自動リング型(紡糸機)スピンドルストッパー
本発明は、地糸切れの後にスピンドルを停止させるスピンドルストッパーに関する。本発明によって改良された自動リング型スピンドルストッパーは、コイル巻き部品(2)、ガイド(3)、磁界コイルおよび磁界を被覆する後部ボックス(5)を有する磁界コイルと、挿入用メタル(6)およびその頭頂部(14)と、ロック機構(8および9)と、T字形管状通路およびI字形管状通路がある停止用アームと、主連結部品(1)および連結要素(15)とを有することを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地糸切れの後に紡糸用スピンドルを停止させるスピンドルストッパーに関する。
【背景技術】
【0002】
現在のリング型紡糸機においては、紡ぎ糸は、撚り糸を回転中のスピンドルの上部のコップに巻き付けることで作製される。スピンドルは、メインモータから動力を得る駆動用ベルトの助けを借りて回転する。何らかの理由のために地糸切れがあるときにも、スピンドルは回転し続ける。その間、紡ぎ糸は作製されなくなる。
【0003】
地糸切れに気付くための合図あるいはシステムは存在しないので、スピンドルは、作業員が地糸切れに気付くまで、いたずらに(紡ぎ糸を作製することなく)回転する。紡ぎ糸の地糸切れによって(スピンドルがいたずらに回転する間に)、
・作製されるべきであった紡ぎ糸は、吸込用管状通路を通って流れ、無駄になってしまう。その間、作業員が紡ぎ糸を撚り合わせによってつなぐまで、スピンドルは紡ぎ糸を作製することなく回転する。
・紡ぎ糸が回転し続けるため、コップにおける自由端がある巻き取り中の紡ぎ糸は、機械のいくつかの部品に擦れることで糸飛びを引き起こす。これらの糸飛びは、生産性の喪失であるとともに、その機械あるいは同じ部屋にある他の機械に地糸切れを引き起し、このように、地糸切れが2つ以上の地糸切れを引き起こして、その機械における地糸切れの総数を増加させる。増加する地糸切れの数に短時間に対処するためには、機械の周りにおける作業員の数を増加させなければならないが、その理由は、作業員の数が地糸切れの基準数によって決定されるからである。
・地糸切れの数が基準値を超えると、機械を効率的に稼働させるために、あるいは、この問題を解決するため普段よりも少ない機械に取り組むように作業員を時間外で働かせるために、機械の速度は、生産性の喪失に注意を払うことなく減少される。
・作業員は、必要な作業を行うために、機械の種類に応じてスピンドルブレーキを膝あるいは手によって人力で引き上げるかあるいは引き下ろすことでスピンドルを停止させ、その後、紡ぎ糸を再び撚り合わすためにそれらを解除する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の開発によって、
・地糸切れがあるときに、回転中のスピンドルを直ちに停止させること、
・切れた紡ぎ糸の糸飛びによって引き起こされる他の地糸切れを防止すること、
・リング型機械をより速く稼働させること、
・機械当たりの作業員の数を減少させること、
・(生産性を増大させることで)効率を増大させること、
・コストを削減すること、
が目的にされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によって改良された自動リング型(紡糸)機スピンドルストッパーは、以下のとおりである。
・磁界コイル
・挿入用メタル(6)およびその頭頂部(14)
・ロック機構(8および9)
・停止用アーム(7)
・連結要素(15)
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
磁界は、コイル巻き部品(2)、このコイル巻き部品の外面部分(3)、磁界コイルを被覆する後部ボックス(5)およびカバー(4)からなる。磁界を作るために、コイル巻き部品はワイヤによって被覆されている。磁界コイル(1)は、挿入用メタル(7)への運動を付与するために磁界を作る。
【0007】
挿入用メタル(6)にはプラスチック製の頭頂部(14)が含まれている。このプラスチック製の頭頂部(14)は、挿入用メタルをほこりから保護するためのものである。挿入用メタルの作動原理は磁界の内側で前方および後方へ移動することである。磁界があるときには、挿入用メタル(6)は、この磁界によって内側へ引き込まれて、停止用アーム(7)を作動させる。このようにして、ノック機構(8および9)が、ブレーキを作用させる停止用アーム(7)によってスピンドルを停止させる。この部品の作動原理は、磁界を作ることによってメタル部品を磁化部品の中へ引き込むことである。
【0008】
