腕部内外側ツボ用共振按摩器とその共振按摩方法
【課題】共振の周波が皮膚の奥まで進入してツボを刺激でき、最高な按摩効果を達成できる腕部内外側ツボ用共振按摩器とその共振按摩方法を提供する。
【解決手段】中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部に二つの自由端の間に空間11が成形され、その外部に互いに対向し二つの自由端と連接する、内周面101と、外周面102とが設けられる固定具10と、回路板21と、回路板21に設けられる周波発生ユニット22とをそれぞれ有し、固定具10の凸部12に応じて固定具10の空間内に設けられる二つの周波発生器20と、固定具10に設けられ、二つの周波発生器20の回路板21と電気的に接続する電池ユニット30と、固定具10に設けられ、電池ユニット30と電気的に接続し、各周波発生器を制御して、固定具10の凸部12に60〜7.9x1014Hzの周波を出力する制御ユニット40と、を含む。
【解決手段】中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部に二つの自由端の間に空間11が成形され、その外部に互いに対向し二つの自由端と連接する、内周面101と、外周面102とが設けられる固定具10と、回路板21と、回路板21に設けられる周波発生ユニット22とをそれぞれ有し、固定具10の凸部12に応じて固定具10の空間内に設けられる二つの周波発生器20と、固定具10に設けられ、二つの周波発生器20の回路板21と電気的に接続する電池ユニット30と、固定具10に設けられ、電池ユニット30と電気的に接続し、各周波発生器を制御して、固定具10の凸部12に60〜7.9x1014Hzの周波を出力する制御ユニット40と、を含む。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動按摩器に関し、特に、人体の腕部の内外側に配される二つの周波発生器により、共振按摩を行う電動按摩器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、国民の生活形態が変化したため、心臓血管の病気、消化系統の病気及び睡眠障害の発生確率が大幅に増加する。このため、これらの病気に対する予防が国民に重視されている。漢医学の領域において、ツボを刺激することにより、病気を予防でき、病気を改善でき、そしてストレスを緩和できる効果があることは、多数の文献に実証されている。このように、非侵入的なツボ按摩は、よく見られる施療方法となる。
【0003】
特に、漢医学の研究により、図1Aに示すように、人体の腕部Aの腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボA1があり、内関ツボA1をよく按摩することにより、心臓血管の病気及び消化系統の病気を予防でき、図1Bに示すように、人体の腕部Aの腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボA2があり、外関ツボA2が内関ツボA1の反対側に位置し、外関ツボA2をよく按摩することにより、体液の循環を促進できる。内関ツボA1と外関ツボA2とを同時に按摩することにより、施療効果が更に増加する。
【0004】
しかし、指又は手動按摩器により按摩を行うときには、力を制御してより深層に按摩できるが、ツボを長時間に刺激することが困難であるため、振動式電動按摩器、又は遠赤外線を放射できる金属リングが開発されて市販している。
【0005】
振動式電動按摩器によれば、人体に対して一点だけに振動按摩でき、内関ツボA1と外関ツボA2とを同時に按摩することができず、そしてその一方向な振動周波の強度は、人体の表面と接触すると降下し、人体に進入した後、深く行くほど更に降下するため、ツボを刺激する効果が不足である。遠赤外線を放射できる金属リングによれば、金属リングから放射されるエネルギーが弱いため、内関ツボA1と外関ツボA2とを持続で同時に按摩できず、そして放射される遠赤外線の強度は人体の表面と接触すると降下するという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の主な目的は、人体の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内外側に配される二つの周波発生器により、共振按摩を行うことができ、共振の周波が皮膚の奥まで進入してツボを刺激でき、最高な按摩効果を達成できる腕部内外側ツボ用共振按摩器とその共振按摩方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、人体のアームの腕関節に近接する腕部に嵌めて使用される腕部内外側ツボ用共振按摩器において、中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部には、二つの自由端の間に空間が成形され、その外部には、互いに対向し二つの自由端と連接する、内周面と、外周面と、が設けられ、内周面により嵌め口が構成され、嵌め口には、互いに対向する二つの凸部が設けられ、二つの凸部が腕関節から4〜8cmに離れて腕部の内側と外側とにそれぞれ当接するように、腕部に嵌め口を嵌める固定具と、回路板と、回路板に設けられる周波発生ユニットと、をそれぞれ有し、固定具の凸部に応じて固定具の空間内に設けられる二つの周波発生器と、 固定具に設けられ、二つの周波発生器の回路板と電気的に接続する電池ユニットと、固定具に設けられ、電池ユニットと電気的に接続し、各周波発生器を制御して、固定具の凸部に60〜7.9x1014Hzの周波を出力して、凸部により腕部の内部を共振按摩する制御ユニットと、を含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具は、撓み可能な中空リング状の構成を有し、二つの自由端は、係止部と、嵌止部とに、それぞれ成形され、嵌止部には、端部から収容空間が成形され、収容空間の内周面に近接する壁面に歯面が成形され、外周面には、嵌止部の収容空間に連通するねじ穴が設けられ、係止部は、収容空間に収容され、歯面に応じて複数の係り歯が成形され、ボルトは、ねじ穴にねじ込まれて、その端部が係止部に押し付けることを特徴とする。
【0010】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の中段には、二つの収容部と、二つの収容部を連接する連接部と、が設けられ、各収容部は、中空なケースに成形され、対向する両側を有し、一側が連接部と連接し、他側が固定具の自由端に成形され、二つの自由端が二つのベルクロに成形され、連接部は、ホースに成形され、二つの収容部の内部と連通し、連接部と二つの収容部とから、固定具の内部にある空間が構成され、二つの自由端を互いに係合させ、固定具をリング状に成形し、二つの収容部と連接部と二つのベルクロとから、内周面と外周面とが構成され、各凸部は、収容部に対応し、内周面に成形され、各収容部の内部に周波発生器が設けられ、電池ユニットは収容部のうちの一つの内部に設けられ、制御ユニットは収容部の残りの内部に設けられ、二つの周波発生器と電池ユニットと制御ユニットとは、連接部を介して電気的に接続することを特徴とする。
【0011】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の外周面には、電池ユニットを収容する窪みが設けられ、窪みの開口に蓋が設けられることを特徴とする。
【0012】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の凸部は按摩ブロックに成形され、周波発生器の周波発生ユニットは振動モータであり、振動モータの凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする。
