説明

自動測定システム

【課題】
監視装置から制御装置に対して、測定プログラムファイルや、測定実行ファイルのアップロード・ダウンロード等のファイル操作と、測定の実行を行うことができる自動測定システムを提供する。
【解決手段】
制御装置9と監視装置11−1〜11−Nを用いて測定装置2により被試験器1を測定する自動測定システムであって、前記制御装置と前記監視装置は通信可能に接続され、前記制御装置は測定プログラムと、該測定プログラムに基づき測定装置毎、測定項目毎に制御、測定する制御手段及び測定手段を具備し、前記監視装置は測定状況を監視する監視手段と、測定を開始する開始手段と、前記測定プログラムのアップロードやダウンロードを行うファイル操作手段とを具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、制御装置(制御PC)から測定装置を用いて試験プログラムに基づいた被試験器の測定を行う自動測定システム、特に前記制御PCに接続された監視装置(監視PC)による前記被試験器の測定及び測定結果の取得が可能な自動測定システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図8に於いて、従来の測定システムについて説明する。
【0003】
被試験器1の測定には測定装置2が用いられ、該測定装置2は、低周波発振器3、低周波アッテネータ(以下、低周波ATTと称す)4、ダミー信号発生器6、方向性結合器5、モジュレーションアナライザ7、低周波レベル計8を具備している。
【0004】
前記被試験器1の測定を行う際には、先ず前記低周波発振器3から低周波を発振させ、該低周波発振器3から発振された低周波を前記低周波ATT4によって減衰させ、所要の波長に調整し、調整された低周波を入力信号として前記被試験器1に入力する。
【0005】
該被試験器1は入力信号に対応した信号を出力し、出力信号として前記方向性結合器5に入力する。該方向性結合器5には、前記ダミー信号発生器6からダミー信号が入力され、前記方向性結合器5ではダミー信号と出力信号が合成され、合成された信号は前記モジュレーションアナライザ7に出力される。
【0006】
該モジュレーションアナライザ7によって前記方向性結合器5で結合された送信信号成分及び歪み成分(3次、5次、7次等)を低周波信号に周波数変換が行われて元の周波数が取出され、前記低周波レベル計8によって基準変調度に基づいて周波数偏差が表示、計測される。
【0007】
前記被試験器1に対して行われる試験項目は、様々な要因によって変更や追加が生じる場合があり、従来では、作業者が手動で前記低周波発振器3の周波数を変更し、前記低周波レベル計8で偏差を確認した場合、作業者が確認した値をデータシートに入力し、その値をグラフ化している。この為、測定の度に、又試験項目が変る度に基準変調度の調整や確認を行う作業等が発生し、煩雑であると共に、複数の前記被試験器1を測定する場合、人件費や工数等といったコストが嵩むという問題があった。
【0008】
【特許文献1】特開2007−292723号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は斯かる実情に鑑み、監視装置から制御装置に対して、測定プログラムファイルや、測定実行ファイルのアップロード・ダウンロード等のファイル操作と、測定の実行を行うことができる自動測定システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、制御装置と監視装置を用いて測定装置により被試験器を測定する自動測定システムであって、前記制御装置と前記監視装置は通信可能に接続され、前記制御装置は測定プログラムと、該測定プログラムに基づき測定装置毎、測定項目毎に制御、測定する制御手段及び測定手段を具備し、前記監視装置は測定状況を監視する監視手段と、測定を開始する開始手段と、前記測定プログラムのアップロードやダウンロードを行うファイル操作手段とを具備する自動測定システムに係るものである。