図12に示されたロック機構は、プラスチック製の部品(8)とボール状であるのが好ましい金属製おもり(9)とを有している。ロック機構は挿入用メタル(6)の動きによって作動する停止用アーム(7)へ連結されており、停止用アーム(7)が移動するとき、ブレーキ機構におけるT字形管状通路(12)もまた、その上におけるおもりの助けを借りて移動して、機械的なロック状態にする。この時、エネルギーが遮断されるとともに、ロックが機械的にオン状態になる。
【0009】
図11に示された停止用アーム(図11に示されたアームは後部連結部品によってスピンドルに取り付けられる)は、スピンドルを停止させる部品である。これらは、停止用アーム(7)に関するリング型機械製造業者によって作られている。プラスチック製の部品(手動によるロックを行うT字形管状通路およびI字形管状通路(12および13)を含む)があり、この部品は、ブレーキ装置への運動を付与するために、挿入用メタル(6)によって引き込まれるとともに押し出される。ブレーキ装置はこの機械における1つの部品である。
【0010】
主連結部品(1)は、本発明によって改良されたリング型機械スピンドルストッパーをリング型機械へ組み付けるために使用される金属要素である。上記の部品は主連結部品(1)へ組み付けられる(図1、2、3、4および5)。これらの部品は、主連結部品(15)に互いに接続された後にリング型機械へ組み付けられる。
【0011】
プラスチック製の部品であってその上に管状通路およびボルト穴がある連結要素(15)は、他の部品を機械へ組み付けるための機構である。
【0012】
リング型機械における紡ぎ糸の生産中における何らかの理由による地糸切れの数を決定するために使用される地糸切れセンサーは、トラベラーの速度を検知する原理pfにおいて作動する(トラベラーは紡ぎ糸をコップの上へ巻き付ける)。トラベラーの速度が2400 RPMよりも高い限り、メインボードへはどのような情報も送られない。この速度が限界値2400 RPMよりも低いときには、メインボードへ情報が送られる。
【0013】
この情報に基づいて、メインボードはエネルギーをそれ自体の電子部品からコイル巻き部品(2)へ送る。この間において、磁界によってコイルの上に磁界が作られる。そして、前方および後方への運動を付与する挿入用メタルは、磁気効果によって磁界の中心部へ引き込まれる。挿入用メタル(6)へ取り付けられた停止用アーム(7)が磁界の中心部へ引き込まれるので、ロックシステム(図12)が停止用アーム上のT字形管状通路を通って移動して、スピンドルをロックする。その間、このシステムのエネルギーは遮断され、また、このシステムは機械式ロック方式によって作動される。作業員は、紡ぎ糸撚り合わせ工程を再起動するために、このスピンドルの紡ぎ糸システムの準備をし、金属製おもり(9)を手動で解放する。この場合には、磁界が働いていないため、ブレーキ機構は最初の状態へ戻る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明によって改良されたスピンドルストッパーをより明確に説明するために、いくつかの図面が添付されている。これらの図面の定義は次のとおりである。
【図1】スピンドル機構の全体図である。
【図2】スピンドルストッパー機構におけるいくつかの部品の全体図である。
【図3】リング型(紡糸)機に取り付けられる状態にあるスピンドルストッパーの図である。
【図4】スピンドルストッパーの分解図である。
【図5】ベータ機に取り付けられる状態のスピンドルストッパーにおけるいくつかの部品の分解図である。
【図6】磁界を維持するために周りにフォーラーワイヤが巻き付けられる円筒状メタルの斜視図である。
【図7】中心におけるメタルガイドの助けを借りて移動する、図9に示された挿入用メタルの斜視図である。
【図8】磁気コイルワイヤを被覆ボックスの中に挿入するボックスの被服部品の斜視図である(図11と共に使用される)。
【図9】挿入用メタルと磁界の中で前後に移動するその頭頂部の図である。
【図10】磁気コイルワイヤを被覆ボックスの中に挿入する後部ボックスの斜視図である。
【図11】スピンドルストッパーを作動させるために圧力を付加するブレーキアームの斜視図である。
【図12】図11におけるブレーキアームの移動の間にブレーキをロックするロックシステムの斜視図である。
【図13】連結要素の斜視図である。
【符号の説明】
【0015】
本発明によって改良された自動リング型(紡糸)機スピンドルストッパーをより明確に説明するために、本発明の構成要素を形成するすべての部品に別々に番号が付けられている。
1 主連結部品
2 コイル巻き部品
3 コイル巻き部品の外面部
4 内部にコイル巻きされた磁界を被覆する後部ボックスの前部カバー
5 磁界コイル状部品を被覆する後部ボックス
6 挿入用メタル
7 停止用アーム
8 プラスチック部品
9 金属製おもり
10 停止用アーム連結部品
11 停止用アーム後部連結部品