【0013】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の凸部は按摩ブロックに成形され、周波発生器の周波発生ユニットは水晶発振器であり、水晶発振器の凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする。
【0014】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の凸部は中空なケースに成形され、周波発生器の周波発生ユニットは電磁波発射装置であり、電磁波発射装置の凸部に出力する周波の波長は380〜2.5X104nmであることを特徴とする。
【0015】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、制御ユニットは、電池ユニットと電気的に接続する制御回路と、固定具の外周面に嵌め設けられ、制御回路と電気的に接続するディスプレイと、を有し、ディスプレイの一側には、オン・オフボタンと、リセットボタンと、モード選択ボタンと、が設けられ、これらのボタンは制御回路と電気的に接続することを特徴とする。
【0016】
本発明の共振按摩方法によると、人体のアームの腕関節に近接する腕部を共振按摩し、腕部の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボがあり、腕部の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボがあり、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器の共振按摩方法において、按摩器を用意して、按摩器の内周面にある二つの凸部を内関ツボと外関ツボとにそれぞれ押付けるように、人体のアームに按摩器の嵌め口を嵌めるステップと、按摩器の制御ユニットの制御により、各周波発生器の周波発生ユニットは二つの凸部に、周波数が60〜7.9x1014Hzの周波、又は波長が380〜2.5X104nmの周波を出力して、二つの周波が凸部を経由して内関ツボと外関ツボとに伝導されるステップと、周波のうちの一つを第1周波とし、第1周波が外関ツボから内関ツボに伝導され、周波の残りを第2周波とし、第2周波が内関ツボから外関ツボに伝導され、これにより、内関ツボと外関ツボとには、第1周波と第2周波とが同時に存在し、二つの周波が共振して第3周波を形成し、第3周波の周波数は、第1周波と第2周波との周波数よりも高いステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の共振按摩方法によると、第1周波と第2周波との周波数は同じであり、その周波数は1X104±3.5X103Hz範囲であることが好ましいことを特徴とする。
【0018】
本発明の共振按摩方法によると、第1周波と第2周波とは、非倍数形態の周波数で共振按摩を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器とその共振按摩方法によれば、人体の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内外側に配される二つの周波発生器により、共振按摩を行うことができ、共振の周波が皮膚の奥まで進入してツボを刺激でき、最高な按摩効果を達成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1A】人体の腕部の内関ツボの位置を示す模式図である。
【図1B】人体の腕部の外関ツボの位置を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例の構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例の構築を示す模式図である。
【図5】本発明の一実施例の使用状態を示す模式図である。
【図6】本発明は振動モータを周波発生器とする構造を示す模式図である。
【図7】本発明は水晶発振器を周波発生器とする構造を示す模式図である。
【図8】本発明は電磁波発射装置を周波発生器とする構造を示す模式図である。
【図9】本発明の別の実施例の構造を示す斜視図である。
【図10】本発明の別の実施例の構造を示す断面図であって、使用状態を示す。
【図11】本発明の一実施例の共振按摩方法を示すフローチャートである。
【図12】本発明の共振按摩器により第1被験者のリンパ循環を促進する前に、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図13】本発明の共振按摩器により第1被験者のリンパ循環を20分間に促進した後、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図14】本発明の共振按摩器により第1被験者のリンパ循環を60分間に促進した後、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図15】本発明の共振按摩器により第2被験者のリンパ循環を促進する前に、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図16】本発明の共振按摩器により第2被験者のリンパ循環を40分間に促進した後、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図2、図3及び図5を参照する。本発明の一実施例の腕部内外側ツボ用共振按摩器は、人体のアームの腕関節に近接する腕部Aに嵌めて使用され、固定具10と、二つの周波発生器20と、電池ユニット30と、制御ユニット40と、を含む。
【0023】
固定具10は、図2及び図3に示すように、中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部には、二つの自由端の間に空間11が成形され、その外部には、互いに対向し二つの自由端と連接する、内周面101と、外周面102と、が設けられる。内周面101により嵌め口103が構成される。嵌め口103には、互いに対向する二つの凸部12が設けられる。図3及び図5に示すように、二つの凸部12が腕関節から4〜8cmに離れて腕部Aの内側と外側とにそれぞれ当接するように、腕部Aに固定具10の嵌め口103を嵌める。
【0024】
本実施例では、固定具10は、撓み可能な中空リング状の構成を有し、二つの自由端は、係止部13と、嵌止部14とに、それぞれ成形される。嵌止部14には、端部から収容空間141が成形される。収容空間141の内周面101に近接する壁面に歯面142が成形される。外周面102には、嵌止部14の収容空間141に連通するねじ穴143が設けられる。係止部13は、収容空間141に収容され、歯面142に応じて複数の係り歯131が成形される。ボルト144は、ねじ穴143にねじ込まれて、その端部が係止部13に押し付ける。固定具10は、係止部13の嵌止部14に収容される長さを変更することにより、嵌め口103の大きさを変更できる。このように、異なる寸法を有する腕部Aを嵌めることができる。そしてボルト144によって、係止部13と収容部15とを緊迫して固定することにより、人体の皮膚に固定具10の凸部12を押付けることができる。このように、人体の内部に周波を確実に伝導できる。
【0025】
二つの周波発生器20は、図2及び図3に示すように、回路板21と、回路板21に設けられる周波発生ユニット22と、をそれぞれ有し、固定具10の凸部12に応じて固定具10の空間11内に設けられる。本実施例では、周波発生器20の固定具10の凸部12に出力する周波の周波数が60〜7.9x1014Hzである。反対方向に伝導される二つの周波は、人体の腕部Aの内部に共振効果を発生して、腕部Aの内外側にある内関ツボA1と外関ツボA2とを共振按摩できる。