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、制御装置と監視装置を用いて測定装置により被試験器を測定する自動測定システムであって、前記制御装置と前記監視装置は通信可能に接続され、前記制御装置は測定プログラムと、該測定プログラムに基づき測定装置毎、測定項目毎に制御、測定する制御手段及び測定手段を具備し、前記監視装置は測定状況を監視する監視手段と、測定を開始する開始手段と、前記測定プログラムのアップロードやダウンロードを行うファイル操作手段とを具備するので、前記被試験器の測定を自動化でき、作業の工程数を低減させることができると共に、前記制御装置と前記監視装置をLANで接続したことにより、前記制御装置と前記監視装置の距離を離し、又該監視装置が複数別の場所にあっても前記制御装置の制御及び監視ができるという優れた効果を発揮する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、図面を参照しつつ本発明を実施する為の最良の形態を説明する。
【0013】
図1〜図4に於いて、本発明の自動測定システムの構成について説明する。尚、図1〜図4中、図8と同等のものには同符号を付し、その説明を省略する。
【0014】
本発明の自動測定システムは、被試験器1、測定手段としての測定装置2、制御PC9、複数の監視PC11−1〜11−N(Nは自然数)によって構成される。前記制御PC9は前記測定装置2の制御及び自動測定の為のプログラムデータや測定結果の表示手段等を具備するものであり、前記監視PC11は前記制御PC9に対する測定指示、及び前記被試験器1の測定状態を監視するものである。
【0015】
該被試験器1と前記測定装置2は測定ケーブル12によって接続され、前記測定装置2と前記制御PC9はGPIB(General Purpose Interface Bus)13によって接続され、前記制御PC9と前記監視PC11はLAN(Local Area Network)14によって接続され、前記測定ケーブル12、前記GPIB13、前記LAN14はそれぞれ双方向にデータを送信する機能を有している。
【0016】
図2は、前記制御PC9と前記監視PC11の概略の構成を示したブロック図である。
【0017】
先ず、前記制御PC9について説明する。
【0018】
該制御PC9は、制御処理部15、記憶部16、WEBサーバ17、出力手段としてのFTPサーバ18、入出力部19、表示部と操作部を兼ねた表示操作部21を具備しており、前記制御処理部15と前記記憶部16を併せて制御手段と測定手段としての機能を有する。
【0019】
次に、前記記憶部16には、図3(A)に示される様な1〜N個の測定プログラムファイル22がcsv形式で格納されており、各測定プログラムファイル22の中には、図3(B)に示される様な測定実行ファイル23がcsv形式で格納され、使用する前記測定装置2を制御するデバイスの名称や、判定値の上限と下限等の詳細なデータ及び出力先の出力ファイル、出力シート、出力セルの名称が、1〜N個の測定項目の数だけ格納されている。又、前記測定実行ファイル23には、前記測定装置2を制御する制御コマンド一覧を示すファイルであり、1〜N個の制御コマンドを格納する設定ファイル24がTEST1〜N.csvというファイル名で1〜N個格納されている。各制御コマンドには、例えば5個のパラメータが与えられ、各パラメータには所要の値が入力されている。
【0020】
前記WEBサーバ17は、CGI(Computer Graphics Interface)プログラムを具備し、該CGIプログラムは前記測定実行ファイル23からグラフイメージを生成する機能を有している。
【0021】
前記FTP(File Transfer Protocol)サーバ18は、前記監視PC11に対してアップロード・ダウンロード処理を行う機能を有している。
【0022】
前記入出力部19は、前記記憶部16に格納され、前記制御処理部15で処理された制御コマンドを前記GPIB13を介して前記測定装置2に送信し、該測定装置2の測定結果を受信する。又、前記入出力部19は、前記LAN14を介して、後述する前記監視PC11からの要求の受信や、該監視PC11に対して各種データの送信を行う。
【0023】
又、前記表示操作部21は、図4に示される様に、測定プログラム一覧25、測定項目一覧26、測定開始ボタン27が表示され、図示しないマウス等の入力装置によって1〜N個の測定プログラムの中から1つを選択できる様になっており、前記測定項目一覧26には、選択した測定プログラムに応じた1〜N個の測定項目の一覧が表示される。所望の測定プログラムを選択し、前記測定開始ボタン27を押すことで、測定が開始され、選択された前記設定ファイル24に格納されている1〜N個の制御コマンドが、前記GPIB13を介して前記測定装置2に送信される。該測定装置2は制御コマンドに従って稼働し、前記被試験器1を測定する。
