当の新生児のサムネイル画像式の画像リストが表示される。
【0130】
なお、前記の入力画面から所定の各種番号を入力して編集画像の再生画面に入れるのは、患者(母親)の家族や親族など限られた範囲となる。
【0131】
該画像リストのうち、再生したいリスト番号をクリックすると、その画像が再生され、閲覧できる。
【0132】
そして、選択したその新生児の動画像には、担当医師の音声メッセージ、例えば「赤ちゃんがすくすく育っています」「今、赤ちゃんが笑いました」などの音声メッセージが動画像に付加され、動く新生児の動態に合わせてその音声が画面から流れるものとなる。
【0133】
このように、前記の編集後の画像は、例えば患者(母親)に与えられた識別番号ごとにいわゆるサムネイル画像の画像再生リストが作成されており、このサムネイル画像のリストから所定の番号を選択して、当該画像を音声付きで再生することが出来るものとなる。なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0134】
次に、文字メッセージの入力につき説明する。
【0135】
該文字メッセージについては、インターネット上に開設されたサイト上のホームページの入力画面から、あるいは指定されたメールアドレスに文字メッセージを入力して送信することで行うことが出来る。その手順は音声メッセージの入力、送信とほぼ同様である。
【0136】
しかして、前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた後には、当該画像に関する意見あるいは感想などを文字メッセージとして送出し、該文字メッセージは、画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0137】
ここで、前記文字メッセージの入力、送出は、文字メッセージ書き込み部11によって、例えば担当医師用端末3からキーボードで文字メッセージが作成され、あるいは携帯端末などで文字メッセージが作成され、これら文字メッセージがメッセージ送出部31によって、第3画像編集部23へ送信されることにより行われる。
【0138】
なお、携帯端末の場合には文字メッセージ書き込み部11が指定する所定のメールアドレスへの送信で行ってもかまわない。
【0139】
そして、第3画像編集部23では送信されてきた「文字メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「文字メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に文字メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0140】
そして、これら画像編集が行われた編集後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0141】
次に、母親用端末4からのメッセージ入力につき説明するが、担当医師用端末2からのメッセージ入力とほぼ同様である。
【0142】
所定の母親用端末4を起動して立ち上げ、サーバコンピュータ2の運営するサイトに入ってそのホームページを閲覧すると画像リスト読み出し再生部27によって、編集用の画像リストが読み出される。
【0143】
そして、母親用端末4では、例えば担当した医師が診察した際に撮影した新生児画像がその編集番号順に閲覧できる様になっている。
【0144】
ここで、メッセージを添付したい画像を再生し、どの様なメッセージを送るかを熟慮し、該メッセージの作成を行う。そこで、例えばどの様なメッセージを送るかが決定された後、母親用端末4から、例えば決められた自己のID番号及びパスワードなどを入力した後、患者(母親)の識別番号などを入力し、これらの入力情報が正確に行われたかが識別部24により識別される。
【0145】
識別が行われた後、母用端末4のディスプレイ上に表示されている編集用画像リストから音声メッセージあるいは文字メッセージを入力したい編集用の画像を編集画像選択部36により選択していく。
【0146】
そして、編集を行いたい画像リスト番号を選択すると、選択された編集番号の画像、例えば新生児の動画像の一つが再生される。なお、その再生は、「リピート」を選択することによって何度でも再生できる。
【0147】
また、この再生画像については、画像修正要求部37を起動することにより、当初画像得編集部9の受信部18で取得した動画像に修正が加えられる様、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とすることを要求することが出来る。
【0148】
すなわち、後述する前記画像編集部9の第3画像編集部23には、新生児の画像につき、より鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像とする画像修正部40が設けられており、前記画像修正要求部37からの修正要求があると、画像修正部40が起動されて新生児画像をより鮮明に、あるいはより色彩の豊かなカラー画像と出来るものよう構成されている。
【0149】
しかして、前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた際には、当該画像に関する意見あるいは感想などを音声メッセージとして画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0150】
前記メッセージ入力受付部38で受け付けられた後、音声メッセージを送出することになるが、音声メッセージの送出方法については、例えばいわゆるテレビ電話機能を有するコンピュータソフトが使用され、該ソフトが導入された母親用端末4の送信器(マイク)から所定のメッセージを音声で入力し、該音声メッセージを前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送出する構成とされる。
【0151】