【0026】
図3及び図4に示すように、固定具10の外周面102には、電池ユニット30を収容する窪み18が設けられ、窪み18の開口に蓋181が設けられる。電池ユニット30は、二つの周波発生器20の回路板21と電気的に接続する。制御ユニット40は、電池ユニット30と電気的に接続し、各周波発生器20を制御して、固定具10の凸部12に周波を出力して、凸部12により人体の腕部Aの内部を共振按摩する。本実施例では、制御ユニット40は、電池ユニット30と電気的に接続する制御回路41と、固定具10の外周面102に嵌め設けられ、制御回路41と電気的に接続するディスプレイ45と、を有する。ディスプレイ45の一側には、オン・オフボタン42と、リセットボタン43と、モード選択ボタン44と、が設けられ、これらのボタンは制御回路41と電気的に接続する。
【0027】
本発明の周波発生器20の周波発生ユニット22から出力する周波は、振動波、音波、超音波、電磁波、遠赤外線、又は光波などを採用する。振動波を採用する場合には、周波数が3.6X103〜40X103Hzであることが好ましい。音波を採用する場合には、周波数が20〜20X103Hzであることが好ましい。超音波を採用する場合には、周波数が20X103〜20X106Hzであることが好ましい。電磁波を採用する場合には、周波数が20〜20X103Hzであることが好ましい。光波を採用する場合には、波長が380〜780nmであることが好ましい。遠赤外線を採用する場合には、波長が3X103〜2.5X104nmであることが好ましい。
【0028】
周波発生ユニット22は振動モータでもよい。図6に示すように、固定具10の凸部12は中実な按摩ブロックに成形される。周波発生ユニット22は、凸部12に対応するケース221を有し、その内部に動力源222が設けられる。動力源222の伝動軸223により、伝動軸223の末端に設けられる偏心ブロック224が回転され、これにより、振動波を得ることができる。図7に示すように、周波発生ユニット22は水晶発振器でもよい。水晶発振器は、本体225を有し、本体225の複数の端子226が回路板21に挿入される。本体225に電流を流すと、機械的な振動波を得ることができる。
【0029】
図8に示すように、固定具10の凸部12は中空なケースに成形され、周波発生ユニット22は、電磁波発射装置であり、遠赤外線発射ユニット227を有する。遠赤外線発射ユニット227は、凸部12の内部に収容され、凸部12へ遠赤外線を発射できる。このように、遠赤外線により腕部Aのツボを刺激できる。
【0030】
図4、図9及び図10に示したのは、本発明の別の実施例の腕部内外側ツボ用共振按摩器である。このような腕部内外側ツボ用共振按摩器は、固定具10の中段には、二つの収容部15と、二つの収容部15を連接する連接部16と、が設けられる。各収容部15は、中空なケースに成形され、対向する両側を有し、一側が連接部16と連接し、他側が固定具10の自由端に成形される。二つの自由端は二つのベルクロ17に成形される。連接部16は、ホースに成形され、二つの収容部15の内部と連通する。連接部16と二つの収容部15とから、固定具10の内部にある空間11が構成される。二つの自由端を互いに係合させると、固定具10がリング状となる。二つの収容部15と連接部16と二つのベルクロ17とから、内周面101と外周面102とが構成される。各凸部12は、収容部15に対応し、内周面101に成形される。各収容部15の内部に周波発生器20が設けられる。電池ユニット30は収容部15のうちの一つの内部に設けられる。制御ユニット40は収容部15の残りの内部に設けられる。二つの周波発生器20と電池ユニット30と制御ユニット40とは、連接部16を介して電気的に接続する。
【0031】
次に、本発明の好適な実施例の操作方式及び効果を説明する。図3、図5、図7及び図11を参照する。腕部Aの腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボA1があり、腕部の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボA2がある。本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器の共振按摩方法は、按摩器を嵌めるステップS1と、周波を出力するステップS2と、周波により共振按摩を行うステップS3と、を含む。
【0032】
按摩器を嵌めるステップS1は、按摩器を用意して、按摩器の内周面101にある二つの凸部12を内関ツボA1と外関ツボA2とにそれぞれ押付けるように、人体のアームに按摩器の嵌め口103を嵌める。
【0033】
周波を出力するステップS2は、按摩器の制御ユニット40の制御により、各周波発生器20の周波発生ユニット22は、それに対応する凸部12に、周波数が20〜20x106Hzの周波、又は波長が380〜2.5X104nmの周波を出力して、二つの周波が凸部12を経由して内関ツボA1と外関ツボA2とに伝導される。
【0034】
周波により共振按摩を行うステップS3は、周波のうちの一つを第1周波とし、第1周波が外関ツボA2から内関ツボA1に伝導され、周波の残りを第2周波とし、第2周波が内関ツボA1から外関ツボA2に伝導され、これにより、内関ツボA1と外関ツボA2とには、第1周波と第2周波とが同時に存在し、二つの周波が共振して第3周波を形成し、第3周波の周波数は、第1周波と第2周波との周波数よりも高い。
【0035】
本実施例では、第1周波と第2周波とが同じ周波数で、内関ツボA1と外関ツボA2とに共振按摩を行い、そして共振周波数は1X104±3.5X103範囲であることが好ましい。また、第1周波と第2周波とは、異なる周波数、又は非倍数形態の周波数で共振按摩を行うこともできる。
【0036】
次に、本発明の図12乃至図15(又は図表と呼ぶ)を参照する。これは、二人の被験者に対して生物インピーダンス値を測定する。各図表の上半部に示した数値は、人体の特定の器官に対して、被験者の左半身体と右半身体とからそれぞれ測定された生物インピーダンス値である。各図表の下半部の曲線図は、前記生物インピーダンス値から計算して得られる個人的なインピーダンス平均値である。特定の器官から得られる生物インピーダンス値により、前記曲線図を得ることができる。前記曲線図により、被験者の特定の器官の生物インピーダンス値とインピーダンス平均値のずれ程度を判断でき、曲線の起伏が小さいことが好ましい。
【0037】
<第1被験者>
図12に示すように、本発明の按摩器を使用する前に、第1被験者から測定されたインピーダンス平均値が103であり、曲線図において、脾臓、膀胱及び胆嚢での起伏が大きく、インピーダンス平均値からのずれは30も超える。本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を20分間に行った後、図13に示すように、上記器官の生物インピーダンス値とインピーダンス平均値のずれは20を超えない。また、本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を60分間に行った後、図14に示すように、曲線の起伏が緩やかとなる。
【0038】
<第2被験者>
図15に示すように、本発明の按摩器を使用する前に、第2被験者から測定されたインピーダンス平均値が77であり、曲線図において、小腸、肝臓、腎臓及び胆嚢での起伏が大きく、インピーダンス平均値からのずれは30も超える。本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を40分間に行った後、図16に示すように、上記器官の生物インピーダンス値とインピーダンス平均値のずれは20を超えない。すなわち、本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を行う前後の曲線の起伏の変化が著しいが、共振按摩を行った後に、曲線の起伏が緩やかとなる。