【0024】
上記の様に、被試験器1の測定は、1台の前記制御PC9のみによって行うことが可能である。
【0025】
尚、上記では前記記憶部16に予め格納されていた前記測定プログラムファイル22について説明しているが、該測定プログラムファイル22は、図示しない入力部からFDやCD等の記憶媒体を介して入力可能であることは言う迄もない。
【0026】
次に、前記監視PC11について説明する。
【0027】
該監視PC11は、前記制御PC9を遠隔から操作、監視する為、前記LAN14を介して前記制御PC9に接続されており、前記監視PC11は入出力部28と表示操作部29を具備している。又、前記監視PC11は、前記LAN14を介して所定数(1〜N)接続可能である。
【0028】
前記入出力部28は、前記監視PC11から前記制御PC9へのアップロード処理や、該制御PC9からのダウンロード処理をする際に前記監視PC11の要求を前記制御PC9に送信し、要求に従って処理されて送られたデータを受信する機能を有している。
【0029】
前記表示操作部29は監視手段、開始手段及びファイル操作手段としてのWEBブラウザ31を具備し、該WEBブラウザ31には図4に示される様に、測定プログラム一覧32、測定項目一覧33、測定値グラフ34、測定開始・取得ボタン35が表示されており、前記測定プログラム一覧32と前記測定項目一覧33は、前記制御PC9のものと同等である。前記被試験器1の測定や前記制御PC9からデータの取得を行う際には、マウス等から各種設定を変更し、前記測定開始・取得ボタン35を押す(クリックする)ことで、前記監視PC11内のソフトが起動し、前記LAN14を介して遠隔から前記制御PC9の操作や監視が可能となる。又、前記WEBブラウザ31は前記制御PC9から送られてきたデータを前記測定値グラフ34に表示する機能も有している。
【0030】
尚、前記監視PC11の前記WEBブラウザ31に表示されているのが前記測定開始ボタン27ではなく前記測定開始・取得ボタン35となっているのは、前記制御PC9が1つのみであるのに対し、前記監視PC11は複数設けられており、前記測定装置2の測定を行ったPCと、データの取得を行うPCが別の場合がある為である。
【0031】
前記WEBブラウザ31からマウス等を介して命令が入力されると、前記入出力部28から前記制御PC9に対して要求が送信される。要求がデータの表示であれば、要求を受信した前記WEBサーバ17は、要求に従ってグラフやデータを生成し、生成したグラフやデータが前記WEBブラウザ31に受信され、前記表示操作部29に表示される。又、要求が前記測定装置2の測定であれば、前記制御PC9は要求に従って該制御PC9のみの場合と同様に処理し、測定結果は前記監視PC11に送信され、前記表示操作部29に表示される。前記監視PC11からの要求が、前記FTPサーバ18に対してダウンロード・アップロード処理をさせる要求であった場合は、該FTPサーバ18が命令を受信して前記測定プログラムファイル22や前記測定実行ファイル23の追加や更新を前記WEBブラウザ31からダウンロードし、測定結果を出力した試験成績書をアップロードして前記監視PC11に送信し、前記表示操作部29に表示する。
【0032】
次に、図5に於いて、前記制御PC9の作用について説明する。
【0033】
前記表示操作部21からマウス等を介しての入力か、或は後述する前記監視PC11からの開始命令によって測定が開始する。
【0034】
STEP:01 測定が開始されると、前記制御処理部15が前記記憶部16から測定項目を実行する前記測定プログラムファイル22を読込む。
【0035】
STEP:02 読込んだ該測定プログラムファイル22から、パラメータ(図3(C)参照)を判別する。
【0036】
STEP:03 未実行のパラメータが残っているかどうかを判断する。
【0037】
STEP:04 未実行パラメータが残っていた場合に、そのパラメータを実行し、測定する為の対象の前記測定装置2のデバイスを選択する。