12 停止用アームのT字形管状通路
13 停止用アームのI字形管状通路
14 挿入用メタルの頭頂部(頭部)
15 連結要素
【技術分野】
【0001】
本発明は、地糸切れの後に紡糸用スピンドルを停止させるスピンドルストッパーに関する。
【背景技術】
【0002】
現在のリング型紡糸機においては、紡ぎ糸は、撚り糸を回転中のスピンドルの上部のコップに巻き付けることで作製される。スピンドルは、メインモータから動力を得る駆動用ベルトの助けを借りて回転する。何らかの理由のために地糸切れがあるときにも、スピンドルは回転し続ける。その間、紡ぎ糸は作製されなくなる。
【0003】
地糸切れに気付くための合図あるいはシステムは存在しないので、スピンドルは、作業員が地糸切れに気付くまで、いたずらに(紡ぎ糸を作製することなく)回転する。紡ぎ糸の地糸切れによって(スピンドルがいたずらに回転する間に)、
・作製されるべきであった紡ぎ糸は、吸込用管状通路を通って流れ、無駄になってしまう。その間、作業員が紡ぎ糸を撚り合わせによってつなぐまで、スピンドルは紡ぎ糸を作製することなく回転する。
・紡ぎ糸が回転し続けるため、コップにおける自由端がある巻き取り中の紡ぎ糸は、機械のいくつかの部品に擦れることで糸飛びを引き起こす。これらの糸飛びは、生産性の喪失であるとともに、その機械あるいは同じ部屋にある他の機械に地糸切れを引き起し、このように、地糸切れが2つ以上の地糸切れを引き起こして、その機械における地糸切れの総数を増加させる。増加する地糸切れの数に短時間に対処するためには、機械の周りにおける作業員の数を増加させなければならないが、その理由は、作業員の数が地糸切れの基準数によって決定されるからである。
・地糸切れの数が基準値を超えると、機械を効率的に稼働させるために、あるいは、この問題を解決するため普段よりも少ない機械に取り組むように作業員を時間外で働かせるために、機械の速度は、生産性の喪失に注意を払うことなく減少される。
・作業員は、必要な作業を行うために、機械の種類に応じてスピンドルブレーキを膝あるいは手によって人力で引き上げるかあるいは引き下ろすことでスピンドルを停止させ、その後、紡ぎ糸を再び撚り合わすためにそれらを解除する。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の開発によって、
・地糸切れがあるときに、回転中のスピンドルを直ちに停止させること、
・切れた紡ぎ糸の糸飛びによって引き起こされる他の地糸切れを防止すること、
・リング型機械をより速く稼働させること、
・機械当たりの作業員の数を減少させること、
・(生産性を増大させることで)効率を増大させること、
・コストを削減すること、
が目的にされている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によって改良された自動リング型(紡糸)機スピンドルストッパーは、以下のとおりである。
・磁界コイル
・挿入用メタル(6)およびその頭頂部(14)
・ロック機構(8および9)
・停止用アーム(7)
・連結要素(15)
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
磁界は、コイル巻き部品(2)、このコイル巻き部品の外面部分(3)、磁界コイルを被覆する後部ボックス(5)およびカバー(4)からなる。磁界を作るために、コイル巻き部品はワイヤによって被覆されている。磁界コイル(1)は、挿入用メタル(7)への運動を付与するために磁界を作る。
【0007】
挿入用メタル(6)にはプラスチック製の頭頂部(14)が含まれている。このプラスチック製の頭頂部(14)は、挿入用メタルをほこりから保護するためのものである。挿入用メタルの作動原理は磁界の内側で前方および後方へ移動することである。磁界があるときには、挿入用メタル(6)は、この磁界によって内側へ引き込まれて、停止用アーム(7)を作動させる。このようにして、ノック機構(8および9)が、ブレーキを作用させる停止用アーム(7)によってスピンドルを停止させる。この部品の作動原理は、磁界を作ることによってメタル部品を磁化部品の中へ引き込むことである。
【0008】
図12に示されたロック機構は、プラスチック製の部品(8)とボール状であるのが好ましい金属製おもり(9)とを有している。ロック機構は挿入用メタル(6)の動きによって作動する停止用アーム(7)へ連結されており、停止用アーム(7)が移動するとき、ブレーキ機構におけるT字形管状通路(12)もまた、その上におけるおもりの助けを借りて移動して、機械的なロック状態にする。この時、エネルギーが遮断されるとともに、ロックが機械的にオン状態になる。
【0009】