【0039】
上記の説明から明らかなように、本発明の按摩器は、腕部Aの内外側にあるツボに周波を入力して、人体の内部に共振効果を発生することにより、だるくて痛い症状などを迅速に緩和でき、血行を促進でき、人体の内部にある不純物を排出できるため、一側から周波を人体に入力するものに比べて、按摩効果を著しく増加できる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、按摩器に適用することができる。
【符号の説明】
【0041】
10:固定具
11:空間
12:凸部
13:係止部
14:嵌止部
15:収容部
16:連接部
17:ベルクロ
18:収容空間
20:周波発生器
21:回路板
22:周波発生ユニット
30:電池ユニット
40:制御ユニット
41:制御回路
42:オン・オフボタン
43:リセットボタン
44:モード選択ボタン
45:ディスプレイ
101:内周面
102:外周面
103:嵌め口
131:係り歯
141:収容空間
142:歯面
143:ねじ穴
144:ボルト
181:蓋
221:ケース
222:動力源
223:伝動軸
224:偏心ブロック
225:本体
226:端子
227:遠赤外線発射ユニット
A:腕部
A1:内関ツボ
A2:外関ツボ
S1:按摩器嵌めステップ
S2:周波出力ステップ
S3:周波共振按摩ステップ
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動按摩器に関し、特に、人体の腕部の内外側に配される二つの周波発生器により、共振按摩を行う電動按摩器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在、国民の生活形態が変化したため、心臓血管の病気、消化系統の病気及び睡眠障害の発生確率が大幅に増加する。このため、これらの病気に対する予防が国民に重視されている。漢医学の領域において、ツボを刺激することにより、病気を予防でき、病気を改善でき、そしてストレスを緩和できる効果があることは、多数の文献に実証されている。このように、非侵入的なツボ按摩は、よく見られる施療方法となる。
【0003】
特に、漢医学の研究により、図1Aに示すように、人体の腕部Aの腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボA1があり、内関ツボA1をよく按摩することにより、心臓血管の病気及び消化系統の病気を予防でき、図1Bに示すように、人体の腕部Aの腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボA2があり、外関ツボA2が内関ツボA1の反対側に位置し、外関ツボA2をよく按摩することにより、体液の循環を促進できる。内関ツボA1と外関ツボA2とを同時に按摩することにより、施療効果が更に増加する。
【0004】
しかし、指又は手動按摩器により按摩を行うときには、力を制御してより深層に按摩できるが、ツボを長時間に刺激することが困難であるため、振動式電動按摩器、又は遠赤外線を放射できる金属リングが開発されて市販している。
【0005】
振動式電動按摩器によれば、人体に対して一点だけに振動按摩でき、内関ツボA1と外関ツボA2とを同時に按摩することができず、そしてその一方向な振動周波の強度は、人体の表面と接触すると降下し、人体に進入した後、深く行くほど更に降下するため、ツボを刺激する効果が不足である。遠赤外線を放射できる金属リングによれば、金属リングから放射されるエネルギーが弱いため、内関ツボA1と外関ツボA2とを持続で同時に按摩できず、そして放射される遠赤外線の強度は人体の表面と接触すると降下するという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】なし
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで、本発明の主な目的は、人体の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内外側に配される二つの周波発生器により、共振按摩を行うことができ、共振の周波が皮膚の奥まで進入してツボを刺激でき、最高な按摩効果を達成できる腕部内外側ツボ用共振按摩器とその共振按摩方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、人体のアームの腕関節に近接する腕部に嵌めて使用される腕部内外側ツボ用共振按摩器において、中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部には、二つの自由端の間に空間が成形され、その外部には、互いに対向し二つの自由端と連接する、内周面と、外周面と、が設けられ、内周面により嵌め口が構成され、嵌め口には、互いに対向する二つの凸部が設けられ、二つの凸部が腕関節から4〜8cmに離れて腕部の内側と外側とにそれぞれ当接するように、腕部に嵌め口を嵌める固定具と、回路板と、回路板に設けられる周波発生ユニットと、をそれぞれ有し、固定具の凸部に応じて固定具の空間内に設けられる二つの周波発生器と、 固定具に設けられ、二つの周波発生器の回路板と電気的に接続する電池ユニットと、固定具に設けられ、電池ユニットと電気的に接続し、各周波発生器を制御して、固定具の凸部に60〜7.9x1014Hzの周波を出力して、凸部により腕部の内部を共振按摩する制御ユニットと、を含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具は、撓み可能な中空リング状の構成を有し、二つの自由端は、係止部と、嵌止部とに、それぞれ成形され、嵌止部には、端部から収容空間が成形され、収容空間の内周面に近接する壁面に歯面が成形され、外周面には、嵌止部の収容空間に連通するねじ穴が設けられ、係止部は、収容空間に収容され、歯面に応じて複数の係り歯が成形され、ボルトは、ねじ穴にねじ込まれて、その端部が係止部に押し付けることを特徴とする。
【0010】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の中段には、二つの収容部と、二つの収容部を連接する連接部と、が設けられ、各収容部は、中空なケースに成形され、対向する両側を有し、一側が連接部と連接し、他側が固定具の自由端に成形され、二つの自由端が二つのベルクロに成形され、連接部は、ホースに成形され、二つの収容部の内部と連通し、連接部と二つの収容部とから、固定具の内部にある空間が構成され、二つの自由端を互いに係合させ、固定具をリング状に成形し、二つの収容部と連接部と二つのベルクロとから、内周面と外周面とが構成され、各凸部は、収容部に対応し、内周面に成形され、各収容部の内部に周波発生器が設けられ、電池ユニットは収容部のうちの一つの内部に設けられ、制御ユニットは収容部の残りの内部に設けられ、二つの周波発生器と電池ユニットと制御ユニットとは、連接部を介して電気的に接続することを特徴とする。
【0011】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の外周面には、電池ユニットを収容する窪みが設けられ、窪みの開口に蓋が設けられることを特徴とする。
【0012】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の凸部は按摩ブロックに成形され、周波発生器の周波発生ユニットは振動モータであり、振動モータの凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする。