【0038】
STEP:05 デバイスを選択した後、使用するデバイスにパラメータ(コマンドや値)を渡す。
【0039】
STEP:06 パラメータを渡されたデバイスが、前記GPIB13を介して前記入出力部19から前記測定装置2に制御コマンドを送信する。
【0040】
STEP:07 制御コマンドを送信された前記測定装置2は、制御コマンドに従って稼働し、前記測定ケーブル12を介してパラメータに対応した前記被試験器1の測定を行う。
【0041】
STEP:08 該被試験器1の測定が終ると、測定結果は前記測定ケーブル12、前記測定装置2、前記GPIB13を介して前記制御PC9に送信される。
【0042】
STEP:09 測定結果を前記制御PC9が受信し、前記制御処理部15にて、受信した測定結果のデータを解析する。
【0043】
STEP:10 解析した測定結果をデータファイルに書込み、前記記憶部16に格納する。
【0044】
STEP:11 該記憶部16に格納されている前記測定実行ファイル23には、予め判定値の上限値と下限値が設定されており(図3(B)参照)、これらの判定値を基に測定結果の良否を判定する。
【0045】
STEP:12 測定結果が判定値の上限値と下限値の間に収っていれば測定結果が前記表示操作部21に表示され、測定結果が判定値の上限値を上回る、或は下限値を下回っていた場合には、前記表示操作部21に警告色、例えば赤色で測定結果が表示される。
【0046】
STEP:12が終了した後、再びSTEP:03に戻り、未実行のパラメータが残っているかどうかを判別する。パラメータが残っていた場合は、STEP:04〜STEP:12の処理を再び行い、未実行のパラメータが残っていないと判断されるまで上記の処理を繰返す。STEP:03で未実行のパラメータが残っていないと判断されたところで一連の処理を終え、前記被試験器1の測定を終了する。
【0047】
次に、図6〜図7に於いて、前記監視PC11の作用について説明する。
【0048】
先ず、図示しないマウス等の入力装置によって、前記WEBブラウザ31に表示された前記測定プログラム一覧32から測定プログラムを1つ選択し、前記測定開始・取得ボタン35をクリックすることで、測定及びデータの取得が開始される。
【0049】
STEP:21 前記WEBブラウザ31から前記WEBサーバ17に対してデータの取得要求、或は前記被試験器1の測定開始命令等の要求が前記LAN14を介して送信される。
【0050】
STEP:22 前記WEBブラウザ31から出された要求が、前記WEBサーバ17に受信される。
【0051】
STEP:23 該WEBサーバ17が、前記WEBブラウザ31からの要求に該当するCGIプログラムを起動する。
【0052】
STEP:24 前記CGIプログラムが、該当するファイルを前記記憶部16に格納された前記測定実行ファイル23から読込み、データを取得する。そして、取得したデータに基づいて、前記WEBブラウザ31からの要求項目の処理が行われる。
【0053】
STEP:25 STEP:22で受信された要求がデータの取得であれば、前記CGIプログラムが、読込んだデータを基にグラフやデータを生成する。
【0054】
STEP:26 STEP:22で受信された要求が前記被試験器1の測定開始命令であれば、その命令が前記制御処理部15に送られてSTEP:01〜STEP:12迄の一連の処理が行われる。
【0055】
STEP:27 データの取得や前記被試験器1の測定開始命令等の要求項目の処理が終了した後、各種の結果が前記LAN14を介して前記WEBブラウザ31に送信される。
【0056】
STEP:28 前記WEBサーバ17から送信されたデータが前記WEBブラウザ31に受信され、受信結果が表示される。
【0057】
又、該WEBブラウザ31からの要求(STEP:21)が、ファイルのアップロード・ダウンロードの指示であれば、前記WEBブラウザ31からの要求は、前記WEBサーバ17ではなく、前記FTPサーバ18に対して送信される。
【0058】
STEP:31 ファイルのアップロード・ダウンロードの指示が、前記WEBブラウザ31から前記LAN14を介して前記FTPサーバ18に対して送信される。
【0059】
STEP:32 前記WEBブラウザ31からの要求が、前記FTPサーバ18に受信される。
【0060】