図11に示された停止用アーム(図11に示されたアームは後部連結部品によってスピンドルに取り付けられる)は、スピンドルを停止させる部品である。これらは、停止用アーム(7)に関するリング型機械製造業者によって作られている。プラスチック製の部品(手動によるロックを行うT字形管状通路およびI字形管状通路(12および13)を含む)があり、この部品は、ブレーキ装置への運動を付与するために、挿入用メタル(6)によって引き込まれるとともに押し出される。ブレーキ装置はこの機械における1つの部品である。
【0010】
主連結部品(1)は、本発明によって改良されたリング型機械スピンドルストッパーをリング型機械へ組み付けるために使用される金属要素である。上記の部品は主連結部品(1)へ組み付けられる(図1、2、3、4および5)。これらの部品は、主連結部品(15)に互いに接続された後にリング型機械へ組み付けられる。
【0011】
プラスチック製の部品であってその上に管状通路およびボルト穴がある連結要素(15)は、他の部品を機械へ組み付けるための機構である。
【0012】
リング型機械における紡ぎ糸の生産中における何らかの理由による地糸切れの数を決定するために使用される地糸切れセンサーは、トラベラーの速度を検知する原理pfにおいて作動する(トラベラーは紡ぎ糸をコップの上へ巻き付ける)。トラベラーの速度が2400 RPMよりも高い限り、メインボードへはどのような情報も送られない。この速度が限界値2400 RPMよりも低いときには、メインボードへ情報が送られる。
【0013】
この情報に基づいて、メインボードはエネルギーをそれ自体の電子部品からコイル巻き部品(2)へ送る。この間において、磁界によってコイルの上に磁界が作られる。そして、前方および後方への運動を付与する挿入用メタルは、磁気効果によって磁界の中心部へ引き込まれる。挿入用メタル(6)へ取り付けられた停止用アーム(7)が磁界の中心部へ引き込まれるので、ロックシステム(図12)が停止用アーム上のT字形管状通路を通って移動して、スピンドルをロックする。その間、このシステムのエネルギーは遮断され、また、このシステムは機械式ロック方式によって作動される。作業員は、紡ぎ糸撚り合わせ工程を再起動するために、このスピンドルの紡ぎ糸システムの準備をし、金属製おもり(9)を手動で解放する。この場合には、磁界が働いていないため、ブレーキ機構は最初の状態へ戻る。
【図面の簡単な説明】
【0014】
本発明によって改良されたスピンドルストッパーをより明確に説明するために、いくつかの図面が添付されている。これらの図面の定義は次のとおりである。
【図1】スピンドル機構の全体図である。
【図2】スピンドルストッパー機構におけるいくつかの部品の全体図である。
【図3】リング型(紡糸)機に取り付けられる状態にあるスピンドルストッパーの図である。
【図4】スピンドルストッパーの分解図である。
【図5】ベータ機に取り付けられる状態のスピンドルストッパーにおけるいくつかの部品の分解図である。
【図6】磁界を維持するために周りにフォーラーワイヤが巻き付けられる円筒状メタルの斜視図である。
【図7】中心におけるメタルガイドの助けを借りて移動する、図9に示された挿入用メタルの斜視図である。
【図8】磁気コイルワイヤを被覆ボックスの中に挿入するボックスの被服部品の斜視図である(図11と共に使用される)。
【図9】挿入用メタルと磁界の中で前後に移動するその頭頂部の図である。
【図10】磁気コイルワイヤを被覆ボックスの中に挿入する後部ボックスの斜視図である。
【図11】スピンドルストッパーを作動させるために圧力を付加するブレーキアームの斜視図である。
【図12】図11におけるブレーキアームの移動の間にブレーキをロックするロックシステムの斜視図である。
【図13】連結要素の斜視図である。
【符号の説明】
【0015】
本発明によって改良された自動リング型(紡糸)機スピンドルストッパーをより明確に説明するために、本発明の構成要素を形成するすべての部品に別々に番号が付けられている。
1 主連結部品
2 コイル巻き部品
3 コイル巻き部品の外面部
4 内部にコイル巻きされた磁界を被覆する後部ボックスの前部カバー
5 磁界コイル状部品を被覆する後部ボックス
6 挿入用メタル
7 停止用アーム
8 プラスチック部品
9 金属製おもり
10 停止用アーム連結部品
11 停止用アーム後部連結部品
12 停止用アームのT字形管状通路
13 停止用アームのI字形管状通路
14 挿入用メタルの頭頂部(頭部)
15 連結要素
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地糸切れの後に回転中のスピンドルを停止させる自動リング型スピンドルストッパーであって、磁界コイル、挿入用メタル(6)およびその頭頂部(14)、ロック機構(8および9)、停止用アーム(7)、主連結部品(1)および連結要素を備えることを特徴とする、自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項2】