【0013】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の凸部は按摩ブロックに成形され、周波発生器の周波発生ユニットは水晶発振器であり、水晶発振器の凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする。
【0014】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、固定具の凸部は中空なケースに成形され、周波発生器の周波発生ユニットは電磁波発射装置であり、電磁波発射装置の凸部に出力する周波の波長は380〜2.5X104nmであることを特徴とする。
【0015】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器によると、制御ユニットは、電池ユニットと電気的に接続する制御回路と、固定具の外周面に嵌め設けられ、制御回路と電気的に接続するディスプレイと、を有し、ディスプレイの一側には、オン・オフボタンと、リセットボタンと、モード選択ボタンと、が設けられ、これらのボタンは制御回路と電気的に接続することを特徴とする。
【0016】
本発明の共振按摩方法によると、人体のアームの腕関節に近接する腕部を共振按摩し、腕部の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボがあり、腕部の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボがあり、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器の共振按摩方法において、按摩器を用意して、按摩器の内周面にある二つの凸部を内関ツボと外関ツボとにそれぞれ押付けるように、人体のアームに按摩器の嵌め口を嵌めるステップと、按摩器の制御ユニットの制御により、各周波発生器の周波発生ユニットは二つの凸部に、周波数が60〜7.9x1014Hzの周波、又は波長が380〜2.5X104nmの周波を出力して、二つの周波が凸部を経由して内関ツボと外関ツボとに伝導されるステップと、周波のうちの一つを第1周波とし、第1周波が外関ツボから内関ツボに伝導され、周波の残りを第2周波とし、第2周波が内関ツボから外関ツボに伝導され、これにより、内関ツボと外関ツボとには、第1周波と第2周波とが同時に存在し、二つの周波が共振して第3周波を形成し、第3周波の周波数は、第1周波と第2周波との周波数よりも高いステップと、を含むことを特徴とする。
【0017】
本発明の共振按摩方法によると、第1周波と第2周波との周波数は同じであり、その周波数は1X104±3.5X103Hz範囲であることが好ましいことを特徴とする。
【0018】
本発明の共振按摩方法によると、第1周波と第2周波とは、非倍数形態の周波数で共振按摩を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0019】
本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器とその共振按摩方法によれば、人体の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内外側に配される二つの周波発生器により、共振按摩を行うことができ、共振の周波が皮膚の奥まで進入してツボを刺激でき、最高な按摩効果を達成できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【図1A】人体の腕部の内関ツボの位置を示す模式図である。
【図1B】人体の腕部の外関ツボの位置を示す模式図である。
【図2】本発明の一実施例の構造を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例の構造を示す断面図である。
【図4】本発明の一実施例の構築を示す模式図である。
【図5】本発明の一実施例の使用状態を示す模式図である。
【図6】本発明は振動モータを周波発生器とする構造を示す模式図である。
【図7】本発明は水晶発振器を周波発生器とする構造を示す模式図である。
【図8】本発明は電磁波発射装置を周波発生器とする構造を示す模式図である。
【図9】本発明の別の実施例の構造を示す斜視図である。
【図10】本発明の別の実施例の構造を示す断面図であって、使用状態を示す。
【図11】本発明の一実施例の共振按摩方法を示すフローチャートである。
【図12】本発明の共振按摩器により第1被験者のリンパ循環を促進する前に、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図13】本発明の共振按摩器により第1被験者のリンパ循環を20分間に促進した後、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図14】本発明の共振按摩器により第1被験者のリンパ循環を60分間に促進した後、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図15】本発明の共振按摩器により第2被験者のリンパ循環を促進する前に、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【図16】本発明の共振按摩器により第2被験者のリンパ循環を40分間に促進した後、測定された予防医学コンピュータ分析図表である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0022】
図2、図3及び図5を参照する。本発明の一実施例の腕部内外側ツボ用共振按摩器は、人体のアームの腕関節に近接する腕部Aに嵌めて使用され、固定具10と、二つの周波発生器20と、電池ユニット30と、制御ユニット40と、を含む。
【0023】
固定具10は、図2及び図3に示すように、中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部には、二つの自由端の間に空間11が成形され、その外部には、互いに対向し二つの自由端と連接する、内周面101と、外周面102と、が設けられる。内周面101により嵌め口103が構成される。嵌め口103には、互いに対向する二つの凸部12が設けられる。図3及び図5に示すように、二つの凸部12が腕関節から4〜8cmに離れて腕部Aの内側と外側とにそれぞれ当接するように、腕部Aに固定具10の嵌め口103を嵌める。
【0024】
本実施例では、固定具10は、撓み可能な中空リング状の構成を有し、二つの自由端は、係止部13と、嵌止部14とに、それぞれ成形される。嵌止部14には、端部から収容空間141が成形される。収容空間141の内周面101に近接する壁面に歯面142が成形される。外周面102には、嵌止部14の収容空間141に連通するねじ穴143が設けられる。係止部13は、収容空間141に収容され、歯面142に応じて複数の係り歯131が成形される。ボルト144は、ねじ穴143にねじ込まれて、その端部が係止部13に押し付ける。固定具10は、係止部13の嵌止部14に収容される長さを変更することにより、嵌め口103の大きさを変更できる。このように、異なる寸法を有する腕部Aを嵌めることができる。そしてボルト144によって、係止部13と収容部15とを緊迫して固定することにより、人体の皮膚に固定具10の凸部12を押付けることができる。このように、人体の内部に周波を確実に伝導できる。
【0025】
二つの周波発生器20は、図2及び図3に示すように、回路板21と、回路板21に設けられる周波発生ユニット22と、をそれぞれ有し、固定具10の凸部12に応じて固定具10の空間11内に設けられる。本実施例では、周波発生器20の固定具10の凸部12に出力する周波の周波数が60〜7.9x1014Hzである。反対方向に伝導される二つの周波は、人体の腕部Aの内部に共振効果を発生して、腕部Aの内外側にある内関ツボA1と外関ツボA2とを共振按摩できる。