また、この音声メッセージの録音、送出については、端末4の使用とは別に、例えばIP電話や携帯電話による送出で行ってもかまわない。すなわち、前記IP電話や携帯電話により第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10に接続された指定番号へ電話をかけ、IP電話や携帯電話によるデジタル音声を前記第2画像編集部22の音声メッセージ録音部10へ送信するのである。
【0152】
なお、通常のアナログ電話からの音声メッセージについても録音することが出来る。
【0153】
また、前記IP電話など外部からの音声メッセージを音声メッセージ録音部10へ送信するに際しては、当該音声メッセージ録音部10と連携する電話機などへ電話をかけ、繋げた後、自己のID番号、パスワード番号、患者を識別する識別番号及び編集用画像リストの中の編集番号などをそれぞれキーボード、タッチキー、タッチパネルなどの入力部で入力し、その後に音声メッセージを入力することになる。
【0154】
ここで、音声メッセージの一例を挙げれば、例えば「名前が○○に決まりました」「この子はイケメンです」などが挙げられる。また、新生児の泣き声を直に録音することも好ましい。
【0155】
音声メッセージ録音部10において、送信されてきた前記「名前が○○に決まりました」「この子はイケメンです」、あるいは新生児の泣き声などの「音声メッセージ」が録音され、その後、メッセージ送出部31により該「音声メッセージ」が選択された編集番号と共に、第3画像編集部23へ送出されるものとなる。
【0156】
第3画像編集部23では送信された「音声メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「音声メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に音声メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0157】
なお、前述したように、前記画像修正要求部37により画像修正の要求があったときには、該要求を受けて、画像修正部40によってより鮮明に、より鮮やかな画像にすべく修正がなされる。
【0158】
そして、これら編集後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。
【0159】
ここで、前記編集後の画像を再生して閲覧するには、まず、サーバコンピュータ2が運営する再生サイトのホームページに入る必要がある。
【0160】
そのため、前記ホームページのトップ画面には、所定のID番号、パスワード番号及びいずれの母親の新生児画像かを識別する患者(母親)別の識別番号などの入力を要求する入力画面が表示され、前記要求された番号などをそれぞれ入力すると、該当の新生児のサムネイル画像式の画像リストが表示される。
【0161】
なお、前記の入力画面から所定の各種番号を入力して編集画像の再生画面に入れるのは、患者(母親)や患者の家族や親族など限られた範囲となる。
【0162】
該画像リストのうち、再生したいリスト番号をクリックすると、その画像が再生され、閲覧できる。
【0163】
そして、選択したその新生児の動画像には、新生児の母親の音声メッセージ、例えば「名前が○○に決まりました」「この子はイケメンです」、あるいは新生児のかわいい泣き声などの音声メッセージが動画像に付加され、動く新生児の動態に合わせてその音声が画面から流れるものとなる。
このように、前記の編集後の画像は、例えば患者に与えられた識別番号ごとにいわゆるサムネイル画像の画像再生リストが作成されており、このサムネイル画像のリストから所定の番号を選択して、当該画像を音声付きで再生することが出来るものとなる。なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0164】
次に、文字メッセージの入力につき説明する。
【0165】
該文字メッセージについては、インターネット上に開設されたサイト上のホームページの入力画面から、あるいは指定されたメールアドレスに文字メッセージを入力して送信することで行うことが出来る。その手順は音声メッセージの入力、送信とほぼ同様である。
【0166】
しかして、前記編集画像選択部36によって編集画像が選択され、当該編集用動画像の再生が行われた後には、当該画像に関する意見あるいは感想などを文字メッセージとして送出し、該文字メッセージは、画像編集部9における第2画像編集部22のメッセージ入力受付部38でメッセージの受付が行われる。
【0167】
ここで、前記文字メッセージの入力、送出は、文字メッセージ書き込み部11によって、例えば母親用端末4からキーボードで文字メッセージが作成され、あるいは携帯端末などで文字メッセージが作成され、これら文字メッセージがメッセージ送出部31によって、第3画像編集部23へ送信されることにより行われる。
【0168】
なお、携帯端末の場合には文字メッセージ書き込み部11が指定する所定のメールアドレスへの送信で行ってもかまわない。
【0169】
そして、第3画像編集部23では送信されてきた「文字メッセージ」がメッセージ取得部32で取得され、次いで送信されてきた「文字メッセージ」で選択されてある編集番号の画像が該当画像選択部33により選択されて、この画像に文字メッセージを付加すべくメッセージ入り画像編集部34により画像編集が行われる。
【0170】
そして、これら画像編集が行われた後の画像は、その他の編集された一連の編集画像と共に、編集画像リスト作成部35により編集後画像のリストが作成され、編集画像リスト保存部36で保存される。そして保存された編集後の画像は編集画像読み出し再生部39によって、サーバコンピュータ2が所有するサイトのホームページ上にアップされるよう構成される。
【0171】
なお、再生端末がパソコンの場合や携帯電話の場合が想定されるためそれぞれの再生機器にあった画像再生形式が選択される。
【0172】
ところで、インターネットを介して胎児や新生児の動画像を観ることが出来るが、限られたメンバー、すなわち、妊婦、そして出産後の母親、その家族、親族などについてはインターネット上からダウンロードできるように構成してもかまわない。
【0173】
さらに、前記の画像をサーバコンピュータ2側で、DVD、ブルーレイ、USBメモリーなどの情報保存機器にダウンロードして前記妊婦、その家族、親族などに手渡すことも出来る。