前記磁界コイルは、コイル巻き部品(2)、このコイル巻き部品の外面部分(3)、磁界コイル巻きワイヤを被覆する後部ボックス(5)およびボックスカバーを備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項3】
磁界を作るためにワイヤの備わったコイル巻き部品を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項4】
前記挿入用メタルの頭部にプラスチック製の頭頂部を有し、それは磁界の中で前後へ移動することができることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項5】
前記ロック機構は、プラスチック製の部品(8)と、好ましくはボール状の金属製おもり(9)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項6】
前記停止用アームに手動によるロックを行うT字形管状通路およびI字形管状通路(12および13)を有することを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項7】
その上に管状通路およびボルト穴があり、機構が組み付けられるプラスチック製の部品があることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項8】
主連結部品(1)の上に、前記磁界コイル、前記挿入用メタル(6)、前記停止用アーム(7)および前記ロック機構を組み付けることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項9】
2つ以上の前記磁界コイル、前記挿入用メタル(6)、前記停止用アーム(7)および前記ロック機構(8および9)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項10】
地糸切れセンサー(紡ぎ糸の生産中における何らかの理由による地糸切れの数を決定するために使用される)がエネルギーを前記主コイル巻き部品(2)へ送ると磁界によって磁化効果が形成され、かつ、この時に前方および後方への運動を付与する前記挿入用メタル(6)が前記磁界の中心部へ引き込まれることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項11】
前記挿入用メタル(6)は、ガイドとして作動する前記コイル巻き部品の外面部分(3)の助けを借りて、前記中心からずれることなく前後へ移動することを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項12】
前記挿入用メタル(6)へ取り付けられた前記停止用アーム(7)は、前記中心部へ引き込まれ、前記ロックシステムは、前記停止用アームにおけるT字形管状通路(12)を通って移動して、前記スピンドルをロックすることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項13】
前記ロックの間にエネルギーが遮断され、かつ、前記ロックが機械的に行われることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項14】
紡ぎ糸撚り合わせ工程を再起動するために、前記金属製おもり(9)を手動で解除することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項1】
地糸切れの後に回転中のスピンドルを停止させる自動リング型スピンドルストッパーであって、磁界コイル、挿入用メタル(6)およびその頭頂部(14)、ロック機構(8および9)、停止用アーム(7)、主連結部品(1)および連結要素を備えることを特徴とする、自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項2】
前記磁界コイルは、コイル巻き部品(2)、このコイル巻き部品の外面部分(3)、磁界コイル巻きワイヤを被覆する後部ボックス(5)およびボックスカバーを備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項3】
磁界を作るためにワイヤの備わったコイル巻き部品を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項4】
前記挿入用メタルの頭部にプラスチック製の頭頂部を有し、それは磁界の中で前後へ移動することができることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項5】