【0026】
図3及び図4に示すように、固定具10の外周面102には、電池ユニット30を収容する窪み18が設けられ、窪み18の開口に蓋181が設けられる。電池ユニット30は、二つの周波発生器20の回路板21と電気的に接続する。制御ユニット40は、電池ユニット30と電気的に接続し、各周波発生器20を制御して、固定具10の凸部12に周波を出力して、凸部12により人体の腕部Aの内部を共振按摩する。本実施例では、制御ユニット40は、電池ユニット30と電気的に接続する制御回路41と、固定具10の外周面102に嵌め設けられ、制御回路41と電気的に接続するディスプレイ45と、を有する。ディスプレイ45の一側には、オン・オフボタン42と、リセットボタン43と、モード選択ボタン44と、が設けられ、これらのボタンは制御回路41と電気的に接続する。
【0027】
本発明の周波発生器20の周波発生ユニット22から出力する周波は、振動波、音波、超音波、電磁波、遠赤外線、又は光波などを採用する。振動波を採用する場合には、周波数が3.6X103〜40X103Hzであることが好ましい。音波を採用する場合には、周波数が20〜20X103Hzであることが好ましい。超音波を採用する場合には、周波数が20X103〜20X106Hzであることが好ましい。電磁波を採用する場合には、周波数が20〜20X103Hzであることが好ましい。光波を採用する場合には、波長が380〜780nmであることが好ましい。遠赤外線を採用する場合には、波長が3X103〜2.5X104nmであることが好ましい。
【0028】
周波発生ユニット22は振動モータでもよい。図6に示すように、固定具10の凸部12は中実な按摩ブロックに成形される。周波発生ユニット22は、凸部12に対応するケース221を有し、その内部に動力源222が設けられる。動力源222の伝動軸223により、伝動軸223の末端に設けられる偏心ブロック224が回転され、これにより、振動波を得ることができる。図7に示すように、周波発生ユニット22は水晶発振器でもよい。水晶発振器は、本体225を有し、本体225の複数の端子226が回路板21に挿入される。本体225に電流を流すと、機械的な振動波を得ることができる。
【0029】
図8に示すように、固定具10の凸部12は中空なケースに成形され、周波発生ユニット22は、電磁波発射装置であり、遠赤外線発射ユニット227を有する。遠赤外線発射ユニット227は、凸部12の内部に収容され、凸部12へ遠赤外線を発射できる。このように、遠赤外線により腕部Aのツボを刺激できる。
【0030】
図4、図9及び図10に示したのは、本発明の別の実施例の腕部内外側ツボ用共振按摩器である。このような腕部内外側ツボ用共振按摩器は、固定具10の中段には、二つの収容部15と、二つの収容部15を連接する連接部16と、が設けられる。各収容部15は、中空なケースに成形され、対向する両側を有し、一側が連接部16と連接し、他側が固定具10の自由端に成形される。二つの自由端は二つのベルクロ17に成形される。連接部16は、ホースに成形され、二つの収容部15の内部と連通する。連接部16と二つの収容部15とから、固定具10の内部にある空間11が構成される。二つの自由端を互いに係合させると、固定具10がリング状となる。二つの収容部15と連接部16と二つのベルクロ17とから、内周面101と外周面102とが構成される。各凸部12は、収容部15に対応し、内周面101に成形される。各収容部15の内部に周波発生器20が設けられる。電池ユニット30は収容部15のうちの一つの内部に設けられる。制御ユニット40は収容部15の残りの内部に設けられる。二つの周波発生器20と電池ユニット30と制御ユニット40とは、連接部16を介して電気的に接続する。
【0031】
次に、本発明の好適な実施例の操作方式及び効果を説明する。図3、図5、図7及び図11を参照する。腕部Aの腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボA1があり、腕部の腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボA2がある。本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器の共振按摩方法は、按摩器を嵌めるステップS1と、周波を出力するステップS2と、周波により共振按摩を行うステップS3と、を含む。
【0032】
按摩器を嵌めるステップS1は、按摩器を用意して、按摩器の内周面101にある二つの凸部12を内関ツボA1と外関ツボA2とにそれぞれ押付けるように、人体のアームに按摩器の嵌め口103を嵌める。
【0033】
周波を出力するステップS2は、按摩器の制御ユニット40の制御により、各周波発生器20の周波発生ユニット22は、それに対応する凸部12に、周波数が20〜20x106Hzの周波、又は波長が380〜2.5X104nmの周波を出力して、二つの周波が凸部12を経由して内関ツボA1と外関ツボA2とに伝導される。
【0034】
周波により共振按摩を行うステップS3は、周波のうちの一つを第1周波とし、第1周波が外関ツボA2から内関ツボA1に伝導され、周波の残りを第2周波とし、第2周波が内関ツボA1から外関ツボA2に伝導され、これにより、内関ツボA1と外関ツボA2とには、第1周波と第2周波とが同時に存在し、二つの周波が共振して第3周波を形成し、第3周波の周波数は、第1周波と第2周波との周波数よりも高い。
【0035】
本実施例では、第1周波と第2周波とが同じ周波数で、内関ツボA1と外関ツボA2とに共振按摩を行い、そして共振周波数は1X104±3.5X103範囲であることが好ましい。また、第1周波と第2周波とは、異なる周波数、又は非倍数形態の周波数で共振按摩を行うこともできる。
【0036】
次に、本発明の図12乃至図15(又は図表と呼ぶ)を参照する。これは、二人の被験者に対して生物インピーダンス値を測定する。各図表の上半部に示した数値は、人体の特定の器官に対して、被験者の左半身体と右半身体とからそれぞれ測定された生物インピーダンス値である。各図表の下半部の曲線図は、前記生物インピーダンス値から計算して得られる個人的なインピーダンス平均値である。特定の器官から得られる生物インピーダンス値により、前記曲線図を得ることができる。前記曲線図により、被験者の特定の器官の生物インピーダンス値とインピーダンス平均値のずれ程度を判断でき、曲線の起伏が小さいことが好ましい。
【0037】
<第1被験者>
図12に示すように、本発明の按摩器を使用する前に、第1被験者から測定されたインピーダンス平均値が103であり、曲線図において、脾臓、膀胱及び胆嚢での起伏が大きく、インピーダンス平均値からのずれは30も超える。本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を20分間に行った後、図13に示すように、上記器官の生物インピーダンス値とインピーダンス平均値のずれは20を超えない。また、本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を60分間に行った後、図14に示すように、曲線の起伏が緩やかとなる。
【0038】
<第2被験者>
図15に示すように、本発明の按摩器を使用する前に、第2被験者から測定されたインピーダンス平均値が77であり、曲線図において、小腸、肝臓、腎臓及び胆嚢での起伏が大きく、インピーダンス平均値からのずれは30も超える。本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を40分間に行った後、図16に示すように、上記器官の生物インピーダンス値とインピーダンス平均値のずれは20を超えない。すなわち、本発明の腕部内外側ツボ用共振按摩器により、共振按摩を行う前後の曲線の起伏の変化が著しいが、共振按摩を行った後に、曲線の起伏が緩やかとなる。