STEP:33 前記WEBブラウザ31からの要求に従い、前記FTPサーバ18が測定プログラムファイルや実行ファイルの追加・更新といったダウンロード処理や、前記被試験器1の測定結果を出力した試験成績書の取得といったアップロード処理を行う。
【0061】
STEP:34 アップロード・ダウンロード処理が終了した後、各種の完了通知が前記LAN14を介して前記WEBブラウザ31に送信される。
【0062】
STEP:35 前記FTPサーバ18から送信された各種通知が前記WEBブラウザ31に受信され、完了通知が表示される。
【0063】
上記の様に、予め前記記憶部16には前記測定装置2の制御コマンドが格納された測定プログラムファイル22が格納されており、前記表示操作部21に表示された測定開始ボタン27を押すだけで、制御コマンドが実行され、前記測定装置2が制御コマンドのパラメータに応じて前記被試験器1の測定が行われる為、前記制御PC9単独で前記被試験器1の測定を行うことができる。
【0064】
又、前記WEBブラウザ31に表示された前記測定開始・取得ボタン35を押すだけで、前記制御PC9に前記LAN14を介して各種の要求が送信され、該制御PC9は各要求に応じて、該制御PC9を直接操作したのと同様の処理が行われるので、遠隔から前記制御PC9の操作が可能となる。又、設定の変更やデータの取得を行う際も同様であり、前記FTPサーバ18を介してアップロード・ダウンロード処理が行われる。
【0065】
上記の2つの構成により、測定の度に手動で設定を変更することなく前記被試験器1の測定を行うことができ、作業工程の数が減少し、作業量及び作業効率が改善される。又、前記監視PC11は前記LAN14を介して前記制御PC9と接続されている。従って、前記監視PC11と前記制御PC9の距離は離れていてもよく、前記監視PC11の数は1台である必要がない為、遠隔地から、或は複数の場所からでも効率よく前記制御PC9の操作、監視を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】本発明に於ける自動測定システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明に於ける自動測定システムの要部拡大ブロック図である。
【図3】本発明に於ける自動測定システムのプログラムファイルの一例である。
【図4】本発明に於ける画面操作のイメージを示すブロック図である。
【図5】本発明に於ける制御装置のフローチャートである。
【図6】本発明に於ける監視装置のフローチャートである。
【図7】本発明に於ける監視装置のフローチャートである。
【図8】従来の測定システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
【0067】
1 被試験器
2 測定装置
9 制御PC
11 監視PC
15 制御処理部
16 記憶部
17 WEBサーバ
18 FTPサーバ
19 入出力部
21 表示操作部
22 測定プログラムファイル
23 測定実行ファイル
24 設定ファイル
29 表示操作部
31 WEBブラウザ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御装置と監視装置を用いて測定装置により被試験器を測定する自動測定システムであって、前記制御装置と前記監視装置は通信可能に接続され、前記制御装置は測定プログラムと、該測定プログラムに基づき測定装置毎、測定項目毎に制御、測定する制御手段及び測定手段を具備し、前記監視装置は測定状況を監視する監視手段と、測定を開始する開始手段と、前記測定プログラムのアップロードやダウンロードを行うファイル操作手段とを具備することを特徴とする自動測定システム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2010−117217(P2010−117217A)
【公開日】平成22年5月27日(2010.5.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−289830(P2008−289830)
【出願日】平成20年11月12日(2008.11.12)
【出願人】(000001122)株式会社日立国際電気 (5,007)
【Fターム(参考)】