前記ロック機構は、プラスチック製の部品(8)と、好ましくはボール状の金属製おもり(9)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項6】
前記停止用アームに手動によるロックを行うT字形管状通路およびI字形管状通路(12および13)を有することを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項7】
その上に管状通路およびボルト穴があり、機構が組み付けられるプラスチック製の部品があることを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項8】
主連結部品(1)の上に、前記磁界コイル、前記挿入用メタル(6)、前記停止用アーム(7)および前記ロック機構を組み付けることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項9】
2つ以上の前記磁界コイル、前記挿入用メタル(6)、前記停止用アーム(7)および前記ロック機構(8および9)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項10】
地糸切れセンサー(紡ぎ糸の生産中における何らかの理由による地糸切れの数を決定するために使用される)がエネルギーを前記主コイル巻き部品(2)へ送ると磁界によって磁化効果が形成され、かつ、この時に前方および後方への運動を付与する前記挿入用メタル(6)が前記磁界の中心部へ引き込まれることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項11】
前記挿入用メタル(6)は、ガイドとして作動する前記コイル巻き部品の外面部分(3)の助けを借りて、前記中心からずれることなく前後へ移動することを特徴とする、請求項1に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項12】
前記挿入用メタル(6)へ取り付けられた前記停止用アーム(7)は、前記中心部へ引き込まれ、前記ロックシステムは、前記停止用アームにおけるT字形管状通路(12)を通って移動して、前記スピンドルをロックすることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項13】
前記ロックの間にエネルギーが遮断され、かつ、前記ロックが機械的に行われることを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【請求項14】
紡ぎ糸撚り合わせ工程を再起動するために、前記金属製おもり(9)を手動で解除することを特徴とする、先行する請求項のいずれか一項に記載の自動リング型スピンドルストッパー。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【公表番号】特表2008−540862(P2008−540862A)
【公表日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−511088(P2008−511088)
【出願日】平成18年4月3日(2006.4.3)
【国際出願番号】PCT/TR2006/000011
【国際公開番号】WO2007/035175
【国際公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(507343327)
【氏名又は名称原語表記】SANKO TEKSTIL ISLETMELERI SAN. VE TIC. A.S.
【住所又は居所原語表記】Sani Konukoglu Bulvari Uzeri Golluce, Mevki Nizip Yolu Uzeri−Sehitkamil,27001 GAZIANTEP (TR)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年11月20日(2008.11.20)
【国際特許分類】
【出願日】平成18年4月3日(2006.4.3)
【国際出願番号】PCT/TR2006/000011
【国際公開番号】WO2007/035175
【国際公開日】平成19年3月29日(2007.3.29)
【出願人】(507343327)
【氏名又は名称原語表記】SANKO TEKSTIL ISLETMELERI SAN. VE TIC. A.S.
【住所又は居所原語表記】Sani Konukoglu Bulvari Uzeri Golluce, Mevki Nizip Yolu Uzeri−Sehitkamil,27001 GAZIANTEP (TR)
【Fターム(参考)】
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