【0039】
上記の説明から明らかなように、本発明の按摩器は、腕部Aの内外側にあるツボに周波を入力して、人体の内部に共振効果を発生することにより、だるくて痛い症状などを迅速に緩和でき、血行を促進でき、人体の内部にある不純物を排出できるため、一側から周波を人体に入力するものに比べて、按摩効果を著しく増加できる。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明は、按摩器に適用することができる。
【符号の説明】
【0041】
10:固定具
11:空間
12:凸部
13:係止部
14:嵌止部
15:収容部
16:連接部
17:ベルクロ
18:収容空間
20:周波発生器
21:回路板
22:周波発生ユニット
30:電池ユニット
40:制御ユニット
41:制御回路
42:オン・オフボタン
43:リセットボタン
44:モード選択ボタン
45:ディスプレイ
101:内周面
102:外周面
103:嵌め口
131:係り歯
141:収容空間
142:歯面
143:ねじ穴
144:ボルト
181:蓋
221:ケース
222:動力源
223:伝動軸
224:偏心ブロック
225:本体
226:端子
227:遠赤外線発射ユニット
A:腕部
A1:内関ツボ
A2:外関ツボ
S1:按摩器嵌めステップ
S2:周波出力ステップ
S3:周波共振按摩ステップ
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体のアームの腕関節に近接する腕部に嵌めて使用される腕部内外側ツボ用共振按摩器において、
中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部には、二つの前記自由端の間に空間が成形され、その外部には、互いに対向し二つの前記自由端と連接する、内周面と、外周面と、が設けられ、前記内周面により嵌め口が構成され、前記嵌め口には、互いに対向する二つの凸部が設けられ、二つの前記凸部が前記腕関節から4〜8cmに離れて前記腕部の内側と外側とにそれぞれ当接するように、前記腕部に前記嵌め口を嵌める固定具と、
回路板と、前記回路板に設けられる周波発生ユニットと、をそれぞれ有し、前記固定具の前記凸部に応じて前記固定具の前記空間内に設けられる二つの周波発生器と、
前記固定具に設けられ、二つの前記周波発生器の前記回路板と電気的に接続する電池ユニットと、
前記固定具に設けられ、前記電池ユニットと電気的に接続し、各前記周波発生器を制御して、前記固定具の前記凸部に60〜7.9x1014Hzの周波を出力して、前記凸部により前記腕部の内部を共振按摩する制御ユニットと、
を含むことを特徴とする腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項2】
前記固定具は、撓み可能な中空リング状の構成を有し、二つの前記自由端は、係止部と、嵌止部とに、それぞれ成形され、前記嵌止部には、端部から収容空間が成形され、前記収容空間の前記内周面に近接する壁面に歯面が成形され、前記外周面には、前記嵌止部の前記収容空間に連通するねじ穴が設けられ、前記係止部は、前記収容空間に収容され、前記歯面に応じて複数の係り歯が成形され、ボルトは、前記ねじ穴にねじ込まれて、その端部が前記係止部に押し付けることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項3】
前記固定具の中段には、二つの収容部と、二つの前記収容部を連接する連接部と、が設けられ、各前記収容部は、中空なケースに成形され、対向する両側を有し、一側が前記連接部と連接し、他側が前記固定具の自由端に成形され、二つの前記自由端が二つのベルクロに成形され、前記連接部は、ホースに成形され、二つの前記収容部の内部と連通し、前記連接部と二つの前記収容部とから、前記固定具の内部にある空間が構成され、二つの前記自由端を互いに係合させ、前記固定具をリング状に成形し、二つの前記収容部と前記連接部と二つの前記ベルクロとから、前記内周面と前記外周面とが構成され、各前記凸部は、前記収容部に対応し、前記内周面に成形され、各前記収容部の内部に前記周波発生器が設けられ、前記電池ユニットは前記収容部のうちの一つの内部に設けられ、前記制御ユニットは前記収容部の残りの内部に設けられ、二つの前記周波発生器と前記電池ユニットと前記制御ユニットとは、前記連接部を介して電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項4】
前記固定具の外周面には、前記電池ユニットを収容する窪みが設けられ、前記窪みの開口に蓋が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項5】
前記固定具の前記凸部は按摩ブロックに成形され、前記周波発生器の前記周波発生ユニットは振動モータであり、前記振動モータの前記凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項6】
前記固定具の前記凸部は按摩ブロックに成形され、前記周波発生器の前記周波発生ユニットは水晶発振器であり、前記水晶発振器の前記凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項7】
前記固定具の前記凸部は中空なケースに成形され、前記周波発生器の前記周波発生ユニットは電磁波発射装置であり、前記電磁波発射装置の前記凸部に出力する周波の波長は380〜2.5X104nmであることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項8】
前記制御ユニットは、前記電池ユニットと電気的に接続する制御回路と、前記固定具の外周面に嵌め設けられ、前記制御回路と電気的に接続するディスプレイと、を有し、前記ディスプレイの一側には、オン・オフボタンと、リセットボタンと、モード選択ボタンと、が設けられ、これらの前記ボタンは前記制御回路と電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項9】
人体のアームの腕関節に近接する腕部を共振按摩し、前記腕部の前記腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボがあり、前記腕部の前記腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボがあり、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器の共振按摩方法において、
按摩器を用意して、前記按摩器の内周面にある二つの凸部を前記内関ツボと前記外関ツボとにそれぞれ押付けるように、人体のアームに前記按摩器の嵌め口を嵌めるステップと、
前記按摩器の制御ユニットの制御により、各周波発生器の周波発生ユニットは二つの前記凸部に、周波数が60〜7.9x1014Hzの周波、又は波長が380〜2.5X104nmの周波を出力して、二つの前記周波が前記凸部を経由して前記内関ツボと前記外関ツボとに伝導されるステップと、
前記周波のうちの一つを第1周波とし、前記第1周波が前記外関ツボから前記内関ツボに伝導され、前記周波の残りを第2周波とし、前記第2周波が前記内関ツボから前記外関ツボに伝導され、これにより、前記内関ツボと前記外関ツボとには、前記第1周波と前記第2周波とが同時に存在し、二つの前記周波が共振して第3周波を形成し、前記第3周波の周波数は、前記第1周波と前記第2周波との周波数よりも高いステップと、
を含むことを特徴とする共振按摩方法。
【請求項10】