【符号の説明】
【0174】
1 撮影部
2 サーバコンピュータ
3 担当医師用端末
4 母親用端末
5 インターネット
6 第1撮影部
7 3次元超音波撮影機器
8 コンピュータ端末
9 画像編集部
10 音声メッセージ録音部
11 文字メッセージ書き込み部
12 表示部
13 制御部
16 第2撮影部
17 送信部
18 受信部
19 記憶部
20 入力部
21 第1画像編集部
22 第2画像編集部
23 第3画像編集部
24 識別部
25 選別取り込み部
26 画像リスト保存部
27 画像リスト読み出し再生部
31 メッセージ送出部
32 メッセージ取得部
33 該当画像選択部
34 メッセージ入り画像編集部
35 編集画像リスト作成部
36 編集画像リスト保存部
37 画像修正要求部
38 メッセージ入力受付部
39 編集画像リスト読み出し再生部
40 画像修正部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
妊婦体内の胎児像を超音波撮影機器により、胎児についての静止画像として撮影する第1撮影手段と、前記妊婦の出産後の新生児の静止画像及び動画像を撮影する第2撮影手段と、を含む撮影部と、
前記撮影部からの前記静止画像及び動画像につきインターネットを介して受信し画像編集を行う画像編集部を有するサーバコンピュータと、
インターネットを介して前記サーバコンピュータの画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが担当医師用端末入力部により入力でき、入力された音声コメント、文字コメントを前記サーバコンピュータの画像編集部へ送信できる担当医師用端末と、
インターネットを介して前記画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが母親用端末入力部により入力でき、前記入力された音声コメント、文字コメントを、前記サーバコンピュータの画像編集部に送信できる母親用端末と、
を有し、
前記サーバコンピュータの画像編集部では、担当医師用端末から送信された、前記音声コメントあるいは文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント付き、文字コメント付き画像に編集する編集手段と、母親用端末から送信された、音声コメント、文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント、文字コメント付き画像に編集する編集手段と、
を備え、
前記編集手段により編集された編集済み画像は、サーバコンピュータの画像再生部に送出され、該画像再生部では、前記編集済み画像を各種の画像受信端末にあった各種の画像再生形式に変換して送出可能としてなり、
前記各種の画像再生形式に変換された編集済み画像は、前記画像再生形式に対応した再生機器により閲覧可能とした、
ことを特徴とする胎児画像及び新生児画像の提供システム。
【請求項2】
妊婦体内の胎児像を3次元超音波撮影機器により、胎児についての立体静止画像及び立体動画像として撮影する第1撮影手段と、前記妊婦の出産後の新生児の静止画像及び動画像を撮影する第2撮影手段と、を含む撮影部と、
前記撮影部からの前記静止画像及び動画像につきインターネットを介して受信し画像編集を行う画像編集部を有するサーバコンピュータと、
インターネットを介して前記サーバコンピュータの画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが担当医師用端末入力部により入力でき、入力された音声コメント、文字コメントを前記サーバコンピュータの画像編集部へ送信できる担当医師用端末と、
インターネットを介して前記画像編集部から静止画像及び動画像を受信して再生でき、再生された画像に合わせて音声コメント、文字コメントが母親用端末入力部により入力でき、前記入力された音声コメント、文字コメントを、前記サーバコンピュータの画像編集部に送信できる母親用端末と、
を有し、
前記サーバコンピュータの画像編集部では、担当医師用端末から送信された、前記音声コメントあるいは文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント付き、文字コメント付き画像に編集する第1編集手段と、母親用端末から送信された、音声コメント、文字コメントを取り込んで前記再生画像を音声コメント、文字コメント付き画像に編集する第2編集手段と、
を備え、
前記第1編集手段及び第2編集手段により編集された編集済み画像は、サーバコンピュータの画像再生部に送出され、該画像再生部では、前記編集済み画像を各種の画像受信端末にあった各種の画像再生形式に変換して送出可能としてなり、
前記各種の画像再生形式に変換された編集済み画像は、前記画像再生形式に対応した再生機器により閲覧可能とした、
ことを特徴とする胎児画像及び新生児画像の提供システム。
【請求項3】
前記担当医師用端末入力部及び母親用端末入力部による音声コメントの入力は、IP電話によるデジタル音声の入力、あるいはコンピュータ音声ソフトによるデジタル音声の入力で行われる、
ことを特徴とする請求項1記載の胎児画像及び新生児画像の提供システム。
【請求項4】
前記担当医師用端末入力部及び母親用端末入力部による文字コメントの入力は、担当医師用端末あるいは母親用端末からの文字入力、あるいは担当医師用端末内にインストールされた音声を文字に変換するコンピュータ変換ソフトにより変換された文字の入力で行われる、
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の胎児画像及び新生児画像の提供システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−231228(P2012−231228A)
【公開日】平成24年11月22日(2012.11.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−97075(P2011−97075)
【出願日】平成23年4月25日(2011.4.25)
【出願人】(505304436)
【Fターム(参考)】