前記第1周波と前記第2周波との周波数は同じであり、その周波数は1X104±3.5X103Hz範囲であることが好ましいことを特徴とする、請求項9に記載の共振按摩方法。
【請求項11】
前記第1周波と前記第2周波とは、非倍数形態の周波数で共振按摩を行うことを特徴とする、請求項9に記載の共振按摩方法。
【請求項1】
人体のアームの腕関節に近接する腕部に嵌めて使用される腕部内外側ツボ用共振按摩器において、
中空な構造に成形され、互いに係合してリング状を形成する二つの自由端を有し、その内部には、二つの前記自由端の間に空間が成形され、その外部には、互いに対向し二つの前記自由端と連接する、内周面と、外周面と、が設けられ、前記内周面により嵌め口が構成され、前記嵌め口には、互いに対向する二つの凸部が設けられ、二つの前記凸部が前記腕関節から4〜8cmに離れて前記腕部の内側と外側とにそれぞれ当接するように、前記腕部に前記嵌め口を嵌める固定具と、
回路板と、前記回路板に設けられる周波発生ユニットと、をそれぞれ有し、前記固定具の前記凸部に応じて前記固定具の前記空間内に設けられる二つの周波発生器と、
前記固定具に設けられ、二つの前記周波発生器の前記回路板と電気的に接続する電池ユニットと、
前記固定具に設けられ、前記電池ユニットと電気的に接続し、各前記周波発生器を制御して、前記固定具の前記凸部に60〜7.9x1014Hzの周波を出力して、前記凸部により前記腕部の内部を共振按摩する制御ユニットと、
を含むことを特徴とする腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項2】
前記固定具は、撓み可能な中空リング状の構成を有し、二つの前記自由端は、係止部と、嵌止部とに、それぞれ成形され、前記嵌止部には、端部から収容空間が成形され、前記収容空間の前記内周面に近接する壁面に歯面が成形され、前記外周面には、前記嵌止部の前記収容空間に連通するねじ穴が設けられ、前記係止部は、前記収容空間に収容され、前記歯面に応じて複数の係り歯が成形され、ボルトは、前記ねじ穴にねじ込まれて、その端部が前記係止部に押し付けることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項3】
前記固定具の中段には、二つの収容部と、二つの前記収容部を連接する連接部と、が設けられ、各前記収容部は、中空なケースに成形され、対向する両側を有し、一側が前記連接部と連接し、他側が前記固定具の自由端に成形され、二つの前記自由端が二つのベルクロに成形され、前記連接部は、ホースに成形され、二つの前記収容部の内部と連通し、前記連接部と二つの前記収容部とから、前記固定具の内部にある空間が構成され、二つの前記自由端を互いに係合させ、前記固定具をリング状に成形し、二つの前記収容部と前記連接部と二つの前記ベルクロとから、前記内周面と前記外周面とが構成され、各前記凸部は、前記収容部に対応し、前記内周面に成形され、各前記収容部の内部に前記周波発生器が設けられ、前記電池ユニットは前記収容部のうちの一つの内部に設けられ、前記制御ユニットは前記収容部の残りの内部に設けられ、二つの前記周波発生器と前記電池ユニットと前記制御ユニットとは、前記連接部を介して電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項4】
前記固定具の外周面には、前記電池ユニットを収容する窪みが設けられ、前記窪みの開口に蓋が設けられることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項5】
前記固定具の前記凸部は按摩ブロックに成形され、前記周波発生器の前記周波発生ユニットは振動モータであり、前記振動モータの前記凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項6】
前記固定具の前記凸部は按摩ブロックに成形され、前記周波発生器の前記周波発生ユニットは水晶発振器であり、前記水晶発振器の前記凸部に出力する周波の周波数は3.6X103〜40X103Hzであることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項7】
前記固定具の前記凸部は中空なケースに成形され、前記周波発生器の前記周波発生ユニットは電磁波発射装置であり、前記電磁波発射装置の前記凸部に出力する周波の波長は380〜2.5X104nmであることを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項8】
前記制御ユニットは、前記電池ユニットと電気的に接続する制御回路と、前記固定具の外周面に嵌め設けられ、前記制御回路と電気的に接続するディスプレイと、を有し、前記ディスプレイの一側には、オン・オフボタンと、リセットボタンと、モード選択ボタンと、が設けられ、これらの前記ボタンは前記制御回路と電気的に接続することを特徴とする、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器。
【請求項9】
人体のアームの腕関節に近接する腕部を共振按摩し、前記腕部の前記腕関節から4〜8cmに離れる箇所の内側に内関ツボがあり、前記腕部の前記腕関節から4〜8cmに離れる箇所の外側に外関ツボがあり、請求項1に記載の腕部内外側ツボ用共振按摩器の共振按摩方法において、
按摩器を用意して、前記按摩器の内周面にある二つの凸部を前記内関ツボと前記外関ツボとにそれぞれ押付けるように、人体のアームに前記按摩器の嵌め口を嵌めるステップと、
前記按摩器の制御ユニットの制御により、各周波発生器の周波発生ユニットは二つの前記凸部に、周波数が60〜7.9x1014Hzの周波、又は波長が380〜2.5X104nmの周波を出力して、二つの前記周波が前記凸部を経由して前記内関ツボと前記外関ツボとに伝導されるステップと、
前記周波のうちの一つを第1周波とし、前記第1周波が前記外関ツボから前記内関ツボに伝導され、前記周波の残りを第2周波とし、前記第2周波が前記内関ツボから前記外関ツボに伝導され、これにより、前記内関ツボと前記外関ツボとには、前記第1周波と前記第2周波とが同時に存在し、二つの前記周波が共振して第3周波を形成し、前記第3周波の周波数は、前記第1周波と前記第2周波との周波数よりも高いステップと、
を含むことを特徴とする共振按摩方法。
【請求項10】
前記第1周波と前記第2周波との周波数は同じであり、その周波数は1X104±3.5X103Hz範囲であることが好ましいことを特徴とする、請求項9に記載の共振按摩方法。
【請求項11】
前記第1周波と前記第2周波とは、非倍数形態の周波数で共振按摩を行うことを特徴とする、請求項9に記載の共振按摩方法。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
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【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公開番号】特開2013−598(P2013−598A)
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−137427(P2012−137427)
【出願日】平成24年6月19日(2012.6.19)
【出願人】(512161055)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成25年1月7日(2013.1.7)
【国際特許分類】
【出願日】平成24年6月19日(2012.6.19)
【出願人】(512161055)
【Fターム(参考)】
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